JP5215201B2 - グロメット - Google Patents

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Description

本発明は、ゴム等の弾性材料で構成され、一方のパネルと当該一方のパネルに対して回転自在に設けられた他方のパネルとの間に掛け渡されるワイヤハーネスを内側に収容するグロメットに関する。
移動体としての自動車には、一般にヘッドランプ及びテールランプ等のランプ類、スタータモータ及びエアコンディショナ用のモータ等のモータ類等の多種多様な電子機器が搭載されている。前述した電子機器に電力を供給するために、前記自動車はワイヤハーネスを配索している。
ワイヤハーネスは、互いに束ねられた複数の電線と、これら電線の端末等に取り付けられたコネクタ等を備えている。このようなワイヤハーネスは、自動車の車体を構成する車体パネルと、この車体パネルに対して回転自在に設けられたトランクパネルとに亘って掛け渡されることがあり、この掛け渡されたワイヤハーネスを保護するために従来から種々のグロメット(例えば、特許文献1参照)が用いられている。
この特許文献1に記載されたグロメットは、ゴム等の弾性材料で構成されたグロメット本体と、合成樹脂等のグロメット本体よりも硬質な材料で構成された保持部材とを別体に備えている。
グロメット本体は、前述した車体パネルとトランクパネルとのそれぞれに設けられた孔内に嵌合する筒状の一対の嵌合筒部と、これら一対の嵌合筒部同士を連結した筒状の連結筒部とを一体に備えている。連結筒部は、各嵌合筒部に連なった円筒状でかつ前記嵌合筒部よりも小径の一対の小径筒部と、各小径筒部に連なった蛇腹状の一対の蛇腹筒部と、これら蛇腹筒部同士を連結した円筒状の中央筒部とを備えている。中央筒部両端の外周面には、それぞれ、環状のストッパが突出している。
保持部材は、円筒状の円筒部と、円筒部の外周面から突出した取付部とを備えている。円筒部は、開閉及び係止可能に形成され、前述したストッパ間に位置付けられて中央筒部の外周に取り付けられる。取付部は、前述した車体パネルとトランクパネルを連結したヒンジ部に取付可能な形状に形成されている。
前述したグロメットは、一方の嵌合筒部と連結筒部と他方の嵌合筒部とに亘って、即ち全長に亘って筒状に形成され、内側にワイヤハーネスを通す。そして、グロメットは、一方の嵌合筒部が車体パネルとトランクパネルとのうちの一方に設けられた孔内に嵌合し、他方の嵌合筒部が車体パネルとトランクパネルとのうちの他方に設けられた孔内に嵌合して、ワイヤハーネスを車体パネルとトランクパネルとに亘って配索する。
さらに、グロメットは、保持部材の円筒部がグロメット本体の中央筒部に取り付けられかつ取付部が前述したヒンジ部に取り付けられて、トランクパネルが車体パネルに対して回転し連結筒部が曲がったり伸ばされたりする際に、連結筒部の曲がる方向(形状)を規制している。そして、グロメットは、保持部材によって、連結筒部が車体パネルに取り付けられた周辺部品、車体パネルやトランクパネル等に接触して破損することを防止している。
特許第3944067号公報
前述した特許文献1に記載されたグロメットは、グロメット本体に取り付けられた保持部材がヒンジ部に取り付けられることによって、連結筒部が周辺部品等に接触することを防止している。しかしながら、ヒンジ部は自動車の種類によって形状が異なることがあり、さらには設けられていないこともあるので、前述したグロメットは汎用性が低いといった問題があった。
そこで、図9に示すグロメット101のように、グロメット本体102の蛇腹筒部125に取付部材103を取り付けて、蛇腹筒部125の曲がる方向(形状)を規制することが考えられる。このグロメット本体102は、前述した特許文献1に記載されたグロメット本体において中央筒部部分も蛇腹状に形成されたものである。取付部材103は、全周に亘って一定長の円筒状に形成され、蛇腹筒部125の外周に取り付けられている。
しかしこのグロメット101は、トランクパネル192が車体パネル191に近づく方向に回転すると(図9に示す状態)、取付部材103によって蛇腹筒部125が幅広なU字状に曲がるので、周辺部品194等に接触しやすいといった問題があった。
本発明は、このような問題を解決することを目的としている。即ち、本発明は、汎用性が高くかつ蛇腹筒部をコンパクトに曲げることができ、蛇腹筒部が周辺部品等に接触して破損することを防止できるグロメットを提供することを目的としている。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、一端部が一方のパネルの孔内に嵌合し、他端部が前記一方のパネルに対して回転自在に設けられた他方のパネルの孔内に嵌合するとともに、中央部に設けられかつ山部と谷部とが交互に複数配されて蛇腹状に形成された蛇腹筒部を備えたグロメット本体と、前記蛇腹筒部の外周に取り付けられる取付部材と、を備えたグロメットにおいて、半円筒状に形成され、前記蛇腹筒部の前記他方のパネルの回転中心から離れた側の外周面に重ねられる一方の取付部と、前記一方の取付部よりも当該一方の取付部の長手方向に沿った長さが短く形成され、前記蛇腹筒部の前記他方のパネルの回転中心と相対する側の外周面に重ねられて前記一方の取付部に取り付けられて、前記一方の取付部との間に前記蛇腹筒部を縮径させた状態で挟む他方の取付部と、を備えたことを特徴としたグロメットである。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載されたグロメットにおいて、前記一方の取付部と前記他方の取付部の一端部同士を互いに連結する連結部と、前記一方の取付部の他端部に設けられた係合部と、前記他方の取付部の他端部に設けられかつ前記係合部と係合可能な係合受け部と、を備えたことを特徴としたグロメットである。
請求項3に記載された発明は、請求項1または請求項2に記載されたグロメットにおいて、前記他方の取付部の前記長さが、前記谷部の幅よりも短く形成されたことを特徴としたグロメットである。
請求項4に記載された発明は、請求項1ないし請求項3のうちいずれか一項に記載されたグロメットにおいて、前記他方の取付部が、前記一方の取付部の長手方向中央に取り付けられたことを特徴としたグロメットである。
請求項5に記載された発明は、請求項1ないし請求項4のうちいずれか一項に記載されたグロメットにおいて、前記一方の取付部と前記他方の取付部とのうち少なくともいずれか一方の前記蛇腹筒部に重ねられる表面から突出して設けられ、前記谷部内に位置付けられる突部を備えたことを特徴としたグロメットである。
請求項1に記載された発明によれば、蛇腹筒部の他方のパネルの回転中心と相対する側の外周面に重ねられる他方の取付部が、蛇腹筒部の前記回転中心から離れた側の外周面に重ねられる一方の取付部よりも短く形成され、一方の取付部との間に蛇腹筒部を縮径された状態で挟む。このため、他方のパネルが回転して一方のパネルに近づくと、蛇腹筒部の取付部材の取り付けられた部分は、一対の取付部間に挟まれた部分が一方の取付部から離れず、一対の取付部間に挟まれていない部分が一方の取付部から離れて他方の取付部側に近づく方向に変位する。
したがって、蛇腹筒部をよりコンパクトな(幅狭な)略U字状に曲げることができ、蛇腹筒部が周辺部品等に接触して破損することを防止できる。また、蛇腹筒部に取付部材を取り付けるだけでよいので、汎用性を向上させることができる。また、一方の取付部や他方の取付部の長さをそれぞれ変更することによって、周辺部品等のレイアウトに合わせて蛇腹筒部の曲がる方向(形状)を自由に変更することができる。また、より長尺な一方の取付部が周辺部品等により近い蛇腹筒部の外周面に配されるので、蛇腹筒部の取付部材の取り付けられた部分近傍が周辺部品等に接触した場合であっても、蛇腹筒部が直接周辺部品等に接触することを防止できる。
請求項2に記載された発明によれば、連結部が一方の取付部と他方の取付部を互いに連結しており、一方の取付部の係合部と他方の取付部の係合受け部とが互いに係合して取付部材が組み立てられる。したがって、取付部材が1部品になって部品数を削減でき、取扱性を向上させることができるとともに、一方の取付部と他方の取付部を簡単かつ確実に取り付けることができる。
請求項3に記載された発明によれば、他方の取付部の一方の取付部の長手方向に沿った長さが、蛇腹筒部の谷部の幅よりも短く形成されているので、他方の取付部が谷部内に位置付けられる。したがって、取付部材を蛇腹筒部の長手方向の所望の位置に位置ずれすることなく取り付けることができ、周辺部品等のレイアウトに合わせて蛇腹筒部の曲がる位置(曲がらない位置)を自由に変更することができる。
請求項4に記載された発明によれば、短尺な他方の取付部が、長尺な一方の取付部の長手方向中央に取り付けられている。このため、蛇腹筒部の取付部材の取り付けられた部分は、その両端が一方の取付部から離れて他方の取付部側に近づく方向に変位して、略U字状に曲がる。したがって、蛇腹筒部をさらに確実にコンパクトに曲げることができる。
請求項5に記載された発明によれば、突部が、一方の取付部と他方の取付部とのうち少なくともいずれか一方の蛇腹筒部に重ねられる表面から突出して設けられ、蛇腹筒部の谷部内に位置付けられる。したがって、取付部材を蛇腹筒部の長手方向の所望の位置に位置ずれすることなく取り付けることができ、周辺部品等のレイアウトに合わせて蛇腹筒部の曲がる位置(曲がらない位置)を自由に変更することができる。
本発明の第1の実施形態にかかるグロメットを示す斜視図である。 図1に示されたプロテクタを拡大して示す斜視図である。 図1中のA部分の拡大図である。 図1に示されたグロメットの要部を拡大して示す側面図である。 (a)図1に示されたトランクパネルが車体パネルに近づく方向に回転した際のグロメットの概要を示す説明図である。(b)(a)に示されたトランクパネルが車体パネルから離れる方向に回転した際のグロメットの概要を示す説明図である。 図1に示されたグロメットの変形例を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態にかかるグロメットの取付部材を示す斜視図である。 図7に示された取付部材が取り付けられたグロメットの要部を拡大して示す側面図である。 従来のグロメットの概要を示す説明図である。
以下、本発明の第1の実施形態にかかるグロメット1Aを図1ないし図5を参照して説明する。本発明の第1の実施形態にかかるグロメット1Aは、移動体としての自動車に搭載される。グロメット1Aは、図1に示すように、グロメット本体2と、取付部材としてのプロテクタ3とを備えている。
グロメット本体2は、ゴム等の弾性材料で構成され、図1に示すように、長尺な円筒状に形成されている。グロメット本体2は、一対の嵌合筒部21、22と連結筒部23とを一体に備えている。一対の嵌合筒部21、22は、それぞれ、外観が厚手の円盤状の円筒状に形成されている。
一方の嵌合筒部21は、グロメット本体2の長手方向の一端部2aに設けられ、前記自動車の車体を構成する一方のパネルとしての車体パネル91の孔91a内に嵌合して、車体パネル91に取り付けられる。
他方の嵌合筒部22は、グロメット本体2の長手方向の他端部2bに設けられ、他方のパネルとしてのトランクパネル92の孔92a内に嵌合して、トランクパネル92に取り付けられる。このトランクパネル92は、一端部が図示しないヒンジ等によって車体パネル91に取り付けられ、図5に示すように、前記一端部を中心に車体パネル91に対して矢印P1方向に回転自在に設けられている。一端部は、トランクパネル92が車体パネル91に対して回転する際の回転中心をなしており、以下、回転中心Pと呼ぶ。
また、一方の嵌合筒部21には、図1に示すように、外側小径筒部21aが連なっている。外側小径筒部21aは、外径が一方の嵌合筒部21よりも小径の円筒状に形成されている。外側小径筒部21aは、一方の嵌合筒部21の内縁部から、他方の嵌合筒部22から離れる方向に延びて設けられ、一方の嵌合筒部21と同軸に配されている。
また、他方の嵌合筒部22には、ハーネス固定片22aが連なっている。ハーネス固定片22aは、帯板状に形成され、他方の嵌合筒部22の内縁部から、一方の嵌合筒部21から離れる方向に延びて設けられている。
連結筒部23は、一対の小径筒部24、24と蛇腹筒部25とを備えている。一対の小径筒部24、24は、それぞれ、嵌合筒部21、22に連なった円筒状に形成されている。小径筒部24は、嵌合筒部21、22から互いに近づく方向に延びて設けられている。小径筒部24の外径は、嵌合筒部21、22の外径よりも小さく形成され、全長に亘って一定に形成されている。
蛇腹筒部25は、一対の小径筒部24、24間に配されてこれら一対の小径筒部24、24を互いに連結しており、グロメット本体2の長手方向の中央部2cに設けられている。蛇腹筒部25は、蛇腹状の円筒状に形成されている。蛇腹筒部25の最大外径(後述する山部25aの頂部の外径)は、小径筒部24の外径と等しく形成されている。蛇腹筒部25の内径は、全長に亘って一定に形成されている。蛇腹筒部25の外周面には、山部25aと谷部25bとがそれぞれ複数設けられている。
山部25aは、蛇腹筒部25の中心軸から離れる方向に凸に形成され、蛇腹筒部25の全周に亘って同一形状に形成されている。複数の山部25aは、互いに等間隔をあけて配されている。谷部25bは、蛇腹筒部25の中心軸に近づく方向に凹に形成され、蛇腹筒部25の全周に亘って等しい幅及び深さに形成されている。複数の谷部25bは、互いに等間隔をあけて配されている。そして、蛇腹筒部25は、これら山部25aと谷部25bとが交互に複数配されて蛇腹状に形成されている。
前述した構成のグロメット本体2は、外側小径筒部21aと一方の嵌合筒部21と連結筒部23と他方の嵌合筒部22とに亘って、即ち全長に亘って円筒状に形成され、内側に前述した自動車に配索されるワイヤハーネス93(図1中、二点鎖線で示す)を通す。そして、グロメット本体2は、ハーネス固定片22aとワイヤハーネス93の外周にテープが巻かれるとともに、外側小径筒部21aとワイヤハーネス93の外周にテープが巻かれて、ワイヤハーネス93に固定される。そして、グロメット本体2は、一方の嵌合筒部21即ち一端部2aが車体パネル91の孔91a内に嵌合し、他方の嵌合筒部22即ち他端部2bがトランクパネル92の孔92a内に嵌合して、ワイヤハーネス93を車体パネル91とトランクパネル92とに亘って配索する。
プロテクタ3は、合成樹脂等で構成され、グロメット本体2よりも硬質な材料で構成されている。プロテクタ3は、図1に示すように、グロメット本体2の蛇腹筒部25の外周に取り付けられる。プロテクタ3は、図2に示すように、一方の取付部としての半円筒部31と、他方の取付部としてのバンド部32と、これら半円筒部31の周方向の一端部31aとバンド部32の長手方向の一端部32aとを互いに連結する連結部33とを一体に備えている。
半円筒部31は、半円筒状(樋状)に形成され、蛇腹筒部25の最大外径と略同一曲率で湾曲している。半円筒部31は、内面31cが前述した回転中心Pから離れた側の蛇腹筒部25の外周面に重ねられて、内側に蛇腹筒部25を位置付ける。半円筒部31には、突部としてのリブ34と、係合部としてのロック部35とが設けられている。
リブ34は、半円筒部31の蛇腹筒部25に重ねられる内面(表面)31cから突出している。リブ34は、半円筒部31の周方向に沿って延びたリブ状に形成され、半円筒部31の周方向の一端部31aと他端部31bとの間の全長に亘って形成されている。リブ34は、蛇腹筒部25の谷部25b内に進入可能な幅かつ形状に形成されている。
前述したリブ34は、互いに平行に複数(図示例では3つ)設けられている。これらリブ34は、半円筒部31の長手方向に沿って互いに間隔をあけている。この間隔は、蛇腹筒部25の互いに隣り合う谷部25b間の間隔の自然数倍とされている。このため、各リブ34は、中立状態(弾性変形していない状態)かつ伸びた状態の蛇腹筒部25の谷部25b内に進入可能である。リブ34は、図3に示すように、半円筒部31が前記状態の蛇腹筒部25に重ねられると谷部25b内に位置付けられる。
ロック部35は、図2に示すように、半円筒部31の周方向の他端部31bかつ半円筒部31の長手方向中央に設けられている。ロック部35は、箱状に形成され、半円筒部31の外面31dから突出している。ロック部35には、ロック孔35aと、ロック突部35bとが設けられている。
ロック孔35aは、平面形状が矩形状に形成され、図2中の上下方向に沿ってロック部35を貫通している。ロック孔35aには、図2中上方から下方に向かって矢印Bに沿ってバンド部32が挿入される。
ロック突部35bは、ロック孔35aの半円筒部31寄りの内面から突出している。ロック突部35bには、テーパ面と係止面とが設けられている。テーパ面は、ロック突部35bの矢印B方向後方側に形成され、矢印B方向の反対方向にいくにしたがって徐々にロック孔35aの前記内面に近づく方向に傾斜している。係止面は、ロック突部35bの矢印B方向前方側に形成され、矢印B方向に直交する方向に沿って平坦に形成されている。
バンド部32は、図2に示すように、半円筒部31の長手方向に直交する方向に延びた帯板状に形成され、可撓自在に設けられている。バンド部32は、長手方向の一端部32aが連結部33に連なり、他端部(以下、先端部32bという)が初期状態において一端部32aよりも半円筒部31から離れた側に配されている。
また、図4に示すように、バンド部32の幅W1(バンド部32の半円筒部31の長手方向に沿った長さ)は、半円筒部31の長さLよりも短く形成され、かつ谷部25bの幅X(山部25aの頂部間の間隔)よりも狭く形成されている。このため、蛇腹筒部25のプロテクタ3の取り付けられた部分は、半円筒部31側には曲がらないが、バンド部32側には曲がることができる(図4中、一点鎖線で示す)。
また、図2に示すように、バンド部32の一方の表面32cには、半円筒部31のロック部35と係合可能な係合受け部としてのロック突起36が設けられている。ロック突起36は、バンド部32の長手方向に沿って並んで複数設けられ、鋸歯状に形成されている。ロック突起36は、バンド部32の先端部32bを含めたバンド部32の略全長に亘って設けられている。このため、バンド部32は、長手方向の略任意の位置でロック部35と係合可能であり、半円筒部31との間に蛇腹筒部25を縮径させた状態で挟むことができる。縮径とは、蛇腹筒部25を径方向に弾性変形させて外径を小さくすることを意味する。
また、ロック突起36には、テーパ面と係止面とが設けられている。テーパ面は、ロック突起36のバンド部32の先端部32b側に形成され、バンド部32の先端部32bに近づくにしたがって徐々にバンド部32の表面32cに近づく方向に傾斜している。係止面は、ロック突起36のバンド部32の先端部32bから離れた側に形成され、バンド部32の表面32cに直交する方向に沿って平坦に形成されている。
前述したバンド部32は、ロック突起36の設けられた表面32cが半円筒部31の内面31cと相対する方向に曲げられて、前記表面32cが半円筒部31内に位置付けられた蛇腹筒部25の外周面に重ねられる。前記表面32cは、前述したトランクパネル92の回転中心Pと相対する側の蛇腹筒部25の外周面に重ねられる。そして、バンド部32は、先端部32bのロック突起36が半円筒部31の長手方向中央に設けられたロック部35と係合して、半円筒部31の長手方向中央に、半円筒部31の周方向に沿って取り付けられる。
連結部33は、図2に示すように、矩形平板状に形成されている。連結部33は、半円筒部31の長手方向において、複数のリブ34のうち中央に配されたリブ34と同位置に設けられている。連結部33は、一端が半円筒部31の一端部31aかつ半円筒部31の長手方向中央の外面31dと連なり、他端がバンド部32の長手方向の一端部32aに連なって、これら一端部31a、32a同士を互いに連結している。
前述した構成のグロメット1Aを組み立てる際には、前述のように車体パネル91及びトランクパネル92に嵌合したグロメット本体2において、蛇腹筒部25の曲がりを規制したい部分(図示例では蛇腹筒部25の中央部分)の外周面にプロテクタ3の半円筒部31の内面31cを重ねて、半円筒部31のリブ34を蛇腹筒部25の谷部25b内に位置付ける。このとき、半円筒部31の内面31cが、トランクパネル92の回転中心Pから離れた側の蛇腹筒部25の外周面に重なるようにする。
次いで、バンド部32の表面32cが前記回転中心Pと相対する側の蛇腹筒部25の外周面に重なるようにバンド部32を曲げ、バンド部32を先端部32b側から半円筒部31のロック部35のロック孔35a内に挿入していく。すると、まず、バンド部32の最先端に位置するロック突起36のテーパ面がロック孔35a内に突出したロック突部35bのテーパ面を乗り超えて、前記ロック突起36がロック突部35bと係合する。
さらにバンド部32を押し込んでいくと、前記ロック突起36よりもバンド部32の先端部32bから離れた側のロック突起36のテーパ面が順次ロック突部35bのテーパ面を乗り越えて、バンド部32の先端部32bがロック孔35aを通り抜け、バンド部32が蛇腹筒部25に徐々に近づいていく。
その後、ロック孔35aを通り抜けたバンド部32の先端部32bを引っ張ってバンド部32をさらに蛇腹筒部25に近づけると、バンド部32が谷部25b内に押し込まれてバンド部32と半円筒部31の間で蛇腹筒部25が締め付けられて縮径する。そして、バンド部32のロック突起36とロック部35とが互いに係合し、ロック突起36の係止面とロック突部35bの係止面とが互いに係止して、バンド部32がロック孔35a内に保持される。こうして、バンド部32と半円筒部31との間に縮径された蛇腹筒部25を挟んだ状態で、プロテクタ3が蛇腹筒部25の外周に取り付けられる。
このように組み立てられたグロメット1Aにおいて、トランクパネル92が矢印P1方向に回転して車体パネル91に近づく(トランクが閉じる)と、図5(a)に模式的に示すように、蛇腹筒部25がU字状に曲がる。このとき、蛇腹筒部25のプロテクタ3の取り付けられた部分は、バンド部32に締め付けられた中央部分が半円筒部31から離れず、両端部分が半円筒部31から離れる方向に変位する。そして、蛇腹筒部25は、前記中央部分で折れるようにコンパクトな(幅狭な)U字状に曲がり、車体パネル91に取り付けられた周辺部品94、車体パネル91やトランクパネル92等に接触しなくなる。
この状態から、トランクパネル92が矢印P1方向に回転して車体パネル91から離れる(トランクが開く)と、図5(b)に模式的に示すように、蛇腹筒部25のプロテクタ3の取り付けられた部分は、バンド部32に締め付けられた中央部分が半円筒部31から離れずに、両端部分が半円筒部31に近づくように変位する(必ずしも蛇腹筒部25がプロテクタ3と重ならない)。そして、蛇腹筒部25は、全体としてC字状に曲がる。
本実施形態によれば、バンド部32の幅W1が半円筒部31の長さLよりも短く形成され、半円筒部31との間に蛇腹筒部25を縮径された状態で挟む。このため、トランクパネル92が回転して車体パネル91に近づいたときに、蛇腹筒部25をよりコンパクトな略U字状に曲げることができる。したがって、蛇腹筒部25が車体パネル91に取り付けられた周辺部品94等に接触して破損することを防止できる。
さらに、蛇腹筒部25にプロテクタ3を取り付けるだけでよいので、汎用性を向上させることができる。また、半円筒部31が周辺部品94等により近い蛇腹筒部25の外周面に配されるので、蛇腹筒部25のプロテクタ3の取り付けられた部分近傍が周辺部品94等に接触した場合であっても、蛇腹筒部25が直接周辺部品94等に接触することを防止できる。また、半円筒部31やバンド部32の長さをそれぞれ変更することによって、周辺部品94等のレイアウトに合わせて蛇腹筒部25の曲がる方向(形状)を自由に変更することができる。
また、連結部33が半円筒部31とバンド部32を互いに連結しており、半円筒部31のロック部35とバンド部32のロック突起36とが互いに係合してプロテクタ3が組み立てられる。したがって、プロテクタ3が1部品になって部品数を削減でき、取扱性を向上させることができるとともに、半円筒部31とバンド部32を簡単かつ確実に取り付けることができる。
また、バンド部32の幅W1が、蛇腹筒部25の谷部25bの幅Xよりも短く形成されているので、バンド部32が谷部25b内に位置付けられる。したがって、プロテクタ3を蛇腹筒部25の長手方向の所望の位置に位置ずれすることなく取り付けることができ、またこれによって周辺部品94等のレイアウトに合わせて蛇腹筒部25の曲がる位置(曲がらない位置)を自由に変更することができる。
また、バンド部32が半円筒部31の長手方向中央に取り付けられている。このため、蛇腹筒部25のプロテクタ3の取り付けられた部分は、その両端が半円筒部31から離れてバンド部32側に近づく方向に変位して、略U字状に曲がる。したがって、蛇腹筒部25をさらに確実にコンパクトに曲げることができる。
また、リブ34が半円筒部31の内面31cから突出して設けられ、蛇腹筒部25の谷部25b内に位置付けられる。したがって、プロテクタ3を蛇腹筒部25の長手方向の所望の位置に位置ずれすることなく取り付けることができ、周辺部品94等のレイアウトに合わせて蛇腹筒部25の曲がる位置(曲がらない位置)を自由に変更することができる。
前述した実施形態においては、連結部33が半円筒部31とバンド部32と互いに連結していたが、連結部33を設けずに半円筒部31とバンド部32とを直接連結してもよいし、半円筒部31とバンド部32の一端部31a、32aにそれぞれ互いに係合する係合部及び係合受け部を設けて半円筒部31とバンド部32とを別体で形成してもよい。
また、前述した実施形態においては、リブ34が設けられていたが、バンド部32が蛇腹筒部25を縮径させるように半円筒部31に取り付けられ、またバンド部32が蛇腹筒部25の谷部25b内に位置付けられるので、必ずしもリブ34を設けなくてもよい。また、リブ34のかわりに、柱状の突部を設けてもよい。この場合、柱状の突部は、1つでもよいが、半円筒部31の周方向に沿って並んで複数設けるとリブ34と略同様に機能するので好ましい。
また、前述した実施形態においては、プロテクタ3はグロメット本体2よりも硬質な材料で構成されていたが、必ずしも前記硬質な材料で構成されていなくてもよい。また、前述した実施形態においては、一方のパネルが車体パネル91とされ、他方のパネルがトランクパネル92とされていたが、各パネルはこれら以外でもよく、例えば他方のパネルはドアパネルであってもよい。
また、前述した実施形態においては、バンド部32の幅W1は谷部25bの幅Xよりも幅狭に形成されていたが、バンド部32を図6に示すように谷部25bの幅Xよりも幅広なバンド部32Aとしてもよい。この場合、バンド部32Aは、谷部25b内に位置付けられずに複数の谷部25bを覆うように配されるので、蛇腹筒部25に対するプロテクタ3の位置ずれを防止できないが、半円筒部31にリブ34が設けられているので問題はない。
次に、本発明の第2の実施形態にかかるグロメット1Bを、図7及び図8を参照して説明する。なお、前述した第1の実施形態と同一構成部分には、同一符号を付して説明を省略する。
本発明の第2の実施形態にかかるグロメット1Bは、前述した第1の実施形態のプロテクタ3と異なる形状のプロテクタ4を備えている。プロテクタ4は、図7に示すように、一方の取付部としての半円筒部31と、他方の取付部としての第2半円筒部42と、半円筒部31の一端部31aと第2半円筒部42の周方向の一端部42aとを互いに連結する連結部43とを一体に備えている。半円筒部31には、係合部としてのロック部45が設けられている。
ロック部45は、半円筒部31の他端部31bの外壁31eと、この外壁31eから立設しかつ互いに平行な一対の立設壁45aと、これら立設壁45aを互いに連結した連結壁45bとから構成され、角筒状に形成されている。前記半円筒部31の外壁31eには、半円筒部31の端面から直線状に当該外壁31eを切り欠いた切り欠き部45cが形成されている。また、連結壁45bには、当該連結壁45bの中央を貫通しかつ平面形状が矩形状のロック孔45dが設けられている。ロック部45は、図7中の上下方向に沿って開口している。ロック部45内には、図7中の上方から下方に向かって矢印Bに沿って第2半円筒部42の後述するロック爪48が挿入される。
第2半円筒部42は、短い半円筒状(短樋状)に形成され、半円筒部31と略同一曲率で湾曲している。第2半円筒部42は、周方向の一端部42aが連結部43に連なり、他端部42bが初期状態において一端部42aよりも半円筒部31から離れた側に配されている。
また、図7に示すように、第2半円筒部42の幅W2(第2半円筒部42の半円筒部31の長手方向に沿った長さ)は、半円筒部31の長さLよりも短く形成され、かつ複数の谷部25bを覆うことができる幅に形成されている。このため、蛇腹筒部25のプロテクタ4の取り付けられた部分は、半円筒部31側には曲がらないが、第2半円筒部42側には曲がることができる(図8中、一点鎖線で示す)。第2半円筒部42には、図7に示すように、突部としてのリブ44と、係合受け部としてのロック爪48とが設けられている。
リブ44は、第2半円筒部42の蛇腹筒部25に重ねられる内面(表面)42cから突出している。リブ44は、半円筒部31のリブ34と同一形状に形成されている。リブ44は、第2半円筒部42の中心軸方向中央に1つ設けられ、半円筒部31の複数のリブ34のうち中央に配されたリブ34と同位置に設けられている。
ロック爪48は、第2半円筒部42の周方向の他端部42bから当該第2半円筒部42の周方向に沿って突出している。ロック爪48には、突状部48a(図7)と、ロック突起48b(図8)とが設けられている。突状部48aは、ロック爪48の第2半円筒部42の内面42c側の一方の表面から突出し、前記一方の表面の中央にロック爪48の突出する方向に沿って延びたリブ状に形成されている。
ロック突起48bは、ロック爪48の第2半円筒部42の外面側の他方の表面から突出している。ロック突起48bには、テーパ面と係止面とが設けられている。テーパ面は、ロック突起48bのロック爪48先端側に形成され、ロック爪48先端に近づくにしたがって徐々に前記他方の表面に近づく方向に傾斜している。係止面は、ロック突起48bのロック爪48基端側に形成され、前記他方の表面に直交する方向に沿って平坦に形成されている。
前述したロック爪48のロック突起48bがロック部45のロック孔45d内に位置付けられてロック爪48とロック部45とが互いに係合すると、第2半円筒部42が半円筒部31に取り付けられて筒状になる。ロック突起48bとロック孔45dとは、前記筒状の部分の内径が少なくとも蛇腹筒部25の最大外径よりも小さくなるような位置にそれぞれ設けられている。このため、蛇腹筒部25の前記筒状の部分に位置付けられた部分は、ロック爪48とロック部45とが互いに係合すると縮径される。
連結部43は、長尺薄板状の板ヒンジ状に形成され、可撓自在に設けられている。連結部43は、一端が半円筒部31の一端部31aかつ半円筒部31の長手方向中央の外面31dと連なり、他端が第2半円筒部42の周方向の一端部42aの外面に連なって、これら一端部31a、42a同士を互いに連結している。
前述したプロテクタ4をグロメット本体2に取り付ける際には、トランクパネル92の回転中心Pから離れた側の蛇腹筒部25の外周面に半円筒部31の内面31cを重ねる。その後、第2半円筒部42の内面42cが前記回転中心Pと相対する側の外周面に重なるように第2半円筒部42を蛇腹筒部25に近づけていき、ロック爪48をロック部45内に挿入していく。すると、ロック部45の連結壁45bがロック爪48のロック突起48bと当接した後にロック突起48bのテーパ面上に乗り上げて、連結壁45bと半円筒部31の外壁31eの間の間隔が押し広げられる。
そして、さらに第2半円筒部42を蛇腹筒部25に近づけてロック爪48をロック部45内に挿入していくと、突状部48aが切り欠き部45c内に進入するとともに、第2半円筒部42と半円筒部31の間で蛇腹筒部25が締め付けられて当該蛇腹筒部25が縮径していく。
その後、ロック突起48bがロック部45のロック孔45d内に位置付けられると、連結壁45bと半円筒部31の外壁31e間の間隔が中立状態に復帰してロック爪48とロック部45とが互いに係合し、ロック突起48bの係止面とロック孔45dの内面とが互いに係止して、ロック爪48がロック部45内に保持される。こうして、第2半円筒部42と半円筒部31との間に縮径された蛇腹筒部25を挟んだ状態で、プロテクタ4が蛇腹筒部25の外周に取り付けられる。
本実施形態においても、トランクパネル92が回転して車体パネル91に近づいたときに、蛇腹筒部25をよりコンパクトな(幅狭な)略U字状に曲げることができ、蛇腹筒部25が周辺部品等に接触して破損することを防止できる。
また、本実施形態においては、半円筒部31と第2半円筒部42の内面31c、42cにそれぞれリブ34、44が設けられている。したがって、プロテクタ4を蛇腹筒部25の長手方向の所望の位置に位置ずれすることなく取り付けることができ、周辺部品等のレイアウトに合わせて蛇腹筒部25の曲がる位置(曲がらない位置)を自由に変更することができる。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1A、1B グロメット
2 グロメット本体
2a 一端部
2b 他端部
2c 中央部
3、4 プロテクタ(取付部材)
25 蛇腹筒部
25a 山部
25b 谷部
31 半円筒部(一方の取付部)
31a 一端部
31b 他端部
31c 内面(表面)
32 バンド部(他方の取付部)
32a 一端部
32b 先端部(他端部)
33 連結部
34 リブ(突部)
35 ロック部(係合部)
36 ロック突起(係合受け部)
42 第2半円筒部(他方の取付部)
42a 一端部
42b 他端部
42c 内面(表面)
43 連結部
44 リブ(突部)
45 ロック部(係合部)
48 ロック爪(係合受け部)
91 車体パネル(一方のパネル)
91a 孔
92 トランクパネル(他方のパネル)
92a 孔
P 回転中心
W1 バンド部の幅
W2 第2半円筒部の幅
L 半円筒部の長さ
X 谷部の幅

Claims (5)

  1. 一端部が一方のパネルの孔内に嵌合し、他端部が前記一方のパネルに対して回転自在に設けられた他方のパネルの孔内に嵌合するとともに、中央部に設けられかつ山部と谷部とが交互に複数配されて蛇腹状に形成された蛇腹筒部を備えたグロメット本体と、
    前記蛇腹筒部の外周に取り付けられる取付部材と、を備えたグロメットにおいて、
    半円筒状に形成され、前記蛇腹筒部の前記他方のパネルの回転中心から離れた側の外周面に重ねられる一方の取付部と、
    前記一方の取付部よりも当該一方の取付部の長手方向に沿った長さが短く形成され、前記蛇腹筒部の前記他方のパネルの回転中心と相対する側の外周面に重ねられて前記一方の取付部に取り付けられて、前記一方の取付部との間に前記蛇腹筒部を縮径させた状態で挟む他方の取付部と、を備えたことを特徴とするグロメット。
  2. 前記一方の取付部と前記他方の取付部の一端部同士を互いに連結する連結部と、前記一方の取付部の他端部に設けられた係合部と、前記他方の取付部の他端部に設けられかつ前記係合部と係合可能な係合受け部と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載のグロメット。
  3. 前記他方の取付部の前記長さが、前記谷部の幅よりも短く形成されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のグロメット。
  4. 前記他方の取付部が、前記一方の取付部の長手方向中央に取り付けられたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちいずれか一項に記載のグロメット。
  5. 前記一方の取付部と前記他方の取付部とのうち少なくともいずれか一方の前記蛇腹筒部に重ねられる表面から突出して設けられ、前記谷部内に位置付けられる突部を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のうちいずれか一項に記載のグロメット。
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