JP5214497B2 - プッシュスイッチ - Google Patents

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Description

本発明は、固定側接点に対して離間配置した可動側接点を対向線上でストロークさせて互いに接触させることにより電気回路を閉じるように構成したプッシュスイッチに関する。
従来のこの種プッシュスイッチとして、たとえば特開2005−149739号公報に開示されたものがある。このプッシュスイッチは、車両のブレーキペダルに付設されて、取り付け状態でケース内に押し込まれた操作軸が可動接点を固定接点から離間させており、ブレーキペダルを踏むと、操作軸がケース外方向へ移動可能となり、接圧ばねに付勢された可動接点がストロークして固定接点に接触するようになっている。ここで、可動接点は2つの接点部間の中間を1つの接圧ばねで付勢されている。
ところで、プッシュスイッチの操作時には各接点の対向面同士が垂直に接近、離反するが、この可動側接点と固定側接点の対向面間には作動に伴う磨耗粉が介在したり、接点間にアークが飛んで、炭化物や酸化物が堆積して絶縁膜を形成することが多く、この場合には、いわゆる接触不良を呈して動作不安定となる。
そこで、上記従来のプッシュスイッチでは、可動接点が固定接点に接触する直前において弾性部材によって可動接点をそのストローク方向に対して横方向に移動するように構成されており、これにより接点同士の接触面のワイピングを行い、磨耗粉や炭化物、酸化物など(以下、これらを総称して異物という)を除去するようになっている。
特開2005−149739号公報
しかしながら、上記従来のプッシュスイッチでは、接点同士の接触面のワイピングのために接圧ばね15に加えて別部材の弾性部材18を備え、換言すれば2種類の部品を要するので、製作コストが高いとともに、管理面での手間もかかり、結局管理コストも上昇するという問題があった。
上記のプッシュスイッチは操作軸がケース外方向へ移動したときに可動接点が固定接点に接触する形式のものであるが、操作軸(プッシュロッド)を押し込んだときに可動接点が固定接点に接触するものにおいても、同様の問題が生じる。
そこで本発明は、上記に鑑み、管理の手間やコストアップを招かず、接点接触面の異物を除去して安定したスイッチング動作が得られるようにしたプッシュスイッチを提供することを目的とする。
このため、本発明は、
ケースがダイヤフラムによりプッシュロッド収容室と接点収容室に区画され、
プッシュロッド収容室には、一端がケースより突出するプッシュロッドが配置され、
接点収容室には、ダイヤフラムから離間した底壁に固定側接点が設けられるとともに、該固定側接点に対向して配置され可動側接点を取り付けた可動接点盤と、ダイヤフラムに頭部を当接させたプランジャとが収容され、
可動接点盤と底壁との間に同一サイズおよび同一特性の第1スプリングと第2スプリングが設けられて、可動接点盤が底壁から離間する方向に付勢され、
第1スプリングと第2スプリングはそれぞれ一端が可動接点盤における可動側接点を挟んで離間した点を支持するとともに、それぞれ他端が底壁における支持位置を可動接点盤方向に異ならせており、
プランジャは、頭部の裏面側に押圧面を備える押さえ部を有し、該押さえ部を第1スプリングと第2スプリングで付勢された可動接点盤に当接させて、
プッシュロッドの押し込みに連動して、ダイヤフラムを介してプッシュロッドの移動がプランジャに伝達され、可動接点盤を底壁方向に移動させて可動側接点を固定側接点と接触させるように構成したプッシュスイッチとした。
本発明によれば、底壁における支持位置の高さが異なる第1スプリングと第2スプリングで支持された可動接点盤は、傾斜姿勢でストロークするので、そのため可動側接点も傾斜姿勢で固定側接点と接触し、その後、プランジャの押さえ部に押圧されて可動接点盤の傾斜が変化する間、可動側接点と固定側接点の接触点が変化し、ワイピングが行われる。
これにより、接触面の異物が除去されて安定したスイッチング動作が得られる。また、第1スプリングと第2スプリングは同一のスプリングを2個用いるものであって、部品の種類を増やすことなく、低コストで実現される。

実施の形態の全体構成を示す縦断面図である。 図1に対して軸回り90°位置における縦断面図である。 接点収容室の底壁における固定接点板とスプリング受け部の配置を示す図である。 可動接点盤を接点収容室の底壁側から見た図である。 スイッチ動作の過程を示す図である。
次に本発明の実施の形態について説明する。
図1は実施の形態の全体構成を示す縦断面図、図2は図1に対して軸回り90°位置における縦断面図である。
プッシュスイッチ1は、後述する可動接点盤40と固定接点板32をケーシング2内に収納して構成される。
ケーシング2は第1ケース3と第2ケース4からなり、第1ケース2は金属製で主としてプッシュロッド20を収容し、第2ケース4は樹脂製で可動接点盤40と固定接点板32を収容するとともに、コネクタ部を形成している。
プッシュロッド20はその丸軸状の操作部21を第1ケース3の先端から外部へ突出させ、第1ケース3内には操作部21よりも大径のつば部22を備えている。
なお、このプッシュスイッチ1は、ケーシング2から突出するプッシュロッド20を押し込むことによりONするタイプのスイッチである。図1、図2はプッシュロッド20を突出させた自由状態(OFF)を示している。
第1ケース3には、先端に開口してプッシュロッド20の操作部21をガイドする第1穴5と、第1穴5に連通してつば部22を収容する第2穴6と、これに続いてさらに大径の第3穴7が形成され、最後に第2ケース4側の後端は肉厚が薄いカシメ部8となっている。
第1穴5と第2穴6がプッシュロッド収容室Rpとなる。
第1ケース3の外周は、先端部がねじ部9となっており、ねじ部9とカシメ部8の間はナット部10となっている。
第2ケース4は、第1ケース3側に開口する接点収容室Rsと、第1ケース3とは反対側に開口するコネクタ部としてのレセプト凹部11を備えている。
第2ケース4の外周は、第1ケース3側先端部が第1ケースの第3穴7と整合する径を有し、続いて、カシメ部8の内径に整合する膨出部13を有している。第1ケース3と第2ケース4はこの膨出部13をカシメ部8内に抱え込んでカシメることにより互いに結合されている。
なお、15は図示しない相手方コネクタの嵌め込み用ガイド部である。
第1ケース3の各穴5、6、7、カシメ部8、ねじ部9、ナット部10等の各中心はプッシュスイッチ1全体の軸芯上に一直線に整列している。
第2ケース4の接点収容室Rsの開口端面と、第1ケース3における第2穴6と第3穴7間の肩(段差部)との間に、弾性体からなるダイヤフラム16の周縁が挟まれ、プッシュロッド収容室Rpと接点収容室Rsとの間をシールしている。
プッシュロッド20には、つば部22の後端面に開口する穴23が設けられ、穴23に中継部材25を保持している。中継部材25は、長手方向中間につば26を備える丸軸で、穴23の開口端に嵌め込まれたスナップリング27につば26が係合して穴23からの抜けが規制されている。つば26と穴23の底壁との間にスプリング28が設けられ、中継部材25はスプリング28により抜け方向(ダイヤフラム16側へ突出方向)に付勢されてスナップリング27に着座している。
接点収容室Rsの底壁には、軸芯に形成されたガイド穴30を挟んで、それぞれ接点33を備える2つの固定接点板32が対称に配置されるとともに、同じくガイド穴30を挟んで、スプリング受け部35aと35bが対称に形成されている。
図3に示すように、固定接点板32の接点33、33の中心を結ぶ線j1とスプリング受け部35a、35bの中心を結ぶ線j2は互いに直交している。
スプリング受け部35a、35bは底壁から掘り下げた凹部になっており、中心にはそれぞれ突起36a、36bが立ち上がっている。
固定接点板32は、図1に示すように、第2ケース4の樹脂内をモールドされてレセプト凹部11へ延び、その先端はコネクタ端子37となっている。
スプリング受け部35a、35bにはそれぞれ突起36a、36bに位置決めされて同一特性のリターンスプリング39、39の各一端が保持されている。そして、両リターンスプリング39は他端において可動接点盤40を支持している。
図4は接点収容室Rsの底壁側から見た可動接点盤40を示す。可動接点盤40は平面形が十字形状の導電性の金属製で、中心に形成された貫通穴41を挟んで、対称の位置に接点42、42を備え、同じく貫通穴41を挟んで、スプリング受け突部43、43が対称に形成されている。
接点42、42の中心を結ぶ線j3とスプリング受け突部43、43の中心を結ぶ線j4は互いに直交している。すなわち、スプリング受け突部43、43は接点42を挟んで離間している。可動接点盤40の接点42、42間の距離は固定接点板32における接点33、33間の距離と同一に設定され、スプリング受け突部43、43間の距離は接点収容室Rsの底壁における突起36、36間の距離と同一に設定されている。
ここで、2つのスプリング受け部35a、35bはその軸方向の深さ(可動接点盤40方向の高さ位置)が異なり、図2において右側のスプリング受け部35bは左側のスプリング受け部35aよりも凹部の底位置が高くなっている。このため、同一特性のリターンスプリング39、39に支持された可動接点盤40はスプリング受け部35a、35bの高さの差分だけ傾斜している。ただし、可動接点盤40はその接点42、42を結ぶ方向に沿っては図1に示されるとおり傾斜しない。
なお、接点収容室Rsの側壁には可動接点盤40の軸芯まわりの回動を規制するガイド44が形成されている。
可動接点盤40の貫通穴41にはプランジャ45の軸部48が挿し通され、軸部48の先端は接点収容室Rs底壁のガイド穴30に挿入されている。
プランジャ45の頭部46は、プッシュロッド20側の表面が凸のラウンド形状をなし、軸部48側の裏面が軸部より大径の平坦面49をなす押さえ部47となっており、押さえ部47の平坦面49は軸方向に対して垂直となっている。
プランジャ45の頭部46はその表面をダイヤフラム16に当接させている。
図1、図2の自由状態において、プッシュロッド20はそのつば部22を第1ケース3における第1穴5と第2穴6間の肩(段差部)に当接させて先端をケーシング2から突出させ、中継部材25は前述のようにスプリング28により付勢されてスナップリング27に着座している。そして中継部材25の後端がダイヤフラム16を介してプランジャ45の頭部46を押圧する一方、可動接点盤40はリターンスプリング39によりプランジャ45の押さえ部47に押し付けられて、その接点42が固定接点板32の接点33から離間した状態に保持されている。
ここで、中継部材25をプランジャ45方向に付勢するスプリング28の力は、2つのリターンスプリング39、39が可動接点盤40を固定接点板32から離間させる方向に付勢する力よりも大きく設定されている。
なお、後述するように、プランジャ45が中継部材25によりさらに押し下げられていくと、プランジャ45の押さえ部47に押されて可動接点盤40が押し下げられ、可動接点盤40と固定接点板32の接点同士が接触することになるが、接点収容室Rs底壁のガイド穴30はこの時点までプランジャ45の軸部48の先端が底突きしない程度の深さとなっている。
つぎに、以上のように構成されたプッシュスイッチ1の動作について説明する。
図5はプランジャ45の移動に伴って変化する接点収容室Rs内における可動接点盤40と固定接点板32の関係を示す。
まず、プッシュロッド20がケーシング2から突出している自由状態では、図5の(a)に示すように、可動接点盤40は固定接点板32から離間した位置にあり、Dだけ配置高さの異なるリターンスプリング39、39で支持された可動接点盤40は傾斜している。これは先の図2に示された状態と同じである。
この状態において、可動接点盤40に対するリターンスプリング39の作用点であるスプリング受け突部43、43を結ぶ線に直交して接点42、42を結ぶ線は傾斜せず、両接点42は共に図中断面で示す高さ位置にある。以降の経過においても2つの接点42、42が互いに同一高さである点は同じである。
この状態から、図1においてプッシュロッド20が下方へ押し込まれると、中継部材25のつば26が着座するスナップリング27の位置がプランジャ45へ接近する方向に下降する。すると、スプリング28の付勢力がリターンスプリング39の付勢力よりも大きいため、中継部材25はつば26をスナップリング27に着座させたまま、プッシュロッド20と一体に下降する。これにより、中継部材25から押されたプランジャ45が可動接点盤40を傾斜姿勢のまま対向線上を(すなわち軸方向に)固定接点板32へ向けて移動させてゆき、可動接点盤40の接点42は傾斜した姿勢で固定接点板32の接点33に接触する。
図5の(b)はこの接触した瞬間の状態を示し、接点42の端面が球面であることによって、接点42と接点33との接触点(図中黒丸で示す)は接点33の中心からSだけずれている。
この状態からさらにプッシュロッド20が押し込まれて、プランジャ45が下降すると、可動接点盤40は押さえ部47に押されて水平状態(軸方向に垂直)へ姿勢変化するに伴い、その接点42と固定接点板32の接点33との接触点を支点にして転がる。この結果、押さえ部47の下端面全面で押圧されて可動接点盤40が水平となったときには、図5の(c)に示すように、接点42と接点33との接触点は接点33の中心線上に移動する。
したがって、可動側の接点42と固定側の接点33の間に転がりによるワイピング作用が生じることになる。
なお、可動接点盤40が水平状態になったあとさらにプッシュロッド20が押し込まれると、互いに当接状態にある可動接点盤40、プランジャ45、ダイヤフラム16および中継部材25はもはや軸方向に変位しないので、スプリング28が撓んでプッシュロッド20の変位を吸収する。したがって、プッシュロッド20が強引に必要以上に押し込まれる場合があっても接点部分の破損が防止される。
本実施の形態では、接点33が発明における固定側接点に該当し、接点42が可動側接点に該当する。また、第2ケース4(のスプリング受け部35a、35b)が固定側部材に該当し、2つのリターンスプリング39、39の一方が第1スプリングに、他方が第2スプリングに対応している。
そして、プランジャ45が押圧部材に該当するとともに、その押さえ部の平坦面49が押圧面を形成している。
実施の形態は以上のように構成され、可動接点盤40の接点42を固定接点板32の接点33との対向線上で軸方向にストロークさせて接点42と接点33とを接触させるプッシュスイッチ1において、同一サイズおよび同一特性のリターンスプリング39、39を可動接点盤40とスプリング受け部35a、35bとの間に配置して両者を離間状態に付勢し、リターンスプリング39、39は、それぞれ一端が可動接点盤40における接点42を挟んで離間した点をスプリング受け突部43、43で支持するとともに、それぞれ他端を支持するスプリング受け部35aと35bの高さ位置を異ならせ、可動接点盤40をプランジャ45の押圧面を備える押さえ部47で押圧するようにした。
これにより、可動接点盤40の接点42は傾斜姿勢で固定側の接点33と接触し、その後、プランジャ45に押圧されて可動接点盤40の傾斜が変化する間、接点33との接触点が変化してワイピング作用が行われるので、接触面の異物が除去されて安定したスイッチング動作が得られる。
また、可動接点盤40を固定接点板32から離間するよう付勢支持するリターンスプリング39、39は1種類だけであるため、部品の種類を増やすことなく、低コストで実現される。
また、固定側の接点33の接触面が平坦で、可動接点盤40の接点42の接触面は球面となっているので、互いの接触点は接点42の転がりによって移動し、滑らかなワイピング作用が得られる。
ケース2は、一端が該ケース2より突出するプッシュロッド20が配置されるプッシュロッド収容室Rpと、固定側の接点33や可動接点盤40などが配置される接点収容室Rsとがダイヤフラム16により区画されているので、プッシュロッド20が貫通する第1穴5から水や塵埃が侵入することがあっても接点部分に影響を及ぼさない。
また、前記プッシュロッド20にはダイヤフラム16側へ突出する方向に付勢されるとともに突出量が規制された中継部材25が保持され、中継部材25の突出端がダイヤフラム16を介してプランジャ45の頭部46を押圧するようにしているので、プッシュロッド20が必要以上に押し込まれる場合があっても中継部材25の変位でプッシュロッド20の変位が吸収され、接点部分の破損が防止される。
なお、実施の形態では上述のように固定側の接点33の接触面を平坦とし、可動接点盤40の接点42の接触面を球面としたが、これに限定されず、両接点33、42の接触面の断面形状は任意に設定することができ、例えば、固定側の接点33の接触面を球面とし、可動接点盤40の接点42の接触面を平坦とすることもできる。
また、可動接点盤には貫通穴41を挟んで対称の位置に2つの接点42、42を設けたものとしたが、プランジャ45の軸部48を省略して可動接点盤の貫通穴41の部分に、スプリング受け突部43、43を結ぶ線j4と直交する線j3方向に延びる1つの接点を設けるものとしてもよい。
本発明は、押圧部材をストロークさせてオンまたはオフさせるプッシュスイッチを要する種々の制御装置に用いることができ、例えば車両のブレーキペダル操作の検出等にとくに有用である。
1 プッシュスイッチ
2 ケーシング
3 第1ケース
4 第2ケース
5 第1穴
6 第2穴
7 第3穴
8 カシメ部
9 ねじ部
10 ナット部
11 レセプト凹部
13 膨出部
15 ガイド部
16 ダイヤフラム
20 プッシュロッド
21 操作部
22 つば部
23 穴
25 中継部材
26 つば
27 スナップリング
28 スプリング
30 ガイド穴
32 固定接点板
33 接点
35a、35b スプリング受け部
36a、36b 突起
37 コネクタ端子
39 リターンスプリング
40 可動接点盤
41 貫通穴
42 接点
43 スプリング受け突部
44 ガイド
45 プランジャ
46 頭部
47 押さえ部
48 軸部
Rp プッシュロッド収容室
Rs 接点収容室

Claims (3)

  1. ケースがダイヤフラムによりプッシュロッド収容室と接点収容室に区画され、
    プッシュロッド収容室には、一端がケースより突出するプッシュロッドが配置され、
    接点収容室には、前記ダイヤフラムから離間した底壁に固定側接点が設けられるとともに、該固定側接点に対向して配置され可動側接点を取り付けた可動接点盤と、前記ダイヤフラムに頭部を当接させたプランジャとが収容され、
    前記可動接点盤と前記底壁との間に同一サイズおよび同一特性の第1スプリングと第2スプリングが設けられて、可動接点盤が底壁から離間する方向に付勢され、
    前記第1スプリングと第2スプリングは、それぞれ一端が可動接点盤における可動側接点を挟んで離間した点を支持するとともに、それぞれ他端が前記底壁における支持位置を可動接点盤方向に異ならせており、
    前記プランジャは、頭部の裏面側に押圧面を備える押さえ部を有し、該押さえ部を前記第1スプリングと第2スプリングで付勢された可動接点盤に当接させて、
    前記プッシュロッドの押し込みに連動して、前記ダイヤフラムを介してプッシュロッドの移動が前記プランジャに伝達され、可動接点盤を前記底壁方向に移動させて可動側接点を固定側接点と接触させるように構成したことを特徴とするプッシュスイッチ。
  2. 前記プッシュロッドには、その他端に開口する穴が設けられ、
    該穴には前記他端から突出方向に付勢されるとともに突出量が規制された中継部材が保
    持され、
    該中継部材の突出端がダイヤフラムを介して前記プランジャの頭部を押圧していること
    を特徴とする請求項1に記載のプッシュスイッチ。
  3. 前記固定側接点の接触面および前記可動側接点の接触面の一方は平坦であり、他方は球
    面であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプッシュスイッチ。
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