JP5214263B2 - 静電気放電保護回路 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体集積回路を静電気放電から保護する静電気放電保護回路に関する。
静電気放電(ESD:Electro Static Discharge)による電荷が半導体集積回路に印加されると、その半導体集積回路内の素子が損傷を受ける可能性がある。そこで、従来より、半導体集積回路に静電気放電保護回路を備え、この静電気放電保護回路でESDによる電荷を放電することにより、その半導体集積回路内の素子を保護する技術が、例えば特許文献1に提案されている。
図9は、特許文献1に提案された静電気放電保護回路の構成を示す図である。
図9に示す静電気放電保護回路100は、半導体集積回路に備えられており、この静電気放電保護回路100には、図示しない直流電源が接続されることにより、それぞれ、電源電圧の電位VDDとなる第1の電源ライン100_1およびその電位VDDよりも低い電位VSSとなる第2の電源ライン100_2が備えられている。第2の電源ライン100_2はフレームグランドGNDに接続されている。
また、この静電気放電保護回路100には、第1の電源ライン100_1と第2の電源ライン100_2との間に直列に接続された、抵抗101aおよびキャパシタ101bからなる時定数回路101が備えられている。
さらに、静電気放電保護回路100には、第1の電源ライン100_1と第2の電源ライン100_2との間に接続された、比較的サイズの大きなNチャネルトランジスタ102が備えられている。
また、静電気放電保護回路100には、抵抗101aとキャパシタ101bとの接続ノードと、Nチャネルトランジスタ102のゲートとの間に直列に接続された3つのインバータ103,104,105が備えられている。インバータ103は、第1の電源ライン100_1と第2の電源ライン100_2との間に直列接続された、Pチャネルトランジスタ103aとNチャネルトランジスタ103bから構成されている。また、インバータ104は、第1の電源ライン100_1と第2の電源ライン100_2との間に直列接続された、Pチャネルトランジスタ104aとNチャネルトランジスタ104bから構成されている。さらに、インバータ105は、第1の電源ライン100_1と第2の電源ライン100_2との間に直列接続された、Pチャネルトランジスタ105aとNチャネルトランジスタ105bから構成されている。
また、静電気放電保護回路100には、第1の電源ライン100_1にカソードが接続されるとともに第2の電源ライン100_2にアノードが接続されたダイオード106が備えられている。尚、このダイオード106の両端には、半導体集積回路を構成する内部回路(図示せず)が接続されている。
先ず、この静電気放電保護回路100における通常の動作について説明する。通常動作時には、直流電源から第1の電源ライン100_1に所定の動作電圧が印加されており、キャパシタ101bには、抵抗101aを介して所定の動作電圧分の電荷が充電されている。このため、インバータ103の入力側のノードは‘H’レベルにあり、次段のインバータ104の入力側のノードは‘L’レベルにあり、さらに次段のインバータ105の入力側のノードは‘H’レベルにある。従って、インバータ105の出力側のノードは‘L’レベルにある。即ち、Nチャネルトランジスタ102のゲートは‘L’レベルにある。このため、Nチャネルトランジスタ102はオフ状態にある。このように、図9に示す静電気放電保護回路100では、通常動作時には第1の電源ライン100_1と第2の電源ライン100_2との間に電流が流れない構成となっている。従って、通常動作時には、静電気放電保護回路100は動作しない。
次に、半導体集積回路がESDイベントの発生を受けた場合における静電気放電保護回路100の動作について説明する。ESDイベントは、半導体集積回路を搬送する時などに人体や搬送機器に静電気が帯電してそれが半導体集積回路内に流れることにより発生する。最初の時点では、第1の電源ライン100_1は、第2の電源ライン100_2と等電位にある。ここで、ESDイベントとして、第2の電源ライン100_2を基準にして第1の電源ライン100_1に正のESDサージが印加されるものとする。このESDサージによる電荷は、抵抗101aを経由してキャパシタ101bに充電される。ここで、抵抗101aの抵抗値とキャパシタ101bの容量値とにより定まる時定数RCの値は十分に大きく、従ってインバータ103の入力側のノードは、時定数RCに応じた期間‘L’レベルに維持される。インバータ103の入力側のノードが‘L’レベルに維持された状態では、インバータ104,105を経由して、Nチャネルトランジスタ102のゲートは‘H’レベルの状態になる。従って、Nチャネルトランジスタ102はオン状態になる。このようにして、Nチャネルトランジスタ102でサージ電流を逃がして、第1の電源ライン100_1と第2の電源ライン100_2との間に高電圧が印加されることを防止することができる。尚、Nチャネルトランジスタ102のゲート電位は、ESDサージとともに低下する。
一方、ESDイベントとして、第1の電源ライン100_1を基準にして第2の電源ライン100_2に正のESDサージが印加された場合、このESDサージによる電荷は、ダイオード106を経由して第1の電源ライン100_1に流れる。このようにして、ダイオード106でサージ電流を逃がして、第2の電源ライン100_2と第1の電源ライン100_1との間に高電圧が印加されることを防止することができる。
米国特許出願公開第2006/0039093号明細書
従来の、上述した特許文献1に提案された静電気放電保護回路に代表される静電気放電保護回路において、ESDイベントを検出するための時定数回路は、10μSオーダーの大きな時定数を必要とする。このため、静電気放電保護回路内において、時定数回路を構成する抵抗およびキャパシタの占める回路面積は大きい。静電気放電保護回路は、通常、半導体集積回路のI/O領域に形成される。また、一般に、I/O領域において、上記キャパシタの占める回路面積は大きく、半導体集積回路全体でこのキャパシタが占有する回路面積の割合は、半導体集積回路の回路規模が増大するほど大きくなる。
近年、半導体集積回路の益々の多機能化および高集積化に伴い、半導体集積回路の回路規模も益々増大する傾向にある。従って、半導体集積回路において、ESDイベントを検出するためのキャパシタが占有する回路面積の割合も益々大きくなる傾向にある。しかし、従来の静電気放電保護回路では、上記キャパシタが、半導体集積回路の、ESDイベントの検出以外の何らかの回路性能を高めるために寄与するものではないという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑み、静電気放電による電荷を十分に放電させることができるとともに、通常動作時においてノイズを除去することができる静電気放電保護回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の静電気放電保護回路は、
直流電源が接続されることにより、それぞれ、所定の第1の電位となる第1の電源ラインおよびその第1の電位よりも低い第2の電位となる第2の電源ラインと、
上記第1の電源ラインと上記第2の電源ラインとの間に直列に接続された、第1の電源ライン側のキャパシタ、および第2の電源ライン側の、負の閾値電圧を有する第1のNチャネルトランジスタからなる時定数回路と、
入力側が上記キャパシタと上記第1のNチャネルトランジスタとの接続ノードに接続され、出力側が上記第1のNチャネルトランジスタのゲートに接続されたインバータと、
上記第1の電源ラインと上記第2の電源ラインとの間に接続され、ゲートが、上記キャパシタと上記第1のNチャネルトランジスタとの接続ノードに間接的に接続されその接続ノードの電位の上昇によるそのゲートの電位上昇を受けて導通する第2のNチャネルトランジスタとを備えたことを特徴とする。
本発明の静電気放電保護回路は、ESDイベントの発生を受けた場合は、キャパシタと負の閾値を有する第1のNチャネルトランジスタの接続ノードの電位が急上昇し、インバータから‘L’レベルが出力される。この‘L’レベルは第1のNチャネルトランジスタのゲートに入力される。このため、第1のNチャネルトランジスタのオン抵抗の値は大きく、従って第1のNチャネルトランジスタは、キャパシタとともにCR時定数回路を構成する高抵抗の役割りを担うこととなる。また、この‘L’レベルは間接的に第2のNチャネルトランジスタのゲートに入力され、これにより第2のNチャネルトランジスタがオン状態になり、ESDイベントによるサージ電流を逃がすことができる。このように、本発明では、キャパシタが有する値とNチャネルトランジスタが有するオン抵抗の値(‘L’レベルの入力により、例えば数MΩのオーダーの値)との積で決定される時定数CRの値に対応する時間だけNチャネルトランジスタがオン状態になる。従って、ESDイベントによるサージ電流を十分に放電することができる。
また、本発明の静電気放電保護回路は、通常動作時には、キャパシタと第1のNチャネルトランジスタの接続ノードは‘L’レベルにあるため、インバータから‘H’レベルが出力されている。この‘H’レベルは、第1のNチャネルトランジスタのゲートに入力される。即ち、第1のNチャネルトランジスタのゲートは、インバータからの‘H’レベルのフィードバックを受け、所定の動作電圧(電源電圧)に保持される。このため、第1のNチャネルトランジスタは例えば100Ωオーダーの小さなオン抵抗値を持つこととなり、従って接続ノードは‘L’レベルに維持される。この‘L’レベルは、間接的に第2のNチャネルトランジスタのゲートに入力されるため、第2のNチャネルトランジスタは非導通状態にとどまる。
このように、通常動作時には、時定数回路を構成する第1のNチャネルトランジスタは小さなオン抵抗値を有することとなる。このため、通常動作時には、第1のNチャネルトランジスタと直列に接続されたキャパシタをデカップリングキャパシタとして機能させることができ、本発明の静電気放電保護回路に電源ノイズやグラウンドノイズを除去する役割りを担わせることができる。
従って、本発明の静電気放電保護回路では、静電気放電による電荷を十分に放電させることができるとともに、通常動作時において電源ノイズやグラウンドノイズを除去することができる。
ここで、上記インバータの出力を入力とする第2のインバータを備え、その第2のインバータの出力と上記第2のNチャネルトランジスタのゲートとが接続されてなることも好ましい。
このようにすると、簡単な回路構成で、第2のNチャネルトランジスタを、ESDイベントの発生を受けた場合にはオン状態に、また通常動作時にはオフ状態にすることができる。
また、上記第1の電源ラインにカソードが接続され上記第2の電源ラインにアノードが接続されたダイオードを備えたことも好ましい態様である。
このようにすると、ESDイベントとして、第1の電源ラインを基準にして第2の電源ラインに正のESDサージが印加された場合に、このESDサージによる電荷を、このダイオードを経由して第1の電源ラインに流すことができる。従って、第2の電源ラインと第1の電源ラインとの間に高電圧が印加されることを防止することができる。
本発明の静電気放電保護回路によれば、静電気放電による電荷を十分に放電させることができるとともに、通常動作時においてノイズを除去することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態の静電気放電保護回路の構成を示す図である。
図1に示す静電気放電保護回路10は、半導体集積回路に備えられており、この静電気放電保護回路10には、図示しない直流電源が接続されることにより、それぞれ、所定の第1の電位VDDとなる第1の電源ライン10_1および第1の電位VDDよりも低い第2の電位VSSとなる第2の電源ライン10_2が備えられている。
また、静電気放電保護回路10には、第1の電源ライン10_1と第2の電源ライン10_2との間に接続された時定数回路11が備えられている。時定数回路11は、第1の電源ライン10_1側のキャパシタ11a、および第2の電源ライン10_2側のNチャネルトランジスタ11b(本発明にいう第1のNチャネルトランジスタの一例に相当)から構成されている。ここで、キャパシタ11aの値は数pFのオーダーである。また、Nチャネルトランジスタ11bは、負の閾値電圧を有する。
さらに、静電気放電保護回路10には、入力側がキャパシタ11aと第1のNチャネルトランジスタ11bの接続ノードAに接続され、出力側が第1のNチャネルトランジスタ11bのゲートに接続されたインバータ12が備えられている。このインバータ12は、第1の電源ライン10_1側のPチャネルトランジスタ12a、および第2の電源ライン10_2側のNチャネルトランジスタ12bから構成されている。
また、静電気放電保護回路10には、インバータ12の出力を入力とするインバータ13(本発明にいう第2のインバータの一例に相当)が備えられている。このインバータ13は、第1の電源ライン10_1側のPチャネルトランジスタ13a、および第2の電源ライン10_2側のNチャネルトランジスタ13bから構成されている。
さらに、静電気放電保護回路10には、第1の電源ライン10_1と第2の電源ライン10_2との間に接続されたNチャネルトランジスタ14(本発明いう第2のNチャネルトランジスタの一例に相当)が備えられている。このNチャネルトランジスタ14のゲートは、インバータ13の出力に接続されている。
また、静電気放電保護回路10には、第1の電源ライン10_1にカソードが接続され第2の電源ライン10_2にアノードが接続されたダイオード15が備えられている。
先ず、ESDイベントの発生を受けた場合における静電気放電保護回路10の動作について説明する。最初の時点では、第1の電源ライン10_1は、第2の電源ライン10_2と等電位にある。ここで、ESDイベントとして、第2の電源ライン10_2を基準にして第1の電源ライン10_1に正のESDサージが印加されるものとする。すると、キャパシタ11aとNチャネルトランジスタ11bの接続ノードAの電位が急上昇し、Pチャネルトランジスタ12a,Nチャネルトランジスタ12bのゲートがともに‘H’レベルになる。従って、Pチャネルトランジスタ12a,Nチャネルトランジスタ12bはオフ状態,オン状態になる。従って、インバータ12から‘L’レベルが出力される。この‘L’レベルは、負の閾値を有するNチャネルトランジスタ11bのゲートに入力される。このため、Nチャネルトランジスタ11bのオン抵抗の値は大きく、従ってこのNチャネルトランジスタ11bは、キャパシタ11aとともにCR時定数回路を構成する高抵抗の役割りを担うこととなる。
また、インバータ12から出力されている‘L’レベルはPチャネルトランジスタ13a,Nチャネルトランジスタ13bのゲートに入力されているため、これらPチャネルトランジスタ13a,Nチャネルトランジスタ13bは、それぞれ、オン状態,オフ状態になる。従って、インバータ13からは‘H’レベルが出力される。この‘H’レベルはNチャネルトランジスタ14のゲートに入力される。従って、Nチャネルトランジスタ14がオン状態になり、これによりESDイベントによるサージ電流を逃がすことができる。このように、本実施形態では、キャパシタ11aが有する値(数pFのオーダーの値)とNチャネルトランジスタ11bが有するオン抵抗の値(‘L’レベルの入力により数MΩのオーダーの値)との積で決定される時定数CRの値に対応する時間だけサージ印加ノード(VDD)と等しい電圧レベルを保持する‘H’レベルのトリガ信号が、上記接続ノードAに現われ、このトリガ信号が、その接続ノードAとNチャネルトランジスタ14のゲートとの間に直列接続された2つのインバータ12,13を経由して、Nチャネルトランジスタ14をオン状態にしてESDイベントによるサージ電流をグラウンドに放電する。この時、Nチャネルトランジスタ11bのゲートがインバータ12の出力ノードBにおける電位(‘L’レベル)のフィードバックを受け、グラウンドレベルに保持されることにより、Nチャネルトランジスタ11bは数MΩオーダーのオン抵抗値を持つため、時定数回路11が有する時定数は数μSオーダーとなり、従ってESDサージを十分にグラウンドへと放電することができる。
次に、静電気放電保護回路10における通常の動作について説明する。通常動作時には、直流電源から第1の電源ライン10_1に所定の動作電圧が印加されている。ここで、直流電圧である動作電圧はキャパシタ11aにより遮断されており、従ってキャパシタ11aとNチャネルトランジスタ11bの接続ノードAは‘L’レベルにある。このため、Pチャネルトランジスタ12a,Nチャネルトランジスタ12bのゲートはともに‘L’レベルにあり、これらPチャネルトランジスタ12a,Nチャネルトランジスタ12bは、それぞれ、オン状態,オフ状態にある。従って、インバータ12から‘H’レベルが出力されている。この‘H’レベルは、負の閾値電圧を有するNチャネルトランジスタ11bのゲートに入力されている。即ち、Nチャネルトランジスタ11bのゲートはインバータ12の出力ノードBにおける電位(‘H’レベル)のフィードバックを受け、所定の動作電圧(電源電圧)に保持されている。このため、Nチャネルトランジスタ11bは100Ωオーダーの小さなオン抵抗値を持つこととなり、従って接続ノードAは‘L’レベルに維持される。
また、インバータ12から出力されている‘H’レベルがPチャネルトランジスタ13a,Nチャネルトランジスタ13bのゲートに入力されているため、これらPチャネルトランジスタ13a,Nチャネルトランジスタ13bは、それぞれ、オフ状態,オン状態にある。従って、インバータ13から‘L’レベルが出力されている。この‘L’レベルがNチャネルトランジスタ14のゲートに入力されているため、Nチャネルトランジスタ14はオフ状態にある。また、ダイオード15は、第1の電源ライン10_1に所定の動作電圧が印加されている状態では非導通状態にとどまる。このように、図1に示す静電気放電保護回路10では、通常動作時には第1の電源ライン10_1と第2の電源ライン10_2との間に電流が流れない構成となっている。
ここで、上述したように、通常動作時には、時定数回路11を構成するNチャネルトランジスタ11bは100Ωオーダーの小さなオン抵抗値を有する。このため、通常動作時において、Nチャネルトランジスタ11bと直列に接続されたキャパシタ11aをデカップリングキャパシタとして機能させることができ、本実施形態の静電気放電保護回路10に電源ノイズやグラウンドノイズを除去する役割りを担わせることができる。従って、本実施形態の静電気放電保護回路10では、静電気放電による電荷を十分に放電させることができるとともに、通常動作時において電源ノイズやグラウンドノイズを除去することができる。
次に、本実施形態の静電気放電保護回路10の、通常動作時におけるノイズ除去効果を確認するために、本実施形態の静電気放電保護回路10と従来の静電気放電保護回路100(図9参照)とに対して、回路シミュレータを用いた解析を行なった。
図2は、回路シミュレータで発生させたノイズを、本実施形態の静電気放電保護回路および従来の静電気放電保護回路に印加する様子を示した図である。
図2(a)には、本実施形態の静電気放電保護回路10に対して、回路シミュレータで発生させた電源ノイズやグラウンドノイズを印加する様子が示されている。また、図2(b)には、従来の静電気放電保護回路100に対して、回路シミュレータで発生させた電源ノイズやグラウンドノイズを印加する様子が示されている。
図2(a)に示す静電気放電保護回路10には、回路シミュレータを構成するインバータ21_1,21_2,…,21_nが直列に接続されている。また、電源端子22と静電気放電保護回路10との間にはインダクタンス23が配備されるとともに、グラウンド端子24と静電気放電保護回路10との間にはインダクタンス25が配備されている。ここで、インダクタンス23,25は、ボンディングワイヤに寄生するインダクタンスを模した10nHのインダクタンスである。また、電源端子22には電源電圧VDDとして1.0Vが印加され、グラウンド端子24はグラウンドGNDに設置される。
図2(a)に示す静電気放電保護回路10を備えた半導体集積回路において、その内部回路が通常動作時に発生するノイズとして、それぞれ、1MHz,10MHz,100MHzの周波数を有するクロックCLKでインバータ21_1,21_2,…,21_nをスイッチング動作させることにより、電源電圧VDD側のノードN1とグラウンドGND側のノードN2との間に発生するノイズでモデル化している。
また、図2(b)に示す従来の静電気放電保護回路100についても、図2(a)に示す静電気放電保護回路10と同様にして、1MHz,10MHz,100MHzの周波数を有するクロックCLKでインバータ21_1,21_2,…,21_nをスイッチング動作させることにより、ノードN1とノードN2との間に発生するノイズでモデル化している。ここで、本実施形態の静電気放電保護回路10と従来の静電気放電保護回路とに対して、回路シミュレータを用いて解析を行なった結果を、図3,図4,図5に示す。
図3は、本実施形態の静電気放電保護回路と従来の静電気放電保護回路との双方の、1MHzの周波数のクロックCLKにより発生したノイズに対する応答波形を示す図である。
図3に示す縦軸は、電圧(V)を示す。詳細には、本実施形態の静電気放電保護回路10におけるノードN1,N2間の電位差および従来の静電気放電保護回路100におけるノードN1,N2間の電位差を示す。また、横軸は時間を示す。
図3には、本実施形態の静電気放電保護回路10の、1MHzの周波数のクロックCLKにより発生したノイズに対する応答波形Aが示されている。また、従来の静電気放電保護回路100の、1MHzの周波数のクロックCLKにより発生したノイズに対する応答波形Bも示されている。
波形Aでは、その波形Aで表わされるノイズのピーク電圧値は0.96Vから1.05Vまでの小さな範囲内に収まっている。一方、波形Bでは、ノイズのピーク電圧値は0.93Vから1.07Vまでの大きな範囲内になっている。また、波形Aでは、各時間それぞれにおいて、ノイズは速やかに減衰している。一方、波形Bでは、ノイズは緩やかに減衰している。
図4は、本実施形態の静電気放電保護回路と従来の静電気放電保護回路との双方の、10MHzの周波数のクロックCLKにより発生したノイズに対する応答波形を示す図である。
図4には、本実施形態の静電気放電保護回路10の、10MHzの周波数のクロックCLKにより発生したノイズに対する応答波形A(電圧1Vの近傍における波形)が示されている。また、従来の静電気放電保護回路100の、10MHzの周波数のクロックCLKにより発生したノイズに対する応答波形Bも示されている。
波形Aでは、ノイズのピーク電圧値は0.97Vから1.02Vまでの小さな範囲内に収まっている。一方、波形Bでは、ノイズのピーク電圧値は0.94Vから1.06Vまでの大きな範囲内になっている。また、波形Aでは、各時間それぞれにおいて、ノイズは速やかに減衰している。一方、波形Bでは、ノイズの減衰は緩やかであり、また十分に減衰する前に次の時間で発生したノイズが重畳している。
図5は、本実施形態の静電気放電保護回路と従来の静電気放電保護回路との双方の、100MHzの周波数のクロックCLKにより発生したノイズに対する応答波形を示す図である。
図5には、本実施形態の静電気放電保護回路10の、100MHzの周波数のクロックCLKにより発生したノイズに対する応答波形Aが示されている。また、従来の静電気放電保護回路100の、100MHzの周波数のクロックCLKにより発生したノイズに対する応答波形Bも示されている。
波形Aでは、ノイズのピーク電圧値は0.95Vから1.05Vまでの小さな範囲内に収まっている。一方、波形Bでは、ノイズのピーク電圧値は0.8Vから1.2Vまでの大きな範囲内になっている。
図3,図4,図5から明らかなように、本実施形態の静電気放電保護回路10は、従来の静電気放電保護回路100と比較し、通常動作時において、ノードN1,N2(電源電圧VDD側,グラウンドGND側)間に発生するノイズのピーク電圧値が小さく抑えられている。また、ノイズ自体も速やかに減衰している。
さらに、本実施形態の静電気放電保護回路10の、ESDイベント時における効果を確認するために、本実施形態の静電気放電保護回路10と従来の静電気放電保護回路100(図9参照)とに対して、回路シミュレーションの1つであるSPICE(Simulation Program with Integrated Circuit Emphasis)シミュレーションを用いた解析を行なった。
図6は、本実施形態の静電気放電保護回路と従来の静電気放電保護回路との、ESDサージに対する応答の違いを調べるSPICEシミュレーションの回路を示す図である。
半導体集積回路の信頼性の観点からして、静電気放電現象は、主に、帯電した搬送機器(ロボットアーム等のマシン)から半導体集積回路に放電される静電気をモデル化したマシンモデルと、帯電した人体から半導体集積回路に放電される静電気をモデル化したヒューマンボディモデルの2種類に規格化される。
図6(a)には、本実施形態の静電気放電保護回路10と従来の静電気放電保護回路100との双方の、マシンモデルにおける応答の違いを調べる回路が示されている。また、図6(b)には、本実施形態の静電気放電保護回路10と従来の静電気放電保護回路100との双方の、ヒューマンボディモデルにおける応答の違いを調べる回路が示されている。
先ず、図6(a)について説明する。図6(a)には、マシンモデルにおける静電気を発生させるESDパルスジェネレータ31と、DUT(Device Under Test)40が示されている。
ESDパルスジェネレータ31は、帯電した搬送機器から実際に放電される静静電気放電をモデル化したパルスジェネレータであり、このESDパルスジェネレータ31には、200Vステップで電圧が変化する交流電源31aと、200pFのキャパシタ31bと、600nHのインダクタンス31cと、0Ωの抵抗31dとが備えられている。
DUT40は、本実施形態の静電気放電保護回路10、もしくは従来の静電気放電保護回路100である。
先ず、DUT40として本実施形態の静電気放電保護回路10を実装し、ESDパルスジェネレータ31で発生したESDサージを印加し、ESDパルスジェネレータ31と静電気放電保護回路10との接続点Pにおける電圧波形Aを得る。次いで、本実施形態の静電気放電保護回路10に代えて従来の静電気放電保護回路100を実装し、ESDパルスジェネレータ31で発生したESDサージを印加し、これによりESDパルスジェネレータ31と静電気放電保護回路100との接続点Pにおける電圧波形Bを得る。これらの波形A,Bについては後述する。
次に、図6(b)について説明する。図6(b)には、ヒューマンボディモデルにおける静電気を発生させるESDパルスジェネレータ32と、DUT40が示されている。
ESDパルスジェネレータ32は、帯電した人体から実際に放電される静静電気放電をモデル化したパルスジェネレータであり、このESDパルスジェネレータ32には、2KVステップで電圧が変化する交流電源32aと、100pFのキャパシタ32bと、2.4μHのインダクタンス32cと、1.5KΩの抵抗32dとが備えられている。
先ず、DUT40として本実施形態の静電気放電保護回路10を実装し、ESDパルスジェネレータ32で発生したESDサージを印加し、ESDパルスジェネレータ32と静電気放電保護回路10との接続点Qにおける電圧波形Aを得る。次いで、本実施形態の静電気放電保護回路10に代えて従来の静電気放電保護回路100を実装し、ESDパルスジェネレータ32で発生したESDサージを印加し、これによりESDパルスジェネレータ32と静電気放電保護回路100との接続点Qにおける電圧波形Bを得る。これらの波形A,Bについても後述する。
図7は、図6(a)に示すマシンモデルにおける、ESDパルスジェネレータとDUTとの接続点Pにおける電圧波形A,Bを示す図である。
図7に示す縦軸は、図6(a)に示す接続点Pにおける電圧波形A,Bの電圧(V)を示す。詳細には、本実施形態の静電気放電保護回路10および従来の静電気放電保護回路100の、接続点Pにおける電圧波形A,Bの電圧を示す。また、横軸は、これら電圧波形A,Bの時間を示す。
図7から明らかなように、電圧波形Aと電圧波形Bとの相違は小さく、従って本実施形態の静電気放電保護回路10は、従来の静電気放電保護回路100と比較し、マシンモデルにおける応答の違いはごく僅かである。
図8は、図6(b)に示すヒューマンボディモデルにおける、ESDパルスジェネレータとDUTとの接続点Qにおける電圧波形A,Bを示す図である。
図8に示す縦軸は、図6(b)に示す接続点Qにおける電圧波形A,Bの電圧(V)を示す。詳細には、本実施形態の静電気放電保護回路10および従来の静電気放電保護回路100の、接続点Qにおける電圧波形A,Bの電圧を示す。また、横軸は、これら電圧波形A,Bの時間を示す。
図8から明らかなように、電圧波形Aと電圧波形Bとの相違は見受けられず、従って本実施形態の静電気放電保護回路10は、従来の静電気放電保護回路100と比較し、ヒューマンボディモデルにおける応答の相違は無い。
このように、本実施形態の静電気放電保護回路10と従来の静電気放電保護回路100との間には、静電気保護の観点からして、性能の相違が存在しないことが判る。
本発明の一実施形態の静電気放電保護回路の構成を示す図である。 回路シミュレータで発生させたノイズを、本実施形態の静電気放電保護回路および従来の静電気放電保護回路に印加する様子を示した図である。 本実施形態の静電気放電保護回路と従来の静電気放電保護回路との双方の、1MHzの周波数のクロックCLKにより発生したノイズに対する応答波形を示す図である。 本実施形態の静電気放電保護回路と従来の静電気放電保護回路との双方の、10MHzの周波数のクロックCLKにより発生したノイズに対する応答波形を示す図である。 本実施形態の静電気放電保護回路と従来の静電気放電保護回路との双方の、100MHzの周波数のクロックCLKにより発生したノイズに対する応答波形を示す図である。 本実施形態の静電気放電保護回路と従来の静電気放電保護回路との、ESDサージに対する応答の違いを調べるSPICEシミュレーションの回路を示す図である。 図6(a)に示すマシンモデルにおける、ESDパルスジェネレータとDUTとの接続点Pにおける電圧波形A,Bを示す図である。 図6(b)に示すヒューマンボディモデルにおける、ESDパルスジェネレータとDUTとの接続点Qにおける電圧波形A,Bを示す図である。 特許文献1に提案された静電気放電保護回路の構成を示す図である。
符号の説明
10 静電気放電保護回路
10_1 第1の電源ライン
10_2 第2の電源ライン
11 時定数回路
11a,31b,32b キャパシタ
11b Nチャネルトランジスタ
12,13,21_1,21_2,…,21_n インバータ
12a,13a Pチャネルトランジスタ
12b,13b,14 Nチャネルトランジスタ
15 ダイオード
22 電源端子
23,25,31c,32c インダクタンス
24 グラウンド端子
31,32 ESDパルスジェネレータ
31a,32a 交流電源
31d,32d 抵抗
40 DUT

Claims (3)

  1. 直流電源が接続されることにより、それぞれ、所定の第1の電位となる第1の電源ラインおよび該第1の電位よりも低い第2の電位となる第2の電源ラインと、
    前記第1の電源ラインと前記第2の電源ラインとの間に直列に接続された、第1の電源ライン側のキャパシタ、および第2の電源ライン側の、負の閾値電圧を有する第1のNチャネルトランジスタからなる時定数回路と、
    入力側が前記キャパシタと前記第1のNチャネルトランジスタとの接続ノードに接続され、出力側が前記第1のNチャネルトランジスタのゲートに接続されたインバータと、
    前記第1の電源ラインと前記第2の電源ラインとの間に接続され、ゲートが、前記キャパシタと前記第1のNチャネルトランジスタとの接続ノードに間接的に接続され該接続ノードの電位の上昇による該ゲートの電位上昇を受けて導通する第2のNチャネルトランジスタとを備えたことを特徴とする静電気放電保護回路。
  2. 前記インバータの出力を入力とする第2のインバータを備え、該第2のインバータの出力と前記第2のNチャネルトランジスタのゲートとが接続されてなることを特徴とする請求項1記載の静電気放電保護回路。
  3. 前記第1の電源ラインにカソードが接続され前記第2の電源ラインにアノードが接続されたダイオードを備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の静電気放電保護回路。
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