JP5198321B2 - データ通信装置 - Google Patents

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本発明は、例えばファクシミリ送受信等のデータ通信機能を有するデータ通信装置に係り、特に、ユーザニーズに沿う送信済みデータの処理を、煩雑な手間を要することなく適切な手順で遂行することを通じて、ユーザの利便性向上に寄与するデータ通信装置に関する。
従来、例えばファクシミリ送受信等のデータ通信機能を有するデータ通信装置では、ユーザの多彩なニーズに応えるために、多機能化が進展してきている。
こうした多機能化の一例として、本願出願人は、読み取り部によって原稿から画像を読み取って生成した画像データを他のファクシミリ装置に送信したときに、その画像データを送信先の電話番号と共に、コンピュータネットワーク上のパーソナルコンピュータに送信して、パーソナルコンピュータのハードディスクに、ファクシミリ装置から受信した画像データを、送信先ごとに分類して記憶させるように制御するファクシミリ装置を提案している(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に係る技術によれば、データ送信後の画像データを他の装置に送信して指定された場所に記憶させる制御を行うことにより、データ送信後に画像原稿を自機に保存する必要がなく、送信済み画像データの管理を容易にすることができる。
ところで、データ送信処理後の送信済みデータの処理に関しては、単に保存するだけではなく、送信済みデータを保存後にユーザの控えとして印刷出力させたり、又は所定の宛先に転送させたい、といった要請を生じるケースがある。また、これとは逆に、保存及び印刷出力のいずれも要しないケースもある。
しかしながら、特許文献1に係る送信済みデータ保存機能では、上記のようなユーザニーズにきめ細かく応えることができない。すなわち、ユーザニーズに沿う送信済みデータの処理を実現するには、その設定に係る操作の手間を別途要し、ユーザの利便性向上の観点から改良の余地があった。
特開2004−153495号公報
解決しようとする問題点は、従来技術に係る送信済みデータ保存機能では、ユーザニーズに沿う送信済みデータの処理を実現するには、その設定に係る操作の手間を別途要し、ユーザの利便性向上の観点から改良の余地があった点である。
本発明は、ユーザニーズに沿う送信済みデータの処理を、煩雑な手間を要することなく適切な手順で遂行することを通じて、ユーザの利便性向上に寄与可能なデータ通信装置の提供を目的として、送信済みデータの処理手順に係る実行シナリオが、複数の各宛先識別情報毎に関連付けて登録される実行シナリオ登録部と、所要の宛先へのデータ送信が遂行される毎に、当該宛先に係る宛先識別情報と、前記実行シナリオ登録部の登録内容とに基づいて、当該宛先に係る実行シナリオを検索する実行シナリオ検索部と、前記宛先へのデータ送信が終了した後に、当該送信済みデータの処理を、前記実行シナリオ検索部で抽出された当該宛先に係る実行シナリオに従う手順で遂行させる制御を行う実行シナリオ遂行制御部と、を備えたことを最も主要な特徴とする。
本発明に係るデータ通信装置では、実行シナリオ検索部は、所要の宛先へのデータ送信が遂行される毎に、当該宛先に係る宛先識別情報と、前記実行シナリオ登録部の登録内容とに基づいて、当該宛先に係る実行シナリオを検索する。実行シナリオ遂行制御部は、前記宛先へのデータ送信が終了した後に、当該送信済みデータの処理を、前記実行シナリオ検索部で抽出された当該宛先に係る実行シナリオに従う手順で遂行させる制御を行う。従って、ユーザニーズに沿う送信済みデータの処理を、煩雑な手間を要することなく適切な手順で遂行することを通じて、ユーザの利便性向上に寄与可能なデータ通信装置を得ることができる。
本発明実施例に係るデータ通信装置が搭載されたデジタル複合機周辺を示すブロック構成図である。 同デジタル複合機における操作パネル部の外観図である。 本発明実施例に係るデータ通信装置の動作フローチャート図である。 ある宛先に係る実行シナリオを登録する際の手順例を示す説明図である。
ユーザニーズに沿う送信済みデータの処理を、煩雑な手間を要することなく適切な手順で遂行することを通じて、ユーザの利便性向上に寄与可能なデータ通信装置を得るといった目的を、所要の宛先へのデータ送信が終了した後に、当該送信済みデータの処理を、実行シナリオ検索部で抽出された当該宛先に係る実行シナリオに従う手順で遂行させる制御を行う実行シナリオ遂行制御部によって実現した。
以下、本発明に係るデータ通信装置について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下において、本発明実施例に係るデータ通信装置の一例として、同装置を、ファクシミリ、コピー、スキャナ、データ通信、及びプリンタを含む諸機能を有するデジタル複合機に組み込み適用した例をあげて説明してゆく。
[データ通信装置が搭載されたデジタル複合機]
図1は、本発明実施例に係るデータ通信装置が搭載されたデジタル複合機周辺を示すブロック構成図、図2は、同デジタル複合機における操作パネル部の外観図である。
本発明実施例に係るデジタル複合機10は、自局と相手局間におけるデータ通信機能を有する。すなわち、本機10は、ファクシミリ通信ジョブ(インターネットファクシミリ通信を含む)を初めとして、コピージョブ、印刷ジョブ、又はネットワーク送信(電子メール送信やFTPデータ送信等)ジョブを含む諸機能が利用可能であり、マイクロコンピュータ及び専用のハードウェア回路等から構成される主制御部11によって制御される。
この主制御部11に接続され諸機能を担う入出力機器として、本機10は、スキャナ部21、画像処理部31、エンジン部41、操作パネル部51、HDD(ハードディスクドライブ)61、ネットワークI/F(インタフェース)部63、並びに、ファクシミリ通信部65を備える。
主制御部11は、スキャナ機能を実現するための動作制御を行うスキャナコントローラ13、コピー機能を実現するための動作制御を行うコピーコントローラ15、プリンタ機能を実現するための動作制御を行うプリンタコントローラ17、並びに、ファクシミリ機能を実現するための動作制御を行うファクシミリコントローラ19を内蔵し、本装置全体の動作を統括制御する。
スキャナ部21は、図示しないスキャナを構成する画像照射ランプ23及びCCD(電荷結合素子:Charge Coupled Device)センサ25を含む。スキャナ部21は、画像照射ランプ23により原稿を照射し、その反射光をCCDセンサ25で受光することにより、原稿から画像を読み取り、読み取った画像に対応する画像データを画像処理部31へ出力する。
画像処理部31は、補正部33、画像加工部35及び画像メモリ37を含む。画像処理部31は、スキャナ部21で読み取られた画像データを必要に応じて補正部33及び画像加工部35により処理し、処理された画像データを画像メモリ37に記憶したり、エンジン部41、ファクシミリ通信部65等へ出力する。補正部33は、スキャナ部21で読み取られた画像データに対してレベル補正、ガンマ補正等の所定の補正処理を行う。画像加工部35は、画像データの圧縮又は伸張処理、及び拡大又は縮小処理等の種々の加工処理を行う。
エンジン部41は、図示しない給紙カセットや給紙ローラ等から構成される用紙搬送部43、図示しない感光体ドラム、露光装置、現像装置等から構成される画像形成部45、図示しない転写ローラ等から構成される転写部47、及び図示しない定着ローラ等から構成される定着部49を含む。エンジン部41は、スキャナ部21で読み取られた画像データ、ネットワークI/F部63を介してLAN(Local Area Network)によりクライアントPC(パーソナルコンピュータ)等から送信された画像データ、ファクシミリ通信部65を用いて外部のファクシミリ装置等から受信したファクスデータ等の画像データを用いて画像を用紙に印刷する。具体的には、用紙搬送部43は用紙を画像形成部45へ搬送し、画像形成部45は上記の画像データに対応するトナー像を形成し、転写部47はトナー像を用紙に転写し、定着部49はトナー像を用紙に定着させて画像を形成する。
操作パネル部51は、図1及び図2に示すように、タッチパネル部53及び操作キー部55を含む。操作パネル部51は、ユーザがファクシミリ機能、スキャナ機能、プリンタ機能、コピー機能等に関する操作を行うために使用され、ユーザによる操作指令等を主制御部11に与える。
タッチパネル部53は、タッチパネルとカラーLCD(Liquid Crystal Display)とを組み合わせたタッチパネルユニット等から構成され、種々の操作画面、例えば、コピー機能実行時には、原稿サイズ、コピーサイズ、複写部数等に関する情報を表示するとともに、ユーザが該当部分をタッチすることにより種々の操作指令を入力するための操作ボタン類を表示する。また、タッチパネル部53は、宛先に係るfax番号や電子メールアドレス等の宛先識別情報を入力する際、又は、宛先に係る実行シナリオを登録する際などに用いられる。
操作キー部55は、ユーザの操作入力を受付けるための複数の操作キーを備えており、例えば、ファクシミリ機能、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能、などの諸機能のなかから、所要機能のキー入力操作をユーザが選択的に実行する際に用いられる。具体的には、例えば、ファクシミリ機能の利用時にユーザが送信宛先に係るFax番号を選択するためのテンキー入力操作を行う際などに用いられる。
HDD(ハードディスクドライブ)61は、スキャナ部21によって読み取られた画像データ等を記憶する。HDDに記憶されている画像データは、画像形成装置、プログラム及び記録媒体内部で使用されるだけでなく、必要に応じて、ネットワークI/F部63を介してクライアントPC等から確認したり、クライアントPCやFTPサーバ等の所定のフォルダへ転送される。
ネットワークI/F部63は、ネットワークインタフェース(10/100Base−TX)等を用い、LANを介して接続されたクライアントPC等のユーザ端末67に対する種々のデータの送受信を制御する。
ファクシミリ通信部65は、スキャナ部21によって読み取られた送信対象となる原稿の画像データを公衆回線網71を介して相手局73へ送信したり、相手局73から送信されてきた画像データを受信する機能を有し、符号化/復号化部67、変復調部68、及び網制御部69を含んで構成されている。
符号化/復号化部67は、送信原稿に係る画像データの圧縮及び符号化を行なうとともに、受信した画像データの伸長及び復号化を行なう機能を有している。
変復調部68は、圧縮/符号化された画像データの音声信号への変調、並びに受信した音声信号の画像データへの復調を行なう機能を有している。
網制御部69は、NCU(Network Control Unit)に相当し、公衆回線網71網にダイヤル信号を送出する等の網制御を行う機能を有している。
さて、ユーザニーズに沿う送信済みデータの処理を、煩雑な手間を要することなく適切な手順で遂行することを通じて、ユーザの利便性向上に寄与可能とするために、主制御部11は、データ送信に係る各種の操作情報を取得する操作情報取得部75と、送信済みデータの処理手順に係る実行シナリオが、複数の各宛先識別情報毎に関連付けて登録される実行シナリオ登録部76と、所要の宛先へのデータ送信が遂行される毎に、当該宛先に係る宛先識別情報と、実行シナリオ登録部76の登録内容とに基づいて、当該宛先に係る実行シナリオを検索する実行シナリオ検索部77と、前記宛先へのデータ送信が終了した後に、当該送信済みデータの処理を、実行シナリオ検索部77で抽出された当該宛先に係る実行シナリオに従う手順で遂行させる制御を行う実行シナリオ遂行制御部79と、を備えて構成されている。なお、本発明実施例でいうデータ送信とは、ファクシミリ(インターネットファクシミリを含む)送信、ネットワーク送信(電子メール送信やFTPデータ送信等)を包括的に含む概念である。また、データ送信対象となる原稿としては、スキャナ部21でのスキャン動作経由で読み込まれる画像データ、又は文書ボックスに蓄積された画像データなどを例示することができる。さらに、宛先識別情報としては、例えば、fax番号、電子メールアドレス、ftpアドレスなどを適宜採用することができる。
次に、本発明実施例に係るデジタル複合機(データ通信装置)の動作について、ある宛先に向けてファクシミリ送信を実行する例をあげて説明する。
[本発明実施例に係るデータ通信装置の動作]
図3は、本発明実施例に係るデジタル複合機(データ通信装置)の動作フローチャート図、図4は、ある宛先に係る実行シナリオを登録する際の手順例を示す説明図である。
図3に示すように、まず、ユーザが、所要の宛先への送信原稿を、スキャナ部21における原稿自動送り装置(不図示)にセットした後に、同原稿のスキャン指示を操作パネル部51を介して操作入力すると、主制御部11は、原稿読み込みの開始信号をスキャナ部21に送出する。これを受けてスキャナ部21は、原稿画像の読み込みを開始する(ステップS11)。こうして読み込まれた画像データは、主制御部11を経由してスキャナ部21から画像メモリ37宛に送出されて、画像メモリ37に一時的に記憶される。
次いで、ユーザが、所要の宛先に係る宛先識別情報(本実施例ではfax番号)を、操作キー部55を用いて操作入力するか、又は、アドレス帳から選択入力することによって、データ送信に係る宛先が設定される(ステップS12)。
次いで、所要の宛先を確認的に設定する旨の意思表示として、ユーザがスタートキー57を押下操作すると(ステップS13の”Yes”)、設定された宛先へのファクシミリ送信が開始される。
ステップS13においてスタートキー57の押下操作を受けて、実行シナリオ検索部77は、当該宛先に係る宛先識別情報と、実行シナリオ登録部76の登録内容とに基づいて、当該宛先に係る実行シナリオを検索する(ステップS14)。なお、ステップS14における検索は、例えば、宛先に係る宛先識別情報と、実行シナリオ登録部76に登録されている宛先識別情報とを照合し、当該両者の一部又は全部が一致するか否かに基づいて、当該宛先に係る実行シナリオを検索するように構成すればよい。
次いで、主制御部11は、ファクシミリ通信部65のジョブ進捗状況を監視し、前記宛先に係るファクシミリ送信が終了したか否かを判定する(ステップS15)。
ステップS15における監視の結果、前記宛先に係るファクシミリ送信が終了した旨の判定が下されたとき、実行シナリオ遂行制御部79は、当該送信済みデータの処理を、実行シナリオ検索部77で抽出された当該宛先に係る実行シナリオに従う手順で遂行させる制御を行う(ステップS16)。ステップS16では、例えば、前記宛先に係る実行シナリオとして、送信済み画像データを印刷出力(以下、「控え印刷」という。)した後に、同画像データに所定の文書ファイル名(例えば、文書ファイルを表す「doc」の後に、送信日時情報を記述するなど)を付与して文書ボックスに保存(以下、「控え保存」という。)する旨が登録されていた場合には、送信済み画像データの控え印刷及び控え保存が順次遂行される。
ここで、従来技術に係る控え印刷や控え保存では、デフォルトではその設定が無効となっているのが通常であった。このため、データ送信後に控え印刷や控え保存などの処理を望むユーザは、データ送信の都度、その設定を有効にする操作が必要であった。かかる設定操作をデータ送信の度毎に行うのは煩雑であった。しかも、ユーザのミスでかかる設定操作を忘れてデータ送信を行った場合には、データ送信後に、原稿のコピーやボックス保存を別ジョブとして行わなければならず、煩に耐えない。
こうした課題を解決するために、鋭意研究活動を推進していたところ、本発明者は、控え印刷や控え保存などのデータ送信後処理を望む送信原稿というのは、送信宛先に依存して決まることが多いことに気づいた。
かかる契機を基にさらなる研究活動を推進した結果、送信済みデータの処理手順に係る実行シナリオを、複数の各送信宛先に関連付けて登録しておき、前記宛先へのデータ送信が終了した後に、当該宛先に係る実行シナリオを前記登録内容から呼び出して、当該送信済みデータの処理を、前記呼び出した当該宛先に係る実行シナリオに従う手順で遂行させるように構成すれば、初期の課題を解決できることを遂に見い出し、本発明を完成させた。
本発明実施例に係るデータ通信装置によれば、ユーザニーズに沿う送信済みデータの処理を、煩雑な手間を要することなく適切な手順で遂行することを通じて、ユーザの利便性向上に寄与することができる。
ところで、本発明実施例に係るデータ通信装置では、ある宛先に係る実行シナリオを、どのタイミングでどのように登録するか、が問題となる。
そうした観点から検討した結果、例えば図4に示すように、宛先の設定操作時に実行シナリオの登録を、問い合わせに導かれるように行うことが考えられる。
すなわち、宛先の設定操作時に(図4の画面G11参照)、実行シナリオを登録するか否かに係る問い合わせ画面(図4の画面G12参照)をタッチパネル部53に表示する。
ユーザが登録の意思表示を行った場合には、登録候補となる実行シナリオ(例えば、”控え印刷”、”控え保存”、”転送”などの機能項目)の選択画面(図4の画面G13参照)をタッチパネル部53に表示する。
ユーザが所要の機能項目に係る設定登録操作を行った場合には、設定登録内容を確認するための、「Fax送信後に、”控え印刷”と”控え保存”を遂行します。よろしければスタートキーを押して下さい。送信を開始します。」などといった確認メッセージを含む登録内容確認画面(図4の画面G14参照)をタッチパネル部53に表示する。
そして、設定登録内容の承認が得られた(ユーザによるスタートキー57の押下操作)場合に、データ送信処理を開始するとともに、このデータ送信後の当該送信済みデータの処理を、前記登録された実行シナリオに従う手順で遂行する。
かかる登録態様を採用すれば、データ送信時における宛先の設定操作に併せて、その宛先に係る実行シナリオを設定するといった一連の操作をもって当該宛先に係る実行シナリオの登録を行うことが可能となる結果として、データ送信時とは異なるタイミングで宛先に係る実行シナリオの登録を行う場合と比べて、ユーザの実行シナリオ登録に係る負担を大幅に軽減することができる。
[実施例の効果]
以上述べたように、本発明実施例に係るデータ通信装置では、実行シナリオ検索部77は、所要の宛先へのデータ送信が遂行される毎に、当該宛先に係る宛先識別情報と、実行シナリオ登録部76の登録内容とに基づいて、当該宛先に係る実行シナリオを検索する。実行シナリオ遂行制御部79は、前記宛先へのデータ送信が終了した後に、当該送信済みデータの処理を、実行シナリオ検索部77で抽出された当該宛先に係る実行シナリオに従う手順で遂行させる制御を行う。
従って、ユーザニーズに沿う送信済みデータの処理を、煩雑な手間を要することなく適切な手順で遂行することを通じて、ユーザの利便性向上に寄与可能なデータ通信装置を得ることができる。
また、実行シナリオ検索部77の検索機能として、宛先に係る宛先識別情報と、実行シナリオ登録部76に登録されている宛先識別情報とを照合し、当該両者の一部が一致するか否かに基づいて、当該宛先に係る実行シナリオを検索する構成を採用すれば、宛先識別情報に内包された属性情報の特性を活用した柔軟な検索を実現することができる。
具体的には、例えば、宛先識別情報の前方一致検索によって、当該宛先に係る実行シナリオを検索する構成を採用した場合には、宛先識別情報がfax番号である場合において、特定の地域(例えば、大阪であれば「06」、名古屋であれば「052」、東京であれば「03」が、数字列の先頭部分に記述されている。)に属する宛先に対して共通の実行シナリオを適用することができる。
さらに、例えば、宛先識別情報の後方一致検索によって、当該宛先に係る実行シナリオを検索する構成を採用した場合には、宛先識別情報が電子メールアドレスである場合において、特定の組織(例えば、ABC株式会社であれば「abc.co.jp」が、文字列における”@”の後段部分に記述されている。)に属する宛先に対して共通の実行シナリオを適用することができる。
しかも、実行シナリオ検索部77の検索機能として、宛先に係る宛先識別情報と、実行シナリオ登録部76に登録されている宛先識別情報とを照合し、当該両者の全部が一致するか否かに基づいて、当該宛先に係る実行シナリオを検索する構成を採用すれば、宛先識別情報に内包された属性情報の特性を活用した厳密な検索(宛先識別情報の照合が一対一でなされる。)を実現することができる。
そして、実行シナリオ登録部76では、データ送信時における宛先識別情報の設定操作に併せて、当該宛先に係る実行シナリオが設定登録される、登録態様を採用すれば、一連の設定操作をもって当該宛先に係る実行シナリオの登録を行うことが可能となる結果として、データ送信時とは異なるタイミングで宛先に係る実行シナリオの登録を行う場合と比べて、ユーザの実行シナリオ登録に係る負担を大幅に軽減することができる。
[その他]
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、あるいは技術思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴うデータ通信装置もまた、本発明における技術的範囲の射程に包含されるものである。
例えば、本発明実施例において、データ通信装置の一例として、データ通信機能を有するデジタル複合機を例示して説明したが、本発明はかかる実施例に限定されるものではなく、例えば、ファクシミリ装置、情報端末などの、宛先候補と通信条件とを設定後にデータ通信を行う態様の、あらゆる装置に適用可能であることはいうまでもない。
11 主制御部
51 操作パネル部
53 タッチパネル部
65 ファクシミリ通信部
73 相手局
75 操作情報取得部
76 実行シナリオ登録部
77 実行シナリオ検索部
79 実行シナリオ遂行制御部

Claims (3)

  1. 送信済みデータの処理手順に係る実行シナリオが、複数の各宛先識別情報毎に関連付けて登録される実行シナリオ登録部と、
    所要の宛先へのデータ送信が遂行される毎に、当該宛先に係る宛先識別情報と、前記実行シナリオ登録部の登録内容とに基づいて、当該宛先に係る実行シナリオを検索する実行シナリオ検索部と、
    前記宛先へのデータ送信が終了した後に、当該送信済みデータの処理を、前記実行シナリオ検索部で抽出された当該宛先に係る実行シナリオに従う手順で遂行させる制御を行う実行シナリオ遂行制御部と、
    を備えたことを特徴とするデータ通信装置。
  2. 請求項1記載のデータ通信装置であって、
    前記実行シナリオ検索部は、前記宛先に係る宛先識別情報と、前記実行シナリオ登録部に登録されている宛先識別情報とを照合し、当該両者の一部又は全部が一致するか否かに基づき前記データ送信を遂行したときの宛先を特定して当該特定された宛先に係る実行シナリオを検索する、
    ことを特徴とするデータ通信装置。
  3. 請求項1又は2に記載のデータ通信装置であって、
    前記実行シナリオ登録部では、データ送信時における前記宛先識別情報の設定操作に併せて、その宛先に係る実行シナリオの登録操作をすることの選択により、当該宛先に係る実行シナリオ設定登録を行わせる、
    ことを特徴とするデータ通信装置。
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