JP5193841B2 - 注出キャップ - Google Patents

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本発明は、注出キャップに関するものである。
従来から、内容物が収容される容器の口部に装着されるキャップ本体と、このキャップ本体にヒンジ部を介して回動自在に連結された有頂筒状の蓋体と、を備えるとともに、キャップ本体が、キャップ軸に交差する方向に延在しその先端に注出口が形成された注出筒を有し、蓋体内に注出口に離脱可能に嵌合される栓体が設けられた注出キャップが知られている。
ところでこのように、注出キャップが、ヒンジ部回りに回動自在な蓋体と、キャップ軸に交差する方向に延在しその先端に注出口が形成された注出筒を有するキャップ本体と、を備える場合、キャップ本体に対する蓋体のヒンジ部回りの回動動作だけでは、注出筒に栓体が引っ掛かることがあり、栓体で注出口を抵抗少なくスムーズに開閉させることが困難であるという問題があった。
そこで、このような問題を解決するための手段として、例えば下記特許文献1では、蓋体の周壁部においてヒンジ部にキャップ周方向の両側から連なる各部分に、キャップ軸方向に延びる切欠きを各別に形成することによって、各切欠きの幅を拡縮させながら蓋体をキャップ本体に対してスライド移動させることで、栓体を注出口に対してその開口方向に沿って進退移動させる構成が提案されている。
また、例えば下記特許文献2では、注出筒に連結ヒンジ部を介して回動自在に連結されるとともに前記栓体を有する小蓋を備え、この小蓋が蓋体内に突設された係合突片に係合することによって、蓋体がヒンジ部回りに回動するのに伴い、前記係合突片が小蓋を連結ヒンジ部回りに回動させて注出口を開閉させる構成が提案されている。
特公平7−59428号公報 特開2008−74470号公報
しかしながら、前者の注出キャップでは、蓋体の周壁部に切欠きが形成されているので、蓋体内を密閉することができず、この切欠きを通して外部から蓋体内に異物が侵入するおそれがあり、また、前記切欠きの幅を拡縮させるので、蓋体にこの切欠きを基点として亀裂が生じ易くなるおそれもあった。
また、後者の注出キャップでは、係合突片が小蓋に係合することで注出口が開閉されるので、これらの係合突片や小蓋が塑性変形し易いという問題があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、蓋体内の密閉性を犠牲にしなくても、栓体により注出口を抵抗少なくスムーズに開閉させることが可能で、しかも耐久性の低下を防ぐことができる注出キャップを提供することを目的とする。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明の注出キャップは、内容物が収容される容器の口部に装着されるキャップ本体と、このキャップ本体にヒンジ部を介して回動自在に連結された有頂筒状の蓋体と、を備えるとともに、前記キャップ本体が、キャップ軸に交差する方向に延在しその先端に注出口が形成された注出筒を有する注出キャップであって、前記蓋体内には、その周壁部の開放端側から該蓋体の頂部側に向かうに従い漸次キャップ径方向の内側に向けて延在し、キャップ径方向に弾性変形可能に形成された弾性突片が突設されるとともに、この弾性突片に前記注出口に離脱可能に嵌合された栓体が突設されていることを特徴とする。
この発明では、蓋体を注出口から離間するようにキャップ本体に対してヒンジ部回りに回動させると、弾性突片がキャップ径方向の外側に向けて弾性変形させられつつ、栓体が注出筒における注出口の開口端縁上を摺動して乗り越え、栓体が注出口から外れてこの注出口が開口する。その後さらに継続して蓋体を前述のように回動させることで注出口を開放する。
次に、蓋体を注出口に接近するようにキャップ本体に対してヒンジ部回りに回動させて、栓体を注出筒の前記開口端縁に到達させると、弾性突片がキャップ径方向の外側に向けて弾性変形させられつつ、栓体が注出筒の前記開口端縁上を摺動して注出口に到達する。この際、弾性突片がキャップ径方向の内側に復元変形させられ、栓体が注出口内に進入してこの注出口を閉塞する。
以上より、弾性突片を前述のようにキャップ径方向に弾性変形させることで、栓体により注出口を開閉させるので、蓋体内の密閉性を犠牲にしなくても、栓体により注出口を抵抗少なくスムーズに開閉させることができるとともに、耐久性の低下も防ぐことができる。
ここで、前記栓体は、その中央部から外周縁に向かうに従い漸次厚さが薄くなる凸曲面状に形成され、その外周縁は前記弾性突片に段差無く連なってもよい。
この場合、栓体が前記凸曲面状に形成され、その外周縁が前記弾性突片に段差無く連なっているので、注出口を栓体で前述のように開閉させる際に、栓体が注出筒の前記開口端縁上を引っ掛かり少なくスムーズに摺動することとなる。したがって、この注出キャップの開閉操作性を向上させることができるとともに、耐久性の低下も確実に防ぐことができる。
また、前記弾性突片は、前記蓋体の開放端からキャップ径方向の外側に向けて延びる連結片の先端部側に連結されるとともに、この連結片がキャップ径方向の内側に向けて折り返されることにより、前記蓋体内にその開放端側から進入して配設されてもよい。
この場合、弾性突片が前記連結片の先端部側に連結されているので、キャップ本体、ヒンジ部、蓋体、連結片および弾性突片を一体に形成することが可能になり、この注出キャップを容易に形成することができる。
さらに、前記弾性突片は、その前記開放端側に連設された嵌合筒が前記蓋体の周壁部内に嵌合されることにより前記蓋体内に配設されてもよい。
この場合、嵌合筒が蓋体の周壁部内に嵌合されることで弾性突片が蓋体内に配設されているので、弾性突片が蓋体内から外れ易くなるあるいは不安定になるのを防ぐことが可能になり、弾性突片を蓋体内に容易かつ確実に固定することができる。
さらにまた、前記ヒンジ部および弾性突片は、キャップ径方向に沿って延びる同一の直線上に配設されてもよい。
なお、この構成において、さらに連結片もヒンジ部および弾性突片とともにキャップ径方向に沿って延びる同一の直線上に配設され、かつキャップ本体、ヒンジ部、蓋体、連結片および弾性突片が一体に形成された場合には、蓋体をキャップ本体に対して開位置に位置させ、かつ弾性突片を蓋体の外側に位置させた状態、つまり展開させた状態にある注出キャップを金型内で成形した後の、弾性突片を蓋体に対して回動させる方向と、この蓋体をキャップ本体に対して回動させる方向と、を同じにすることが可能になり、この注出キャップの組立工程の簡素化を図ることができる。
この発明に係る注出キャップによれば、蓋体内の密閉性を犠牲にしなくても、栓体により注出口を抵抗少なくスムーズに開閉させることが可能で、しかも耐久性の低下を防ぐことができる。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。
本実施形態に係る注出キャップ1は、図1に示されるように、内容物が収容される容器2の口部に装着されるキャップ本体10と、このキャップ本体10にヒンジ部20を介して回動自在に連結された有頂筒状の蓋体30と、を備えている。
キャップ本体10および蓋体30はそれぞれ有頂筒状に形成されるとともに共通軸と同軸に配設されている。以下、この共通軸をキャップ軸Oといい、キャップ軸O方向に沿ってキャップ本体10側を下側、蓋体30側を上側といい、キャップ軸Oに直交する方向をキャップ径方向といい、キャップ軸O回りに沿った方向をキャップ周方向という。
キャップ本体10は、環状の天壁部13と、この天壁部13の外周縁に下方に向けて延設されるとともに、容器2の口部に装着される装着筒14と、天壁部13の内周縁部に上方に向けて突設されキャップ軸Oと同軸に配置されるとともに容器2内に連通する導入筒15と、この導入筒15の上端に連設されるとともにキャップ軸Oに交差する方向に延在しその先端に注出口が形成された注出筒12と、を備えている。
図示の例では、注出筒12は、導入筒15の上端から上方に向かうに従い漸次キャップ径方向の外側に向けて延在している。また、注出口は天壁部13の外周縁よりもキャップ径方向の内側に位置している。さらに、注出筒12における注出口の開口端縁は、キャップ軸O方向およびキャップ径方向の双方に対して傾斜する傾斜平面上に位置している。
天壁部13においてその外周縁部13aよりもキャップ径方向の内側に位置する内側部分13bは、外周縁部13aよりも上方に突出した突台状に形成されている。そして、この内側部分13bの外周面において、注出口のキャップ周方向に沿った配置位置と対応する部分の上部に第1係合凸部13cが突設されている。ここで、注出口は内側部分13bの外周面よりもキャップ径方向の内側に位置している。
そして本実施形態では、蓋体30内に、下側(蓋体30の周壁部30aの開放端30b側)から上側(蓋体30の頂部30c側)に向かうに従い漸次キャップ径方向の内側に向けて延在し、キャップ径方向に弾性変形可能に形成された弾性突片31が突設されている。弾性突片31は、周壁部30aの内周面側において、注出口のキャップ周方向に沿った配置位置と対応する部分のキャップ軸O方向の中央部から、上側に向かうに従い漸次キャップ径方向の内側に向けて延在した板状体となっている。さらに、蓋体30とキャップ本体10とを連結する前記ヒンジ部20は、キャップ軸Oを挟んだ弾性突片31の反対側に配設されている。なお、図示の例では、弾性突片31と、蓋体30における頂部30cの内面および周壁部30aの内周面と、の間にはそれぞれ隙間が設けられている。
この弾性突片31において注出口に対向する表面に、この注出口に離脱可能に嵌合された栓体32が突設されている。栓体32の平面視形状は注出口の平面視形状と同一とされそれぞれの大きさも互いに同等になっている。そして本実施形態では、栓体32は、その中央部から外周縁に向かうに従い漸次厚さが薄くなる凸曲面状に形成され、その外周縁は弾性突片31の表面に段差無く連なっている。つまり、栓体32は、弾性突片31の表面から注出口内に向けてその開口方向に沿って立ち上がる平面を有さず、凸曲面だけで構成されている。
また、弾性突片31は、蓋体30の開放端30bからキャップ径方向の外側に向けて延びる連結片33の先端部33a側に連結されるとともに、この連結片33が図3に示されるようにキャップ径方向の内側に向けて折り返されることにより、蓋体30内にその開放端30b側から進入して配設されている。弾性突片31は、図1に示されるように蓋体30の周壁部30a内に嵌合された嵌合筒34における上端開口縁上に突設され、この嵌合筒34を介して連結片33の先端部33aに連結されている。連結片33の先端部33aは、嵌合筒34の外周面において、注出口のキャップ周方向に沿った配置位置と対応する部分の下端部に連結されている。
また、嵌合筒34の内周面において、注出口のキャップ周方向に沿った配置位置と対応する部分の下端部には、キャップ本体10の第1係合凸部13cに係合する第2係合凸部34aが突設されている。なお、キャップ本体10の天壁部13における外周縁部13aのキャップ径方向における大きさは、蓋体30の周壁部30aの肉厚と嵌合筒34の肉厚との和と同等になっている。
ここで、蓋体30の周壁部30aの開放端30bにおいて、注出口のキャップ周方向に沿った配置位置と対応する部分には、切欠き部30dが形成されており、この切欠き部30d内に、前述のように折り返された連結片33のうち前記先端部33aが収納されている。これにより、嵌合筒34の下端開口縁と蓋体30の開放端30bとが同一平面上に位置するようになっている。なお、連結片33は先端部33aが他よりも肉厚になるように形成されている。また、連結片33は前述のように折り返された状態で、前記先端部33aを除く部分が、蓋体30の周壁部30aからキャップ径方向の外側に突出しており、蓋体30をキャップ本体10に対してヒンジ部20回りに回動させる際に操作可能な操作片33bとなっている。
さらに本実施形態では、ヒンジ部20、連結片33および弾性突片31は、キャップ径方向に沿って延びる同一の直線上に配設されている。そして、以上のキャップ本体10、ヒンジ部20、蓋体30、連結片33、嵌合筒34および弾性突片31は全体が一体に形成されている。
以上説明したように本実施形態に係る注出キャップ1によれば、蓋体30を注出口から離間するようにキャップ本体10に対してヒンジ部20回りに回動させると、弾性突片31がキャップ径方向の外側に向けて弾性変形させられつつ、栓体32が注出筒12における注出口の開口端縁上を摺動して乗り越え、栓体32が注出口から外れてこの注出口12が開口する。その後さらに継続して蓋体30を前述のように回動させることで、図2に示されるように注出口を開放する。
次に、蓋体30を注出口に接近するようにキャップ本体10に対してヒンジ部20回りに回動させて、栓体32を注出筒12の前記開口端縁に到達させると、弾性突片31がキャップ径方向の外側に向けて弾性変形させられつつ、栓体32が注出筒12の前記開口端縁上を摺動して注出口に到達する。この際、弾性突片31がキャップ径方向の内側に復元変形させられ、図1に示されるように栓体32が注出口内に進入してこの注出口を閉塞する。
以上より、弾性突片31を前述のようにキャップ径方向に弾性変形させることで、栓体32により注出口を開閉させるので、蓋体30内の密閉性を犠牲にしなくても、栓体32により注出口を抵抗少なくスムーズに開閉させることができるとともに、耐久性の低下も防ぐことができる。
また、栓体32が前記凸曲面状に形成され、その外周縁が弾性突片31の表面に段差無く連なっているので、注出口を栓体32で前述のように開閉させる際に、栓体32が注出筒12の前記開口端縁上を引っ掛かり少なくスムーズに摺動することとなる。したがって、この注出キャップ1の開閉操作性を向上させることができるとともに、耐久性の低下も確実に防ぐことができる。
さらに、弾性突片31が連結片33の先端部33a側に連結されているので、キャップ本体10、ヒンジ部20、蓋体30、連結片33および弾性突片31を一体に形成することが可能になり、この注出キャップ1を容易に形成することができる。
また、嵌合筒34が蓋体30の周壁部30a内に嵌合されることで弾性突片31が蓋体30内に配設されているので、弾性突片31が蓋体30内から外れ易くなるあるいは不安定になるのを防ぐことが可能になり、弾性突片31を蓋体30内に容易かつ確実に固定することができる。
さらに、ヒンジ部20、連結片33および弾性突片31が、キャップ径方向に沿って延びる同一の直線上に配設されているので、図3に示されるように、蓋体30をキャップ本体10に対して開位置に位置させ、かつ弾性突片31を蓋体30の外側に位置させた状態、つまり展開させた状態にある注出キャップ1を金型内で成形した後の、弾性突片31を蓋体30に対して嵌合筒34とともに回動させる方向と、この蓋体30をキャップ本体10に対して回動させる方向と、を同じにすることが可能になり、この注出キャップ1の組立工程の簡素化を図ることができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば前記実施形態では、弾性突片31として、蓋体30および連結片33とともに一体に形成された構成を示したが、連結片33を有さず、蓋体30と別体とされた構成を採用してもよい。
また、弾性突片31が嵌合筒34を介して連結片33の先端部33aに連結された構成を示したが、嵌合筒34を有しない構成を採用してもよい。
さらに、連結片33および嵌合筒34を有さず、蓋体30と弾性突片31とが一体に形成された構成を採用してもよい。
また、ヒンジ部20、連結片33および弾性突片31が、キャップ径方向に沿って延びる同一の直線上に配設された構成を示したが、それぞれの配設位置を互いに異ならせる等適宜変更してもよい。
さらに、蓋体30の周壁部30aの開放端30bに切欠き部30dを形成したが、この切欠き部30dは形成しなくてもよい。
また、導入筒15を有さず、キャップ本体10の天壁部13に注出筒12が直接突設された構成を採用してもよい。
さらに、前記実施形態では、弾性突片31を嵌合筒34の上端開口縁上に突設したが、これに限らず例えば、嵌合筒34の内周面に設ける等適宜変更してもよい。
また、前記実施形態では、弾性突片31と、蓋体30における頂部30cの内面および周壁部30aの内周面と、の間にそれぞれ隙間を設けたが、この隙間は設けなくてもよい。
さらに、注出筒12の延在する方向は、キャップ軸Oに交差する方向であれば、例えばキャップ径方向等、前記実施形態に限らず適宜変更してもよい。
また、注出筒12は、キャップ本体10の天壁部13においてキャップ径方向で互いに対向する各位置に1つずつ設ける等、その個数は複数であってもよい。
その他、本発明の主旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
蓋体内の密閉性を犠牲にしなくても、栓体により注出口を抵抗少なくスムーズに開閉させることが可能で、しかも耐久性の低下を防ぐことができる。
本発明に係る一実施形態として示した注出キャップを容器の口部に装着した状態を示す一部縦断面図である。 図1に示す注出キャップにおいて、蓋体を連結ヒンジ部回りに回動させて注出口を開放した状態を示す一部縦断面図である。 図1および図2に示す注出キャップの成形時の状態を示す一部縦断面図である。
符号の説明
1 注出キャップ
2 容器
10 キャップ本体
12 注出筒
20 ヒンジ部
30 蓋体
30a 周壁部
30b 開放端
30c 頂部
31 弾性突片
32 栓体
33 連結片
33a 連結片の先端部
34 嵌合筒
O キャップ軸

Claims (5)

  1. 内容物が収容される容器の口部に装着されるキャップ本体と、
    このキャップ本体にヒンジ部を介して回動自在に連結された有頂筒状の蓋体と、を備えるとともに、前記キャップ本体が、キャップ軸に交差する方向に延在しその先端に注出口が形成された注出筒を有する注出キャップであって、
    前記蓋体内には、その周壁部の開放端側から該蓋体の頂部側に向かうに従い漸次キャップ径方向の内側に向けて延在し、キャップ径方向に弾性変形可能に形成された弾性突片が突設されるとともに、この弾性突片に前記注出口に離脱可能に嵌合された栓体が突設されていることを特徴とする注出キャップ。
  2. 請求項1記載の注出キャップであって、
    前記栓体は、その中央部から外周縁に向かうに従い漸次厚さが薄くなる凸曲面状に形成され、その外周縁は前記弾性突片に段差無く連なっていることを特徴とする注出キャップ。
  3. 請求項1または2に記載の注出キャップであって、
    前記弾性突片は、前記蓋体の開放端からキャップ径方向の外側に向けて延びる連結片の先端部側に連結されるとともに、この連結片がキャップ径方向の内側に向けて折り返されることにより、前記蓋体内にその開放端側から進入して配設されていることを特徴とする注出キャップ。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の注出キャップであって、
    前記弾性突片は、その前記開放端側に連設された嵌合筒が前記蓋体の周壁部内に嵌合されることにより前記蓋体内に配設されていることを特徴とする注出キャップ。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の注出キャップであって、
    前記ヒンジ部および弾性突片は、キャップ径方向に沿って延びる同一の直線上に配設されていることを特徴とする注出キャップ。
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