JP5193093B2 - 可変容量型排気ターボ過給機 - Google Patents

可変容量型排気ターボ過給機 Download PDF

Info

Publication number
JP5193093B2
JP5193093B2 JP2009047410A JP2009047410A JP5193093B2 JP 5193093 B2 JP5193093 B2 JP 5193093B2 JP 2009047410 A JP2009047410 A JP 2009047410A JP 2009047410 A JP2009047410 A JP 2009047410A JP 5193093 B2 JP5193093 B2 JP 5193093B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust gas
turbine housing
flap valve
inlet
turbine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009047410A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010203261A (ja
Inventor
幹 惠比寿
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2009047410A priority Critical patent/JP5193093B2/ja
Priority to PCT/JP2009/066651 priority patent/WO2010097981A1/ja
Priority to CN200980156456.4A priority patent/CN102317594B/zh
Priority to KR1020117018470A priority patent/KR101306360B1/ko
Priority to EP09840828.9A priority patent/EP2402578B1/en
Priority to US13/146,668 priority patent/US9151218B2/en
Publication of JP2010203261A publication Critical patent/JP2010203261A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5193093B2 publication Critical patent/JP5193093B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B37/00Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
    • F02B37/12Control of the pumps
    • F02B37/22Control of the pumps by varying cross-section of exhaust passages or air passages, e.g. by throttling turbine inlets or outlets or by varying effective number of guide conduits
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D17/00Regulating or controlling by varying flow
    • F01D17/10Final actuators
    • F01D17/12Final actuators arranged in stator parts
    • F01D17/14Final actuators arranged in stator parts varying effective cross-sectional area of nozzles or guide conduits
    • F01D17/16Final actuators arranged in stator parts varying effective cross-sectional area of nozzles or guide conduits by means of nozzle vanes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B37/00Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
    • F02B37/02Gas passages between engine outlet and pump drive, e.g. reservoirs
    • F02B37/025Multiple scrolls or multiple gas passages guiding the gas to the pump drive
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B39/00Component parts, details, or accessories relating to, driven charging or scavenging pumps, not provided for in groups F02B33/00 - F02B37/00
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Supercharger (AREA)

Description

本発明は、内側スクロール流路と外側スクロール流路とが形成されたタービンを備える可変容量型排気ターボ過給機に関する。
従来、車両用内燃機関等に用いられる比較的小型の排気ターボ過給機では、エンジンからの排気ガスを、タービンハウジングに形成されたスクロール流路内に充填し、該スクロール流路の内周側に設けられた複数のノズルベーンに通して、該ノズルベーンの内周側に設けられたタービンロータに作用させる構造が採用されている。このような輻流型可変容量排気ターボ過給機は多く用いられている(例えば、特許文献1ないし3参照)。
図8は、従来の排気ターボ過給機の一般的な例を示している。この図は可変容量型排気ターボ過給機の分解斜視図である。図に示すように、ターボ過給機には、タービンハウジング1と、このタービンハウジング1に締結される軸受ハウジングユニット5と、この軸受ハウジングユニット5に締結されるコンプレッサハウジング2とを備えている。そして、軸受ハウジングユニット5とタービンハウジング1と内包される空間には、タービンホイール3と固定ベーン4が収容される(図示はしないがコンプレッサホイールも同様に存在する)。また、タービンハウジング1の上面には開口部が形成され、この開口部にはガスケット6を挟んでバルブカバー7が締結される。そして、バルブカバー7の直下にフローコントロールバルブ8が取り付けられる。また、タービンハウジング1には、タービンハウジング1を締結して固定させるための吸気板部1aが排気ガスの吸入口に形成されている。
図8のターボ過給機を組み立てて、エンジンを低速運転させた場合、図9(a)に示すように、排気ガスは、吸気板部1aに流入し、渦巻き状に形成された内側スクロール流路T1に沿って流れる。このとき、排気ガスは、渦巻きの内側に向かう方向に流れる。この内側スクロール流路T1と外側スクロール流路T2とは、固定べーンの羽根部4aによって区画されている。排気ガスは、渦巻きの内側に向かうので、多数の羽根部4aで区画されているにも拘わらず、内側スクロール流路T1から外側スクロール流路T2に排気ガスは流れない。
一方、エンジンを高速運転させた場合、図9(b)に示すように、フローコントロールバルブ8はバルブカバー側に回動するので、吸気板部1aに流入した排気ガスは、内側スクロール流路T1と外側スクロール流路T2との両方を流れる。内側スクロール流路T1に流入した排気ガスは、図9(a)と同様に渦巻きの内側に向かう方向に流れる。一方、外側スクロール流路T2に流入した排気ガスは、渦巻きに沿って流れ、羽根部4a間の隙間から内側スクロール流路T1に流入して、内側スクロール流路T1を流れる排気ガスに合流し、タービンハウジング1の外部に排出される。
なお、図9(a)に示したエンジン低速運転時には、内側スクロール流路T1にのみ排気ガスが流れるので、エンジン高速運転時より流速が速くなる。一方、図9(b)に示したエンジン高速運転時には、内側スクロール流路T1と外側スクロール流路T2との両方に排気ガスが流れるので、背圧が低減され、燃費を向上させることができる。
特開2008−128065号公報 特開2008−215083号公報 米国特許2860827号公報
しかし、従来の可変容量型排気ターボ過給機では、インサート部4、フローコントロールバルブ8及びバルブカバー7の存在により、タービンハウジングアッセンブリの熱容量が大きくなるため、より低熱容量のものが要求されていた。タービンハウジングアッセンブリの熱容量が大きくなると、エンジン始動時のタービンハウジングアッセンブリの温度が低い状態から、温度が上昇するまでの間に、排気ガスからタービンハウジングアッセンブリに奪われる熱量が大きくなる。このため、タービンハウジング出口より下流に設けられた排気ガス浄化触媒の温度が、活性化温度に達するまでの時間が長くなる。このため、エンジン始動時の排気ガスの浄化度を高めるためには、タービンハウジングアッセンブリの熱容量をできるだけ小さくすることが望ましい。
また、バルブカバー7を使用する構造は、コスト、パッケージングの手間、ガス漏れなどを考慮すると、好ましくない。
本発明は、かかる従来技術の課題に鑑み、熱容量が小さく、簡易な構造の可変容量型排気ターボ過給機を提供することを目的とする。
本発明はかかる課題を解決する手段としてなされたものである。
本発明は、内燃機関の排気ガスが内部に導入されるタービンハウジングと、該タービンハウジング内に設けられて回転駆動されるタービンホイールと、該タービンホイールを回転駆動させる排気ガスの流れを内周側と外周側とに区画してなる内側スクロール流路及び外側スクロール流路、が形成された前記タービンハウジングの内部に設けられ、前記内側スクロール流路及び外側スクロール流路への排気ガス流量を制御するフローコントロールバルブと、軸受ハウジングを介して前記タービンハウジングに連結されるコンプレッサハウジングと、を備える可変容量型排気ターボ過給機であって、
前記フローコントロールバルブはフラップバルブであり、排気ガスが流れる吸入口挿入管部と、該吸入口挿入管部に設けられた前記フラップバルブとを有する吸入口構造体が、前記内側スクロール流路及び外側スクロール流路が形成されたタービンハウジング本体の排気ガス流入口に設けられるとともに、該吸入口構造体は、前記タービンハウジング本体の排気ガス流入口に挿入されて別体として取り付けられ、さらに該吸入口挿入管部は、前記タービンハウジング本体の排気ガス流入口に挿入されて該吸入口挿入管部の外側とタービンハウジング本体との間に空気層を形成して二重管構造を形成し、排ガスを該吸入口挿入管部の内側にのみ流すように取り付けられ、前記タービンハウジング本体の排気ガス流入口には、前記内側スクロール流路と前記外側スクロール流路とを区画する仕切り部が設けられ、該仕切り部の排気ガス流入口側の端部に位置する前記吸入口構造体には、前記フラップバルブが着座する着座部が形成され、前記フラップバルブは、前記着座部に着座する位置と、管方向に沿った位置との間を回動自在にされ、前記フラップバルブが管方向に沿った位置にあるときは、フラップバルブは、吸入口挿入管部の外側に位置して排気ガスの流れを妨げない構造にされていることを特徴とする。
かかる発明では、フラップバルブが、仕切り部の端部に位置する前記吸入口構造体の着座部に着座する位置と、管方向に沿った位置との間を回動自在にされているので、従来用いられたバルブカバーが不要となり、バルブカバーシート面からのガス漏れが発生することがないことに加え、タービンアッセンブリの簡易構造化及び小型化が図られ熱容量を小さくすることができる。ひいては、排気ガス浄化触媒が活性化されるまでの時間が短縮される。また、エンジン高速運転時に外側スクロール流路に排気ガスを流通させると、フラップバルブが管方向に沿った位置に配置されるので、排気ガスの流れは妨げられない。より具体的には、フラップバルブが管方向に沿った位置にあるときは、フラップバルブは、フラップバルブに連結されたアーム部材と共に吸入口挿入管部の外側に位置して排気ガスの流れを妨げない構造にされている。そのため、排気ガスの圧力損失が低減され、タービン効率が向上する。さらに、バルブカバー、ガスケット、及びこれらを取り付けるボルトが不要となり、生産コストを低減させることができる。
本発明は、さらに、前記吸入口構造体は、前記タービンハウジング本体の排気ガス流入口に別体として取り付けられていることを特徴とする。
かかる発明では、吸入口構造体が別体として取り付けられるので、フラップバルブや、フラップバルブと連結されるアーム部材などの組付けを容易に行うことができる。
本発明は、さらに、該吸入口挿入管部は、前記タービンハウジング本体の排気ガス流入口に挿入されて該吸入口挿入管部の外側とタービンハウジング本体との間に空気層を形成して二重管構造を形成し、排ガスを該吸入口挿入管部の内側にのみ流すように取り付けられていることを特徴とする。
かかる発明では、吸入口挿入管部がタービンハウジング本体の排気ガス流入口に挿入されることで、二重管構造にされているため、排気ガスを内側の管にのみ流すことが可能であり、外側の管と内側の管との間に空気層を形成することができる。このように空気層を形成すると、断熱性に優れ、排気ガスの温度が高く維持され、排気ガス浄化触媒が活性化されるまでの時間を短縮させることができる。
本発明は、さらに、前記吸入口挿入管部は、板金により形成されていることを特徴とする。
かかる発明では、吸入口挿入管部が薄肉の板金により形成されており、タービンハウジング入口の外側の管との二重管構造となっているため、タービンハウジングに伝熱により伝わる熱量が低減され、排ガスの温度を高く維持することができるため、排気ガス浄化触媒が活性化されるまでの時間が短縮される。
本発明は、さらに、前記フラップバルブと前記着座部とは、面接触することを特徴とする。
かかる発明では、フラップバルブの着座時のシール性が高まるため、内側スクロールに流れる排気ガスが外側スクロールに漏れることが防止される。このため、フラップバルブ着座時のタービン性能の低下を低減することができる。
更にかかる発明では、外側スクロール流路に排気ガスが流れることが防止され、熱損失を抑止することができる。そのため、タービンアッセンブリの熱容量を小さくすることができ、ひいては、排気ガス浄化触媒が活性化されるまでの時間が短縮される。
本発明は、さらに、前記着座部には、研磨加工が施されていることを特徴とする。
かかる発明では、着座部に研磨加工が施されているので、フラップバルブの着座時のシール性がさらに高まる。
本発明は、さらに、前記タービンハウジング本体が板金で形成されていることを特徴とする。
かかる発明では、タービンハウジング本体が板金で形成されているので、タービンアッセンブリの熱容量を小さくすることができる。ひいては、排気ガス浄化触媒が活性化されるまでの時間が短縮される。
本発明の可変容量型排気ターボ過給機では、熱容量が小さく、簡易な構造にすることができる。
図1は、本発明の可変容量型排気ターボ過給機の第1参考例を示す説明図である。 図2は、図1のタービンハウジングの内部構造を示す説明図である。 図3は、図2のフラップバルブの開閉機構を示す説明図である。 図4は、本発明の可変容量型排気ターボ過給機の実施形態の内部構造を示す説明図である。 図5は、図4のフラップバルブの開閉機構を示す説明図である。 図6は、図4のA−A線に沿う断面図である。 図7は、本発明の可変容量型排気ターボ過給機の第2参考例の内部構造を示す説明図である。 図8は、従来の可変容量型排気ターボ過給機を示す説明図である。 図9は、タービンハウジング内の構造を示す説明図である。図9(a)はエンジン低速運転時の状態を示しており、図9(b)はエンジン高速運転時の状態を示している。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対位置などは特に記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではない。
図8は、従来の排気ターボ過給機の一般的な例を示している。この図は可変容量型排気ターボ過給機の分解斜視図である。図に示すように、ターボ過給機には、タービンハウジング1と、このタービンハウジング1に締結される軸受ハウジングユニット5と、この軸受ハウジングユニット5に締結されるコンプレッサハウジング2とを備えている。そして、軸受ハウジングユニット5とタービンハウジング1と内包される空間には、タービンホイール3と固定べーン4が収容される(図示はしないがコンプレッサホイールも同様に存在する)。また、タービンハウジング1の上面には開口部が形成され、この開口部にはガスケット6を挟んでバルブカバー7が締結される。そして、バルブカバー7の直下にフローコントロールバルブ8が取り付けられる。また、タービンハウジング1には、タービンハウジング1を締結して固定させるための吸気板部1aが排気ガスの吸入口に形成されている。
[第1参考例]
図1は、本発明の可変容量型排気ターボ過給機の第1参考例を示している。本第1参考例の可変容量型排気ターボ過給機は、
内燃機関の排気ガスが内部に導入されるタービンハウジング1と、該タービンハウジング1内に設けられて回転駆動されるタービンホイール3とを備えている。
また、この過給機は、このタービンハウジング1に締結される軸受ハウジングユニット5と、この軸受ハウジングユニット5がその内側に収納された状態で連結されるコンプレッサハウジング2とを備えている。そして、軸受ハウジングユニット5とタービンハウジング1と内包される空間には、タービンホイール3と固定べーン4が収容される(図示はしないがコンプレッサホイールも同様に存在する)。なお、本第1参考例では、タービンハウジング1は板金で形成されており、タービンアッセンブリの熱容量を小さくすることができる。
図2は、第1参考例の特徴部分であるターボ過給機の内部構造を示している。図に示すように、この過給機のタービンハウジング内には、タービンホイールを回転駆動させる排気ガスの流れを内周側と外周側とに区画してなる内側スクロール流路T1及び外側スクロール流路T2が形成されている。また、タービンハウジング内には、内側スクロール流路T1及び外側スクロール流路T2への排気ガス流量を制御するフローコントロールバルブとしてフラップバルブ12が設けられている。そして、内側スクロール流路T1に連通する内側流路U1と外側スクロール流路T2に連通する外側流路U2とが形成された吸入口本体部11と、外側流路U2を開閉するフラップバルブ12と、を有する吸入口構造体13が、内側スクロール流路T1と外側スクロール流路T2が形成されたタービンハウジング本体14の排気ガス流入口に設けられている。
この吸入口構造体13は、タービンハウジング本体14の排気ガス流入口に別体として取り付けられているので、フラップバルブ12や、フラップバルブ12と連結されるアーム部材などの組付けを容易に行うことができる。なお、吸入口構造体13のタービンハウジング本体14への連結は、例えば、溶接を用いて行うことができる。
また、吸入口本体部11には、フラップバルブ12を外側流路U2に沿うように配置させるためのバルブ退避収納部11aと、外側流路U2を遮断するためのフラップバルブ用の着座部11bとが形成されている。
また、タービンハウジング本体14の排気ガス流入口側には、フランジ部となる吸気板部11cが形成され、該吸気板部11cの内側に位置する流路壁には、フラップバルブ12が着座する第2の着座部11c1が形成されている。そのため、長期間繰り返してフラップバルブ12の衝撃が加わっても着座部11c1は強度的に十分に耐えることができる。また、外側スクロール流路T2への排気ガスの流れをより的確に遮断することができる。
フラップバルブ12は、回動中心をバルブ退避収納部11aの収納空間に置きながら、着座部11bとの接触位置(図中、実線)とバルブ退避収納部11aに収納される位置(図中、点線)との間を回動自在にされている。図3に示すように、例えば円盤状(形状が円盤状で無い場合もある)のフラップバルブ12には、アーム部材15及びレバー部材16を介して動力が伝達され、フラップバルブ12は回動する。
また、フラップバルブ12は、図2に示すように、着座部11bに対し面接触するので、フラップバルブ12の着座時のシール性が高まり、外側スクロール流路T2に排気ガスが流れることが防止されるため、フラップバルブ着座時のタービン性能の低下を低減することができる。
また、着座部11bには研磨加工が施されているので、フラップバルブ12の着座時のシール性がさらに高まる。
そして、エンジンを低速運転させた場合、排気ガスは、吸気板部11cに流入し、渦巻き状に形成された内側スクロール流路T1に沿って流れる。このとき、排気ガスは、渦巻きの内側に向かう方向に流れる。この内側スクロール流路T1と外側スクロール流路T2とは、仕切り部14aによって区画されている。この仕切り部14aの後端より後流側には、図1に示す固定べーン4の羽根部4a(図2に不図示)が配置される。羽根部4aは、上流側壁がやや緩やかな傾斜状にされ、かつ下流側壁がきつい傾斜状に形成されている。また、羽根部4aは、過給機中心軸に向かって所定の傾斜角度で配置されている。そして、排気ガスは、渦巻きの内側に向かうので、多数の羽根部4aで区画されているにも拘わらず、内側スクロール流路T1から外側スクロール流路T2に排気ガスは流れない。
一方、エンジンを高速運転させた場合、図2に示すフラップバルブ12はバルブ退避収納部11a側に回動するので、吸気板部11cに流入した排気ガスは、内側スクロール流路T1と外側スクロール流路T2との両方を流れる。内側スクロール流路T1に流入した排気ガスは、渦巻きの内側に向かう方向に流れる。一方、外側スクロール流路T2に流入した排気ガスは、渦巻きに沿って流れ、羽根部4a(図1記載)間の隙間から内側スクロール流路T1に流入して、内側スクロール流路T1を流れる排気ガスに合流し、タービンハウジング1の外部に排出される。
この第1参考例では、フラップバルブ12が、回動中心をバルブ退避収納部11aの収納空間に置きながら、着座部11bとの接触位置とバルブ退避収納部11aに収納される位置との間を回動自在にされているので、従来用いられたバルブカバーが不要となり、バルブカバーシート面からのガス漏れが発生することがないことに加え、タービンアッセンブリの簡易構造化及び小型化が図られ熱容量を小さくすることができる。ひいては、排気ガス浄化触媒が活性化されるまでの時間が短縮される。また、アーム部材15が連結されるフラップバルブ12はアーム部材15と共にバルブ退避収納部11aに収納され、排気ガスの流れを妨げないため、排気ガスの圧力損失が低減され、タービン効率が向上する。さらに、バルブカバー、ガスケット、及びこれらを取り付けるボルトが不要となり、生産コストを低減させることができる。
[実施形態]
図4は、本発明の可変容量型排気ターボ過給機の実施形態の内部構造を示している。なお、この実施形態では、第1参考例と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図に示すように、排気ガスが流れる吸入口挿入管部17と、該吸入口挿入管部17に設けられたフラップバルブ12と、を有する吸入口構造体13が、仕切り部14aにより区画されて内側スクロール流路T1と外側スクロール流路T2が形成されたタービンハウジング本体14の排気ガス流入口に設けられている。吸入口挿入管部17は、板金により形成されており、タービンハウジング入口の外側の管との二重管構造となっているため、タービンハウジングに伝熱により伝わる熱量が低減され、排ガスの温度を高く維持することができるため、排気ガス浄化触媒が活性化されるまでの時間が短縮される。
また、仕切り部14aの排気ガス流入口側の端部には、フラップバルブ12が面接触して着座する着座部14a1が形成されている。面接触すると、フラップバルブ12の着座時のシール性が高まり、内側スクロールから外側スクロール流路に排気ガスが流れるのが防止される。
本実施形態では、フラップバルブ12は、仕切り部14aの着座部14a1に着座する位置と、管方向に沿った位置との間を回動自在にされている。
フラップバルブ12の開閉は、図5の模式図に示すように、アーム部材15及びレバー部材16を介して行われる。本実施形態では、フラップバルブ12は長方形の板状部材である。
また、図6に示すように、本実施形態では、吸入口挿入管部17がタービンハウジング本体の排気ガス流入口(外側の管14b)に挿入されることで、排気ガスの流入口側が二重管構造にされている。そのため、排気ガスを内側の管17にのみ流すことが可能であり、外側の管14bと内側の管17との間に空気層Sを形成することができる。このように空気層Sを形成すると、断熱性に優れ、排気ガスの温度が高く維持され、排気ガス浄化触媒が活性化されるまでの時間を短縮させることができる。
この実施形態では、フラップバルブ12が、仕切り部14aの着座部14a1に着座する位置と、管方向に沿った位置との間を回動自在にされているので、従来用いられたバルブカバーが不要となり、バルブカバーシート面からのガス漏れが発生することがないことに加え、タービンアッセンブリの簡易構造化及び小型化が図られ熱容量を小さくすることができる。ひいては、排気ガス浄化触媒が活性化されるまでの時間が短縮される。また、エンジン高速運転時に外側スクロール流路T2に排気ガスを流通させると、フラップバルブ12が管方向に沿った位置に配置されるので、排気ガスの流れは妨げられない。より具体的には、フラップバルブ12が管方向に沿った位置にあるときは、フラップバルブ12は、フラップバルブ12に連結されたアーム部材15と共に吸入口挿入管部17の外側に位置して排気ガスの流れを妨げない構造にされている。そのため、排気ガスの圧力損失が低減され、タービン効率が向上する。さらに、バルブカバー、ガスケット、及びこれらを取り付けるボルトが不要となり、生産コストを低減させることができる。
[第2参考例]
図7は、本発明の可変容量型排気ターボ過給機の第2参考例の内部構造を示している。なお、この参考例では、第1参考例と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図に示すように、内側スクロール流路T1と外側スクロール流路T2が形成されたタービンハウジング本体14の排気ガス流入口には、バタフライバルブ12Aが設けられ、タービンハウジング本体14の排気ガス流入口には、内側スクロール流路T1と外側スクロール流路T2とを区画する仕切り部14aが設けられている。この仕切り部14aの排気ガス流入口側の端部には、バタフライバルブ12Aが着座する着座部14a1が形成されている。また、タービンハウジング本体14の排気ガス流入口側には、フランジ部14cが形成され、該フランジ部14cの内側に位置する流路壁には、バタフライバルブ12Aが着座する第2の着座部14c1が形成されている。そのため、長期間繰り返してバタフライバルブ12Aの衝撃が加わっても着座部14c1は強度的に十分に耐えることができる。また、外側スクロール流路T2への排気ガスの流れをより的確に遮断することができる。
このバタフライバルブ12Aは、着座部14a1,14c1に着座する位置と、排気ガス流れ方向に沿った位置との間を回動自在にされている。
また、バタフライバルブ12Aは、タービンハウジング1の排気ガス流入口から組み込まれる構造にされている。そのため、バタフライバルブ12Aを容易に組み込むことができ、タクトタイムや生産コストの低減が可能である。
図に示すバタフライバルブ12Aが仕切り部14aの着座部14a1に着座している時に、バタフライバルブ12Aは、内側スクロール流路T1に排気ガスをスムーズに流せる方向に傾斜している。そのため、排気ガスの圧力損失を低減させることができる。
また、バタフライバルブ12Aは、着座部14a1,14c1に対し面接触するので、バタフライバルブ12Aの着座時のシール性が高まり、内側スクロールから外側スクロール流路T2に排気ガスが流れることが防止される。
この参考例では、バタフライバルブ12Aが、着座部14a1,14c1に着座する位置と、排気ガス流れ方向に沿った位置との間を回動自在にされているので、従来用いられたバルブカバーが不要となり、バルブカバーシート面からのガス漏れが発生することがないことに加え、タービンアッセンブリの簡易構造化及び小型化が図られ熱容量を小さくすることができる。ひいては、排気ガス浄化触媒が活性化されるまでの時間が短縮される。また、バタフライバルブ12Aは排気ガス流れ方向に沿った向きに変更可能であるので、排気ガスの流れを妨げないため、排気ガスの圧力損失が低減され、タービン効率が向上する。さらに、バルブカバー、ガスケット、及びこれらを取り付けるボルトが不要となり、生産コストを低減させることができる。
以上、本発明を説明してきたが、本発明は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、その本質を逸脱しない範囲で、他の種々の変形が可能であることはいうまでもない。
本発明の可変容量型排気ターボ過給機では、熱容量が小さく、簡易な構造にすることができる。本発明の特徴部分の構成は、ターボ過給機全体に適用することが可能である。
1 タービンハウジング
1a 吸気板部
11 吸入口本体部
11a バルブ退避収納部
11b 着座部
11c 吸気板部
11c1 第2の着座部
12 フラップバルブ
12A バタフライバルブ
13 吸入口構造体
14 タービンハウジング本体
14a 仕切り部
14a1 着座部
14b 外側の管
14c フランジ部
14c1 第2の着座部
15 アーム部材
16 レバー部材
17 吸入口挿入管部(内側の管)
2 コンプレッサハウジング
3 タービンホイール
4 インサート部
4a 固定ベーン部
5 軸受ハウジング
6 ガスケット
7 バルブカバー
8 フローコントロールバルブ
S 空気層
T1 内側スクロール流路
T2 外側スクロール流路
U1 内側流路
U2 外側流路

Claims (5)

  1. 内燃機関の排気ガスが内部に導入されるタービンハウジングと、
    該タービンハウジング内に設けられて回転駆動されるタービンホイールと、
    該タービンホイールを回転駆動させる排気ガスの流れを内周側と外周側とに区画してなる内側スクロール流路及び外側スクロール流路、が形成された前記タービンハウジングの内部に設けられ、前記内側スクロール流路及び外側スクロール流路への排気ガス流量を制御するフローコントロールバルブと、
    軸受ハウジングを介して前記タービンハウジングに連結されるコンプレッサハウジングと、
    を備える可変容量型排気ターボ過給機であって、
    前記フローコントロールバルブはフラップバルブであり、
    排気ガスが流れる吸入口挿入管部と、該吸入口挿入管部に設けられた前記フラップバルブとを有する吸入口構造体が、前記内側スクロール流路及び外側スクロール流路が形成されたタービンハウジング本体の排気ガス流入口に設けられるとともに、該吸入口構造体は、前記タービンハウジング本体の排気ガス流入口に挿入されて別体として取り付けられ、
    さらに該吸入口挿入管部は、前記タービンハウジング本体の排気ガス流入口に挿入されて該吸入口挿入管部の外側とタービンハウジング本体との間に空気層を形成して二重管構造を形成し、排ガスを該吸入口挿入管部の内側にのみ流すように取り付けられ、
    前記タービンハウジング本体の排気ガス流入口には、前記内側スクロール流路と前記外側スクロール流路とを区画する仕切り部が設けられ、
    該仕切り部の排気ガス流入口側の端部に位置する前記吸入口構造体には、前記フラップバルブが着座する着座部が形成され、
    前記フラップバルブは、前記着座部に着座する位置と、管方向に沿った位置との間を回動自在にされ、
    前記フラップバルブが管方向に沿った位置にあるときは、フラップバルブは、吸入口挿入管部の外側に位置して排気ガスの流れを妨げない構造にされていることを特徴とする可変容量型排気ターボ過給機。
  2. 前記吸入口挿入管部は、板金により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の可変容量型排気ターボ過給機。
  3. 前記フラップバルブと前記着座部とは、面接触することを特徴とする請求項1または2に記載の可変容量型排気ターボ過給機。
  4. 前記着座部には、研磨加工が施されていることを特徴とする請求項3に記載の可変容量型排気ターボ過給機。
  5. 前記タービンハウジング本体が板金で形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の可変容量型排気ターボ過給機。
JP2009047410A 2009-02-27 2009-02-27 可変容量型排気ターボ過給機 Expired - Fee Related JP5193093B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009047410A JP5193093B2 (ja) 2009-02-27 2009-02-27 可変容量型排気ターボ過給機
PCT/JP2009/066651 WO2010097981A1 (ja) 2009-02-27 2009-09-25 可変容量型排気ターボ過給機
CN200980156456.4A CN102317594B (zh) 2009-02-27 2009-09-25 可变容量式排气涡轮增压器
KR1020117018470A KR101306360B1 (ko) 2009-02-27 2009-09-25 가변 용량형 배기 터보과급기
EP09840828.9A EP2402578B1 (en) 2009-02-27 2009-09-25 Variable displacement exhaust turbocharger
US13/146,668 US9151218B2 (en) 2009-02-27 2009-09-25 Variable capacity exhaust gas turbocharger

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009047410A JP5193093B2 (ja) 2009-02-27 2009-02-27 可変容量型排気ターボ過給機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010203261A JP2010203261A (ja) 2010-09-16
JP5193093B2 true JP5193093B2 (ja) 2013-05-08

Family

ID=42665201

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009047410A Expired - Fee Related JP5193093B2 (ja) 2009-02-27 2009-02-27 可変容量型排気ターボ過給機

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9151218B2 (ja)
EP (1) EP2402578B1 (ja)
JP (1) JP5193093B2 (ja)
KR (1) KR101306360B1 (ja)
CN (1) CN102317594B (ja)
WO (1) WO2010097981A1 (ja)

Families Citing this family (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012127531A1 (ja) * 2011-03-23 2012-09-27 アイシン高丘株式会社 タービンハウジング
JP5589934B2 (ja) * 2011-04-05 2014-09-17 株式会社デンソー タービン及びターボチャージャ
US9932843B2 (en) 2011-06-10 2018-04-03 Borgwarner Inc. Double flow turbine housing turbocharger
KR101979808B1 (ko) * 2011-12-09 2019-08-28 보르그워너 인코퍼레이티드 배기가스 터보차저의 베어링 하우징
JP5787790B2 (ja) * 2012-02-29 2015-09-30 三菱重工業株式会社 遠心流体機械の吸気管構造
WO2014189526A1 (en) * 2013-05-24 2014-11-27 International Engine Intellectual Property Company, Llc Turbine of a turbocharger
US9080506B2 (en) * 2013-08-13 2015-07-14 Ford Global Technologies, Llc Methods and systems for boost control
JP5954292B2 (ja) * 2013-10-11 2016-07-20 株式会社デンソー ターボチャージャ
KR102301070B1 (ko) * 2014-05-20 2021-09-10 보르그워너 인코퍼레이티드 배기가스 터보차저
CN105221334B (zh) * 2014-06-12 2016-12-14 山西华旗风能科技有限公司 一种集风装置
JP6222613B2 (ja) * 2014-08-27 2017-11-01 三菱重工業株式会社 開閉弁装置、及び回転機械
JP6458676B2 (ja) * 2014-09-12 2019-01-30 株式会社デンソー バルブ装置
KR101628548B1 (ko) * 2014-12-01 2016-06-09 현대자동차주식회사 2단 터보차저 장치
USD778221S1 (en) * 2015-08-26 2017-02-07 James W. Stewart Muffler tip
US10006347B2 (en) * 2015-11-05 2018-06-26 Ford Global Technologies, Llc Engine system and method for controlling turbine operation
US11506121B2 (en) * 2016-05-26 2022-11-22 Hamilton Sundstrand Corporation Multiple nozzle configurations for a turbine of an environmental control system
EP3248880B1 (en) 2016-05-26 2022-03-16 Hamilton Sundstrand Corporation Mixing ram and bleed air in a dual entry turbine system
BR102017010900B1 (pt) 2016-05-26 2023-04-04 Hamilton Sundstrand Corporation Dispositivo de compressão, e, sistema de controle ambiental de uma aeronave
JP6437597B1 (ja) * 2017-06-16 2018-12-12 本田技研工業株式会社 内燃機関
CN108757156A (zh) * 2018-04-10 2018-11-06 中国北方发动机研究所(天津) 一种涡轮箱新型的旁通结构
US11352935B2 (en) 2018-12-07 2022-06-07 Polaris Industries Inc. Exhaust system for a vehicle
US11280258B2 (en) 2018-12-07 2022-03-22 Polaris Industries Inc. Exhaust gas bypass valve system for a turbocharged engine
US11131235B2 (en) 2018-12-07 2021-09-28 Polaris Industries Inc. System and method for bypassing a turbocharger of a two stroke engine
US11725573B2 (en) 2018-12-07 2023-08-15 Polaris Industries Inc. Two-passage exhaust system for an engine
US11828239B2 (en) 2018-12-07 2023-11-28 Polaris Industries Inc. Method and system for controlling a turbocharged two stroke engine based on boost error
US11236668B2 (en) 2018-12-07 2022-02-01 Polaris Industries Inc. Method and system for controlling pressure in a tuned pipe of a two stroke engine
US11174779B2 (en) 2018-12-07 2021-11-16 Polaris Industries Inc. Turbocharger system for a two-stroke engine
US11639684B2 (en) 2018-12-07 2023-05-02 Polaris Industries Inc. Exhaust gas bypass valve control for a turbocharger for a two-stroke engine
US20200182164A1 (en) 2018-12-07 2020-06-11 Polaris Industries Inc. Method And System For Predicting Trapped Air Mass In A Two-Stroke Engine
US20200200107A1 (en) * 2018-12-20 2020-06-25 GM Global Technology Operations LLC Twin-scroll turbine with flow control valve
CA3105239C (en) 2020-01-13 2023-08-01 Polaris Industries Inc. Turbocharger system for a two-stroke engine having selectable boost modes
US11788432B2 (en) 2020-01-13 2023-10-17 Polaris Industries Inc. Turbocharger lubrication system for a two-stroke engine
US11434834B2 (en) 2020-01-13 2022-09-06 Polaris Industries Inc. Turbocharger system for a two-stroke engine having selectable boost modes

Family Cites Families (45)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US94868A (en) * 1869-09-14 Improvement in turbine water-wheels
US228629A (en) * 1880-06-08 Turbine water-wheel
US2860827A (en) 1953-06-08 1958-11-18 Garrett Corp Turbosupercharger
US3137477A (en) * 1960-10-25 1964-06-16 Geratebau Eberspacher Ohg Gas turbine having adjustable nozzle flow means
NL296316A (ja) 1962-08-07
US3383092A (en) * 1963-09-06 1968-05-14 Garrett Corp Gas turbine with pulsating gas flows
US3552876A (en) * 1968-06-12 1971-01-05 Trw Inc Pulse sensitive turbine nozzle
BE755769A (fr) * 1969-09-04 1971-02-15 Cummins Engine Co Inc Corps de turbine, notamment pour turbo-compresseur a gaz d'echappement
US4389845A (en) * 1979-11-20 1983-06-28 Ishikawajima-Harima Jukogyo Kabushiki Kaisha Turbine casing for turbochargers
JPS57114134U (ja) * 1980-12-30 1982-07-15
JPS57114134A (en) 1981-01-06 1982-07-15 Toshiba Corp Supplying device of sheet film
JPS58172427A (ja) 1982-04-01 1983-10-11 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 過給機における可変容量タ−ビン車室
DE3346472C2 (de) * 1982-12-28 1991-09-12 Nissan Motor Co., Ltd., Yokohama, Kanagawa Radialturbine mit veränderlicher Leistung
DE3302186A1 (de) 1983-01-24 1984-07-26 Klöckner-Humboldt-Deutz AG, 5000 Köln Abgasturbolader fuer brennkraftmaschinen
EP0180917A3 (en) * 1984-11-02 1987-09-16 Hitachi, Ltd. Exhaust gas turbine type supercharger
JPS61160526A (ja) * 1985-01-07 1986-07-21 Hitachi Ltd 可変容量タ−ボチヤ−ジヤ
JPS61175239A (ja) * 1985-01-30 1986-08-06 Mazda Motor Corp エンジンの過給装置
JPS61137850U (ja) * 1985-02-15 1986-08-27
JPH0652052B2 (ja) * 1985-02-18 1994-07-06 株式会社日立製作所 タ−ボチヤ−ジヤ
DE3674835D1 (de) * 1985-05-29 1990-11-15 Mazda Motor Brennkraftmaschinen-turbolader-kontrolle.
JPS627934A (ja) * 1985-07-03 1987-01-14 Hitachi Ltd 可変容量式タ−ボチヤ−ジヤ
JPS6278434A (ja) * 1985-09-30 1987-04-10 Aisin Seiki Co Ltd 可変容量ラジアルタ−ビン過給機
JPS62126224A (ja) * 1985-11-25 1987-06-08 Hitachi Ltd 過給機
JPS62131923A (ja) * 1985-12-02 1987-06-15 Mazda Motor Corp 排気タ−ボ過給機付エンジン
JPH0745827B2 (ja) * 1986-03-25 1995-05-17 マツダ株式会社 排気タ−ボ過給装置
JPS6321326A (ja) * 1986-07-12 1988-01-28 Mazda Motor Corp タ−ボ過給エンジンの排気マニホ−ルド
JPS63215829A (ja) * 1987-03-04 1988-09-08 Hitachi Ltd 排気タ−ビン過給機
JPH0192531A (ja) * 1987-10-05 1989-04-11 Hitachi Ltd 可変容量排気タービン過給機
JP3725287B2 (ja) 1996-04-25 2005-12-07 アイシン精機株式会社 可変容量ターボチャージャ
JP2000008868A (ja) * 1998-06-25 2000-01-11 Aisin Seiki Co Ltd 可変容量ターボチャージャ
JP2001263080A (ja) * 2000-03-17 2001-09-26 Aisin Seiki Co Ltd 可変容量ターボチャージャ
JP4487409B2 (ja) * 2000-11-06 2010-06-23 アイシン精機株式会社 タービン
JP2003120302A (ja) * 2001-10-12 2003-04-23 Toyota Motor Corp 可変ノズル付ターボチャージャ
US6941755B2 (en) * 2003-10-28 2005-09-13 Daimlerchrysler Corporation Integrated bypass and variable geometry configuration for an exhaust gas turbocharger
JP2007120396A (ja) * 2005-10-27 2007-05-17 Toyota Motor Corp 内燃機関用ターボ過給機のタービンハウジング
JP2007192128A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Toyota Motor Corp 可変容量ターボチャージャ
JP4416779B2 (ja) 2006-11-20 2010-02-17 共立機巧株式会社 縦長ポンプ用のホルダーパイプ及び該ホルダーパイプを使用した縦長ポンプ外付け型液体供給装置
JP4755071B2 (ja) 2006-11-20 2011-08-24 三菱重工業株式会社 排気ターボ過給機
JP2008215083A (ja) 2007-02-28 2008-09-18 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 可変容量型排気ターボ過給機における可変ノズル機構部取付構造
US7694518B2 (en) * 2007-08-14 2010-04-13 Deere & Company Internal combustion engine system having a power turbine with a broad efficiency range
JP4838830B2 (ja) * 2008-08-28 2011-12-14 三菱重工業株式会社 可変容量排気ガスタービンの製造方法
JP2010101271A (ja) * 2008-10-24 2010-05-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 可変容量タービン
DE102011082385A1 (de) * 2010-09-09 2012-04-26 Denso Corporation Abgassteuervorrichtung für einen Motor
US9932843B2 (en) * 2011-06-10 2018-04-03 Borgwarner Inc. Double flow turbine housing turbocharger
JP5854662B2 (ja) * 2011-06-28 2016-02-09 三菱重工業株式会社 内燃機関の制御装置および方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP2402578A4 (en) 2014-08-20
CN102317594A (zh) 2012-01-11
CN102317594B (zh) 2014-03-19
KR101306360B1 (ko) 2013-09-09
EP2402578B1 (en) 2017-04-26
JP2010203261A (ja) 2010-09-16
KR20110101246A (ko) 2011-09-15
EP2402578A1 (en) 2012-01-04
US20110296835A1 (en) 2011-12-08
WO2010097981A1 (ja) 2010-09-02
US9151218B2 (en) 2015-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5193093B2 (ja) 可変容量型排気ターボ過給機
JP4797788B2 (ja) ターボチャージャ
US8844282B2 (en) Exhaust-gas turbocharger having a ball-cock waste-gate valve with a stress-relieved crank arm
JP5890021B2 (ja) 排気ガスターボチャージャーのタービン
JP5369723B2 (ja) 遠心圧縮機
JP5589934B2 (ja) タービン及びターボチャージャ
JP5947393B2 (ja) 排気ガスターボチャージャーなどに用いられる回動可能なガイド部材を斜めに配設して成る流体エネルギ機械
JP2007309139A (ja) ターボチャージャ
JP3561483B2 (ja) 過給機のタービンハウジング
JP4005025B2 (ja) 一体化されたバイパスを備えた被制御ターボ過給機
JP2008069664A (ja) タービンハウジング
WO2014109210A1 (ja) 過給機
WO2012016366A1 (zh) 脉冲可变流道涡轮机装置
JP3956884B2 (ja) 可変容量ターボチャージャ
JP2016053352A (ja) ターボチャージャの排気タービン
JP2007192130A (ja) ターボチャージャ
JP5954292B2 (ja) ターボチャージャ
JP2005240569A (ja) 作動流体還流路を有する過給用コンプレッサ
JP4711841B2 (ja) 排気流量制御弁
US20190078507A1 (en) Turbocharger
WO2015066258A1 (en) Rotary wastegate valve
JP2003027951A (ja) 可変容量型過給機の流量増加構造
JP2015504135A (ja) 排気ガスターボチャージャー
JP4816481B2 (ja) 可変容量型ターボチャージャ
JP4407262B2 (ja) サージ抑制手段を備えた過給用コンプレッサ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120601

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120904

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130201

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5193093

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160208

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees