JP5192096B2 - 立体撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は立体撮像装置に係り、特に撮影光学系の左右方向の異なる領域を通過した被写体像をそれぞれ撮像素子に結像させ、左視点画像及び右視点画像を取得する技術に関する。
従来、この種の立体撮像装置として、図16に示す光学系を有するものが知られている(特許文献1)。
この光学系は、メインレンズ1及びリレーレンズ2の左右方向の異なる領域を通過した被写体像をミラー4により瞳分割し、それぞれ結像レンズ5、6を介して撮像素子7、8に結像させるようにしている。
図17の(A)〜(C)は、それぞれ前ピン、合焦(ベストフォーカス)、及び後ピンの違いによる撮像素子に結像する像の分離状態を示す図である。尚、図17では、フォーカスによる分離の違いを比較するために、図16に示したミラー4を省略している。
図17の(B)に示すように瞳分割された像のうちの合焦している像は、撮像素子上の同一位置に結像する(一致する)が、図17の(A)及び(C)に示すように前ピン及び後ピンとなる像は、撮像素子上の異なる位置に結像する(分離する)。
従って、左右方向に瞳分割された被写体像を撮像素子7、8を介して取得することにより、被写体距離に応じて視差の異なる左視点画像及び右視点画像(3D画像)を取得することができる。
その他、立体撮像装置に関連する先行技術として、特許文献2に記載のものがある。
また、奥行き感、立体感を出す画像処理として、画像中から人物画像領域を抽出し、その抽出された人物画像領域とそれ以外の背景画像領域とに異なるシャープネス補正を行うデジタルカメラが提案されている(特許文献3)。
特表2009−527007号公報 特開2009−168995号公報 特開2004−207985号公報
特許文献1、2等に記載の立体撮像装置により取得される左視点画像と右視点画像は、左右方向に瞳分割された被写体像に対応するものである。このため、撮影光学系の左右方向の光学的な性能(色収差、ディストーション等)の違いの影響により、ボケ方などがアンバランスになり、立体視がしにくくなるという問題がある。
一方、特許文献3に記載のデジタルカメラは、一画面内の領域別(人物画像領域とそれ以外の背景画像領域などの被写体距離別)に別々のシャープネス補正をかけ、奥行き感や立体感を変えている。しかしながら、特許文献3におけるシャープネス補正は、そもそも左視点画像及び右視点画像からなる立体視画像に対するシャープネス補正ではない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、左視点画像と右視点画像とのアンバランスを修正することができ、立体視に好適な立体視画像を取得することができる立体撮像装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の第1の態様に係る立体撮像装置は、単一の撮影光学系と、前記撮影光学系の予め定められた方向の異なる第1、第2の領域を通過した被写体像が瞳分割されてそれぞれ結像される撮像素子であって、前記第1、第2の領域を通過した被写体像をそれぞれ光電変換して第1の画像及び第2の画像を出力する撮像素子と、前記第1の画像に対して第1の画像処理を行うとともに、前記第2の画像に対して前記第1の画像処理と異なる第2の画像処理を行う画像処理部であって、各処理後の第1の画像と第2の画像との画質の差を低減するように前記第1の画像処理及び第2の画像処理を行う画像処理部とを備える。
上記第1の態様によれば、立体撮像装置により取得される第1の画像及び第2の画像に対してそれぞれ異なる画像処理を行うことにより、両画像の画質の差を低減させる(両画像のボケ方の違い含むアンバランスを補正する)ことができ、これにより立体視がしやすい立体視画像にすることができる。
本発明の第2の態様に係る立体撮像装置は、上記第1の態様において、前記画像処理部は、前記第1の画像及び第2の画像に対してそれぞれ異なるシャープネス補正を行うように構成されている。
本発明の第3の態様に係る立体撮像装置は、上記第2の態様において、前記第1の画像及び第2の画像に基づいて視差量を算出する視差量算出部を備え、前記画像処理部は、前記算出した視差量の大きな範囲の画像に対して前記シャープネス補正を弱くするように構成されている。視差量の大きな範囲の画像はボケているため、この範囲の画像に大きなシャープネス補正をかけても画質をよくすることができず、また、ボケている範囲は、光学特性(歪等)の差が顕著となるため、大きなシャープネス補正をかけた場合に、より画質の差が顕著になり好ましくない画質になるからである。
本発明の第4の態様に係る立体撮像装置は、上記第1から第3の態様において、前記画像処理部は、前記第1の画像及び第2の画像に対してそれぞれ異なる色収差補正を行うように構成されている。
本発明の第5の態様に係る立体撮像装置は、上記第1から第4の態様において、前記画像処理部は、前記第1の画像及び第2の画像に対してそれぞれ異なるディストーション補正を行うように構成されている。
本発明の第6の態様に係る立体撮像装置は、上記第1から第5の態様において、前記第1の画像及び第2の画像の画像処理に使用する第1の補正パラメータ及び第2の補正パラメータを予め記憶する記憶部を備え、前記画像処理部は、前記記憶された第1の補正パラメータ及び第2の補正パラメータに基づいてそれぞれ前記第1の画像及び第2の画像の画像処理を行うように構成されている。
本発明の第7の態様に係る立体撮像装置は、上記第6の態様において、前記撮影光学系はズームレンズであり、前記記憶部には、前記ズームレンズのズーム位置に対応して、又はズーム位置と絞り値に対応してそれぞれ前記第1の補正パラメータ及び第2の補正パラメータが記憶され、前記画像処理部は、撮影時のズーム位置、又はズーム位置と絞り値に基づいて前記記憶部から対応する第1の補正パラメータ及び第2の補正パラメータを読み出し、読み出した第1の補正パラメータ及び第2の補正パラメータに基づいてそれぞれ前記第1の画像及び第2の画像の画像処理を行うように構成されている。
撮影光学系(ズームレンズ)のズーム位置、又はズーム位置及び絞り値により、撮影光学系の左右方向の光学的性能が変動するが、ズームレンズのズーム位置、又はズーム位置及び絞り値に対応して記憶された第1の補正パラメータ及び第2の補正パラメータを使用して補正するため、前記第1の画像及び第2の画像に対して、より適切な画像処理を行うことができる。
本発明の第8の態様に係る立体撮像装置は、上記第1から第7の態様において、前記画像処理部により処理された前記第1の画像及び第2の画像からなる立体視画像を記録媒体に記録する記録部を備える。
本発明の第9の態様に係る立体撮像装置は、上記第1から第8の態様において、前記画像処理部は、前記第1の画像及び第2の画像を加算した平面画像の撮影時には、前記第1の画像処理及び第2の画像処理とは異なる画像処理を行うように構成されている。
即ち、平面画像(2D画像)の撮影時には、前記第1の画像及び第2の画像(3D画像)の撮影時に行われる前記第1、第2の画像処理とは更に異なる画像処理を行い、これにより2D画像及び3D画像の撮影時にそれぞれ最適な画像を取得できるようにしている。
本発明の第10の態様に係る立体撮像装置は、上記第1から第7の態様において、前記画像処理部による処理前の前記第1の画像及び第2の画像とともに、立体画像を示す情報と平面画像を示す情報を関連付けて記録媒体に記録する記録部を備え、前記画像処理部は、立体視画像の出力時に前記記録媒体から読み出した第1の画像及び第2の画像に対して前記第1の画像処理及び第2の画像処理を行い、平面画像の出力時に前記第1の画像処理及び第2の画像処理とは異なる画像処理を行うように構成されている。
立体撮像装置から2D画像又は3D画像を出力する際に、2D画像及び3D画像に応じた最適な画像処理を行って出力することができる。
本発明の第11の態様に係る立体撮像装置は、上記第1から第10の態様において、前記撮像素子は、それぞれマトリクス状に配列された光電変換用の第1群の画素及び第2群の画素であって、前記撮影光学系の第1の領域を通過した被写体像のみを受光するように光束の受光方向の制限を受けた第1群の画素と、前記撮影光学系の第2の領域を通過した被写体像のみを受光するように光束の受光方向の制限を受けた第2群の画素とを有し、前記第1群の画素及び第2群の画素から前記第1の画像及び第2の画像の読み出しが可能となるように構成されている。
これにより、複数の撮像素子を使用する立体撮像装置に比べて装置の小型化を図ることができる。
本発明によれば、立体撮像装置により取得された第1、第2の画像(左右視点画像)に対してそれぞれ別々の画像処理を施すことにより左右視点画像のアンバランスを修正することができ、これにより立体視に好適な立体視画像を取得することができる。
本発明に係る立体撮像装置の実施の形態を示すブロック図 位相差CCDの構成例を示す図 位相差CCDの構成例を示す図(主画素) 位相差CCDの構成例を示す図(副画素) 撮影光学系と位相差CCDの主、副画素の1画素ずつを示した図 図3の要部拡大図(通常画素) 図3の要部拡大図(位相差画素) 位相差CCDの主、副画素から得られる点像の一例を示す図(図5Dの撮影光学系に対応) 位相差CCDの主、副画素から得られる点像の一例を示す図(図5Eの撮影光学系に対応) 位相差CCDの主、副画素から得られる点像の一例を示す図(図5Fの撮影光学系に対応) 撮影光学系のレンズの収差の第1の例を示す図 撮影光学系のレンズの収差の第2の例を示す図 撮影光学系のレンズの収差の第3の例を示す図 本発明の第1の実施形態の立体撮像装置の撮影動作を示すフローチャート 補正前の点像を示す図 補正後の点像を示す図 本発明の第2の実施形態の立体撮像装置の撮影動作を示すフローチャート 視差の有無による点像の違いを示す図(視差なし) 視差の有無による点像の違いを示す図(視差あり) 本発明の第3の実施形態の立体撮像装置の撮影動作を示すフローチャート 主画像と副画像の画角周辺における色収差の違いの一例を示す図 本発明の第4の実施形態の立体撮像装置の撮影動作を示すフローチャート 本発明の第5の実施形態の立体撮像装置の撮影動作を示すフローチャート 本発明の第5の実施形態の作用を説明するために用いた図(補正前) 本発明の第5の実施形態の作用を説明するために用いた図(補正後) 本発明の第5の実施形態の作用を説明するために用いた図 本発明の第5の実施形態の作用を説明するために用いた図 本発明の第6の実施形態の立体撮像装置の再生動作を示すフローチャート 従来の立体撮像装置の光学系の一例を示す図 立体撮像装置により位相差のある画像が撮像される原理を示す図
以下、添付図面に従って本発明に係る立体撮像装置の実施の形態について説明する。
[撮像装置の全体構成]
図1は本発明に係る立体撮像装置10の実施の形態を示すブロック図である。
この立体撮像装置10は、撮像した画像をメモリカード54に記録するもので、装置全体の動作は、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)40によって統括制御される。
立体撮像装置10には、シャッタボタン、モードダイヤル、再生ボタン、MENU/OKキー、十字キー、BACKキー等の操作部38が設けられている。この操作部38からの信号はCPU40に入力され、CPU40は入力信号に基づいて立体撮像装置10の各回路を制御し、例えば、レンズ駆動制御、絞り駆動制御、撮影動作制御、画像処理制御、画像データの記録/再生制御、立体表示用の液晶モニタ30の表示制御などを行う。
シャッタボタンは、撮影開始の指示を入力する操作ボタンであり、半押し時にONするS1スイッチと、全押し時にONするS2スイッチとを有する二段ストローク式のスイッチで構成されている。モードダイヤルは、2D撮影モード、3D撮影モード、オート撮影モード、マニュアル撮影モード、人物、風景、夜景等のシーンポジション、及び動画を撮影する動画モードを選択する選択用操作部材である。
再生ボタンは、撮影記録した立体視画像(3D画像)、平面画像(2D画像)の静止画又は動画を液晶モニタ30に表示させる再生モードに切り替えるためのボタンである。MENU/OKキーは、液晶モニタ30の画面上にメニューを表示させる指令を行うためのメニューボタンとしての機能と、選択内容の確定及び実行などを指令するOKボタンとしての機能とを兼備した操作キーである。十字キーは、上下左右の4方向の指示を入力する操作部であり、メニュー画面から項目を選択したり、各メニューから各種設定項目の選択を指示したりするボタン(カーソル移動用操作部材)として機能する。また、十字キーの上/下キーは撮影時のズームスイッチあるいは再生モード時の再生ズームスイッチとして機能し、左/右キーは再生モード時のコマ送り(順方向/逆方向送り)ボタンとして機能する。BACKキーは、選択項目など所望の対象の消去や指示内容の取消し、あるいは1つ前の操作状態に戻らせる時などに使用される。
撮影モード時において、被写体を示す画像光は、撮影光学系(ズームレンズ)12、絞り14を介して位相差イメージセンサである固体撮像素子(以下、「位相差CCD(charge−coupled device)」という)16の受光面に結像される。撮影光学系12は、CPU40によって制御されるレンズ駆動部36によって駆動され、フォーカス制御、ズーム制御等が行われる。絞り14は、例えば、5枚の絞り羽根からなり、CPU40によって制御される絞り駆動部34によって駆動され、例えば、絞り値F2.8〜F11まで1AV刻みで5段階に絞り制御される。
また、CPU40は、絞り駆動部34を介して絞り14を制御するとともに、CCD制御部36を介して位相差CCD16での電荷蓄積時間(シャッタスピード)や、位相差CCD16からの画像信号の読み出し制御等を行う。
<位相差CCDの構成例>
図2Aから図2Cは位相差CCD16の構成例を示す図である。
位相差CCD16は、それぞれマトリクス状に配列された奇数ラインの画素(主画素)と、偶数ラインの画素(副画素)とを有しており、これらの主、副画素にてそれぞれ光電変換された2面分の画像信号は、独立して読み出すことができるようになっている。尚、前記位相差CCD16の全ラインの画素を順次読み出し、その後、奇数ラインの画素からなる主画像と、偶数ラインの画素からなる副画像とを分離するようにしてもよい。
図2Aから図2Cに示すように、位相差CCD16の奇数ライン(1、3、5、…)には、R(赤)、G(緑)、B(青)のカラーフィルタを備えた画素のうち、GRGR…の画素配列のラインと、BGBG…の画素配列のラインとが交互に設けられ、一方、偶数ライン(2、4、6、…)の画素は、奇数ラインと同様に、GRGR…の画素配列のラインと、BGBG…の画素配列のラインとが交互に設けられるとともに、偶数ラインの画素に対して画素同士が2分の1ピッチだけライン方向にずれて配置されている。
図3は撮影光学系12、絞り14、及び位相差CCD16の主、副画素の1画素ずつを示した図であり、図4A及び図4Bは図3の要部拡大図である。
図4Aに示すように通常のCCDの画素(フォトダイオードPD)には、射出瞳を通過する光束が、マイクロレンズLを介して制限を受けずに入射する。
これに対し、位相差CCD16の主画素及び副画素には遮光部材16Aが形成され、この遮光部材16Aにより主画素、副画素(フォトダイオードPD)の受光面の右半分、又は左半分が遮光されている。即ち、遮光部材16Aが瞳分割部材としての機能を有している。
尚、上記構成の位相差CCD16は、主画素と副画素とでは、遮光部材16Aより光束が制限されている領域(右半分、左半分)が異なるように構成されているが、これに限らず、遮光部材16Aを設けずに、マイクロレンズLとフォトダイオードPDとを相対的に左右方向にずらし、そのずらす方向によりフォトダイオードPDに入射する光束が制限されるものでもよいし、また、2つの画素(主画素と副画素)に対して1つのマイクロレンズを設けることにより、各画素に入射する光束が制限されるものでもよい。
図1に戻って、位相差CCD16に蓄積された信号電荷は、CCD制御部32から加えられる読み出し信号に基づいて信号電荷に応じた電圧信号として読み出される。位相差CCD16から読み出された電圧信号は、アナログ信号処理部18に加えられ、ここで各画素ごとのR、G、B信号がサンプリングホールドされ、増幅されたのちA/D変換器20に加えられる。A/D変換器20は、順次入力するR、G、B信号をデジタルのR、G、B信号に変換して画像入力コントローラ22に出力する。
デジタル信号処理部24は、画像入力コントローラ22を介して入力するデジタルの画像信号に対して、オフセット処理、ホワイトバランス補正、感度補正を含むゲイン・コントロール処理、ガンマ補正処理、ディストーション補正処理、色収差補正処理、同時化処理、YC処理、シャープネス補正等の所定の信号処理を行う。尚、ROM(Read−Only Memory;例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory))46には、カメラ制御プログラム、位相差CCD16の欠陥情報、画像処理等に使用する各種の補正パラメータやテーブル等が記憶されている。
ここで、図2B及び図2Cに示すように、位相差CCD16の奇数ラインの主画素から読み出される主画像データは、左視点画像データとして処理され、偶数ラインの副画素から読み出される副画像データは、右視点画像データとして処理される。
デジタル信号処理部24で処理された左視点画像データ及び右視点画像データ(3D画像データ)は、VRAM(Video Random Access Memory)50に入力する。VRAM50には、それぞれが1コマ分の3D画像を表す3D画像データを記憶するA領域とB領域とが含まれている。VRAM50において1コマ分の3D画像を表す3D画像データがA領域とB領域とで交互に書き換えられる。VRAM50のA領域及びB領域のうち、3D画像データが書き換えられている方の領域以外の領域から、書き込まれている3D画像データが読み出される。VRAM50から読み出された3D画像データはビデオ・エンコーダ28においてエンコーディングされ、カメラ背面に設けられている立体表示用の液晶モニタ30に出力され、これにより3Dの被写体像が液晶モニタ30の表示画面上に表示される。
この液晶モニタ30は、立体視画像(左視点画像及び右視点画像)をパララックスバリアによりそれぞれ所定の指向性をもった指向性画像として表示できる立体表示装置であるが、これに限らず、レンチキュラレンズを使用するものや、偏光メガネ、液晶シャッタメガネなどの専用メガネをかけることで左視点画像と右視点画像とを個別に見ることができるものでもよい。
また、操作部38のシャッタボタンの第1段階の押下(半押し)があると、位相差CCD16は、AF(Automatic Focus)動作及びAE(Automatic Exposure)動作を開始させ、レンズ駆動部36を介して撮影光学系12内のフォーカスレンズが合焦位置にくるように制御する。また、シャッタボタンの半押し時にA/D変換器20から出力される画像データは、AE検出部44に取り込まれる。
AE検出部44では、画面全体のG信号を積算し、又は画面中央部と周辺部とで異なる重みづけをしたG信号を積算し、その積算値をCPU40に出力する。CPU40は、AE検出部44から入力する積算値より被写体の明るさ(撮影Ev値)を算出し、この撮影Ev値に基づいて絞り14の絞り値及び位相差CCD16の電子シャッタ(シャッタスピード)を所定のプログラム線図にしたがって決定し、その決定した絞り値に基づいて絞り駆動部34を介して絞り14を制御するとともに、決定したシャッタスピードに基づいてCCD制御部36を介して位相差CCD16での電荷蓄積時間を制御する。
AF処理部42は、コントラストAF処理又は位相AF処理を行う部分である。コントラストAF処理を行う場合には、左視点画像データ及び右視点画像データの少なくとも一方の画像データのうちの所定のフォーカス領域内の画像データの高周波成分を抽出し、この高周波成分を積分することにより合焦状態を示すAF評価値を算出する。このAF評価値が極大となるように撮影光学系12内のフォーカスレンズを制御することによりAF制御が行われる。また、位相差AF処理を行う場合には、左視点画像データ及び右視点画像データのうちの所定のフォーカス領域内の主画素、副画素に対応する画像データの位相差を検出し、この位相差を示す情報に基づいてデフォーカス量を求める。このデフォーカス量が0になるように撮影光学系12内のフォーカスレンズを制御することによりAF制御が行われる。
AE動作及びAF動作が終了し、シャッタボタンの第2段階の押下(全押し)があると、その押下に応答してA/D変換器20から出力される主画素及び副画素に対応する左視点画像(主画像)及び右視点画像(副画像)の2枚分の画像データが画像入力コントローラ22からメモリ(SDRAM:Synchronous Dynamic Random Access Memory)48に入力し、一時的に記憶される。
メモリ48に一時的に記憶された2枚分の画像データは、デジタル信号処理部24により適宜読み出され、ここで画像データの輝度データ及び色差データの生成処理(YC処理)を含む所定の信号処理が行われる。YC処理された画像データ(YCデータ)は、再びメモリ48に記憶される。続いて、2枚分のYCデータは、それぞれ圧縮伸長処理部26に出力され、JPEG(Joint Photographic Experts Group)などの所定の圧縮処理が実行されたのち、再びメモリ48に記憶される。
メモリ48に記憶された2枚分のYCデータ(圧縮データ)から、マルチピクチャファイル(MPファイル:複数の画像が連結された形式のファイル)が生成され、そのMPファイルは、メディア・コントローラ52により読み出され、メモリカード54に記録される。
[第1の実施形態]
次に、位相差CCD16から読み出された主画素、副画素の画像データに対するデジタル信号処理部24での信号処理(画像処理)について説明する。
図5Dから図5Fは、それぞれ撮影光学系の収差の一例を示すグラフである。横軸が瞳位置、縦軸が収差を示している。
撮影光学系には、球面収差、色収差、コマ収差、非点収差、像面湾曲等の収差がある。立体撮像装置10では、左右方向に瞳分割された被写体像(撮影光学系の左右方向の異なる領域を通過する被写体像)から主画素、副画素の画像データを取得するため、撮影光学系の左右方向の収差が主画素、副画素の画像データの画質に影響する。
図5Aから図5Cは、それぞれ図5Dから図5Fに示す撮影光学系を有する立体撮像装置から得られる主画素、副画素の点像の一例を示している。
図5Cに示すように、図5Fのような収差を有する撮影光学系の場合には、主画素、副画素の点像のピークや傾きに収差が影響していないが、図5Dのような収差を有する撮影光学系の場合には、主画素、副画素の点像のピークや広がり(PSF:Point−Spread−Function)に収差が大きく影響する。
そして、図5Dのような収差を有する撮影光学系の場合には、主画像と副画像とが撮影画角内の周辺エリアでアンバランスになり、立体視がしにくくなる。
そこで、第1の実施形態では、製品出荷前に撮影光学系12の収差等を検査し、主画素、副画素の画像データに対して別々のシャープネス補正用の補正パラメータを作成し、ROM46に書き込んでおく。
デジタル信号処理部24は、主画素、副画素の画像データに対してシャープネス補正を行う場合に、ROM46から別々の補正パラメータを読み出し、主画素、副画素の画像データをそれぞれ対応する補正パラメータにより補正し、両画像のバランスを調整する。
尚、シャープネス補正としては、例えば、所定サイズ(3×3、5×5)のコンボリューションフィルタを使用することができ、フィルタ係数(補正パラメータ)を適宜設定することで、シャープネス補正の強弱を調節することができる。また、撮影画角内の領域別に補正パラメータをもたせることで、主画像、副画像のシャープネス補正を領域別に行うことができる。
図6は本発明の第1の実施形態の立体撮像装置10の撮影動作を示すフローチャートである。
CPU40は、シャッタボタンが全押しされると、本撮影用の露光を行わせる(ステップS10)。
撮影露光が行われると、位相差CCD16から主画像と副画像がそれぞれ読み出され、メモリ48に一旦保持される(ステップS12)。メモリ48に保持された主画像、副画像は、デジタル信号処理部24によりホワイトバランス補正、ガンマ補正処理、同時化処理、YC処理等の各種の信号処理が行われるが、図6ではこれらの処理は省略されている。
続いて、デジタル信号処理部24は、ROM46から主画像、副画像に対応する別々のシャープネス補正用の補正パラメータを読み出す(ステップS14)。そして、主画像、副画素に対して、別々の補正パラメータを使用してシャープネス補正を行う(ステップS16)。尚、シャープネス補正は、通常、YC処理により生成されたY信号(輝度信号)に対して行われる。
上記のようにして補正された主画像と副画像は、別々の補正パレメータでシャープネス補正されることにより、図7Bに示すように、図7A(補正前)と比較して、主画像と副画像のそれぞれ対応する点像のピークを揃えることができ、左右視点画像のバランスがよくなる。
上記のようにして画像処理された主、副画像(YC信号)は、それぞれ圧縮処理されてMPファイルに格納され、そのMPファイルは、メディア・コントローラ52を介してメモリカード54に記録される(ステップS18)。
[第2の実施形態]
図8は本発明の第2の実施形態の立体撮像装置10の撮影動作を示すフローチャートである。尚、図6に示した第1の実施形態と共通する部分には同一のステップ番号を付し、その詳細な説明は省略する。
図8に示すように第2の実施形態は、ステップS20、ステップS22の処理が追加されている点で、第1の実施形態と相違する。
ステップS20は、ステップS12により取得された主画像と副画像の対応点の視差量を算出する。
視差量の算出は、一方の画像(例えば、主画像)を基準にして、他方の画像(副画像)の対応する画素を求める。この対応する画素を求める方法としては、例えばブロックマッチング法を適用することができる。そして、主画像の全ての画素について、副画像上で対応する画素との視差を求めることにより、一画面分の視差を示す視差マップを作成する。
ステップS22は、ステップS20で作成された視差マップから視差量の大きい領域(=ボケが大きい領域)を求め、この視差量の大きい領域に対応する補正パラメータを、シャープネス補正が弱くなるように修正する。
上記のように視差量に応じて修正された補正パラメータを使用して主画像及び副画像のシャープネス補正を行うことにより、図9Aに示すように視差がない領域(又は少ない領域)では、シャープネス補正が強くかけることができ、図9Bに示すように視差の大きい領域(ボケ領域)では、シャープネス補正が弱くかけることができる。
[第3の実施形態]
図10は本発明の第3の実施形態の立体撮像装置10の撮影動作を示すフローチャートである。尚、図6に示した第1の実施形態と共通する部分には同一のステップ番号を付し、その詳細な説明は省略する。
図10に示すように第3の実施形態は、図6のステップS14、ステップS16の代わりに、ステップS30、ステップS32の処理を行っている点で、第1の実施形態と相違する。
ステップS30では、ROM46から主画像、副画像に対応する別々の色収差補正用の補正パラメータを読み出す。
ステップS32では、主画像のR、G、B信号、及び副画素のR、G、B信号に対して、前記読み出した色別及び主、副画像別の補正パラメータを使用して色収差補正を行う。
図11はそれぞれ主画像と副画像の画角周辺における色収差の違いの一例を示している。
第3の実施形態によれば、主画像と副画像の画角周辺における色収差を個別に補正することができ、それぞれ色ずれのない主画像、副画像が得られる。
[第4の実施形態]
図12は本発明の第4の実施形態の立体撮像装置10の撮影動作を示すフローチャートである。尚、図6に示した第1の実施形態と共通する部分には同一のステップ番号を付し、その詳細な説明は省略する。
図12に示すように第3の実施形態は、図6のステップS14、ステップS16の代わりに、ステップS40、ステップS42の処理を行っている点で、第1の実施形態と相違する。
ステップS40では、ROM46から主画像、副画像に対応する別々のディストーション(歪曲収差)補正用の補正パラメータを読み出す。
ステップS42では、主画像及び副画素に対して前記読み出した別々の補正パラメータを使用してディストーション補正を行う。
これにより、撮影光学系12の左右方向のディストーションが非対称であっても、そのディストーションの影響を受けない主画像及び副画像を得ることができる。
[第5の実施形態]
図13は本発明の第5の実施形態の立体撮像装置10の撮影動作を示すフローチャートである。尚、図6に示した第1の実施形態と共通する部分には同一のステップ番号を付し、その詳細な説明は省略する。
図13に示す第5の実施形態では、2D画像の撮影時と3D画像の撮影時とで画像処理を切り替えるようにしている。
立体撮像装置10は、2D撮影モードが選択された場合と、3D撮影モードとが選択された場合とで、以下に示すように異なる処理を行う。尚、ステップS10、S12までの位相差CCD16から主画像及び副画像を読み出すまでは、同様に行われる。
ステップS50では、3D撮影モードか否か(2D撮影モード)が判別され、3D撮影モードの場合(「YESの場合」)には、ステップS52に遷移し、2D撮影モードの場合(「NOの場合」)には、ステップS58に遷移する。
3D撮影モード時の主画像及び副画像に対する処理は、前述した第1の実施形態から第4の実施形態で説明したように、主画像と副画像とで別々の補正パラメータをROM46から読み出し(ステップS52)、その読み出した別々の補正パラメータを使用して主画像及び副画像の画像処理を行う(ステップS54)。そして、補正後の主画像及び副画像は、MPファイルに格納されてメモリカード54に記録される(ステップS56)。
これにより、撮影光学系12の左右方向の光学特性の違いにかかわらず、主画像と副画像のバランスをとることができる。
一方、2D撮影モードの場合には、主画像と副画像とで別々の補正パラメータであって、3D画像用の補正パラメータとは異なる2D画像用の補正パラメータをROM46から読み出す(ステップS58)。尚、2D画像用の補正パラメータの特徴につては後述する。
そして、主画像と副画像を前記読み出した別々の補正パラメータを使用して補正し(ステップS60)、補正後の主画像と副画像のそれぞれ対応する画素同士を加算して2D画像を生成する(ステップS62)。
生成された2D画像は、デジタルカメラ用の画像ファイル(Exifファイル)に格納されてメモリカード54に記録される(ステップS64)。
図14A(補正前)及び図14B(補正後)に示すように、3D画像の撮影時には、主画像と副画像はその点像が等しくなるように補正される。
一方、図14Bに示す3D画像用に補正された主画像と副画像とを加算すると、図14Dに示すように、2線ボケのような絵になる。
そこで、2D画像の撮影時には、主画像と副画像に対する補正パラメータを、3D画像用のもとは別に持ち、その補正パラメータを使用して補正するようにしている。図14Cは、2D画像用の補正パラメータにより補正された主画像と副画像の点像を示しており、これらの点像を加算しても2線ボケにはならない。
尚、2D画像の撮影の主画像と副画像に対する補正パラメータは、略同じ補正パラメータを使用することができる。従って、補正前に主画像と副画像とを加算し、その加算された画像に対して、2D画像用の補正パラメータを使用して補正してもよい。
[第6の実施形態]
図15は本発明の第6の実施形態の立体撮像装置10の再生動作を示すフローチャートである。
まず、第6の実施形態の立体撮像装置10により2D撮影モード、又は3D撮影モードによる撮影が行われると、前述したように3D画像が格納されたMPファイル、又は2D画像が格納されたExifファイルがメモリカード54に記録される。また、立体撮像装置10は、メモリカード54への記録時には、前記3D画像又は2D画像に対してシャープネス補正等の画像処理を施さないようにしている。
図15において、立体撮像装置10が再生モードに切り替えられると、メモリカード54に記録された3D画像又は2D画像が読み出される(ステップS70)。
続いて、読み出された画像が3D画像か否かが判別される(ステップS72)。この判別は、MPファイル、Exifファイルを示す拡張子、又はMPファイル内の画像の種別を示すタグ情報から判別することができる。
メモリカード54から読み出された画像が3D画像と判別されると、3D画像を構成する主画像、副画像に対して、別々の補正パラメータをROM46から読み出し(ステップS74)、その読み出した別々の補正パラメータを使用して主画像及び副画像の画像処理を行う(ステップS74)。そして、補正後の主画像及び副画像を液晶モニタ30、又は外部の3Dディスプレイ、3Dプリンタ等に出力する(ステップS78)。
一方、メモリカード54から読み出された画像が2D画像と判別されると、その2D画像に対する補正パラメータをROM46から読み出し(ステップS80)、その読み出した補正パラメータを使用して2D画像の画像処理を行う(ステップS82)。そして、補正後の2D画像を液晶モニタ30、又は外部の3Dディスプレイ、3Dプリンタ等に出力する(ステップS84)。
尚、上記第6の実施形態では、メモリカード54への記録時に3D画像又は2D画像に対してシャープネス補正等の画像処理を施さないようにしているが、これに限らず、一般的な画像処理を施したものでもよい。この場合には、3D画像の再生を行うときのみ、主画像と副画像とで異なる画像処理を施し、両画像のアンバランスを補正するようにしてもよい。
[その他]
撮影光学系12の左右方向の光学特性はズーム位置により異なるため、主画像と副画像のアンバランスを補正するための補正パラメータを各ズーム位置毎に記憶保持し、3D撮影時のズーム位置(ズーム倍率)に応じて、そのズーム位置に対応する補正パラメータを使用する。
また、絞り14の絞り値(開口径)によっても主画像と副画像の特性が異なるため、主画像と副画像のアンバランスを補正するための補正パラメータを、各ズーム位置及び絞り値毎に記憶保持し、3D撮影時のズーム位置及び絞り値に応じて、そのズーム位置及び絞り値に対応する補正パラメータを使用することが望ましい。
この実施形態の立体撮像装置10は、1つの位相差CCD16を使用しているため、図16に示す2つの撮像素子7、8を使用するものに比べて、装置の小型化を図ることができるが、本発明は、1つの撮像素子を使用するものに限らず、図16に示した従来の光学系及び撮像素子を有するものにも適用できる。
また、撮像素子は、この実施の形態のCCDセンサに限らず、CMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)センサ等の撮像素子でもよい。
また、上記の実施形態では、左右方向に瞳分割された被写体像を示す主画像、副画像を得るようにしたが、瞳分割される被写体像の数は2つに限定されず、また、瞳分割する方向も左右方向に限らず、上下左右方向に瞳分割するようにしてもよい。
更に、本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の精神を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であることは言うまでもない。
10…立体撮像装置、12…撮影光学系、14…絞り、16…撮像素子(位相差CCD)、30…液晶モニタ、32…CCD制御部、34…絞り駆動部、36…レンズ駆動部、38…操作部、40…中央処理装置(CPU)、42…AF処理部、44…AE検出部、46…ROM

Claims (11)

  1. 単一の撮影光学系と、
    前記撮影光学系の予め定められた方向の異なる第1、第2の領域を通過した被写体像が瞳分割されてそれぞれ結像される撮像素子であって、前記第1、第2の領域を通過した被写体像をそれぞれ光電変換して第1の画像及び第2の画像を出力する撮像素子と、
    前記第1の画像に対して第1の画像処理を行うとともに、前記第2の画像に対して前記第1の画像処理と異なる第2の画像処理を行う画像処理部であって、各処理後の第1の画像と第2の画像との画質の差を低減するように前記第1の画像処理及び第2の画像処理を行う画像処理部と、
    を備える立体撮像装置。
  2. 前記画像処理部は、前記第1の画像及び第2の画像に対してそれぞれ異なるシャープネス補正を行う、請求項1に記載の立体撮像装置。
  3. 前記第1の画像及び第2の画像に基づいて視差量を算出する視差量算出部を備え、
    前記画像処理部は、前記算出した視差量の大きな範囲の画像に対して前記シャープネス補正を弱くする、請求項2に記載の立体撮像装置。
  4. 前記画像処理部は、前記第1の画像及び第2の画像に対してそれぞれ異なる色収差補正を行う、請求項1から3のいずれかに記載の立体撮像装置。
  5. 前記画像処理部は、前記第1の画像及び第2の画像に対してそれぞれ異なるディストーション補正を行う、請求項1から4のいずれかに記載の立体撮像装置。
  6. 前記第1の画像及び第2の画像の画像処理に使用する第1の補正パラメータ及び第2の補正パラメータを予め記憶する記憶部を備え、
    前記画像処理部は、前記記憶された第1の補正パラメータ及び第2の補正パラメータに基づいてそれぞれ前記第1の画像及び第2の画像の画像処理を行う、請求項1から5のいずれかに記載の立体撮像装置。
  7. 前記撮影光学系はズームレンズであり、
    前記記憶部には、前記ズームレンズのズーム位置に対応して、又はズーム位置と絞り値に対応してそれぞれ前記第1の補正パラメータ及び第2の補正パラメータが記憶され、
    前記画像処理部は、撮影時のズーム位置、又はズーム位置と絞り値に基づいて前記記憶部から対応する第1の補正パラメータ及び第2の補正パラメータを読み出し、読み出した第1の補正パラメータ及び第2の補正パラメータに基づいてそれぞれ前記第1の画像及び第2の画像の画像処理を行う、請求項6に記載の立体撮像装置。
  8. 前記画像処理部により処理された前記第1の画像及び第2の画像からなる立体視画像を記録媒体に記録する記録部を備える請求項1から7のいずれかに記載の立体撮像装置。
  9. 前記画像処理部は、前記第1の画像及び第2の画像を加算した平面画像の撮影時には、前記第1の画像処理及び第2の画像処理とは異なる画像処理を行う、請求項1から8のいずれかに記載の立体撮像装置。
  10. 前記画像処理部による処理前の前記第1の画像及び第2の画像とともに、立体画像を示す情報と平面画像を示す情報を関連付けて記録媒体に記録する記録部を備え、
    前記画像処理部は、立体視画像の出力時に前記記録媒体から読み出した第1の画像及び第2の画像に対して前記第1の画像処理及び第2の画像処理を行い、平面画像の出力時に前記第1の画像処理及び第2の画像処理とは異なる画像処理を行う、請求項1から7のいずれかに記載の立体撮像装置。
  11. 前記撮像素子は、それぞれマトリクス状に配列された光電変換用の第1群の画素及び第2群の画素であって、前記撮影光学系の第1の領域を通過した被写体像のみを受光するように光束の受光方向の制限を受けた第1群の画素と、前記撮影光学系の第2の領域を通過した被写体像のみを受光するように光束の受光方向の制限を受けた第2群の画素とを有し、前記第1群の画素及び第2群の画素から前記第1の画像及び第2の画像の読み出しが可能な撮像素子である、請求項1から10のいずれかに記載の立体撮像装置。
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