JP5180407B2 - 立体撮像装置および視差画像復元方法 - Google Patents

立体撮像装置および視差画像復元方法 Download PDF

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Description

【技術分野】
【0001】
本発明は単眼撮像装置に係り、特に撮影レンズの2方向の異なる領域を通過した被写体像をそれぞれ撮像素子に結像させ、異なる視点画像を取得する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の単眼立体撮像装置として、図9に示す光学系を有するものが知られている(特許文献1)。
【0003】
この光学系は、メインレンズ1およびリレーレンズ2の左右方向の異なる領域を通過した被写体像をミラー4により瞳分割し、それぞれ結像レンズ5、6を介して撮像素子7、8に結像させるようにしている。
【0004】
図10の(A)から(C)は、それぞれ前ピン、合焦(ベストフォーカス)、および後ピンの違いによる撮像素子に結像する像の分離状態を示す図である。なお、図10では、フォーカスによる分離の違いを比較するために、図9に示したミラー4を省略している。
【0005】
図10の(B)に示すように瞳分割された像のうちの合焦している像は、撮像素子上の同一位置に結像する(一致する)が、図10の(A)および(C)に示すように前ピンおよび後ピンとなる像は、撮像素子上の異なる位置に結像する(分離する)。
【0006】
従って、左右方向に瞳分割された被写体像を撮像素子7、8を介して取得することにより、被写体距離に応じて視点の異なる左視点画像および右視点画像(3D画像)を取得することができる。
【0007】
位相板により光束を規則的に分散し、デジタル処理により復元させ被写界深度の深い画像撮影を可能にする等の撮像装置が提案されている(非特許文献1)。
【0008】
一般的な結像光学系においては、ベストフォーカスの位置では光線が最も密に集中し、ベストフォーカス位置から離れて行くとそのデフォーカス量にほぼ比例してボケ径が広がる。ボケの形は点像分布関数(PSF:Point−Spread−Function)で表される(特許文献2)。
【0009】
被写体となる物体をズームレンズ等の光学系により撮像素子の撮像面上に結像した場合、撮像素子で撮像した像は元の物体に比べて光学系の収差の影響によりボケが生じ、画質が劣化することが知られている。この時の像による画像の強度分布gは、元の物体の輝度分布fと光学系の結像性能を表す点像強度分布hの畳み込み(Convolution)にノイズnが加わった
g=f*h+n(*は畳み込み積分)・・・(A)
で表される。g、h、nを既知として、式(A)から元の物体の輝度分布fを求めることができる。このようにして、光学系のボケを信号処理により取り除き、理想的な像を得る技術は、像の「復元」、「逆畳み込み」、あるいは「デコンボリューション(Deconvolution)」と呼ばれている。点像強度分布(PSF)に基づく復元フィルタは、撮像時の画像の劣化に関する情報、例えば撮影条件(露光時間、露光量、被写体までの距離、焦点距離等)や撮像装置の特性情報(レンズの光学特性、撮像装置の識別情報等)等を考慮して生成される(特許文献3)。
【0010】
ボケによる劣化モデルは、関数によって表現することができる。例えば、中心画素からの距離(像高)をパラメータとする正規分布でボケ現象を表現することができる(特許文献4)。
【0011】
なお、光学的伝達関数(OTF)は、PSFの周波数領域への二次元フーリエ変換である。PSFをOTFに変換する、またはその逆は容易であるので、OTFは、PSFと同視されうる(特許文献5)。
【0012】
デフォーカス量が不明なため、ピントが合っていてもいなくてもPSFが同じような広がりを有するようにした特殊な光学系は、EDof(Extended Depth of Field、強化被写界深度)と呼ばれる(特許文献6から8)。図11は、EDofのPSFに対応するデコンボリューションフィルタの一例を示す。このデコンボリューションフィルタは、画像内の各位置の像高(画像中心からの距離)に対応したフィルタである。図11では、像高0〜r1にフィルタa、像高r1〜r2にフィルタb、像高r2以上にフィルタcが対応していることが示されている。
【0013】
特許文献9は視差画像入力装置の一例を示す。
【0014】
特許文献10は、撮像画面を分割し、その分割領域ごとに被写体の焦点検出を行って、その像ずれ量(デフォーカス量)を検出する技術の一例を示す。なお、像ずれ量は被写体までの距離に依存するため、像ずれ量は被写体距離と技術的に同視しうる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0015】
【特許文献1】
特表2009−527007号公報
【特許文献2】
特開2008−211679号公報
【特許文献3】
特開2008−172321号公報
【特許文献4】
特開2000−020691号公報
【特許文献5】
特表2009−534722号公報
【特許文献6】
特開2009−10944号公報
【特許文献7】
特開2009−187092号公報
【特許文献8】
特開2009−188676号公報
【特許文献9】
特開平10−42314号公報
【特許文献10】
特開平4−73731号公報
【非特許文献】
【0016】
【非特許文献1】
Edward R. Dowski, Jr., Robert H. Cormack, Scott D. Sarama, “Wavefront Coding; jointly optimized optical and digital imaging systems”
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0017】
図12Aから図12Cに示したように、単眼立体撮像装置の撮像レンズ12を通過した光束はマイクロレンズLmやLcなどでフォトダイオードPDma・PDmbあるいはPDca・PDcbに射出される。このフォトダイオードへの射出光束の一部を遮光部材で遮断することで視点画像が得られる。図12Cに示すように、撮像レンズ12の光軸中心I0を中心としたCCD16の受光面の近傍画素群である中央部R1では、光束はマイクロレンズの光軸中心を基準とした視差方向(X方向)に関して均等に入射するため、マイクロレンズLcからの射出光に基づいて、フォトダイオードPDcaおよびフォトダイオードPDcbは左右対称な点像を出力できる。これに対し、図12Bに示すように、CCD16の受光面の周縁部R2、R3では、光束は斜めに入射するため、フォトダイオードPDmaおよびフォトダイオードPDmbは左右非対称な点像を出力する。
【0018】
すなわち、周縁部では、右視点用画素と左視点用画素との間での光束の入射のアンバランスが生じる。このため、CCD16の受光面の位置によって、視点画像間の像質が均一とはならず、立体画像の品質が低下する。
【0019】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、EDofのような特殊な光学系を用いることなく、画素の位置に関わらず視点画像間の像質を均一とし、立体画像の品質を向上させる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0020】
本発明の第1の態様に係る立体撮像装置は、単一の撮像光学系からの光束に対する瞳分割により第1および第2の視差画像を出力する立体撮像装置であって、第1および第2の視差画像の各位置におけるデフォーカス量を表すデフォーカスマップを算出するデフォーカスマップ算出部と、視差画像内の各位置におけるデフォーカス量と像高とに対応した、撮像光学系の結像性能を表す点像強度分布に基づくデコンボリューションフィルタである復元フィルタを保存する復元フィルタ保存部と、視差画像内の各位置のデフォーカス量と像高とに対応した復元フィルタを第1および第2の視差画像内の各位置ごとに選択し、選択した復元フィルタに基づいて第1および第2の視差画像内の各位置ごとにデコンボリューションを実施することで第1および第2の視差画像を復元する復元部とを備える。
[0021]
本発明の第2の態様に係る立体撮像装置は、上記第1の態様において、復元フィルタ保存部は、撮像光学系に関する光学特性ごとに復元フィルタを保存する。
[0022]
本発明の第3の態様に係る立体撮像装置は、上記第2の態様において、光学特性は焦点距離および/または絞り値を含む。
[0023]
本発明の第4の態様に係る立体撮像装置は、上記第1から第3の態様において、復元フィルタ保存部は、第1および第2の視差画像内の視差方向と像高とに沿った各位置ごとの復元フィルタを保存する。
[0024]
本発明の第5の態様に係る立体撮像装置は、上記第4の態様において、復元フィルタ保存部は、第1および第2の視差画像内の領域を視差方向に沿って個数N1だけ分割しかつ第1および第2の視差画像内の領域を視差方向に垂直な方向に沿って個数N1よりも小さい個数N2だけ分割した小領域の各々の像高に対応する復元フィルタを保存する。
[0025]
本発明の第6の態様に係る立体撮像装置は、上記第4または第5の態様において、復元フィルタ保存部は、第1および第2の視差画像に共通の復元フィルタを保存する。
[0026]
本発明の第7の態様に係る立体撮像装置は、上記第6の態様において、復元部は、復元フィルタ保存部に保存された第1の視差画像および第2の視差画像のうちの一方に対応する復元フィルタである基準復元フィルタに基づいて一方の視差画像を復元するとともに、基準復元フィルタを鏡像反転することで第1の視差画像および第2の視差画像のうちの他方に対応する復元フィルタである鏡像反転復元フィルタを得た上、鏡像反転復元フィルタに基づいて他方の視差画像を復元する。
[0027]
本発明の第8の態様に係る立体撮像装置は、上記第4から第7の態様において、復元フィルタ保存部は、視差方向のうち正または負の一方向に沿った画像の小領域ごとの像高およびデフォーカス量に対応する復元フィルタを保存する。
【0028】
本発明の第9の態様に係る立体撮像装置は、上記第1から第8の態様において、復元部の復元した第1および第2の視差画像に基づく立体画像を出力する出力部を備える。
【0029】
本発明の第10の態様に係る視差画像復元方法は、単一の撮像光学系からの光束に対する瞳分割により得られた第1および第2の視差画像の各位置におけるデフォーカス量を表すデフォーカスマップを算出するステップと、視差画像内の各位置におけるデフォーカス量と像高とに対応した、撮像光学系の結像性能を表す点像強度分布に基づくデコンボリューションフィルタである復元フィルタを保存するステップと、視差画像内の各位置のデフォーカス量と像高とに対応した復元フィルタを第1および第2の視差画像内の各位置ごとに選択し、選択した復元フィルタに基づいて第1および第2の視差画像内の各位置ごとにデコンボリューションを実施することで第1および第2の視差画像を復元するステップとを含む。
【0030】
本発明の第11の態様に係る視差画像復元方法は、上記第10の態様において、撮像光学系に関する光学特性ごとに復元フィルタを保存するステップを含む。
【0031】
本発明の第12の態様に係る視差画像復元方法は、上記第11の態様において、光学特性は焦点距離および/または絞り値を含む。
【0032】
本発明の第13の態様に係る視差画像復元方法は、上記第10から第12の態様において、第1および第2の視差画像内の視差方向と像高とに沿った各位置ごとの復元フィルタを保存するステップを含む。
【0033】
本発明の第14の態様に係る視差画像復元方法は、上記第13の態様において、第1および第2の視差画像内の領域を視差方向に沿って個数N1だけ分割しかつ第1および第2の視差画像内の領域を視差方向に垂直な方向に沿って個数N1よりも小さい個数N2だけ分割した小領域の各々の像高に対応する復元フィルタを保存するステップを含む。
【0034】
本発明の第15の態様に係る視差画像復元方法は、上記第13または第14の態様において、第1および第2の視差画像に共通の復元フィルタを保存するステップを含む。
[0035]
本発明の第16の態様に係る視差画像復元方法は、上記第15の態様において、保存された第1の視差画像および第2の視差画像のうちの一方に対応する復元フィルタである基準復元フィルタに基づいて一方の視差画像を復元するとともに、基準復元フィルタを鏡像反転することで第1の視差画像および第2の視差画像のうちの他方に対応する復元フィルタである鏡像反転復元フィルタを得た上、鏡像反転復元フィルタに基づいて他方の視差画像を復元するステップを含む。
[0036]
本発明の第17の態様に係る視差画像復元方法は、上記第13から第16の態様において、視差方向のうち正または負の一方向に沿った画像の小領域ごとの像高およびデフォーカス量に対応する復元フィルタを保存するステップを含む。
[0037]
本発明の第18の態様に係る視差画像復元方法は、上記第10から第17の態様において、復元した第1および第2の視差画像に基づく立体画像を出力するステップを含む。
発明の効果
[0038]
本発明によると、各視点画像間で対応する位置の像質が、像高とデフォーカス量に応じた復元フィルタで復元されるため、画像中心から離れた周縁部分であっても、視点画像間の像質が均一になるよう復元される。
【図面の簡単な説明】
[0039]
[図1]単眼立体撮像装置のブロック図
[図2A]瞳分割視差画像取得撮像素子CCDの構成例を示す図
[図2B]瞳分割視差画像取得撮像素子CCDの構成例を示す図(主画素)
[図2C]瞳分割視差画像取得撮像素子CCDの構成例を示す図(副画素)
[図3]主画素、副画素の1画素ずつを示した図
[図4A]図3の要部拡大図
[図4B]図3の要部拡大図
[図5A]変倍位置がワイド端の場合の各視点画像の点像(右)の広がりの一例を示す図
【図5B】変倍位置がワイド端の場合の各視点画像の点像(左)の広がりの一例を示す図
【図6A】変倍位置がテレ端の場合の各視点画像の点像(右)の広がりの一例を示す図
【図6B】変倍位置がテレ端の場合の各視点画像の点像(左)の広がりの一例を示す図
【図7A】像高と視差方向に対応した復元フィルタを例示した図
【図7B】像高と視差方向に対応した復元フィルタを例示した図
【図8】復元処理のフローチャート
【図9】従来の単眼立体撮像装置の一例を示す図
【図10】撮像素子に結像する像の分離状態を示す図
【図11】EDofのPSFに対応したデコンボリューションフィルタを例示した図
【図12A】主画素・副画素間でのアンバランスな受光の一例を示す図
【図12B】主画素・副画素間でのアンバランスな受光の一例を示す拡大図
【図12C】主画素・副画素間でのアンバランスな受光の一例を示す拡大図
【発明を実施するための形態】
【0040】
以下、添付図面に従って本発明に係る単眼立体撮像装置の実施の形態について説明する。
【0041】
[撮像装置の全体構成]
図1は本発明に係る単眼立体撮像装置10の実施の形態を示すブロック図である。
【0042】
この単眼立体撮像装置10は、撮像した画像をメモリカード54に記録するもので、装置全体の動作は、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)40によって統括制御される。
【0043】
単眼立体撮像装置10には、シャッタボタン、モードダイヤル、再生ボタン、MENU/OKキー、十字キー、BACKキー等の操作部38が設けられている。この操作部38からの信号はCPU40に入力され、CPU40は入力信号に基づいて単眼立体撮像装置10の各回路を制御し、例えば、レンズ駆動制御、絞り駆動制御、撮影動作制御、画像処理制御、画像データの記録/再生制御、立体表示用の液晶モニタ30の表示制御などを行う。
【0044】
シャッタボタンは、撮影開始の指示を入力する操作ボタンであり、半押し時にONするS1スイッチと、全押し時にONするS2スイッチとを有する2段ストローク式のスイッチで構成されている。モードダイヤルは、静止画を撮影するオート撮影モード、マニュアル撮影モード、人物、風景、夜景等のシーンポジション、および動画を撮影する動画モードのいずれかを選択する選択操作用部材である。
【0045】
再生ボタンは、撮影記録した立体視画像(3D画像)、平面画像(2D画像)の静止画または動画を液晶モニタ30に表示させる再生モードに切り替えるためのボタンである。MENU/OKキーは、液晶モニタ30の画面上にメニューを表示させる指令を行うためのメニューボタンとしての機能と、選択内容の確定および実行などを指令するOKボタンとしての機能とを兼備した操作キーである。十字キーは、上下左右の4方向の指示を入力する操作部であり、メニュー画面から項目を選択したり、各メニューから各種設定項目の選択を指示したりするボタン(カーソル移動操作部材)として機能する。また、十字キーの上/下キーは撮影時のズームスイッチあるいは再生モード時の再生ズームスイッチとして機能し、左/右キーは再生モード時のコマ送り(順方向/逆方向送り)ボタンとして機能する。BACKキーは、選択項目など所望の対象の消去や指示内容の取消し、あるいは1つ前の操作状態に戻らせる時などに使用される。
【0046】
撮影モード時において、被写体を示す画像光は、撮像レンズ12、絞り14を介して瞳分割視差画像を取得可能な位相差イメージセンサである固体撮像素子(以下、「CCD(charge−coupled device)」という)16の受光面に結像される。撮像レンズ12は、CPU40によって制御されるレンズ駆動部36によって駆動され、フォーカス制御、ズーム(焦点距離)制御等が行われる。絞り14は、例えば、5枚の絞り羽根からなり、CPU40によって制御される絞り駆動部33によって駆動され、例えば、絞り値(F値)F2.8〜F11まで1AV刻みで5段階に絞り制御される。
【0047】
また、CPU40は、絞り駆動部33を介して絞り14を制御するとともに、CCD制御部36を介してCCD16での電荷蓄積時間(シャッタスピード)や、CCD16からの画像信号の読み出し制御等を行う。
【0048】
<CCDの構成例>
図2Aから図2CはCCD16の構成例を示す図である。
【0049】
CCD16は、それぞれマトリクス状に配列された奇数ラインの画素(主画素)と、偶数ラインの画素(副画素)とを有しており、これらの主、副画素にてそれぞれ光電変換された2面分の画像信号は、独立して読み出すことができるようになっている。各画素群に対応する複数の受光素子は、有効な撮像信号を得るための有効画素領域と、黒レベルの基準信号を得るためのオプティカルブラック領域(以下「OB領域」という)とを形成する。OB領域は、実際には、有効画素領域の周囲を取り囲むように形成される。
【0050】
図2Aから図2Cに示すようにCCD16の奇数ライン(1、3、5、…)には、R(赤)、G(緑)、B(青)のカラーフィルタを備えた画素のうち、GRGR…の画素配列のラインと、BGBG…の画素配列のラインとが交互に設けられ、一方、偶数ライン(2、4、6、…)の画素は、奇数ラインと同様に、GRGR…の画素配列のラインと、BGBG…の画素配列のラインとが交互に設けられるとともに、偶数ラインの画素に対して画素同士が2分の1ピッチだけライン方向にずれて配置されている。
【0051】
図3は撮像レンズ12、絞り14、およびCCD16の主、副画素の1画素ずつを示した図であり、図4A及び図4Bは図3の要部拡大図である。
【0052】
図4Aに示すように通常のCCDの画素(フォトダイオードPD)には、射出瞳を通過する光束が、マイクロレンズLを介して制限を受けずに入射する。
【0053】
これに対し、図4Bに示すようにCCD16の主画素および副画素には遮光部材16Aが形成される。単眼立体撮像装置10を横置きにして撮像する場合、この遮光部材16Aにより主画素、副画素(フォトダイオードPD)の受光面の右半分または左半分が遮光される。あるいは単眼立体撮像装置10を縦置きにして撮像する場合、この遮光部材16Aにより主画素、副画素(フォトダイオードPD)の受光面の上半分または下半分が遮光される。マイクロレンズLの光軸Zから右、左、上、あるいは下方向(例えば図4Bでは光軸より左方向)に所定量Δだけ偏位した位置には、遮光部材16Aの開口16Bが設けられている。光束は開口16Bを通過し、フォトダイオードPDの受光面に到達する。即ち、遮光部材16Aが瞳分割部材としての機能を有している。
【0054】
なお、主画素と副画素とでは、遮光部材16Aより光束が制限されている領域(右半分/左半分、あるいは上半分/下半分)が異なる。例えば、主画素では光束の左半分が制限され、副画素では光束の右半分が制限されると、主画素からは右の視点画像、副画素からは左の視点画像が得られる。あるいは、主画素では光束の上半分が制限され、副画素では光束の下半分が制限されると、主画素からは下の視点画像、副画素からは上の視点画像が得られる。上記構成のCCD16は、主画素と副画素とでは、遮光部材16Aより光束が制限されている領域(右半分、左半分)が異なるように構成されているが、CCD16の構成はこれに限らず、遮光部材16Aを設けずに、マイクロレンズLとフォトダイオードPDとを相対的に左右方向にずらし、そのずらす方向によりフォトダイオードPDに入射する光束が制限されるものでもよいし、また、2つの画素(主画素と副画素)に対して1つのマイクロレンズを設けることにより、各画素に入射する光束が制限されるもの(例えば図12Aから図12C)でもよいし、ミラーにより瞳分割するもの(例えば図9)でもよい。
【0055】
図1に戻って、CCD16に蓄積された信号電荷は、CCD制御部32から加えられる読み出し信号に基づいて信号電荷に応じた電圧信号として読み出される。CCD16から読み出された電圧信号は、アナログ信号処理部18に加えられ、ここで各画素ごとのR、G、B信号がサンプリングホールドされ、増幅されたのちA/D変換器20に加えられる。A/D変換器20は、順次入力するR、G、B信号をデジタルのR、G、B信号に変換して画像入力コントローラ22に出力する。
【0056】
デジタル信号処理部24は、画像入力コントローラ22を介して入力するデジタルの画像信号に対して、オフセット処理、ホワイトバランス補正および感度補正を含むゲイン・コントロール処理、ガンマ補正処理、YC処理等の所定の信号処理を行う。
【0057】
ここで、図2Bおよび図2Cに示すように,CCD16の奇数ラインの主画素から読み出される主画像データは、左視点画像データとして処理され、偶数ラインの副画素から読み出される副画像データは、右視点画像データとして処理される。
【0058】
デジタル信号処理部24で処理された左視点画像データおよび右視点画像データ(3D画像データ)は、VRAM(Video Random Access Memory)50に入力する。VRAM50には、それぞれが1コマ分の3D画像を表す3D画像データを記憶するA領域とB領域とが含まれている。VRAM50において1コマ分の3D画像を表す3D画像データがA領域とB領域とで交互に書き換えられる。VRAM50のA領域およびB領域のうち、3D画像データが書き換えられている方の領域以外の領域から、書き込まれている3D画像データが読み出される。VRAM50から読み出された3D画像データはビデオ・エンコーダ28においてエンコーディングされ、カメラ背面に設けられている立体表示用の液晶モニタ(LCD:Liquid Crystal Display)30に出力され、これにより3Dの被写体像が液晶モニタ30の表示画面上に表示される。
【0059】
この液晶モニタ30は、立体視画像(左視点画像および右視点画像)をパララックスバリアによりそれぞれ所定の指向性をもった指向性画像として表示できる立体表示装置であるが、これに限らず、レンチキュラレンズを使用するものや、偏光メガネ、液晶シャッタメガネなどの専用メガネをかけることで左視点画像と右視点画像とを個別に見ることができるものでもよい。
【0060】
また、操作部38のシャッタボタンの第1段階の押下(半押し)があると、CPU40は、AF(Automatic Focus)動作およびAE(Automatic Exposure)動作を開始させ、レンズ駆動部36を介して撮像レンズ12内のフォーカスレンズが合焦位置にくるように制御する。また、シャッタボタンの半押し時にA/D変換器20から出力される画像データは、AE検出部44に取り込まれる。
【0061】
AE検出部44では、画面全体のG信号を積算し、または画面中央部と周辺部とで異なる重みづけをしたG信号を積算し、その積算値をCPU40に出力する。CPU40は、AE検出部44から入力する積算値より被写体の明るさ(撮影Ev値)を算出し、この撮影Ev値に基づいて絞り14の絞り値およびCCD16の電子シャッタ(シャッタスピード)を所定のプログラム線図に従って決定し、その決定した絞り値に基づいて絞り駆動部33を介して絞り14を制御するとともに、決定したシャッタスピードに基づいてCCD制御部36を介してCCD16での電荷蓄積時間を制御する。
【0062】
AF処理部42は、コントラストAF処理または位相差AF処理を行う部分である。コントラストAF処理を行う場合には、左視点画像データおよび右視点画像データの少なくとも一方の画像データのうちの所定のフォーカス領域内の画像データの高周波成分を抽出し、この高周波成分を積分することにより合焦状態を示すAF評価値を算出する。このAF評価値が極大となるように撮像レンズ12内のフォーカスレンズを制御することによりAF制御が行われる。また、位相差AF処理を行う場合には、左視点画像データおよび右視点画像データのうちの所定のフォーカス領域内の主画素、副画素に対応する画像データの位相差を検出し、この位相差を示す情報に基づいてデフォーカス量を求める。このデフォーカス量が0になるように撮像レンズ12内のフォーカスレンズを制御することによりAF制御が行われる。
【0063】
AE動作およびAF動作が終了し、シャッタボタンの第2段階の押下(全押し)があると、その押下に応答してA/D変換器20から出力される主画素および副画素に対応する左視点画像(主画像)および右視点画像(副画像)の2枚分の画像データが画像入力コントローラ22からメモリ(SDRAM:Synchronous Dynamic Random Access Memory)48に入力し、一時的に記憶される。
【0064】
メモリ48に一時的に記憶された2枚分の画像データは、デジタル信号処理部24により適宜読み出され、ここで画像データの輝度データおよび色差データの生成処理(YC処理)を含む所定の信号処理が行われる。YC処理された画像データ(YCデータ)は、再びメモリ48に記憶される。続いて、2枚分のYCデータは、それぞれ圧縮伸長処理部26に出力され、JPEG(Joint Photographic Experts Group)などの所定の圧縮処理が実行されたのち、再びメモリ48に記憶される。
【0065】
メモリ48に記憶された2枚分のYCデータ(圧縮データ)から、マルチピクチャファイル(MPファイル:複数の画像が連結された形式のファイル)が生成され、そのMPファイルは、メディア・コントローラ52により読み出され、メモリカード54に記録される。
【0066】
デフォーカスマップ作成部61は、主画素および副画素に対応する位相差を、所定のフォーカス領域に含まれる小領域の各々について算出するだけでなく、有効画素領域の全体を実質的に被覆する複数の小領域の各々について算出する。有効画素領域の全体を実質的に被覆する複数の小領域とは、有効画素領域の全体を完全に覆っている必要はなく、有効画素領域の全体に渡って密にあるいは粗に配列されていればよい。例えば、有効画素領域をマトリクス状に所定の単位(例えば8×8画素)、あるいはそれ以下(例えば1×1画素)、あるいはそれ以上(例えば10×10画素)で分割した分割領域の各々について位相差が算出される。あるいは、有効画素領域の外縁を起点に所定のピッチ(例えば分割領域1つ分、あるいはそれ以上、あるいはそれ以下)を隔てた所定の単位の分割領域ごとに位相差が算出される。要するに位相差は有効画素領域の全体に渡って算出されるものとするが、必ずしも有効画素領域を構成する小領域の全てについて算出されなくてもよい。
【0067】
デフォーカスマップ作成部61は、上記小領域の各々について算出された位相差に基づき、上記小領域の各々に対応するデフォーカス量を求める。この、有効画素領域の全体に渡って求められた小領域の各々に対応するデフォーカス量の集合を、デフォーカスマップと呼ぶ。デフォーカスマップ作成部61は、RAM(Random Access Memory)などの揮発性記憶媒体を有しており、求まったデフォーカスマップを一時的に保存する。なお、特許文献10のように、デフォーカス量は被写体距離情報と等価であるため、デフォーカスマップは、小領域の各々に対応する被写体距離情報と等価である。デフォーカスマップ作成部61は、各視点画像間で特徴点および対応点検出を行い、それらの特徴点および対応点の間の位置情報の差に基づいてデフォーカスマップを作成してもよい。
【0068】
復元フィルタ保存部62は、ROM(Read−Only Memory)などの不揮発性記憶媒体で構成されており、各視点画像における各小領域の像高(画像中心からの距離、典型的には撮像レンズ12の光軸中心Lからの距離)およびデフォーカス量(ないしは被写体距離)に対応する復元フィルタ(第1のフィルタ)を保存している。
【0069】
好ましくは、この復元フィルタは、特許文献2や3のように、焦点距離、F値などの光学特性とPSFとの関係ごとに予め生成されている。つまり、像高およびデフォーカス量に応じた復元フィルタが、光学特性ごとに保存されている(第2のフィルタ)。
【0070】
これは、焦点距離などと、像高およびデフォーカス量とに応じて各視点画像の点像の広がりが異なり、それにPSFを対応させるためである。
【0071】
図5Aおよび図5Bは撮像レンズ12のズームレンズの変倍位置がワイド端の場合の各視点画像の点像の広がりの一例を示し、図6Aおよび図6Bは撮像レンズ12のズームレンズの変倍位置がテレ端の場合の各視点画像の点像の広がりの一例を示す。
【0072】
また、好ましくは、復元フィルタ保存部62は、視点画像の各小領域の視差方向に沿った像高およびデフォーカス量に対応しかつ左右の視点画像に共通する復元フィルタを保存している(第3のフィルタ)。これは、視差方向でない方向の像高の違いに起因する像質の違いは、立体視画像への影響が小さく、この像高に応じたフィルタによる復元の必要性も小さいからである。また、視差方向に関しては、左右の視点画像に共通する復元フィルタを保存することでメモリ消費の削減も実現している。図7Aおよび図7Bは第3のフィルタの一例を示す。このうち、図7Aは一方の視点画像、例えば右の視点画像に対応する復元フィルタを示し、図7Bは他方の視点画像、例えば左の視点画像に対応する復元フィルタを示す。図7Aの復元フィルタと図7Bの復元フィルタは、画像中心(像高0の位置)に関して互いに反転鏡像の関係にある。復元フィルタ保存部62は、いずれか一方の視点画像に対応する復元フィルタを保存しており、復元部63は、保存された一方の復元フィルタを画像中心に関して鏡像反転して他方の視点画像に対応する復元フィルタを得る。画像中心からの視差方向(X)の距離±X1〜±X3と視差方向に垂直な方向(Y)の距離Y0〜±Y1と像高R1〜R3との組に従って視点画像が区分けされた各ゾーンには、復元フィルタが対応づけられる。ゾーンの区分けは、視差方向(X)および視差方向に垂直な方向(Y)に沿って所定の数だけ行われている。一例として図7Aおよび図7Bでは、視差方向(X)に沿ったゾーンの区分け数N1=6、視差方向に垂直な方向(Y)に沿ったゾーンの区分け数N2=2である。より一般的には、視差方向の復元の質を高めるため、N1>N2とし、視差方向に沿ってより細かくゾーン分けおよび当該ゾーンに対する復元フィルタの対応づけが行われる。
【0073】
さらに好ましくは、復元フィルタ保存部62は、視差方向のうち正(右)または負(左)の一方向に沿った各視点画像の小領域ごとの像高およびデフォーカス量に対応する復元フィルタを保存している(第4のフィルタ)。視差方向に沿った小領域の像高が画面中心から同じ距離であれば、その像高に対応する光学特性も同様であり、その小領域が中心から正側(右側)であっても負側(左側)であっても同じ復元フィルタで当該小領域が復元されうると考えられるので、像高の方向に関わらず同じ距離では同じ復元フィルタを用いることで、メモリ消費の削減を実現している。
【0074】
復元部63は、情報処理装置、例えばCPU40で構成されており、以下の処理を実行する。図8は単眼立体撮像装置10の実行する復元処理のフローチャートである。なお、デフォーカスマップの作成、復元フィルタの保存、復元フィルタを用いた視点画像の復元処理、復元された視点画像の出力処理などは、単眼立体撮像装置10以外の情報処理装置、例えばパソコンなどでも実行できる。以下の処理を単眼立体撮像装置10その他の情報処理装置に実行させるためのプログラムは、ROMやCD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されている。
【0075】
S1では、復元部63は、実際にCCD16から取得された各視点画像を実質的に被覆する小領域を設定する。この小領域の単位(位置および大きさの区分)は復元フィルタ保存部62の小領域と同じである。
【0076】
S2では、デフォーカスマップ作成部61は、上述のデフォーカスマップを作成する。S3では、復元部63は、各視点画像に設定された各小領域の像高とデフォーカス量とを特定する。各小領域の像高の特定は画像中心から各小領域までの最短距離を算出することで行うことができる。また、各小領域のデフォーカス量の特定は、デフォーカスマップ作成部61の作成したデフォーカスマップに基づいて各視点画像ごとに行われる。復元部63は、各視点画像ごとに特定された小領域の像高およびデフォーカス量に対応する復元フィルタを復元フィルタ保存部62から選択する。
【0077】
S4では、復元部63は、各視点画像の小領域ごとに選択された復元フィルタで当該小領域をデコンボリューションし、対応する視点画像の小領域を復元する。復元フィルタ保存部62の復元フィルタが第1のフィルタの場合、復元部63は、各視点画像ごとに特定された小領域の像高およびデフォーカス量に対応する復元フィルタを復元フィルタ保存部62から選択し、各視点画像の小領域ごとに選択された復元フィルタで当該小領域をデコンボリューションし、対応する視点画像の小領域を復元する。
【0078】
復元フィルタ保存部62の復元フィルタが第2のフィルタの場合、復元部63は、焦点距離やF値などの光学特性をCPU40、レンズ駆動部36、絞り駆動部34などから取得し、当該取得された光学特性に対応し、かつ、各視点画像ごとに特定された小領域の像高およびデフォーカス量に対応する復元フィルタを復元フィルタ保存部62から選択し、各視点画像の小領域ごとに選択された復元フィルタで当該小領域をデコンボリューションし、対応する視点画像の小領域を復元する。
【0079】
復元フィルタ保存部62の復元フィルタが第3のフィルタの場合、復元部63は、各視点画像に共通に設定された小領域の視差方向に沿った像高およびデフォーカス量に対応する共通の復元フィルタを復元フィルタ保存部62から選択し、各視点画像の小領域ごとに選択された各視点画像に共通の復元フィルタで当該小領域をデコンボリューションし、対応する各視点画像の小領域を復元する。
【0080】
復元フィルタ保存部62の復元フィルタが第4のフィルタの場合、復元部63は、各視点画像に共通の小領域の視差方向に沿った像高およびデフォーカス量に対応する復元フィルタを復元フィルタ保存部62から選択し、各視点画像の小領域ごとに選択された共通の復元フィルタで当該小領域をデコンボリューションし、対応する各視点画像の小領域を復元する。この際、復元部63は、視差方向に沿った小領域の像高が画面中心から同じ距離であれば、その小領域が中心から正側(右側)であっても負側(左側)であっても同じ復元フィルタで当該小領域を復元する。
【0081】
復元部63は、各小領域ごとに劣化の復元された視点画像から立体視画像を生成し、復元後の立体視画像として改めてVRAM50に保存する。このVRAM50の復元後の立体視画像は、液晶モニタ30に出力され、良好な3Dの被写体像が液晶モニタ30の表示画面上に表示される。すなわち、復元のタイミングは、立体視画像が液晶モニタ30の出力より前に行われることが好ましい。
【0082】
ただし、VRAM50の復元後の立体視画像は、液晶モニタ30に出力されなくてもよく、液晶モニタ30に出力されぬまま、メモリカード54に出力すなわち圧縮記録されることもできる。このメモリカード54に記録された復元後の立体視画像を他の立体視ディスプレイで再生すれば、同様に良好な3Dの被写体像が表示されうる。
【0083】
以上のような第1から4のフィルタを用いた復元部63のデコンボリューション処理により、各視点画像間で対応する位置の小領域の像質が、像高とデフォーカス量に応じた復元フィルタで復元されるため、画像中心の近傍部分であっても、画像中心から離れた周縁部分であっても、視点画像間の像質が均一になるよう復元される。
【0084】
また、復元フィルタが第2のフィルタの場合、ズーム位置やF値などの光学特性が変わっても視点画像間の像質が均一になる。
【0085】
また、復元フィルタが第3または4のフィルタの場合、対応する視差画像は共通の復元フィルタで復元され、復元フィルタ保存部62のメモリ消費量を削減できる。
【符号の説明】
【0086】
12:撮像レンズ、14:絞り、16:CCD、61:デフォーカスマップ作成部、62:復元フィルタ保存部、63:復元部

Claims (20)

  1. 単一の撮像光学系からの光束に対する瞳分割により第1および第2の視差画像を出力する立体撮像装置であって、
    前記第1および第2の視差画像の各位置におけるデフォーカス量を算出する算出部と、
    前記視差画像内の各位置におけるデフォーカス量と像高とに対応した、前記撮像光学系の結像性能を表す点像強度分布に基づくデコンボリューションフィルタである復元フィルタを保存する復元フィルタ保存部と、
    前記視差画像内の各位置のデフォーカス量と像高とに対応した復元フィルタを前記第1および第2の視差画像内の各位置ごとに選択し、選択した復元フィルタに基づいて前記第1および第2の視差画像内の各位置ごとにデコンボリューションを実施することで前記第1および第2の視差画像を復元する復元部と、
    を備える立体撮像装置。
  2. 単一の撮像光学系からの光束に対する瞳分割により第1および第2の視差画像を出力する立体撮像装置であって、
    前記第1および第2の視差画像の各位置におけるデフォーカス量を表すデフォーカスマップを算出するデフォーカスマップ算出部と、
    前記視差画像内の各位置におけるデフォーカス量と像高とに対応した、前記撮像光学系の結像性能を表す点像強度分布に基づくデコンボリューションフィルタである復元フィルタを保存する復元フィルタ保存部と、
    前記視差画像内の各位置のデフォーカス量と像高とに対応した復元フィルタを前記第1および第2の視差画像内の各位置ごとに選択し、選択した復元フィルタに基づいて前記第1および第2の視差画像内の各位置ごとにデコンボリューションを実施することで前記第1および第2の視差画像を復元する復元部と、
    を備える立体撮像装置。
  3. 前記復元フィルタ保存部は、前記撮像光学系に関する光学特性ごとに復元フィルタを保存する請求項1または2に記載の立体撮像装置。
  4. 前記光学特性は焦点距離および/または絞り値を含む請求項3に記載の立体撮像装置。
  5. 前記復元フィルタ保存部は、前記第1および第2の視差画像内の視差方向と像高とに沿った各位置ごとの復元フィルタを保存する請求項1から4のいずれかに記載の立体撮像装置。
  6. 前記復元フィルタ保存部は、前記第1および第2の視差画像内の領域を視差方向に沿って個数N1だけ分割しかつ前記第1および第2の視差画像内の領域を前記視差方向に垂直な方向に沿って前記個数N1よりも小さい個数N2だけ分割した小領域の各々の像高に対応する復元フィルタを保存する請求項5に記載の立体撮像装置。
  7. 前記復元フィルタ保存部は、前記第1および第2の視差画像に共通の復元フィルタを保存する請求項5または6に記載の立体撮像装置。
  8. 前記復元部は、前記復元フィルタ保存部に保存された前記第1の視差画像および前記第2の視差画像のうちの一方に対応する復元フィルタである基準復元フィルタに基づいて前記一方の視差画像を復元するとともに、前記基準復元フィルタを鏡像反転することで前記第1の視差画像および前記第2の視差画像のうちの他方に対応する復元フィルタである鏡像反転復元フィルタを得た上、前記鏡像反転復元フィルタに基づいて前記他方の視差画像を復元する請求項7に記載の立体撮像装置。
  9. 前記復元フィルタ保存部は、視差方向のうち正または負の一方向に沿った画像の小領域ごとの像高およびデフォーカス量に対応する復元フィルタを保存する請求項5から8のいずれかに記載の立体撮像装置。
  10. 前記復元部の復元した第1および第2の視差画像に基づく立体画像を出力する出力部を備える請求項1から9のいずれかに記載の立体撮像装置。
  11. 単一の撮像光学系からの光束に対する瞳分割により得られた第1および第2の視差画像の各位置におけるデフォーカス量を算出するステップと、
    前記視差画像内の各位置におけるデフォーカス量と像高とに対応した、前記撮像光学系の結像性能を表す点像強度分布に基づくデコンボリューションフィルタである復元フィルタを保存するステップと、
    前記視差画像内の各位置のデフォーカス量と像高とに対応した復元フィルタを前記第1および第2の視差画像内の各位置ごとに選択し、選択した復元フィルタに基づいて前記第1および第2の視差画像内の各位置ごとにデコンボリューションを実施することで前記第1および第2の視差画像を復元するステップと、
    を含む視差画像復元方法。
  12. 単一の撮像光学系からの光束に対する瞳分割により得られた第1および第2の視差画像の各位置におけるデフォーカス量を表すデフォーカスマップを算出するステップと、
    前記視差画像内の各位置におけるデフォーカス量と像高とに対応した、前記撮像光学系の結像性能を表す点像強度分布に基づくデコンボリューションフィルタである復元フィルタを保存するステップと、
    前記視差画像内の各位置のデフォーカス量と像高とに対応した復元フィルタを前記第1および第2の視差画像内の各位置ごとに選択し、選択した復元フィルタに基づいて前記第1および第2の視差画像内の各位置ごとにデコンボリューションを実施することで前記第1および第2の視差画像を復元するステップと、
    を含む視差画像復元方法。
  13. 前記撮像光学系に関する光学特性ごとに復元フィルタを保存するステップを含む請求項11または12に記載の視差画像復元方法。
  14. 前記光学特性は焦点距離および/または絞り値を含む請求項13に記載の視差画像復元方法。
  15. 前記第1および第2の視差画像内の視差方向と像高とに沿った各位置ごとの復元フィルタを保存するステップを含む請求項11から14のいずれかに記載の視差画像復元方法。
  16. 前記第1および第2の視差画像内の領域を視差方向に沿って個数N1だけ分割しかつ前記第1および第2の視差画像内の領域を前記視差方向に垂直な方向に沿って前記個数N1よりも小さい個数N2だけ分割した小領域の各々の像高に対応する復元フィルタを保存するステップを含む請求項15に記載の視差画像復元方法。
  17. 前記第1および第2の視差画像に共通の復元フィルタを保存するステップを含む請求項15または16に記載の視差画像復元方法。
  18. 前記保存された前記第1の視差画像および前記第2の視差画像のうちの一方に対応する復元フィルタである基準復元フィルタに基づいて前記一方の視差画像を復元するとともに、前記基準復元フィルタを鏡像反転することで前記第1の視差画像および前記第2の視差画像のうちの他方に対応する復元フィルタである鏡像反転復元フィルタを得た上、前記鏡像反転復元フィルタに基づいて前記他方の視差画像を復元するステップを含む請求項17に記載の視差画像復元方法。
  19. 視差方向のうち正または負の一方向に沿った画像の小領域ごとの像高およびデフォーカス量に対応する復元フィルタを保存するステップを含む請求項15から18のいずれかに記載の視差画像復元方法。
  20. 前記復元した第1および第2の視差画像に基づく立体画像を出力するステップを含む請求項11から19のいずれかに記載の視差画像復元方法。
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