JP5187223B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5187223B2
JP5187223B2 JP2009034620A JP2009034620A JP5187223B2 JP 5187223 B2 JP5187223 B2 JP 5187223B2 JP 2009034620 A JP2009034620 A JP 2009034620A JP 2009034620 A JP2009034620 A JP 2009034620A JP 5187223 B2 JP5187223 B2 JP 5187223B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
image forming
forming apparatus
opening
rotation mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009034620A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010191117A (ja
Inventor
宏三 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2009034620A priority Critical patent/JP5187223B2/ja
Publication of JP2010191117A publication Critical patent/JP2010191117A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5187223B2 publication Critical patent/JP5187223B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、移動可能な露光装置を備える画像形成装置に関する。
電子写真方式を用いたプリンタやデジタル複写機などの画像形成装置において、トナーなどの現像装置の交換作業を簡単にするために、画像形成に使用される現像装置や帯電装置などを1つにまとめて、カートリッジとし、トナーなどの消耗品がなくなったときにはカートリッジごと交換する方法があり、採用されている。
しかし、露光装置にはLEDヘッドのように寿命が長いものがあり、露光装置もカートリッジに取り込み、トナーがなくなるごとにカートリッジを交換することにすると、まだ使用できる露光装置まで交換してしまうことになってしまい、無駄である。このため、通常、露光装置はカートリッジに取り込まれていない。
そこで、カートリッジの交換や装置のメンテナンスの際、あらかじめ、露光装置をカートリッジから退避させる必要がある。この退避させる方法として、露光装置を開閉カバーに取り付けるというものがある。このようにしておくと、カートリッジ交換等で開閉カバーを開くのと一緒に露光装置も持ち上げられるので、開閉カバーを開くという作業をするだけで、露光装置をカートリッジから退避させることができる。
図9には、この方法において、露光装置がカートリッジから退避するときに描く軌跡には示してある。一点鎖線が露光装置の描く軌跡である。隣接するカートリッジの狭い空間に配置されており、開閉カバーの回転中心の周りに回転していくのがわかる。
さらに、例えば、特許文献1では、カートリッジ交換等のときに、開閉カバーに取り付けられた露光装置が突出していることにより作業の邪魔にならないように、露光装置が開閉カバーに回動自在に取り付けられている。
また、特許文献2では、開閉カバーの開状態では露光装置が遊動可能になるように取り付けられ、開閉カバーの閉状態では露光装置が正確な位置に来るように位置決め部が装置本体に設けられている。
しかしながら、開閉カバーの回動支点は画像形成装置の後側に配置されていることが多く、カートリッジの交換やメンテナンスのときに、開閉カバーを開放状態にすると、開閉カバーの取っ手部が画像形成装置の後側に行ってしまうため、再び開閉カバーを閉じる際に、オペレータによっては取っ手部に手が届きにくいという不具合があった。また、開閉カバーの回転支点が画像形成装置の後側ではなく、どちらかの側面側にあるとしても、図10に示すように、開閉カバーは大きく回動するため、開閉カバーの回動軌跡上に障害物があるときには作業性が低下することがあり、また、場所によっては設置ができないという不具合もあった。
図10に、開閉カバーを開放した状態と、開放の際に開閉カバーが描く軌跡(細い一点鎖線)を示した。本体前側(図の右側)から開放された開閉カバーの先端までの空間がとても広いことがわかる。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、消耗品の交換やメンテナンスの作業性を向上させつつ、開閉カバーの開閉動作を容易に行なうことが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明における画像形成装置は、露光装置を備えた画像形成装置であって、該画像形成装置の内部の機構を保護するための、接続された第1蓋部と第2蓋部とを有する蓋部と、前記第1蓋部を回転可能に支持する、該画像形成装置本体と前記第1蓋部との接続箇所にある第1回転機構部と、前記第2蓋部を回転可能に支持する、前記第1蓋部と前記第2蓋部の接続箇所にある第2回転機構部と、前記蓋部に取り付けられた露光装置部と、を備え、前記蓋部は、前記第1回転機構部を支点にして回転することにより開閉し、前記蓋部が開いたときに、前記第2蓋部が前記第2回転機構部を支点にして回転し、前記露光装置部が前記蓋部に取り付けられた状態で前記第2回転機構部を中心にして前記蓋部が折られることを特徴とする。
本発明により、消耗品の交換やメンテナンスの作業性を向上させつつ、開閉カバーの開閉動作を容易に行なうことが可能になる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の一例の機構図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の開閉カバーの開閉動作の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の開閉カバーの開閉動作の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の開閉カバーの開閉動作の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の開閉カバーの開閉動作の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の開閉カバーの開閉動作の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の開閉カバーの開閉動作の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の開閉カバーの開閉時における軌跡の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の開閉カバーの開閉時におけるLEDヘッドの軌跡の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の一例の閉状態と開状態を示した図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の開閉カバーの一例を示した図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の開閉カバーのガイド部の一例を示した図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の開閉カバーのロック機構の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の開閉カバーの折り畳み動作の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の開閉カバーの第2回動支点に備え付けられたばねの状態を示す図である。
次に、本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は画像形成装置101の構成図である。これを用いて装置について説明する。
複数の感光体102には、回転方向の順に帯電装置103、露光装置104、現像装置105、転写装置106、クリーニング装置がそれぞれ配設されている。
帯電手段103は、ローラ状に形成された導電性ローラで、このローラに帯電バイアス電圧が電源装置から供給され、感光体102表面を一様に帯電させる。
露光装置104は、それぞれの感光体に一つずつ配置され、画像データに基づいて、点灯/消灯するLED光を感光体102表面に照射し、感光体上に静電潜像を形成する。
現像装置105は、感光体上に形成された静電潜像を現像剤(トナー)にて顕像化する。
転写装置106は、感光体上の顕像を感光体から転写する。
クリーニング手段は、転写後に感光体上に残留する現像剤を除去する。
転写紙は給紙手段107の給紙ローラ107aにより1枚ずつ分離されてレジストローラ107bに搬送され、更に上記の転写装置106に搬送される。図1は複数の感光体上の画像を転写装置106に搬送された転写紙に順次転写することによって転写紙上で複数の画像を重ね合わせてカラー画像を得る画像形成装置の例である。
画像を転写された転写紙は定着手段108に搬送され、トナー像を加熱・加圧定着させ、上部の排紙ローラ109に搬送されて装置外部に排紙される。
複数の感光体を画像形成装置内に配置する際、等間隔に略一列に並べるのが一般的な構成である。カラー画像形成では、4つの色(黒(K)、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y))を用いるのが一般的であるが、最近ではカラー画像の色再現を向上させるために更に多くの色を用いる画像形成プロセスも現われてきている。
LEDヘッドは所望の画素数(画像幅×画素密度)のLED素子とその駆動回路とLED素子の発光した光を集光するレンズを持つデバイスであり、各LED素子を画像信号に応じて発光させ、感光体上に潜像を形成する。これは、図1の露光装置104として用いられる。光を集光するレンズは、発光光量を効率良く確保するために開口数が大きく、焦点距離が短い。そのため、LEDヘッドを感光体に近接させて(感光体から数mmの距離に)設置しなければならない。感光体の周りには作像に関係する装置(帯電、露光、現像、転写、除電、クリーニングなど)が配置されるため、露光装置を配置する空間は極力小さくすることが要求される。
現像装置に用いられるトナーは消耗品であり、使い尽くされると交換が必要になる。画像形成の性能を維持しつつ、この交換作業の利便性を図るために、いくつかの装置を一体として構成し、カートリッジにしたものが知られている。本件では、感光体と、露光装置を除く、帯電、現像、クリーニングの各装置を備え、一体として構成されたものを作像装置と呼ぶことにする。通常、トナーなどの消耗品に比べて、LEDヘッドの寿命は長く、画像形成装置の寿命までに交換の必要が生じることはない。そのため、作像装置にLEDヘッドを組み込んでしまうことは合理的ではなく、LEDヘッドは作像装置に固定せず、着脱可能に設置する方式が取られることが多い。
そこで、上述のように露光装置は感光体に近接して設置する必要があるために、作像装置の交換やメンテナンスの時のように、本体から作像装置を取り外す際には、予め作像装置から露光装置を退避させる必要が生じてくる。
露光装置の退避方法のひとつが、LEDヘッドを開閉カバー120に固定し、作像装置を取り外すときに、開閉カバーを開放することでLEDヘッドを作像装置から退避させるというものである。作像装置間の露光装置に与えられた狭い空間からLEDヘッドを退避させることになるため、開閉カバーの開放に伴うLEDヘッドの軌跡は限定される。
狭い場所でも開閉カバーを開放できるように、開閉カバーを開放し、4つの作像装置から4つのLEDヘッドを退避させるときに、開閉カバーを2つ折りすることができるようにしたものがある。しかし、これだけでは、LEDヘッドが作像装置にひっかかってしまい、退避できない状態になってしまう可能性がある。そのため、本発明では開閉カバーを開放する動作として、次の2つの動作を行なわせることを考えた。
(1)まず、露光装置を作像装置からある程度退避する。
(2)露光装置がある程度退避された状態になってから、カバーを2つ折りにしながら開放する。
このように、動作を2段階に分けることにより、露光装置が作像装置にひっかかることを防ぎつつ、開閉カバーの開閉時の軌跡を小さくできる。
以下の説明では、図2のように、開閉カバーを2つの部分(前側保持体3、後側保持体4)に分け、それぞれの部分にLEDヘッド7が2つずつ取り付けられており、LEDヘッドが合計4つある場合を考えている。
本発明に係る第1の実施例を図2と図3を参照しながら説明する。開閉カバーは、通常閉じられた状態では本体にロックされている。本体後側の第1回動支点5にはねじりばねを備え、開閉カバーを開放させる方向Aにモーメントを加えている。開閉カバーのロックを外すと、このモーメントが働くため、開閉カバーが開放する。しかし、開閉カバーを完全に開放させるとオペレータにとって危険であることがあり、また、大き過ぎるモーメントを加えることは本体自体にもあまり良くないので、ロックを外したときに、ロックが外れたことが認識でき、本体前側に設置されたLEDヘッド7が作像装置から退避できるぐらいの角度で開閉カバーが開くように以下のようにした。
開閉カバーは2つ折りが可能な2つの部分(前側保持体3、後側保持体4)で構成され、それら2つの部分は第2回動支点6で接続されている。
所定の角度に開いた状態に開閉カバーを保持するために、開閉カバーの支持部材8を本体に回動可能に取り付け、更に、ストッパを設け、この支持部材8の回動角度を制限する。支持部材8には、左回りの回転力Bがばねにより加えられており、この回転力Bは、開閉カバーのロックを外し、第1回動支点5回りの回転により開閉カバーを回動させるのと同時に、支持部材8の回転により開閉カバーを回動させるように働き、開閉カバーが所定の角度に開くことに寄与している。図2に示したように、支持部材8に設けられたストッパにより、支持部材8は、開閉カバーを所定の角度に開いた状態に保つ。
この状態において、支持部材8に設けられたストッパをはずし、前側保持体3を取っ手などにより持ち上げ、開閉カバーを開放する。前側保持体3と後側保持体4の回動角度は適宜の角度に制限され、結果、図3に示すように、くの字状の2つ折りになる。
開閉カバーを閉じるときは、前側保持体3を支持部材8に掛けられた回転モーメントに抗して押さえ、本体にロックする。
LEDヘッド7は回転自在に保持されていて、自重でほぼ下方に向いているので、開閉カバーの開放に連れ、開閉カバーとの角度が変化する。2つのカバーに取り付けられたそれぞれ2つのLEDヘッド7はお互いが干渉しないように格納される。
開閉カバーをこのような構造にすることにより、開閉する際の軌跡の範囲が大変コンパクトに保たれ、狭い空間でも作業を行なうことが可能になる。また、このため、装置の設置場所に対する制限も低減される。
本発明に係る第2の実施例を図4から6を参照しながら説明する。この実施例では、前側保持体3が後側保持体4に対して、図5、図6に示すように、上側に回動するようにした。図4は、第1の実施例で説明したように、開閉カバーを所定の角度に開いた状態を表わしている。第1の実施例を示す図2とは、第2回動支点6の位置が異なる。第2回動支点6の位置は前側保持体3と後側保持体4の回転方向や相互の位置関係を決めるのに重要なパラメータである。図4の状態から前側保持体3を開くことで、図5に示すように、前側2つのLEDヘッド7が作像装置から退避される。この状態(後側保持体4を開かない状態)で、前側2つの作像装置を本体から取り外すことが可能になる。この状態から更に後側保持体4を開くことで、図6に示すように、後側2つの作像装置を取り外すことが可能になる。このような構成を取ることにより、開閉カバーを開閉する際の軌跡の範囲が大変コンパクトに保たれ、狭い空間でも作業を行なうことが可能になる。
本発明に係る第3の実施例を図7と図8を参照しながら説明する。上述の前側保持体3と後側保持体4の第2回動支点6を保持体の下方に設けることにより、回動時に両保持体間のスペースを確保することができ、両保持体の回動角度を大きく取ることができる。
図7に示すようにコの字状に折り曲げて開閉カバーを開放する場合に、開閉カバーをガイド部材9で案内することでオペレータの作業性を向上させることができる。
開閉カバーの2つの部分のうち、後側保持体4は第1回動支点5に係合されており、前側保持体3の前方の片側、もしくは、両側に設けた突起部10をガイド部材9により案内する。これにより、両方の保持体の動きが拘束され、無駄のないスムーズな動きとなる。開閉カバーの開動作時は、LEDヘッド7の一時退避のためにガイド部材9が所定角度だけ第1回転支点5回りに回転し、支持部材8により固定される。その後、前側保持体3をガイド部材9に沿ってスライドさせ、開閉カバーを2つ折りにする。支持部材8は前述したものと同様の構成である。
図8に従来の開閉カバーを開放したときの軌跡(細い一点鎖線)と、本発明に係る第3の実施例において開閉カバーを開放したときの軌跡(太い一点鎖線)とを示した。図8が示すように、本発明により、かなりの空間的な節約が達成されていることがわかる。
開閉カバーとLEDヘッドの説明として、開閉カバーが2つの部分に分かれ、LEDヘッドが4つである例を示してきたが、LEDヘッドがその他の数であっても、本件と同様の構成が適用できる。
イエロー、マゼンタ、シアンの3色を用いることでカラー画像を形成できるが、通常はそれらに、使用頻度の多いブラックを追加した4色で画像形成が行なわれることが多い。カラー画像の再現性を向上させるために、中間色や光沢などを前記の3色に加え、画像形成を行なうこともある。そのような場合には、5個ないし6個の画像形成部を用いる。画像形成部が5個であるときは、上述の前側保持体3に2個、後側保持体4に3個のLEDヘッドを取り付けるか、または、前側保持体3に3個、後側保持体4に2個のLEDヘッドを取り付けることにすれば良いし、6個の画像形成部であるときは、前側保持体3、後側保持体4にそれぞれ3個のLEDヘッドを取り付けることにすれば良い。
前側保持体3と後側保持体4の長さは、図11に示すように、あまり大差なく、ほぼ同等であることが重要である。そのようにしておかないと、2つ折りにしての開閉動作がやりにくくなり、開閉可能な範囲も限定される。上述のように、前側保持体3と後側保持体4とで取り付けるLEDヘッドの個数が同じである場合も、異なる場合も、両保持体の長さはほぼ同等に設定する。
開閉カバーの開放動作を図12〜15を参照しながら説明する。通常、開閉カバーは閉じた状態では、本体にロックされている。ロック解除ボタンを押すことによりロックが外されると、矢印C方向に回転する力が加えられたガイド部材9が回動し、本体より持ち上げられ、LEDヘッドが作像装置から待避可能になる位置まで回動する。この角度で停止するように、ガイド部材9には、引掛け部(ストッパ)が設けられている。
図13(a)は開閉カバーが閉じられている状態を、図13(b)は開放されている状態を示している。ガイド部材9は、開閉カバーが閉じられた状態において先端部分が本体に潜り込むようになるように取り付けられている。図13(a)では、係止部材93が弾性部材94により引かれ、前側保持体3の突起部10をガイド部材9の長穴92の端から動かないようにしている。これにより、前側保持体3および後側保持体4は動かないようになっている。
開閉カバーのロックが解除され、ガイド部材9がC方向に回動すると、図13(b)のように、ガイド部材9の引掛け部91が本体の一部(ハッチング部分)に接触して停止する。このとき、係止部材93もハッチング部分に接触することにより徐々に左回りに回転し、前側保持体3の突起部10がガイド部材9の長穴92の端から動くことができる状態にする。これにより、前側保持体3および後側保持体4が移動可能となる。
図14に示すように、第2回動支点6回りにねじりばね95を前側保持体3と後側保持体4が開放する向きに力がかかるようにする。このようにすることより、前側保持体3と後側保持体4の回動動作を円滑に行なうことが可能となる。図15において、95aは前側保持体3と後側保持体4が閉じられた状態のねじりばねの状態で、95bはねじりばねの初期状態を示す。前側保持体3と後側保持体4が回動して開いていくとねじりばねが初期状態に戻るので、それ以上に開いても前側保持体3と後側保持体4にばね力は掛からない。
次に、開閉カバーを閉じる動作について説明する。前側保持体3の取っ手31を持ち、前側に引くと、前側保持体3がガイド部材9に沿って前側に移動し、後側保持体4との間の角度を徐々に広げ、図13(b)の状態になる。続けて、さらに開閉カバーを閉じると、図13(a)の状態になり、開閉カバーがロックされる。
以上の説明において、前側保持体、後側保持体と記載しているが、前側/後側か左側/右側かなどは画像形成装置の構成によりその呼び方が変わる性質のものであり、上記説明の記載に限定されるものではない。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範囲な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更が可能である。
また、本発明における画像形成装置は、前記露光装置部を回転させる、前記蓋部と前記露光装置部の接続箇所にある第3回転機構部を有し、前記蓋部は、上部にあり、前記蓋部が開閉どちらの状態のときも、前記露光装置部は、前記第3回転機構部を支点にして自由に回転し、自重により鉛直方向を向くようにしても良い。
また、本発明における画像形成装置は、前記蓋部を所定の角度に開いた状態に保つ支持部を有するようにしても良い。
また、本発明における画像形成装置は、前記蓋部が前記所定の角度に開いた状態であるときに、前記第1蓋部が閉じた状態で、前記第2蓋部だけを開いた状態にすることが可能であるようにしても良い。
また、本発明における画像形成装置は、前記第2蓋部の前記第2機構部とは逆の端の可動領域を制限するガイド部を有するようにしても良い。
また、本発明における画像形成装置は、前記ガイド部は、前記第1回転機構部に接続されており、前記第1回転機構部は、前記ガイド部も回転させるようにしても良い。
また、本発明における画像形成装置は、前記支持部は、前記ガイドを所定の角度に回転した状態に保つようにしても良い。
また、本発明における画像形成装置は、前記第2回転機構部は、前記蓋部を前記所定の角度に開いたとき、前記第2蓋部が前記第2回転機構部を支点に回転し、第2の所定の角度になるような機構を備えているようにしても良い。
また、本発明における画像形成装置は、前記露光装置は、LEDであるようにしても良い。
また、本発明における画像形成装置は、前記露光装置は、4つあり、前記第1蓋部に2つが取り付けられ、前記第2蓋部に2つが取り付けられているようにしても良い。
また、本発明における画像形成装置は、前記第1蓋部の長さと前記第2蓋部の長さが同じ値であるようにしても良い。
また、本発明における画像形成装置は、前記第2蓋部が少なくとも2つの部分により構成され、それぞれが回転可能に接続されているようにしても良い。
1 画像形成装置
3 前側保持体
4 後側保持体
5 第1回動支点
6 第3回動支点
7 LEDヘッド
8 支持部材
9 ガイド部材
10 突起部
特開2007−065125号公報 特開2007−164128号公報

Claims (12)

  1. 露光装置を備えた画像形成装置であって、
    該画像形成装置の内部の機構を保護するための、接続された第1蓋部と第2蓋部とを有する蓋部と、
    前記第1蓋部を回転可能に支持する、該画像形成装置本体と前記第1蓋部との接続箇所にある第1回転機構部と、
    前記第2蓋部を回転可能に支持する、前記第1蓋部と前記第2蓋部の接続箇所にある第2回転機構部と、
    前記蓋部に取り付けられた露光装置部と、を備え、
    前記蓋部は、前記第1回転機構部を支点にして回転することにより開閉し、
    前記蓋部が開いたときに、前記第2蓋部が前記第2回転機構部を支点にして回転し、前記露光装置部が前記蓋部に取り付けられた状態で前記第2回転機構部を中心にして前記蓋部が折られることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記露光装置部を回転させる、前記蓋部と前記露光装置部の接続箇所にある第3回転機構部を有し、
    前記蓋部は、上部にあり、
    前記蓋部が開閉どちらの状態のときも、前記露光装置部は、前記第3回転機構部を支点にして自由に回転し、自重により鉛直方向を向くことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記蓋部を所定の角度に開いた状態に保つ支持部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記蓋部が前記所定の角度に開いた状態であるときに、前記第1蓋部が閉じた状態で、前記第2蓋部だけを開いた状態にすることが可能であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第2蓋部の前記第2機構部とは逆の端の可動領域を制限するガイド部を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記ガイド部は、前記第1回転機構部に接続されており、
    前記第1回転機構部は、前記ガイド部も回転させることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記支持部は、前記ガイドを所定の角度に回転した状態に保つことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記第2回転機構部は、前記蓋部を前記所定の角度に開いたとき、前記第2蓋部が前記第2回転機構部を支点に回転し、第2の所定の角度になるような機構を備えていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記露光装置は、LEDであることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記露光装置は、4つあり、前記第1蓋部に2つが取り付けられ、前記第2蓋部に2つが取り付けられていることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記第1蓋部の長さと前記第2蓋部の長さが同じ値であることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記第2蓋部が少なくとも2つの部分により構成され、それぞれが回転可能に接続されていることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
JP2009034620A 2009-02-17 2009-02-17 画像形成装置 Expired - Fee Related JP5187223B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009034620A JP5187223B2 (ja) 2009-02-17 2009-02-17 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009034620A JP5187223B2 (ja) 2009-02-17 2009-02-17 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010191117A JP2010191117A (ja) 2010-09-02
JP5187223B2 true JP5187223B2 (ja) 2013-04-24

Family

ID=42817228

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009034620A Expired - Fee Related JP5187223B2 (ja) 2009-02-17 2009-02-17 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5187223B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5690177B2 (ja) * 2011-03-15 2015-03-25 株式会社沖データ カバー開閉順序規制機構、カバー開閉順序規制方法、及び当該カバー開閉順序規制機構を用いる画像形成装置
JP5915047B2 (ja) * 2011-09-15 2016-05-11 株式会社リコー 画像形成装置
JP6035783B2 (ja) * 2012-03-06 2016-11-30 株式会社リコー 開閉カバーおよび画像形成装置
JP6460005B2 (ja) 2016-02-18 2019-01-30 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3324370B2 (ja) * 1995-12-01 2002-09-17 カシオ電子工業株式会社 画像形成装置
JP3504170B2 (ja) * 1998-12-14 2004-03-08 株式会社沖データ 画像形成装置
US7431447B2 (en) * 2002-12-12 2008-10-07 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Imaging apparatus access door
JP4781753B2 (ja) * 2005-08-30 2011-09-28 株式会社沖データ 画像形成装置
JP2007140392A (ja) * 2005-11-22 2007-06-07 Brother Ind Ltd 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010191117A (ja) 2010-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102004406B (zh) 电子照相式成像设备
KR100799365B1 (ko) 기능 유닛 및 그 기능 유닛을 포함하는 화상 형성 장치
US7184689B2 (en) Developing cartridge having protective cover and image forming apparatus including the same
JP2005275374A (ja) 画像形成装置
US20160209803A1 (en) Image forming unit
JP2013068824A (ja) 着脱体及び画像形成装置
JP2009053563A (ja) 画像形成装置
JP2014048334A (ja) 画像形成装置
JP5187223B2 (ja) 画像形成装置
JP5272745B2 (ja) 画像形成装置
US10527999B2 (en) Cartridge unit and image forming apparatus having features to prevent erroneous cartridge unit locking
JP2006171397A (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
US20100092210A1 (en) Image forming apparatus
JP4380309B2 (ja) 画像形成装置
JP6053705B2 (ja) 画像形成装置
JP2006208989A (ja) 画像形成装置
JP2000147980A (ja) 回転体カートリッジおよびそれを用いた画像形成装置
JP4273167B2 (ja) 電子写真画像形成装置
JPH10149078A (ja) 電子写真装置
US10564595B2 (en) Cartridge unit
JP6631064B2 (ja) 画像形成装置
JP6520116B2 (ja) 画像形成装置
JP6132197B2 (ja) 画像形成装置
JP4574497B2 (ja) トナー収容器装着部材とトナー供給装置及び画像形成装置
JP4866044B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120619

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130107

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160201

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5187223

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160201

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees