JP5183993B2 - 基板処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、基板に処理を施す基板処理装置に関する。
半導体基板、液晶表示装置用基板、プラズマディスプレイ用基板、光ディスク用基板、磁気ディスク用基板、光磁気ディスク用基板、フォトマスク用基板等の各種基板に種々の処理を行うために、基板処理装置が用いられている。
このような基板処理装置では、一般に、一枚の基板に対して複数の異なる処理が連続的に行われる。特許文献1に記載された基板処理装置は、インデクサブロック、反射防止膜用処理ブロック、レジスト膜用処理ブロック、現像処理ブロックおよびインターフェイスブロックにより構成される。インターフェイスブロックに隣接するように、基板処理装置とは別体の外部装置である露光装置が配置される。
上記の基板処理装置においては、インデクサブロックから搬入される基板は、反射防止膜用処理ブロックおよびレジスト膜用処理ブロックにおいて反射防止膜の形成およびレジスト膜の塗布処理が行われた後、インターフェイスブロックを介して露光装置へと搬送される。露光装置において基板上のレジスト膜に露光処理が行われた後、基板はインターフェイスブロックを介して現像処理ブロックへ搬送される。現像処理ブロックにおいて基板上のレジスト膜に現像処理が行われることによりレジストパターンが形成された後、基板はインデクサブロックへと搬送される。
近年、デバイスの高密度化および高集積化に伴い、レジストパターンの微細化が重要な課題となっている。従来の一般的な露光装置においては、レチクルのパターンを投影レンズを介して基板上に縮小投影することによって露光処理が行われていた。しかし、このような従来の露光装置においては、露光パターンの線幅は露光装置の光源の波長によって決まるため、レジストパターンの微細化に限界があった。
そこで、露光パターンのさらなる微細化を可能にする投影露光方法として、液浸法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2の投影露光装置においては、投影光学系と基板との間に液体が満たされており、基板表面における露光光を短波長化することができる。それにより、露光パターンのさらなる微細化が可能となる。
特開2003−324139号公報 国際公開第99/49504号パンフレット
ところで、上記特許文献2の投影露光装置においては、基板と液体とが接触した状態で露光処理が行われるので、露光処理前に基板に汚染物質が付着すると、その汚染物質が液体中に混入する。
露光処理前においては、基板に対して種々の成膜処理が施されるが、この成膜処理の過程で、基板のベベル部が汚染する場合がある。このように、基板のベベル部が汚染された状態で基板の露光処理を行うと、露光装置のレンズが汚染され、露光パターンの寸法不良および形状不良が発生することがある。
また、基板の成膜処理時においても、基板のベベル部が汚染された状態であると、基板上に膜が正常に形成されないことがある。
このように、基板のベベル部の汚染に起因して種々の処理不良が発生する可能性がある。
本発明の目的は、ベベル部の汚染に起因する基板の処理不良を防止することができる基板処理装置を提供することである。
(1)本発明に係る基板処理装置は、露光装置に隣接するように配置される基板処理装置であって、基板に処理を行うための処理部と、処理部の一端部に隣接するように設けられ、処理部と露光装置との間で基板の受け渡しを行うための受け渡し部と、処理部および受け渡し部の動作を制御する制御部とを備え、処理部および受け渡し部の少なくとも一方は、基板のベベル部の状態を検査し、基板のベベル部が汚染されているか否かを判定するベベル部検査手段を含み、制御部は、ベベル部検査手段により基板のベベル部が汚染されていると判定された場合に第1の制御動作を行い、ベベル部検査手段により基板のベベルが汚染されていないと判定された場合に第2の制御動作を行い、ベベル部検査手段は、露光装置による露光処理前に基板のベベル部を検査する第1のベベル部検査部を含み、処理部および受け渡し部の少なくとも一方は、基板を一時的に待機させるための待機部と、第1のベベル部検査部と待機部との間で基板を搬送する第1の搬送手段とをさらに含み、制御部は、第1のベベル部検査部により露光処理前に基板のベベル部が汚染されていると判定された場合に第1の制御動作として基板を露光装置に搬送せずに待機部に搬送するように第1の搬送手段を制御するものである。
この基板処理装置では、処理部において基板に所定の処理が行われ、受け渡し部によりその基板が処理部から露光装置へ受け渡される。露光装置において基板に露光処理が行われた後、露光処理後の基板が受け渡し部により露光装置から処理部へ戻される。処理部および受け渡し部の動作は制御部により制御される。
処理部および受け渡し部の少なくとも一方において、ベベル部検査手段により基板のベベル部の状態が検査され、基板のベベル部が汚染されているか否かが判定される。ベベル部検査手段により基板のベベル部が汚染されていると判定された場合には、制御部が第1の制御動作を行い、ベベル部検査手段により基板のベベル部が汚染されていないと判定された場合には、制御部が第2の制御動作を行う。
このように、ベベル部が汚染されているか否かの判定結果に基づいて第1または第2の制御動作が行われることにより、基板のベベル部の汚染に起因する基板の処理不良の発生を防止することが可能となる。
また、ベベル部が汚染された基板が露光装置に搬送されないので、露光装置内の汚染が防止される。それにより、露光パターンの寸法不良および形状不良の発生が防止される。
)処理部および受け渡し部の少なくとも一方は、露光装置による露光処理前の基板に洗浄処理を施す洗浄処理ユニットを含み、第1のベベル部検査は、洗浄処理ユニットによる洗浄処理後に基板のベベル部を検査し、制御部は、第1のベベル部検査により洗浄処理後に基板のベベル部が汚染されていると判定された場合に第1の制御動作として基板を露光装置に搬送せずに待機部に搬送するように第1の搬送手段を制御してもよい。
この場合、洗浄処理ユニットにより基板に洗浄処理が施された後に第1のベベル部検査により基板のベベル部の状態が検査されるので、ベベル部が汚染されていると判定される基板の割合が減少する。それにより、露光装置に搬送される基板の割合が増加し、歩留まりが向上する。
御部は、ベベル部検査手段により基板のベベル部が汚染されていると判定された場合に第1の制御動作として基板に再度洗浄処理ユニットによる洗浄処理を施すように処理部および受け渡し部の少なくとも一方を制御してもよい。
この場合、基板のベベル部に付着する汚染物を洗浄処理ユニットによって取り除いた後、基板を露光装置に搬送することができる。それにより、歩留まりがさらに向上する。
)洗浄処理ユニットは、基板のベベル部を洗浄するためのベベル部洗浄機構を含んでもよい。
この場合、洗浄処理ユニットによって基板のベベル部に付着する汚染物をより十分に取り除くことができる。それにより、露光装置に搬送される基板の割合がさらに増加し、歩留まりがより一層向上する。
)制御部の制御動作に従って警報を発生する警報発生手段をさらに備え、ベベル部検査手段は、露光装置による露光処理後に基板のベベル部を検査する第2のベベル部検査部をさらに含み、制御部は、第2のベベル部検査により露光処理後に基板のベベル部が汚染されていると判定された場合に第1の制御動作として警報を発生するように警報発生手段を制御してもよい。
この場合、露光装置が汚染されているか、または正常に動作していない場合に、露光処理中に基板のベベル部が汚染されることがある。したがって、露光処理後の基板のベベル部が汚染されていると判定された場合に警報発生手段によって警報を発生させることにより、露光装置のメンテナンスのタイミングを作業者に迅速に認識させることができる。
)処理部は、露光装置による露光処理前の基板に成膜処理を行う成膜ユニットを含み、ベベル部検査手段は、成膜ユニットによる成膜処理前に基板のベベル部を検査する第3のベベル部検査部をさらに含み、制御部は、第3のベベル部検査により成膜処理前に基板のベベル部が汚染されていると判定された場合に第1の制御動作として基板に成膜ユニットによる成膜処理を施さないように処理部を制御してもよい。
この場合、ベベル部が清浄な基板に成膜ユニットによる成膜処理が施される。そのため、基板のベベル部の汚染に起因する成膜処理の不良を防止することができる。
)制御部の制御動作に従って処理部と複数の収納容器との間で基板を搬送する第2の搬送手段をさらに備え、処理部は、露光装置による露光処理後の基板に現像処理を施す現像処理ユニットを含み、ベベル部検査手段は、現像処理ユニットによる現像処理後に基板のベベル部を検査する第4のベベル部検査部をさらに含み、制御部は、第4のベベル部検査により現像処理後に基板のベベル部が汚染されていると判定された場合に第1の制御動作として複数の収納容器のうち一の収納容器に基板を収納するように第2の搬送手段を制御し、第4のベベル部検査により現像処理後に基板のベベル部が汚染されていないと判定された場合に第2の制御動作として複数の収納容器のうち他の収納容器に基板を収納するように第2の搬送手段を制御してもよい。
この場合、ベベル部が汚染された基板とベベル部が清浄な基板とが別個の収納容器に収納されるので、基板のベベル部が汚染された基板がそのまま次の処理工程に送られることを防止することができる。
本発明によれば、ベベル部が汚染されているか否かの判定結果に基づいて第1または第2の制御動作が行われることにより、基板のベベル部の汚染に起因する基板の処理不良の発生を防止することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態に係る基板処理装置について図面を用いて説明する。以下の説明において、基板とは、半導体基板、液晶表示装置用基板、プラズマディスプレイ用基板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用基板、磁気ディスク用基板、光磁気ディスク用基板、フォトマスク用基板等をいう。
(A)第1の実施の形態
(A−1)基板処理装置の構成
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る基板処理装置の平面図である。なお、図1ならびに後述する図2〜図4、図16〜図18には、位置関係を明確にするために互いに直交するX方向、Y方向およびZ方向を示す矢印を付している。X方向およびY方向は水平面内で互いに直交し、Z方向は鉛直方向に相当する。なお、各方向において矢印が向かう方向を+方向、その反対の方向を−方向とする。また、Z方向を中心とする回転方向をθ方向としている。
図1に示すように、基板処理装置500は、インデクサブロック9、反射防止膜用処理ブロック10、レジスト膜用処理ブロック11、現像処理ブロック12、レジストカバー膜用処理ブロック13、レジストカバー膜除去ブロック14およびインターフェースブロック15を含む。また、インターフェースブロック15に隣接するように露光装置16が配置される。露光装置16においては、液浸法により基板Wに露光処理が行われる。
以下、インデクサブロック9、反射防止膜用処理ブロック10、レジスト膜用処理ブロック11、現像処理ブロック12、レジストカバー膜用処理ブロック13、レジストカバー膜除去ブロック14およびインターフェースブロック15の各々を処理ブロックと呼ぶ。
インデクサブロック9は、各処理ブロックの動作を制御するメインコントローラ(制御部)30、複数のキャリア載置台40およびインデクサロボットIRを含む。インデクサロボットIRには、基板Wを受け渡すためのハンドIRHが設けられる。
反射防止膜用処理ブロック10は、反射防止膜用熱処理部100,101、反射防止膜用塗布処理部50および第1のセンターロボットCR1を含む。反射防止膜用塗布処理部50は、第1のセンターロボットCR1を挟んで反射防止膜用熱処理部100,101に対向して設けられる。第1のセンターロボットCR1には、基板Wを受け渡すためのハンドCRH1,CRH2が上下に設けられる。
インデクサブロック9と反射防止膜用処理ブロック10との間には、雰囲気遮断用の隔壁17が設けられる。この隔壁17には、インデクサブロック9と反射防止膜用処理ブロック10との間で基板Wの受け渡しを行うための基板載置部PASS1,PASS2が上下に近接して設けられる。上側の基板載置部PASS1は、基板Wをインデクサブロック9から反射防止膜用処理ブロック10へ搬送する際に用いられ、下側の基板載置部PASS2は、基板Wを反射防止膜用処理ブロック10からインデクサブロック9へ搬送する際に用いられる。
また、基板載置部PASS1,PASS2には、基板Wの有無を検出する光学式のセンサ(図示せず)が設けられている。それにより、基板載置部PASS1,PASS2において基板Wが載置されているか否かの判定を行うことが可能となる。また、基板載置部PASS1,PASS2には、固定設置された複数本の支持ピンが設けられている。なお、上記の光学式のセンサおよび支持ピンは、後述する基板載置部PASS3〜PASS13、PASS15〜PASS26にも同様に設けられる。
レジスト膜用処理ブロック11は、レジスト膜用熱処理部110,111、レジスト膜用塗布処理部60および第2のセンターロボットCR2を含む。レジスト膜用塗布処理部60は、第2のセンターロボットCR2を挟んでレジスト膜用熱処理部110,111に対向して設けられる。第2のセンターロボットCR2には、基板Wを受け渡すためのハンドCRH3,CRH4が上下に設けられる。
反射防止膜用処理ブロック10とレジスト膜用処理ブロック11との間には、雰囲気遮断用の隔壁18が設けられる。この隔壁18には、反射防止膜用処理ブロック10とレジスト膜用処理ブロック11との間で基板Wの受け渡しを行うための基板載置部PASS3,PASS4が上下に近接して設けられる。上側の基板載置部PASS3は、基板Wを反射防止膜用処理ブロック10からレジスト膜用処理ブロック11へ搬送する際に用いられ、下側の基板載置部PASS4は、基板Wをレジスト膜用処理ブロック11から反射防止膜用処理ブロック10へ搬送する際に用いられる。
現像処理ブロック12は、現像用熱処理部120,121、現像処理部70および第3のセンターロボットCR3を含む。現像処理部70は、第3のセンターロボットCR3を挟んで現像用熱処理部120,121に対向して設けられる。第3のセンターロボットCR3には、基板Wを受け渡すためのハンドCRH5,CRH6が上下に設けられる。
レジスト膜用処理ブロック11と現像処理ブロック12との間には、雰囲気遮断用の隔壁19が設けられる。この隔壁19には、レジスト膜用処理ブロック11と現像処理ブロック12との間で基板Wの受け渡しを行うための基板載置部PASS5,PASS6が上下に近接して設けられる。上側の基板載置部PASS5は、基板Wをレジスト膜用処理ブロック11から現像処理ブロック12へ搬送する際に用いられ、下側の基板載置部PASS6は、基板Wを現像処理ブロック12からレジスト膜用処理ブロック11へ搬送する際に用いられる。
レジストカバー膜用処理ブロック13は、レジストカバー膜用熱処理部130,131、レジストカバー膜用塗布処理部80および第4のセンターロボットCR4を含む。レジストカバー膜用塗布処理部80は、第4のセンターロボットCR4を挟んでレジストカバー膜用熱処理部130,131に対向して設けられる。第4のセンターロボットCR4には、基板Wを受け渡すためのハンドCRH7,CRH8が上下に設けられる。
現像処理ブロック12とレジストカバー膜用処理ブロック13との間には、雰囲気遮断用の隔壁20が設けられる。この隔壁20には、現像処理ブロック12とレジストカバー膜用処理ブロック13との間で基板Wの受け渡しを行うための基板載置部PASS7,PASS8が上下に近接して設けられる。上側の基板載置部PASS7は、基板Wを現像処理ブロック12からレジストカバー膜用処理ブロック13へ搬送する際に用いられ、下側の基板載置部PASS8は、基板Wをレジストカバー膜用処理ブロック13から現像処理ブロック12へ搬送する際に用いられる。
レジストカバー膜除去ブロック14は、露光後ベーク用熱処理部140,141、レジストカバー膜除去用処理部90および第5のセンターロボットCR5を含む。露光後ベーク用熱処理部141はインターフェースブロック15に隣接し、後述するように、基板載置部PASS11,PASS12を備える。レジストカバー膜除去用処理部90は、第5のセンターロボットCR5を挟んで露光後ベーク用熱処理部140,141に対向して設けられる。第5のセンターロボットCR5には、基板Wを受け渡すためのハンドCRH9,CRH10が上下に設けられる。
レジストカバー膜用処理ブロック13とレジストカバー膜除去ブロック14との間には、雰囲気遮断用の隔壁21が設けられる。この隔壁21には、レジストカバー膜用処理ブロック13とレジストカバー膜除去ブロック14との間で基板Wの受け渡しを行うための基板載置部PASS9,PASS10が上下に近接して設けられる。上側の基板載置部PASS9は、基板Wをレジストカバー膜用処理ブロック13からレジストカバー膜除去ブロック14へ搬送する際に用いられ、下側の基板載置部PASS10は、基板Wをレジストカバー膜除去ブロック14からレジストカバー膜用処理ブロック13へ搬送する際に用いられる。
インターフェースブロック15は、ベベル部検査ユニットEE、第1の洗浄/乾燥処理ユニットSD1、第6のセンターロボットCR6、エッジ露光部EEW、送りバッファ部SBF、戻りバッファ部RBF、載置兼冷却ユニットPASS−CP(以下、P−CPと略記する)、基板載置部PASS13、インターフェース用搬送機構IFRおよび第2の洗浄/乾燥処理ユニットSD2を含む。なお、第1の洗浄/乾燥処理ユニットSD1は、露光処理前の基板Wの洗浄および乾燥処理を行い、第2の洗浄/乾燥処理ユニットSD2は、露光処理後の基板Wの洗浄および乾燥処理を行う。第1および第2の洗浄/乾燥処理ユニットSD1,SD2の詳細は後述する。
また、第6のセンターロボットCR6には、基板Wを受け渡すためのハンドCRH11,CRH12(図4参照)が上下に設けられ、インターフェース用搬送機構IFRには、基板Wを受け渡すためのハンドH1,H2(図4参照)が上下に設けられる。インターフェースブロック15の詳細については後述する。
本実施の形態に係る基板処理装置500においては、Y方向に沿ってインデクサブロック9、反射防止膜用処理ブロック10、レジスト膜用処理ブロック11、現像処理ブロック12、レジストカバー膜用処理ブロック13、レジストカバー膜除去ブロック14およびインターフェースブロック15が順に並設されている。
図2は、図1の基板処理装置500を+X方向から見た概略側面図であり、図3は、図1の基板処理装置500を−X方向から見が概略側面図である。なお、図2においては、基板処理装置500の+X側に設けられるものを主に示し、図3においては、基板処理装置500の−X側に設けられるものを主に示している。
まず、図2を用いて、基板処理装置500の+X側の構成について説明する。図2に示すように、反射防止膜用処理ブロック10の反射防止膜用塗布処理部50(図1参照)には、3個の塗布ユニットBARCが上下に積層配置されている。各塗布ユニットBARCは、基板Wを水平姿勢で吸着保持して回転するスピンチャック51およびスピンチャック51上に保持された基板Wに反射防止膜の塗布液を供給する供給ノズル52を備える。
レジスト膜用処理ブロック11のレジスト膜用塗布処理部60(図1参照)には、3個の塗布ユニットRESが上下に積層配置されている。各塗布ユニットRESは、基板Wを水平姿勢で吸着保持して回転するスピンチャック61およびスピンチャック61上に保持された基板Wにレジスト膜の塗布液を供給する供給ノズル62を備える。
現像処理ブロック12の現像処理部70には、5個の現像処理ユニットDEVが上下に積層配置されている。各現像処理ユニットDEVは、基板Wを水平姿勢で吸着保持して回転するスピンチャック71およびスピンチャック71上に保持された基板Wに現像液を供給する供給ノズル72を備える。
レジストカバー膜用処理ブロック13のレジストカバー膜用塗布処理部80には、3個の塗布ユニットCOVが上下に積層配置されている。各塗布ユニットCOVは、基板Wを水平姿勢で吸着保持して回転するスピンチャック81およびスピンチャック81上に保持された基板Wにレジストカバー膜の塗布液を供給する供給ノズル82を備える。レジストカバー膜の塗布液としては、レジストおよび水との親和力が低い材料(レジストおよび水との反応性が低い材料)を用いることができる。例えば、フッ素樹脂である。塗布ユニットCOVは、基板Wを回転させながら基板W上に塗布液を塗布することにより、基板W上に形成されたレジスト膜上にレジストカバー膜を形成する。
レジストカバー膜除去ブロック14のレジストカバー膜除去用処理部90には、3個の除去ユニットREMが上下に積層配置されている。各除去ユニットREMは、基板Wを水平姿勢で吸着保持して回転するスピンチャック91およびスピンチャック91上に保持された基板Wに剥離液(例えばフッ素樹脂)を供給する供給ノズル92を備える。除去ユニットREMは、基板Wを回転させながら基板W上に剥離液を塗布することにより、基板W上に形成されたレジストカバー膜を除去する。
なお、除去ユニットREMにおけるレジストカバー膜の除去方法は上記の例に限定されない。例えば、基板Wの上方においてスリットノズルを移動させつつ基板W上に剥離液を供給することによりレジストカバー膜を除去してもよい。
インターフェースブロック15内の+X側には、エッジ露光部EEWおよび3個の第2の洗浄/乾燥処理ユニットSD2が上下に積層配置される。各エッジ露光部EEWは、基板Wを水平姿勢で吸着保持して回転するスピンチャック98およびスピンチャック98上に保持された基板Wの周縁を露光する光照射器99を備える。
次に、図3を用いて、基板処理装置500の−X側の構成について説明する。図3に示すように、反射防止膜用処理ブロック10の反射防止膜用熱処理部100,101には、2個の加熱ユニット(ホットプレート)HPおよび2個の冷却ユニット(クーリングプレート)CPがそれぞれ積層配置される。また、反射防止膜用熱処理部100,101には、最上部に加熱ユニットHPおよび冷却ユニットCPの温度を制御するローカルコントローラLCが各々配置される。
レジスト膜用処理ブロック11のレジスト膜用熱処理部110,111には、2個の加熱ユニットHPおよび2個の冷却ユニットCPがそれぞれ積層配置される。また、レジスト膜用熱処理部110,111には、最上部に加熱ユニットHPおよび冷却ユニットCPの温度を制御するローカルコントローラLCが各々配置される。
現像処理ブロック12の現像用熱処理部120,121には、2個の加熱ユニットHPおよび2個の冷却ユニットCPがそれぞれ積層配置される。また、現像用熱処理部120,121には、最上部に加熱ユニットHPおよび冷却ユニットCPの温度を制御するローカルコントローラLCが各々配置される。
レジストカバー膜用処理ブロック13のレジストカバー膜用熱処理部130,131には、2個の加熱ユニットHPおよび2個の冷却ユニットCPがそれぞれ積層配置される。また、レジストカバー膜用熱処理部130,131には、最上部に加熱ユニットHPおよび冷却ユニットCPの温度を制御するローカルコントローラLCが各々配置される。
レジストカバー膜除去ブロック14の露光後ベーク用熱処理部140には、2個の加熱ユニットHPおよび2個の冷却ユニットCPが上下に積層配置され、露光後ベーク用熱処理部141には2個の加熱ユニットHP、2個の冷却ユニットCPおよび基板載置部PASS11,PASS12が上下に積層配置される。また、露光後ベーク用熱処理部140,141には、最上部に加熱ユニットHPおよび冷却ユニットCPの温度を制御するローカルコントローラLCが各々配置される。
次に、図4を用いてインターフェースブロック15について詳細に説明する。
図4は、インターフェースブロック15を+Y側から見た概略側面図である。図4に示すように、インターフェースブロック15内において、−X側には、ベベル部検査ユニットEEおよび3個の第1の洗浄/乾燥処理ユニットSD1が積層配置される。また、インターフェースブロック15内において、+X側の上部には、エッジ露光部EEWが配置される。
エッジ露光部EEWの下方において、インターフェースブロック15内の略中央部には、送りバッファ部SBF、戻りバッファ部RBF、2個の載置兼冷却ユニットP−CPおよび基板載置部PASS13が上下に積層配置される。エッジ露光部EEWの下方において、インターフェースブロック15内の+X側には、3個の第2の洗浄/乾燥処理ユニットSD2が上下に積層配置される。
また、インターフェースブロック15内の下部には、第6のセンターロボットCR6およびインターフェース用搬送機構IFRが設けられている。第6のセンターロボットCR6は、ベベル部検査ユニットEEおよび第1の洗浄/乾燥処理ユニットSD1と、エッジ露光部EEW、送りバッファ部SBF、戻りバッファ部RBF、載置兼冷却ユニットP−CPおよび基板載置部PASS13との間で上下動可能かつ回動可能に設けられている。インターフェース用搬送機構IFRは、載置兼冷却ユニットP−CPおよび基板載置部PASS13と、第2の洗浄/乾燥処理ユニットSD2との間で上下動可能かつ回動可能に設けられている。
(A−2)基板処理装置の動作
次に、本実施の形態に係る基板処理装置500の動作について図1〜図4を参照しながら説明する。
(A−2−1)インデクサブロック〜レジストカバー膜除去ブロックの動作
まず、インデクサブロック9〜レジストカバー膜除去ブロック14の動作について簡単に説明する。
インデクサブロック9のキャリア載置台40の上には、複数枚の基板Wを多段に収納するキャリアCAが搬入される。インデクサロボットIRは、ハンドIRHを用いてキャリアCA内に収納された未処理の基板Wを取り出す。その後、インデクサロボットIRは±X方向に移動しつつ±θ方向に回転移動し、未処理の基板Wを基板載置部PASS1に載置する。
本実施の形態においては、キャリアCAとしてFOUP(front opening unified pod)を採用しているが、これに限定されず、SMIF(Standard Mechanical Inter Face)ポッドや収納基板Wを外気に曝すOC(open cassette)等を用いてもよい。
さらに、インデクサロボットIR、第1〜第6のセンターロボットCR1〜CR6およびインターフェース用搬送機構IFRには、それぞれ基板Wに対して直線的にスライドさせてハンドの進退動作を行う直動型搬送ロボットを用いているが、これに限定されず、関節を動かすことにより直線的にハンドの進退動作を行う多関節型搬送ロボットを用いてもよい。
基板載置部PASS1に載置された未処理の基板Wは、反射防止膜用処理ブロック10の第1のセンターロボットCR1により受け取られる。第1のセンターロボットCR1は、その基板Wを反射防止膜用熱処理部100,101に搬入する。
その後、第1のセンターロボットCR1は、反射防止膜用熱処理部100,101から熱処理済みの基板Wを取り出し、その基板Wを反射防止膜用塗布処理部50に搬入する。この反射防止膜用塗布処理部50では、露光時に発生する低在波やハレーションを減少させるために、塗布ユニットBARCにより基板W上に反射防止膜が塗布形成される。
次に、第1のセンターロボットCR1は、反射防止膜用塗布処理部50から塗布処理済みの基板Wを取り出し、その基板Wを反射防止膜用熱処理部100,101に搬入する。その後、第1のセンターロボットCR1は、反射防止膜用熱処理部100,101から熱処理済みの基板Wを取り出し、その基板Wを基板載置部PASS3に載置する。
基板載置部PASS3に載置された基板Wは、レジスト膜用処理ブロック11の第2のセンターロボットCR2により受け取られる。第2のセンターロボットCR2は、その基板Wをレジスト膜用熱処理部110,111に搬入する。
その後、第2のセンターロボットCR2は、レジスト膜用熱処理部110,111から熱処理済みの基板Wを取り出し、その基板Wをレジスト膜用塗布処理部60に搬入する。このレジスト膜用塗布処理部60では、塗布ユニットRESにより反射防止膜が塗布形成された基板W上にレジスト膜が塗布形成される。
次に、第2のセンターロボットCR2は、レジスト膜用塗布処理部60から塗布処理済みの基板Wを取り出し、その基板Wをレジスト膜用熱処理部110,111に搬入する。その後、第2のセンターロボットCR2は、レジスト膜用熱処理部110,111から熱処理済みの基板Wを取り出し、その基板Wを基板載置部PASS5に載置する。
基板載置部PASS5に載置された基板Wは、現像処理ブロック12の第3のセンターロボットCR3により受け取られる。第3のセンターロボットCR3は、その基板Wを基板載置部PASS7に載置する。
基板載置部PASS7に載置された基板Wは、レジストカバー膜用処理ブロック13の第4のセンターロボットCR4により受け取られる。第4のセンターロボットCR4は、その基板Wをレジストカバー膜用塗布処理部80に搬入する。このレジストカバー膜用塗布処理部80では、塗布ユニットCOVによりレジスト膜が塗布形成された基板W上にレジストカバー膜が塗布形成される。
次に、第4のセンターロボットCR4は、レジストカバー膜用塗布処理部80から塗布処理済みの基板Wを取り出し、その基板Wをレジストカバー膜用熱処理部130,131に搬入する。その後、第4のセンターロボットCR4は、レジストカバー膜用熱処理部130,131から熱処理済みの基板Wを取り出し、その基板Wを基板載置部PASS9に載置する。
基板載置部PASS9に載置された基板Wは、レジストカバー膜除去ブロック14の第5のセンターロボットCR5により受け取られる。第5のセンターロボットCR5は、その基板Wを基板載置部PASS11に載置する。
基板載置部PASS11に載置された基板Wは、インターフェースブロック15の第6のセンターロボットCR6により受け取られ、後述するように、インターフェースブロック15および露光装置16において所定の処理が施される。インターフェースブロック15および露光装置16において基板Wに所定の処理が施された後、その基板Wは、第6のセンターロボットCR6によりレジストカバー膜除去ブロック14の露光後ベーク用熱処理部141に搬入される。
露光後ベーク用熱処理部141においては、基板Wに対して露光後ベーク(PEB)が行われる。その後、第6のセンターロボットCR6は、露光後ベーク用熱処理部141から基板Wを取り出し、その基板Wを基板載置部PASS12に載置する。
なお、本実施の形態においては露光後ベーク用熱処理部141により露光後ベークを行っているが、露光後ベーク用熱処理部140により露光後ベークを行ってもよい。
基板載置部PASS12に載置された基板Wは、レジストカバー膜除去ブロック14の第5のセンターロボットCR5により受け取られる。第5のセンターロボットCR5は、その基板Wをレジストカバー膜除去用処理部90に搬入する。レジストカバー膜除去用処理部90においては、除去ユニットREMにより基板W上のレジストカバー膜が除去される。
次に、第5のセンターロボットCR5は、レジストカバー膜除去用処理部90から処理済みの基板Wを取り出し、その基板Wを基板載置部PASS10に載置する。
基板載置部PASS10に載置された基板Wは、レジストカバー膜用処理ブロック13の第4のセンターロボットCR4により基板載置部PASS8に載置される。
基板載置部PASS8に載置された基板Wは、現像処理ブロック12の第3のセンターロボットCR3により受け取られる。第3のセンターロボットCR3は、その基板Wを現像処理部70に搬入する。現像処理部70においては、露光された基板Wに対して現像処理が施される。
次に、第3のセンターロボットCR3は、現像処理部70から現像処理済みの基板Wを取り出し、その基板Wを現像用熱処理部120,121に搬入する。その後、第3のセンターロボットCR3は、現像用熱処理部120,121から熱処理後の基板Wを取り出し、その基板Wを基板載置部PASS6に載置する。
基板載置部PASS6に載置された基板Wは、レジスト膜用処理ブロック11の第2のセンターロボットCR2により基板載置部PASS4に載置される。基板載置部PASS4に載置された基板Wは反射防止膜用処理ブロック10の第1のセンターロボットCR1により基板載置部PASS2に載置される。
基板載置部PASS2に載置された基板Wは、インデクサブロック9のインデクサロボットIRによりキャリアCA内に収納される。これにより、基板処理装置500における基板Wの各処理が終了する。
(A−2−2)インターフェースブロックの動作
次に、インターフェースブロック15の動作について詳細に説明する。
上述したように、インデクサブロック9に搬入された基板Wは、所定の処理を施された後、レジストカバー膜除去ブロック14(図1)の基板載置部PASS11に載置される。
基板載置部PASS11に載置された基板Wは、インターフェースブロック15の第6のセンターロボットCR6により受け取られる。第6のセンターロボットCR6は、その基板Wをエッジ露光部EEW(図4)に搬入する。このエッジ露光部EEWにおいては、基板Wの周縁部に露光処理が施される。
次に、第6のセンターロボットCR6は、エッジ露光部EEWからエッジ露光済みの基板Wを取り出し、その基板Wを第1の洗浄/乾燥処理ユニットSD1のいずれかに搬入する。第1の洗浄/乾燥処理ユニットSD1においては、上述したように露光処理前の基板Wの洗浄および乾燥処理が行われる。
次に、第6のセンターロボットCR6は、第1の洗浄/乾燥処理ユニットSD1から洗浄および乾燥処理済みの基板を取り出し、その基板Wをベベル部検査ユニットEEに搬入する。ベベル部検査ユニットEEでは、基板Wのベベル部の検査が行われ、基板Wのベベル部が汚染されているか否かが判定される。
具体的には、例えば基板Wのベベル部にレーザ光が照射され、その散乱光が検出される。検出された散乱光の強度が所定範囲内である場合には、基板Wのベベル部が汚染されていないと判定される。検出された散乱光の強度が所定範囲から逸脱する場合には、基板Wのベベル部が汚染されていると判定される。なお、基板Wのベベル部の検査方法はこれに限定されない。例えば、CCD(電化結合素子)カメラ等によって基板Wのベベル部を撮影し、撮影された画像に基づいて基板Wのベベル部の汚染の有無を判定してもよい。
ベベル部検査ユニットEEによる判定結果は、メインコントローラ30に与えられる。メインコントローラ30は、ベベル部が汚染されていると判定された基板Wと、ベベル部が汚染されていないと判定された基板Wとでそれぞれ異なる処理が施されるように各処理ブロックを制御する。
ベベル部が汚染されていると判定された基板Wは、第6のセンターロボットCR6によりベベル部検査ユニットEEから取り出され、続いて送りバッファ部SBFに搬入される。その基板Wは、ロット終了後に作業者によって回収され、別途処理が施される。なお、ベベル部が汚染されていると判定された基板Wを収納するためのバッファ部を送りバッファ部SBFとは別に設けてもよい。
以下、ベベル部が汚染されていないと判定された基板Wに対するインターフェースブロック15の動作を説明する。
露光装置16による露光処理の時間は、通常、他の処理工程および搬送工程よりも長い。その結果、露光装置16が後の基板Wの受け入れをできない場合が多い。この場合、基板Wは送りバッファ部SBFに一時的に収納保管される。本実施の形態では、第6のセンターロボットCR6は、第1の洗浄/乾燥処理ユニットSD1から洗浄および乾燥処理済みの基板Wを取り出し、その基板Wを送りバッファ部SBFに搬送する。
次に、第6のセンターロボットCR6は、送りバッファ部SBFに収納保管されている基板Wを取り出し、その基板Wを載置兼冷却ユニットP−CPに搬入する。載置兼冷却ユニットP−CPに搬入された基板Wは、露光装置16内と同じ温度(例えば、23℃)に維持される。
なお、露光装置16が十分な処理速度を有する場合には、送りバッファ部SBFに基板Wを収納保管せずに、第1の洗浄/乾燥処理ユニットSD1から載置兼冷却ユニットP−CPに基板Wを搬送してもよい。
続いて、載置兼冷却ユニットP−CPで上記所定温度に維持された基板Wが、インターフェース用搬送機構IFRの上側のハンドH1(図4)により受け取られ、露光装置16内の基板搬入部16a(図1)に搬入される。
露光装置16において露光処理が施された基板Wは、インターフェース用搬送機構IFRの下側のハンドH2(図4)により基板搬出部16b(図1)から搬出される。インターフェース用搬送機構IFRは、ハンドH2により、その基板Wを第2の洗浄/乾燥処理ユニットSD2のいずれかに搬入する。第2の洗浄/乾燥処理ユニットSD2においては、上述したように露光処理後の基板Wの洗浄および乾燥処理が行われる。
第2の洗浄/乾燥処理ユニットSD2において洗浄および乾燥処理が施された基板Wは、インターフェース用搬送機構IFRのハンドH1(図4)により取り出される。インターフェース用搬送機構IFRは、ハンドH1により、その基板Wを基板載置部PASS13に載置する。
基板載置部PASS13に載置された基板Wは、第6のセンターロボットCR6により受け取られる。第6のセンターロボットCR6は、その基板Wをレジストカバー膜除去ブロック14(図1)の露光後ベーク用熱処理部141に搬送する。
なお、除去ユニットREM(図2)の故障等により、レジストカバー膜除去ブロック14が一時的に基板Wの受け入れをできないときは、戻りバッファ部RBFに露光処理後の基板Wを一時的に収納保管することができる。
(A−3)第1の実施の形態の効果
第1の実施の形態では、ベベル部検査ユニットEEにおいてベベル部が汚染されていると判定された基板Wが、露光装置16に搬入されない。そのため、基板Wのベベル部の汚染に起因する露光装置16内の汚染が防止される。その結果、露光パターンの寸法不良および形状不良が発生することを防止することができる。
(A−4)他の動作例
(A−4−1)
ベベル部検査ユニットEEにおいてベベル部が汚染されていると判定された基板Wを第1〜第6のセンターロボットCR1〜CR6によってインデクサブロック9に戻してもよい。この場合、ベベル部が汚染されている基板Wには、露光処理および現像処理が行われない。なお、インデクサブロック9においては、露光処理および現像処理が行われた基板Wと露光処理および現像処理が行われずに戻された基板Wとをそれぞれ別個のキャリアCAに収納する。
(A−4−2)
ベベル部検査ユニットEEにおいてベベル部が汚染されていると判定された基板Wを再度第1の洗浄/乾燥ユニットSD1に搬入してもよい。この場合、第1の洗浄/乾燥ユニットSD1において洗浄および乾燥処理が施された基板Wが、再度ベベル部検査ユニットEEに搬入され、ベベル部の汚染の有無が検査される。すなわち、ベベル部検査ユニットEEにおいてベベル部が汚染されていないと判定されるまで、その基板Wは、第1の洗浄/乾燥ユニットSD1において繰り返し洗浄処理が施される。それにより、ベベル部が清浄な状態で基板Wを露光装置16に搬入することができる。
(A−4−3)
ベベル部検査ユニットEEにおいて、露光処理前の基板Wのベベル部の検査に加えて、露光処理直後の基板Wのベベル部の検査を行ってもよい。
露光装置16には、ベベル部が清浄な基板Wのみが搬入される。露光装置16が清浄な状態で正常に動作していれば、露光処理直後の基板Wのベベル部は清浄である。一方、露光装置16が汚染されていたり正常に動作していなかったりすれば、露光処理中に基板Wのベベル部が汚染されることがある。
そこで、ベベル部検査ユニットEEにおいて露光処理直後の基板Wのベベル部が汚染されていると判定された場合は、警報ブザーまたは警報ランプ等の警報発生手段により警告が発せられる。それに応じて、作業者が基板処理装置500の動作を停止し、露光装置16のメンテナンスを行う。
このように、露光装置16への搬入直前および露光装置16からの搬出直後に基板Wのベベル部を検査することにより、露光装置16のメンテナンスタイミングを迅速に認識することができる。
なお、露光処理後にベベル部検査ユニットEEにおいて基板Wのベベル部が汚染されていないと判定されても、露光処理前にベベル部検査ユニットEEにおいて検出された汚染の程度と露光処理後にベベル部検査ユニットEEにおいて検出された汚染の程度とが異なれば、上記同様に作業者に対する警告が行われてもよい。
なお、露光処理前に基板Wのベベル部の検査を行うベベル部検査ユニットと露光処理後に基板のベベル部の検査を行うベベル部検査ユニットとを別個に設けてもよい。
(A−5)第1の洗浄/乾燥ユニットSD1の具体例
第1の洗浄/乾燥ユニットSD1に、基板Wのベベル部を洗浄するベベル洗浄機能を搭載してもよい。その場合、ベベル部検査ユニットEEにおいてベベル部が汚染されていると判定される基板Wの割合が減少するので、露光装置16に搬入可能な基板Wの割合が増加し、歩留まりが向上する。
以下、ベベル洗浄機能が搭載された第1の洗浄/乾燥ユニットSD1について説明する。図5は、第1の洗浄/乾燥処理ユニットSD1の構成を説明するための図である。図5に示すように、第1の洗浄/乾燥処理ユニットSD1は、基板Wを水平に保持するとともに、基板Wの中心を通る鉛直軸の周りで基板Wを回転させるためのスピンチャック521を備える。
スピンチャック521は、チャック回転駆動機構522によって回転される回転軸523の上端に固定されている。また、スピンチャック521には吸気路(図示せず)が形成されている。スピンチャック521上に基板Wを載置した状態で吸気路内を排気することにより、基板Wの下面をスピンチャック521に真空吸着し、基板Wを水平姿勢で保持することができる。
スピンチャック521の近傍には、複数(本例では2つ)の下面ノズル524が外側上方に向けて設けられている。また、スピンチャック521の上方には、上面ノズル525が斜め下方に向けて設けられている。各下面ノズル524には洗浄液供給管524aが接続され、上面ノズル525には洗浄液供給管525aが接続されている。洗浄液供給管524a,525aを通して下面ノズル524および上面ノズル525に洗浄液が供給される。洗浄液としては、純水、界面活性剤、溶剤またはIPA(イソプロピルアルコール)等のアルコール薬液が用いられる。
基板Wの洗浄処理時には、基板Wがスピンチャック521に保持された状態で回転される。回転される基板Wの下面に向けて下面ノズル524から洗浄液が供給される。また、回転される基板Wの上面に向けて上面ノズル525から洗浄液が供給される。下面ノズル524および上面ノズル525から吐出された洗浄液は遠心力によって外方に広がる。それにより、基板Wの表面および基板Wの裏面の周縁領域が洗浄される。
スピンチャック521の外方には、ベベル洗浄部530が配置されている。ベベル洗浄部530は洗浄ブラシ531を備える。洗浄ブラシ531は、保持部材532,533によって鉛直軸周りに回転可能に保持されており、ブラシ回転駆動機構534によって回転駆動される。
保持部材532にはアーム535が連結されている。アーム535は、アーム駆動機構536によって上下方向および水平方向に移動する。アーム駆動機構536によるアーム535の移動に伴い、洗浄ブラシ531が上下方向および水平方向に移動する。
洗浄ブラシ531は鉛直軸に関して回転対称な形状を有し、上ベベル洗浄面531a、端面洗浄面531bおよび下ベベル洗浄面531cを有する。端面洗浄面531bは鉛直方向を軸心とする円筒面である。上ベベル洗浄面531aは端面洗浄面531bの上端から外側上方に傾斜して延び、下ベベル洗浄面531cは端面洗浄面531bの下端から外側下方に傾斜して延びる。
基板Wの洗浄処理時には、ベベル洗浄部530の洗浄ブラシ531により、基板Wのベベル部Rが洗浄される。
ここで、基板Wのベベル部Rについて説明する。図6は、基板Wのベベル部Rの詳細を示す図である。図6に示すように、ベベル部Rは、基板Wの外周部において、基板Wの平坦な表面に連続的につながるように傾斜する上ベベル領域A、基板Wの平坦な裏面に連続的につながるように傾斜する下ベベル領域C、および端面領域Bを含む。なお、基板Wの表面とは回路パターン等の各種パターンが形成される基板Wの面をいい、基板Wの裏面とはその反対側の基板Wの面をいう。
鉛直面に対する上ベベル領域Aの傾斜角θ1と鉛直面に対する下ベベル領域Cの傾斜角θ2とは互いにほぼ等しい。図5に示す洗浄ブラシ531の上ベベル洗浄面531aおよび下ベベル洗浄面531cの鉛直面に対する傾斜角は、基板Wの上ベベル領域Aおよび下ベベル領域Cの傾斜角θ1,θ2とほぼ等しく設定される。
基板Wの洗浄処理時には、図5に示す洗浄ブラシ531がブラシ回転駆動機構534によって回転するとともにアーム駆動機構536によって基板Wのベベル部Rに向けて移動する。さらに、洗浄ブラシ531の上ベベル洗浄面531a、端面洗浄面531bおよび下ベベル洗浄面531cが基板Wのベベル部Rの上ベベル領域A、端面領域Bおよび下ベベル領域C(図6)にそれぞれ接触するように、洗浄ブラシ531が上下方向に移動する。
なお、下面ノズル524および上面ノズル525から吐出される洗浄液は、基板Wの回転に伴う遠心力により、基板Wの裏面および表面を伝ってベベル部Rに導かれる。すなわち、洗浄ブラシ531と基板Wのベベル部Rとの接触部分に洗浄液が供給される。
図7は基板Wおよび洗浄ブラシ531の回転方向を示す平面図であり、図8は基板Wと洗浄ブラシ531との接触状態を示す図である。
図7に示すように、洗浄ブラシ531と基板Wとは互いに同じ方向に回転される。この場合、洗浄ブラシ531と基板Wとの接触部分において、洗浄ブラシ531と基板Wとの相対的な回転速度が高くなる。それにより、基板Wのベベル部Rが効率良く洗浄される。
図8(a)に示すように、洗浄ブラシ531の上ベベル洗浄面531aが基板Wの上ベベル領域Aに接触することにより、基板Wの上ベベル領域Aが洗浄される。上記のように、基板Wの上ベベル領域Aの傾斜角と洗浄ブラシ531の上ベベル洗浄面531aの傾斜角とは互いにほぼ等しい。そのため、基板Wの上ベベル領域Aの全域に洗浄ブラシ531の上ベベル洗浄面531aを接触させることができる。それにより、上ベベル領域Aの全域を確実に洗浄することができる。
また、図8(b)に示すように、洗浄ブラシ531の下ベベル洗浄面531cが基板Wの下ベベル領域Cに接触することにより、基板Wの下ベベル領域Cが洗浄される。上記のように、基板Wの下ベベル領域Cの傾斜角と洗浄ブラシ531の下ベベル洗浄面531cの傾斜角とは互いにほぼ等しい。そのため、基板Wの下ベベル領域Cの全域に洗浄ブラシ531の下ベベル洗浄面531cを接触させることができる。したがって、下ベベル領域Cの全域を確実に洗浄することができる。
さらに、図8(c)に示すように、洗浄ブラシ531の端面洗浄面531bが基板Wの端面領域Bに接触することにより、基板Wの端面領域Bが洗浄される。
このように、洗浄ブラシ531の上ベベル洗浄面531a、端面洗浄面531bおよび下ベベル洗浄面531cを基板Wの上ベベル領域A、端面領域Bおよび下ベベル領域Cに接触させることにより、基板Wのベベル部Rの全域を確実に洗浄することができる。それにより、基板Wのベベル部Rに付着する汚染物を確実に取り除くことができる。
基板Wの上ベベル領域A、端面領域Bおよび下ベベル領域Cの洗浄後、洗浄ブラシ531が基板Wから離間する。続いて、回転軸553(図5)の回転速度が上昇することにより、基板Wに付着する洗浄液が遠心力によって振り切られる。それにより、基板Wが乾燥される。なお、効率よく確実に基板Wを乾燥させるために、基板WにN(窒素)等の不活性ガスを吹き付ける不活性ガス供給ノズルをさらに設けてもよい。
(A−5−a)洗浄ブラシの他の設置例
図9は、洗浄ブラシ531の他の設置例を示す図である。図9の第1の洗浄/乾燥処理ユニットSD1においては、洗浄ブラシ531が鉛直軸に対して傾斜するように設けられている。洗浄ブラシ531の傾斜角は、下ベベル洗浄面531cが水平面に平行になるように設定される。
図10は、図9の第1の洗浄/乾燥処理ユニットSD1における基板Wのベベル部Rの洗浄処理について説明するための図である。図10に示すように、この第1の洗浄/乾燥処理ユニットSD1では、洗浄ブラシ531の下ベベル洗浄面531cによって基板Wの下面の周縁領域を洗浄することができる。それにより、基板Wの下面の周縁領域に付着する汚染物をより確実に取り除くことができる。
また、基板Wの下ベベル領域Cに洗浄ブラシ531の端面洗浄面531bを接触させることにより、基板Wの下ベベル領域Cを洗浄することができる。さらに、基板Wの端面領域Bに洗浄ブラシ531の上ベベル洗浄面531aを接触させることにより、基板Wの端面領域Bを洗浄することができる。
なお、洗浄ブラシ531の傾斜角を任意に制御可能な構成としてもよい。その場合、図8に示したように洗浄ブラシ531を直立姿勢とした状態で基板Wのベベル部Rの上ベベル領域A、端面領域Bおよび下ベベル領域Cを洗浄することができる。さらに、図10に示したように洗浄ブラシ531を傾斜させることにより、基板Wの下面の周縁領域を洗浄することができる。
(A−5−b)ベベル洗浄部の他の例
図11は、ベベル洗浄部530の他の例を示す図である。図11のベベル洗浄部530が図に示したベベル洗浄部530と異なる点は、洗浄ブラシ531の代わりに洗浄ブラシ540を備える点である。
洗浄ブラシ540が図5の洗浄ブラシ531と異なるのは以下の点である。洗浄ブラシ540の下部には、外方に突出するように下面洗浄部541が形成されている。下面洗浄部541の上面(以下、下面洗浄面と呼ぶ)541aは、下ベベル洗浄面531cの下端から水平面に沿って外方に延びている。
この洗浄ブラシ531bを用いた場合には、基板Wの上ベベル領域A、端面領域Bおよび下ベベル領域Cに加えて、下面洗浄面541aによって基板Wの裏面の周縁領域を洗浄することができる。
(A−5−c)ベベル洗浄部のさらに他の例
図12は、ベベル洗浄部530のさらに他の例を示す図である。図12のベベル洗浄部530においては、保持部材533の下面に、裏面洗浄ブラシ545が取り付けられている。
このベベル洗浄部530では、基板Wの上ベベル領域A、端面領域Bおよび下ベベル領域Cに加えて、裏面洗浄ブラシ545によって基板Wの裏面全域を洗浄することができる。具体的には、まず、図8に示したように、基板Wの上ベベル領域A、端面領域Bおよび下ベベル領域Cが洗浄ブラシ531によって洗浄される。そして、基板Wに付着する洗浄液が振り切られて基板Wが乾燥された後、図示しない反転ロボットによって、基板Wの表面と裏面とが反転される。すなわち、基板Wの裏面が上方に向けられる。
その状態で、基板Wが回転されるとともに上面ノズル525から洗浄液が供給される。そして、ベベル洗浄部530の裏面洗浄ブラシ545が基板Wの裏面に接触する状態で基板Wの中心部から周縁部にかけて走査する。それにより、裏面洗浄ブラシ545によって基板Wの裏面の全域が洗浄され、基板Wの裏面に付着する汚染物がより確実に取り除かれる。
なお、ブラシ回転駆動機構534によって裏面洗浄ブラシ545が洗浄ブラシ531と一体的に回転駆動される構成としてもよい。また、本例では、基板Wのベベル部Rを洗浄した後に基板Wの裏面を洗浄するが、基板Wの裏面を洗浄した後に基板Wのベベル部Rを洗浄してもよい。
また、図12のベベル洗浄部530を用いる場合には、真空吸着式のスピンチャック521の代わりに、例えば基板Wのベベル部Rを複数の保持ピンによって保持し、これら複数の保持ピンの各々を鉛直軸周りに回転させることにより基板Wを回転させることが可能なスピンチャックを用いることが好ましい。この場合、基板Wの表面に形成された膜を損傷することなく、裏面が上方に向けられた状態で基板Wを回転させることができる。
(A−5−d)ベベル洗浄部のさらに他の例
ベベル洗浄部530の代わりに、図13に示すベベル洗浄部560,570を用いてもよい。図13は、ベベル洗浄部560,570を備えた第1の洗浄/乾燥処理ユニットSD1を示す図である。
図13に示すように、ベベル洗浄部560,570は、それぞれ図6のベベル洗浄部530と同様に保持部材532,533、ブラシ回転駆動機構534、アーム535およびアーム駆動機構536を備える。
ベベル洗浄部560がベベル洗浄部530(図5)と異なる点は、洗浄ブラシ531の代わりに洗浄ブラシ561を備える点である。洗浄ブラシ561は、洗浄ブラシ531の上ベベル洗浄面531aおよび端面洗浄面531bに相当する上ベベル洗浄面561aおよび端面洗浄面561bを有する。
ベベル洗浄部570がベベル洗浄部530と異なる点は、洗浄ブラシ531の代わりに洗浄ブラシ571を備える点である。洗浄ブラシ571は、洗浄ブラシ531の端面洗浄面531bおよび下ベベル洗浄面531cに相当する端面洗浄面571bおよび下ベベル洗浄面571cを有する。
基板Wの洗浄処理時には、洗浄ブラシ561,571がブラシ回転駆動機構534およびアーム駆動機構536によってそれぞれ個別に駆動される。
図14および図15は、ベベル洗浄部560,570の洗浄ブラシ561,571による基板Wのベベル部Rの洗浄処理について説明するための図である。図14(a)に示すように、洗浄ブラシ561の上ベベル洗浄面561aが基板Wの上ベベル領域Aに接触するとともに洗浄ブラシ571の下ベベル洗浄面571cが基板Wの下ベベル領域Cに接触することにより、基板Wの上ベベル領域Aおよび下ベベル領域Cが洗浄される。
また、図14(b)に示すように、洗浄ブラシ561の端面洗浄面561bおよび洗浄ブラシ571の端面洗浄面571bが基板Wの端面領域Bに接触することにより、基板Wの端面領域Bが洗浄される。
このように、ベベル洗浄部560,570を用いた場合には、基板Wの上ベベル領域Aおよび下ベベル領域Cを同時に洗浄することができる。そのため、基板Wの上ベベル領域Aおよび下ベベル領域Cを順に洗浄する場合に比べて、洗浄時間を短縮することができる。
また、図15に示すように、洗浄ブラシ561の上ベベル洗浄面561a、洗浄ブラシ571の下ベベル洗浄面571cおよび洗浄ブラシ561,571の端面洗浄面561b,571bを基板Wの上ベベル領域A、端面領域Bおよび下ベベル領域Cに同時に接触させてもよい。この場合、基板Wの上ベベル領域A、端面領域Bおよび下ベベル領域Cを同時に洗浄することができる。
(B)第2の実施の形態
次に、第2の実施の形態に係る基板処理装置500について、上記第1の実施の形態と異なる点を説明する。図16は、第2の実施の形態に係る基板処理装置500の平面図である。なお、図16では、各処理ブロックが簡略化されて示される。
図16に示すように、第2の実施の形態に係る基板処理装置500は、インデクサブロック9と反射防止膜用処理ブロック10との間にベベル部検査ブロック31を備える。ベベル部検査ブロック31は、第7のセンターロボットCR7およびベベル部検査部311,312を含む。
ベベル部検査部311,312は、第7のセンターロボットCR7を挟んで互いに対向して設けられる。ベベル部検査部311,312には、複数のベベル部検査ユニットEEが積層配置される。第7のセンターロボットCR7には、基板Wを受け渡すためのハンドCRH13,CRH14が上下に設けられる。
インデクサブロック9とベベル部検査ブロック31との間には、雰囲気遮断用の隔壁313が設けられ、ベベル部検査ブロック31と反射防止膜用処理ブロック10との間には、雰囲気遮断用の隔壁314が設けられる。隔壁313には、インデクサブロック9とベベル部検査ブロック31との間で基板Wの受け渡しを行うための基板載置部PASS15,PASS16が上下に近接して設けられる。上側の基板載置部PASS15は、基板Wをインデクサブロック9からベベル部検査ブロック31へ搬送する際に用いられ、下側の基板載置部PASS16は、基板Wをベベル部検査ブロック31からインデクサブロック9へ搬送する際に用いられる。
隔壁314には、ベベル部検査ブロック31と反射防止膜用処理ブロック10との間で基板Wの受け渡しを行うための基板載置部PASS17,PASS18が上下に近接して設けられる。上側の基板載置部PASS17は、基板Wをベベル部検査ブロック31から反射防止膜用処理ブロック10へ搬送する際に用いられ、下側の基板載置部PASS18は、基板Wを反射防止膜用処理ブロック10からベベル部検査ブロック31へ搬送する際に用いられる。
この基板処理装置500では、未処理の基板Wがインデクサブロック9からベベル部検査ブロック31に搬送される。ベベル部検査ブロック31において、基板Wのベベル部がベベル部検査ユニットEEにより検査される。
ベベル部検査ユニットEEの検査で、ベベル部が汚染されていると判定された基板Wは、第7のセンターロボットCR7およびインデクサロボットIR(図1)により、インデクサブロック9に戻され、キャリアCA(図1)に回収される。その基板Wは、基板処理装置500の外部においてベベル部が洗浄された後に、改めてインデクサブロック9に搬入される。なお、ベベル部が汚染されていると判定された基板Wの回収は、作業者によって行われてもよい。
一方、ベベル部が汚染されていないと判定された基板Wは、反射防止膜用処理ブロック10に搬送される。そして、反射防止膜用処理ブロック10、レジスト膜用処理ブロック11、現像処理ブロック12、レジストカバー膜用処理ブロック13、レジストカバー膜除去ブロック14、インターフェースブロック15および露光装置16において、上記と同様の処理が基板Wに施される。
処理後の基板Wはベベル部検査ブロック31に戻され、ベベル部検査ユニットEEにより再度ベベル部の検査が行われる。その後、その基板Wはインデクサブロック9に戻され、キャリアCAに回収される。この場合、ベベル部検査ユニットEEの検査でベベル部が汚染されていると判定された基板Wとベベル部が汚染されていないと判定された基板Wとは互いに別個のキャリアCAに回収される。ベベル部が汚染されていると判定された基板Wは、キャリアCAに回収された後に、基板処理装置500の外部においてベベル部が洗浄される。
本実施の形態では、未処理の基板Wのベベル部がベベル部検査ユニットEEにより検査され、ベベル部が汚染されていないと判定された基板Wのみが反射防止膜用処理ブロック10に搬送される。それにより、各処理ブロックにおける基板Wの処理を良好に行うことができる。
また、基板処理装置500から搬出される直前の基板Wのベベル部がベベル部検査ユニットEEによって検査されることにより、例えば現像処理ブロック12における現像処理時に基板Wのベベル部が汚染された場合でも、その基板Wの汚染を迅速に認識することができる。
なお、ベベル部検査ブロック31に、ベベル部洗浄機能が搭載されたベベル部洗浄ユニットが設けられてもよい。この場合、ベベル部検査ユニットEEによってベベル部が汚染されていると判定された未処理の基板Wのベベル部をベベル部洗浄ユニットによって洗浄することができる。これにより、ベベル部を洗浄するために基板Wを一旦キャリアCAに回収する必要がなくなる。
また、ベベル部検査ユニットEEによってベベル部が汚染されていると判定された処理後の基板Wのベベル部をベベル部洗浄ユニットによって洗浄することができる。これにより、現像処理時等にベベル部が汚染された基板Wも、清浄な状態で基板処理装置500から搬出することができる。
なお、ベベル部洗浄ユニットの構成として、例えば図5〜図15に示した第1の洗浄/乾燥処理ユニットSD1と同様の構成を用いることができる。
(C)第3の実施の形態
次に、第3の実施の形態に係る基板処理装置500について、上記第1の実施の形態と異なる点を説明する。図17は、第3の実施の形態に係る基板処理装置500の平面図である。なお、図17では、各処理ブロックが簡略化されて示される。
図17に示すように、第3の実施の形態に係る基板処理装置500は、レジストカバー膜除去ブロック14とインターフェースブロック15との間に検査ブロック32を備える。検査ブロック32は、第8のセンターロボットCR8、露光後ベーク用熱処理部321,322、基板検査部323を含む。
基板検査部323は、第8のセンターロボットCR8を挟んで露光後ベーク用熱処理部321,322に対向して設けられる。基板検査部323には、複数のベベル部検査ユニットEEおよび複数の膜厚検査ユニットFE1が積層配置される。第8のセンターロボットCR8には、基板Wを受け渡すためのハンドCRH15,CRH16が上下に設けられる。
レジストカバー膜除去ブロック14と検査ブロック32との間には、雰囲気遮断用の隔壁324が設けられる。隔壁324には、レジストカバー膜除去ブロック14と検査ブロック32との間で基板Wの受け渡しを行うための基板載置部PASS19,PASS20が上下に近接して設けられる。上側の基板載置部PASS19は、基板Wをレジストカバー膜除去ブロック14から検査ブロック32へ搬送する際に用いられ、下側の基板載置部PASS20は、基板Wを検査ブロック32からレジストカバー膜除去ブロック14へ搬送する際に用いられる。
露光後ベーク用熱処理部322は、検査ブロック32とインターフェースブロック15との間で基板Wの受け渡しを行うための基板載置部PASS21,PASS22を備える。上側の基板載置部PASS21は、基板Wを検査ブロック32からインターフェースブロック15へ搬送する際に用いられ、下側の基板載置部PASS22は、基板Wをインターフェースブロック15から検査ブロック32へ搬送する際に用いられる。
検査ブロック32においては、露光処理前または露光処理後の基板Wのベベル部がベベル部検査ユニットEEにより検査される。また、露光処理前の基板W上の反射防止膜、レジスト膜およびレジストカバー膜の膜厚が膜厚検査ユニットFE1により検査される。
(D)第4の実施の形態
次に、第4の実施の形態に係る基板処理装置500について、上記第1の実施の形態と異なる点を説明する。図18は、第4の実施の形態に係る基板処理装置500の平面図である。なお、図18では、各処理ブロックが簡略化されて示される。
図18に示すように、第4の実施の形態に係る基板処理装置500は、レジスト膜用処理ブロック11と現像処理ブロック12との間に検査ブロック33を備える。検査ブロック33は、第9のセンターロボットCR9、基板検査部331,332を含む。
基板検査部331,332は、第9のセンターロボットCR9を挟んで互いに対向して設けられる。基板検査部331には、複数のベベル部検査ユニットEEが積層配置される。基板検査部332には、複数の線幅検査ユニットFE2および複数のオーバーレイ検査ユニットFE3が積層配置される。第9のセンターロボットCR9には、基板Wを受け渡すためのハンドCRH17,CRH18が上下に設けられる。
レジスト膜用処理ブロック11と検査ブロック33との間には、雰囲気遮断用の隔壁333が設けられ、検査ブロック33と現像処理ブロック12との間には、雰囲気遮断用の隔壁334が設けられる。隔壁333には、レジスト膜用処理ブロック11と検査ブロック33との間で基板Wの受け渡しを行うための基板載置部PASS23,PASS24が上下に近接して設けられる。上側の基板載置部PASS23は、基板Wをレジスト膜用処理ブロック11から検査ブロック33へ搬送する際に用いられ、下側の基板載置部PASS24は、基板Wを検査ブロック33からレジスト膜用処理ブロック11へ搬送する際に用いられる。
隔壁334には、検査ブロック33と現像処理ブロック12との間で基板Wの受け渡しを行うための基板載置部PASS25,PASS26が上下に近接して設けられる。上側の基板載置部PASS25は、基板Wを検査ブロック33から現像処理ブロック12へ搬送する際に用いられ、下側の基板載置部PASS26は、基板Wを現像処理ブロック12から検査ブロック33へ搬送する際に用いられる。
検査ブロック33においては、露光処理前または露光処理後の基板Wのベベル部がベベル部検査ユニットEEにより検査される。また、現像処理によって基板W上に形成されたパターンの線幅が線幅検査ユニットFE2により検査される。また、現像処理によって基板W上に形成されたパターンの各層の重ね合わせの精度(オーバーレイ)がオーバーレイ検査ユニットFE3により検査される。
なお、図17および図18に示した検査ブロック31,32に、基板Wのマクロ検査等を行う他の検査ユニットをさらに設けてもよい。
(E)他の実施の形態
ベベル部検査ユニットEEを反射防止膜用処理ブロック10、レジスト膜用処理ブロック11、現像処理ブロック12、レジストカバー膜用処理ブロック13またはレジストカバー膜除去ブロック14内に設けてもよい。
第1および第2の洗浄/乾燥処理ユニットSD1,SD2は、インターフェースブロック15に限らず、レジストカバー膜除去ブロック14等の他の処理ブロックに設けられてもよい。
また、ベベル部検査ユニットEEの機能を塗布ユニットBARC,RES、COV、現像処理ユニットDEVまたは除去ユニットREMに搭載してもよい。あるいは、ベベル部検査ユニットEEの機能を膜厚検査ユニットFE1等の他の検査ユニットに搭載してもよい。
また、ベベル部検査ユニットEE、第1の洗浄/乾燥処理ユニットSD1、乾燥処理ユニットSD2、塗布ユニットBARC,RES、COV、現像処理ユニットDEV、除去ユニットREM、加熱ユニットHP、冷却ユニットCP、載置兼冷却ユニットP−CP、膜厚検査ユニットFE1、線幅検査ユニットFE2およびオーバーレイ検査ユニットFE3の個数は、各処理ブロックの処理速度に合わせて適宜変更してもよい。
(F)請求項の各構成要素と実施の形態の各要素との対応
以下、請求項の各構成要素と実施の形態の各要素との対応の例について説明するが、本発明は下記の例に限定されない。
上記実施の形態では、インデクサブロック9、反射防止膜用処理ブロック10、レジスト膜用処理ブロック11、現像処理ブロック12、レジストカバー膜用処理ブロック13、レジストカバー膜除去ブロック14、ベベル部検査ブロック31、検査ブロック32,33が処理部の例であり、インターフェースブロック15が受け渡し部の例であり、メインコントローラ30が制御部の例であり、ベベル部検査ユニットEEがベベル部検査手段の第1〜第4のベベル部検査部の例であり、送りバッファ部SBFが待機部の例であり、第6のセンターロボットが第1の搬送手段の例である。
また、第1の洗浄/乾燥処理ユニットSD1が洗浄処理ユニットの例であり、ベベル洗浄部530がベベル部洗浄機構の例であり、警報ブザーまたは警報ランプが警報発生手段の例であり、塗布ユニットBARC,RES,COVが成膜ユニットの例であり、キャリアCAが収納容器の例であり、インデクサロボットIRが第2の搬送手段の例である。
請求項の各構成要素として、請求項に記載されている構成または機能を有する他の種々の要素を用いることもできる。
本発明は、種々の基板の処理に有効に利用することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る基板処理装置の平面図である。 図1の基板処理装置を+X方向から見た概略側面図である。 図1の基板処理装置を−X方向から見た概略側面図である。 インターフェースブロックを+Y側から見た概略側面図である。 第1の洗浄/乾燥処理ユニットの構成を説明するための図である。 基板のベベル部の詳細を示す図である。 基板および洗浄ブラシの回転方向を示す平面図である。 基板と洗浄ブラシとの接触状態を示す図である。 洗浄ブラシの他の設置例を示す図である。 図9の洗浄処理ユニットにおける基板のベベル部の洗浄処理について説明するための図である。 ベベル洗浄部の他の例を示す図である。 ベベル洗浄部のさらに他の例を示す図である。 洗浄処理ユニットの他の例を示す図である。 図13のベベル洗浄部の洗浄ブラシによる基板のベベル部の洗浄処理について説明するための図である。 図13のベベル洗浄部の洗浄ブラシによる基板のベベル部の洗浄処理について説明するための図である。 第2の実施の形態に係る基板処理装置の平面図である。 第3の実施の形態に係る基板処理装置の平面図である。 第4の実施の形態に係る基板処理装置の平面図である。
符号の説明
9 インデクサブロック
10 反射防止膜用処理ブロック
11 レジスト膜用処理ブロック
12 現像処理ブロック
13 レジストカバー膜用処理ブロック
14 レジストカバー膜除去ブロック
15 インターフェースブロック
16 露光装置
31 ベベル部検査ブロック
32,33 検査ブロック
30 メインコントローラ
500 基板処理装置
530 ベベル洗浄部
EE ベベル部検査ユニット
BARC,RES,COV 塗布ユニット
CA キャリア
DEV 現像処理ユニット
IR インデクサロボット
SD1 第1の洗浄/乾燥処理ユニット
SD2 第2の洗浄/乾燥処理ユニット
W 基板

Claims (6)

  1. 露光装置に隣接するように配置される基板処理装置であって、
    基板に処理を行うための処理部と、
    前記処理部の一端部に隣接するように設けられ、前記処理部と前記露光装置との間で基板の受け渡しを行うための受け渡し部と、
    前記処理部および受け渡し部の動作を制御する制御部とを備え、
    前記処理部および前記受け渡し部の少なくとも一方は、
    基板のベベル部が汚染されているか否かを判定するベベル部検査手段を含み、
    前記制御部は、前記ベベル部検査手段により基板のベベル部が汚染されていると判定された場合に第1の制御動作を行い、前記ベベル部検査手段により基板のベベル部が汚染されていないと判定された場合に第2の制御動作を行い、
    前記ベベル部検査手段は、前記露光装置による露光処理前に基板のベベル部を検査する第1のベベル部検査部を含み、
    前記処理部および前記受け渡し部の少なくとも一方は、
    基板を一時的に待機させるための待機部と、
    前記第1のベベル部検査部と前記待機部との間で基板を搬送する第1の搬送手段とをさらに含み、
    前記制御部は、前記第1のベベル部検査部により露光処理前に基板のベベル部が汚染されていると判定された場合に前記第1の制御動作として基板を露光装置に搬送せずに前記待機部に搬送するように前記第1の搬送手段を制御することを特徴とする基板処理装置。
  2. 前記処理部および前記受け渡し部の少なくとも一方は、前記露光装置による露光処理前の基板に洗浄処理を施す洗浄処理ユニットを含み、
    前記第1のベベル部検査は、前記洗浄処理ユニットによる洗浄処理後に基板のベベル部を検査し、
    前記制御部は、前記第1のベベル部検査により洗浄処理後に基板のベベル部が汚染されていると判定された場合に前記第1の制御動作として基板を前記露光装置に搬送せずに前記待機部に搬送するように前記第1の搬送手段を制御することを特徴とする請求項記載の基板処理装置。
  3. 前記洗浄処理ユニットは、基板のベベル部を洗浄するためのベベル部洗浄機構を含むことを特徴とする請求項記載の基板処理装置。
  4. 前記制御部の制御動作に従って警報を発生する警報発生手段をさらに備え、 前記ベベル部検査手段は、前記露光装置による露光処理後に基板のベベル部を検査する第2のベベル部検査部をさらに含み
    前記制御部は、前記第2のベベル部検査により露光処理後に基板のベベル部が汚染されていると判定された場合に前記第1の制御動作として警報を発生するように前記警報発生手段を制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の基板処理装置。
  5. 前記処理部は、前記露光装置による露光処理前の基板に成膜処理を行う成膜ユニットを含み、
    前記ベベル部検査手段は、前記成膜ユニットによる成膜処理前に基板のベベル部を検査する第3のベベル部検査部をさらに含み
    前記制御部は、前記第3のベベル部検査により成膜処理前に基板のベベル部が汚染されていると判定された場合に前記第1の制御動作として基板に前記成膜ユニットによる成膜処理を施さないように前記処理部を制御することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の基板処理装置。
  6. 前記制御部の制御動作に従って前記処理部と複数の収納容器との間で基板を搬送する第2の搬送手段をさらに備え、
    前記処理部は、前記露光装置による露光処理後の基板に現像処理を施す現像処理ユニットを含み、
    前記ベベル部検査手段は、前記現像処理ユニットによる現像処理後に基板のベベル部を検査する第4のベベル部検査部をさらに含み
    前記制御部は、前記第4のベベル部検査により現像処理後に基板のベベル部が汚染されていると判定された場合に前記第1の制御動作として前記複数の収納容器のうち一の収納容器に基板を収納するように前記第2の搬送手段を制御し、前記第4のベベル部検査により現像処理後に基板のベベル部が汚染されていないと判定された場合に前記第2の制御動作として前記複数の収納容器のうち他の収納容器に基板を収納するように前記第2の搬送手段を制御することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の基板処理装置。
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