JP5183830B1 - ノイズフィルタ装置 - Google Patents

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Abstract

ノイズフィルタ装置は、交流電源とモータ駆動装置との間に挿入接続されるノイズフィルタ装置であって、フィルタ入力端子、入力側コンデンサ、コモンモードチョークコイル、及びフィルタ出力端子が実装された第1の基板と、出力側コンデンサ及び接地コンデンサが実装された第2の基板とを備え、前記第1の基板は、入力側コンデンサ及びコモンモードチョークコイルの少なくとも一方の特性が異なるものを含む複数の第1の基板から選択されたものであり、前記第2の基板は、出力側コンデンサ及び接地コンデンサの少なくとも一方の特性が異なるものを含む複数の第2の基板から選択されたものであり、前記第2の基板は、前記フィルタ出力端子が前記出力側コンデンサに電気的に接続され、かつ、前記第1の基板に略垂直になるように、前記第1の基板の端部に取り付けられる。
【選択図】図5

Description

本発明は、ノイズフィルタ装置に関する。
インバータなどを含むモータ駆動装置は、スイッチング素子のスイッチング動作を利用して、直流電圧から交流電圧に変換する装置であるため、スイッチング素子のスイッチング動作によりノイズ(スイッチングノイズ)が発生する。このノイズは電源ラインを介して外部に伝搬し、機器に影響を与える。
そのため、従来より、この電源ライン等への影響を低減するため、交流電源とモータ駆動装置との間に、ノイズフィルタを挿入接続することが行われている。ノイズフィルタでは、交流電源とモータ駆動装置との間に、入力側コンデンサ、コモンモードチョークコイル、出力側コンデンサが順に接続される。
特許文献1には、交流電源と電子機器との間に挿入されるノイズフィルターを製造する際に、絶縁層上に導体箔のプリント配線パターンを構成した配線板上に、入力側コンデンサ、コモンモードチョークコイル、出力側コンデンサを乗せ、各部品の電極部分とプリント配線パターンとの間にクリーム状のハンダを挟み、配線板の下に高温の発熱体を接触させることが記載されている。これにより、特許文献1によれば、ハンダが溶け、全体の部品が一度にハンダ付けできるとされている。
特開平7−22886号公報
一方、ノイズフィルタ装置のノイズ低減効果を大きくする手段としては、コモンモードチョークコイルのインダクタンスを大きくする方法、入力側コンデンサ及び出力側コンデンサのキャパシタンスを大きくする方法がある。
しかし、コイルのインダクタンスLをむやみに大きくすると、コイルが大型化しやすく、コイルが大型化すると、ノイズフィルタ装置も大型化するので、ノイズフィルタ装置の製造コストが増大する可能性がある。
また、入力側コンデンサ及び出力側コンデンサのキャパシタンスをむやみに大きくすると、コンデンサが大型化しやすく、コンデンサが大型化すると、ノイズフィルタ装置も大型化する上、電源あるいはインバータからアースへの漏れ電流を増大させるという別の弊害も招く可能性がある。
このため、ユーザの使用環境、配線状況などに応じて、ノイズフィルタ装置の大型化を抑えながらノイズ低減効果を大きくするように調整するために、ユーザ側で、ノイズフィルタ装置におけるインダクタンスとキャパシタンスとのバランスを変化させられることが要求されることとなる。
特許文献1の技術では、製品の出荷前に1つの配線板上に全体の部品がハンダ付けされるため、ノイズフィルター(ノイズフィルタ装置)におけるインダクタンスとキャパシタンスとのバランスをユーザ側で変化させることが困難である。
また、ノイズを効果的に低減するためには、ノイズを含む信号を減衰度の大きなフィルタに通すとともに、ノイズフィルタ装置の入力側回路部と出力側回路部とを回路配置上において分離する必要がある。
特許文献1の技術では、配線板を非常に長いものにして、その非常に長い配線板上で、コモンモードチョークコイルを間にして入力側コンデンサと出力側コンデンサとを分離して配置させている。これにより、ノイズフィルタ装置が大型化するので、ノイズフィルタ装置の製造コストが増大する可能性がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ノイズフィルタ装置の大型化を抑えながらノイズ低減効果を大きくするようにユーザ側で調整できるノイズフィルタ装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の1つの側面にかかるノイズフィルタ装置は、交流電源とモータ駆動装置との間に挿入接続されるノイズフィルタ装置であって、フィルタ入力端子、入力側コンデンサ、コモンモードチョークコイル、及びフィルタ出力端子が実装された第1の基板と、出力側コンデンサ及び接地コンデンサが実装された第2の基板とを備え、前記第1の基板は、入力側コンデンサ及びコモンモードチョークコイルの少なくとも一方の特性が異なるものを含む複数の第1の基板から選択されたものであり、前記第2の基板は、出力側コンデンサ及び接地コンデンサの少なくとも一方の特性が異なるものを含む複数の第2の基板から選択されたものであり、前記第2の基板は、前記フィルタ出力端子が前記出力側コンデンサに電気的に接続され、かつ、前記第1の基板に略垂直になるように、前記第1の基板の端部に取り付けられることを特徴とする。
本発明によれば、入力側コンデンサ及びコモンモードチョークコイルの少なくとも一方の特性が異なるものを含む複数の第1の基板から選択された第1の基板に、出力側コンデンサ及び接地コンデンサの少なくとも一方の特性が異なるものを含む複数の第2の基板から選択された第2の基板をユーザ側で取り付けることができるので、ノイズフィルタ装置1における各コイルのインダクタンス値と各コンデンサのキャパシタンス値とのバランスをユーザ側で変化させることができる。これにより、ノイズフィルタ装置の大型化を抑えながらノイズ低減効果を大きくするようにユーザ側で調整できる。
図1は、実施の形態1にかかるノイズフィルタ装置が適用されたモータ駆動システムの構成を示す図である。 図2は、実施の形態1にかかるノイズフィルタ装置の回路構成を示す図である。 図3は、実施の形態1における第1の基板の構成を示す図である。 図4は、実施の形態1における第2の基板の構成を示す図である。 図5は、実施の形態1にかかるノイズフィルタ装置の実装状態での外観構成を示す図である。 図6は、実施の形態1にかかるノイズフィルタ装置が適用されたモータ駆動システムの実装状態での外観構成を示す図である。 図7は、実施の形態2における第1の基板の構成を示す図である。 図8は、実施の形態2における第3の基板の構成を示す図である。 図9は、実施の形態2にかかるノイズフィルタ装置の実装状態での外観構成を示す図である。
以下に、本発明にかかるノイズフィルタ装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
まず、実施の形態1にかかるノイズフィルタ装置1が適用されたモータ駆動システムSについて説明する。
ノイズフィルタ装置1は、交流電源PSで発生された交流電力を用いてモータMを駆動するためのモータ駆動システムSに内蔵されており、モータ駆動システムSにおけるモータ駆動装置2が発生するノイズを低減するように、また、例えばモータ駆動装置2と機械的に一体化されるように、設けられている。
具体的には、モータ駆動システムSにおいて、モータ駆動装置2は、整流回路3、直流中間回路4、及びインバータ5を有する。整流回路3は、交流電源PSからノイズフィルタ装置1を介して受けた交流電力を整流化して直流電力を生成する。整流回路3は、例えばブリッジ接続された複数のダイオードD1〜D6を有し、複数のダイオードD1〜D6を用いて交流電力を整流化して直流電力を生成する。直流中間回路4は、整流回路3により生成された直流電力を平滑化する。直流中間回路4は、例えば、平滑コンデンサSCを有し、平滑コンデンサSCを用いて直流電力を平滑化する。
インバータ5は、直流中間回路4により平滑化された直流電力を交流電力に変換する。インバータ5は、複数のスイッチング素子SW1〜SW6を有し、複数のスイッチング素子SW1〜SW6を用いてそれぞれ所定のタイミングでスイッチング動作を行うことで、直流電力を交流電力に変換する。各スイッチング素子SW1〜SW6は、例えば、MOSFETやIGBTなどのトランジスタであり、その制御端子(ゲート電極又はベース電極)にアクティブレベルの制御信号が供給された際にオンし、その制御端子にノンアクティブレベルの制御信号が供給された際にオフする。
このとき、各スイッチング素子SW1〜SW6のスイッチング動作によりノイズが発生する。このノイズは、モータ駆動装置2と交流電源PSとを結ぶ電源ラインを介して外部に伝搬し、交流電源PSに接続された他の機器に影響を与える可能性がある。
そのため、従来より、この電源ライン等への影響を低減するため、交流電源PSとモータ駆動装置2との間に、ノイズフィルタ装置1を挿入接続することが行われている。
具体的には、ノイズフィルタ装置1は、入力端子部1a、フィルタ入力回路1b、フィルタ中間回路1c、フィルタ出力回路1d、及び出力端子部1eを有する。ノイズフィルタ装置1は、入力端子部1aを介して交流電源PSに接続されるとともに、出力端子部1eを介してモータ駆動装置2に接続されることで、交流電源PSとモータ駆動装置2との間に挿入接続される。
入力端子部1aは、各相のフィルタ入力端子IT1〜IT3及びグランド入力端子ITEを有する。各相のフィルタ入力端子IT1〜IT3は、交流電源PSの各相のラインに接続されているとともに、ノイズフィルタ装置1内の各相のラインPL1〜PL3に接続されている。グランド入力端子ITEは、外部のグランド電位に接続されている(図1参照)とともに、グランドラインGLに接続されている。
フィルタ入力回路1bは、複数の抵抗R1〜R3及び複数の入力側コンデンサC1〜C3を有する。各抵抗R1〜R3は、各相のラインPL1〜PL3間に接続されており、例えば、一端が対応する相のラインPL1〜PL3に接続され他端が共通接続ノードRNに接続されている。各入力側コンデンサC1〜C3は、各相のラインPL1〜PL3間に接続されており、例えば、一端が対応する相のラインPL1〜PL3に接続され他端が共通接続ノードCN1に接続されている。フィルタ入力回路1bは、交流電源PSから各相のフィルタ入力端子IT1〜IT3を介して交流電力を受けフィルタ中間回路1cへ伝達する。
フィルタ中間回路1cは、複数のコモンモードチョークコイルL1〜L3を有する。各コモンモードチョークコイルL1〜L3は、略ドーナツ状のトロイダルコアCR(図3(b)参照)に対して、それぞれ円弧方向に沿った異なる部分に巻き回されている。フィルタ中間回路1cは、フィルタ入力回路1bから伝達された交流電力をフィルタ出力回路1dへさらに伝達する。
フィルタ出力回路1dは、複数の出力側コンデンサC4〜C6及び接地コンデンサC7を有する。各出力側コンデンサC4〜C6は、各相のラインPL1〜PL3と接地コンデンサC7との間に接続されており、例えば、一端が対応する相のラインPL1〜PL3に接続され他端が共通接続ノードCN2に接続されている。接地コンデンサC7は、複数の出力側コンデンサC4〜C6とグランドラインGLとの間に接続され、例えば、一端が共通接続ノードCN2に接続され他端がグランドラインGLに接続されている。
出力端子部1eは、各相のフィルタ出力端子OT1〜OT3及びグランド出力端子OTEを有する。各相のフィルタ出力端子OT1〜OT3は、ノイズフィルタ装置1内の各相のラインPL1〜PL3間に接続されているとともに、整流回路3の各相の入力端子31〜33(図1参照)に接続されている。グランド出力端子OTEは、ノイズフィルタ装置1内のグランドラインGLに接続されているとともに、モータ駆動システムSにおける例えばフレームグランドFGに接続されている。
このとき、ノイズフィルタ装置1によるノイズ低減効果を大きくする手段としては、コモンモードチョークコイルL1〜L3のインダクタンス値を大きくする方法、入力側コンデンサC1〜C3、出力側コンデンサC4〜C6、及び接地コンデンサC7のキャパシタンス値を大きくする方法がある。
しかし、コモンモードチョークコイルL1〜L3のインダクタンス値をむやみに大きくすると、コモンモードチョークコイルL1〜L3が大型化しやすく、コモンモードチョークコイルL1〜L3が大型化すると、ノイズフィルタ装置1も大型化するので、ノイズフィルタ装置1の製造コストが増大する可能性がある。
また、入力側コンデンサC1〜C3、出力側コンデンサC4〜C6、及び接地コンデンサC7のキャパシタンス値をむやみに大きくすると、入力側コンデンサC1〜C3、出力側コンデンサC4〜C6、及び接地コンデンサC7が大型化しやすい。入力側コンデンサC1〜C3、出力側コンデンサC4〜C6、及び接地コンデンサC7が大型化すると、ノイズフィルタ装置1も大型化する上、交流電源PSあるいはインバータ5からアース(グランドラインGL)への漏れ電流を増大させるという別の弊害も招く可能性がある。
このため、ユーザの使用環境、配線状況などに応じて、ノイズフィルタ装置1の外形や漏れ電流とのトレードオフを調整するために、すなわち、ノイズフィルタ装置1の大型化を抑えながらノイズ低減効果を大きくするように調整するために、ノイズフィルタ装置1には各コイルのインダクタンス値と各コンデンサのキャパシタンス値とのバランスをユーザ側で変化させられること(第1の要求)が要求されることとなる。
ここで、仮に、ノイズフィルタ装置1を製造する際に、すなわちノイズフィルタ装置1の製品の出荷前に、1つの基板上に全体の部品がハンダ付けされる場合を考える。この場合、ノイズフィルタ装置1における各コイルのインダクタンス値と各コンデンサのキャパシタンス値とが固定されてしまっているので、製品の出荷後に、ユーザ側で、ノイズフィルタ装置1におけるインダクタンスとキャパシタンスとのバランスを変化させることが困難になる。すなわち、第1の要求を満たすことが困難になる。
また、ノイズを効果的に低減するためには、ノイズを含む信号をノイズに対して減衰度の大きなフィルタ(例えば、コモンモードチョークコイルL1〜L3)に通すとともに、ノイズフィルタ装置1のフィルタ入力回路1bとフィルタ出力回路1dとを回路配置上において互いに分離すること(第2の要求)が要求されることとなる。
ここで、仮に、非常に小さい基板上で、コモンモードチョークコイルL1〜L3を間にして入力側コンデンサC1〜C3と出力側コンデンサC4〜C6とを分離して配置させた場合を考える。この場合、基板上における入力側コンデンサC1〜C3と出力側コンデンサC4〜C6との距離が近いので、基板を介して入力側コンデンサC1〜C3と出力側コンデンサC4〜C6とが相互いに影響を与え合う可能性があり、ノイズを効果的に低減することが困難になる。すなわち、第2の要求を満たすことが困難になる。
さらに、ノイズフィルタ装置1の大型化を抑えるためには、ノイズフィルタ装置1におけるフィルタ入力回路1b、フィルタ中間回路1c、及びフィルタ出力回路1dを全体としてコンパクトに配置すること(第3の要求)が要求されることとなる。
ここで、仮に、基板を非常に長いものにして、その非常に長い基板上で、コモンモードチョークコイルL1〜L3を間にして入力側コンデンサと出力側コンデンサとを分離して配置させた場合を考える。この場合、基板上における入力側コンデンサC1〜C3と出力側コンデンサC4〜C6との距離を長くすることはできるが、基板が大型化しやすく、ノイズフィルタ装置1も大型化しやすいので、ノイズフィルタ装置1の製造コストが増大する可能性がある。すなわち、第2の要求を満たすことができるとしても、第3の要求を満たすことが困難になる。
そこで、本実施の形態では、第1の要求と第2の要求と第3の要求とを同時に満たすために、定数の異なるコモンモードチョークコイル及び入力コンデンサをそれぞれ実装した複数の第1の基板と、定数の異なる出力コンデンサ及び接地コンデンサを実装した複数の第2の基板とを用意し、複数の第1の基板から選択された第1の基板と、複数の第2の基板から選択された第2の基板とを互いに略垂直に取り付けることで、ユーザ側で必要なノイズフィルタ性能、漏れ電流値、寸法の組み合わせを選択可能とするとともに、フィルタ入力回路1b及びフィルタ出力回路1dを互いに分離しながらノイズフィルタ装置1を小型化することを目指す。
具体的には、図3に示すような複数の第1の基板12、12’、12”と図4に示すような複数の第2の基板13、13’、13”を用意する。
例えば、第1の基板12には、図3に示すように、フィルタ入力端子台16、複数のパッケージ15−1〜15−3、パッケージ14、及びフィルタ入力端子OT1〜OT3が実装されている。フィルタ入力端子台16は、複数のフィルタ入力端子IT1〜IT3を有する。フィルタ入力端子台16では、複数のフィルタ入力端子IT1〜IT3が第1の基板12の端部12cに沿って並んでいる。複数のパッケージ15−1〜15−3は、それぞれ、複数の入力側コンデンサC1〜C3を含むパッケージである。パッケージ14は、図3(b)に破線で示すように、例えば、略ドーナツ状のトロイダルコアCR(図3(b)参照)と、トロイダルコアCRに対してそれぞれ円弧方向に沿った異なる部分に巻き回された複数のコモンモードチョークコイルL1〜L3とを含むパッケージである。すなわち、第1の基板12には、フィルタ入力端子IT1〜IT3、入力側コンデンサC1〜C3、コモンモードチョークコイルL1〜L3、及びフィルタ出力端子OT1〜OT3が実装されている。また、第1の基板12は、その端部12aに接続端子21−1〜21−3を有する。接続端子21−1〜21−3は、少なくとも表面が導体で形成され、その導体部分は、第1の基板12上の図示しない導電パターンと絶縁被覆されたケーブルCB1〜CB3とを介して、フィルタ出力端子OT1〜OT3に電気的に接続されているとともに、第1の基板12上の図示しない導電パターンを介して、コモンモードチョークコイルL1〜L3の出力側端に電気的に接続されている(図2参照)。接続端子21−1〜21−3は、第2の基板13における被接続端子22−1〜22−3(図4参照)に対応した形状(例えば被接続端子22−1〜22−3に嵌合するような凸形状)を有している。なお、他の第1の基板12’、12”についても第1の基板12と同様である。
第1の基板12では、図3に示すように、コモンモードチョークコイルL1〜L3を含むパッケージ14の第1の側(図3の下側)に、フィルタ入力端子IT1〜IT3を含むフィルタ入力端子台16が実装され、コモンモードチョークコイルL1〜L3を含むパッケージ14を間にして第1の側と反対の第2の側(図3の上側)にフィルタ出力端子OT1〜OT3が実装されている。第1の基板12では、コモンモードチョークコイルL1〜L3を含むパッケージ14の第3の側(図3の右側)に入力側コンデンサC1〜C3を含むパッケージ15−1〜15−3が実装され、コモンモードチョークコイルL1〜L3を含むパッケージ14を間にして第3の側と反対の第4の側(図3の左側)の端部12aに接続端子21−1〜21−3が設けられている。なお、他の第1の基板12’、12”についても第1の基板12と同様である。
ノイズフィルタ装置1の一部として取り付けられるべき候補である複数の第1の基板12、12’、12”は、図3に示すように、入力側コンデンサ及びコモンモードチョークコイルの少なくとも一方の特性が異なるものを含む。例えば、第1の基板12におけるコモンモードチョークコイルL1〜L3のインダクタンス値と、第1の基板12’におけるコモンモードチョークコイルL1’〜L3’のインダクタンス値とは、互いに異なる。例えば、第1の基板12における入力側コンデンサC1〜C3のキャパシタンス値と、第1の基板12’における入力側コンデンサC1’〜C3’のキャパシタンス値とは、互いに異なる。
また、ノイズフィルタ装置1の一部として取り付けられるべき候補である複数の第1の基板12、12’、12”は、図3に示すように、基板寸法が異なるものを含む。例えば、第1の基板12と第1の基板12”とは、平面視において、横幅がともにW12aで等しいが、縦幅がそれぞれW12b、W12b”であり互いに異なる。
例えば、第2の基板13には、図4に示すように、複数のパッケージ17−1〜17−3、及びパッケージ18が実装されている。複数のパッケージ17−1〜17−3は、それぞれ、複数の出力側コンデンサC4〜C6を含むパッケージである。パッケージ18は、接地コンデンサC7を含むパッケージである。すなわち、第2の基板13には、出力側コンデンサC4〜C6及び接地コンデンサC7が実装されている。また、第2の基板13は、図4に破線で示すような第1の基板12が接続されるべき領域13aに、被接続端子22−1〜22−3を有する。被接続端子22−1〜22−3は、少なくとも表面が導体で形成され、その導体部分は、第2の基板13上の図示しない導電パターンを介して、出力側コンデンサC4〜C6の一端に電気的に接続されている(図2参照)。被接続端子22−1〜22−3は、第1の基板12等における接続端子21−1〜21−3(図3参照)に対応した形状(例えば接続端子21−1〜21−3に嵌合するような凹形状、例えばスルーホール形状)を有している。なお、他の第2の基板13’、13”についても第2の基板13と同様である。
ノイズフィルタ装置1の一部として取り付けられるべき候補である複数の第2の基板13、13’、13”は、図4に示すように、出力側コンデンサ及び接地コンデンサの少なくとも一方の特性が異なるものを含む。例えば、第2の基板13における出力側コンデンサC4〜C6のキャパシタンス値と、第2の基板13’における出力側コンデンサC4’〜C6’のキャパシタンス値とは、互いに異なる。例えば、第2の基板13における接地コンデンサC7のキャパシタンス値と、第2の基板13’における接地コンデンサC7’のキャパシタンス値とは、互いに異なる。
また、ノイズフィルタ装置1の一部として取り付けられるべき候補である複数の第2の基板13、13’、13”は、図4に示すように、基板寸法が異なるものを含む。例えば、第2の基板13と第2の基板13”とは、平面視において、横幅がともにW13aで等しいが、縦幅がそれぞれW13b、W13b”であり互いに異なる。
そして、例えばユーザにより、図3に示す複数の第1の基板12、12’、12”から1つの第1の基板が選択され、例えば図4に示す複数の第2の基板13、13’、13”から1つの第2の基板が選択された後、ユーザにより、選択された1つの第1の基板と選択された1つの第2の基板とは、例えば図5に示すように互いに略垂直に取り付けられる。以下では、複数の第1の基板12、12’、12”から第1の基板12が選択され、複数の第2の基板13、13’、13”から第2の基板13が選択された場合について例示的に説明するが、他の組み合わせが選択された場合も同様である。
第1の基板12における端部12aに第2の基板13における領域13aが取り付けられる際、第1の基板12における接続端子21−1〜21−3と第2の基板13における被接続端子22−1〜22−3とは、例えば嵌合される。すなわち、接続端子21−1〜21−3と被接続端子22−1〜22−3とが第1の基板12に第2の基板13を取り付ける際のガイドの役目をするので、ユーザ側で容易に第1の基板12に第2の基板13を取り付けることができる。
第1の基板12に第2の基板13が取り付けられた状態において、フィルタ出力端子OT1〜OT3は、接続端子21−1〜21−3及び被接続端子22−1〜22−3を介して、出力側コンデンサC4〜C6に電気的に接続されている。また、第2の基板13は、接続端子21−1〜21−3及び被接続端子22−1〜22−3を介して、第1の基板12に略垂直になるように第1の基板12の端部12aに機械的に接続されている。すなわち、接続端子21−1〜21−3及び被接続端子22−1〜22−3を含む接続構造は、第1の基板12と第2の基板13との間の電気的な接続と機械的な接続とが兼用された構造になっている。
なお、第1の基板12と第2の基板13との機械的な接続を補強するために、例えば、図5に示す板金金具27で第1の基板12と第2の基板13とをさらに接続してもよく、あるいは、例えば、第1の基板12と第2の基板13とを半田で接続してもよい。
このようにユーザ側で組み立てられたノイズフィルタ装置1は、例えば、図6に示すように、ユーザにより、モータ駆動システムSに組み込まれ、例えばモータ駆動装置2と一体化される。
例えば、ノイズフィルタ装置1をモータ駆動装置2に接続する際には、ノイズフィルタ装置1をノイズフィルタ支持板金8にネジ止めにて固定し、第1の基板12の板金固定金具19の板金固定穴19a(図3参照)にモータ駆動装置2のアース端子2bを接続する。
次に、フィルタ出力端子OT1〜OT3をモータ駆動装置2の入力端子31〜33(図1参照)に接続し、固定されたノイズフィルタ装置1に本体カバー9を装着し、本体カバー6をノイズフィルタ装置1及びモータ駆動装置2に装着し、最後に正面カバー7をモータ駆動装置2に装着することとなる。
以上のように、実施の形態1では、入力側コンデンサ及びコモンモードチョークコイルの少なくとも一方の特性が異なるものを含む複数の第1の基板12〜12”を用意するとともに、出力側コンデンサ及び接地コンデンサの少なくとも一方の特性が異なるものを含む複数の第2の基板13〜13”を用意する。そして、複数の第1の基板12〜12”から選択された第1の基板(例えば、第1の基板12)に、複数の第2の基板13〜13”から選択された第2の基板(例えば、第1の基板13)が取り付けられる。これにより、ノイズフィルタ装置1における各コイルのインダクタンス値と各コンデンサのキャパシタンス値とのバランスをユーザ側で変化させることができるので、ノイズフィルタ装置の大型化を抑えながらノイズ低減効果を大きくするようにユーザ側で調整できる。
また、実施の形態1では、入力側コンデンサが実装された第1の基板と出力側コンデンサが実装された第2の基板とが互いに別の基板となっており、第2の基板が第1の基板に略垂直になるように第1の基板の端部に取り付けられるので、入力側コンデンサC1〜C3と出力側コンデンサC4〜C6とを配置上分離させながら、例えばフィルタ入力端子IT1〜IT3とフィルタ出力端子OT1〜OT3との水平方向距離を短縮できるなど、ノイズフィルタ装置1におけるフィルタ入力回路1b、フィルタ中間回路1c、及びフィルタ出力回路1d(図1参照)を全体としてコンパクトに配置することができる。すなわち、フィルタ入力回路1b及びフィルタ出力回路1dを互いに配置上分離させながらノイズフィルタ装置1を小型化することができる。
これにより、ノイズフィルタ装置1をモータ駆動システムSに組み込む際における設置領域を省スペース化でき、例えば、交流電源PSの配線引出し位置の制約等を除去することができる。また、モータ駆動システムSにおける本体カバー6の入力端子部側に密着取り付けして、モータ駆動装置2と一体化することを可能にでき、しかも、モータ駆動システムSのサイズアップを抑えてコンパクトにまとめることができるという効果もある。
また、実施の形態1では、複数の第1の基板12〜12”は、基板寸法が異なるものを含む。複数の第2の基板13〜13”は、基板寸法が異なるものを含む。すなわち、複数の第1の基板12〜12”及び複数の第2の基板13〜13”のそれぞれを回路定数及び寸法の少なくとも一方が異なる基板としておくことで、ユーザの必要に応じて、ノイズ低減効果、漏れ電流値及び寸法の組み合わせをユーザ側で選択できるセレクタブルノイズフィルタが製造可能となる。例えば、第1の基板をn種類、第2の基板をm種類準備しておけば、合計n×m種類のノイズフィルタ装置がユーザ側で組み立て可能であり、ユーザ側における選択幅を広げることができる。
また、実施の形態1では、第1の基板12の端部12aと第2の基板13の主面(領域13a)とは、互いに対応する接続端子21−1〜21−3及び被接続端子22−1〜22−3を有する。例えば、フィルタ出力端子OT1〜OT3は、接続端子21−1〜21−3及び被接続端子22−1〜22−3を介して、出力側コンデンサC4〜C6に電気的に接続される。例えば、第2の基板13は、接続端子21−1〜21−3及び被接続端子22−1〜22−3を介して、第1の基板12に略垂直になるように第1の基板12の端部12aに機械的に接続される。すなわち、接続端子21−1〜21−3及び被接続端子22−1〜22−3を含む接続構造は、第1の基板12と第2の基板13との間の電気的な接続と機械的な接続とが兼用された構造になっている。これにより、第1の基板12と第2の基板13との間の電気的な接続と機械的な接続とを、少ない部品点数で効率的に行うことができる。
また、実施の形態1では、例えば、第1の基板12では、コモンモードチョークコイルL1〜L3の第1の側にフィルタ入力端子IT1〜IT3が実装され、コモンモードチョークコイルL1〜L3を間にして第1の側と反対の第2の側にフィルタ出力端子OT1〜OT3が実装され、コモンモードチョークコイルL1〜L3の第3の側に入力側コンデンサC1〜C3が実装され、コモンモードチョークコイルL1〜L3を間にして第3の側と反対の第4の側の端部12aに第2の基板13が取り付けられている。これにより、ノイズフィルタ装置1におけるフィルタ入力回路1b、フィルタ中間回路1c、及びフィルタ出力回路1d(図1参照)を全体としてコンパクトに配置することができる。
実施の形態2.
次に、実施の形態2にかかるノイズフィルタ装置100について説明する。以下では、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
実施の形態1では、コモンモードチョークコイルL1〜L3及び出力側コンデンサC4〜C6が同じ基板(第2の基板)に実装されているが、実施の形態2では、コモンモードチョークコイルL1〜L3と出力側コンデンサC4〜C6とを別の基板に実装する。
具体的には、図7に示すような複数の第1の基板112、112’、112”と図4に示すような複数の第2の基板13、13’、13”とに加えて、図8に示すような複数の第3の基板125、125’、125”を用意する。
例えば、第1の基板112には、図7に示すように、複数のパッケージ115−1〜115−3が実装されていない。複数のパッケージ115−1〜115−3は、第1の基板112ではなく第3の基板125に実装されている。
また、第1の基板112には、接続端子(第1の接続端子)21−1〜21−3が設けられた端部112aと反対側の端部112bに、接続端子(第2の接続端子)123−1〜123−3がさらに設けられている。接続端子123−1〜123−3は、少なくとも表面が導体で形成され、その導体部分は、第1の基板112上の図示しない導電パターンを介して、フィルタ入力端子IT1〜IT3に電気的に接続されているとともに、第1の基板12上の図示しない導電パターンを介して、コモンモードチョークコイルL1〜L3の入力側端に電気的に接続されている(図2参照)。接続端子123−1〜123−3は、第3の基板125における被接続端子124−1〜124−3(図9参照)に対応した形状(例えば被接続端子124−1〜124−3に嵌合するような凸形状)を有している。なお、他の第1の基板112’、112”についても第1の基板112と同様である。
例えば、第3の基板125には、図8に示すように、複数のパッケージ115−1〜115−3が実装されている。複数のパッケージ115−1〜115−3は、それぞれ、複数の入力側コンデンサC1〜C3を含むパッケージである。すなわち、第3の基板125には、入力側コンデンサC1〜C3が実装されている。また、第3の基板125は、図8に破線で示すような第1の基板112が接続されるべき領域125aに、被接続端子124−1〜124−3を有する。被接続端子124−1〜124−3は、少なくとも表面が導体で形成され、その導体部分は、第3の基板125上の図示しない導電パターンを介して、入力側コンデンサC1〜C3の一端に電気的に接続されている(図2参照)。被接続端子124−1〜124−3は、第1の基板112等における接続端子123−1〜123−3(図7参照)に対応した形状(例えば接続端子123−1〜123−3に嵌合するような凹形状、例えばスルーホール形状)を有している。なお、他の第3の基板125’、125”についても第3の基板125と同様である。
ノイズフィルタ装置100の一部として取り付けられるべき候補である複数の第3の基板125、125’、125”は、図8に示すように、出力側コンデンサ及び接地コンデンサの少なくとも一方の特性が異なるものを含む。例えば、第3の基板125における入力側コンデンサC1〜C3のキャパシタンス値と、第3の基板125’における入力側コンデンサC1’〜C3 ’のキャパシタンス値とは、互いに異なる。
また、ノイズフィルタ装置100の一部として取り付けられるべき候補である複数の第3の基板125、125’、125”は、図8に示すように、基板寸法が異なるものを含む。例えば、第3の基板125と第3の基板125”とは、平面視において、横幅がともにW125aで等しいが、縦幅がそれぞれW125b、W125b”であり互いに異なる。
そして、例えばユーザにより、図7に示す複数の第1の基板112、112’、112”から1つの第1の基板が選択され、例えば図4に示す複数の第2の基板13、13’、13”から1つの第2の基板が選択され、図8に示す複数の第3の基板125、125’、125”から1つの第3の基板が選択された後、ユーザにより、選択された1つの第1の基板と選択された1つの第3の基板とは、例えば図9に示すように互いに略垂直に取り付けられる。なお、選択された1つの第1の基板と選択された1つの第2の基板とが互いに略垂直に取り付けられる点は、実施の形態1と同様である。以下では、複数の第1の基板112、112’、112”から第1の基板112が選択され、複数の第2の基板13、13’、13”から第2の基板13が選択され、複数の第3の基板125、125’、125”から第3の基板125が選択された場合について例示的に説明するが、他の組み合わせが選択された場合も同様である。
第1の基板112における端部112bに第3の基板125における領域125aが取り付けられる際、第1の基板112における接続端子123−1〜123−3と第3の基板125における被接続端子124−1〜124−3とは、例えば嵌合される。すなわち、接続端子123−1〜123−3と被接続端子124−1〜124−3とが第1の基板112に第3の基板125を取り付ける際のガイドの役目をするので、ユーザ側で容易に第1の基板112に第3の基板125を取り付けることができる。
第1の基板112に第3の基板125が取り付けられた状態において、フィルタ入力端子IT1〜IT3は、接続端子123−1〜123−3及び被接続端子124−1〜124−3を介して、入力側コンデンサC1〜C3の一端に電気的に接続されている。また、第3の基板125は、接続端子123−1〜123−3及び被接続端子124−1〜124−3を介して、第1の基板112に略垂直になるように第1の基板112の端部112bに機械的に接続されている。すなわち、接続端子123−1〜123−3及び被接続端子124−1〜124−3を含む接続構造は、第1の基板112と第3の基板125との間の電気的な接続と機械的な接続とが兼用された構造になっている。
以上のように、実施の形態2では、コモンモードチョークコイルの特性が異なるものを含む複数の第1の基板112〜112”を用意するとともに、出力側コンデンサ及び接地コンデンサの少なくとも一方の特性が異なるものを含む複数の第2の基板13〜13”を用意することに加えて、入力側コンデンサの特性が異なるものを含む複数の第3の基板125〜125”を用意する。そして、複数の第1の基板から選択された第1の基板(例えば、第1の基板112)に、複数の第2の基板から選択された第2の基板(例えば、第1の基板13)が取り付けられるとともに、複数の第3の基板125〜125”から選択された第3の基板(例えば、第3の基板125)が取り付けられる。これにより、ノイズフィルタ装置100には各コイルのインダクタンス値と各コンデンサのキャパシタンス値とのバランスをユーザ側で変化させる際の自由度をさらに向上でき、ノイズフィルタ装置の大型化を抑えながらノイズ低減効果を大きくするようにユーザ側でさらに容易に調整できる。
また、実施の形態2では、入力側コンデンサが実装された第3の基板と出力側コンデンサが実装された第2の基板とが互いに別の基板となっており、第2の基板が第1の基板に略垂直になるように第1の基板の端部に取り付けられるとともに、第3の基板が第1の基板に略垂直になるように第1の基板の反対側の端部に取り付けられるので、入力側コンデンサC1〜C3と出力側コンデンサC4〜C6とを配置上分離させながら、ノイズフィルタ装置100におけるフィルタ入力回路1b、フィルタ中間回路1c、及びフィルタ出力回路1d(図1参照)を全体としてさらにコンパクトに配置することができる。すなわち、フィルタ入力回路1b及びフィルタ出力回路1dを互いに配置上分離させながらノイズフィルタ装置100をさらに小型化することができる。
また、実施の形態2では、複数の第1の基板112〜112”は、基板寸法が異なるものを含む。複数の第2の基板13〜13”は、基板寸法が異なるものを含む。複数の第3の基板125〜125”は、基板寸法が異なるものを含む。すなわち、複数の第1の基板112〜112”、複数の第2の基板13〜13”、及び複数の第3の基板125〜125”のそれぞれを回路定数及び寸法の少なくとも一方が異なる基板としておくことで、ユーザの必要に応じて、ノイズ低減効果、漏れ電流値及び寸法の組み合わせをユーザ側でさらに高い自由度で選択できるセレクタブルノイズフィルタが製造可能となる。例えば、第1の基板をn種類、第2の基板をm種類、第3の基板をp種類準備しておけば、合計n×m×p種類のノイズフィルタ装置がユーザ側で組み立て可能であり、ユーザ側における選択幅をさらに広げることができる。
また、実施の形態2では、第1の基板112の端部112bと第3の基板125の主面(領域125a)とは、互いに対応する接続端子123−1〜123−3及び被接続端子124−1〜124−3を有する。例えば、フィルタ入力端子IT1〜IT3は、接続端子123−1〜123−3及び被接続端子124−1〜124−3を介して、入力側コンデンサC1〜C3の一端に電気的に接続されている。例えば、第3の基板125は、接続端子123−1〜123−3及び被接続端子124−1〜124−3を介して、第1の基板112に略垂直になるように第1の基板112の端部112bに機械的に接続されている。すなわち、接続端子123−1〜123−3及び被接続端子124−1〜124−3を含む接続構造は、第1の基板112と第3の基板125との間の電気的な接続と機械的な接続とが兼用された構造になっている。これにより、第1の基板112と第3の基板125との間の電気的な接続と機械的な接続とを、少ない部品点数で効率的に行うことができる。
また、実施の形態2では、例えば、第1の基板112では、コモンモードチョークコイルL1〜L2の第1の側にフィルタ入力端子IT1〜IT3が実装され、コモンモードチョークコイルL1〜L2を間にして第1の側と反対の第2の側にフィルタ出力端子OT1〜OT3が実装され、コモンモードチョークコイルL1〜L3の第3の側の端部112bに第3の基板125が取り付けられ、コモンモードチョークコイルL1〜L3を間にして第3の側と反対の第4の側の端部112aに第2の基板13が取り付けられている。これにより、ノイズフィルタ装置100におけるフィルタ入力回路1b、フィルタ中間回路1c、及びフィルタ出力回路1d(図1参照)を全体としてさらにコンパクトに配置することができる。
以上のように、本発明にかかるノイズフィルタ装置は、スイッチングノイズの低減に有用である。
1 ノイズフィルタ装置
2 モータ駆動装置
3 整流回路
4 直流中間回路
5 インバータ
6 本体カバー
8 ノイズフィルタ支持板金
9 本体カバー
12〜12” 第1の基板
13〜13” 第2の基板
14 パッケージ
15−1〜15−3 パッケージ
16 フィルタ入力端子台
17−1〜17−3 パッケージ
18 パッケージ
19 板金固定金具
21−1〜21−3 接続端子
22−1〜22−3 被接続端子
27 板金金具
31〜33 入力端子
100 ノイズフィルタ装置
112〜112” 第1の基板
115−1〜115−3 パッケージ
123−1〜123−3 接続端子
124−1〜124−3 被接続端子
125〜125” 第3の基板
C1〜C3、C1’〜C3 ’ 入力側コンデンサ
C4〜C6、C4’〜C6’ 出力側コンデンサ
C7 接地コンデンサ
IT1〜IT3 フィルタ入力端子
L1〜L3 コモンモードチョークコイル
OT1〜OT3 フィルタ出力端子

Claims (8)

  1. 交流電源とモータ駆動装置との間に挿入接続されるノイズフィルタ装置であって、
    フィルタ入力端子、入力側コンデンサ、コモンモードチョークコイル、及びフィルタ出力端子が実装された第1の基板と、
    出力側コンデンサ及び接地コンデンサが実装された第2の基板と、
    を備え、
    前記第1の基板は、入力側コンデンサ及びコモンモードチョークコイルの少なくとも一方の特性が異なるものを含む複数の第1の基板から選択されたものであり、
    前記第2の基板は、出力側コンデンサ及び接地コンデンサの少なくとも一方の特性が異なるものを含む複数の第2の基板から選択されたものであり、
    前記第2の基板は、前記フィルタ出力端子が前記出力側コンデンサに電気的に接続され、かつ、前記第1の基板に略垂直になるように、前記第1の基板の端部に取り付けられる
    ことを特徴とするノイズフィルタ装置。
  2. 前記複数の第1の基板は、基板寸法が異なるものを含み、
    前記複数の第2の基板は、基板寸法が異なるものを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のノイズフィルタ装置。
  3. 前記第1の基板の前記端部と前記第2の基板の主面とは、互いに対応する接続端子及び被接続端子を有し、
    前記フィルタ出力端子は、前記接続端子及び前記被接続端子を介して、前記出力側コンデンサに電気的に接続され、
    前記第2の基板は、前記接続端子及び前記被接続端子を介して、前記第1の基板に略垂直になるように前記第1の基板の前記端部に機械的に接続される
    ことを特徴とする請求項1に記載のノイズフィルタ装置。
  4. 前記第1の基板では、前記コモンモードチョークコイルの第1の側に前記フィルタ入力端子が実装され、前記コモンモードチョークコイルを間にして前記第1の側と反対の第2の側に前記フィルタ出力端子が実装され、前記コモンモードチョークコイルの第3の側に前記入力側コンデンサが実装され、前記コモンモードチョークコイルを間にして前記第3の側と反対の第4の側の前記端部に前記第2の基板が取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のノイズフィルタ装置。
  5. 交流電源とモータ駆動装置との間に挿入接続されるノイズフィルタ装置であって、
    フィルタ入力端子、コモンモードチョークコイル、及びフィルタ出力端子が実装された第1の基板と、
    出力側コンデンサ及び接地コンデンサが実装された第2の基板と、
    入力側コンデンサが実装された第3の基板と、
    を備え、
    前記第1の基板は、コモンモードチョークコイルの特性が異なるものを含む複数の第1の基板から選択されたものであり、
    前記第2の基板は、出力側コンデンサ及び接地コンデンサの少なくとも一方の特性が異なるものを含む複数の第2の基板から選択されたものであり、
    前記第3の基板は、入力側コンデンサの特性が異なるものを含む複数の第3の基板から選択されたものであり、
    前記第2の基板は、前記フィルタ出力端子が前記出力側コンデンサに電気的に接続され、かつ、前記第1の基板に略垂直になるように、前記第1の基板の第1の端部に取り付けられ、
    前記第3の基板は、前記フィルタ入力端子が前記入力側コンデンサに電気的に接続され、かつ、前記第1の基板に略垂直になるように、前記第1の基板における前記第2の基板と反対側の第2の端部に取り付けられる
    ことを特徴とするノイズフィルタ装置。
  6. 前記複数の第1の基板は、基板寸法が異なるものを含み、
    前記複数の第2の基板は、基板寸法が異なるものを含み、
    前記複数の第3の基板は、基板寸法が異なるものを含む
    ことを特徴とする請求項5に記載のノイズフィルタ装置。
  7. 前記第1の基板の前記第1の端部と前記第2の基板の主面とは、互いに対応する第1の接続端子及び第1の被接続端子を有し、
    前記フィルタ出力端子は、前記第1の接続端子及び前記第1の被接続端子を介して、前記出力側コンデンサに電気的に接続され、
    前記第2の基板は、前記第1の接続端子及び前記第1の被接続端子を介して、前記第1の基板に略垂直になるように前記第1の基板の前記第1の端部に機械的に接続され、
    前記第1の基板の前記第2の端部と前記第3の基板の主面とは、互いに対応する第2の接続端子及び第2の被接続端子を有し、
    前記フィルタ入力端子は、前記第2の接続端子及び前記第2の被接続端子を介して、前記入力側コンデンサに電気的に接続され、
    前記第3の基板は、前記第2の接続端子及び前記第2の被接続端子を介して、前記第1の基板に略垂直になるように前記第1の基板の前記第2の端部に機械的に接続される
    ことを特徴とする請求項5に記載のノイズフィルタ装置。
  8. 前記第1の基板では、前記コモンモードチョークコイルの第1の側に前記フィルタ入力端子が実装され、前記コモンモードチョークコイルを間にして前記第1の側と反対の第2の側に前記フィルタ出力端子が実装され、前記コモンモードチョークコイルの第3の側の前記第2の端部に前記第3の基板が取り付けられ、前記コモンモードチョークコイルを間にして前記第3の側と反対の第4の側の前記第1の端部に前記第2の基板が取り付けられている
    ことを特徴とする請求項5に記載のノイズフィルタ装置。
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