JP5183667B2 - 再生装置および再生方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ホログラフィを用いて、記録媒体から情報を再生する、装置及び方法に関する。
現在、青紫色半導体レーザを用いた、Blu−ray Disc(BD)規格により、民生用においても50GB程度の記録密度を持つ光ディスクの商品化が可能となってきた。今後は、光ディスクでも100GB〜1TBというHDD(Hard Disc Drive)容量と同程度まで大容量化が望まれる。
しかしながら、このような超高密度を光ディスクで実現するためには、短波長化と対物レンズ高NA化による高密度化技術とは異なる新しい方式による高密度化技術が必要である。
次世代のストレージ技術に関する研究が行われる中、ホログラフィを利用してデジタル情報を記録するホログラム記録技術が注目を集めている。ホログラム記録技術とは、空間光変調器により2次元的に変調されたページデータの情報を有する信号光を、記録媒体の内部で参照光と重ね合わせ、その時に生じる干渉縞パターンによって記録媒体内に屈折率変調を生じさせることで情報を記録媒体に記録する技術である。
情報の再生時には、記録時に用いた参照光を記録媒体に照射すると、記録媒体中に記録されているホログラムが回折格子のように作用して回折光を生じる。この回折光が記録した信号光と位相情報を含めて同一の光として再生される。
再生された信号光は、CMOSやCCDなどの光検出器を用いて2次元的に高速に検出される。このようにホログラム記録技術は、1つのホログラムによって2次元的な情報を一気に光記録媒体に記録し、さらにこの情報を再生することを可能とするものであり、そして、記録媒体のある場所に複数のページデータを重ね書きすることができるため、大容量かつ高速な情報の記録再生を果たすことができる。
ここで、前記のようにホログラムを再生する場合には、参照光の角度には、厳しい制御精度が要求される。また、記録時の媒体収縮、もしくは、記録時と再生時の温度変化による媒体の収縮または膨張や屈折率変化等の影響により、参照光の最適な角度の条件は、記録時とは必ずしも一致しない。
例えば特開2009−80906(特許文献1)には「ホログラム記録層13とホログラム記録層13に設けられた回折格子15とを有するホログラフィックメモリ記録媒体10に情報光および参照光を集光させるとともに、サーボ用レーザ光Aを回折格子15に導入して透過させる光学系と、回折格子15により回折透過した回折透過光A1、A3を検出する受光器1、3と、ホログラフィックメモリ記録媒体10を移動するアクチュエータ242と、受光器1、3によって検出された回折透過光A1、A3の強度に基づいてアクチュエータ242を制御し、ホログラフィックメモリ記録媒体10の位置調整または角度調整を行う調整部240とを備えた。」(要約)が記載されている。
特開2009−80906号公報
しかしながら、特許文献1の従来技術の場合、サーボ用レーザ光を用意する必要があるため、コスト増大のおそれがある。また、特許文献1の従来技術は、情報の記録されているホログラムを直接観測して角度制御を行っている訳では無いため、情報が記録されているホログラムを再生するまで適切な角度に制御できたか確認ができないという課題がある。
そこで、本発明の目的は、ホログラム記録技術を用いた装置において、コストを低減しつつ、参照光角度を適切に設定する技術を提供することである。
上記の課題は、その一例として、調整用の情報が付加された光を記録媒体に照射することにより解決することができる。
本発明によれば、ホログラム記録技術により記録された情報を、コストを低減しつつ、適切な参照光角度で再生することが可能な再生装置、ならびに再生方法を提供することができる。
光情報記録再生装置の実施例を表す概略図 光情報記録再生装置内のピックアップの基本的な光学系における記録の原理を表す概略図 光情報記録再生装置内のピックアップの基本的な光学系における再生の原理を表す概略図 光情報記録再生装置の基本的な動作フローを表す概略図 光情報記録再生装置内のピックアップの第1の実施例を表す概略図 光情報記録再生装置内のピックアップの第2の実施例を表す概略図 光情報記録再生装置内のピックアップの第3の実施例を表す概略図 光情報記録再生装置内のピックアップの第4の実施例を表す概略図 光情報記録再生装置内のピックアップの第5の実施例を表す概略図 光情報記録再生装置内のピックアップの第6の実施例を表す概略図 光情報記録再生装置内のピックアップの第7の実施例を表す概略図 光情報記録再生装置内のピックアップの第8の実施例における記録の原理を表す概略図 光情報記録再生装置内のピックアップの第8の実施例における再生の原理を表す概略図 光情報記録再生装置内のピックアップの第8の実施例を表す概略図 光情報記録再生装置の動作フローの実施例を表す概略図 光情報記録再生装置の動作フローの実施例を表す概略図 光検出器で検出される輝点の様子を表す概略図 回折された回折光の角度と光検出器で検出される輝点との関係を表す概略図 ページデータの構成を示す概略図
以下、本発明の実施例について説明する。
本発明の実施形態を添付図面にしたがって説明する。図1はホログラフィを利用してデジタル情報を記録および/または再生する光情報記録媒体の記録再生装置を示すブロック図である。まず、各実施例に共通する部分について説明する。
光情報記録再生装置10は、ピックアップ11、位相共役光学系12、ディスクCure光学系13、ディスク回転角度検出用光学系14、及び回転モータ50を備えており、光情報記録媒体1は回転モータ50によって回転可能な構成となっている。
ピックアップ11は、参照光と信号光を光情報記録媒体1に出射してホログラフィを利用してデジタル情報を記録媒体に記録する役割を果たす。この際、記録する情報信号はコントローラ89によって信号生成回路86を介してピックアップ11内の空間光変調器に送り込まれ、信号光は空間光変調器によって変調される。
光情報記録媒体1に記録した情報を再生する場合は、ピックアップ11から出射された参照光の位相共役光を位相共役光学系12にて生成する。ここで位相共役光とは、入力光と同一の波面を保ちながら逆方向に進む光波のことである。位相共役光によって再生される再生光をピックアップ11内の後述する光検出器によって検出し、信号処理回路85によって信号を再生する。
光情報記録媒体1に照射する参照光と信号光の照射時間は、ピックアップ11内のシャッタの開閉時間をコントローラ89によってシャッタ制御回路87を介して制御することで調整できる。
ディスクCure光学系13は、光情報記録媒体1のプリキュアおよびポストキュアに用いる光ビームを生成する役割を果たす。プリキュアとは、光情報記録媒体1内の所望の位置に情報を記録する際、所望位置に参照光と信号光を照射する前に予め所定の光ビームを照射する前工程である。ポストキュアとは、光情報記録媒体1内の所望の位置に情報を記録した後、該所望の位置に追記不可能とするために所定の光ビームを照射する後工程である。
ディスク回転角度検出用光学系14は、光情報記録媒体1の回転角度を検出するために用いられる。光情報記録媒体1を所定の回転角度に調整する場合は、ディスク回転角度検出用光学系14によって回転角度に応じた信号を検出し、検出された信号を用いてコントローラ89によってディスク回転モータ制御回路88を介して光情報記録媒体1の回転角度を制御する事が出来る。
光源駆動回路82からは所定の光源駆動電流がピックアップ11、ディスクCure光学系13、ディスク回転角度検出用光学系14内の光源に供給され、各々の光源からは所定の光量で光ビームを発光することができる。
また、ピックアップ11、そして、ディスクCure光学系13は、光情報記録媒体1の半径方向に位置をスライドできる機構が設けられており、アクセス制御回路81を介して位置制御がおこなわれる。
ところで、ホログラフィの角度多重の原理を利用した記録技術は、参照光角度のずれに対する許容誤差が極めて小さくなる傾向がある。
従って、ピックアップ11内に、参照光角度のずれ量を検出する機構を設けて、サーボ信号生成回路83にてサーボ制御用の信号を生成し、サーボ制御回路84を介して該ずれ量を補正するためのサーボ機構を光情報記録再生装置10内に備えることが必要となる。
また、ピックアップ11、ディスクCure光学系13、ディスク回転角度検出用光学系14は、いくつかの光学系構成または全ての光学系構成をひとつに纏めて簡素化しても構わない。
図2は、光情報記録再生装置10におけるピックアップ11の基本的な光学系構成の一例における記録原理を示したものである。光源201を出射した光ビームはコリメートレンズ202を透過し、シャッタ203に入射する。シャッタ203が開いている時は、光ビームはシャッタ203を通過した後、例えば2分の1波長板などで構成される光学素子204によってp偏光とs偏光の光量比が所望の比になるようになど偏光方向が制御された後、PBS(Polarization Beam Splitter)プリズム205に入射する。
PBSプリズム205を透過した光ビームは、信号光206として働き、ビームエキスパンダ208によって光ビーム径が拡大された後、PBSプリズム209を透過して空間光変調器210に入射する。
空間光変調器210によって情報が付加された信号光は、PBSプリズム209を反射し、リレーレンズ211ならびに空間フィルタ212を伝播する。その後、信号光は対物レンズ213によって光情報記録媒体1に集光する。空間変調器210は位相マスクの機能を組み込んだ構成としても良い。
一方、PBSプリズム205を反射した光ビームは参照光207として働き、偏光方向変換素子214によって記録時または再生時に応じて所定の偏光方向に設定された後、ミラー215ならびにミラー216を経由してガルバノミラー217に入射する。ガルバノミラー217はアクチュエータ218によって角度を調整可能のため、レンズ219とレンズ220を通過した後に光情報記録媒体1に入射する参照光の入射角度を、所望の角度に設定することができる。なお、参照光の入射角度を設定するために、ガルバノミラーに代えて、参照光の波面を変換する素子を用いても構わない。
このように信号光と参照光とを光情報記録媒体1において、互いに重ね合うように入射させることで、記録媒体内には干渉縞パターンが形成され、このパターンを記録媒体に書き込むことで情報を記録する。また、ガルバノミラー217によって光情報記録媒体1に入射する参照光の入射角度を変化させることができるため、角度多重による記録が可能である。
以降、同じ領域に参照光角度を変えて記録されたホログラムにおいて、1つ1つの参照光角度に対応したホログラムをページと呼び、同領域に角度多重されたページの集合をブックと呼ぶことにする。
図3は、光情報記録再生装置10におけるピックアップ11の基本的な光学系構成の一例における再生原理を示したものである。記録した情報を再生する場合は、前述したように参照光を光情報記録媒体1に入射し、光情報記録媒体1を透過した光ビームを、アクチュエータ221によって角度調整可能なガルバノミラー222にて反射させることで、その位相共役光を生成する。
この位相共役光によって再生された信号光は、対物レンズ213、リレーレンズ211ならびに空間フィルタ212を伝播する。その後、信号光はPBSプリズム209を透過して光検出器223に入射し、記録した信号を再生することができる。
以降の実施例の説明においては、図2および図3の基本的な光学系と共通の構成部分については説明を省略する。
図4は、光情報記録再生装置10における記録、再生の動作フローを示したものである。ここでは、特にホログラフィを利用した記録再生に関するフローを説明する。
図4(a)は、光情報記録再生装置10に光情報記録媒体1を挿入した後、記録または再生の準備が完了するまでの動作フローを示し、図4(b)は準備完了状態から光情報記録媒体1に情報を記録するまでの動作フロー、図4(c)は準備完了状態から光情報記録媒体1に記録した情報を再生するまでの動作フローを示したものである。
図4(a)に示すように媒体を挿入すると、光情報記録再生装置10は、例えば挿入された媒体がホログラフィを利用してデジタル情報を記録または再生する媒体であるかどうかディスク判別を行う。
ディスク判別の結果、ホログラフィを利用してデジタル情報を記録または再生する光情報記録媒体であると判断されると、光情報記録再生装置10は光情報記録媒体に設けられたコントロールデータを読み出し、例えば光情報記録媒体に関する情報や、例えば記録や再生時における各種設定条件に関する情報を取得する。
コントロールデータの読み出し後は、コントロールデータに応じた各種調整やピックアップ11に関わる学習処理を行い、光情報記録再生装置10は、記録または再生の準備が完了する。
準備完了状態から情報を記録するまでの動作フローは図4(b)に示すように、まず記録するデータを受信して、該データに応じた情報をピックアップ11内の空間光変調器に送り込む。
その後、光情報記録媒体に高品質の情報を記録できるように、必要に応じて各種学習処理を事前に行い、シーク動作ならびにアドレス再生を繰り返しながらピックアップ11ならびにディスクCure光学系13の位置を光情報記録媒体の所定の位置に配置する。
その後、ディスクCure光学系13から出射する光ビームを用いて所定の領域をプリキュアし、ピックアップ11から出射する参照光と信号光を用いてデータを記録する。
データを記録した後は、必要に応じてデータをベリファイし、ディスクCure光学系13から出射する光ビームを用いてポストキュアを行う。
準備完了状態から記録された情報を再生するまでの動作フローは図4(c)に示すように、光情報記録媒体から高品質の情報を再生できるように、必要に応じて各種学習処理を事前に行う。その後、シーク動作ならびにアドレス再生を繰り返しながらピックアップ11ならびに位相共役光学系12の位置を光情報記録媒体の所定の位置に配置する。
その後、ピックアップ11から参照光を出射し、光情報記録媒体に記録された情報を読み出す。
本発明は図4(c)の再生動作の、例えば学習処理、もしくはデータ再生の直前、もしくはデータ再生と同時に適用することができる。
図5は、光情報記録再生装置10におけるピックアップ11の光学系構成の第1の実施例の一例を示したものである。図5の実施例においては、図2および図3の基本的な光学系構成に加えて、光情報記録媒体1を透過した参照光をガルバノミラー222で反射した後に、レンズ230に入射させて、光検出器231に集光可能な構成としたものである。
適切な参照光角度を検出する場合は、空間光変調器210のピクセルの一部または全てをONとして、調整用の光250を信号光の光路より光情報記録媒体1に照射することにより、回折光251を回折させる。ここで、調整用の光250は、参照光角度を調整するために用いられる情報(以下、調整用の情報という)が付加される又は付加された光であり、もちろん記録時の信号光であってもよい。回折された回折光251はガルバノミラー222にて反射し、レンズ230に入射して光検出器231に集光する。
前述したように、ホログラフィを利用して光情報記録媒体に情報を記録するときには、参照光と情報を付加した信号光とを光情報記録媒体内で干渉させ、その干渉縞を光情報記録媒体に記録する。ここで、信号光は空間光変調器210のピクセル単位で情報を付加するため、ピクセル単位で変化する振幅分布を有する。さらに、位相マスクの機能を組み込んだ空間光変調器210であれば、信号光はピクセル単位で変化する位相分布も有する。一方、参照光には空間光変調器210による情報付加は行われないが、振幅分布および位相分布が完全に均一な平面波にすることは難しく、一般的には所定の振幅分布および位相分布を有する。再生するときには、情報が記録された光情報記録媒体に記録したときと同一の振幅分布ならびに位相分布を有する参照光を所定の角度で照射することによって信号光を回折し、再生することができる。ここで、振幅分布については、絶対値が同一である必要は無く、相対的に振幅分布が同一とみなせれば十分である。
一方で、参照光に代えて、記録したときの信号光と同一の振幅分布ならびに位相分布を有する光を照射すると、記録したときの参照光と同一の振幅分布ならびに位相分布を有した回折光を回折させることができる。また、この際、記録したときの信号光と全ての情報を一致させなくとも、少なくとも一部の振幅分布と位相分布が同一であれば、記録したときの参照光と同一の振幅分布と位相分布を有した回折光を回折させることができ、この回折光の強度は振幅分布と位相分布が一致している箇所が多いほど大きくなる。このようにして回折された回折光は信号光を再生するために適切な参照光の入射角度情報を含んでいる。
例えば、空間光変調器210のピクセルを全てONとしておけば、光情報記録媒体1の同一箇所に角度多重により記録した際の全ての参照光の角度に対応した回折光が回折する。回折された回折光はレンズ230により角度に応じた位置で光検出器231に集光するため、光検出器に集光された各々の輝点の位置を検出することにより再生時の適切な参照光の入射角度情報を得ることができる。図17(a)に光検出器に集光される輝点の様子を模式図で示す。図17においては、×が参照光の角度ずれが無い場合に回折された回折光が集光する点を表しており、○が参照光の角度ずれがある場合に回折された回折光が集光する点を表しており、各ページの参照光の角度ずれを表す×から○へのベクトルをずれベクトルとして表している。参照光の角度ずれが無い場合に回折された回折光が集光する点の位置情報については、例えば記録したときの参照光の多重角度のテーブルを保持しておくことで、対応する角度が集光する点の位置を算出することができる。多重方向の角度ずれは図中x方向への輝点のずれとして、多重方向と直交する方向の角度ずれは図中y方向への輝点のずれとして表れる。
ここで、輝点の移動から角度ずれの情報が得られる理由について説明する。図18に示すように、参照光の角度走査範囲の中心に軸をとり、この軸上の信号光が対物レンズ213により焦点を結ぶ位置からレンズ230の焦点距離fの位置にレンズ230を配置し、さらにfの位置に光検出器231を配置する。光検出器231の中心位置を軸に合わせ、軸からの参照光の角度をθとした場合、光検出器上の輝点の位置xは例えば式(1)で表される。なお、図18においては、ガルバノミラー222における反射を省略して図示している。
x=fsinθ ・・・ (1)
したがって、光検出器231によって輝点の位置xを検出することによって、回折された回折光の角度情報を得ることができる。同様にして、光検出器231の検出面上のxと直交する方向をyとして、輝点のy方向の位置を検出することで、多重方向と直交する方向の角度についても情報を得ることができる。
このようにして得られた角度情報を基にガルバノミラー217およびガルバノミラー222を所望の角度に制御した上で前述した再生動作を行うことにより、適切な参照光角度で信号光を再生することができる。なお、記録したときに位相マスクを用いて情報の記録を行っていた場合には光情報記録媒体1に照射する光ビームの位相情報が記録時の信号光の位相情報と一致した場合に回折光が回折されるため、記録時の信号光の位相の一部または全てを合わせる必要がある。
図19にページデータの構成の一例を示す。ページデータを構成するためのユーザーデータにはヘッダー情報が加えられ、その前後に誤り訂正符号の付加、スクランブル、変調等が施される。その後、空間光変調器に送信されるデータとなるページデータに変換されるが、ページデータにはページデータ用のヘッダーやページデータの位置を特定するためのマーカー等が付加される。所定の参照光角度で記録したホログラムの適切な参照光角度情報のみを得る必要がある場合には、予め参照光角度に応じた調整用の情報を例えばページデータ用のヘッダーに付加してホログラムを記録しておき、適切な角度情報を得る際には、空間光変調器210においてこの参照光角度に応じた調整用の情報のピクセルのみをONとすることで、対応する一つの回折光のみを回折することができる。前記ヘッダー情報に付加する調整用の情報としては、例えばブック番号、ページ番号、データアドレスといった情報を付加しても構わないし、ディスク回転角度、ディスク半径、参照光角度といった情報を付加しても構わない。また、前記参照光角度に応じた情報は、参照光角度に応じて情報が特定できさえすれば良いため、ページデータ用ヘッダーに限らず、マーカーに付加しても構わないし、ユーザーデータ内に付加しても構わない。
空間光変調器210のピクセルを全てONとして全てのページに対応する回折光を回折した場合に、光検出器231で集光した輝点同士が重なり分解できない問題がある場合には、所定の角度多重間隔で同一の調整用の情報を例えばヘッダー情報等に付加してホログラムを記録しておき、適切な角度情報を得る際には、空間変調器210において対応するピクセルのみをONとすることで、対応するホログラムの回折光の回折を行い、所定の多重数毎の適切な参照光角度の情報を得ることができる。
ここで、光検出器231はCMOSイメージセンサーに代表されるような2次元的に光情報を検出可能な光検出器を用いても良いし、ラインセンサーのような1次元的に光情報を検出可能な光検出器を用いても良い。2次元的に光情報を検出可能な光検出器を用いることの利点は、参照光の適切な角度について、角度多重の方向の角度情報だけでなく、それと直交する角度情報についても得られる点である。光検出器231の画素サイズは参照光の角度を適切に制御するために必要な角度分解能に対応する画素サイズとしても良いし、光検出器231の各々の画素の位置情報と輝度情報を用いて輝点の重心を算出することにより必要な角度分解能が得られるのであればそれよりも大きな画素サイズにしても良い。また、必要に応じてレンズ230の焦点距離を大きくして拡大系にすることによって角度情報検出の分解能を上げても構わない。
適切な参照光角度を検出するための動作の一例を図15に示す。ステップ101において、再生の対象となるホログラムが対物レンズと対向するように、ディスク回転モータ制御回路88、ならびにアクセス制御回路81を制御し、ディスクを位置づける。ステップ102において、記録時の信号光と少なくとも一部が同一の調整用の光250を情報が記録された光情報記録媒体1に照射することにより回折される回折光251がレンズ230を透過して光検出器231に集光するようにガルバノミラー222の角度設定を行う。
ステップ103において、記録時の信号光と少なくとも一部が同一の調整用の光を、光情報記録媒体1に記録されたホログラムに照射し、回折光251を回折させるとともに、光検出器231により、適切な参照光角度の情報を取得する。ステップ104において、ブック内の最初のページデータを対象とする。ステップ105において、ステップ103において取得した適切な参照光角度情報に基づいて、ガルバノミラー217とガルバノミラー222の角度の設定を行う。ステップ106において、参照光を光情報記録媒体1に記録されたホログラムに照射し、信号光の再生を行う。ステップ107において、再生したページデータが多重されている当該のホログラムの最終ページか判定を行い、最終ページであれば多重されている当該のホログラムの再生を終了し、次のページが存在すれば、ステップ108において、次のページを対象とする。
以上のように多重記録されているホログラムの再生動作に先立ち、一括して全ての適切な参照光角度情報を取得しても構わないし、必要に応じて多重しているホログラムを順次再生していく途中に、例えば信号品質が所定の値以下に劣化した場合にのみ、適切な参照光角度情報を取得する動作を実行しても構わない。
なお、光情報記録再生装置もしくは光情報記録媒体の互換性を考慮し、適切な参照光角度を検出するために光ビームを光情報記録媒体1に照射する際に光ビームと光情報記録媒体1との相対的な位置関係や角度関係を合わせる必要がある場合には、光情報記録再生装置10もしくはピックアップ11に、光情報記録媒体1もしくはピックアップ11の位置ならびに角度を調整可能な機構を備えても構わない。
図6は、光情報記録再生装置10におけるピックアップ11の光学系構成の第2の実施例の一例を示したものである。図6の実施例においては、図2および図3の基本的な光学系構成に加えて、ガルバノミラー222で反射した適切な参照光角度情報を得るための回折光を検出するためにガルバノミラー217の背面に、可変偏光フィルタ234、レンズ235、光検出器236を配置した構成としている。なお、本実施例においては再生動作と調整動作を同時に行えるが、図6では調整動作に必要な光のみを示している。
適切な参照光角度を検出する場合は、空間光変調器210のピクセルの一部または全てをONとして調整用の光250を信号光の光路より光情報記録媒体1に照射することにより、回折光251を回折させる。回折された回折光251はガルバノミラー222で反射し、再度光情報記録媒体1に入射し、レンズ220、レンズ219を透過する。ここで、ガルバノミラー217を光の一部を透過する構成としておくことによって、回折された回折光はさらにミラー217を透過する。回折された回折光251はさらに、可変偏光フィルタ234を透過し、レンズ235に入射して、光検出器236で集光する。ここで第1の実施例と同様、回折された回折光の角度情報が光検出器236では位置情報として検出することができるため、光検出器236で検出した情報に基づいてガルバノミラー217の角度制御を行い、適切な参照光角度に設定することができる。適切な参照光角度を検出するための空間光変調器210の利用方法および光検出器236の構成は第1の実施例と共通のため、説明は省略する。
ガルバノミラー217は前述のように光の一部を透過する構成としておいても良いし、例えば電気的に光の透過/反射の状態を変化させることができる構成としておいても良い。
可変偏光フィルタ234をs偏光のみ透過する構成としておけば、適切な参照光角度を検出する場合に回折された回折光251はs偏光であるため検出することができる。一方で、通常の信号再生に用いる参照光207は、PBSプリズム205を反射し、偏光方向変換素子214によってp偏光に設定された後、ミラー215ならびにミラー216を経由してガルバノミラー217で反射する。反射した参照光はレンズ219とレンズ220を通過した後に光情報記録媒体1に入射し、ガルバノミラー222で反射した後に、再度光情報記録媒体1に入射し、信号光206を回折する。このとき、一部の参照光は再度レンズ220とレンズ219を通過し、ガルバノミラー217を透過するが、p偏光であるため、可変偏光フィルタ234を透過することはできない。このため、本実施例においては、適切な参照光角度検出は、通常の再生動作と並行して行うことができるという利点がある。
可変偏光フィルタ234をp偏光のみを透過する構成としておけば、位相共役光として反射してきた通常の参照光を検出することができるため、ガルバノミラー217の角度校正に用いることもできる。
適切な参照光角度を検出するための動作の一例を図16に示す。ステップ201において、再生の対象となるホログラムが対物レンズと対向するように、ディスク回転モータ制御回路88、ならびにアクセス制御回路81を制御し、ディスクを位置づける。ステップ202において、ブック内の最初のページデータを対象とする。ステップ203において、ガルバノミラー217とガルバノミラー222の角度の設定を行う。ステップ204において、参照光207と記録時の信号光と少なくとも一部が同一の調整用の光250を光情報記録媒体1に記録されたホログラムに照射し、参照光207により再生された信号光206の再生と、記録時の信号光と少なくとも一部が同一の調整用の光250による回折光251の回折とを行い、回折された回折光251を光検出器236により検出することで適切な参照光角度を検出する。ステップ206において、再生したページデータが多重されている当該のホログラムの最終ページか判定を行い、最終ページであればブックの再生を終了し、次のページが存在すれば、ステップ207において、適切な参照光角度の情報を更新し、ステップ208において、次のページを対象とする。
適切な参照光角度を検出する動作については、以上のように全てのページデータについて実行しても構わないし、例えば信号品質が所定の値以下に劣化した場合にのみ実行しても構わない。また、所定のページ数毎に実行しても構わないし、所定のページで開始または終了しても構わない。
本実施例においては、記録時の信号光と少なくとも一部が同一の調整用の光の照射と参照光の照射を同時に行うため、検出した参照光の角度ずれの情報は多重している次のホログラムの再生に反映させることができる。
図7は、光情報記録再生装置10におけるピックアップ11の光学系構成の第2の実施例の変形例1を示したものである。図6の光学系構成におけるガルバノミラー222とアクチュエータ221の代わりに図7ではレンズ232とミラー233を配置した構成としている。再生時に光情報記録媒体1を透過した参照光はレンズ232に入射して、ミラー233に集光する。ミラー233で反射した参照光は位相共役光として、再度光情報記録媒体1に記録されたホログラムに入射して信号光の再生を行う。
適切な参照光角度を検出する場合は、空間光変調器210のピクセルの一部または全てをONとして調整用の光250を信号光の光路より光情報記録媒体1に照射することにより、回折光251の回折を行う。回折された回折光251はレンズ232に入射して、ミラー233に集光する。ミラー233で反射した回折光251はレンズ232に入射して、再度光情報記録媒体1に入射し、レンズ220、レンズ219、ガルバノミラー217、偏光フィルタ234、レンズ235を透過し、光検出器236に集光する。光検出器236にて適切な参照光角度が検出できる理由、ならびに、適切な参照光角度を検出するための空間光変調器210の利用方法および光検出器236の構成は第2の実施例と共通のため、説明は省略する。
本実施例における適切な参照光角度を検出するための動作としては、実施例1と同様に一例として図15に示した動作を適用することができる。ただし、実施例1におけるガルバノミラー222に代えてミラー233を配置した構成としているため、ステップ102においてはガルバノミラー217のみを設定すれば十分である。
本実施例においては、角度多重している複数の角度に対応した回折光が同時に回折された場合でも、全ての回折された回折光を対象としていることから再度ホログラムに入射することができるため、同時に複数の適切な参照光角度情報を得ることができるという利点がある。
図8は、光情報記録再生装置10におけるピックアップ11の光学系構成の第2の実施例の変形例2を示したものである。図6の光学系構成に加えて、図8では信号光の光路にレンズ237とミラー238を配置した構成としている。
適切な参照光角度を検出する場合は、空間光変調器210のピクセルの一部または全てをONとして調整用の光250を信号光の光路より光情報記録媒体1に照射する。光情報記録媒体1を透過した光250は対物レンズに入射しミラー238で反射する。ミラー238で反射した光250を再度対物レンズ237に入射し、光情報記録媒体1に照射することにより、回折光251を回折させる。回折された回折光251はレンズ220、レンズ219、ガルバノミラー217、偏光フィルタ234、レンズ235を透過し、光検出器236に集光する。光検出器236にて適切な参照光角度が検出できる理由、ならびに、適切な参照光角度を検出するための空間光変調器210の利用方法および光検出器236の構成は第2の実施例と共通のため、説明は省略する。
本実施例における適切な参照光角度を検出するための動作としては、実施例1と同様に一例として図15に示した動作を適用することができる。ただし、本変形例においては、ガルバノミラー222は適切な参照光角度を検出するためには利用しないため、ステップ102においてはガルバノミラー217のみを設定すれば十分である。
本実施例においては、光記録情報媒体1からレンズ220の方向へ回折光が回折されるため、同時に複数の適切な参照光角度情報を得ることができるという利点がある。
図9は、光情報記録再生装置10におけるピックアップ11の光学系構成の第3の実施例の一例を示したものである。図9の実施例においては、図2および図3の基本的な光学系構成におけるガルバノミラー222とアクチュエータ221の代わりにレンズ232と電気的に光の透過/反射の状態を変化させることが可能な透過/反射可変素子239と光検出器240を配置した構成としている。再生時は透過/反射可変素子239を反射状態とする。光情報記録媒体1を透過した参照光はレンズ232に入射して、透過/反射可変素子239で反射した参照光は位相共役光として、再度光情報記録媒体1に記録されたホログラムに入射して信号光の再生を行う。
適切な参照光角度を検出する場合は、空間光変調器210のピクセルの一部または全てをONとして調整用の光250を信号光の光路より光情報記録媒体1に照射することにより、回折光251の回折を行う。このとき透過/反射可変素子239を透過状態としておくことで、回折された回折光251はレンズ232に入射して、透過/反射可変素子239を透過して、光検出器240に集光する。光検出器240にて適切な参照光角度が検出できる理由、ならびに、適切な参照光角度を検出するための空間光変調器210の利用方法および光検出器240の構成は第1の実施例と共通のため、説明は省略する。
本実施例における適切な参照光角度を検出するための動作としては、実施例1と同様に一例として図15に示した動作を適用することができる。ただし、実施例1におけるガルバノミラー222に代えて透過/反射可変素子239を配置した構成としているため、ステップ102においてはガルバノミラー217のみを設定すれば十分である。
本実施例においては、角度多重している複数の角度に対応した回折光が同時に回折された場合でも、同時に複数の適切な参照光角度情報を得ることができるという利点がある。
図10は、光情報記録再生装置10におけるピックアップ11の光学系構成の第4の実施例を示したものである。図10の実施例においては、図2および図3の基本的な光学系構成に加えて、ガルバノミラー222で反射した光ビームが参照光の光路を戻り、PBSプリズム205を透過した後に、レンズ241に入射して、光検出器242に集光する構成としている。
適切な参照光角度を検出する場合は、空間光変調器210のピクセルの一部または全てをONとして調整用の光250を信号光の光路より光情報記録媒体1に照射することにより、回折光251を回折させる。回折された回折光251はガルバノミラー222で反射し、再度光情報記録媒体1に入射し、レンズ220、レンズ219を透過し、ガルバノミラー217、ミラー216、ミラー215を反射し、偏光方向変換素子214、PBSプリズム205を透過し、レンズ241に入射して、光検出器242で集光する。
ここで、ガルバノミラー217が角度多重を行う任意の角度において、情報再生用の参照光が参照光の光路をガルバノミラー222で反射した後に同軸で戻るように、ガルバノミラー217とガルバノミラー222との関係を制御しているとする。対象としている多重角度のホログラムに対応する角度にガルバノミラー217とガルバノミラー222とを設定していたとすると、対象としている多重角度のホログラムから回折された回折光の角度が記録時の参照光角度とずれていた場合には、角度のずれ量は2倍となってPBSプリズム205に入射することとなる。この角度ずれを起こした回折光をレンズ241に入射して、光検出器242に集光させることで、図17(b)に示すように、角度ずれは集光点の光検出器の中心点からの位置ずれとして検出できる。このようにして光検出器242で検出した情報に基づいてガルバノミラー217とガルバノミラー222の角度制御を行い、適切な参照光角度に設定することができる。
図10の構成においては、光情報記録媒体1から回折された回折光の角度ずれが無い場合には、回折された回折光は、記録したときの多重角度に対して、常に光検出器242の一点に集光し、角度ずれがある場合には、光検出器242の前記一点からずれた位置に集光するため、前記一点からのずれ量のみが検出できれば十分である。このため、光検出器の構成を簡便にすることが可能である。
光検出器242において、通常の情報再生用の参照光と適切な参照光角度を検出するために回折された回折光とを分離できる理由について説明する。通常の情報再生用の参照光は光源201から出射した後、PBSプリズム205で反射するためにs偏光となっている。光情報記録媒体1に記録されているホログラムから再生される信号光は光検出器223で検出するためにはPBSプリズム209を透過させる必要があるため、p偏光にする必要がある。このため、一度PBSプリズム205で反射したs偏光の参照光を偏光方向変換素子214においてp偏光に変換して情報の再生を行う。ガルバノミラー222を反射した情報再生用の参照光の一部は再び参照光の光路を戻るが、偏光方向変換素子214において再度s偏光となるため、PBSプリズム205で反射される。このため、情報再生用の参照光が光検出器242に入射することはない。一方、適切な参照光角度を検出するための光ビームはPBSプリズム209で反射するため、s偏光であり、この光ビームにより回折された回折光もs偏光となる。回折された回折光はガルバノミラー222で反射して参照光の光路をPBSプリズム205の向きに進んでいくが、偏光方向変換素子214においてs偏光からp偏光に変換されるため、PBSプリズム205を透過して光検出器242に入射させることができる。
以上、説明したように通常の情報再生用の参照光と適切な参照光角度を検出するために回折された回折光とは同時に利用することができるため、情報再生と適切な参照光角度の検出は同時に行うことができるという利点がある。
適切な参照光角度を検出するための空間光変調器210の利用方法は第1の実施例と共通のため、説明は省略する。
本実施例における適切な参照光角度を検出するための動作としては、実施例2と同様に一例として図16に示した動作を適用することができる。ただし、本実施例においては、光検出器236に代えて、光検出器242により適切な参照光角度を検出する点が異なる。
図11は、光情報記録再生装置10におけるピックアップ11の光学系構成の第5の実施例を示したものである。図11の実施例においては、図2および図3の基本的な光学系構成に加えて、光情報記録媒体1とガルバノミラー222との間に4分の1波長板243を配置し、ガルバノミラー222で反射した光ビームが参照光の光路を戻り、PBSプリズム205を透過した後に、光検出器244を追加して配置した構成としている。なお、本実施例においては図2および図3の偏光方向変換素子214は省略することが可能である。
適切な参照光角度を検出する場合は、空間光変調器210のピクセルの一部または全てをONとして調整用の光250を信号光の光路より光情報記録媒体1に照射することにより、回折光251を回折させる。回折された回折光251は4分の1波長板243を透過し、ガルバノミラー222で反射し、再度4分の1波長板241を透過し、光情報記録媒体1に入射し、レンズ220、レンズ219を透過し、ガルバノミラー217、ミラー216、ミラー215を反射し、PBSプリズム205を透過し、光検出器244に入射する。
ここで、ガルバノミラー217が角度多重を行う任意の角度において、情報再生用の参照光が参照光の光路をガルバノミラー222で反射した後に同軸で戻るように、ガルバノミラー217とガルバノミラー222との関係を制御しているとする。対象としている多重角度のホログラムに対応する角度にガルバノミラー217とガルバノミラー222とを設定していたとすると、対象としている多重角度のホログラムから回折された回折光の角度が記録時の参照光の角度からずれていた場合には、角度のずれ量は2倍となってPBSプリズム205に入射することとなる。この角度ずれを起こした参照光と情報再生用の参照光とが干渉を起こした状態で光検出器244に入射させることで、角度ずれは干渉縞として検出できる。このようにして光検出器244で検出した情報に基づいてガルバノミラー217とガルバノミラー222の角度制御を行い、適切な参照光角度に設定することができる。光検出器244はCMOSイメージセンサーに代表されるような撮像素子を用いることで、干渉縞を検出することができる。本実施例では参照光の角度ずれを干渉縞として検出することにより、精度の高い検出が可能である。
光検出器244において角度ずれが干渉縞として検出できる理由について説明する。通常の情報再生用の参照光は光源201から出射した後、PBSプリズム205で反射させるためにs偏光となっている。再生時には、情報再生用の参照光は光情報記録媒体1を透過した後、4分の1波長板を透過し、円偏光となった後、ガルバノミラー222で反射し、再度4分の1波長板を透過し、p偏光となって、光情報記録媒体1に記録されているホログラムに入射する。このようにして再生された信号光はp偏光であるためPBSプリズム209を透過し、光検出器223により検出される。また、一部の参照光は光情報記録媒体1を透過し、p偏光として参照光の光路を戻ることになるため、PBSプリズム205を透過する。
一方、適切な参照光角度を検出するために光情報記録媒体1に照射する光ビームはPBSプリズム209で反射するs偏光であり、この光ビームにより回折された回折光もs偏光となる。回折された回折光は4分の1波長板を透過し、円偏光となった後、ガルバノミラー222で反射し、再度4分の1波長板を透過し、p偏光となって、参照光の光路をPBSプリズム205の向きに進んでいく。このように回折された回折光もp偏光であるため、PBSプリズム205を透過する。このように、情報再生用の参照光と回折された回折光とは共にp偏光であるため、干渉し、PBSプリズム205を透過するため、干渉縞を光検出器242により検出することができる。情報再生用の参照光と回折された回折光との角度ずれに応じて、干渉縞の周期と向きは変化するため、回折された回折光との角度ずれを検出することができる。
以上、説明したように通常の情報再生用の参照光と適切な参照光角度を検出するために回折された回折光とは同時に利用することができるため、情報再生と適切な参照光角度の検出は同時に行うことができる。
適切な参照光角度を検出するための空間光変調器210の利用方法は第1の実施例と共通のため、説明は省略する。
本実施例における適切な参照光角度を検出するための動作としては、実施例2と同様に一例として図16に示した動作を適用することができる。ただし、本実施例においては、光検出器236に代えて、光検出器244により適切な参照光角度を検出する点が異なる。
図12は、光情報記録再生装置10におけるピックアップ11の光学系構成の別の一例における記録原理を示したものである。光源301を出射した光ビームはコリメートレンズ302を透過し、シャッタ303に入射する。シャッタ303が開いている時は、光ビームはシャッタ303を通過した後、例えば2分の1波長板などで構成される光学素子304によってp偏光とs偏光の光量比が所望の比になるようになど偏光方向が制御された後、PBS(Polarization Beam Splitter)プリズム305に入射する。
PBSプリズム305を透過した光ビームは、信号光306として働き、ビームエキスパンダ308によって光ビーム径が拡大された後、PBSプリズム309を透過して空間光変調器310に入射する。
空間光変調器310によって情報が付加された信号光は、PBSプリズム309で反射し、リレーレンズ311ならびに空間フィルタ312を伝播する。その後、信号光はプリズム325を透過し、対物レンズ313によって光情報記録媒体1に集光する。空間変調器310は位相マスクの機能を組み込んだ構成としても良い。後述するように、参照光の光路にPBSプリズム324を配置するため、信号光の光路と光路長を一致させる目的でプリズム325は配置されている。
一方、PBSプリズム305を反射した光ビームは参照光307として働き、ガルバノミラー317で反射し、レンズ319を透過し、PBSプリズム324で反射し、対物レンズ313に入射し、光情報記録媒体1に入射する。ガルバノミラー317はアクチュエータ318によって角度を調整可能のため、光情報記録媒体1に入射する参照光の入射角度を、所望の角度に設定することができる。
このように信号光と参照光を光情報記録媒体1において、互いに重ね合うように入射させることで、記録媒体内には干渉縞パターンが形成され、このパターンを記録媒体に書き込むことで情報を記録する。また、ガルバノミラー317によって光情報記録媒体1に入射する参照光の入射角度を変化させることができるため、角度多重による記録が可能である。
図13は、光情報記録再生装置10におけるピックアップ11の基本的な光学系構成の一例における再生原理を示したものである。記録した情報を再生する場合は、参照光を光情報記録媒体1に入射し、光情報記録媒体1を透過した光ビームを、アクチュエータ321によって角度調整可能なガルバノミラー322にて反射させることで、その位相共役光を生成する。光情報記録媒体1とガルバノミラー322との間には4分の1波長板が配置されており、s偏光として光情報記録媒体1を透過した参照光は4分の1波長板を透過して円偏光となり、ガルバノミラー322で反射して再度4分の1波長板を透過することでp偏光となる。
この位相共役光によって再生された再生光ビームは、対物レンズ313、リレーレンズ311ならびに空間フィルタ312を伝播する。その後、再生光ビームはPBSプリズム309を透過して光検出器323に入射し、記録した信号を再生することができる。
図14は、図12および図13で示した光学系構成を用いた第6の実施例を示したものである。適切な参照光角度を検出する場合は、空間光変調器310のピクセルの一部または全てをONとして調整用の光350を信号光の光路より光情報記録媒体1に照射することにより、回折光351を回折させる。回折された回折光351は4分の1波長板326を透過し、ガルバノミラー322で反射し、再度4分の1波長板326、光情報記録媒体1、対物レンズ313、PBSプリズム323、リレーレンズ311、空間フィルタ312、PBSプリズム305を透過し、光検出器323に集光して入射する。回折された回折光の角度に応じて光検出器323の輝点の位置が変化するため、検出した輝点の位置に基づいてガルバノミラー317ならびにガルバノミラー322を適切な角度に制御することができる。
適切な参照光角度を検出するための空間光変調器310の利用方法は第1の実施例における空間光変調器210と共通のため、説明は省略する。
本実施例における適切な参照光角度を検出するための動作としては、実施例2と同様に一例として図16に示した動作を適用することができる。ただし、本実施例においては、光検出器236に代えて、光検出器323により適切な参照光角度を検出する点が異なる。
本実施例では、再生された信号光を検出するための光検出器323のピクセルを配置する範囲を拡大することで、回折された回折光を検出することができるため、追加の光検出器を配置する必要がないという利点がある。
以上、説明したように、本発明に関わる光情報記録再生装置によれば、記録時の信号光と少なくとも一部の振幅ならびに位相分布が同一の調整用の光を記録されたホログラムに照射することによって回折される回折光を検出することで、適切な参照光角度に制御することができ、適切な信号光を再生することができる。
なお、ここまでは、主に記録再生装置の場合について説明してきたが、再生装置の場合であっても、同様に本発明を適用することができる。
1・・・光情報記録媒体、10・・・光情報記録再生装置、11・・・ピックアップ、
12・・・位相共役光学系、13・・・ディスクCure光学系、
14・・・ディスク回転角度検出用光学系、50・・・回転モータ、
81・・・アクセス制御回路、82・・・光源駆動回路、83・・・サーボ信号生成回路、
84・・・サーボ制御回路、85・・・信号処理回路、86・・・信号生成回路、
87・・・シャッタ制御回路、88・・・ディスク回転モータ制御回路、
89・・・コントローラ、
201・・・光源、202・・・コリメートレンズ、203・・・シャッタ、
204・・・1/2波長板、205・・・偏光ビームスプリッタ、
206・・・信号光、207・・・参照光、
208・・・ビームエキスパンダ、209・・・偏光ビームスプリッタ、
210・・・空間光変調器、211・・・リレーレンズ、212・・・空間フィルタ、
213・・・対物レンズ、214・・・偏光方向変換素子、215・・・ミラー、
216・・・ミラー、217・・・ミラー、218・・・アクチュエータ、
219・・・レンズ、220・・・レンズ、221・・・アクチュエータ、
222・・・ミラー、223・・・光検出器、230・・・レンズ、231・・・光検出器、
232・・・レンズ、233・・・ミラー、234・・・偏光方向変換素子、
235・・・レンズ、236・・・光検出器、237・・・対物レンズ、238・・・ミラー、
239・・・反射/透過可変素子、240・・・光検出器、241・・・レンズ、
242・・・光検出器、243・・・1/4波長板、244・・・光検出器、
250・・・調整用の光、251・・・調整用に光により回折された光、
301・・・光源、302・・・コリメートレンズ、
303・・・シャッタ、304・・・1/2波長板、305・・・偏光ビームスプリッタ、
306・・・信号光、307・・・参照光、308・・・ビームエキスパンダ、
309・・・偏光ビームスプリッタ、310・・・空間光変調器、
311・・・リレーレンズ、312・・・空間フィルタ、313・・・対物レンズ、
317・・・ミラー、318・・・アクチュエータ、319・・・レンズ、
321・・・アクチュエータ、322・・・ミラー、323・・・光検出器、
324・・・偏光ビームスプリッタ、325・・・プリズム、326・・・1/4波長板
350・・・調整用の光、351・・・調整用に光により回折された光

Claims (10)

  1. 2つの光ビームで生じる干渉パターンが記録されている記録媒体から情報を再生する再生装置であって、
    レーザ光を出射するレーザ光源と、
    前記レーザから出射されたレーザ光を第1の光ビームと第2の光ビームとに分離する光学素子と、
    前記分離された第1の光ビームに調整用の情報を付加する空間光変調器と、
    前記調整用の情報が付加された第1の光ビームを前記記録媒体に集光する対物レンズと、
    前記集光された第1の光ビームを前記記録媒体に照射することにより回折された光を検出する光検出器と、
    前記光検出器から得られる情報に基づいて第2の光ビームが前記記録媒体に入射する角度を調整する角度調整部と、を備え、
    前記記録媒体から情報を再生する場合は、前記角度調整部で調整された第2の光ビームを前記記録媒体に照射することにより前記記録媒体に記録されている情報を再生すること特徴とする再生装置。
  2. 請求項1記載の再生装置であって、
    前記干渉パターンは参照光と信号光とにより生じるものであり、
    前記調整用の情報が付加された第1の光ビームとは、情報を記録する際に用いた信号光と少なくとも一部が同一の振幅分布ならびに位相分布を有する光であることを特徴とする再生装置。
  3. 請求項2記載の再生装置であって、
    前記第1の光ビームは、信号光の光路より前記記録媒体に照射されることを特徴とする再生装置。
  4. 請求項1記載の再生装置であって、
    ヘッダー情報を含む前記調整用の情報が前記記録媒体に記録されていることを特徴とする再生装置。
  5. 請求項1記載の再生装置であって、
    前記角度調整部は、ミラーと該ミラーを制御するアクチュエータ、または前記参照光の波面を変換できる素子であることを特徴とする再生装置。
  6. 請求項1記載の再生装置であって、
    前記光検出器は、前記回折された光の輝点の位置情報を検出し、
    前記角度調整部は、情報を記録する際に用いた参照光の輝点の位置情報と前記検出された回折された光の輝点の位置情報とに基づいて参照光が前記記録媒体に入射する角度を調整することを特徴とする再生装置。
  7. 請求項6記載の再生装置であって、
    前記光検出器は、2次元的に光情報を検出可能であることを特徴とすることを特徴とする再生装置。
  8. 請求項2記載の再生装置であって、
    前記参照光の位相共役光を生成する位相共役光学系と、
    情報が記録された前記記録媒体に前記位相共役光を照射することにより再生された信号光を検出する第1の光検出器と、
    備えるを特徴とする再生装置。
  9. 請求項1記載の再生装置であって、
    前記空間光変調器により付加される前記調整用の情報のピクセルは、全てをオンとすることを特徴とする再生装置。
  10. 2つの光ビームで生じる干渉パターンが記録されている記録媒体から情報を再生する再生方法であって、
    レーザから出射されたレーザ光を第1の光ビームと第2の光ビームに分離し、
    前記分離された調整用の第1の光ビームを記録媒体に照射することにより回折光を回折させ、
    前記回折された回折光を検出し、
    前記検出された回折光に基づいて、前記記録媒体の情報を再生する場合に用いる前記第2の光ビームの角度を調整し、
    前記記録媒体から情報を再生する場合は、前記調整された第2の光ビームを記記録媒体に照射することにより前記記録媒体に記録されている情報を再生することを特徴とする再生方法。
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