JP4487972B2 - 光ディスクドライブ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光ディスクのデータ記録層とその光ディスクに照射されるレーザ光の光軸とが垂直になるように制御する光ディスクドライブ装置に関するものである。
光ピックアップから照射されるレーザ光の光軸とその光ディスクのデータ記録層とが常に垂直となる位置関係であれば、光ディスクのトラック上において記録再生のために形成されるレーザ光は、そのデータ記録面において正しく焦点が結ばれるため、コマ収差も発生せずレーザ光のビームスポット径はデータ記録層において最も小さくなるので、十分な読み書き品質が得られる。
しかしながら、光ディスクはその樹脂成形時における温度や圧力、冷却時間等の各種工程条件やその管理状態によっては、ひずみや反りが発生する場合があり、そのような光ディスクにあっては、光ピックアップから照射されるレーザ光の光軸とその光ディスクのデータ記録層とが垂直となる位置関係から外れるチルトの問題が発生して、その光ディスクドライブ装置に搭載された光ピックアップの許容できるチルト範囲を超えてしまうと、適正な読み書きができずに記録や再生の動作中においてエラーが発生し、読み書き品質が低下してしまうことがある。
そのような不具合に対応するために、読み書き動作を始める前の起動時において、光ディスクの所定の領域のチルトを検出して、そのチルトに応じてレーザ光の光軸を傾けてそのチルトを補正するチルト補正が行われるという方法が用いられている。
また、光ディスクによっては、光ディスクドライブ装置内の温度上昇が原因となって、読み書き動作を始める前の起動時と比較してそのチルトが変化してしまうため、例えば図9の(特許文献1)に開示された温度変化に対応したチルト補正のフローチャートのように光ディスクドライブ装置内に設けられた温度センサによって逐一温度検出を行い、検出された温度の変化量が所定の閾値を超えたどうかを判断し(S101)、超えたことが確認された際には、フォーカス駆動信号の直流成分の検出を行い(S102)、その検出結果と半径位置の関係を数値データとしてメモリに記憶する(S103)。そして、記憶された数値データに基づいて反り関数及びチルト近似関数を再計算し更新して(S104)、さらに更新されたチルト近似関数を用いて、常に現在の半径位置におけるチルト駆動信号を生成し出力する(S105)技術があった(特許文献1)。
そして、出力されたチルト駆動信号により光ピックアップの対物レンズが傾き、光ディスクの記録層とレーザ光の光軸が垂直となり良好な記録や再生が実現できている。
つまり温度変化が生じた場合には再度チルトを検出して、その結果に基づいてチルト補正を適切に制御して良好な記録再生が実現できる方法が提案されている。
また、図示はしないが、他の従来の技術では、光ディスクをその半径方向に複数のゾーンに分け、それらのゾーン毎に記憶されている温度に対する記録再生中の温度の変化量が所定の閾値を超えたことが確認された際には、それぞれのゾーン毎に再度チルトを検出して、その結果に基づいてチルト補正を行う方法も提案されている(特許文献2)。
さらに、他の従来の技術では、読み書き動作を始める前の起動時においては、光ディスクの内周側の領域のみのチルトを検出してチルト補正を行うことにより、起動に要する時間を短縮することに加えて、所定の温度変化が生じたときに、エリア毎、温度毎に保存データの有無を確認して、チルトの検出が再度必要かどうかの判断を行いながら、より効率的にチルト補正を行うという方法も提案されている(特許文献3)。
特開2003−281761号公報(第37頁、図26) 特開2005−129119号公報(第17頁、図2) 特開2006−48824号公報(第12頁、図2)
しかしながら、上記従来の技術では、光ディスクの品質が良好で反りやひずみが小さく、光ディスクドライブ装置内の温度の変化の影響を受けにくく、その光ディスクドライブ装置に搭載された光ピックアップの許容できるチルト範囲に収まるものについても、その温度の変化量が所定の閾値を超えた場合には、その都度所定の領域のチルトの検出とそのチルトに応じたチルト補正がなされるために、読み書き動作中において、記録再生の動作を一旦中止する中断処理を行う必要があるので、本来の記録再生動作に必要な処理が円滑に行われず、効率が悪くなってしまうという問題があった。
特に、光ディスクドライブ装置は、電源投入時から動作中には、スピンドルモータ、フィードモータ、レーザダイオード、さらには駆動回路等の各素子がその消費エネルギーのために、発熱してしまうため、その温度の時間的な変化が大きくなり、チルトの検出やチルト補正を行うために予め設定された温度閾値の幅が小さい場合においては、中断処理の時間が記録再生データを一時的に保存するバッファメモリの容量を超える程度に長くなると、記録再生の動作にも大きな影響がでてくるおそれがあった。
そこで、本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、光ディスクの起動後の温度上昇により光ディスクの反りやひずみが増加した場合であっても、適正な角度にレーザ光の光軸を傾けたチルト補正を実現できる光ディスクドライブ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の光ディスクドライブ装置は、光ディスクの起動時に検出された光ディスクの記録層とレーザ光の光軸との間のチルトに基づいてレーザ光の光軸を傾けるチルト補正を行うチルト補正手段と、光ディスクの起動時と光ディスクに情報の書込み又は読込みを行う際との温度差を検出する温度検出手段と、光ディスクの起動時のチルトの大きさに応じてチルトを更新する温度差を記憶する記憶手段と、検出した温度差が光ディスクの起動時のチルトの大きさに対応する温度差を超えた場合、チルト補正手段にチルトを更新させる制御手段と、を具備している。
本発明の光ディスクドライブ装置は、光ディスクの起動時と光ディスクに情報の書込み又は読込みを行う際との温度差が光ディスクの起動時のチルトの大きさに対応する所定の温度差を超えた場合にチルトを更新することにより、光ディスクの起動後の温度上昇を考慮したチルト補正ができるので、光ディスクの起動後の温度上昇により光ディスクの反りやひずみが増加した場合であっても、適正な角度にレーザ光の光軸を傾けたチルト補正を実現できる。
本発明の請求項1記載の発明によれば、光ディスクの起動時と光ディスクに情報の書込み又は読込みを行う際との温度差が光ディスクの起動時のチルトの大きさに対応する所定の温度差を超えた場合にチルトを更新することにより、光ディスクの起動後の温度上昇を考慮したチルト補正ができるので、光ディスクの起動後の温度上昇により光ディスクの反りやひずみが増加した場合であっても、適正な角度にレーザ光の光軸を傾けたチルト補正を実現できる。
本発明の請求項2記載の発明によれば、記憶手段に、複数の温度差を記憶するチルトを記憶させ、その複数の温度差の間隔はチルト毎に異ならせることにより、光ディスクの起動時に検出されたチルトの大小に応じてチルトを更新する温度差の間隔を可変するので、反りやひずみが小さく品質の良好な光ディスクについては、チルトの更新する温度差の間隔を大きくでき、記録再生を中断するチルト検出やチルト補正のための時間が短縮できる。
また、反りやひずみが大きく品質の悪い光ディスクについては、チルトを更新する温度差の間隔を小さくでき、より細かく反りやひずみの温度変化に追従した制御ができる。その結果、光ディスクの品質に応じたチルト補正ができる。
本発明の請求項3記載の発明によれば、光ディスクを半径方向に複数のゾーンに分割し、記憶手段に、それらのゾーン毎に、光ディスクの起動時におけるチルトの大きさに応じてチルトを更新する温度差を記憶することにより、温度上昇によるチルト変化が大きいと予測されるゾーンについては、チルトを更新する温度差の間隔を狭くすることができるので、きめ細かいチルト補正ができる。
本発明の請求項4記載の発明によれば、光ディスクを半径方向に複数のゾーンに分割し、記憶手段に、光ディスクの起動時におけるゾーン毎のチルトの中の最大チルトの大きさに応じてチルトを更新する温度差を記憶させることにより、直線的な反りでなく、波形形状の反りの大きな光ディスクを検出し易くなるので、そのような光ディスクに対してもよりきめ細かいチルト補正ができる。
本発明の請求項5記載の発明によれば、光ディスクを半径方向に複数のゾーンに分割し、記憶手段に、光ディスクの起動時におけるゾーン毎のチルトの中のいずれか2つのゾーンのチルトの差の大きさに応じてチルトを更新する温度差を記憶させることにより、直線的な反りではなく、途中から大きく折れ曲がった形状の反りが大きな光ディスクを検出し易くなるので、そのような光ディスクに対してもより細かいチルト補正ができる。
本発明の請求項6記載の発明によれば、記憶手段に、光ディスクの起動時の最内周側ゾーンと最外周側ゾーンとのチルトの差の大きさに応じてチルトを更新する温度差を記憶させることにより、直線的な反りではなく、内周側又は外周側のいずれか一方のみで反りが大きな形状の光ディスクを検出し易くなるので、そのような光ディスクに対しても細かいチルト補正ができる。
本発明の請求項7記載の発明によれば、光ディスクの起動時と光ディスクに情報の書込み又は読込みを行う際との温度差が所定の温度差を超えた場合に第1チルトを更新することにより、光ディスクの起動後の温度上昇によるチルト変化に応じたチルト補正ができるので、光ディスクの起動後の温度上昇により光ディスクの反りやひずみが増加した場合であっても、より適正な角度にレーザ光の光軸を傾けたチルト補正を実現できる。
本発明の請求項8記載の発明によれば、光ディスクを半径方向に複数のゾーンに分割し、それらのゾーン毎に、光ディスクの起動時の第1チルトと第2チルトとの差異の大きさに応じて第1チルトを更新する温度差を記憶することにより、ゾーン毎に起動後の温度上昇によるチルト変化に応じて、第1チルトを更新する温度差の間隔を狭くすることができるので、よりきめ細かいチルト補正ができる。
以下本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1〜図6において、図1は本発明の実施の形態1に係わる光ディスクドライブ装置のブロック図で、図2は本発明の実施の形態1に係わる光ディスクドライブ装置のチルト補正を行う手順を示したフローチャートで、図3は本発明の実施の形態1に係わる光ディスクドライブ装置の起動時のチルトの大きさに応じてチルトの更新を行う温度差の閾値を示した表を示す図で、図4は光ディスクの半径方向に分割されたゾーン毎の起動時のチルトの大きさに応じてチルトの更新を行う温度差の閾値を示した表を示す図で、図5(a)は光ディスクの半径方向に分割されたゾーン毎のチルトの中の最大チルトを示した表を示す図で、図5(b)は最大チルトの大きさに応じてチルトの更新を行う温度差の閾値を示した表を示す図で、図6(a)は光ディスクの半径方向に分割されたゾーン毎のチルトを示した表を示す図で、図6(b)はゾーン1とゾーン4とのチルトの差の大きさに応じてチルトの更新を行う温度差の閾値を示した表を示す図である。
まず、図1で示したように、記録層を有し、記録または再生可能な光ディスク1の下方にはピックアップモジュール2が配置され、そのピックアップモジュール2には、光ディスク1を可変的に回転させたり、あるいは一定の速度で回転させたりする回転駆動力を与えるスピンドルモータ3が搭載されている。
また、光ピックアップモジュール2を構成し対物レンズを有する光ピックアップ4は、その光ディスク1にレーザ光を照射することで光ディスク1の所定の領域に情報を書込み(記録)したり、あるいは照射したレーザ光の反射光を元に情報を読込み(再生)したりするためにキャリッジ5に搭載され、そのキャリッジ5はフィード部6によって駆動され、光ディスク1の半径方向に往復移動している。
そして、フィード部6には、キャリッジ5を駆動するためのフィードモータ7や、ギア(図示せず)、スクリューシャフト(図示せず)等が配置されていて、フィードモータ7を回転させることによってキャリッジ5が光ディスク1の半径方向である内周側から外周側に渡って往復移動ができるように構成となっている。
つまり、以上のような主要な構成要素によって、小型/薄型の光ディスクドライブ装置のピックアップモジュール2が構成されている。
また、アナログ信号処理部8は、ピックアップモジュール2の内部のキャリッジ5に搭載された光ピックアップ4の内部のフォトセンサ(図示せず)からの出力信号を基に、フォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号を生成して、光ピックアップ4の3軸アクチュエータを駆動するサーボ処理部9に出力する。
また、サーボ処理部9は、アナログ信号処理部8から送られてきたアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器、そのA/D変換器で変換されたデジタル信号を一時的に記憶するメモリ、メモリに記憶されたデジタル信号あるいはA/D変換器から送られてきたデジタル信号を所定の方法で演算する演算回路、その演算回路にて演算されたデジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換器等によって構成されており、光ディスク1のデータ記録層に形成されるレーザ光のビームスポットが光ディスク1の情報トラックに精度よく追従するように、フィルタ信号処理や各種演算処理をデジタル演算によって行っている。
そして、サーボ処理部9は、モータ駆動部10を介して光ピックアップ4に搭載されている対物レンズ(図示せず)をフォーカス方向やトラッキング方向に移動させたりする制御やチルト方向に傾けたりする制御を行うのに加えて、フィード部6の移送制御やスピンドルモータ3の回転制御等を行う。
さらに、サーボ処理部9では、コントローラ13からの制御に関する指令によっていろいろなパラメータ設定やシーケンス制御がフレキシブルに行われている。
そして、再生動作時には、光ディスク1に光ピックアップ4からレーザ光を照射し、その光ディスク1からの反射光を図示していないフォトセンサで受光し、その受光した反射光に応じて再生信号としてアナログ信号処理部8を介して、データスライサ、データPLL回路、ジッタ測定回路、エラー訂正部、変/復調部/バッファメモリ/レーザ制御部等から構成されたデジタル信号処理部11に送り込まれ、さらにそのデジタル信号処理部11から出力された信号は、ホスト(図1中のHOST)側へ有効な再生用のデータとして転送される。
一方、記録動作時には、デジタル信号処理部11によってホストから送られてきたデータを変調し、レーザ駆動部12を介して光ピックアップ4内に搭載されたレーザ(図示せず)等の光源に所定の駆動電流を供給し、その光源を例えばパルス状に発光させて、光ディスク1の情報トラックに記録を行う。
さらに、キャリッジ5に搭載された温度センサ14は、光ディスクドライブ内の温度を検出するためのもので、光ディスク1が光ディスクドライブ装置内に挿入された後の光ディスク1に情報の記録又は再生を行う前、すなわち起動時における温度、あるいは記録再生動作時の温度を検出している。
そして、その温度センサ14からのアナログ出力は、A/D変換回路部15においてA/D変換されて、コントローラ13に出力されているが、コントローラ13は、その出力に応じて後述するチルト検出やチルト補正を行っている。
つまり、コントローラ13は、以上のように構成された光ディスクドライブ装置全体の制御を行うものである。
次に、図2を用いて説明する。
まず、光ディスクドライブ装置に光ディスク1が装着され、その光ディスクドライブ装置の電源がONされると直ちに起動し(S1)、前述した温度センサ14によって光ディスクドライブ装置内の起動時の温度が検出され、その値が起動時の温度としてメモリに記憶される(S2)。
次に、光ディスク1はスピンドルモータ3によって所定の回転速度で回転駆動され、その光ディスク1の所定の領域に対して光ピックアップがシークして、少なくとも2点のポイントにおいて、フォーカス制御だけを動作させたフリーランニング状態で光ディスクにレーザ光を照射し、その反射光を受光したフォトセンサからの出力信号を基にフォーカス駆動信号を用いて、その領域におけるチルトが検出される(S3)。
そして、その検出されたチルトの大きさを予め設定された閾値と比較することによってチルト補正が必要かどうかを判断し(S4)、その閾値を超える場合にはチルト更新処理(S5)をした後にチルト補正(S6)を行った後、検出したチルトに対応して、予め記憶されたチルト補正を行う温度差の閾値を設定する(S7)。
一方、検出されたチルトの大きさを予め設定された閾値と比較して、その閾値を超えない場合には、チルト更新処理(S5)やチルト補正(S6)を行わずに、検出したチルトに応じて、予め記憶されたチルト補正を行う温度差の閾値を設定する(S7)。
次に、起動時との温度差が、設定されたチルト補正を行う温度差の閾値を超えるかどうかの判断をして(S8)、その温度差の閾値を超える場合には、一旦記録中断処理を行い(S9)、再度光ディスクの所定の領域のチルトが検出される(S10)。
そして、その検出されたチルトの大きさを予め設定された閾値と比較することによってチルト補正が必要かどうかを判断し(S11)、その閾値を超える場合にはチルト更新処理(S12)をした後にチルト補正(S13)を行い、記録再開処理(S14)を行った後に、記録を終了するかどうかの判断(S15)を行う。
一方、起動時との温度差が、設定されたチルト補正を行う温度差の閾値を超えるかどうかの判断をして(S8)、その温度差の閾値を超えない場合には、前記のようなS9〜S14の処理を行わず記録を終了するかどうかの判断(S15)を行う。
ここで、記録を終了するかどうかの判断(S15)の結果、終了しないということであれば、再度起動時との温度差が、設定されたチルト補正を行う温度差の閾値を超えるかどうかの判断(S8)に戻り、前述したようなS8〜S15の処理を繰り返す。
また、その処理中に記録を終了するという判断がなされれば、正常に終了する(S16)。
次に、図3を用いて、前述した予め記憶されたチルト補正を行う温度差の閾値について説明する。
図3で分かるように、S3の光ディスクの所定の領域で検出された起動時のチルトの大きさによって、チルトを更新する温度差、つまり光ディスクの起動時と光ディスクに情報を記録する際の温度差によってチルトを更新する温度差の閾値が、チルトの大小に応じた3つの範囲で区分され記憶されている。
ここで、起動時のチルトの大きさが0.1より小さい場合には、チルトを更新する温度差の閾値が50℃ステップで設定され、起動時のチルトの大きさが0.1〜0.3の範囲にある場合には、チルトを更新する温度差の閾値が20℃ステップで設定され、起動時のチルトの大きさが0.3より大きい場合には、チルトを更新する温度差の閾値が10℃ステップで設定されている。
したがって、それぞれの区分範囲によって複数の温度差の間隔は異なり、光ディスクの起動時に検出されたチルトの大小に応じてチルトを更新する温度差の間隔を可変するので、反りやひずみが小さく品質の良好な光ディスクについては、チルトの更新する温度差の間隔を大きくでき、記録再生を中断するチルト検出やチルト補正のための時間が短縮できる。
また、反りやひずみが大きく品質の悪い光ディスクについては、チルトを更新する温度差の間隔を小さくでき、より細かく反りやひずみの温度変化に追従した制御ができる。その結果、光ディスクの品質に応じたチルト補正ができる。
つまり、光ディスクの起動時と光ディスクに情報の書込み又は読込みを行う際との温度差が光ディスクの起動時のチルトの大きさに対応する所定の温度差を超えた場合にチルトを更新することにより、光ディスクの起動後の温度上昇を考慮したチルト補正ができるので、光ディスクの起動後の温度上昇により光ディスクの反りやひずみが増加した場合であっても、適正な角度にレーザ光の光軸を傾けたチルト補正を実現できる。
図4で分かるように、光ディスクはゾーン1からゾーン3まで半径方向に3つのゾーンに分割され、それぞれのゾーン毎に検出された起動時のチルトの大きさによって、チルトを更新する温度差、つまり光ディスクの起動時と光ディスクに情報を記録する際の温度差によってチルトを更新する温度差の閾値がゾーン毎に3つの区分範囲が記憶されている。
ここで、ゾーン1については、起動時のチルトの大きさが0.1より小さい場合には、チルトを更新する温度差の閾値が50℃ステップで設定され、起動時のチルトの大きさが0.1〜0.3の範囲にある場合には、チルトを更新する温度差の閾値が20℃ステップで設定され、起動時のチルトの大きさが0.3より大きい場合には、チルトを更新する温度差の閾値が10℃ステップで設定されている。
また、ゾーン2については、起動時のチルトの大きさが0.2より小さい場合には、チルトを更新する温度差の閾値が50℃ステップで設定され、起動時のチルトの大きさが0.2〜0.4の範囲にある場合には、チルトを更新する温度差の閾値が20℃ステップで設定され、起動時のチルトの大きさが0.4より大きい場合には、チルトを更新する温度差の閾値が10℃ステップで設定されている。
さらに、ゾーン3については、起動時のチルトの大きさが0.3より小さい場合には、チルトを更新する温度差の閾値が50℃ステップで設定され、起動時のチルトの大きさが0.3〜0.5の範囲にある場合には、チルトを更新する温度差の閾値が20℃ステップで設定され、起動時のチルトの大きさが0.5より大きい場合には、チルトを更新する温度差の閾値が10℃ステップで設定されている。
したがって、それぞれのゾーン毎の区分範囲によって複数の温度差の間隔は異なり、光ディスクの起動時に検出されたチルトの大小に応じてゾーン毎にチルトを更新する温度差の間隔を可変することにより、温度上昇によるチルト変化が大きいと予測されるゾーンについては、チルトを更新する温度差の間隔を狭くすることができるので、きめ細かいチルト補正ができる。
図5(a)は、光ディスクはゾーン1からゾーン4まで半径方向に4つのゾーンに分割され、それぞれのゾーン毎に検出された起動時のチルトを示していて、その中の最大チルトは、ゾーン3の0.2であることが分かる。
また、図5(b)で分かるように、起動時のチルトの大きさによって、チルトを更新する温度差、つまり光ディスクの起動時と光ディスクに情報を記録する際の温度差によってチルトを更新する温度差の閾値が、最大チルトの大小に応じた3つの範囲で区分され記憶されている。
したがって、それぞれの最大チルトの区分範囲によって複数の温度差の間隔は異なり、光ディスクの起動時に検出された最大チルトの大小に応じてチルトを更新する温度差の間隔を可変することにより、直線的な反りでなく、波形形状の反りの大きな光ディスクを検出し易くなるので、そのような光ディスクに対してもよりきめ細かいチルト補正ができる。
ここで、図6(a)は、光ディスクはゾーン1からゾーン4まで半径方向に4つのゾーンに分割され、それぞれのゾーン毎に検出された起動時のチルトを示していて、ゾーン1とゾーン4とのチルトの差の大きさは0.2であることが分かる。
また、図6(b)で分かるように、起動時におけるゾーン1とゾーン4とのチルトの差の大きさによって、チルトを更新する温度差、つまり光ディスクの起動時と光ディスクに情報を記録する際の温度差によってチルトを更新する温度差の閾値が、ゾーン1とゾーン4とのチルトの差の大小に応じた3つの範囲で区分され記憶されている。
したがって、それぞれのゾーン1とゾーン4とのチルトの差の区分範囲によって複数の温度差の間隔は異なり、光ディスクの起動時に検出されたゾーン1とゾーン4のチルトの差の大きさに応じてチルトを更新する温度差の間隔を可変することにより、直線的な反りではなく、途中から大きく折れ曲がった形状の反りが大きな光ディスクを検出し易くなるので、そのような光ディスクに対してもより細かいチルト補正ができる。
特に、この場合において、ゾーン1が光ディスクの起動時の最内周側ゾーンとし、ゾーン4が最外周側ゾーンとすれば、直線的な反りではなく、内周側又は外周側のいずれか一方のみで反りが大きな形状の光ディスクを検出し易くなるので、そのような光ディスクに対しても細かいチルト補正ができる。
(実施の形態2)
以下の説明では、ブロック図は、実施の形態1の場合と同様なので省略したが、図7〜図8において、図7は本発明の実施の形態2に係わる光ディスクドライブ装置のチルト補正を行う手順を示したフローチャートで、図8(a)は本発明の実施の形態2に係わる光ディスクドライブ装置の起動時におけるゾーン毎の第1チルトと第2チルトとの差異の大きさを示した表を示す図、図8(b)は第1チルトと第2チルトの差異の大きさに応じて第1チルトの更新を行う温度差の閾値を示した表を示す図である。
ここで、図7を用いて説明する。
まず、光ディスクドライブ装置に光ディスク1が装着され、その光ディスクドライブ装置の電源がONされると直ちに起動し(S51)、前述した温度センサ14によって光ディスクドライブ装置内の起動時の温度が検出され、その値が起動時の温度としてメモリに記憶される(S52)。
次に、光ディスク1はスピンドルモータ3によって所定の回転速度で回転駆動され、その光ディスク1の所定の領域に対して光ピックアップ4がシークして、少なくとも2点のポイントにおいて、フォーカス制御だけを動作させたフリーランニング状態で光ディスク1にレーザ光を照射し、その反射光を受光したフォトセンサからの出力信号を基にフォーカス駆動信号を用いて、その領域における第1チルトが検出される(S53)。
そして、光ディスクの起動時の温度との温度差が所定の温度差になった時に、同じ領域において第2チルトが検出される(S54)。
次に、その検出された第1チルトの大きさを予め設定された閾値と比較することによってチルト補正が必要かどうかを判断し(S55)、その閾値を超える場合には第1チルト更新処理(S56)をした後にチルト補正(S57)を行った後、第1チルトと第2チルトとの差異の大きさに応じて、予め記憶されたチルト補正を行う温度差の閾値を設定する(S58)。
一方、検出された第1チルトの大きさを予め設定された閾値と比較して、その閾値を超えない場合には、第1チルト更新処理(S56)やチルト補正(S57)を行わずに、第1チルトと第2チルトとの差異の大きさに応じて、予め記憶されたチルト補正を行う温度差の閾値を設定する(S58)。
次に、起動時との温度差が、設定されたチルト補正を行う温度差の閾値を超えるかどうかの判断をして(S59)、その温度差の閾値を超える場合には、一旦記録中断処理を行い(S60)、再度光ディスクの所定の領域のチルトが検出される(S61)。
そして、その検出されたチルトの大きさを予め設定された閾値と比較することによってチルト補正が必要かどうかを判断し(S62)、その閾値を超える場合には第1チルト更新処理(S63)をした後にチルト補正(S64)を行い、記録再開処理(S65)を行った後に、記録を終了するかどうかの判断(S66)を行う。
一方、起動時との温度差が、設定されたチルト補正を行う温度差の閾値を超えるかどうかの判断をして(S59)、その温度差の閾値を超えない場合には、前記のようなS60〜S65の処理を行わず記録を終了するかどうかの判断(S66)を行う。
ここで、記録を終了するかどうかの判断(S66)の結果、終了しないということであれば、再度起動時との温度差が、設定されたチルト補正を行う温度差の閾値を超えるかどうかの判断(S59)に戻り、前述したようなS60〜S65の処理を繰り返す。
また、その処理中に記録を終了するという判断がなされれば、正常に終了する(S67)。
図8で分かるように、第1チルトと第2チルトの差異の大きさによって、第1チルトを更新する温度差、つまり光ディスクの起動時と光ディスクに情報を記録する際の温度差によって第1チルトを更新する温度差の閾値が、第1チルトと第2チルトの差異の大小に応じた3つの範囲で区分され記憶されている。
ここで、第1チルトと第2チルトの差異の大きさが0.1より小さい場合には、第1チルトを更新する温度差の閾値が50℃ステップで設定され、第1チルトと第2チルトの差異の大きさが0.1〜0.3の範囲にある場合には、第1チルトを更新する温度差の閾値が20℃ステップで設定され、第1チルトと第2チルトの差異の大きさが0.3より大きい場合には、第1チルトを更新する温度差の閾値が10℃ステップで設定されている。
したがって、それぞれの区分範囲によって複数の温度差の間隔は異なり、光ディスクの起動時の第1チルトと第2チルトとの差異の大きさに応じて第1チルトを更新する温度差の間隔を可変するので、光ディスクの起動後の温度上昇により光ディスクの反りやひずみが増加した場合であっても、より適正な角度にレーザ光の光軸を傾けたチルト補正を実現できる。
また、この場合、光ディスクを半径方向に複数のゾーンに分割し、それらのゾーン毎に、光ディスクの起動時の第1チルトと第2チルトとの差異の大きさに応じて第1チルトを更新する温度差を記憶することにより、ゾーン毎に起動後の温度上昇によるチルト変化に応じて、第1チルトを更新する温度差の間隔を狭くすることができるので、よりきめ細かいチルト補正ができる。
なお、以上の実施の形態の説明において、光ディスクへの情報の書込み(記録)する場合について説明したが、光ディスクから情報を読込み(再生)する場合についても、同様の手順で処理できるのは言うまでもない。
本発明は、装着される光ディスクの反りやひずみに関係する品質に応じたチルト補正ができ、より細かく反りやひずみの温度変化に追従したチルト補正の制御が可能な光ディスクドライブ装置に利用できる。
本発明の実施の形態1に係わる光ディスクドライブ装置のブロック図 本発明の実施の形態1に係わる光ディスクドライブ装置のチルト補正を行う手順を示したフローチャート 本発明の実施の形態1に係わる光ディスクドライブ装置の起動時のチルトの大きさに応じてチルトの更新を行う温度差の閾値を示した表を示す図 光ディスクの半径方向に分割されたゾーン毎の起動時のチルトの大きさに応じてチルトの更新を行う温度差の閾値を示した表を示す図 (a)光ディスクの半径方向に分割されたゾーン毎のチルトの中の最大チルトを示した表を示す図、(b)最大チルトの大きさに応じてチルトの更新を行う温度差の閾値を示した表を示す図 (a)光ディスクの半径方向に分割されたゾーン毎のチルトを示した表を示す図、(b)ゾーン1とゾーン4とのチルトの差の大きさに応じてチルトの更新を行う温度差の閾値を示した表を示す図 本発明の実施の形態2に係わる光ディスクドライブ装置のチルト補正を行う手順を示したフローチャート (a)本発明の実施の形態2に係わる光ディスクドライブ装置の起動時におけるゾーン毎の第1チルトと第2チルトとの差異の大きさを示した表を示す図、(b)第1チルトと第2チルトの差異の大きさに応じて第1チルトの更新を行う温度差の閾値を示した表を示す図 (特許文献1)に開示された温度変化に対応したチルト補正のフローチャート
符号の説明
1 光ディスク
2 ピックアップモジュール
3 スピンドルモータ
4 光ピックアップ
5 キャリッジ
6 フィード部
7 フィードモータ
8 アナログ信号処理部
9 サーボ処理部
10 モータ駆動部
11 デジタル信号処理部
12 レーザ駆動部
13 コントローラ
14 温度センサ
15 A/D変換回路部

Claims (8)

  1. 光ディスクの起動時に検出された光ディスクの記録層とレーザ光の光軸との間のチルトに基づいて前記レーザ光の光軸を傾けるチルト補正を行うチルト補正手段と、前記光ディスクの起動時と前記光ディスクに情報の書込み又は読込みを行う際との温度差を検出する温度検出手段と、前記光ディスクの起動時のチルトの大きさに応じて前記チルトを更新する温度差を記憶する記憶手段と、前記検出した温度差が前記光ディスクの起動時のチルトの大きさに対応する温度差を超えた場合、前記チルト補正手段に前記チルトを更新させる制御手段と、を具備したことを特徴とする光ディスクドライブ装置。
  2. 前記記憶手段は、複数の温度差を記憶するチルトを有し、前記複数の温度差の間隔は前記チルト毎に異なることを特徴とする請求項1記載の光ディスクドライブ装置。
  3. 前記光ディスクは半径方向に複数のゾーンに分割され、前記記憶手段は、前記ゾーン毎に、前記光ディスクの起動時のチルトの大きさに応じて前記チルトを更新する温度差を記憶することを特徴とする請求項1記載の光ディスクドライブ装置。
  4. 前記光ディスクは半径方向に複数のゾーンに分割され、前記記憶手段は、前記光ディスクの起動時の前記ゾーン毎のチルトの中の最大チルトの大きさに応じて前記チルトを更新する温度差を記憶することを特徴とする請求項1記載の光ディスクドライブ装置。
  5. 前記光ディスクは半径方向に複数のゾーンに分割され、前記記憶手段は、前記光ディスクの起動時の前記ゾーン毎のチルトの中のいずれか2つのゾーンのチルトの差の大きさに応じて前記チルトを更新する温度差を記憶することを特徴とする請求項1記載の光ディスクドライブ装置。
  6. 前記記憶手段は、前記光ディスクの起動時の最内周側ゾーンと最外周側ゾーンとのチルトの差の大きさに応じて前記チルトを更新する温度差を記憶することを特徴とする請求項5記載の光ディスクドライブ装置。
  7. 光ディスクの起動時に検出された光ディスクの記録層とレーザ光の光軸との間の第1チルトを検出し、また光ディスクの起動時の温度との温度差が所定の温度差となった時の第2チルトを検出するチルト検出手段と、前記第1チルトに基づいて前記レーザ光の光軸を傾けるチルト補正を行うチルト補正手段と、前記光ディスクの起動時と前記光ディスクに情報の書込み又は読込みを行う際との温度差を検出する温度検出手段と、前記第1チルトと前記第2チルトとの差異の大きさに応じて前記第1チルトを更新する温度差を記憶する記憶手段と、前記検出した温度差が前記光ディスクの起動時の前記第1チルトと前記第2チルトとの差異の大きさに対応する温度差を超えた場合、前記チルト補正手段に前記第1チルトを更新させる制御手段と、を具備したことを特徴とする光ディスクドライブ装置。
  8. 前記光ディスクは半径方向に複数のゾーンに分割され、前記記憶手段は、前記ゾーン毎に、前記光ディスクの起動時の前記第1チルトと前記第2チルトとの差異の大きさに応じて前記第1チルトを更新する温度差を記憶することを特徴とする請求項7記載の光ディスクドライブ装置。
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