JP5182139B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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本発明は内燃機関の制御装置に関する。
内燃機関の排気を冷却する冷却装置がある。冷却装置としては、内燃機関の排気ポートと排気マニホールドとの間に設けられているものや、排気マニホールド周囲に設けられているものがある(特許文献1参照)。冷却装置内部に冷媒が流通することにより、排気が冷却される。
特開昭63−208607号公報
冷却装置内を流れる冷媒はラジエータ等によって放熱される。しかしながら、内燃機関の運転状況や条件などに起因して冷却水がラジエータで充分に放熱されない場合には、排気の冷却効率が低下する恐れがある。
本発明の目的は、排気の冷却効率の低下が抑制された内燃機関の制御装置を提供することである。
上記目的は、冷媒が流通する経路上に設けられ前記冷媒が内部を流通することにより内燃機関の排気を冷却する冷却装置と、前記冷却装置内で前記排気から前記冷却水へと伝達する熱量を推定する熱量推定部と、前記熱量に応じて、前記排気の温度を抑制する排気温度抑制制御の実行の可否を決定する機関制御部と、を備えた内燃機関の制御装置によって達成できる。
冷却装置内で排気から冷却水へと伝達する熱量に応じて、排気温度を抑制する制御の実行の可否を決定するので、例えば、推定された熱量が閾値以上の場合には、排気温度を抑制することにより、排気から冷却水へと伝達される熱量を抑制することができる。これにより、冷却水の温度を低下させることができ、排気の冷却効率の低下を防止することができる。
上記構成において、前記熱量推定部は、前記排気から前記冷却水へと伝達される熱量を所定時間にわたって積算した積算熱量を推定する、構成を採用できる。
上記構成において、前記冷媒の経路上に配置されたラジエータを備え、前記機関制御部は、前記ラジエータで前記冷媒が放熱される放熱許容熱量を推定し、前記熱量と前記放熱許容熱量とに応じて、前記排気温度抑制制御の実行の可否を決定する、構成を採用できる。
上記構成において、前記冷媒の経路上に配置されたラジエータを備え、前記機関制御部は、前記ラジエータで前記冷媒が放熱される放熱許容熱量を推定し、前記積算熱量と前記放熱許容熱量とに応じて、前記排気温度抑制制御の実行の可否を決定する、構成を採用できる。
本発明によれば、排気の冷却効率の低下が抑制された内燃機関の制御装置を提供できる。
図1は、内燃機関の制御装置の一実施形態の説明図である。 図2は、冷却水の経路を示した図である。 図3は、ECUが実行する制御の一例を示したフローチャートである。 図4は、排気温度抑制制御が実行される場合を示したタイミングチャート図である。 図5は、積算熱量に基づいて排気温度抑制制御が実行される場合を示したタイミングチャート図である。
以下、図面を参照して実施例について説明する。
図1は、内燃機関の制御装置の一実施形態の説明図である。エンジン10は、一対のバンク12L、12Rを有している。バンク12L、12Rは、互いに傾けて配置されている。エンジン10は、いわゆるV型エンジンである。バンク12Lには3つの気筒14Lからなる気筒群を有している。バンク12Rにも同様に気筒14Rを有している。
また、バンク12Lには、気筒14L内に直接燃料を噴射する燃料噴射弁15Lが設けられている。同様に、バンク12Rにも、気筒14R内に直接燃料を噴射する燃料噴射弁15Rが設けられている。バンク12Lに対しては吸気通路4L及び排気マニホールド5Lが接続され、バンク12Rに対しては吸気通路4R及び排気マニホールド5Rが接続されている。吸気通路4L、4Rは、上流側で合流しており、合流した箇所には吸入空気量を調整するためのスロットル弁6、吸入空気量を検出するエアフロメータ18が設けられている。
排気マニホールド5L、5Rの下端部には、それぞれ触媒20L、20Rが設けられている。触媒20L、20Rは、それぞれバンク12L,12R側の気筒から排出された排気を浄化する。排気マニホールド5L、5Rには、それぞれ空燃比センサ9L、9Rが取り付けられている。
バンク12Lの排気ポート(不図示)と排気マニホールド5Lとの間には、冷却装置40Lが設けられている。同様に、バンク12Rの排気ポート(不図示)と排気マニホールド5Rとの間には、冷却装置40Rが設けられている。冷却装置40L、40Rは、冷却装置に相当する。
冷却装置40L、40Rは、それぞれ排気マニホールド5L、5Rの管の周囲を冷却水が流れるように構成されている。冷却装置40L、40Rについては詳しくは後述する。排気マニホールド5Lには、冷却装置40Lを挟むようにして温度センサ9aL、9bLが設けられている。冷却装置40Lよりも上流側に温度センサ9bLが配置され、冷却装置40Lよりも下流側に温度センサ9aLが配置されている。同様に、排気マニホールド5Rには、温度センサ9aR、9bRが配置されている。
スロットル弁6の開度は、ECU(Electronic Control Unit)7L、7Rにより、バンク12L、12R毎に個別に制御される。また、燃料噴射弁15L、15Rから噴射される燃料量も、ECU7L、7Rにより個別に制御される。ECU7L、7Rは、燃料噴射弁15L、15Rから噴射される燃料をカットすることができる。ECU7L、7Rは、詳しくは後述するが、熱量推定部、機関制御部に相当する。
また、空燃比センサ9L、9Rは、排気の空燃比に応じた検出信号をそれぞれECU7L、7Rに出力する。ECU7L、7Rは、それぞれ空燃比センサ9L、9Rからの出力に基づいて、それぞれ気筒14L、14Rへの燃料噴射量を制御することにより、空燃比をフィードバック制御する。フィードバック制御とは、検出された排気の空燃比が目標空燃比となるように燃料噴射量などを制御することである。ECU7L、7Rは通信回線8を介して双方向に通信可能である。通信回線8を介して情報を交換することにより、ECU7L、7Rは、担当するバンクの運転制御のために、他のバンクの運転状態に関する情報を参照可能である。
温度センサ9aL、9bL、9aR、9bRは、排気の温度に応じた検出信号を、それぞれECU7L、7Rに出力する。温度センサ9bLからの信号により、ECU7Lは、冷却装置40Lにより冷却される前の排気の温度、即ち冷却装置40Lに流入前の排気の温度を検出する。また、温度センサ9aLからの信号により、ECU7Lは、冷却装置40Lにより冷却された後の排気の温度、即ち冷却装置40Lから流出後の排気の温度を検出する。ECU7Rについても同様に、冷却装置40Rの流入前後での排気の温度を検出する。
図2は、冷却水(冷媒)の経路を示した図である。図2に示すように、冷却水の経路上には、ラジエータ72、インレット74、ポンプ76などが配置されている。主経路82は、インレット74、ポンプ76、エンジン10、ラジエータ72の順に冷却水を循環させる。主経路82は、エンジン10のリアジョイント部19からラジエータ72に冷却水を循環させる。補助経路88は、インレット74、ポンプ76、エンジン10、冷却装置40L、40R、Vバンクパイプ60の順に冷却水を循環させる。補助経路88は、リアジョイント部19から分岐して、それぞれ冷却装置40L、40R内に冷却水を流通させる分岐経路86L、86Rを含む。
ポンプ76は電動式であり、ECU7L、7Rからの指令に基づいて作動する。冷却水は、インレット74からエンジン10へと流れる。冷却水は、まずエンジン10のブロック側ウォータジャケット11wに流入し、次に、ヘッド側ウォータジャケット12Lw、12Rwに流入する。ヘッド側ウォータジャケット12Lw、12Rwから排出された冷却水は、リアジョイント部19で合流する。リアジョイント部19には、主経路82と補助経路88とが連結されている。主経路82を流れる冷却水は、リアジョイント部19からラジエータ72に流れ、ラジエータ72で冷却水は放熱する。
分岐経路86Lには、流量センサ34L、冷却装置40Lが配置されている。冷却装置40L内に冷却水が流通する。冷却装置40L内に冷却水が流通することにより、バンク12Lの気筒14Lから排出された排気の温度を低下させることができる。分岐経路86R、流量センサ34R、冷却装置40Rについても同様である。
冷却装置40Lの前後には、水温センサ52L、54Lがそれぞれ配置されている。同様に、冷却装置40Rの前後には、水温センサ52R、54Rがそれぞれ配置されている。水温センサ52L、54Lは、検出信号をECU7Lに出力し、水温センサ52R、54Rは、検出信号をECU7Rに出力する。ECU7Lは、水温センサ52Lからの出力により冷却装置40Lに流入する前の冷却水の温度を検出でき、水温センサ54Lからの出力により冷却装置40Lから流出した冷却水の温度を検出できる。ECU7Rも、同様に、水温センサ52R、54Rからの出力により冷却装置40Rに流入する前の冷却水の温度、流出後の冷却水の温度を検出できる。
ECU7L、7Rは、水温センサ52L、54L、52R、54Rからの出力に応じて、冷却装置40L、40R内の冷却水の状態を判定し、判定結果に応じてエンジン10の運転状態を変更する。以下に、ECU7L、7Rが実行する制御について説明する。
図3は、ECU7L、7Rが実行する制御の一例を示したフローチャートである。ECU7L、7Rは、水温センサ52L、54L、52R、54Rからの出力に基づいて、冷却水の温度を検出し、更に流量センサ34L、34Rからの出力に基づいて、冷却水の流量を検出する(ステップS1)。
詳細には、ECU7Lは、水温センサ52Lからの出力に基づいて流入前の温度TLin、水温センサ54Lから出力される流出後の温度TLoutを検出する。ECU7Rは、水温センサ52Rからの出力に基づいて流入前の温度TRin、水温センサ54Rから出力される流出後の温度TRoutを検出する。また、ECU7Lは、流量センサ34Lからの出力に基づいて冷却装置40Lに流入する冷却水の流量QLを検出する。ECU7Rは、流量センサ34Rからの出力に基づいて冷却装置40Rに流入する冷却水の流量QRを検出する。
次に、ECU7L、7Rは、それぞれ冷却装置40L、40R内で排気から冷却水に伝達する熱量Qaを推定する(ステップS2)。ECU7L、7Rは、熱量推定部に相当する。熱量Qaの推定は以下の式を用いて行う。
Qa=kL*(TLout−TLin)*QL+kR*(TRout−TRin)*QR・・・(1)
上記式(1)において、kL、kRは補正係数である。補正係数kL、kRは、それぞれ、排気系の表面積、熱伝達率、熱伝導率、排気管の厚さ、を考慮して定められた値である。排気系の表面積とは、例えば、冷却装置40L内で冷却水に晒される排気マニホールド5Lの管の表面積である。熱伝達率とは、例えば、排気マニホールド5Lの熱伝達率である。熱伝導率とは、例えば、冷却水の熱伝達率である。排気管の厚さとは、例えば、冷却装置40L内での排気マニホールド5Lの管の厚さである。
次に、ECU7L、7Rは、放熱許容熱量Qmaxを推定する(ステップS3)。放熱許容熱量Qmaxは以下の式を用いて行う。
Qmax=k*(Tα−Ta)*S・・・(2)
上記式(2)において、Tαは、エンジン10の運転状態から求められる冷却水の上限温度である。上限温度Tαは、例えばECU7L、7Rの何れかのROMに予め記憶されたマップに基づいて算出する。このマップは、例えば、機関回転数や機関負荷等に、冷却水の上限温度Tαが関連付けされている。冷却水の上限温度Tαは、エンジン10の運転に支障がでない程度の上限に設定されている。
Taは、外気温度である。外気温度Taは、例えば、車両に搭載された外気温センサ(不図示)に基づいて算出してもよいし、その他公知の推定方法によって推定してもよい。Sは、ラジエータ72が外気に晒されて冷却水が放熱される放熱面積である。kは、熱伝達率、熱伝導率、車速等を考慮して定められた補正係数である。補正係数kは、車速に応じて変更するものであってもよい。例えば、車速が速いほど補正係数kは大きな値となるようにしてもよい。放熱許容熱量Qmaxは、ラジエータ72にて冷却水が外気へ放熱可能な熱量である。ラジエータ72により放熱可能な熱量は車速などによって変動する。上記式(2)によれば、外気温度Taが高いほど、又はラジエータ72の放熱面積Sが小さいほど、放熱許容熱量Qmaxは小さくなる。
次に、ECU7L、7Rは、熱量Qaが放熱許容熱量Qmaxを超えたか否かを判定する(ステップS4)。熱量Qaが放熱許容熱量Qmax未満の場合には、ECU7L、7Rは、この一連の制御を終了する。熱量Qaが放熱許容熱量Qmaxを超えている場合には、ECU7L、7Rは、排気温度抑制制御を実行する(ステップS5)。
排気温度抑制制御とは、燃料噴射量を制御することにより、通常のフィードバック制御時での空燃比と比較して、リッチ側に制御することである。これにより、排気温度の上昇が抑制される。また、排気温度抑制制御は、吸入空気量を制限することによって、排気温度の上昇を抑制する制御であってもよい。例えば、スロットル弁6の開度が一定値未満となるように、吸入空気量を制御する。これにより、燃焼される酸素量が減るため、排気の温度上昇が抑制される。
排気温度が抑制されることにより、冷却装置40L、40R内にて排気から冷却水へと伝達する熱量を抑制することができる。これにより、冷却水はラジエータ72にて放熱可能な熱量に維持することができる。以上のようにして、排気の冷却効率の低下が抑制される。
図4は、排気温度抑制制御が実行される場合を示したタイミングチャート図である。放熱許容熱量Qmaxは、運転状態により変動するが、熱量Qaが放熱許容熱量Qmaxを超えた場合にのみ、排気温度抑制制御が実行される。これにより、排気温度抑制制御の実行に伴うエミッションの悪化などを抑制できる。
次に、排気から冷却水へ伝達する熱量の推定の変形例について説明する。ECU7L、7Rは、上記式(1)で推定した熱量Qaを所定時間にわたって積算することにより、積算熱量ΣQaを推定する。ECU7L、7Rは、積算熱量ΣQaが放熱許容熱量Qmaxを超えた場合にのみ、排気温度抑制制御を実行する。図5は、積算熱量に基づいて排気温度抑制制御が実行される場合を示したタイミングチャート図である。積算した熱量に基づいて、排気温度抑制制御の実行の可否を決定することにより、短期間で排気温度抑制制御の実行及び停止が繰り返されることが防止される。これにより、ドライバビリティの悪化が抑制される。
次に、熱量Qaの推定方法の変形例について説明する。以下に、熱量Qaを推定する式の変形例を記載する。
Qa=kvL*(TvLout−TvLin)*QvL+kvR*(TvRout−TvRin)*QvR・・・(3)
上記式(3)は、排気温度から熱量Qaを推定する式である。kvL、kvRは、補正係数である。補正係数kvL、kvRは、それぞれ、排気系の表面積、熱伝達率、熱伝導率、排気管の厚さ、を考慮して定められた値である。
TvLoutは、冷却装置40Lを通過した後の排気の温度であり、温度センサ9aLにより検出される。TvLinは、冷却装置40Lを通過する前の排気の温度であり、温度センサ9bLにより検出される。TvRoutは、冷却装置40Rを通過した後の排気の温度であり、温度センサ9aRにより検出される。TvRinは、冷却装置40Rを通過する前の排気の温度であり、温度センサ9bRにより検出される。QvL、QvRは、それぞれ冷却装置40L、40Rに流入する排気の流量を示している。排気流量QvL、QvRは、それぞれ排気マニホールド5L、5Rに設けられた排気流量センサ(不図示)からの出力に基づいてECU7L、7Rが検出する。排気流量センサは、公知のセンサである。上記式(3)は、冷却装置40L、40R内への流入前後での冷却水の温度を検出する水温センサを設けることが出来ない場合に有用である。
次に、排気流量を検出せずに熱量Qaを推定する方法について説明する。以下の式を用いることにより、排気流量を検出せずに熱量Qaを推定することができる。
Qa=kvL*(TvLout−TvLin)*Ga/2+kvR*(TvRout−TvRin)*Ga/2・・・(4)
上記式(4)において、Gaは、吸入空気量である。上記式(4)においては、エアフロメータ18で検出される吸入空気量Gaの半分が、バンク12L、12Rにそれぞれ導入され、この吸入空気量Gaと排気流量とが比例すると仮定している。上記式(4)は、排気流量センサを設けることが出来ない場合に有用である。
次に、冷却装置40L、40Rへの流入する前の排気温度を検出せずに熱量Qaを推定する方法について説明する。以下の式を用いることにより、冷却装置40L、40Rへの流入する前の排気温度を検出せずに熱量Qaを推定することができる。
Qa=kvL*(TvLout−Tv0)*QvL+kvR*(TvRout−Tv0)*QvR・・・(5)
Tv0は、エンジン10の運転条件により推定される排気温度である。例えば、ECU7L、7Rは、エンジン10の回転数、燃料噴射量、負荷等に、排気温度が関連付けられたマップに基づいて、排気温度Tv0を推定する。温度センサ9bL、9bRを設けることが出来ない場合に有用である。
次に、排気流量及び冷却装置40L、40Rへの流入する前の排気温度を検出せずに熱量Qaを推定する方法について説明する。以下の式を用いることにより、排気流量及び冷却装置40L、40Rへの流入する前の排気温度を検出せずに熱量Qaを推定することができる。
Qa=kvL*(TvLout−Tv0)*Ga/2+kvR*(TvRout−Tv0)*Ga/2・・・(5)
排気流量を検出するセンサや、温度センサ9bL、9bRを設けることが出来ない場合に有用である。
尚、ECU7L、7Rは、上記の式(3)〜(5)を用いて所定期間にわたって積算することにより積算熱量ΣQaを推定し、上記式(2)により推定された放熱許容熱量Qmaxと比較することにより、排気温度抑制制御の実行の可否を決定してもよい。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
7L、7R ECU
12L、12R バンク
5L、5R 排気マニホールド
6 スロットル弁
9L、9R 空燃比センサ
9aL、9bL、9aR、9bR 温度センサ
10 エンジン
14L、14R 気筒
15L、15R 燃料噴射弁
18 エアフロメータ
20L、20R 触媒
40L、40R 冷却装置
52L、52R、54L、54R 水温センサ
82 主経路
88 補助経路

Claims (4)

  1. 冷媒が流通する経路上に設けられ前記冷媒が内部を流通することにより内燃機関の排気を冷却する冷却装置と、
    前記冷却装置内で前記排気から前記冷却水へと伝達する熱量を推定する熱量推定部と、
    前記熱量に応じて、前記排気の温度を抑制する排気温度抑制制御の実行の可否を決定する機関制御部と、を備えたことを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記熱量推定部は、前記排気から前記冷却水へと伝達される熱量を所定時間にわたって積算した積算熱量を推定する、ことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
  3. 前記冷媒の経路上に配置されたラジエータを備え、
    前記機関制御部は、前記ラジエータで前記冷媒が放熱される放熱許容熱量を推定し、前記熱量と前記放熱許容熱量とに応じて、前記排気温度抑制制御の実行の可否を決定する、ことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
  4. 前記冷媒の経路上に配置されたラジエータを備え、
    前記機関制御部は、前記ラジエータで前記冷媒が放熱される放熱許容熱量を推定し、前記積算熱量と前記放熱許容熱量とに応じて、前記排気温度抑制制御の実行の可否を決定する、ことを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の制御装置。

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