JP5181918B2 - 硬質ポリウレタンフォームの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、硬質ポリウレタンフォームの製造方法に関し、詳しくは、均一性の高いシステム液(ポリオールプレミックス液)を得ることが出来、しかも、寸法安定性および接着性に優れた硬質ポリウレタンフォームの製造方法に関する。
オゾン層破壊、地球温暖化などの環境問題が取り上げられるようになり、フロンや代替フロンのような発泡剤を全く使わず、水とポリイソシアネートとの反応で生成する炭酸ガスを発泡ガスとして使用する水発泡の技術が注目されている。この方法により、前述の発泡剤の使用量を削減し又は全く使用しないことが可能となる。ところが、硬質ポリウレタンフォームの独立気泡セル膜を通して外部へと拡散する炭酸ガスの速度は、逆に空気が浸透する速度よりも速いため、フォームセル内が減圧の状態となり、その結果、収縮し易く、すなわち寸法安定性が悪化する傾向となる。更に、従来の発泡剤を使用した処方と比較して、水とポリイソシアネートとの反応によって生成するウレア基の影響により、得られるフォームの脆性が悪化し、被着部材との接着強度の低下を生じ易いという欠点もある。これらの欠点は、硬質ポリウレタンフォームの密度を下げるために多量の水を使用した場合に特に顕著となり、水発泡による硬質ポリウレタンフォームを普及させる上で障害となっている。
水を発泡剤として使用した硬質ポリウレタンフォームの寸法安定性を改良する方法として、通常は独立気泡であるフォームセルを部分的に、或いは全部を連続気泡とし、フォーム内外の気圧差を解消することが有効である。例えば、ポリオール中に水酸基1個当たりの分子量が約600〜2000の長鎖ポリオキシアルキレングリコールと、水酸基1個当たりの分子量が約600未満のポリオキシアルキレングリコールを併用する方法(特許文献1)がある。しかしながら、この方法では、長鎖ポリオキシアルキレングリコールをポリオール中の30重量%以上も使用する必要があり、硬質ポリウレタンフォームの架橋度の低下から、機械強度などの物性が大幅に低下してしまう欠点がある。また、こういった用途に使用される長鎖ポリオキシアルキレングリコールは、一般に水やポリエステルポリオール等との相溶性が悪く、システム液の均一性に問題が生じる場合がある。システム液が不均一になると、長期間保存が出来なかったり、得られるフォームの気泡も不均一でセル荒れや接着性の低下を引き起こしてしまう。
その他の方法として、いわゆる気泡連通化剤を使用する方法がある。例えば、ポリエチレン粉末のような熱可塑性樹脂粉末を使用する方法(特許文献2)や、例えば、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸ストロンチウム、ミリスチン酸カルシウム等の飽和モノカルボン酸金属塩を使用する方法(特許文献3)が挙げられる。しかしながら、これらの気泡連通化剤は固体であったり、一般に使用されるポリオールとの相溶性が悪かったりするため、先の方法と同様に、システム液の均一性に問題が生じる場合がある。
特別な気泡連通化剤を使用しない方法として、ジプロピレングリコールを20重量%以上使用したフタル酸系ポリエステルポリオールと酢酸カリウムのような三量化触媒を使用し、イソシアネートインデックスが150〜500で発泡させる方法(特許文献4)が提案されている。しかしながら、この方法ではシステム液/ポリイソシアネート液のいわゆる液比が1/1とならず、現場発泡(スプレー施工)で実施することが困難である。また、液比を1/1にすべく本発明者らがイソシアネートインデックス80〜120で追試したが、気泡連通の効果は殆ど認められなかった。
特開平6−25375号公報 特開昭61−153478号公報 特開昭61−153480号公報 特開2003−246829号公報
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであり、その目的は、均一性の高いシステム液(ポリオールプレミックス液)を得ることが出来、しかも、寸法安定性および接着性に優れた硬質ポリウレタンフォームの製造方法を提供することにある。
本発明者らは、鋭意検討した結果、原料のポリオールとして、特定の構造的特徴を備えたポリエステルポリオールとポリエーテルポリオールとを含有するポリオール組成物を使用することにより、上記の目的を容易に達成し得るとの知見を得、本発明の完成に到った。
すなわち、本発明の要旨は、原料成分として、少なくとも、ポリイソシアネート、ポリオール、発泡剤、触媒、界面活性剤を使用する硬質ポリウレタンフォームの製造法において、上記のポリオールとして、以下に記載のポリオール(a)と(b)と(c)及び/又は(d)から成り、全ポリオール中の(a)及び(b)の含有量が夫々1〜40重量%であり、ポリオール(a)に対する(b)の割合(重量比)が0.3〜1.5であるポリオール組成物を使用することを特徴とする硬質ポリウレタンフォームの製造法に存する。
(i)コハク酸及び/又はアジピン酸とジプロピレングリコールとをエステル化反応して得られ且つ水酸基価が30〜300mgKOH/gであるポリエステルポリオール(a)。
(ii)平均官能基数が2.0〜3.0で且つ水酸基価が20〜150mgKOH/gであるポリエーテルポリオール(b)。
(iii)多価カルボン酸と多価アルコール(但し、ジプロピレングリコールを除く)とをエステル化反応して得られるポリエステルポリオール(c)。
(iv)平均官能基数が2.0〜8.0で且つ水酸基価が200〜800mgKOH/gのポリエーテルポリオール(d)。
本発明によれば、均一性の高いシステム液が得ることが出来、しかも、寸法安定性および接着性に優れた硬質ポリウレタンフォームの製造方法が提供される。
以下、本発明について詳細に説明する。本発明は、原料成分として、少なくとも、ポリイソシアネート、ポリオール、発泡剤、触媒、界面活性剤を使用する硬質ポリウレタンフォームの製造法において、上記のポリオールとして特定のポリオール組成物を使用することを特徴とする。
先ず、上記のポリオール組成物の調製に使用するポリオールについて説明する。
(i)炭素数4〜8の脂肪族多価カルボン酸とジプロピレングリコールとをエステル化反応して得られ且つ水酸基価が30〜300mgKOH/gであるポリエステルポリオール(a):
上記の炭素数4〜8の脂肪族多価カルボン酸としては、例えば、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、スベリン酸、マレイン酸、フマル酸、リンゴ酸、クエン酸などが挙げられる。これらの中では、コストや得られるポリエステルポリオールの粘度、得られる硬質ポリウレタンフォームの接着性などの物性の観点から、アジピン酸とコハク酸が好ましく、夫々単独で使用しても両者を併用してもよい。ポリエステルポリオールの製造に使用する全カルボン酸中の上記の脂肪族多価カルボン酸の割合は、通常60モル%以上、好ましくは70モル%以上、更に好ましくは80モル%以上であり、カルボン酸の全量を炭素数4〜8の脂肪族多価カルボン酸とすることが最も好ましい。上記の脂肪族多価カルボン酸の割合が60モル%未満の場合は、得られる硬質ポリウレタンフォームの脆性や接着性への改良効果が小さくなる。上記の脂肪族多価カルボン酸としては、コハク酸無水物のような酸無水物;コハク酸ジメチルのようなエステル化物を使用してもよい。例えば、工業的に得られるようなコハク酸、グルタル酸、アジピン酸の混合物やクルード品のようなものを使用してもよい。
上記の脂肪族多価カルボン酸と共に併用できるカルボン酸としては、例えば、無水フタル酸、オルトフタル酸、テレフタル酸、イソフタル酸、トリメリット酸、ピロメリット酸、安息香酸のような芳香族カルボン酸、シュウ酸、マロン酸、アゼライン酸、セバシン酸、デカンジカルボン酸、酢酸のような脂肪族カルボン酸が挙げられる。これらの中では、硬質ポリウレタンフォームの機械強度や難燃性の観点から、無水フタル酸やテレフタル酸が好ましく、2種類以上のカルボン酸を併用しても構わない。いわゆる回収PETのようなものを使用することも可能である。
ポリエステルポリオール(a)の製造に使用する全アルコール中のジプロピレングリコールの割合は、通常60モル%以上、好ましくは70モル%以上、更に好ましくは80モル%以上であり、アルコールの全量をジプロピレングリコールとすることが最も好ましい。ジプロピレングリコールの割合が60モル%未満の場合は、システム液を均一にする効果が小さくなる。
ジプロピレングリコールと共に併用できるアルコールとしては、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、プロピレングリコール、トリプロピレングリコール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、1,5−ペンタンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、シクロヘキサンジオール、シクロヘキサンジメタノール、ブタノール、ヘキサノール、オクタノール、2−エチルヘキサノール、ノナノール、イソノナノール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ジグリセリン、ペンタエリスリトール、エリスリトール、ソルビトール、ショ糖のようなアルコール;ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリオキシエチレン/オキシプロピレン共重合ポリオール、ポリテトラメチレンエーテルグリコール等の長鎖ポリオール等が挙げられる。これらは2種類以上を併用しても構わない。
ポリエステルポリオール(a)の水酸基価は、30〜300mgKOH/g、好ましくは40〜270mgKOH/g、更に好ましくは50〜250mgKOH/gである。水酸基価が30mgKOH/g未満の場合は、粘度が上昇し取り扱いが困難になる可能性があり、300mgKOH/gより大きい場合は、未反応のアルコールが多い分子量分布となり、脆性や接着性を改良させる効果が小さくなる。
ポリエステルポリオール(a)の平均官能基数は、通常1.5〜4.0であり、好ましくは1.6〜3.0、更に好ましくは1.7〜2.5である。平均官能基数が1.5未満の場合は、硬質ポリウレタンフォームの強度、寸法安定性の低下などの悪影響が生じる可能性がある。一方、4.0より大きい場合は、ポリエステルポリオールの粘度が上昇し、不具合が生じる可能性がある。なお、本発明において、ポリオールの平均官能基数とは、ポリオール1分子当たりのNCO基と反応する官能基(活性水酸基)の個数をいう。
ポリエステルポリオール(a)の25℃における粘度は、通常7000mPa・s以下、好ましくは5000mPa・s以下、更に好ましくは3000mPa・s以下である。7000mPa・sより高い場合は、ポリエステルポリオール自体やシステム液の粘度が高くなり取り扱いに支障が生じたり、硬質ポリウレタンフォーム製造時に例えばスプレー施工できなくなる等の問題が生じる可能性がある。
通常、ポリエステルポリオール(a)の製造にはエステル化触媒が使用される。一般に酸触媒が使用されることが多い。ルイス酸としては、例えば、テトライソプロピルチタネート、テトラ−n−ブチルチタネート等のオルトチタン酸エステル;ジエチル錫オキシド、ジブチル錫オキシド等の錫系化合物;酸化亜鉛などの金属化合物が挙げられる。また、ルイス酸の他には、硫酸、パラトルエンスルホン酸、メタンスルホン酸などのブレンステッド酸を使用しても構わない。これらの中では、残存触媒によるウレタン化反応への悪影響がない観点から、オルトチタン酸エステルが好ましい。
エステル化触媒の使用量は、原料のカルボン酸とアルコールの合計に対する割合として、通常0.1重量%以下、好ましくは0.07重量%以下、更に好ましくは0.05重量%以下である。硬質ポリウレタンフォームの用途によっては、エステル化触媒を使用しないで反応しても構わないし、反応後に失活処理を施したり、精製などで除去してもよい。
ポリエステルポリオール(a)の製造において、反応の終点は、通常、使用したカルボン酸の未反応カルボキシル基の量で決定する。システム液中における酸分の存在は、アミン系触媒などとの作用でウレタン化の反応性を低下させるたり、システム液の保存安定性にも影響を与える場合もある。従って、未反応のカルボン酸の量、すなわち、酸価は出来るだけ低い方が好ましい。ポリエステルポリオールの酸価は、通常3mgKOH/g以下、好ましくは2mgKOH/g以下、更に好ましくは1mgKOH/g以下である。下限は、反応条件や反応時間から、通常0.1mgKOH/gである。
(ii)平均官能基数が2.0〜3.0で且つ水酸基価が20〜150mgKOH/gであるポリエーテルポリオール(b):
ポリエーテルポリオール(b)としては、ポリオキシアルキレングリコール、多価アルコールのアルキレンオキシド付加物などが挙げられる。ポリオキシアルキレングリコールは、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、1,2−ブチレンオキシド等のアルキレンオキシドを単独で又は混合して開環重合することにより得られる。多価アルコールのアルキレンオキシド付加物は、トリメチロールプロパン、グリセリン等のアルコール類に上記のアルキレンオキシドを付加させることにより得られる。ポリエーテルポリオール(b)は、広く市販されており、容易に入手することが出来る。ポリエーテルポリオール(b)のポリオキシエチレン単位(エチレンオキシドの含有量)は、通常50重量%以下、好ましくは20重量%以下、更に好ましくは10重量%以下である。特に好ましいポリエーテルポリオール(b)はグリセリンのプロピレンオキシド付加物(エチレンオキシド含有量が実質的にゼロ)である。
ポリエーテルポリオール(b)の平均官能基数は、2.0〜3.0であり、平均官能基数2.0又は3.0のものを単独で、あるいは、これらを混合して用いることが出来る。平均官能基数が2.0未満の場合は、得られる硬質ポリオレタンフォームの機械的強度、難燃性などの物性が悪くなる。平均官能基数が3.0より大きい場合は、気泡を連続化する効果が小さくなる。
ポリエーテルポリオール(b)の水酸基価は、20〜150mgKOH/g、好ましくは25〜140mgKOH/g、更に好ましくは30〜130mgKOH/gである。水酸基価が20mgKOH/g未満の場合は、システム液が不均一になり易くなり、150mgKOH/gより大きい場合は、気泡を連続化する効果が得られなくなる。
(iii)多価カルボン酸と多価アルコール(但し、ジプロピレングリコールを除く)とをエステル化反応して得られるポリエステルポリオール(c):
ポリエステルポリオール(c)の水酸基価は、通常150〜450mgKOH/g、好ましくは160〜400mgKOH/gであり、平均官能基数は、通常2.0〜4.0であり、好ましくは2.0〜3.0である。水酸基価が150mgKOH/g未満の場合は、得られる硬質ポリオレタンフォームの機械的強度、難燃性などの物性が悪くなり、450mgKOH/gより大きい場合は、脆性や接着性が低下する。平均官能基数が2.0未満の場合は、得られる硬質ポリオレタンフォームの機械的強度、難燃性などの物性が悪くなり、4.0より大きい場合は、ポリエステルポリオール(c)の粘度が高すぎて取扱が困難となる。
ポリエステルポリオール(c)の製造に使用される多価カルボン酸としては、脂肪族多価カルボン酸および芳香族多価カルボン酸の何れであってもよい。脂肪族多価カルボン酸としては、コハク酸、アジピン酸などが挙げられ、芳香族多価カルボン酸としては、無水フタル酸、オルトフタル酸、テレフタル酸、イソフタル酸、トリメリット酸などが挙げられる。得られる硬質ポリウレタンフォームに難燃性を付与する観点から、オルトフタル酸、テレフタル酸、イソフタル酸の群から選ばれた少なくとも1種であることが好ましい。一方、ポリエステルポリオール(c)の製造に使用される多価アルコールとしては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、グリセリン、トリメチロールプロパンが挙げられる。ポリエステルポリオール(c)は、広く市販されており、容易に入手することが出来る。
(iv)平均官能基数が2.0〜8.0で且つ水酸基価が200〜800mgKOH/gのポリエーテルポリオール(d):
ポリエーテルポリオール(d)としては、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、1,2−ブチレンオキシドのようなアルキレンオキシドやテトラヒドロフラン等の単独または併用による重合物;ショ糖、ソルビトール、エリスリトール、ペンタエリスリトール、トリメチロールプロパン、グリセリン等のアルコール類と、上記アルキレンオキシドの付加物、エチレンジアミンのような脂肪族アミン、トルエンジアミンのような芳香族アミンと上記アルキレンオキシドの付加物が挙げられる。この他、マンニッヒ変性ポリオール、ポリマーポリオール等が挙げられる。ポリエーテルポリオール(d)は、広く市販されており、容易に入手することが出来る。
上記の各ポリオール(a)〜(c)の機能は次の通りである。すなわち、平均官能基数が2.0〜3.0で且つ水酸基価が20〜150mgKOH/gであるポリエーテルポリオール(b)は、多価カルボン酸と多価アルコール(但し、ジプロピレングリコールを除く)とをエステル化反応して得られるポリエステルポリオール(c)及び平均官能基数が2.0〜8.0で且つ水酸基価が200〜800mgKOH/gのポリエーテルポリオール(d)並びに発泡剤である水などに対して非相溶性を示し、混合した際に不均一となって白濁が生じる。一方、炭素数4〜8の脂肪族多価カルボン酸とジプロピレングリコールとをエステル化反応して得られ且つ水酸基価が30〜300mgKOH/gであるポリエステルポリオール(a)は、上記のポリオール(b)に対しても上記のポリオール(c)及び(d)に対しても相溶性を示し、ポリオール(b)とポリオール(c)及び(d)の間の非相溶性の程度の調節機能を有する。換言すれば、一般に使用されるポリオール(c)及び(d)に対し、ポリオール(b)はいわゆる気泡連通化剤として機能し、ポリオール(a)はその機能の調節剤として作用する。
原料ポリオールとして使用するポリオール組成物は、ポリオール(a)と(b)と(c)及び/又は(d)から成る(これらの合計量は100重量%である)。このポリオール組成物は、前述の通り、ポリオール(a)と(b)が含有されていることにより、程よい気泡連通化機能を備えた原料ということが出来、斯かる気泡連通化機能は、以下に説明するように、ポリオール(a)と(b)の特定の濃度範囲及びその割合から発現される。
全ポリオール中のポリオール(a)及び(b)の含有量は、夫々、1〜40重量%、好ましくは3〜37重量%、更に好ましくは5〜35重量%である。ポリオール(a)の含有量が1重量%未満の場合は、システム液を均一化する効果が得られず、40重量%を超える場合は気泡連通化剤としての効果が小さくなる。ポリオール(b)の含有量が1重量%未満の場合は、気泡連通化剤としての効果が小さくなり、40重量%を超えるとシステム液が不均一になり易い。
ポリオール(a)に対するポリオール(b)の割合(重量比)は、0.30〜1.50、好ましくは0.35〜1.45、更に好ましくは0.40〜1.40である。上記の割合が0.30未満の場合は、気泡連通化剤としての効果が小さくなり、1.50を超える場合はシステム液が不均一になり易い。
ポリオール(c)及び/又は(d)の割合は、ポリオール(a)及び(b)の含有量によって決定される。そして、原料としてオルトフタル酸、テレフタル酸、イソフタル酸の群から選ばれた少なくとも1種を使用して得られたポリオール(c)を使用し、硬質ポリウレタンフォームに難燃性を付与させることを意図する場合、全ポリオール中のポリオール(c)の含有量は、通常10〜80重量%、好ましくは15〜70重量%、更に好ましくは20〜60重量%である。上記のポリオール(c)の含有量が10重量%未満の場合は難燃性向上の効果が認められず、80重量%を超える場合は接着性を悪化させる場合がある。
また、上記のポリオール(a)〜(d)の他、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等のアルコール;ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン;1分子中に活性水素を2個以上有する化合物なども併用することが出来る。
硬質ポリウレタンフォームは、実用的には、ポリオール、発泡剤、触媒、界面活性剤、必要に応じてその他の助剤などを混合したシステム液とポリイソシアネートを各別に用意し、システム液とポリイソシアネートを混合して、短時間で発泡、硬化させる方法で製造される。このようなシステム液とポリイソシアネートの2成分系での製造方法以外にも、3成分以上の多成分系でも構わない。
ポリイソシアネートとしては、1分子中にイソシアネート基を2個以上有する有機化合物であれば特に限定されず、硬質ポリウレタンフォームの製造において使用されるポリイソシアネートを使用することが出来る。例えば、脂肪族系、脂環族系、芳香族系ポリイソシアネート、これらの変性物などが挙げられる。具体的には、脂肪族系および脂環族系ポリイソシアネートとしては、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート等が挙げられる。芳香族系ポリイソシアネートとしては、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ポリフェニレンポリメチレンポリイソシアネート等が挙げられ、更に、これらのカルボジイミド変性物やプレポリマー等の変性物も包含される。
本発明における好ましいポリイソシアネートは、芳香族ポリイソシアネート又はその変性物である。特に好ましくは、ジフェニルメタンジイソシアネート、ポリフェニレンポリメチレンポリイソシアネート、トリレンジイソシアネート及びこれらの変性物であり、単独でもそれらを混合して使用してもよい。ポリフェニレンポリメチレンポリイソシアネートとしては、イソシアネート基含有率が通常29〜32重量%、粘度が通常250mPa・s(25℃)以下のものが使用される。また、これらの変性物のうち、カルボジイミド変性物は、公知のリン系触媒などを使用してカルボジイミド結合を導入したものであり、プレポリマーは、上記のポリイソシアネートとポリオールとを反応させ、末端にイソシアネート基を残したものである。その際に使用するポリオールとしては、ポリウレタンを製造する際に使用するポリオールが使用できる。
上記のポリイソシアネートの他に、用途に応じ、添加剤や助剤をポリイソシアネートに予め混合して使用してもよい。例えば、システム液との混合性を向上させる目的で、システム液でも使用される界面活性剤を相溶化剤として併用する場合がある。その際には、通常、ノニオン系界面活性剤が好ましく、特にシリコーン系界面活性剤がよく使用される。また、難燃性の向上や粘度の調節を目的として、難燃剤を併用する場合もある。硬質ポリウレタンフォームの用途においては、通常、クロロアルキルホスフェート類、例えば、トリス(ベータクロロエチル)ホスフェートやトリス(ベータクロロプロピル)ホスフェート等がよく使用される。上記以外の添加剤や助剤については、特に限定されず、通常の樹脂において物性向上や操作性向上などの目的で使用されるもので、本発明の効果に著しい悪影響を及ぼすものでなければ何を使用しても構わない。
本発明において、発泡剤としては水が好ましい。水はポリイソシアネート成分との反応で炭酸ガスを発生させることで発泡剤として作用する。水の使用量は、ポリオール100重量部に対し、通常1〜20重量部で、好ましくは2〜17重量部、更に好ましくは3〜15重量部である。水の使用量が1重量部未満の場合は、発生する炭酸ガスの量が少なくなり、硬質ポリウレタンフォームの密度が高くなる。一方、20重量部を超える場合は、硬質ポリウレタンフォームの密度が低下し過ぎ、機械強度、難燃性などの物性が悪くなる他、生成するウレア基の増加により、脆性や接着性が悪化する。
なお、発泡作用のうち半分以上を添加した水が担う範囲において、すなわち、発泡作用を担うガスの発生量のうち半分以上を添加した水が担う範囲において、水以外の発泡剤を併用することが出来る。併用できる発泡剤としては、オゾン破壊係数が通常0.8以下の発泡剤、例えば、HCFC−141bの他に、HFC−245fa、HFC−365mfc等のHFC系発泡剤;ペンタン、シクロペンタン等のHC系発泡剤などが挙げられる。
触媒としては、通常の硬質ポリウレタンフォームの製造に使用される公知の触媒が使用できる。例えば、トリエチルアミン、N,N,N',N'−テトラメチルヘキサメチレンジアミン、N,N,N',N'',N''−ペンタメチルジエチレントリアミン、トリエチレンジアミン、ジメチルエタノールアミン、N−メチルモルホリン等のアミン系触媒;1,2−ジメチルイミダゾールのようなイミダゾール系触媒;金属系触媒などが挙げられる。そして、金属系触媒としては、四級アンモニウム塩やオクチル酸カリウム等のカリウム系、ジブチル錫ジラウレート、オクチル酸錫などの錫系、オクチル酸鉛などの鉛系などが挙げられる。これらの触媒は、樹脂化、泡化、イソシアヌレート化など、用途や目的に応じて各種配合され、その使用量は、通常、ポリオール100重量部に対し、合計量として0.1〜20重量部である。
界面活性剤としては、例えば、ノニオン系、アニオン系、カチオン系界面活性剤を使用することが出来るが、ノニオン系界面活性剤が好ましく、特にシリコーン系界面活性剤がよく使用される。その使用量は、通常、ポリオール100重量部に対し、その合計量として0.1〜10重量部である。
その他の助剤としては、用途に応じて様々な化合物を使用することが出来る。例えば、代表的な添加剤としては難燃剤が挙げられる。硬質ポリウレタンフォームの用途においては、通常、クロロアルキルホスフェート類、例えば、トリス(ベータクロロエチル)ホスフェートやトリス(ベータクロロプロピル)ホスフェート等がよく使用される。上記以外の添加剤、助剤については、特に限定されず、通常の硬質ポリウレタンフォームにおいて物性向上や操作性向上などの目的で使用されるもので、本発明に著しい悪影響を及ぼすものでない限りにおいて使用することが出来る。
本発明において、イソシアネートインデックス(全イソシアネート基のモル数/全活性水素基のモル数×100)は、通常70〜150、好ましくは75〜145、更に好ましくは80〜140である。イソシアネートインデックスが70未満の場合は、得られたウレタンフォームが十分な強度を有しないことがあり、収縮し易くなる可能性がある。一方150を超える場合は、システム液/ポリイソシアネート液のいわゆる液比が1/1を遥かに超えて、現場発泡(スプレー施工)で実施するに際して問題となる場合がある。
本発明における硬質ポリウレタンフォームの独立気泡率は80%以下である。一般の硬質ポリウレタンフォームは独立気泡率90%以上の略独立気泡となり、通常、独立気泡率を低下、すなわち、気泡を連続化させるには気泡連通化剤が必要である。本発明においては、ポリエステルポリオール(a)とポリエーテルポリオール(b)との組み合わせにより、気泡を一部または全部連続化させることが出来る。本発明における硬質ポリウレタンフォームの好ましい独立気泡率は75%以下であり、更に好ましくは70%以下である。独立気泡率が80%を超える場合は寸法安定性が悪化傾向となる。独立気泡率の下限は、特に限定されず、気泡の全てが連続化した状態、すなわち、独立気泡率が0%でも構わないが、機械強度が低下傾向となるため30%程度に留めるのが良い。
硬質ポリウレタンフォームを製造するに当たっては、ポリイソシアネートとシステム液の2成分系の場合、夫々を均一に混合可能であれば、一般に使用される如何なる装置でも使用することが出来る。例えば、小型ミキサーの他、一般のウレタンフォームを製造する際に使用する、注入発泡用の低圧または高圧発泡機、スラブ発泡用の低圧または高圧発泡機、連続ライン用の低圧または高圧発泡機、吹き付け工事用のスプレー発泡機などを使用することが出来る。なお、硬質ポリウレタンフォームを製造するに際し、ポリイソシアネート及びシステム液の夫々の液温は20〜60℃に調節しておくことが好ましい。3成分以上の他成分系の場合も同様であり、夫々の成分を均一に混合可能であれば、一般に使用される如何なる装置でも使用することが出来る。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、これらの実施例によって限定されるものではない。なお、特に断りのない限り、実施例中の「部」及び「%」は夫々「重量部」及び「重量%」を意味する。
(ポリエステルポリオールの合成)
実施例および比較例で使用したポリエステルポリオールを公知の方法により合成し、ポリオール(a)1〜3として原料化合物、酸価、水酸基価、粘度、水分、平均官能基数を表1に示した。なお、夫々の分析は、JIS K15571970に準拠して行い、平均官能基数は仕込み組成から計算で求めた。
Figure 0005181918
実施例1〜7及び比較例1〜4:
後記の表3に示す原料と配合によりシステム液−1〜11を調製した。また、そのときのシステム液の均一性を目視観察し、次の基準で評価した。「○」:均一、「×」:白濁もしくは分離。なお、表3の配合例において、原料は後記の表4に示すものを使用した。
以下の表2に示す発泡条件で、ポリイソシアネートと表3に記載のシステム液を混合した後、注入ボックスに流し込んでフリー発泡させ、硬質ポリウレタンフォームを製造した。なお、ポリイソシアネートは表4に記載のものを使用した。
Figure 0005181918
得られた硬質ポリウレタンフォームの評価は下記の方法で行い、結果を表3に示した。
(1)反応性:
CT(クリームタイム):ポリイソシアネートとシステム液を混合後、発泡高さ1%に達するまでの時間を測定した。
GT(ゲルタイム):ポリイソシアネートとシステム液を混合後、触針にて糸を引き始めるまでの時間を測定した。
RT(ライズタイム):ポリイソシアネートとシステム液を混合後、発泡高さ95%に達するまでの時間を測定した。
(2)コア密度:
JIS A95112003に準拠して測定した。
(3)圧縮強度:
JIS A95112003に準拠し、平行方向(表3中「//」の記号で表記)及び垂直方向(表3中「⊥」の記号で表記)について測定した。なお、平行方向とは、上部開放の注入ボックスによるフリー発泡における発泡方向に対して平行方向(すなわち縦方向)を意味し、垂直方向とは、発泡方向に対して垂直方向(すなわち横方向)を意味する(以下、同じ)。
(4)独立気泡率:
ASTM D 2856に準拠して測定した。
(5)低温寸法安定性:
コア密度を測定したサンプルの−20℃における24時間後の寸法変化率(平行方向、垂直方向)を測定し、以下の基準で評価した。
◎ : 平行、垂直ともに−1%未満
○ : 平行、垂直ともに−1%以上、−3%未満
× : 平行、垂直いずれかが−3%以上
(6)常温寸法安定性:
コア密度を測定したサンプルを常温で1週間静置した後、寸法変化率(平行方向、垂直方向)を測定し、以下の基準で評価した。
◎ : 平行、垂直ともに−1%未満
○ : 平行、垂直ともに−1%以上、−3%未満
× : 平行、垂直いずれかが−3%以上
(7)接着性:
クラフト紙面材を使用してフリーフォームを作成し、中央部を5x10x3cmに切り出して試験片を作成し、クラフト紙面材の長さ方向端部を引き剥がした後に引張試験機で厚み方向に引っ張り、その剥離強度(N/5cm)を測定し、以下の基準で評価した。
◎ : 13N/5cm以上
○ : 10N/5cm以上、13N/5cm未満
× : 10N/5cm未満
(9)脆性:
硬質ポリウレタンフォームの表面と底部を触診により定性観察し、以下の基準で評価した。
◎ : 全く脆さがない。
○ : 殆ど脆さがない。
× : 若干の脆さがある。
Figure 0005181918
Figure 0005181918
Figure 0005181918
表3より、主に次のことが明らかである。
(1)本発明におけるポリエステルポリオール(a)とポリエーテルポリオール(b)とを併用した実施例の場合、システム液の均一性と共に、得られた硬質ポリウレタンフォームの寸法安定性、接着性などの物性を満足するが、上記ポリエステルポリオールを使用しなかった比較例1ではシステム液の均一性が失われ、上記ポリエーテルポリオールを使用しなかった比較例2では、寸法安定性が悪化する。
(2)本発明におけるポリエステルポリオール(a)とポリエーテルポリオール(b)を併用した場合であっても、(a)に対する(b)の割合(重量比)が0.30未満である比較例3の場合、システム液は均一であるが、寸法安定性が悪く、1.50を超える比較例4の場合、寸法安定性は良好であるが、システム液が不均一となる。

Claims (5)

  1. 原料成分として、少なくとも、ポリイソシアネート、ポリオール、発泡剤、触媒、界面活性剤を使用する硬質ポリウレタンフォームの製造法において、上記のポリオールとして、以下に記載のポリオール(a)と(b)と(c)及び/又は(d)から成り、全ポリオール中の(a)及び(b)の含有量が夫々1〜40重量%であり、ポリオール(a)に対する(b)の割合(重量比)が0.3〜1.5であるポリオール組成物を使用することを特徴とする硬質ポリウレタンフォームの製造法。
    (i)コハク酸及び/又はアジピン酸とジプロピレングリコールとをエステル化反応して得られ且つ水酸基価が30〜300mgKOH/gであるポリエステルポリオール(a)。
    (ii)平均官能基数が2.0〜3.0で且つ水酸基価が20〜150mgKOH/gであるポリエーテルポリオール(b)。
    (iii)多価カルボン酸と多価アルコール(但し、ジプロピレングリコールを除く)とをエステル化反応して得られるポリエステルポリオール(c)。
    (iv)平均官能基数が2.0〜8.0で且つ水酸基価が200〜800mgKOH/gのポリエーテルポリオール(d)。
  2. ポリオール(b)がエチレンオキシド含有量50重量%以下のポリエーテルポリオールである請求項1に記載の製造方法。
  3. ポリオール(c)の構成カルボン酸が、オルトフタル酸、テレフタル酸、イソフタル酸の群から選ばれた少なくとも1種である請求項1又は2に記載の製造方法。
  4. 発泡剤として水のみを使用し、その使用量がポリオール100重量部に対し1〜20重量部である請求項1〜3の何れかに記載の製造方法。
  5. イソシアネートインデックスが70〜150である請求項1〜4の何れかに記載の製造方法。
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