JP5172649B2 - 操作レバー装置 - Google Patents

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Description

本発明は、操作レバー装置に関するものである。
従来、操作レバー装置として、弁ハウジング内に一対のパイロット弁を組み込んでなるリモコン弁を操作する操作レバー装置がある(特許文献1参照)。
前記各パイロット弁は、プッシュロッド、スプール、パイロット圧設定用のスプリングであるバランススプリング、プッシュロッド及びスプールを初期位置に復帰させる戻しバネを有する。
前記パイロット弁にあっては、プッシュロッドを初期位置から押し込むことにより、戻しバネが縮まると共にスプールが初期位置から押し込まれ、このスプールの押し込み量に比例してバランススプリングによる設定圧が決定され、このバランススプリングの設定圧と釣り合うパイロット圧が弁ハウジングの出力ポートから出力されるよう構成されている。
操作レバー装置は、前記リモコン弁の弁ハウジングに揺動自在に支持されていて、中立位置から一方向と該一方向の反対方向の他方向とに揺動操作自在な操作レバーを備えている。
この操作レバーが中立位置に位置しているときには、一対のパイロット弁のプッシュロッド及びスプールは初期位置にあり、操作レバーを一方向に揺動操作すると一方のパイロット弁のプッシュロッドが押圧され、他方向に揺動操作すると他方のパイロット弁のプッシュロッドが押圧される。
操作レバーは、一方向又は他方向に操作した操作位置から該操作した側のパイロット弁の戻しバネによって中立位置に戻され、且つ操作レバーを一方向に揺動操作した状態から中立位置に復帰させる戻しバネの付勢力と、操作レバーを他方向に揺動操作した状態から中立位置に復帰させる戻しバネの付勢力とが中立位置でバランスすることで操作レバーが中立位置に保持されるように構成されている(特許文献1参照)。
特平10−299710号公報
前記従来の操作レバー装置にあっては、一対の戻しバネの付勢力が操作レバーの中立位置においてバランスすることによって操作レバーを中立位置に保持するように構成されているので、操作レバーを中立位置から一方向又は他方向に揺動操作した操作位置で操作レバーから手を離すと、戻しバネの付勢力によって操作レバーが中立位置に自動復帰する。
このため、操作レバーを、例えば一方向に揺動操作した操作位置で、操作レバーから手を離して操作レバーを中立位置に復帰させる際において、操作レバーが中立位置を通り越して他方向に揺動した後、一方向に戻るという動作を繰り返して、該操作レバーが中立位置を中心として揺動方向に振動し、中立位置ですぐに止まらないという現象が生じる。
戻しバネの付勢力を調整しても、操作レバーが長いとかグリップが重いと、前述した操作レバーの中立位置を中心とする振動が止まりにくいという問題は解消しない。
また、この操作レバーの中立位置を中心とする振動を抑える手段として、操作レバーに操作抵抗を付与するダンパーを設け、このダンパーの緩衝機能によって、操作レバーが中立位置に自動復帰する際の戻しバネの付勢力に抗する抵抗を該操作レバーに与えることにより、操作レバーが中立位置に自動復帰する際の振動を抑制するようにすることが考えられているが、ダンパーは狭い場所には配置できないので、ダンパー付きの操作レバー装置を狭い設置場所には採用できないと共に、ダンパーは高価であるので操作レバー装置がコスト高となるという問題がある。
そこで、本発明は、前記問題点に鑑みて、操作レバーが操作位置から中立位置に戻る際における中立位置を中心とする揺動方向の振動を抑制することができ、且つコンパクトに構成できて狭い場所に配置できると共に安価に提供することができる操作レバー装置を提供することを目的とする。
前記技術的課題を解決するために本発明が講じた技術的手段は、運転席の側方に配置されたバルブを操作する操作レバー装置であって、
中立位置から一方向と該一方向の反対方向の他方向とに揺動操作される操作レバーを備え、この操作レバーを一方向に揺動操作した状態から中立位置に復帰させる戻しバネの付勢力と、前記操作レバーを他方向に揺動操作した状態から中立位置に復帰させる戻しバネの付勢力とが中立位置でバランスすることで前記操作レバーが中立位置に保持されるようにした操作レバー装置において、
前記操作レバーと一体揺動する接当部材を設けると共に、前記操作レバーを中立位置に復帰させる戻しバネの付勢力に抗する摩擦抵抗が生じるように、前記接当部材が摺接する被接当部材を設け、
前記操作レバーが、一方向又は他方向に揺動操作された状態から戻しバネの付勢力によって中立位置に戻る際において、接当部材が被接当部材に摺接する状態で操作レバーが中立位置に戻るよう構成し、
前記操作レバーは、前記バルブの上部から非運転席側の側方に延出されると共にこの延出部分の延出端から上方側に延出されて形成され、この操作レバーの下部から下方突出状に前記接当部材を設け、前記バルブを固定する側に前記被接当部材を支持したことを特徴とする。
また、前記操作レバーは、前記バルブの上部に取り付けられ且つバルブから非運転席側の側方に延出された取付プレートと、この取付プレートの延出端から上方側に延出されたレバー本体と、このレバー本体の上端側に設けられたグリップとを備え、前記取付プレートの下面側に接当部材を設ける
また、接当部材又は被接当部材のいずれか一方が他方に対して弾性的に接当するのがよい。
また、前記接当部材又は被接当部材のいずれか一方の、他方に対する接当面を円弧面によって形成し、他方を該円弧面に弾性的に摺接するバネ板によって形成するのがよい。
また、操作レバーは、略帯状の板材からなるレバー本体と該レバー本体の長手方向一端側に設けられたグリップとを備え、前記グリップに設けられたスイッチに接続するハーネスをレバー本体の板面に沿わせて配設するようにしてもよい。
操作レバーを一方向又は他方向に揺動操作した操作位置で操作レバーから手を離すと、該操作レバーは戻しバネの付勢力によって中立位置に戻されるが、本発明によれば、操作レバーと一体揺動する接当部材と、該接当部材が摺接する被接当部材との一方が他方に対して接当して、該接当部材と被接当部材との間に操作レバーを中立位置に復帰させる戻しバネの付勢力に抗する摩擦抵抗が生じるので、操作レバーが戻しバネによって中立位置に戻される際における、該操作レバーの中立位置を中心とした揺動方向の振動が抑制され、操作レバーが中立位置ですみやかに止まる。
また、操作レバーを中立位置に止める機構として、接当部材を被接当部材に対して摺接させるという構造を採ることにより、接当部材と被接当部材とを小スペースに組み込むことができ、操作レバー装置をコンパクトに構成することができると共に安価に提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図3及び図4において、1は旋回作業機(掘削作業機)として例示する超小旋回型のバックホー1を示しており、該バックホー1は上部の旋回体2と、下部の走行体3とから主構成されている。
走行体3は、トラックフレーム4の左右両側にクローラ式走行装置5を設けてなる。
左右の各クローラ式走行装置5は、前部のアイドラ6と、後部のスプロケット7と、これらアイドラ6とスプロケット7との間に配置された複数の転輪8とをトラックフレーム4に左右軸回りに回転可能に支持すると共に、これらアイドラ6,スプロケット7,複数の転輪8にわたって巻き掛けられた無端帯状のクローラベルト9を備え、油圧モータ(ホイルモータ)からなる走行モータ11によって前記スプロケット7を回転駆動することにより該スプロケット7からクローラベルト9に駆動力が伝達されて該クローラベルト9が長手方向に循環回走され、これによってバックホー1が前後方向に走行可能とされている。
前記走行モータ11は、斜板型可変容量アキシャルモータによって構成され、斜板の角度を切り換えることにより1速状態(低速状態)又は2速状態(高速状態)に変速可能とされている。
この走行モータ11の斜板は斜板切換シリンダ装置によって(油圧によって)切換自在とされ、この斜板切換シリンダ装置に圧油が作用していないときには走行モータ11は1速状態とされ、斜板切換シリンダ装置に圧油が作用すると2速状態とされる。
そして、この斜板切換シリンダ装置に対する圧油の流れの切換は電磁切換弁からなる2速切換弁によって行われる。
走行体3の前部にはドーザ装置11が設けられている。このドーザ装置11は、トラックフレーム4に上下揺動自在に支持された左右一対のドーザアーム12と、この左右ドーザアーム12の前端側に固定されたブレード13と、ドーザアーム12を上下揺動させるドーザシリンダ14とを備えている。
ドーザアーム12は、後端側がトラックフレーム4側に左右軸廻りに回動自在に枢支連結されていて該枢支部分を中心として上下揺動自在とされ、ドーザシリンダ14は、油圧シリンダから構成されていて、一端側がトラックフレーム4側に枢支連結され他端側が左右ドーザアーム12を連結する連結部材側に枢支連結されており、ドーザシリンダ14を伸縮させることによりドーザアーム12が上下に揺動操作されるよう構成されている。
旋回体2は、走行体3のトラックフレーム4に上下方向の旋回軸心回りに旋回自在に支持された旋回台15と、この旋回台15上に搭載されたキャビン16と、旋回台15の前部側に設けられた掘削作業装置17(対地作業装置)とを備えている。
掘削作業装置17は、ブーム18と、アーム19と、バケット20(作業具)とを備えている。
ブーム18は、オフセット型ブームによって構成されており、基部側が旋回台15に支持されていて上下揺動自在とされたメインブーム18Aと、このメインブーム18Aの先端側に基部側が枢支連結されていて左右揺動自在とされたオフセットブーム18Bと、このオフセットブーム18Bの先端側に枢支連結されていて左右揺動自在とされたアームブラケット18Cと、前端側がアームブラケット18Cに枢支連結され後端側がメインブーム18Aの先端側に枢支連結されたオフセットリンク18Dとを備えている。
前記メインブーム18Aは、その基部側が旋回台15の前部の左右方向中央部から右側寄りに配置され、旋回台15に設けられた支持部21に左右方向の軸芯回りに回動自在に支持されることで上下揺動自在とされている。
このメインブーム18Aは、旋回台15とメインブーム18A先端側とにわたって設けられたメインブームシリンダ22の伸縮動作によって上下に揺動動作される。
オフセットブーム18B及びオフセットリンク18Dは、メインブーム18Aの先端側とオフセットブーム18Bの先端側とにわたって設けられたオフセットシリンダ23の伸縮動作によって左右に揺動動作され、オフセットリンク18Dとオフセットブーム18Bとが共に左右揺動させることでアームブラケット18Cを左右に平行移動(オフセット)させることができる。
アーム19は、基部側が前記アームブラケット18Cに左右軸回りに回動自在に枢支連結されていて、アームブラケット18Cとアーム19の基部側とにわたって設けられたアームシリンダ24の伸縮動作によって前後に揺動動作される。
バケット20は、アーム19の先端側に左右軸回りに回動自在に枢支連結され、アーム19先端側及びバケット20に枢支連結されたリンク機構25とアーム19の基部側とにわたって設けられたバケットシリンダ26の伸縮動作によってスクイ・ダンプ動作可能とされている。
前記メインブームシリンダ22、オフセットシリンダ23、アームシリンダ24、バケットシリンダ26は油圧シリンダによって構成されている。
キャビン16は、メインブーム18Aの基部の左側方に配置されており、該キャビン16内の後部に運転席27が配置されている。
図5〜図7に示すように、前記運転席27とキャビン16室内の右側面16Aとの間には支持台28が配置されている。
この支持台28は、詳しくは、運転席27の座部27Aの前部の右側方で且つキャビン16室内の右側面16Aの左側方に配置されている(換言すると、運転席27の座部27Aの前部とキャビン16室内の右側面16Aとの間に配置されている)。
また、支持台28は、運転席27を支持するシート台等の、旋回台15に支持された支持体に取り付けられて支持されている。
この支持台28の前部と後部とには、パイロット操作切換弁にパイロット圧を出力するパイロット弁が組み込まれたリモコン弁29,30が取り付けられている。
この支持台28は、壁面が左右方向を向く縦壁31と、この縦壁31の上端側から運転席27側に延出する前後の上壁32,33を有し、前側の上壁32(前上壁という)は、後側の上壁33(後上壁という)よりも高い位置に位置している。
この支持台28の前上壁32に前側リモコン弁29の上部がボルト固定されていると共に、該前上壁32には切欠き34が形成されていて、この切欠き34を介して前側リモコン弁29の下部側が前上壁32から下方に突出状とされている。
この前側リモコン弁29は、例えば、メインブームシリンダ22を制御するメインブーム用制御弁と、バケットシリンダ26を制御するバケット用制御弁とを操作するリモコン弁とされ、弁ハウジング内に、メインブーム用制御弁にメインブーム上げ用のパイロット信号を出力するパイロット弁と、メインブーム用制御弁にメインブーム下げ用のパイロット信号を出力するパイロット弁と、バケット用制御弁にバケットスクイ用のパイロット信号を出力するパイロット弁と、バケット用制御弁にバケットダンプ用のパイロット信号を出力するパイロット弁とを組み込んでいる。
また、この前側リモコン弁29の上面側には、該リモコン弁29を操作する操縦レバー35が上方突出状に取り付けられている。
この操縦レバー35は、中立位置から、前後左右と前後左右の間の斜め方向に揺動操作可能とされており、該操縦レバー35を、前側に倒すとメインブーム18Aが下げ動作され、後側に倒すとメインブーム18Aが上げ動作され、左側に倒すとバケット20がスクイ動作され、右側に倒すとバケット20がダンプ動作され、操縦レバー35を斜め方向に揺動させると、メインブーム18Aの上げ又は下げ動作と、バケット20のスクイ又はダンプ動作とを複合した動作が行えるように構成されている。
なお、前側リモコン弁29は、操縦レバー35の操作量に比例したパイロット圧を出力し、メインブーム18A及びバケット20は操縦レバー35の操作量に比例した速度で動作する。
図9に示すように、後側リモコン弁30は、ドーザシリンダ14を制御するドーザ用制御弁36を操作するリモコン弁とされ、このドーザ操作用のリモコン弁30は、弁ハウジング37と、この弁ハウジング37に組み込まれた前後一対のパイロット弁38と、弁ハウジング37に枢支された作動部材39とを備えている。
弁ハウジング37は、ハウジング本体40と、該ハウジング本体40の上面に固定されたカバー41とから構成されている。
ハウジング本体40には、パイロットポンプ42の吐出油を入力するインポート43と、各パイロット弁38からパイロット圧を出力するアウトポート44と、油をタンクTへとドレンするためのタンクポート45とが形成されている。
カバー41はハウジング本体40から前後に突出した取付部41Aを有する。
各パイロット弁38は、プッシュロッド46と、スプリング座47と、スプール48と、バランススプリング49と、戻しバネ50とを有する。
プッシュロッド46は、カバー41に設けられたプラグ51を上下移動自在に挿通してカバー41から上方に突出しており、下部には下方開放状の凹部52が形成されている。
スプリング座47は、プッシュロッド46及びプラグ51の下面側に配置されている。
スプール48は、プッシュロッド46の前記凹部52に収容され且つスプリング座47の上面に接当する頭部53と、この頭部53からスプリング座47を貫通して下方に延出された中途部54と、この中途部54の下方側の本体部55とを有し、本体部55はハウジング本体40に上下移動自在に支持されていると共に該本体部55に油路56及びノッチ57が形成されている。
バランススプリング49は、パイロット圧を決定するためのものであり、スプール48の中途部54下端に設けられたバネ受部58とスプリング座47との間に介装されている。
戻しバネ50は、プッシュロッド46及びスプール48を初期位置に復帰させるものであり、ハウジング本体40に形成された収容室59の底部とスプリング座47との間に介装されている。
作動部材39は、前後方向中央側の下部が、弁ハウジング37のカバー41上面の前後方向中央部に設けられた枢支部60に枢軸61を介して左右方向の軸芯回りに前後揺動自在に支持されている。
この作動部材39の下面側の前後には、前記前後方向で同じ側にあるプッシュロッド46に接当するボール62が設けられている。
前記支持台28の後上壁33には、図2及び図8に示すように、左右方向運転席27側に向けて開放状の平面視コ字形の切欠き63が形成されており、この切欠き63の前後の後上壁33に後側リモコン弁30のカバー41の前後の取付部41Aが上方から重ね合わされてボルト64で固定されており、該リモコン弁30のハウジング本体40は切欠き63から下方に突出状とされている。
後側リモコン弁30には、該リモコン弁30を操作する(ドーザ装置11を操作する)ドーザレバー65(操作レバー)が取り付けられている。
このドーザレバー65は、図8,9に示すように、後側リモコン弁30の作動部材39に取り付けられる取付プレート66と、この取付プレート66から上方側に延出されたレバー本体67と、このレバー本体67の上端側に固定されたグリップ取付部材68と、このグリップ取付部材68に取り付けられたグリップ69とを有する。
取付プレート66は、その左側が前記作動部材39の上面に重ね合わされてボルト固定されていて、後側リモコン弁30から右方に延出状とされている。
レバー本体67は、略帯状の板材によって形成され、その板面が左右方向を向き(板面がドーザレバー65の揺動方向に沿う方向とされ)且つ長手方向が前方に向かうに従って上方に移行する傾斜方向となるように配置されていて、その下端が取付プレート66の右端側に溶接等によって固定されている。
これによって、ドーザレバー65が、前記操縦レバー35を操作する際の邪魔にならないように、該操縦レバー35の後方位置から、左右方向運転席27から離れる方向にオフセットされている。
図10に示すように、ドーザレバー65の上端側は上側が開放されたU字形の切欠き70が形成されることにより前後二股状に形成され、この二股部71の上部側が運転席27側に傾くように、該二股部71がレバー長手方向中途部で屈曲されている。
グリップ取付部材68は、パイプ材によって構成され、その軸心方向下端側が前記二股部71の上部側に挿入状とされていて、上方に向かうに従って左右方向運転席27側に移行する傾斜状とされている。
グリップ69は、グリップ取付部材68の上部側に外嵌されてネジ等によって該グリップ取付部材68に固定されており、グリップ69はグリップ取付部材68の傾斜方向に沿っている。
後側リモコン弁30の前後のパイロット弁38の戻しバネ50の付勢力はドーザレバー65の中立位置(ドーザレバー65が操作されていない状態)においてバランスされ、この前後のパイロット弁38の戻しバネ50の付勢力がバランスすることによりドーザレバー65が中立位置に保持されている。
ドーザレバー65が中立位置にあるときには、パイロット弁38のスプール48及びプッシュロッド46は戻しバネ50によって上方に持ち上げられ、アウトポート44はタンクポート45と通じていてタンク圧と同じ圧とされており、ドーザ用制御弁36は中立位置とされている。
ドーザレバー65を中立位置から前又は後側に倒すと、作動部材39が枢軸61廻りに前又は後に揺動して、倒した側のパイロット弁38のプッシュロッド46がボール62を介して下方に押圧される。
プッシュロッド46が下方に押圧されると、戻しバネ50が縮まると共にスプール48が下方移動し、操作された側のパイロット弁38に対応するアウトポート44とインポート43とがスプール48の本体部55の油路56及びノッチ57を介して連通し、アウトポート44にバランススプリング49のスプリング力に見合うパイロット圧が発生する。
このパイロット圧がドーザ用制御弁36の一方又は他方の受圧部に作用して、ドーザ用制御弁36が中立位置から一方又は他方に切り換えられ、メインポンプ72の圧油がドーザシリンダ14に供給されて該ドーザシリンダ14が伸長動作又は収縮動作するよう構成されている。
また、ドーザレバー65を前又は後側に倒した位置でドーザレバー65から手を離すと、倒した側の戻しバネ50の付勢力によってドーザレバー65が中立位置に復帰する。
なお、バランススプリング49のスプリング力はスプール48の操作量によって変化し、ドーザレバー65の操作量に比例したパイロット圧が発生する。
また、ドーザレバー65を前側に倒すとブレード13が下降し、ドーザレバー65を後側に倒すとブレード13が上昇するよう構成されている。
図1、図2、図8に示すように、取付プレート66の下面の左右方向中途部には、板面が左右方向を向くように配置された支持プレート73の上端が固定されている。
この支持プレート73にバネ板からなる接当部材74が取り付けられている。
この接当部材74は、板面が左右方向を向くように配置されていて、その上部が支持プレート73の下部の右側面16Aに重ね合わされてボルトによって支持プレート73に取付固定されている。
したがって、接当部材74はドーザレバー65と一体揺動する。
また、接当部材74は、下方に向かうに従って左方に移行する傾斜状となるように支持プレート73の下方近傍で折曲されると共に、下部側において下方に向かうに従って右方に移行する傾斜状となるように折曲されている。
この接当部材74の下部は、前記支持台28の後上壁33に形成された切欠き63を通して後上壁33よりも下方に延出状とされており、この接当部材74の下部の左側方に、該接当部材74の下部の折曲部75が摺接自在に接当する被接当部材76が配置されている。
この被接当部材76は上下方向の軸心を有する円柱状の棒材によって構成されており、該被接当部材76の、前記接当部材74の折曲部75が接当する接当面は平断面円弧面に形成され、接当部材74は前記円弧面に略沿う方向に移動する。
また、被接当部材76は支持台28の後上壁33に取り付けられた支持板77に固定されている。
この支持板77は、板面が上下方向を向くように配置され、左側にハウジング本体40との干渉を避けるためのコ字形の切欠き77aが形成されていて、全体として左右方向運転席27側に開放する平面視コ字形に形成されている(図11参照)。
該支持板77の前後部分の左側が、支持台28の後上壁33の上面と、後側リモコン弁30のカバー41の取付部41Aとの間に差し込まれて、後側リモコン弁30を取り付けるボルト64によって共締めされている。
また、この支持板77の右側は後側リモコン弁30のカバー41よりも右方に突出され、この突出部分の下面に前記被接当部材76の上面が固定されている。
前記接当部材74は、被接当部材76に接当していない状態では、図1に仮想線で示す状態とされ、被接当部材76の周面に接当している状態では、図1に実線で示す状態に弾性変形する。
したがって、接当部材74は被接当部材76に弾性的に接当しており、接当部材74と被接当部材76との接触部間にドーザレバー65を中立位置に復帰させる戻しバネ50の付勢力に抗する摩擦抵抗が発生し、これによってドーザレバー65が中立位置に復帰する際における勢いを抑制することができ、ドーザレバー65を中立位置ですみやかに止めることができる。
また、本実施形態では、ドーザレバー65の揺動操作範囲の全範囲で接当部材74は被接当部材76に接当しており、ドーザレバー65の揺動操作範囲の全範囲で接当部材74と被接当部材76との接触部間に摩擦力が発生する。
なお、接当部材74は被接当部材76に対して揺動範囲の全範囲で接当することはなく、ドーザレバー65の中立位置から一方又は他方への操作途中で、接当部材74が被接当部材76から外れるように構成してもよい。しかしながら、ドーザレバー65を中立位置へと復帰させる付勢力はドーザレバー65が中立位置から離れれば離れるほど強くなるので、ドーザレバー65を最も倒した状態の付近で、ドーザレバー65を中立位置に復帰させる戻しバネ50の付勢力に抗する摩擦抵抗を発生させるのが好ましい。
前記構成のものにあっては、ドーザレバー65を前又は後側に倒した位置でドーザレバー65から手を離すと、ドーザレバー65は該レバーを倒した側の戻しバネ50の付勢力によって中立位置に復帰するが、このとき、接当部材74と被接当部材76との接触部間に生じる摩擦抵抗によって、ドーザレバー65を中立位置に復帰させる戻しバネ50の付勢力に抗する力がドーザレバー65に作用し、ドーザレバー65が中立位置に戻る際の戻り速度が減速される。
これによって、ドーザレバー65が戻しバネ50によって中立位置に戻される際における、該ドーザレバー65の中立位置を中心とした揺動方向の振動が抑制され、ドーザレバー65が中立位置ですみやかに止まる。
また、このドーザレバー65に操作抵抗を与える抵抗付与手段を、板バネと棒材によって構成したので、該抵抗付与手段を、取付プレート66の下方側の狭いスペースに配置でき、狭い場所でもドーザレバー65を配置することができる。
また、棒材に板バネを接当させるという簡単な構造であるので安価に提供することができる。
なお、前記構成において、被接当部材76が弾性部材で形成され、接当部材74が非弾性部材で構成されていてもよく、接当部材74は被接当部材76に対して相対的に弾性的に接当していればよい。
また、必ずしも、接当部材74又は被接当部材76の一方が弾性部材で形成される必要はなく、接当部材74及び被接当部材76とは別の弾性部材(バネ部材)で、接当部材74又は被接当部材76の一方を他方に押し付ける(弾性的に接当させる)ように構成してもよい。
また、被接当部材76は接当面が円弧面である半円柱状の棒材であってもよい。また、被接当部材76は接当面が円弧状でないもの、例えば角柱状の棒材によって構成し、該角柱の角部分又は平坦面部分が接当部分とされているものであってもよい。
また、図11(a)に示すように、被接当部材76は板材に半球状又は半円柱状の接当部76aを形成したものであってもよい。
また、図11(b)に示すように、被接当部材76を平板によって形成して、接当部材74が接当する接当面が平坦面となっているものであってもよく、この場合、図11(b)に示すように、接当部材74の揺動方向の両側が被接当部材76の接当面から離れるように構成されているのがよい。
前記ドーザレバー65のグリップ69の頂部には、前記走行モータ11を1速状態から2速状態へ、又は2速状態から1速状態へと切り換える2速切換スイッチ78が設けられている。
この2速切換スイッチ78は前記走行モータ11の斜板の切換操作をする電磁切換弁からなる2速切換弁の切換操作をするものであり、この2速切換スイッチ78で2速切換弁を操作するためのハーネス79(電気配線)がドーザレバー65に沿って配線される。
このハーネス79をドーザレバー65に沿って配線するのに、例えば、ドーザレバーのレバー本体をパイプ材によって形成し、このレバー本体の中を前記ハーネス79を通す方法が考えられるが、この方法であると、本実施形態のように、支持台28とキャビン16の内側面16A(キャビン16の側面ガラス)との間の間隔が狭く、且つレバー本体67がキャビン16の内側面16Aに近接して設けられる場合、ドーザレバー65の設置が困難となる。また、パイプ材にハーネスを通す工数も多くかかる。
そこで、本実施形態では、レバー本体67を帯板材で形成すると共に該レバー本体67をその板面が左右方向を向くように配置することによって、レバー本体67とキャビン16の内側面16Aとの間にハーネス79配線のための隙間を確保し、レバー本体67のキャビン16内側面16Aとの対向側(運転席27とは反対側)に、コルゲートチューブ80をレバー本体67に沿って配設し、このコルゲートチューブ80の中を前記ハーネス79を通すようにしている。また、コルゲートチューブ80が運転席27から見えないようにもしている。
コルゲートチューブ80の上端側は、グリップ取付部材68の下端側に挿入されて接続され、コルゲートチューブ80の中を通るハーネス79はグリップ取付部材68の中を通ってスイッチ78に接続されている。
また、コルゲートチューブ80は、1又は複数箇所(本実施形態では2カ所)をチューブクランプ81によってレバー本体67に取付支持されている。
操作レバーの基部側の背面一部断面図である。 操作レバーの基部側の側面図である。 操作レバー装置が採用されるバックホーの側面図である。 操作レバー装置が採用されるバックホーの平面図である。 運転席と操作レバー装置との関係を示す側面図である。 ドーザレバー配置部分の正面図である。 運転席と操作レバー装置との関係を示す平面図である。 操作レバー装置の平面図である。 操作レバーが取り付けられるバルブの側面断面図である。 操作レバー上部の側面図及び正面図である。 (a)は本発明の要部の変形例を示す平面図、(b)は本発明の要部の他の変形例を示す平面断面図である。
符号の説明
27 運転席
30 バルブ(後側リモコン弁)
35 操縦レバー
50 戻しバネ
65 操作レバー(ドーザレバー)
66 取付プレート
67 レバー本体
69 グリップ
74 接当部材
76 被接当部材
78 スイッチ(2速切換スイッチ)
79 ハーネス

Claims (5)

  1. 運転席(27)の側方に配置されたバルブ(30)を操作する操作レバー装置であって、
    中立位置から一方向と該一方向の反対方向の他方向とに揺動操作される操作レバー(65)を備え、この操作レバー(65)を一方向に揺動操作した状態から中立位置に復帰させる戻しバネ(50)の付勢力と、前記操作レバー(65)を他方向に揺動操作した状態から中立位置に復帰させる戻しバネ(50)の付勢力とが中立位置でバランスすることで前記操作レバー(65)が中立位置に保持されるようにした操作レバー装置において、
    前記操作レバー(65)と一体揺動する接当部材(74)を設けると共に、前記操作レバー(65)を中立位置に復帰させる戻しバネ(50)の付勢力に抗する摩擦抵抗が生じるように、前記接当部材(74)が摺接する被接当部材(76)を設け、
    前記操作レバー(65)が、一方向又は他方向に揺動操作された状態から戻しバネ(50)の付勢力によって中立位置に戻る際において、接当部材(74)が被接当部材(76)に摺接する状態で操作レバー(65)が中立位置に戻るよう構成し、
    前記操作レバー(65)は、前記バルブ(30)の上部から非運転席(27)側の側方に延出されると共にこの延出部分の延出端から上方側に延出されて形成され、この操作レバー(65)の下部から下方突出状に前記接当部材(74)を設け、前記バルブ(30)を固定する側に前記被接当部材(76)を支持したことを特徴とする操作レバー装置。
  2. 記操作レバー(65)は、前記バルブ(30)の上部に取り付けられ且つバルブ(30)から非運転席(27)側の側方に延出された取付プレート(66)と、この取付プレート(66)の延出端から上方側に延出されたレバー本体(67)と、このレバー本体(67)の上端側に設けられたグリップ(69)とを備え、前記取付プレート(66)の下面側に接当部材(74)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の操作レバー装置。
  3. 接当部材(74)又は被接当部材(76)のいずれか一方が他方に対して弾性的に接当することを特徴とする請求項1又は2に記載の操作レバー装置。
  4. 前記接当部材(74)又は被接当部材(76)のいずれか一方の、他方に対する接当面を円弧面によって形成し、他方を該円弧面に弾性的に摺接するバネ板によって形成したこ
    とを特徴とする請求項1、2又は3に記載の操作レバー装置。
  5. 操作レバー(65)は、略帯状の板材からなるレバー本体(67)と該レバー本体(67)の長手方向一端側に設けられたグリップ(69)とを備え、前記グリップ(69)に設けられたスイッチ(78)に接続するハーネス(79)をレバー本体(67)の板面に沿わせて配設したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の操作レバー装置。
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