JP2006132092A - ホイールロ−ダにおけるオイルフィルタの配設構造 - Google Patents

ホイールロ−ダにおけるオイルフィルタの配設構造 Download PDF

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好彦 荻野
Daisaku Narumoto
大作 鳴本
Kazuhiko Hachiman
和彦 八幡
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Abstract

【課題】 前輪が組付けられるフロントフレームと、後輪が組付けられるリヤフレームとを左右揺動自在に連結してなるアーティキュレート式のホイールローダにおいて、オイルフィルタを配設するにあたり、該オイルフィルタのメンテナンスを行う作業員がアクセスしやすい箇所に配設して、メンテナンス性の向上を図る。
【解決手段】 フロントフレーム2を構成する左右のサイドフレーム19L、19Rの間に形成される空間部Sに、オイルフィルタ29を配設した。
【選択図】 図2

Description

本発明は、アーティキュレート式のホイールローダにおけるオイルフィルタの配設構造の技術分野に属するものである。
一般に、ホイールローダには、バケット等の作業装置や、走行装置、操向装置等を油圧で動作させるべく、油タンク、油圧ポンプ、油圧シリンダ、制御バルブ、油圧配管等の油圧装置が設けられるが、これら油圧装置の一つとして、作動油中のごみを除去するためのオイルフィルタも備えられる。該オイルフィルタは、フィルタエレメントの交換作業等のメンテナンスを度々行わなければならないため、作業員がアクセスしやすい箇所に配設されることが望まれる。
ところで、ホイールローダのなかには、前輪が組付けられるフロントフレームと、後輪が組付けられるリヤフレームとを左右方向揺動自在に連結してなる、所謂アーティキュレート式のものがあるが、このものでは、フロントフレームに作業装置が組付けられる一方、リヤフレームには、運転室や燃料タンク、油タンク、エンジン等が組付けられている。そして、このアーティキュレート式ホイールローダにおいても、前述のオイルフィルタを配設するにあたり、作業員がアクセスしやすい箇所に配設されることが要求される。
そこで、従来、運転室の下方にオイルフィルタを配すると共に、運転室の下方側面を形成するリヤフレームに開閉窓を開設し、該開閉窓からオイルフィルタのメンテナンスを行えるようにした技術が提唱されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−248918号公報
しかるに、前記特許文献1のものにおいて、オイルフィルタのメンテナンス用開閉窓は、運転席の下方側面を形成するリヤフレームに開設されているが、該リヤフレームには、後輪や該後輪を覆うリヤフェンダー、あるいは運転席に乗降するためのステップ等が設けられるため、ここにメンテナンス用開閉窓のスペースを確保することは、特に小型のホイールローダにあっては困難であるという問題があり、ここに本発明が解決しようとする課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、前輪が組付けられるフロントフレームと、後輪が組付けられるリヤフレームとを左右方向揺動自在に連結してなるアーティキュレート式のホイールローダにおいて、前記フロントフレームを構成する左右のサイドフレーム間に形成される空間部に、オイルフィルタを配設したことを特徴とするものである。
そして、この様にすることにより、フロントフレームの左右のサイドフレーム間に形成される空間部を有効利用してオイルフィルタを配設することができると共に、フィルタエレメントの交換等のメンテナンスを行う場合にオイルフィルタに容易にアクセスできることになり、もって、メンテナンス性の向上に大きく貢献できる。
次に、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1において、1は前部車両1Aと後部車両1Bとに分割されたアーティキュレート式のホイールローダであって、前部車両1Aは、基台となるフロントフレーム2に、前輪3、作業装置4等を組付けて構成される一方、後部車両1Bは、基台となるリヤフレーム5に、後輪6、運転席7、エンジン8や油圧ポンプ9等の動力部、燃料タンク10、作動油タンク11等を組付けて構成されている。そして、フロントフレーム2の後部とリヤフレーム5の前部とは、連結部1Cを介して左右揺動自在に連結されており、ステアリングシリンダ12の伸縮作動に基づいて操向操作される等の基本的構成は、従来通りである。
前記フロントフレーム2に組付けられる作業装置4は、本実施の形態ではZ形リンケージ式のものであって、左右一対のリフトアーム13L、13R、該リフトアーム13L、13Rを上下動せしめるための左右一対のリフトシリンダ14L、14R、リフトアーム13L、13Rの先端部に取付けられるバケット15、該バケット15を上下傾動(チルト動作)せしめるためのバケットシリンダ16、バケット15とバケットシリンダ16とのあいだに介装される第一、第二リンク17、18等の部材を用いて構成される。
一方、フロントフレーム2は、一定の間隔を存して平行状となるように配される左右一対のサイドフレーム19L、19R、各サイドフレーム19L、19Rの左右外方に間隔を存する状態でそれぞれ配される左右のサポートプレート20L、20R、左右のサイドフレーム19L、19R間の後半側下部から後方に延設されて前記連結部1Cを軸支する上下の連結プレート21U、21D、左右のサイドフレーム19L、19Rの前半側下部間に支架される前輪取付用フレーム22等から形成されている。また、左右のサイドフレーム19L、19R間の上方側および前方側は、トッププレート23によって覆われているが、左右のサイドフレーム19L、19R間の後方側は、上側の連結プレート21Uよりも上方側の部分が開口Aした状態となっている。
前記左右のサイドフレーム19L、19Rおよび左右のサポートプレート20L、20Rの上部には、左右のリフトアーム13L、13Rの基端部が上下揺動自在に軸支されるリフトアーム軸支部24L、24Rが形成され、また該リフトアーム軸支部24L、24Rの下方には、左右のリフトシリンダ14L、14Rのヘッド側端部が揺動自在に軸支されるリフトシリンダ軸支部25L、25Rが形成されている。さらに、上記リフトアーム軸支部24L、24Rとリフトシリンダ軸支部25L、25Rの中間の部位には、左右のサイドフレーム19L、19R間に支架される状態で支持軸26が取り付けられており、該支持軸26には、バケットシリンダ16のヘッド側端部が揺動自在に軸支されるバケットシリンダ軸支部27が一体的に設けられている。
尚、左右のリフトアーム13L、13Rの先端部はバケット15に揺動自在に軸支され、リフトシリンダ14L、14Rのロッド側端部はリフトアーム13L、13Rの中間部に揺動自在に軸支され、またバケットシリンダ16のロッド側端部は第一リンク17の上端部に揺動自在に軸支されている。
さらに、前記左右のサイドフレーム19L、19Rのあいだの空間部Sには、作業用制御バルブユニット28とオイルフィルタ29とが配されている。
前記作業用制御バルブユニット28は、リフトシリンダ14L、14Rおよびバケットシリンダ16に対する油の給排制御を行うための複数のバルブが一体的に組込まれたものであって、このものは、左右のサイドフレーム19L、19Rの下部間に支架される補強プレート30の上部に取り付けられている。
また、オイルフィルタ29は、作動油中のゴミを除去するものであって、このものは、右側のサイドフレーム19Rの内方側面に、L字形状のブラケット31を介して取り付けられているが、該オイルフィルタ29の取付け位置は、上側の連結プレート21Uよりも若干上方に位置していて、左右のサイドフレーム19L、19R間の後方側の開口Aからオイルフィルタ29に容易にアクセスできるようになっている。
ここで、ホイールローダ1に設けられる作業装置4用の油圧回路について簡単に説明すると、後部車両1Bに配設の油圧ポンプ9からの吐出油は、図示しない油圧配管を介して前記作業用制御バルブユニット28に供給される。該作業用制御バルブユニット28は、図示しない油圧配管を介してリフトシリンダ14L、14Rおよびバケットシリンダ16に接続されており、上記油圧ポンプ9からの吐出油をリフトシリンダ14L、14R、バケットシリンダ16に供給すると共に、該リフトシリンダ14L、14R、バケットシリンダ16からの排出油を、油圧配管32を介して後部車両1Bに配設の作動油タンク11に戻す。そして、該作業用制御バルブユニット28から作動油タンク11への戻り油の流路となる油圧配管32の中途部に、前記オイルフィルタ29が配されていて、作動油中のゴミ等を除去する構成となっている。
尚、油圧ポンプ9からの吐出油は、前記作業用制御バルブユニット28だけでなく、ステアリングシリンダ12に対する油給排制御を行う操向用制御バルブ(図示せず)にも供給される。そして、該操向用制御バルブは、油圧ポンプ9からの圧油をステアリングシリンダ12に供給する一方、ステアリングシリンダ12からの排出油を作動油タンク11に戻すが、該ステアリングシリンダ12から作動油タンク11への戻り流路は、図示しないが、前述した作業用制御バルブユニット28から作動油タンク11への戻り流路中のオイルフィルタ29よりも上流側の部位に合流しており、而して、ステアリングシリンダ12からの戻り油も、オイルフィルタ29を経由して作動油タンク11に流れるように構成されている。
叙述の如く構成された本形態において、前部車両1Aの架台となるフロントフレーム2には、前輪3や作業装置4等が組付けられるが、該フロントフレーム2を構成する左右のサイドフレーム19L、19Rの間の空間部Sには、作動油中のゴミ等を除去するためのオイルフィルタ29が配設されている。
この結果、フロントフレーム2の左右のサイドフレーム間に形成される空間部Sを有効利用してオイルフィルタ29を配設することができると共に、該オイルフィルタ29のフィルタエレメントの交換等のメンテナンスを行う場合には、左右のサイドフレーム19L、19R間の後方側の開口Aからオイルフィルタに容易にアクセスできることになり、もって、メンテナンス性の向上に大きく貢献できる。
ホイールローダの側面図である。 ホイールローダの平面図である。 フロントフレーム部の平面図である。 右側のサイドフレームおよびサイドプレートを除いたフロントフレーム部の側面図である。 トッププレートを除いたフロントフレーム部の正面図である。
符号の説明
2 フロントフレーム
3 前輪
5 リヤフレーム
6 後輪
19L サイドフレーム
19R サイドフレーム
29 オイルフィルタ
S 空間部

Claims (1)

  1. 前輪が組付けられるフロントフレームと、後輪が組付けられるリヤフレームとを左右方向揺動自在に連結してなるアーティキュレート式のホイールローダにおいて、前記フロントフレームを構成する左右のサイドフレーム間に形成される空間部に、オイルフィルタを配設したことを特徴とするホイールロ−ダにおけるオイルフィルタの配設構造。
JP2004319135A 2004-11-02 2004-11-02 ホイールロ−ダにおけるオイルフィルタの配設構造 Pending JP2006132092A (ja)

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US8662219B2 (en) 2012-07-19 2014-03-04 Komatsu Ltd. Work vehicle

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