JP5172287B2 - 集積回路装置 - Google Patents

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Description

本発明は、集積回路装置に関し、特に、内部の配線に流れる電流の大きさを測定することができる集積回路装置に関する。
従来より、集積回路装置内の配線を流れる電流の大きさを測定したいという要求がある。これは、例えば、電源IC(Integrated Circuit:集積回路)において出力電流値を制御するためである。電流の大きさを測定する一つの方法として、電流経路に抵抗を介在させ、この抵抗の両端部間の電圧を測定する方法がある。しかしながら、この方法では、集積回路装置に入力された電源電圧の一部を、電流を測定するために使ってしまう。このため、近年の出力電圧の低下に伴い、測定が困難になってきている。一例では、従来の電源ICにおいては、出力電圧が5Vであり電流測定に用いる電圧が50mVであった。しかし、近年のパーソナルコンピューター用の電源ICにおいては、出力電圧は1V程度であり、1Vの出力電圧に対して50mVの電流測定用電圧を確保することは困難である。一方、電流測定用の電圧を出力電圧に合わせて例えば10mV程度まで低減すると、精度のよい測定ができなくなってしまう。
そこで、電流経路に介在することなく、電流の大きさを測定する手段が求められている。このような手段として、ロゴスキーコイルがある(例えば、特許文献1参照。)。ロゴスキーコイルとは、環状体の周囲に配線を巻回させた環状のコイルであり、コイルの内部には戻り線が設けられている。そして、環状体の内部に、測定対象となる被測定配線を挿通させれば、コイルに誘導電流が発生し、環状体に対する被測定配線の位置及び外部の磁界に拘わらず、被測定配線を流れる電流の大きさを測定することができる。
このようなロゴスキーコイルを使用して、被測定配線に流れる電流の大きさを常時測定するためには、ロゴスキーコイルを被測定配線と同じ基板上に集積させることが好ましい。しかしながら、ロゴスキーコイルは、被測定配線の周囲を一周するようにコイルを巻かなければならないため、集積化が難しいという問題がある。すなわち、集積回路装置内において、被測定配線の周囲にロゴスキーコイルを形成しようとすると、被測定配線と戻り線を含めて最低7層の配線層が必要となる。
特開2006−189319号公報
本発明の目的は、内部の配線を流れる電流の大きさを測定することができる集積回路装置を提供することである。
本発明の一態様によれば、第1配線層、第1絶縁層、第2配線層、第2絶縁層及び第3配線層がこの順に積層された集積回路装置であって、前記第3配線層内に形成され、前記第1配線層の表面に対して平行な第1方向に延びる主配線と、前記第1配線層内に形成された配線、前記第2配線層内に形成された配線、及び前記第1絶縁層内に形成されたビアによって形成され、中心軸が前記第1配線層の表面に対して平行で且つ前記第1方向に対して交差する方向に延びるコイルと、を備えたことを特徴とする集積回路装置が提供される。
本発明の他の一態様によれば、第1配線層、第1絶縁層、第2配線層、第2絶縁層及び第3配線層がこの順に積層された集積回路装置であって、前記第3配線層内に形成され、前記第1配線層の表面に対して平行な第1方向に延びる第1部分と、前記第1方向に対して逆方向に延びる第2部分と、を有する主配線と、前記第1配線層内に形成された配線、前記第2配線層内に形成された配線、及び前記第1絶縁層内に形成されたビアによって形成され、前記第1部分の直下域に配置され、中心軸が前記第1配線層の表面に対して平行で且つ前記第1方向に対して直交する第2方向に延びる第1のコイルと、前記第1配線層内に形成された配線、前記第2配線層内に形成された配線、及び前記第1絶縁層内に形成されたビアによって形成され、前記第2部分の直下域に配置され、中心軸が前記第2方向に延びる第2のコイルと、前記第1配線層内及び前記第2配線層内のうち一方に形成され、前記第1のコイルにおける前記第2部分側の端部を前記第2のコイルにおける前記第1部分の反対側の端部に接続する第1配線と、前記第1配線層内及び前記第2配線層内のうち他方に形成され、一端が前記第2のコイルにおける前記第1部分側の端部に接続され、他端が前記第1部分から見て前記第2部分の反対側まで引き出された第2配線と、を備え、前記第1のコイルの形状及び巻回方向は、前記第2のコイルの形状及び巻回方向とそれぞれ等しく、前記第1配線層の表面に対して直交する方向から見て、前記第1配線は前記第2配線と交差しており、前記第1部分、前記第1配線及び前記第2配線によって囲まれた領域の面積は、前記第2部分、前記第1配線及び前記第2配線によって囲まれた領域の面積と等しいことを特徴とする集積回路装置が提供される。
本発明によれば、内部の配線を流れる電流の大きさを測定することができる集積回路装置を実現することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
先ず、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る集積回路装置を例示する平面図であり、
図2は、図1に示すA−A’線による断面図であり、
図3は、本実施形態のコイルを例示する斜視図である。
図1乃至図3に示すように、本実施形態に係る集積回路装置1においては、基板11が設けられている。基板11は例えば半導体基板であり、例えば単結晶のシリコンにより形成されている。基板11上には、絶縁層12、配線層13(第1配線層)、絶縁層14(第1絶縁層)、配線層15(第2配線層)、絶縁層16(第2絶縁層)及び配線層17(第3配線層)が、この順に積層されている。各配線層においては、金属又は合金からなる配線が形成されており、この配線が絶縁材料によって埋め込まれている。また、各絶縁層は絶縁材料により形成されており、その上下の配線層に形成された配線同士を接続するビアが埋設されている。これらの構成は、半導体プロセスによって作製されたものである。
以下、各層の構成について詳細に説明する。本明細書においては、説明の便宜上、基板11及び各層の表面に対して平行な方向のうち、相互に直交する2つの方向をX方向(第1方向)及びY方向(第2方向)という。また、基板11及び各層の表面に対して直交する方向、すなわち、各層の積層方向を、Z方向という。
配線層17においては、X方向に延びる主配線21が形成されている。また、配線層15においては、X方向に延びる短冊状の配線22が複数本形成されている。配線22はY方向に沿って周期的に配列されている。更に、配線層13においては、X方向とY方向の間の方向に延びる短冊状の配線23が複数本形成されている。複数本の配線23は相互に平行であり、且つY方向に沿って周期的に配列されている。各配線23は、一の配線22の一方の端部の直下域から、この一の配線22の隣の配線22の他方の端部の直下域まで延びている。更にまた、絶縁層14においては、各配線22の端部をこの端部の直下域に配置された配線23の端部に接続するビア24が形成されている。これにより、複数本の配線22、複数本の配線23及び複数個のビア24により、1本のコイル25が形成されている。
コイル25は、絶縁層14内に位置しY方向に延びる中心軸Cの周囲を右ネジの方向に巻回している。また、コイル25は、主配線21に対しては絶縁層16によって離隔され、絶縁されている。そして、コイル25の+Y方向側の端部は、配線層15内に形成された配線26が接続されている。配線26はコイル25から見て+X方向側の領域を迂回して、−Y方向側まで引き出されている。なお、図示の便宜上、図1及び図3においては、各配線層及び絶縁層を形成する絶縁材料は図示を省略されている。
次に、本実施形態の動作について説明する。
主配線21に電流が流れると、アンペールの法則により、主配線21の周囲に磁界が発生する。この磁界の方向は、所謂「右ネジの法則」に従って主配線21の周りを回るような方向となる。例えば、主配線21に+X方向の電流が流れると、コイル25の位置では、略−Y方向の磁界が発生する。すなわち、コイル25の中心軸Cに沿ってコイル25を貫くような方向に磁界が発生する。これにより、コイル25の内部の磁界が変化して、コイル25には誘導電流が発生する。そして、この誘導電流を測定することにより、主配線21に流れた電流の大きさを測定することができる。
次に、本実施形態の効果について説明する。
本実施形態によれば、コイル25は主配線21とは接していないため、主配線21に印加された電圧を消費することなく、電流を測定することができる。この結果、例えば、低出力電圧のスイッチング電源用ICの出力電流を、高精度で測定することができる。
また、前述の如く、従来の電流測定方法においては、被測定配線の周囲を囲むように、環状のロゴスキーコイルを配置している。これは、ロゴスキーコイル内のどの位置に被測定配線が配置されても、安定した測定値を得るためである。また、外部の磁界の影響を排除するためである。これに対して、本実施形態においては、被測定配線である主配線21とコイル25とは同一の基板11上に一体的に集積されており、両者の相対的な位置関係は固定されている。このため、両者の相対的な位置関係の変動に起因する誘導電流の変動はない。また、主配線21とコイル25とは絶縁層16によって隔てられているのみであり、両者は極めて近くに配置されているため、大きな誘導電流を得ることができ、外部のノイズの影響は相対的に小さくなる。この結果、主配線21の片側のみにコイル25を設けても、主配線21を流れる電流の大きさを精度よく測定することができる。これにより、コイル25は2層の配線層により形成することができ、主配線21と合わせても、3層の配線層によって集積させることができる。すなわち、主配線21及びコイル25は積層数が3層以上の集積回路装置であれば形成することができ、例えば、電気回路基板上又は半導体集積回路基板上に集積することができる。
このように、本実施形態に係る集積回路装置1は、簡単な構成で内部の配線を流れる電流の大きさを精度よく測定することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図4は、本実施形態に係る集積回路装置を例示する平面図であり、
図5(a)は、図4に示すコイル32を例示する平面図であり、(b)はその側面図であり、
図6(a)は、図4に示すコイル33を例示する平面図であり、(b)はその側面図であり、
図7は、図4に示すB−B’線による断面図である。
本実施形態に係る集積回路装置2の積層構造は、前述の第1の実施形態と同様である。すなわち、図7に示すように、基板11上に、絶縁層12、配線層13、絶縁層14、配線層15、絶縁層16及び配線層17が、この順に積層されている。この積層構造は、半導体プロセスによって形成されている。
図4に示すように、配線層17には、コ字形状の主配線31が形成されている。すなわち、配線31においては、+X方向に延びる部分31aと、部分31aの+X方向側の端部から+Y方向に延びる部分31bと、部分31bにおける+Y方向側の端部から−X方向に延びる部分31cとが設けられている。部分31aと部分31cとは相互に離隔している。また、主配線31の両端部には、端子T1及びT2が接続されている。端子T1は部分31aに接続されており、端子T2は部分31cに接続されている。
また、集積回路装置2には、2つのコイル32及び33が設けられている。コイル32は主配線31の部分31aの直下域に配置されており、コイル33は部分31cの直下域に配置されている。X方向におけるコイル32の位置とコイル33の位置とは、例えばコイル1つ分程度ずれている。
図5(a)及び(b)、図6(a)及び(b)に示すように、コイル32及び33の構成は、前述の第1の実施形態におけるコイル25と同様である。すなわち、コイル32及び33はいずれも、配線22、配線23及びビア24により構成されており、Y方向に延びる中心軸の周囲を右ネジの方向に巻回している。
更に、図4に示すように、配線層15には配線34が形成されている。上方、すなわち、+Z方向から見て、配線34の形状は略L字形である。すなわち、配線34は、コイル32における+Y方向側の端部から+Y方向に直線的に引き出され、コイル33の+X方向側の領域を通過した後−X方向に屈曲し、コイル33における+Y方向側の端部に到達している。これにより、配線34は、コイル32における部分31c側の端部を、コイル33における+Y方向側、すなわち、部分31aの反対側の端部に接続している。なお、配線34はコイル33よりも+Y方向側の領域で引き回されていてもよいが、部分31cにおける+Y方向側の端縁よりは−Y方向側の領域に収まっている。
更にまた、配線層13には配線35が形成されている。上方から見て、配線35の形状はS字形である。すなわち、配線35は、コイル33における−Y方向側の端部から−Y方向に引き出され、部分31aと部分31cとの間で直角に屈曲して+X方向に進み、部分31bに到達する手前で再び直角に屈曲して−Y方向に進み、コイル32の+X方向側の領域を通過して、部分31aよりも−Y方向側に配置された端子T3に到達している。これにより、配線35の一端は、コイル33における−Y方向側、すなわち、部分31a側の端部に接続され、他端は部分31aから見て部分31cの反対側(−Y方向側)まで引き出されている。
更にまた、配線層15には配線36が形成されている。配線36は、コイル32の−Y方向側の端部から−Y方向に引き出され、それより−Y方向側に設けられた端子T4に到達している。これにより、配線36はコイル32の−Y方向側の端部を端子T4に接続している。
図4に示すように、上方から見て、配線34と配線35とは、主配線31の部分31aと部分31cとの間の領域で交差しており、ねじり配線になっている。そして、上方から見て、主配線31の部分31a、配線34及び配線35によって囲まれた領域R1の面積は、主配線31の部分31c、配線34及び配線35によって囲まれた領域R2の面積と等しい。
次に、本実施形態の動作について説明する。
図8は、本実施形態の動作を例示する平面図であり、
図9は、図4に示すC−C’線による断面図であり、
図10は、図4に示すD−D’線による断面図である。
なお、図8乃至図10においては、図を見易くするために、配線、ビア、端子以外の部材は図示が省略されている。
図8に示すように、端子T1から端子T2に向かって、主配線31を電流Iが流れ始めると、アンペールの法則により、主配線31の周囲に磁界Hが発生し、コイル32及び33を貫く。このとき、磁界Hの方向は右ネジの法則に従うため、図9に示すように、コイル32を貫く磁界Hの方向は−Y方向、すなわち、図9において紙面の手前から奥に向かう方向となる。一方、図10に示すように、コイル33を貫く磁界Hの方向は、+Y方向、すなわち、図10において紙面の奥から手前に向かう方向となる。
これにより、図9及び図10に示すように、コイル32及び33に起電力が生じ、この起電力は電流Iの微分に比例する。よって起電力から電流Iの微分を積分することができ、配線31に流れる電流Iの大きさを測定することができる。
また、図8に示すように、端子T1から端子T2に向かって、主配線31を電流Iが流れると、領域R1及びR2をそれぞれ−Z方向に磁界Hが貫くが、領域R1を貫く磁界Hにより配線34及び35に発生する誘導電流の方向と、領域R2を貫く磁界Hにより配線34及び35に発生する誘導電流の方向とは、相互に逆である。また、領域R1の面積と領域R2の面積とは相互に等しいため、発生する起電力の大きさも相互に等しい。この結果、領域R1を貫く磁界Hにより発生する起電力と、領域R2を貫く磁界Hにより発生する起電力とは、相殺される。
更に、集積回路装置2の外部の磁界が変化した場合においても、領域R1を貫く磁界Hにより発生する起電力と、領域R2を貫く磁界Hにより発生する起電力とは、大きさが等しく方向が逆である。このため、これらの外部磁界の影響も相殺される。
次に、本実施形態の効果について説明する。
本実施形態においては、上述の如く、部分31a及び31cの直下域に、一対のコイル32及び33をそれぞれ配置することにより、外部磁界の影響を遮断することができる。また、前述の第1の実施形態と同様に、主配線31とコイル32及び33とが同一の基板11上に集積されており、両者間の相対的な位置関係は固定されており、両者間の相対的な位置関係の変動に起因して誘導電流の大きさが変動することがない。これらにより、主配線31の下方側のみにコイル32及び33を設けても、主配線31の周囲に全周にわたってロゴスキーコイルを設けた場合と同様な効果を得ることができる。この結果、主配線31を流れる電流の大きさを精度よく測定することができる。
また、上述の如く、本実施形態においては、主配線31をコ字形状に形成し、この主配線31における電流の方向が相互に逆になる一対の部分、すなわち、領域R1と領域R2に一対のコイルを設けているため、外部磁界を相殺するために、通常のロゴスキーコイルのように戻り線を設ける必要がない。これらの結果により、コイル32及び33を2層の配線層により形成することができ、主配線31と合わせても、3層の配線層によって本実施形態の構成を実現することができる。この結果、本実施形態は、積層数が3層以上の集積回路装置であれば適用することができ、簡単な構成で内部の配線を流れる電流の大きさを精度よく測定することができる。
更に、本実施形態においても、前述の第1の実施形態と同様に、主配線31とコイル32及び33とは絶縁層16によって隔てられているのみであり、両者は極めて近くに配置されているため、大きな誘導電流を得ることができる。また、主配線31に流れる電流を非接触で測定することができるため、主配線31に印加された電圧を消費することがなく、低電圧で駆動する集積回路装置にも適用することができる。このように、本実施形態に係る集積回路装置2は、簡単な構成で内部の配線を流れる電流の大きさを精度よく測定することができる。
なお、前述の第1及び第2の実施形態においては、基板上にコイルが設けられており、その上に主配線が設けられている例を示したが、本発明はこれに限定されず、基板上に主配線が設けられており、その上にコイルが設けられていてもよく、主配線の側方にコイルが設けられていてもよい。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
図11は、本実施形態に係る集積回路装置を例示する平面図である。
図11に示すように、本実施形態に係る集積回路装置3は、半導体ICチップである。集積回路装置3においては、前述の第2の実施形態に係る集積回路装置2(図4参照)の構成に加えて、基板11上に積分回路41が設けられている。積分回路41は、主配線32及び誘導電流経路と共に、多層配線CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor:相補型金属酸化膜半導体)プロセスによって基板11上に形成されたものである。積分回路41は配線35及び36に接続されており、前述のコイル32及び33の起電力から求めた主配線31を流れる電流Iの微分値を積分する。この積分結果が、主配線31を流れる電流Iの大きさに相当する。
本実施形態によれば、コイル32及び33の起電力が積分回路41に入力され、積分回路41がこの起電力から求めた主配線31を流れる電流Iの微分値を積分することにより、電流Iの大きさを測定することができる。また、多層配線CMOSプロセスにより、主配線31と、コイル32及び33を含む誘導電流経路と、積分回路41とをモノリシックに形成することができる。これにより、1つの半導体ICチップにより、電流を出力すると共に、この電流の大きさを測定することができる。本実施形態における上記以外の構成、動作及び効果は、前述の第2の実施形態と同様である。
なお、本実施形態においては、基板11上に積分回路41の動作を補正する補正回路が設けられていてもよい。この補正回路においては、例えば、抵抗値を調整するヒューズが設けられている。ヒューズは例えばポリシリコンからなる膜であり、集積回路装置3を作製した後に、この膜をレーザー光で部分的に焼き切ることにより、抵抗値を調整することができる。
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
図12は、本実施形態に係る集積回路装置を例示する分解斜視図であり、
図13は、図12に示す半導体ICチップを例示する平面図である。
図12に示すように、本実施形態に係る集積回路装置4においては、回路基板51及び半導体ICチップ52が設けられている。半導体ICチップ52は、例えばフリップチップ接続により、回路基板51に実装されている。
回路基板51は、例えばFR4(Flame Retardant Type 4)である。回路基板51の表面には、回路基板51の主回路を構成する主配線31が形成されている。一方、図13に示すように、半導体ICチップ52の構成は、前述の第3の実施形態に係る集積回路装置3(図11参照)の構成から、主配線31が除かれた構成である。すなわち、半導体ICチップ52には基板11が設けられており、この基板11における回路基板51に対向する面には、コイル32及び33を含む誘電電流経路と、積分回路41とが設けられている。回路基板51と半導体ICチップ52とはフリップチップ接続されているため、コイル32及び33は主配線31の片側であって、主配線31に対して固定された位置に配置されている。回路基板51の表面に対して垂直な方向から見て、回路基板51に形成された主配線31と、半導体ICチップ52に形成されたコイル32及び33との位置関係は、前述の第2の実施形態と同様である。
次に、本実施形態の動作について説明する。
回路基板51の主配線31に電流が流れると、この電流によって発生した磁界が半導体ICチップ52のコイル32及び33を貫き、起電力を発生させる。そしてこの起電力(電流Iの微分に比例)を積分回路41が積分する。これにより、主配線31に流れた電流の大きさを、回路基板51の主回路にセンス部品を挿入することなく測定することができる。このとき、コイル32及び33の位置は、主配線31に対して固定されているため、コイル32及び33が主配線31の片側のみに配置されていても、主配線31を流れる電流を精度よく測定することができる。本実施形態における上記以外の構成、動作及び効果は、前述の第3の実施形態と同様である。
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。
図14は、本実施形態に係る集積回路装置を例示する平面図である。
図14に示すように、本実施形態に係る集積回路装置5においては、前述の第3の実施形態に係る集積回路装置3(図11参照)の構成から、主配線31の部分31bが除かれており、主配線31の部分31aと部分31cとの間に、半導体スイッチSWが接続されている。半導体スイッチSWは、基板11上には集積されておらず、独立した素子を構成している。集積回路装置5は、スイッチング電源として機能する。このように、本実施形態によれば、半導体スイッチSWを流れる電流の大きさを測定することができる。本実施形態における上記以外の構成、動作及び効果は、前述の第3の実施形態と同様である。
次に、本発明の第6の実施形態について説明する。
図15は、本実施形態に係る集積回路装置を例示する平面図である。
図15に示すように、本実施形態は、前述の第5の実施形態(図14参照)において、半導体スイッチSW(図14参照)をハイサイドMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor:金属酸化物半導体電界効果トランジスタ)とした例である。
本実施形態においては、DC-DCコンバータマルチチップモジュール(MCM)61が設けられている。このMCM61においては、FR4等の基板62に、ハイサイドMOSFETチップ63と、ローサイドMOSFETチップ64と、半導体ICチップ65とが実装されている。ハイサイドMOSFETチップ63及びローサイドMOSFETチップ64は、電源電位Vinと接地電位GNDとの間に、この順に直列に接続されており、両者の接続点Vxは、インダクタRを介して出力端子Voutに接続されている。
また、半導体ICチップ65には、コイル32及び33を含む誘導電流経路と、積分回路41の他に、ハイサイドMOSFETチップ63及びローサイドMOSFETチップ64を制御するドライバー回路66が形成されている。そして、コイル32及び33はそれぞれ、ハイサイドMOSFETチップ63のソース配線及びドレイン配線の近傍に配置されている。ソース配線に流れる電流の方向とドレイン配線に流れる電流の方向とは、相互に逆方向であり、コイル32の中心軸及びコイル33の中心軸が延びる方向に対して直交している。
更に、MCM61には、積分回路41の出力信号が入力され、この出力信号に基づいてドライバー回路66を制御する制御IC67が設けられている。これにより、制御IC67は、積分回路41がコイル32及び33において発生する誘導電流を積分した結果に基づいて、ハイサイドMOSFETチップ63の動作を制御する。すなわち、MCM61の出力電流の測定値に基づいて、この出力電流を制御する。
本実施形態においては、ハイサイドMOSFETチップ63を流れる電流をモニターすることにより、MCM61の出力電流、すなわち、接続点Vxから出力端子Voutに流れる電流の大きさを、ハイサイドMOSFETチップ63にセンス部品を挿入することなく測定することができる。そして、測定された電流の大きさに基づいて、制御IC67がドライバー回路66を介してハイサイドMOSFETチップ63を制御し、MCM61の出力電流の大きさを調整することができる。これにより、MCM61の出力電流をフィードバック制御することができる。
また、半導体ICチップ65に形成されたコイル32及び33の位置は、測定対象となるハイサイドMOSFETチップ63のソース配線及びドレイン配線に対して固定されているため、ハイサイドMOSFETチップ63に流れる電流の大きさを精度よく測定することができる。
更に、本実施形態によれば、電源電位Vinと接地電位GNDとの間にハイサイドMOSFETチップ63及びローサイドMOSFETチップ64を直列に接続することにより、小電流でも電流の立ち上がりが早いスイッチング電源を構成することができる。これにより、コイル32及び33において十分に大きな起電力を得ることができ、出力電流を精度よく測定することができる。このようなスイッチング電源は、例えば、パーソナルコンピューター向けの出力電圧が1V程度の低電圧スイッチング電源として使用することができる。
次に、本発明の第7の実施形態について説明する。
図16は、本実施形態に係る集積回路装置を例示する平面図である。
図16に示すように、本実施形態においては、ハイサイドMOSFET73、ローサイドMOSFET74、積分回路41及びドライバー回路66が1つのチップ72上に集積されている。本実施形態における上記以外の構成、動作及び効果は、前述の第6の実施形態と同様である。
次に、本発明の第8の実施形態について説明する。
図17は、本実施形態に係る集積回路装置を例示する平面図である。
図17に示すように、本実施形態においては、前述の第7の実施形態におけるチップ72に、制御回路77も集積されている。また、ドライバー回路が、ハイサイドMOSFET73を制御するドライバー回路66aと、ローサイドMOSFET74を制御するドライバー回路66bとに分割されている。本実施形態における上記以外の構成、動作及び効果は、前述の第7の実施形態と同様である。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。例えば、前述の実施形態に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除、設計変更を行ったものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含有される。
本発明の第1の実施形態に係る集積回路装置を例示する平面図である。 図1に示すA−A’線による断面図である。 第1の実施形態のコイルを例示する斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る集積回路装置を例示する平面図である。 (a)は、図4に示すコイル32を例示する平面図であり、(b)はその側面図である。 (a)は、図4に示すコイル33を例示する平面図であり、(b)はその側面図である。 図4に示すB−B’線による断面図である。 第2の実施形態の動作を例示する平面図である。 図4に示すC−C’線による断面図である。 図4に示すD−D’線による断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る集積回路装置を例示する平面図である。 本発明の第4の実施形態に係る集積回路装置を例示する分解斜視図である。 図12に示す半導体ICチップを例示する平面図である。 本発明の第5の実施形態に係る集積回路装置を例示する平面図である。 本発明の第6の実施形態に係る集積回路装置を例示する平面図である。 本発明の第7の実施形態に係る集積回路装置を例示する平面図である。 本発明の第8の実施形態に係る集積回路装置を例示する平面図である。
符号の説明
1、2、3、4、5 集積回路装置、11 基板、12、14、16 絶縁層、13、15、17 配線層、21、31 主配線、22、23、26、34、35、36 配線、24 ビア、25、32、33 コイル、31a、31b、31c 部分、41 積分回路、51 回路基板、52 半導体ICチップ、SW 半導体スイッチ、61 DC-DCコンバータマルチチップモジュール(MCM)、62 基板、63 ハイサイドMOSFETチップ、64 ローサイドMOSFETチップ、65 半導体ICチップ、66、66a、66b ドライバー回路、67 制御IC、72 チップ、73 ハイサイドMOSFET、74 ローサイドMOSFET、77 制御回路、C 中心軸、GND 接地電位、H 磁界、I 電流、I 誘導電流、R インダクタ、R1、R2 領域、T1、T2、T3、T4 端子、Vin 電源電位、Vout 出力端子、Vx 接続点

Claims (4)

  1. 第1配線層、第1絶縁層、第2配線層、第2絶縁層及び第3配線層がこの順に積層された集積回路装置であって、
    前記第3配線層内に形成され、前記第1配線層の表面に対して平行な第1方向に延びる主配線と、
    前記第1配線層内に形成された配線、前記第2配線層内に形成された配線、及び前記第1絶縁層内に形成されたビアによって形成され、中心軸が前記第1配線層の表面に対して平行で且つ前記第1方向に対して交差する方向に延びるコイルと、
    を備えたことを特徴とする集積回路装置。
  2. 第1配線層、第1絶縁層、第2配線層、第2絶縁層及び第3配線層がこの順に積層された集積回路装置であって、
    前記第3配線層内に形成され、前記第1配線層の表面に対して平行な第1方向に延びる第1部分と、前記第1方向に対して逆方向に延びる第2部分と、を有する主配線と、
    前記第1配線層内に形成された配線、前記第2配線層内に形成された配線、及び前記第1絶縁層内に形成されたビアによって形成され、前記第1部分の直下域に配置され、中心軸が前記第1配線層の表面に対して平行で且つ前記第1方向に対して直交する第2方向に延びる第1のコイルと、
    前記第1配線層内に形成された配線、前記第2配線層内に形成された配線、及び前記第1絶縁層内に形成されたビアによって形成され、前記第2部分の直下域に配置され、中心軸が前記第2方向に延びる第2のコイルと、
    前記第1配線層内及び前記第2配線層内のうち一方に形成され、前記第1のコイルにおける前記第2部分側の端部を前記第2のコイルにおける前記第1部分の反対側の端部に接続する第1配線と、
    前記第1配線層内及び前記第2配線層内のうち他方に形成され、一端が前記第2のコイルにおける前記第1部分側の端部に接続され、他端が前記第1部分から見て前記第2部分の反対側まで引き出された第2配線と、
    を備え、
    前記第1のコイルの形状及び巻回方向は、前記第2のコイルの形状及び巻回方向とそれぞれ等しく、
    前記第1配線層の表面に対して直交する方向から見て、前記第1配線は前記第2配線と交差しており、前記第1部分、前記第1配線及び前記第2配線によって囲まれた領域の面積は、前記第2部分、前記第1配線及び前記第2配線によって囲まれた領域の面積と等しいことを特徴とする集積回路装置。
  3. 記第1配線層、前記第1絶縁層、前記第2配線層、前記第2絶縁層及び前記第3配線層が積層された基板と、
    前記基板上に設けられ、前記主配線を流れる電流に起因して前記コイルに発生する誘導電流を積分する積分回路と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項またはに記載の集積回路装置。
  4. 電源配線から供給された電力を出力端子に対して出力するか否かを切替えるスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子を制御する制御回路と、
    をさらに備え、
    前記制御回路は、前記積分回路が前記誘導電流を積分した結果に基づいて前記スイッチング素子を制御することを特徴とする請求項記載の集積回路装置。
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