JP5170610B2 - 充電装置 - Google Patents

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Description

本発明は積み重ね可能な電池アセンブリ技術(Stackable Cell Assembly Technology、以下SCATと略す)を用いたバッテリ装置を充電する充電装置に関するものである。
まず最初に、本発明者の提案するSCATの概念を図1を用いて説明する。
電動ドライバ、電動ドリル、インパクト工具などのコードレス電動工具は、回転動力を発生するモータを有し、その回転数を減速機構により減速した後、回転動力を先端工具に伝達するように構成されている。
図1において20はコードレス電動工具で、本体胴体部20Aとハンドル部20Bとにより構成される。本体胴体部20Aの先端には工具30が装着される。ハンドル部20Bの一端は本体胴体部20Aに連結され、他端部にはバッテリ装置10が装着される。
これらのコードレス電動工具は、全てメーカによって定格電圧(ボルト、以下Vと略す)と、電流容量(アンペア時間、以下Ahと略す)が定められている。定格電圧(V)は、工具に伝達する回転動力の大きさと、回転動力を発生するモータを駆動するのに必要な電圧に基づいて決定される。また電流容量(Ah)は、モータの負荷電流の大きさと、工具を連続使用可能な時間の仕様に基づいて決定される。例えば3Ahのバッテリ装置を装着した電動工具は、3Aの電流を1時間連続してモータに供給し得る特性を有する。
このような定格電圧及び電流容量は、全ての工具ごとにメーカによって決定されるものであり、ユーザはこれらの値を勝手に変更したり、改造したりすることはできない。
これに対し、SCATは、電動工具の定格電圧(V)はメーカにより決定されるものの、電流容量(Ah)はユーザが任意に選択できるようにした新しいコンセプトの電動工具を提案するものである。
このような新しいコンセプトは、1個のコードレス電動工具で多様なユーザのニーズに応えられる点で望ましいものである。例えば電動工具を、天井裏などの狭隘な場所で使用するときには、ユーザは電流容量が大きいことよりも、電動工具ができるだけ軽量であることを望むであろう。しかし従来のコードレス電動工具の重さの半分近くは電池パック、つまりバッテリ装置によって占められており、電動工具の定格電圧及び電流容量に適合する電池パックのみが装着可能に作られているから、いかなる作業においても電動工具の重さは変更できない。
一方、同じ作業を長時間継続して行うような場合は、頻繁に電池パックを充電せずに使用できる電動工具を望むであろう。しかしながら従来の電動工具は予め電流容量が定められているから、作業に応じて電流容量の異なる値の電池パックを使用することはできない。
もちろんコードレス電動工具の機種は多いから、作業に応じて異なる仕様の工具を使用することはできるが、ユーザは、数多くの電動工具を用意したり、これらを作業現場に持ち運びすることを望まないであろう。
SCATはこのようなユーザの多様なニーズに適合するものである。一例として、電動工具の定格電圧が18V、電流容量が3Ahの場合を例にとり、従来のバッテリ装置と、SCAT技術を用いたバッテリ装置の違いを述べる。
図1の(A)は、電池セルとして公称電圧1.2VのNiCd電池を用いた場合の従来のバッテリ装置の構成を示す。このバッテリ装置は、15個の電池C1〜C15を直列に接続して電池パック容器10A内に収納して構成される。
一方、電池セルとしてリチウム電池を用いる場合は、その公称電圧が3.6Vと大きく、電流容量が1.5Ah程度と小さいために、図1の(B)に示すように、5個の電池C11〜C15を直列に接続したものと、同じく5個の電池C21〜C25を直列に接続したものを並列に接続して、合計10個の電池セルを電池パック容器20Aに収納してバッテリ装置が構成される。
これに対しSCAT技術を用いる場合、メーカは図1の(C)に示すようにコードレス電動工具の定格電圧を発生するのに必要な個数のセルを収納したセルアセンブリを用意する。例えばリチウム電池でセルアセンブリを構成する場合は、公称電圧が3.6Vの5個の電池セルC11〜C15を直列に接続して容器に収納することによりセルアセンブリ100Aが構成される。同様にセルアセンブリ100Bは、電池セルC21〜C25を直列に接続してアセンブリ容器に収納することにより構成される。これらのセルアセンブリ100A,100B,・・・100Nは積み重ねたときに、それぞれ並列に接続されるように構成されている。
ユーザはセルアセンブリを1個使用するときには1.5Ahのバッテリ装置として使用することができ、2個使用するときには3Ahのバッテリ装置として使用することができる。即ちコードレス電動工具の電流容量(Ah)の値はユーザが選択的に決定することが可能となる。
SCAT技術を用いてセルアセンブリを作るには、セルとして公称電圧が大きく電流容量の小さいリチウム電池を用いることが望ましい。セルアセンブリの重量が軽くなり、且つユーザによる電流容量の選定をより小刻みに行うことができるからである。
ここで、リチウム電池とは、バナジウム・リチウム電池、マンガンリチウム電池等を指し、いずれも負極にリチウム・アルミ合金を用い、有機電解液を使用した電池を言う。また、リチウムイオン電池は一般に、正極にコバルト酸リチウム、負極に黒鉛を使用し、電解液として有機電解液を用いたものである。本願明細書では、便宜上、リチウム電池及びリチウムイオン電池を含む有機電解液二次電池を総称して、単にリチウム電池と称することにする。
SCATに類似する従来技術として、例えばカメラやパソコン等の携帯用電子機器において、充電可能な電池を複数個並列接続ができるように構成されたバッテリ装置が既に提案或いは開発されている。例えば特許文献1にはカメラ等に用いられる電池パックであって、主電池に加えて補助電池を所望の数だけ装着することを可能にした電池パックが開示されている。しかしながらコードレス電動工具の場合は、OA機器や携帯用の電子機器とは異質の技術課題が存在するために、SCAT技術を用いて電動工具用のバッテリ装置を開発する場合は、これらの技術課題を解決することが必要である。
まず、従来のコードレス電動工具の一例を図2−1,2−2を参照して説明する。
図2−1は従来のコードレス電動工具の外観を示し、図2−2は電動工具の電気回路の概略を示す。電動ドライバ、電動ドリル、電動レンチ等の電動工具20は、本体胴体部20Aと、該本体胴体部20Aに連結されたハンドル部20Bとから構成され、ハンドル部20Bの端部にバッテリ装置10が装着される。
本体胴体部20Aのハウジングの中には、回転動力を発生する直流モータ201、直流モータ201の回転速度を減速する減速機構部202が収納され、その先端にはドリル、ドライバ等の先端工具30が装着される。インパクト工具の場合には、減速機構部202と先端工具30との間にハンマ等の打撃機構部(図示せず)が設けられる。また、本体胴体部20Aとハンドル部20Bとの連結部付近にはトリガ203が設けられている。
図2−2に示すように、バッテリ装置10の両端子間にトリガスイッチ203A、モータ201及びFETなどのスイッチング素子205が直列に接続されている。スイッチング素子205のゲートには、制御回路204よりパルス幅変調されたパルス信号が印加される。また、制御回路204にはトリガスイッチ203Aの動作に連動して抵抗値が変化する可変抵抗器203Bが接続され、この抵抗値を変えることにより制御回路204の出力パルスのパルス幅が変化するように構成されている。
今、図2−1のトリガ203を引くと、図2−2のスイッチ203Aが閉じて、バッテリ装置10よりスイッチング素子205がオンの期間だけモータ201に駆動電圧が印加され、モータ201が回転する。この回転動力は減速機構202を介して先端工具30に伝達される。
トリガ203を更に深く引くと、可変抵抗器203Bの抵抗値が変化する。これにより制御回路204からスイッチング素子205のゲートに印加されるパルスのパルス幅が大きくなる。このためスイッチング素子205のオンの期間が長くなり、モータ201に印加される駆動電圧の平均値は増大する。従って、トリガ203の引き量に応じてモータ201の回転速度を制御することができ、先端工具30に伝達する回転動力の大きさを制御することが可能になる。なお、モータ201の両端に接続されたスイッチ206を切り換えることにより、モータの回転方向の正逆を切り換えることができる。
特開2001−229891号公報
本発明者の検討によると、上記のようなコードレス電動工具に前述のSCAT技術を用いたバッテリ装置を使用すると、次のような技術課題を生ずるものと考えられる。
(1)過電流対策
コードレス電動工具20のバッテリ装置10は、モータ201の駆動電圧を供給する電源として用いられ、モータ201は工具30に伝達する回転動力を発生するために用いられる。先端工具30としてはドリルやドライバがあるが、被加工物を加工するために使用されるものであるため、工具30に加わる負荷の大きさが、カメラやパソコンでは起こり得ないような大きな変動を生ずる。工具30にかかる負荷の変動が大きいと、当然モータ201の負荷電流の変動も大きく、従ってバッテリ装置10にも過電流が流れる危険性がある。
今、バッテリ装置10の端子電圧をV、モータ201の逆起電力をE、モータ201の電機子抵抗をRaとすると、モータ201の電機子巻線に流れる電流Iaは、Ia=(V−E)/Raで表される。従って例えば先端工具30が被加工材に噛み付いてモータの回転数が0に近くなると、逆起電力Eも瞬間的に0に近くなり、Iaが急激に数10A程度に大きくなることがある。
また、18V或いは24Vのように大きな電圧を発生するセルアセンブリ同士を並列に接続した場合、セルアセンブリの充電量にアンバランスがあった場合に過電流が流れる危険性もある。例えば満充電された5個の電池セルよりなるセルアセンブリと、充電量が0%の5個の電池セルよりなるセルアセンブリを並列に接続すると、2個のセルアセンブリよりなる閉回路に数10A程度の電流が流れる可能性がある。
しかしながら、電池セルとして例えば1.5Ahの電流容量を有するリチウム電池を用いた場合、短時間であっても例えば30A程度の大電流が流れると電池セルを損傷させるおそれがある。
また同様に、満充電された電池セルよりなるセルアセンブリと、充電量0%の電池セルよりなるセルアセンブリを並列に接続した上で電動工具本体に接続した場合、モータの負荷電流の変動の負担が一方のセルアセンブリにかかり、セルアセンブリ自体を損傷する可能性もある。
このようにSCAT技術を用いた電動工具のバッテリ装置においては、種々の原因で過電流が流れる可能性があるから、その対策を施しておくことが必要となる。特にリチウム電池を用いた場合、電池セルの電流容量(Ah)がNiCd電池等と比較して小さいから過電流対策が重要になる。
(2)電動工具の特性に適合したアセンブリの選択
コードレス電動工具には電動ドライバや電動ドリル、電動丸のこ、インパクトドライバ等の多くの種類があるが、工具の種類により負荷の変動に大きな幅がある。例えば電動ドリルでは、先端工具が被加工物に噛み付いた状態になると、モータの負荷電流は通常の6〜7倍になることがある。一方、インパクトドライバの場合は、負荷変動が相対的に小さいからモータの負荷電流の変動も相対的に小さい。このように工具の種類により負荷変動の大きさが著しく異なるという現象は、カメラやOA機器などの携帯用電子機器には見られない現象である。
従来の電動工具用のバッテリ装置は、このような負荷変動の相違も考慮してメーカ側で電池パックの定格電圧及び電流容量を定めている。
しかしSCAT技術を用いたバッテリ装置は、その電流容量の値をユーザが選択できるものであるから、電動工具の負荷電流の変動の大きさに適合しないセルアセンブリを使用する可能性もある。従ってユーザが電動工具の種類や特性に合わせて適切なセルアセンブリを選択できるようにガイドすることが重要になる。このような技術課題は、カメラやOA機器などの他の電子機器には見られない電動工具に特有の課題である。
(3)充電時間の長時間化に対する対策
カメラやパソコン等の電子機器では、電池を並列に接続する場合であっても電池を充電するときは、個々の電池毎に充電するのが一般的である。しかしながら電動工具に用いられるバッテリ装置10を充電器により充電する場合、従来は電池パック毎に充電していた。従って、例えば公称電圧1.2VのNiCd電池セルが15個収納した電池パックを充電すると、1度に15個のセルが充電される。
これに対し、SCAT技術により作られたバッテリ装置はセルアセンブリに収納される電池セルの数は従来に比べて少なくなる。従ってセルアセンブリ毎に充電すると充電時間が従来に比べて長くなるという問題がある。
一方、所定数のセルアセンブリを同時に充電することも考えられるが、SCAT技術を用いたバッテリ装置を使用するユーザは、使用するセルアセンブリの数を任意に選択できるから常に、一定数のセルアセンブリしか充電できないとユーザにとっては不便である。つまり充電をするときも、任意の数のセルアセンブリを一度に充電できることが望ましい。
本発明の目的は上述の技術課題の(3)を解決した充電装置を提供することにある。具体的には、本発明は、SCAT技術を用いて作られた任意の数のセルアセンブリよりなるバッテリ装置を、一度に充電することができる充電装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明は、交流電源からの電圧を断続するスイッチング素子と、該スイッチング素子により断続された電圧を整流、平滑する手段と、平滑化された電圧をバッテリ装置に印加する端子板とを備えた充電装置において、前記バッテリ装置は、複数の電池セルを直列に接続したセルアセンブリを複数個有し、各セルアセンブリは、それぞれ積み重ねができるように係合部を有すると共に、積み重ねたときに各セルアセンブリが電気的に接続されて、バッテリ装置の放電端子に接続されるように構成され、前記充電装置は複数個のセルアセンブリを積み重ねたバッテリ装置を収納する電池収納部を有し、複数個のセルアセンブリを積み重ねた状態でバッテリ装置を前記電池収納部に収納したときに、各セルアセンブリの充電端子が前記端子板に接続されるように構成したことに一つの特徴を有する。
本発明の他の特徴は、セルアセンブリから、該セルアセンブリの温度に相当する電気信号を取り出し、該電気信号に応じて前記スイッチング素子の断続動作を制御する制御手段を備えたことにある。
本発明の他の特徴は、セルアセンブリから、該セルアセンブリのセル電圧を示す信号を取り出し、該電気信号に応答して前記スイッチング素子の断続動作を制御する制御手段を備えたことにある。
本発明の他の特徴は、前記第1及び第2の端子板を、前記電池収納部の底面に形成したことにある。また、前記電池収納部は2個以上の任意の数のセルアセンブリを収容するように構成したことにある。
本発明によれば、任意の数のセルアセンブリでバッテリ装置を構成し、充電をするときには、任意の数を単位としてセルアセンブリを充電することが可能になる。電動工具に装着するセルアセンブリの数と、充電器により充電するセルアセンブリの数とを必ずしも等しくする必要はないから、多くのセルアセンブリを短時間に充電することもできるし、個々のセルアセンブリの充電量に応じて個々に充電することもできる。
以下本発明に係る充電装置を説明する前にバッテリ装置及びそれを用いた電動工具を説明する。
(1)バッテリ装置の構成
(1.1)回路構成
本発明充電装置により充電するセルアセンブリにより構成されるバッテリ装置について説明する。図3はセルアセンブリ100Aと100Bとを並列に接続した電気回路図を示す。セルアセンブリ100Aの電気回路は100Bと同一であるので、一方のセルアセンブリ100Aの電気回路だけ説明する。
セルアセンブリ100Aは、本実施例では直列に接続された5個のリチウム電池C11〜C15を含む。これらのセルC11〜C15をセル群C10と称することにする。
セル群C10の正極端子は放電正端子DCに接続され、セル群C10の負極端子はスイッチング素子101を介して共通負端子COに接続されている。スイッチング素子101は、本実施例ではFET102と、そのソース・ドレイン間に接続されたダイオード103より構成されている。
104は過電流検出回路で、スイッチング用FET102のソース・ドレイン間に接続され、そのソース・ドレイン間に流れる電流の大きさに比例した信号を出力する。過電流検出回路104の出力信号はダイオード109を介してスイッチング用FET102のゲートに印加されると共に、過電流信号検出端子OCに導かれている。この端子OCの信号は、必要に応じてコードレス電動工具の制御回路204(図2−2)や、充電器50のマイコン530(図6−2)に加えられる。
一方、リチウム電池C11〜C15は電池を保護するための保護回路105,106に接続されている。保護回路としては、例えばミツミ電機社製のIC(MM1414あるいはMM3090など)が用いられる。この保護ICは最大4個の入力端子を有し、入力端子のいずれか1つに所定以上の電圧が入ると、出力信号を発生するように構成されている。保護回路105,106の出力信号は、それぞれダイオード110,111を通して過電圧検出端子LEに導かれている。この端子LEの信号は、後述の充電器50のマイコン530(図6−2)に加えられる。また、保護回路105,106の出力信号は、それぞれダイオード107,108を介してスイッチング用FET102のゲートに印加される。スイッチング素子101のソース又はドレインには、セル群C10の温度を検出するためのサーミスタ113が接続されている。この温度検出信号は信号端子LSに導かれ、後述の充電器50(図6−2)のマイコン530に加えられる。
また、抵抗114はセル群C10のセル数を表すもので、セルの数に応じて異なる抵抗値を有する。抵抗114の抵抗値に応じた電気信号はセル数信号検出端子STに導かれ、後述の充電器50のマイコン530(図6−2)に加えられる。セル群C10の正極端子と充電端子CHとの間にはサーモスタット112が接続され、セルアセンブリ100Aの温度が所定温度以上になるとサーモスタット112が動作して充電を停止する。
上記のように構成されたセルアセンブリ100Aとセルアセンブリ100Bを図3に示すように並列に接続したとき、例えば一方のセル群C10が満充電に充電され、他方のセル群C20の充電量が0の場合のように、セル群C10とセル群C20との電圧差が大きいと、FET120がオンの場合にセル群C10,C20、スイッチング素子101A,101Bを含む閉回路に過電流が流れるおそれがある。また端子DC,CO間の電圧を図2−2に示すモータ201に供給した場合、モータ201の負荷が大きいとセルアセンブリ100A,100Bに過電流が流れるおそれがある。
しかし本発明充電装置により充電するバッテリ装置は、セル群C10に過電流が流れると、スイッチング素子101のソース・ドレイン間の電圧が増加し、その電圧が所定値以上になると過電流検出回路104が出力信号を発生する。この出力信号は、ダイオード109を介してスイッチング用FET102のゲートに印加され、FET102を遮断する。この結果セル群C10に過電流が流れて、これを損傷することを防止する。
また、充電時にセル群C10のいずれか1つのセルの電圧が所定値以上に充電されると、保護回路105,106より出力信号を発生し、やはりFET102を遮断する。従ってセルC11〜C15の過充電も防止することができる。
(1.2)セルアセンブリの構造
次に、図4−1〜図4−5を参照して本発明充電装置により充電するセルアセンブリの構造について説明する。図4−1に示すように、セル収納容器は上部板301、下部板302及び両側板303及び304により構成され、容器内に5個のリチウム電池C11〜C15が配置されている。それぞれの電池C11〜C15は端子板305により直列に接続され、電池C11の正極が端子306に、電池C15の負極が端子307に接続されている。上部板301とセル群C11〜C15との間の空間に回路基板308が配置され、支持部材309により支持されている。回路基板308の上面には、図3に示した回路素子101〜111が搭載されている。
一方、側板303と隣接して充電端子基板310が配設され、図4−2に示すように、その基板上に正及び負極の充電端子CH,COと信号検出端子LS,ST,LE,OCが設けられている。図4−1の側板303の一部には開口部303Aが設けられ、該開口部303Aを通して端子CH,COに電圧を印加することができる。
図4−1の右側の側板304には、セルアセンブリ100Aを他のセルアセンブリ100B(図示せず)と係合させるための第1の係合部材320Aが上下動可能に設けられている。第1係合部材320Aは図の下方に伸びる延在部327Aを有し、これが穴部328Aに挿入される。穴部328Aにはスプリング(図示せず)が設けられており、第1係合部材320Aを上方に押して、後述の別のセルアセンブリの第2係合部材322Aと係合するように構成されている。
図4−1では、1つの第1係合部材320Aが示されているが、紙面の奥側にもう1つ設けられており、図4−2に示すように2つの第1係合部材320A,320Bが設けられている。この第1係合部材320A,320Bは図4−3に示すように支持部材323に取り付けられ、支持部材323には2枚の金属板324A,324Bが垂直に設けられている。
他方のセルアセンブリ100Bには第2の係合部材322A,322Bが支持部材326に取り付けられ、その係合部材322A,322Bの内部に金属板325A,325Bが設けられている。第2係合部材322A,322Bを、図4−3に示すように第1係合部材320A,320Bと係合させると、金属板325A,325Bの中に別の金属板324A,324Bが挿入されて、2つのセルアセンブリ100Aと100Bが接続される。
図4−1に示すように、電池C11の正極端子306は、回路基板308上の配線を介して金属板324A及び325Aに接続され、電池C15の負極端子307は金属板324B及び325B(図4−3)に接続されている。同様にセルアセンブリ100Bの電池C21の正極端子(図示せず)が金属板325A、324Aに接続され、電池C25の負極端子(図示せず)が金属板325B、324Bに接続されている。従って、アセンブリ100Aの金属板324Aとアセンブリ100Bの325Aが接続され、アセンブリ100Aの324Bとアセンブリ100Bの325Bがそれぞれ接続されると、2つのセルアセンブリ100Aと100Bが並列に接続されたことになる。
上記のようにスプリングで上方に付勢された第1係合部材320A,320Bに放電端子となる金属板324A,324Bを設けることにより、金属板324A,324Bを常時別のセルアセンブリの放電端子となる金属板325A,325B側に押し付ける力が作用する。このためコードレス電動工具が振動しても金属板324Aと325A、324Bと325Bの接触を安定して保つことができる。
図4−4はセルアセンブリ100Aの上面図を示す。電池C11の正極端子に接続された放電正極端子324Aと、電池C15の負極端子に接続された放電負極端子324Bを設けた第1係合部材がセルアセンブリ容器の上面に配置され、この面と対向する下面には、同様に放電正極端子325A、放電負極端子325Bを設けた第2係合部材が配置されている。
一方、セル群C10の充電端子は容器の上・下面とは別の側面に設けられているため、セルアセンブリ100A,100Bを積み重ねて並列に接続した状態でセルアセンブリ100A,100Bを充電することが可能になる。
図4−5は、2個のセルアセンブリ100A及び100Bを積み重ねたバッテリ装置10を示す。各バッテリ装置100A,100Bの上面端部には凸部331と凹部333とよりなるスライドレールが設けられ、下面端部には凸部330と凹部334よりなるスライドレールが設けられている。セルアセンブリ100Aの上部レールに、セルアセンブリ100Bの下部スライドレールを係合することにより2個のセルアセンブリ100A,100Bよりなるバッテリ装置10が形成される。
(2)電動工具本体の構成
次に、上述のバッテリ装置を用いたコードレス電動工具について、図5−1を参照して説明する。
前述のように、SCATを用いたコードレス電動工具は、その電流容量(Ah)をユーザが選択できるものであるが、工具によっては所定値以上の電流容量のバッテリ装置を使用しないとバッテリ装置を損傷する恐れがある。例えばドライバドリルの場合、図2−2の先端工具30が被加工物に噛み付いたときにモータ201に過大な電流が流れ、バッテリ装置10の電流容量(Ah)が小さいと電池に大きなダメージを与えることがある。このため、電動工具本体には、工具に必要な電流容量よりも小さい電流容量を持つバッテリが装着された場合には工具を動作させないようにする制御回路が設けられている。
図5−1に示す実施例は、電動工具本体20に3個のセルアセンブリ100A,100B,100Cよりなるバッテリ装置10が装着される例を示している。バッテリ装置10の放電正極端子DCと負極端子COとの間に、モータ250とスイッチング用FET252が直列に接続されている。また正極端子DCは、トリガスイッチ251及び抵抗262を介してスイッチング用FET252のゲート及びトランジスタ253のコレクタに接続されている。FET252のソースとトランジスタ253のエミッタは共通に接続されてアースされている。またトランジスタ253のベースは、制御回路261の出力端子に接続されている。
254は定電圧電源で、レギュレータ256とコンデンサ255及び257より構成されている。この定電圧電源254の出力電圧V0は制御回路261に供給される。
一方、セルアセンブリ100A,100B,100Cには、図3に示したようにセル数を判別するための抵抗114A,114B,114Cがそれぞれ接続されている。この抵抗114は、セルアセンブリ100を構成するセル数に応じて異なる抵抗値を有する。従って、その抵抗値を検出すればセルアセンブリ100を構成するセルの数を判別することができる。本実施例では、セル数が5個のときの抵抗114A,114B,114Cの値をR1とする。
セルアセンブリ100Cの検出端子ST1は、セルアセンブリ100Bの検出端子ST2に接続され、セルアセンブリ100Bの検出端子ST1,ST2は、それぞれセルアセンブリ100Aの検出端子ST2,ST3に接続されている。
従って、セルアセンブリ100Aの検出端子ST1,ST2,ST3にはそれぞれセル数判別抵抗114A,114B,114Cが接続されたことになる。セルアセンブリ100Aの検出端子ST1,ST2,ST3は、それぞれプルアップ抵抗258,259,260を介して制御回路261の電源電圧端子Dに接続されると共に、入力端子A,B,Cに接続されている。プルアップ抵抗258,259,260の値をそれぞれR2、定電圧電源254の出力電圧をV0、セル数判別抵抗114の抵抗をR1とすると、各端子A,B,CにはR1/(R1+R2)V0の電圧が印加される。また、セルアセンブリが接続されていない場合は、端子A,B,Cに電圧V0が印加される。
今、R1を例えば100Ω、R2を10kΩ、V0を5Vとすると、セルアセンブリ100が接続されている場合、入力端子(A,B,C)には0Vに近い電圧が加わり、セルアセンブリ100が接続されていない場合、入力端子(A,B,C)には5Vに近い電圧が印加される。従って、5Vと0Vの中間のしきい値で端子A,B,Cに印加される電圧を2値化すれば、接続されているセルアセンブリの数を2値信号として得ることができる。例えば高レベルを1(ハイ)、低レベルを0(ロー)とすると、(A,B,C)が(0,1,1)のときはセルアセンブリが1個接続されていることを示し、(0,0,1)のときは2個、(0,0,0)のときは3個のセルアセンブリが接続されていることを制御回路261は認識することができる。制御回路261は、予め(A,B,C)の値に応じて出力端子Eに出力信号を発生するように構成されている。例えば、(A,B,C)が(0,0,0)及び(0,0,1)のときEは0(ロー)で、(A,B,C)が(0,1,1)及び(1,1,1)のときEは1(ハイ)となるように予め設定される。
次に、図5−1に示した回路の動作を説明する。ユーザがトリガスイッチ251をオンにすると、バッテリ装置10の正極性電圧がスイッチ251、抵抗262を介してスイッチング用FET252のゲートに印加されるため、該FET252はオンとなる。
一方、制御回路261は入力端子A,B,Cに入る信号の大きさにより接続されているセルアセンブリ100の数を検出する。そして工具20に必要なセルアセンブリ100の数が接続されていない場合は、出力端子Eから1の信号が出る。この信号によりトランジスタ253がオンとなる。この結果、スイッチング用FET252のゲート・ソース間が短絡され、FET252はオフになる。すなわち、制御回路261に予め設定された数より少ない数のセルアセンブリが接続された場合、工具20は動作しないように制御される。
図5−2は、電動工具20の断面図を示し、本体胴体部20Aにモータ250、減速機構202等が収容され、ハンドル部20Bの一端にバッテリ装置10が装着される。また、図5−3はバッテリ装置10として2個のセルアセンブリ100A及び100Bを装着した例を示す。
(3)充電器の構成
次に、本発明に係る充電器の構成を図6−1,6−2を参照して説明する。充電器50は、本体500と、電池収容部501とから構成される。電池収容部501には複数個のセルアセンブリ100が収容できるように構成される。本実施例では2個のセルアセンブリ100A,100Bを収容できる例を示したが、2個以上の任意の数のセルアセンブリを収容できるように設計される。
電池収容部501の底面502には端子板503A,503Bが設置されている。各端子板503A,503Bにはそれぞれ図4−2に示した充電正極端子CH、充電負極端子CO及び信号端子LS,ST,LE,OCと接触する各端子が設けられている。セルアセンブリの側面に充電端子CH,COを設け、これを収容部501の底面に形成された端子板503A,503Bと接触させることにより充電器をコンパクトにすることができる。
図6−2は充電器50の電気回路を示す。商用交流電源60の電圧は整流平滑回路510で直流に変換された後、スイッチング素子511を介してトランス512に加えられる。スイッチング素子511のオン時間を制御することにより、トランス512の2次側巻線に現れる電圧の平均電圧の大きさを制御することができる。
トランス512の2次側巻線の電圧は、再び整流平滑回路513により直流に変換された後、セルアセンブリ100A及び100Bの充電正極端子CH及び負極端子COに印加され、これらのアセンブリ100A,100B内のセル群C10,C20を充電する。
セルアセンブリ100Aの充電電流と、セルアセンブリ100Bの充電電流との和に相当する充電電流の大きさは、トランス512の2次側に接続された充電電流検出回路514により検出され、マイコン530に加えられる。
一方、セルアセンブリ100A,100Bのセル群C10,C20の端子電圧は、電池電圧検出回路515により検出され、マイコン530に加えられる。
また、セルアセンブリ100A,100Bのセル群C10,C20の温度を表す信号は端子LSから電池温度検出回路に加えられ、その出力信号はマイコン530に加えられる。また、信号端子LEに過電圧検出信号が現れると、マイコン530に印加されると同時に充電停止回路520に加えられる。充電停止回路520は過電圧検出信号に入るとスイッチング制御回路531に出力信号を送り、スイッチング素子511をオフ状態にする。
マイコン530には、補助電源回路525により生成された一定の電源電圧Vccが印加されている。また、入力した各種の検出信号に基づいて、電流電圧設定回路518に設定電圧及び設定電流を指示する信号を送る。定電流制御回路516は設定回路518の設定電圧と、充電電流検出回路514からの充電電流を比較し、充電電流が設定電流に等しくなるようにスイッチング素子511のオン・オフを制御する。同様に、定電圧制御回路517は設定回路518の設定電圧と、電池電圧検出回路515からの電池電圧を比較し、電池電圧が設定電圧に等しくなるようにスイッチング素子511のオン・オフを制御する。
また、マイコン530は表示回路526に信号を送り、充電動作の表示をしたり、ファンモータ駆動回路521に信号を送り、ファンモータ522を駆動する。更にブザー駆動回路523に信号を送り、必要なブザー524を鳴らす。
次に、上述の充電器の制御フローを図6−3を参照して説明する。
まずステップS101において、セルアセンブリ100A,100Bが充電器50にセットされたか否かを判定する。セットされた場合は、ステップS102において、充電器50に接続されたセルアセンブリの数を検出する。この方法はいろいろあるが、例えば検出回路519に2個のLS端子から信号が入ったときはセルアセンブリの数を2個、1個のLS端子から信号が入ったときは1個とする。
S103では、接続されたセルアセンブリ100の数に応じて充電電流Icrgの設定を行う。例えば、接続されたセルアセンブリ100の数が1個のときはI1、2個のときはI2に設定する。通常は、I2はI1の2倍の値に選定される。更にステップS104において、充電を終了するときの充電終止電流の設定を行う。ニカド電池やニッケル水素電池を充電する場合は、電池電圧や電池温度を検知し、その値から充電を終了するタイミングを決めるのが一般的であるが、リチウム電池を充電する場合は、充電電流を検出して、充電の終了タイミングを決定する。
ステップS105では、充電電圧の設定を行う。例えばセルアセンブリ100の電圧が18VのときはV1、セルアセンブリ100の電圧が14.4VのときはV2という値に設定される。
次にステップS106で充電を開始し、最初は定電流制御を行う(S107)。つまり、セルアセンブリ100に流れる電流Ioutが一定の電流値Icrgになるように制御される。ステップS108でセルアセンブリ100の充電電圧Voutが予め設定した充電電圧Vcrgに達したか否か判定され、その判定結果がYESとなった場合は、ステップS109で定電圧制御に切り換えられる。すなわち、リチウム電池を充電する場合は最初に定電流制御が行われ、所定電圧に充電された後は定電圧制御が行われる。定電圧制御に切り換えられた後、セルアセンブリ100の充電電流Ioutが徐々に下がり、予め設定した充電終止電流Istに達したか否か判定され(S110)、判定結果がYESとなれば充電を終了する。
上記のように本発明充電装置においては、接続されるセルアセンブリの数に応じて異なる充電電流及び充電終止電流が設定される。
以上説明した本発明の実施例において、本発明の基本的な考え方を変更しない範囲で種々の変形をすることは容易であり、そのような変形も本発明に含まれる。例えば図3において過電流検出回路104は、スイッチング用FET102のソース・ドレイン間の電圧を検出するように構成したが、セル群C10と直列に固定抵抗を接触し、この固定抵抗の両端の電圧を検出するように構成してもよい。またスイッチング用FET102は各セル群毎に設けることは必要であるが、セル容器の外部に設けてもよい。
本発明の概念を説明する説明図。 従来のコードレス電動工具の概観図。 従来のコードレス電動工具のモータ電流の説明図。 本発明充電装置により充電するバッテリ装置の一実施例を示す回路図。 本発明装置により充電するバッテリ装置を構成するセルアセンブリの一実施例を示す断面図。 本発明装置により充電するバッテリ装置を構成するセルアセンブリの側面図。 本発明装置により充電するバッテリ装置を構成するセルアセンブリ同士の接続部の断面図。 本発明装置により充電するバッテリ装置を構成するセルアセンブリの上面図。 本発明装置により充電するセルアセンブリを積み重ねたバッテリ装置の略図。 コードレス電動工具をバッテリ装置に接続したときの電気回路図。 セルアセンブリを1個装着したときのコードレス電動工具の断面図。 セルアセンブリを2個装着したときのコードレス電動工具の断面図。 本発明に係る充電装置の一実施例を示す断面図。 本発明に係る充電装置の電気回路図。 本発明に係る充電装置の制御フローを示すフローチャート。
符号の説明
10:バッテリ装置、20:コードレス電動工具、20A:胴体部、20B:ハンドル部、30:先端工具、201:モータ、202:減速機構、203:トリガスイッチ、
204:制御回路、205:スイッチング用FET、206:逆転スイッチ、
250:モータ、251:トリガスイッチ、252:スイッチング用FET、
253:トランジスタ、254:定電圧電源、255,257:コンデンサ、
256:レギュレータ、258,259,260:プルアップ抵抗、261:制御回路、262:抵抗、270A,270B,270C:セル数検出抵抗、
ST1〜ST3:セルアセンブリ数検出端子、
100A,100B、100C:セルアセンブリ、101:スイッチング素子、
102:FET、103:ダイオード、104:過電流検出回路、
105,106:保護回路、107〜111:ダイオード、112:サーモスタット、
113:サーミスタ、114:セル数検出抵抗、C10,C20:セル群、
C11〜C15:リチウム電池、C21〜C25:リチウム電池、DC:放電正極端子、CH:充電正極端子、CO:共通負極端子、LS:温度信号検出端子、
ST:セル数信号検出端子、LE:過電圧検出端子、OC:過電流検出端子、
301:上部板、302:下部板、303,304:側板、305:端子板、
306:正極端子、307:負極端子、308:回路基板、309:支持部材、
310:充電端子基板、320A,320B:第1係合部材、
322A,322B:第2係合部材、323:支持部材、324A,324B:金属板、325A,325B:金属板、326:支持部材、327A,327B:延在部、
328A,328B:穴部、330,331:凸部、333,334:凹部、
50:充電器、60:商用電源、510:第1整流平滑回路、511:スイッチング素子、512:トランス、513:第2整流平滑回路、514:充電電流検出回路、
515:電池電圧検出回路、516:定電流制御回路、517:定電圧制御回路、
518:電流/電圧設定回路、519:電池温度検出回路、520:充電停止回路、
521:ファンモータ駆動回路、522:ファンモータ、523:ブザー駆動回路、
524:ブザー、525:補助電源回路、526:表示回路、530:マイコン、
531:スイッチング制御回路

Claims (7)

  1. 交流電源からの電圧を断続するスイッチング素子と、該スイッチング素子により断続された電圧を整流、平滑する手段と、平滑化された電圧をバッテリ装置に印加する端子板とを備えた充電装置において、
    前記バッテリ装置は、複数の電池セルを直列に接続したセルアセンブリを複数個有し、
    各セルアセンブリは、それぞれ積み重ねができるように係合部を有すると共に、積み重ねたときに各セルアセンブリが電気的に接続されて、バッテリ装置の放電端子に接続されるように構成され、
    前記充電装置は複数個のセルアセンブリを積み重ねたバッテリ装置を収納する電池収納部を有し、
    複数個のセルアセンブリを積み重ねた状態でバッテリ装置を前記電池収納部に収納したときに、各セルアセンブリの充電端子が前記端子板に接続されるように構成したことを特徴とする充電装置。
  2. 請求項1において、各セルアセンブリから、該セルアセンブリの温度に相当する電気信号を取り出し、該電気信号に応じて前記スイッチング素子の断続動作を制御する制御手段を備えたことを特徴とする充電装置。
  3. 請求項1において、各セルアセンブリから、該セルアセンブリのセル電圧を示す信号を取り出し、該電気信号に応答して前記スイッチング素子の断続動作を制御する制御手段を備えたことを特徴とする充電装置。
  4. 請求項1において、前記第1及び第2の端子板を、前記電池収納部の底面に形成したことを特徴とする充電装置。
  5. 請求項1において、前記電池収納部は2個以上の任意の数のセルアセンブリを収容するように構成されたことを特徴とする充電装置。
  6. 請求項1において、複数個のセルアセンブリを積み重ねて構成されたバッテリ装置の前記放電端子と前記充電端子とはバッテリ装置の異なる面に形成されていることを特徴とする充電装置。
  7. 請求項6において、前記セルアセンブリは直方体形状を有し、前記充電端子は前記直方体形状の最も面積の小さい面に形成されていることを特徴とする充電装置。
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