JP5169159B2 - 直流電源装置 - Google Patents

直流電源装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5169159B2
JP5169159B2 JP2007292354A JP2007292354A JP5169159B2 JP 5169159 B2 JP5169159 B2 JP 5169159B2 JP 2007292354 A JP2007292354 A JP 2007292354A JP 2007292354 A JP2007292354 A JP 2007292354A JP 5169159 B2 JP5169159 B2 JP 5169159B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
voltage
power supply
power
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007292354A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008278735A (ja
Inventor
拓朗 平松
充彦 西家
寛和 大武
昌俊 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP2007292354A priority Critical patent/JP5169159B2/ja
Publication of JP2008278735A publication Critical patent/JP2008278735A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5169159B2 publication Critical patent/JP5169159B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

本発明は、例えばIPD(Intelligent Power Device)を使用した直流電源装置に関するものである。
最近、パワーデバイスとしてIPDが各分野に広く用いられるようになっており、発光ダイオードなどの発光素子の電源として、IPDを用いた直流電源装置が実用化されている。
図10は、従来のIPDを用いた直流電源装置の一例を示すもので、交流電源1がコンデンサ2、インピーダンス3を有するフィルタ回路4、トランス5を介して全波整流回路6の入力端子に接続され、この全波整流回路6の正負極の出力端子の間に平滑コンデンサ7が接続され、この平滑コンデンサ7両端には、フライバックトランス8及びスイッチング手段としてのIPD9が接続されている。フライバックトランス8は、1次巻線801及び2次巻線802を有し、2次巻線802には、図示極性のダイオード10と平滑コンデンサ11からなる整流平滑回路12が接続されている。IPD9は、ドレイン端子D、ソース端子S、コントロール端子EN及び電源端子BPを有するスイッチング電源用制御ICであり、ドレイン端子D、ソース端子Sの間に接続されるパワーMOSFETなどのスイッチング素子901と、このスイッチング素子901のオンオフを制御するPWM制御回路(パルス幅制御回路)902などが内蔵されている。また、IPD9は、スイッチング素子901を前記フライバックトランス8の1次巻線801に直列に接続され、PWM制御回路902によるスイッチング素子901のオンオフによりフライバックトランス8をスイッチング駆動する。なお、21は、IPD9の電源端子BPに接続された電源用コンデンサである。
フライバックトランス8の2次巻線802には、整流平滑回路12を介して発光ダイオード(LED)などの負荷13が接続されている。また、負荷13には、並列に抵抗14、負荷13に加わる過電圧を防止するツェナーダイオード15及び抵抗16の直列回路が接続されている。さらにツェナーダイオード15と抵抗16の接続点には、抵抗17を介してトランジスタ18のベースが接続されている。このトランジスタ18は、エミッタを全波整流回路6の負極の出力端子に、コレクタをIPD9のコントロール端子ENにそれぞれ接続されている。トランジスタ18は、ベース・エミッタ電圧VBEによりIPD9のコントロール端子ENにPWM制御回路902より引き抜く電流(PWM制御回路392のパルス幅制御のための電流)の制御を行う。トランジスタ18のベースとエミッタ間には、抵抗19が接続され、また、前記負荷13と抵抗16の接続点とトランジスタ18のエミッタの間には、抵抗20が接続されている。この抵抗20は、負荷13に対して直列に接続されており、負荷13に流れる電流に相応した電圧を検出し、この検出電圧によりトランジスタ18の動作を制御する。この場合、抵抗20の抵抗値は、前記検出電圧に応じたトランジスタ18の動作により負荷13に流れる電流Iが一定の値になるように設定されている。
このような直流電源装置は、交流電源1の交流電力が全波整流回路6で全波整流され、平滑コンデンサ7で平滑されてフライバックトランス8及びIPD9に供給される。この状態で、IPD9のPWM制御回路902の制御によるスイッチング素子901のオンオフによりフライバックトランス8がスイッチング駆動される。この場合、スイッチング素子901のオンでフライバックトランス8の1次巻線801に電流を流してエネルギーを蓄積し、スイッチング素子901のオフで、1次巻線801に蓄積したエネルギーを2次巻線802を通して放出し、整流平滑回路12を介して負荷13に直流電力を供給する。この場合、抵抗20両端に検出される電圧によりトランジスタ18の動作が制御される。また、トランジスタ18の動作によりIPD9のコントロール端子ENより引き抜かれる電流が制御される。これによりIPD9のスイッチング素子901のオフ期間が制御され、負荷13に流れる電流Iが一定に制御される。
ところで、このような直流電源装置は、長い期間使い続けると、整流平滑回路12を構成する平滑コンデンサ11の特性が劣化する。つまり、一般に、平滑コンデンサ11には、電解コンデンサが使用されているが、かかる電解コンデンサは、時間の経過とともに静電容量が徐々に減少する傾向を示し、最終的な寿命末期には、ドライアップによるオープンモードになる。
このため、このような電解コンデンサを平滑コンデンサ11として使用した場合、平滑コンデンサ11がドライアップによりオープンモードになった状態で、IPD9によりフライバックトランス8がスイッチング駆動されると、フライバックトランス8の2次巻線802より放出されるエネルギーは、平滑コンデンサ11で平滑されることなく所定の過渡電圧が負荷13に印加される。図4(a)は、このとき負荷13側に供給される出力の波形を示すもので、例えば、ピーク電圧Vpが40Vにもなる過渡電圧を含む出力が40〜60kHzの高い周波数で発生される。
このようなピーク電圧Vpの過渡電圧は、そのまま負荷13側に印加される。すると、負荷13側には定格以上の電流が流れ、回路内部が異常に発熱することがあり、この異常発熱により回路を構成する電子部品が破損し、直流電源装置を動作不能に陥れるという問題を生じる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、過渡電圧を含む出力を抑制し、安定した動作を得られる直流電源装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、スイッチング手段により駆動され、交流電源の交流電力より直流電力を生成し負荷に供給する直流電力生成手段と、無負荷電圧より高い所定の過渡電圧に相当するツェナー電圧が設定された第1のツェナーダイオードを含み、前記負荷に供給される直流電力に含まれる所定の過渡電圧を検出する過渡電圧検出手段と、前記過渡電圧検出手段により検出される検出信号に応じて、前記スイッチング手段のスイッチング動作のオフ期間が長くなるよう制御する制御手段と、を具備したことを特徴とする直流電源装置。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、前記第1のツェナーダイオードのツェナー電圧VZD2は、前記無負荷電圧に応動する第2のツェナーダイオードのツェナー電圧をVZD1、前記所定の過渡電圧のピーク値をVpとしたとき、
ZD1≦VZD2≦Vp
に設定されることを特徴としている。
本発明によれば、過渡電圧を含む出力を抑制し、安定した動作を得られる直流電源装置を提供できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従い説明する。
(第1の実施の形態)
まず、本発明の直流電源装置が適用される照明器具について簡単に説明する。図1及び図2において、22は器具本体で、この器具本体22は、アルミニウムのダイカスト製のもので、両端を開口した円筒状をしている。この器具本体22は、内部を仕切り部材22a、22bにより上下方向に3分割され、下方開口と仕切り部材22aの間の空間は、光源部23に形成されている。この光源部23には、複数のLED23aと反射体23bが設けられている。複数のLED23aは、仕切り部材22a下面に設けられた円盤状の配線基板23cの円周方向に沿って等間隔に配置され実装されている。
器具本体22の仕切り部材22aと22bの間の空間は電源室24に形成されている。この電源室24は、仕切り部材22a上部に配線基板24aが配置されている。この配線基板24aには、前記複数のLED23aを駆動するための本発明の直流電源装置を構成する各電子部品が設けられている。この直流電源装置と複数のLED23aは、リード線25により接続されている。
器具本体22の仕切り板22bと上方開口の間の空間は、電源端子室26に形成されている。この電源端子室26は、仕切り板22bに電源端子台27が設けられている。この電源端子台27は、電源室24の直流電源装置に商用電源の交流電力を供給するための端子台で、電絶縁性の合成樹脂で構成されたボックス27aの両面に電源ケーブル用端子部となる差込口27b、送りケーブル用端子部となる差込口27c及び電源線及び送り線を切り離すリリースボタン27dなどを有している。
図3は、このように構成された照明器具の電源室24に組み込まれる本発明の直流電源装置の概略構成を示している。
図3において、31は交流電源で、この交流電源31は、不図示の商用電源からなっている。この交流電源31には、コンデンサ32、インピーダンス33を有するフィルタ回路34、トランス35を介して全波整流回路36の入力端子が接続されている。この全波整流回路36は、交流電源31からの交流電力を全波整流した出力を発生する。
全波整流回路36の正負極の出力端子の間には、平滑コンデンサ37が接続され、この平滑コンデンサ37両端には、フライバックトランス38及びスイッチング手段としてのIPD39が接続されている。フライバックトランス38は、1次巻線381及び2次巻線382を有するもので、2次巻線382に、図示極性のダイオード40と平滑コンデンサ(電解コンデンサ)41からなる整流平滑回路42が接続されている。これらフライバックトランス38及び整流平滑回路42は、交流電源31からの交流電力より直流電力を生成する直流電力生成手段を構成している。IPD39は、ドレイン端子D、ソース端子S、コントロール端子EN及び電源端子BPを有するスイッチング電源用制御ICであり、ドレイン端子D、ソース端子Sの間に接続されるパワーMOSFETなどのスイッチング素子391と、このスイッチング素子391のオンオフを制御するPWM制御回路392などが内蔵されている。また、IPD39は、スイッチング素子391を前記フライバックトランス38の1次巻線381に直列に接続され、PWM制御回路392の制御によるスイッチング素子391のオンオフによりフライバックトランス38をスイッチング駆動する。また、IPD39は、後述するトランジスタ50の動作によりコントロール端子ENより引き抜かれる電流が制御され、スイッチング素子391のオフ期間が制御される。なお、56は、IPDの電源端子BPに接続された電源用コンデンサである。
フライバックトランス38の2次巻線382には、上述した整流平滑回路42を介して負荷43(図2で述べたLED23aに相当)が接続されている。また、負荷43には、抵抗44、第2のツェナーダイオードとしてのツェナーダイオード45と抵抗46の直列回路と、第1のツェナーダイオードとしてのツェナーダイオード47と抵抗48の直列回路がそれぞれ並列に接続されている。ツェナーダイオード45は、負荷43側がオープンになったときの無負荷電圧に応動して負荷43に印加される過電圧を防止する。また、ツェナーダイオード47は、過渡電圧検出手段を構成するもので、平滑コンデンサ41がドライアップによりオープンモードになった状態で、フライバックトランス38のスイッチング駆動により2次巻線382より放出されるエネルギーによる所定の過渡電圧に応動する。
この場合、ツェナーダイオード47のツェナー電圧VZD2は、ツェナーダイオード45のツェナー電圧をVZD1、平滑コンデンサ41のドライアップによりフライバックトランス8の2次巻線802より放出されるエネルギーによる過渡電圧のピーク値をVpとしたとき、
ZD1≦VZD2≦Vp
の関係に設定されている。一例として、負荷43側がオープンになったときの無負荷電圧が20V、平滑コンデンサ41のドライアップにより発生する過渡電圧のピーク値Vpが40Vである場合、ツェナーダイオード45のツェナー電圧VZD1=20V、ツェナーダイオード47のツェナー電圧VZD2=30Vにそれぞれ設定される。
ツェナーダイオード45と抵抗46の接続点と、ツェナーダイオード47と抵抗48の接続点の間には、抵抗49が接続され、また、ツェナーダイオード47と抵抗48の接続点には、トランジスタ50のベースが接続されている。このトランジスタ50には、PN接合の半導体素子が用いられている。また、トランジスタ50は、エミッタを全波整流回路36の負極の出力端子に、コレクタをIPD39のコントロール端子ENにそれぞれ接続されている。トランジスタ50は、制御手段としての制御回路51を構成するもので、ベース・エミッタ電圧VBEによりIPD39のコントロール端子ENより引き抜く電流(PWM制御回路392のパルス幅制御のための電流)の制御を行う。
トランジスタ50のベースとエミッタ間には、抵抗52が接続され、また、前記負荷43と抵抗46の接続点とトランジスタ50のエミッタの間には、検出手段として検出回路53を構成する抵抗54と図示極性のダイオード55の直列回路が接続されている。
これら抵抗54とダイオード55の直列回路は、負荷43に対して直列に接続されており、負荷43に流れる電流に相応した電圧を検出し、この検出電圧によりトランジスタ50の動作を制御する。この場合、ダイオード55は、前記トランジスタ50と同じ構造のPN接合の半導体素子で、温度特性がほぼ同等のものが用いられる。つまり、ダイオード55を含む検出回路53の温度特性が前記トランジスタ50の温度特性とほぼ同等になるようにしている。また、抵抗54とダイオード55の直列回路の抵抗値は、前記検出電圧(抵抗54とダイオード55の直列回路の両端電圧)に応じたトランジスタ50の動作により、IPD39が負荷43に流れる電流Iを一定に制御するように設定されている。
このような直流電源装置は、交流電源31の交流電力が全波整流回路36で全波整流され、平滑コンデンサ37で平滑されてフライバックトランス38及びIPD39に供給される。この状態で、IPD39のPWM制御回路392によるスイッチング素子391のオンオフによりフライバックトランス38がスイッチング駆動される。
この場合、スイッチング素子391のオンでフライバックトランス38の1次巻線381に電流を流してエネルギーを蓄積し、スイッチング素子391のオフで、1次巻線381に蓄積したエネルギーを2次巻線382を通して放出し、整流平滑回路42を介して負荷43に直流電力を供給する。
この場合、検出回路53の抵抗54とダイオード55の直列回路の両端より検出される電圧によりトランジスタ48の動作が制御され、IPD39のコントロール端子ENより引き抜かれる電流が制御される。これにより、スイッチング素子391のオフ期間が制御されて負荷43に流れる電流Iが一定に制御されている。
ここで、例えば、常温において、トランジスタ50のベース・エミッタ電圧VBE=0.8V、抵抗54の抵抗値R=1.25Ω、ダイオード55の順方向電圧が0.3Vで、これら抵抗54とダイオード55の直列回路の両端に発生する電圧(この場合、抵抗54両端に発生する0.5Vと、ダイオード55両端に発生する0.3Vによる0.8V)によりトランジスタ50の動作制御が行われているものとする。この場合、検出回路53に流れる電流Iは、0.4A((0.8V−0.3V)/1.25Ω)となり、この電流Iが負荷43に供給されている。
この状態で、周囲温度環境の変化によりトランジスタ50のベース・エミッタ電圧VBEが変動し、例えば、常温時より0.1V低下し、0.7Vになったとする。すると、抵抗54の抵抗値R=1.25Ωが、そのままなのに対し、トランジスタ50と同一構造で、ほぼ同様な温度特性を有するダイオード55は、トランジスタ50と同じだけ順方向電圧が低下し、0.2Vに変化する。これにより、抵抗54とダイオード55の直列回路の両端に発生する電圧(抵抗54両端に発生する0.5Vと、ダイオード55両端に発生する0.2Vによる0.7V)によりトランジスタ50は、ベース・エミッタ電圧VBE=0.7Vで動作が制御され、このとき負荷43に流れる電流Iは、0.4A(0.7V−0.2V)/1.25Ω)で、周囲温度環境が変化する前と同じ一定電流を流しつづけることができる。
一方、このような直流電源装置は、整流平滑回路42を構成する平滑コンデンサ41が特性経時変化により静電容量を減少し、ドライアップによるオープンモードになることがある。この場合、この状態で、IPD39によりフライバックトランス38がスイッチング駆動されると、フライバックトランス38の2次巻線382より放出されるエネルギーは、平滑コンデンサ41で平滑されることなく、負荷43に図4(a)に示すようなピーク電圧Vpが40Vにもなる過渡電圧が印加される。
すると、このときの過渡電圧のピーク電圧Vpによりツェナーダイオード47がオンする(この場合、ツェナーダイオード45もオンする。)。ツェナーダイオード47がオンすると、このツェナーダイオード47を流れる電流(検出信号)によりトランジスタ50のベース電流量が増加し、IPD39のコントロール端子ENより引き抜かれる電流が増加する。これにより、IPD39は、スイッチング素子391のオフ期間が長くなるように制御される。図4(b)は、このときフライバックトランス38の2次巻線382より負荷43に供給される出力の波形を示すもので、例えば、ピーク電圧Vpが30V(この電圧はツェナーダイオード47のツェナー電圧VZD2で決定される。)で、100Hz以下の低い周波数の出力が発生する。これにより、負荷43に供給される出力の過渡電圧を抑制でき、流れる電流も定格以内に抑えることができるので、回路内部に異常発熱を生じることのない動作が得られる。
したがって、このようにすれば、フライバックトランス38をIPD39によりオンオフ駆動して負荷43に直流電力を供給するもので、フライバックトランス38の出力を平滑する平滑コンデンサ41が特性経時変化により静電容量を減少しドライアップによるオープンモードとなったとき、負荷43に印加される所定の過渡電圧を含む出力に対し、負荷43側に接続されるツェナーダイオード47をオンさせて、IPD39を制御するトランジスタ50の動作を制御し、IPD39のスイッチング動作のオフ期間を制御するようにした。つまり、ツェナーダイオード47のオンにともない、トランジスタ50の動作によりIPD39でのスイッチング動作のオフ期間を大きくすることにより、負荷43に供給される出力の過渡電圧を抑制でき、流れる電流を定格以内に抑えることができるので、回路内部に異常発熱を生じることのない動作を得られ、さらに、この異常発熱により回路を構成する電子部品が破損するような事故も防止できるので、平滑コンデンサ41がドライアップ状態になっても、引き続き装置を安定して動作させることができる。
また、ツェナーダイオード47のオンにともなうトランジスタ50の動作によりIPD39のオフ期間を大きくすることで負荷43に供給される出力を、例えば100Hz以下の低い周波数の出力にできるので、負荷43として発光ダイオードを用いた場合、この低い周波数の出力で駆動される発光ダイオードを、ちらついた状態で点灯させることができ、このときの発光ダイオードの点灯状態から平滑コンデンサ41のドライアップを知ることもできる。
さらに、平滑コンデンサ41のドライアップを検出する回路は、ツェナーダイオード47のみを接続する構成であり、回路構成を簡単にできるので、装置をコンパクト化できるとともに、価格的にも安価にできる。
(変形例)
第1の実施の形態では、ツェナーダイオード47のオンにともない、IPD39でのスイッチング動作のオフ期間を制御するようにしたが、例えば、図3に示すようにツェナーダイオード47のオンにより異常を検出する異常検出部61を設け、この異常検出部61の検出信号によりIPD39の動作を完全に停止させ、さらに不図示の警報手段により異常を報知するようにしてもよい。このようにすれば、直流電源装置の運用上の信頼性を高めることができる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、直流電力生成手段としてフライバックトランスを使用し、このフライバックトランスをIPDによりスイッチング駆動するようにしたが、この第2の実施の形態では、コイルを有するチョッパー方式を採用している。
図5は、本発明の第2の実施の形態の概略構成を示すもので、図3と同一部分には同符号を付している。
この場合、平滑コンデンサ37両端には、図示極性のダイオード57とIPD39が接続されている。また、ダイオード57の両端にコイル58と平滑コンデンサ59の直列回路が接続されている。平滑コンデンサ59の両端に負荷43と検出回路53が接続されている。また、負荷43と並列にツェナーダイオード47が接続されている。ここでのツェナーダイオード47は、第1の実施の形態で述べたのと同様なもので、平滑コンデンサ59のドライアップにともなう所定の過渡電圧のピーク電圧Vpでオンし、制御回路51を構成するトランジスタのベース電流を増加させ、IPD39のコントロール端子ENより引き抜かれる電流を増加させる。
ダイオード57は、IPD39のスイッチング素子391のオンの時にコイル58にエネルギーを蓄積するように電流の方向を決めるとともに、スイッチング素子391のオフの時にコイル58に蓄えられていたエネルギーを負荷43を通して還流させるためのものである。負荷43には、平滑コンデンサ60が並列に接続されている。
この場合も、交流電源31の交流電力が全波整流回路36で全波整流され、平滑コンデンサ37で平滑されて直流電源として供給される。この状態で、IPD39スイッチング素子391のオンオフによりコイル59がスイッチング駆動され、スイッチング素子391のオンで電流を流してエネルギーを蓄積し、オフで、蓄積したエネルギーをコンデンサ59に蓄える。このようにしてコイル58のスイッチング駆動により、平滑コンデンサ60を介して負荷43に直流電力が供給される。
この場合、平滑コンデンサ59が特性経時変化によりドライアップによるオープンモードになると、この状態で、IPD39によりコイル58がスイッチング駆動されると、コイル58より放出されるエネルギーは、平滑コンデンサ59で平滑されることなく、負荷43に大きな過渡電圧を含む出力として印加される。すると、このときの過渡電圧のピーク電圧Vpによりツェナーダイオード47がオンし、このツェナーダイオード47を流れる電流により制御回路51のトランジスタ50のベース電流が増加し、IPD39のコントロール端子ENより引き抜かれる電流も増加する。これにより、IPD39は、スイッチング素子391のオフ期間が長くなるように制御され、コイル58より負荷43に供給される出力は、ピーク電圧Vpを抑制された低い周波数の出力として発生される。
これにより、負荷43に供給される出力の過渡電圧を抑制でき、流れる電流も定格以内に抑えることができるので、回路内部に異常発熱を生じることのない動作が得られ、第1の実施の形態と同様な効果が期待できる。
なお、上述した第1の実施の形態の変形例は、この第2の実施の形態にも適用できる。
(第3の実施の形態)
図6は、本発明の第3の実施の形態の概略構成を示すもので、図3と同一部分には同符号を付している。
この場合、平滑コンデンサ37両端には、フライバックトランス38の1次巻線381及びスイッチング手段としてのスイッチング素子62が直列に接続されている。スイッチング素子62には、FET、ハイポーラトランジスタ、IPDなどのスイッチングトランジスタが用いられる。スイッチング素子62には、制御部63が接続されている。制御部63については後述する。
負荷43には、検出回路64が直列に接続されている。この検出回路64は、負荷43に流れる電流を検出するもので、その検出信号を上記制御部63に入力する。
制御部63は、電流検出部631、基準値設定部632、比較部633、スイッチ制御部634を有している。電流検出部631は、例えばスイッチング素子62がオンしているときのインピーダンスを利用してスイッチング素子62に流れるスイッチング電流(例えば平均値)を検出する。基準値設定部632は、負荷43に印加される出力(直流電力)が最大(負荷43に対して許容される最大出力)のときにスイッチング素子62に流れるスイッチング電流の値(例えば平均値)を基準値として記憶している。比較部633は、電流検出部631で検出されるスイッチング素子62に流れるスイッチング電流と基準値設定部632に設定される基準値とを比較し、この結果を出力する。スイッチ制御部634は、比較部633の比較結果に応じてスイッチング素子62のオンオフを制御する。また、制御部63は、検出回路64の検出信号により負荷43に流れる電流を一定にするようにスイッチング素子62のオンオフを制御する機能も有している。
このような構成において、いま、負荷43に印加される出力が、該負荷43に対して許容される最大出力以下である場合、電流検出部631で検出されるスイッチング素子62に流れるスイッチング電流は、基準値設定部632に設定された基準値を超えることがない。この状態で、スイッチ制御部634により、比較部633の比較結果に基づいて図7(a)に示すクロック信号によりスイッチング素子62がオンオフ制御されると、同図(c)に示すように基準値(同図(b)参照)を超えないスイッチング電流がフライバックトランス38の1次巻線381に流れ、スイッチング素子62のオンでフライバックトランス38の1次巻線381にエネルギーが蓄積され、スイッチング素子62のオフで、1次巻線381に蓄積したエネルギーが2次巻線382を通して放出され、整流平滑回路42を介して負荷43に直流電力が供給される。
次に、負荷43に印加される出力が、該負荷43に対して許容される最大出力を超えたような場合、電流検出部631で検出されるスイッチング素子62に流れるスイッチング電流が基準値設定部632に設定された基準値を超える。この場合も、スイッチ制御部634は、このときの比較部633の比較結果に基づいて図8(a)に示すクロック信号に対しスイッチング素子62をオンオフ制御するが、このときのスイッチ制御部634の制御は、同図(a)に示すクロック信号に対して、所定クロック数ごとにスイッチング素子62を全くオンさせないオフ期間を設定し、同図(b)に示すようにスイッチング電流が流れない期間(図示A参照)を強制的に設ける。これにより、フライバックトランス38の1次巻線381に流れるスイッチング電流により2次巻線382より放出されるエネルギーは強制的に抑制され、負荷43に印加される出力も許容される最大出力を超えることなく抑制される。このような動作は、電流検出部631で検出されるスイッチング素子62に流れるスイッチング電流が基準値設定部632に設定される基準値以下になるまで続けられ、その後、スイッチング電流が基準値以下になると、上述した図7で説明した動作に復帰する。
したがって、このようにすれば、負荷43に印加される出力が、該負荷43に対して許容される最大出力のときにスイッチング素子62に流れるスイッチング電流を基準値として設定し、この基準値に対し電流検出部631で検出されるスイッチング素子62に流れるスイッチング電流を比較し、この比較結果に応じてスイッチング素子62のオフ期間を制御するようにした。これにより、スイッチング素子62に流れるスイッチング電流が基準値を超えるような場合、スイッチング電流が流れないオフ期間によりフライバックトランス38を介して放出されるエネルギーを強制的に抑制することができるので、負荷43に印加される出力が許容される最大出力を超えることなく抑制することができ、例えば、負荷の変動や入力電源の変動などが生じた場合も、許容される以上の出力が負荷43に印加されるのを確実に防止できる。また、LEDのような半導体素子で電圧、電流、温度などに対し動作条件が厳しい負荷を駆動する場合でも、負荷に過剰な出力が印加されることがないので電源装置としての動作の信頼性を高めることができる。
上述した第3の実施の形態では、スイッチング素子62に流れるスイッチング電流が基準値を超えると、スイッチング素子62をオンさせないオフ期間を設定し、スイッチング電流が流れない期間Aを強制的に設けるようにしたが、この方法に限らず、例えば、スイッチング素子62に流れるスイッチング電流が基準値を超えると、スイッチング素子62のオン期間を制御し、図9(b)に示すようにスイッチング電流のオンオフ期間Tのうちオン期間を強制的に小さくする方向に設定(図示B参照)するようにしても、上述したと同様な効果を得られる。また、上述した第3の実施の形態では、スイッチング素子62に流れるスイッチング電流の平均値を検出するようにしたが、スイッチング電流のピーク値を検出して上述した動作を実行させるようにしても良い。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、実施段階では、その要旨を変更しない範囲で種々変形することが可能である。例えば、上述した実施の形態では、負荷43に流れる電流を常に一定にするように制御する定電流制御について述べたが、これに限らず、負荷43に印加する電圧を常に一定にするように制御する定電圧制御を適用したものでもよい。また、上述した第1及び第2の実施の形態では、スイッチング手段にIPD39を使用し負荷43に流れる電流に応じてトランジスタ50の制御により、コントロール端子ENより引き抜かれる電流を制御するようにしたが制御シーケンスとしては、IPD39を使用したものに限らず他の方法も適用できる。さらに、上述した実施の形態では、負荷43として発光ダイオードの例を述べたか、他の直流負荷にも適用できる。さらに、上述した実施の形態では、交流電源31を備えたものを述べているが、交流電源31は、装置外部に設けられるものでもよい。
さらに、上記実施の形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示されている複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出できる。例えば、実施の形態に示されている全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題を解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出できる。
本発明の第1の実施の形態にかかる直流電源装置が適用される照明器具を示す斜視図。 第1の実施の形態にかかる直流電源装置が適用される照明器具の断面図。 第1の実施の形態にかかる直流電源装置の概略構成を示す図。 第1の実施の形態にかかる直流電源装置の動作を説明する図。 本発明の第2の形態にかかる直流電源装置の概略構成を示す図。 本発明の第3の形態にかかる直流電源装置の概略構成を示す図。 第3の実施の形態にかかる直流電源装置の動作を説明する図。 第3の実施の形態にかかる直流電源装置の動作を説明する図。 第3の実施の形態にかかる直流電源装置の他の例の動作を説明する図。 従来の直流電源装置の概略構成を示す図。
符号の説明
22…器具本体、22a.22b…仕切り部材
23…光源部、23a…LED、23b…反射体
23c…配線基板、24…電源室、24a…配線基板
25…リード線、26…電源端子室
27…電源端子台、27a…ボックス
27b、27c…差込口、27d…リリースボタン
31…交流電源、32…コンデンサ、33…インピーダンス
34…フィルタ回路、35…トランス、36…全波整流回路
37…平滑コンデンサ、38…フライバックトランス
381…1次巻線、382…2次巻線
39…IPD、391…スイッチング素子
392…PWM制御回路、40…ダイオード
41…平滑コンデンサ、42…整流平滑回路
43…負荷、44、46,48、52、54…抵抗
45、47…ツェナーダイオード、50…トランジスタ
51…制御回路、53…検出回路、
55、57…ダイオード、
58…コイル、59、60…平滑コンデンサ
61…異常検出部、62…スイッチング素子、
63…制御部、631…電流検出部、632…基準値設定部、
633…比較部、634…スイッチ制御部

Claims (4)

  1. スイッチング手段により駆動され、交流電源の交流電力より直流電力を生成し負荷に供給する直流電力生成手段と、
    無負荷電圧より高い所定の過渡電圧に相当するツェナー電圧が設定された第1のツェナーダイオードを含み、前記負荷に供給される直流電力に含まれる所定の過渡電圧を検出する過渡電圧検出手段と、
    前記過渡電圧検出手段により検出される検出信号に応じて、前記スイッチング手段のスイッチング動作のオフ期間が長くなるよう制御する制御手段と、
    を具備したことを特徴とする直流電源装置。
  2. 前記第1のツェナーダイオードのツェナー電圧V ZD2 は、前記無負荷電圧に応動する第2のツェナーダイオードのツェナー電圧をV ZD1 、前記所定の過渡電圧のピーク値をVpとしたとき、
    ZD1 ≦V ZD2 ≦Vp
    に設定されることを特徴とする請求項1記載の直流電源装置。
  3. スイッチング手段により駆動され、交流電源の交流電力より直流電力を生成し負荷に供給する直流電力生成手段と、
    無負荷電圧に相当するツェナー電圧が設定された第1のツェナーダイオードを含み、負荷側がオープンになったことを検出する無負荷検出手段と、
    前記無負荷電圧より高い所定の過渡電圧に相当するツェナー電圧が設定された第2のツェナーダイオードを含み、前記負荷に供給される直流電力に含まれる所定の過渡電圧を検出する過渡電圧検出手段と、
    前記過渡電圧検出手段により検出される検出信号に応じて、前記スイッチング手段のスイッチング動作のオフ期間を大きくするよう制御する制御手段と、
    を具備したことを特徴とする直流電源装置。
  4. 前記第2のツェナーダイオードのツェナー電圧V ZD2 は、前記無負荷電圧に応動する第1のツェナーダイオードのツェナー電圧をV ZD1 、前記所定の過渡電圧のピーク値をVpとしたとき、
    ZD1 ≦V ZD2 ≦Vp
    に設定されることを特徴とする請求項3記載の直流電源装置。
JP2007292354A 2007-04-04 2007-11-09 直流電源装置 Expired - Fee Related JP5169159B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007292354A JP5169159B2 (ja) 2007-04-04 2007-11-09 直流電源装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007098656 2007-04-04
JP2007098656 2007-04-04
JP2007292354A JP5169159B2 (ja) 2007-04-04 2007-11-09 直流電源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008278735A JP2008278735A (ja) 2008-11-13
JP5169159B2 true JP5169159B2 (ja) 2013-03-27

Family

ID=40056037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007292354A Expired - Fee Related JP5169159B2 (ja) 2007-04-04 2007-11-09 直流電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5169159B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5052590B2 (ja) * 2009-12-16 2012-10-17 三菱電機株式会社 電源回路及び照明装置
KR101427576B1 (ko) 2012-03-28 2014-08-08 주식회사 엘시스 전기차의 전원제어장치
JP6344956B2 (ja) * 2013-04-19 2018-06-20 ローム株式会社 電源回路
CN110176862A (zh) * 2019-06-26 2019-08-27 广东美的厨房电器制造有限公司 开关电源电路、控制电路板和微波炉

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07298615A (ja) * 1994-04-19 1995-11-10 Ricoh Co Ltd 多出力スイッチング電源装置
JPH08205532A (ja) * 1995-01-20 1996-08-09 Tec Corp トランス結合型スイッチング電源装置
JP2000197357A (ja) * 1998-12-28 2000-07-14 Omron Corp 直流安定化電源
JP2003037972A (ja) * 2001-07-25 2003-02-07 Noritz Corp スイッチング電源装置
JP4251021B2 (ja) * 2002-06-17 2009-04-08 株式会社日立製作所 電源装置及びそれを用いたハードディスク装置,ic
JP2004297915A (ja) * 2003-03-27 2004-10-21 Sanken Electric Co Ltd 直流電源装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008278735A (ja) 2008-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5632664B2 (ja) 半導体発光素子の点灯装置およびそれを用いた照明器具
EP2515613B1 (en) Step-down converter for LEDs with inrush current limiting circuit
JP5579477B2 (ja) 過電流防止式電源装置及びそれを用いた照明器具
EP2375554B1 (en) Lighting device and illumination fixture using the same
US20080291709A1 (en) Switching power supply apparatus
JP5206000B2 (ja) 電源装置及び照明器具
US9125258B2 (en) Light source driving apparatus, light source device including the same and light source driving method of the light source driving apparatus
JP2013081322A (ja) 保護機能付きスイッチング電源回路およびそれを用いた電子機器
JP2009189183A (ja) 電源装置及び照明器具
JP2011222267A (ja) 点灯装置及びそれを用いた照明器具
JP5169159B2 (ja) 直流電源装置
JP6187024B2 (ja) Led電源装置及びled照明装置
JP2020048372A (ja) 直流電源装置
JP6553415B2 (ja) スイッチングコンバータ、それを用いた照明装置
JP6883762B2 (ja) 電源装置及び照明装置
JP6365162B2 (ja) 電源装置および照明装置
JP7027964B2 (ja) 点灯装置、照明器具および照明システム
JP6242177B2 (ja) 電源装置及び照明装置
JP6399450B2 (ja) 点灯装置及び照明器具
JP7444009B2 (ja) 点灯装置および照明器具
EP3512070B1 (en) Power supply circuit
JP7357199B2 (ja) 点灯装置、光源ユニット及び照明器具
JP2013046423A (ja) スイッチング電源装置
JP5450255B2 (ja) スイッチング電源装置
JP2011250546A (ja) 電源装置及びそれを用いた照明装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100906

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120424

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120529

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120620

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121217

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5169159

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160111

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees