JP5167959B2 - アイドルストップ車両のエンジン始動制御装置 - Google Patents

アイドルストップ車両のエンジン始動制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5167959B2
JP5167959B2 JP2008146616A JP2008146616A JP5167959B2 JP 5167959 B2 JP5167959 B2 JP 5167959B2 JP 2008146616 A JP2008146616 A JP 2008146616A JP 2008146616 A JP2008146616 A JP 2008146616A JP 5167959 B2 JP5167959 B2 JP 5167959B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
excitation
time
excitation time
motor generator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008146616A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009293467A (ja
Inventor
宏之 鈴木
豊樹 井口
浩一 森
靖 武田
松平 永里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2008146616A priority Critical patent/JP5167959B2/ja
Publication of JP2009293467A publication Critical patent/JP2009293467A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5167959B2 publication Critical patent/JP5167959B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N11/00Starting of engines by means of electric motors
    • F02N11/08Circuits or control means specially adapted for starting of engines
    • F02N11/0859Circuits or control means specially adapted for starting of engines specially adapted to the type of the starter motor or integrated into it
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N11/00Starting of engines by means of electric motors
    • F02N11/08Circuits or control means specially adapted for starting of engines
    • F02N11/0814Circuits or control means specially adapted for starting of engines comprising means for controlling automatic idle-start-stop

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Description

本発明はアイドルストップ車両のエンジン始動制御装置に関する。
従来のアイドルストップ車両のエンジン始動制御装置として、モータの励磁完了を待ってエンジンを再始動するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−100577号公報
しかしながら、前述した従来のアイドルストップ車両のエンジン始動制御装置は、モータの励磁完了を所定時間が経過したか否かで判定していた。そのため、エンジンを再始動する条件が成立してから所定時間経過後でなければエンジンを再始動することができなかった。よって、エンジンを再始動するときに、必ず所定時間を要するという問題点があった。
本発明はこのような従来の問題点に着目してなされたものであり、エンジンの再始動に要する時間を短縮することを目的とする。
本発明は以下のような解決手段によって前記課題を解決する
本発明は、予め設定されたエンジン停止条件の成立時にエンジンを停止し、予め設定されたエンジン再始動条件の成立時に、励磁されてトルクを発生するモータでエンジンをクランキングして再始動するアイドルストップ車両の始動制御装置であって、運転条件に応じて、前記モータが前記エンジンの初爆に必要なクランキングトルクを出力し得る状態になるまでに必要と予想される前記モータの励磁時間を算出する励磁時間算出手段と前記励磁時間算出手段によって算出した励磁時間と、前記モータがスタータモータとしての機能を十分に発揮することが可能になるまでに必要な前記モータの励磁時間である励磁完了時間と、の大小を比較する比較手段と、前記励磁完了時間よりも前記励磁時間算出手段によって算出した励磁時間が大きいときは、その励磁完了時間の経過後に前記モータでエンジンをクランキングして再始動する励磁完了後エンジン始動手段と、前記励磁完了時間よりも前記励磁時間算出手段によって算出した励磁時間が小さいときは、前記励磁時間算出手段によって算出した励磁時間の経過後に前記モータでエンジンをクランキングして再始動する励磁完了前エンジン始動手段と、を備えることを特徴とする。
運転条件によっては、モータの励磁完了前にエンジンをクランキングして再始動するので、エンジンの再始動に要する時間を短縮することができる。
以下、図面等を参照して本発明の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態によるアイドルストップ車両の始動制御装置のシステム概略図である。
アイドルストップ車両の始動制御装置は、エンジン1と、モータジェネレータ2と、変速機3と、バッテリ4と、コントローラ5と、を備える。
エンジン1は、アイドルストップ車両の駆動力を発生する。エンジン1のクランクシャフト11の一端部には、クランクシャフト11と一体に回転するクランクプーリ12が取り付けられる。
モータジェネレータ2は、エンジン1によって駆動されて発電する発電機としての機能と、逆にエンジン1のクランクシャフト11を回転させてエンジン1を始動するスタータモータとしての機能と、を有する。モータジェネレータ2の回転軸21の一端部に設けられたプーリ22は、ベルト6を介してエンジン1のクランクプーリ12につながれる。回転軸21とモータジェネレータ2のプーリ22との間には、電磁クラッチ23が設けられる。
エンジン1の運転中に電磁クラッチ23を締結(オン)すると、モータジェネレータ2の回転軸21がエンジン1のクランクシャフト11に同期して回転する。このとき、モータジェネレータ2は発電機として機能する。電磁クラッチ24の締結を解除(オフ)すると、モータジェネレータ2の回転軸21がエンジン1のクランクシャフト11に対して空回りし、モータジェネレータ2による発電は行われない。
一方で、エンジン1の停止中に電磁クラッチ23を締結して、モータジェネレータ2を駆動すると、クランクシャフト11がモータジェネレータ2の回転軸21に同期して回転する。このとき、モータジェネレータ2はスタータモータとして機能する。なお、モータジェネレータ2をスタータモータとして機能させるには、モータジェネレータ2を励磁するための時間が必要となる。
バッテリ4は、モータジェネレータ2によって発電された電力を蓄電する一方で、モータジェネレータ2をスタータモータとして使用するときに、モータジェネレータ2に電力を供給して駆動する。
変速機3は、エンジン1の駆動力を車両走行状況に応じた駆動力に減速して、出力軸31に出力する。この出力軸31に出力された駆動力が、デファレンシャルギア32を介して左右の駆動輪33に伝達され、車両を駆動する。
コントローラ5は、中央演算装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、及び入出力インタフェース(I/Oインタフェース)を備えたマイクロコンピュータで構成される。コントローラ5には、車両に取り付けられた各種のセンサからの信号が入力される。例えば、エンジン油水温、トランスミッション油温、外気温、外気湿度、大気圧、車両加速度、エンジン回転速度、バッテリ充電量(State of Charge;SOC)、タイヤ空気圧、アクセルペダル踏み込み量などが入力される。
ところで、アイドルストップ車両において、アイドルストップからの再始動時には、素早いエンジン始動が要求される。ところが、前述したように、モータジェネレータ2をスタータモータとして十分に機能させるためには、モータジェネレータ2を所定時間励磁する必要がある(以下、この所定時間のことを「励磁完了時間」という。励磁完了時間はモータジェネレータ2に応じて定まる所定値である。)。そのため、励磁完了後(励磁完了時間経過後)にエンジン始動をしていたのでは、素早いエンジン始動ができない。
そこで、本実施形態では、運転条件に応じて、モータジェネレータ2の励磁時間を算出し、算出した励磁時間が所定の励磁完了時間より短いときは、モータジェネレータ2の励磁完了を待たずにモータジェネレータ2をスタータモータとして使用してエンジンを始動する。以下、この本実施形態によるアイドルストップ車両の始動制御について説明する。
図2は、本実施形態によるアイドルストップ車両の始動制御について説明するフローチャートである。コントローラ5は、このルーチンを所定の演算周期(例えば10ミリ秒)で繰り返し実行する。
ステップS1において、コントローラ5は、アイドルストップ条件成立後にエンジン再始動条件が成立したか否かを判定する。コントローラ5は、エンジン再始動条件が成立していればステップS2に処理を移行し、成立していなければ今回の処理を終了する。
なお、アイドルストップ条件としては、車速が所定車速よりも小さいこと、ブレーキペダルが踏み込まれていること、バッテリの蓄電量が所定値より大きいこと、エンジン水温が所定温度よりも大きいこと、などがある。
エンジン再始動条件としては、アクセルペダルの踏み込み量が所定量より大きいこと、ブレーキペダルが踏み込まれていないこと、などがある。
ステップS2において、コントローラ5は、運転条件に応じてモータジェネレータ2の励磁時間を算出する。具体的な算出方法については、図3を参照して後述する。
ステップS3において、コントローラ5は、算出した励磁時間と、所定の励磁完了時間と、の大小を比較する。コントローラ5は、励磁時間が励磁完了時間より大きいときはステップS4に処理を移行し、小さいときはステップS5に処理を移行する。
ステップS4において、コントローラ5は、所定の励磁完了時間が経過した後に、モータジェネレータ2をスタータモータとして使用してエンジン1を始動する。
ステップS5において、コントローラ5は、励磁時間が経過した後に、モータジェネレータ2をスタータモータとして使用してエンジン1を始動する。
ステップS6において、コントローラ5は、エンジン1が初爆したか否かを判定する。具体的には、モータジェネレータ2の回転速度がゼロより大きいときに、エンジン回転速度がゼロの状態が所定時間(例えば100ms)継続されたか否かを判定する。コントローラ5は、エンジン1が初爆したときは今回の処理を終了し、初爆しなかったときはステップS7に処理を移行する。
ステップS7において、コントローラ5は、モータジェネレータ2によるエンジン始動を一旦中止する。
ステップS8において、コントローラ5は、所定の励磁完了時間が経過した後に、モータジェネレータ2をスタータモータとして使用してエンジン1を始動する。
図3は、モータジェネレータ2の励磁時間を算出するテーブルである。
図3示すように、モータジェネレータ2の励磁時間はエンジン水温に基づいて算出される。モータジェネレータ2の励磁時間はエンジン水温が高いときほど早くなるように設定される。これは、エンジン水温が高いときほど、エンジンオイルの粘度が低下してエンジン内部の摩擦抵抗(エンジンフリクション)が低下するので、モータジェネレータ2のクランキングトルクが小さくてもエンジン1を始動できるためである。
図4及び図5は、アイドルストップ車両の始動制御の動作について説明するタイムチャートである。なお、フローチャートとの対応を明確にするため、フローチャートのステップ番号を併記して説明する。
まず図4を参照して、励磁時間が励磁完了時間よりも大きいときの動作について説明する。
時刻t11で、エンジン再始動条件が成立すると(S1でYes)、コントローラ5は、励磁時間を算出し(S2)、所定の励磁完了時間との大小を比較する(S3)。
ここでは、算出した励磁時間が所定の励磁完了時間よりも大きかった場合を想定している(S3でYes)。そのため、励磁時間が経過するより前の所定の励磁完了時間が経過した時刻t12で、モータジェネレータ2は所定のクランキングトルクをステップ状に出力し(図4(B);S4)、エンジンを始動する(図4(C))。
次に図5を参照して、励磁時間が励磁完了時間よりも小さいときの動作について説明する。なお、図5(A)の破線は、図4(A)のバッテリ電流の動作に対応するものである。
時刻t21で、アイドルストップ条件成立後にエンジン再始動条件が成立すると(S1でYes)、コントローラ5は、励磁時間を算出し(S2)、所定の励磁完了時間との大小を比較する(S3)。
ここでは、励磁時間が励磁完了時間よりも小さかった場合を想定している(S3でNo)。そのため、励磁完了時間が経過するより前の励磁時間が経過した時刻t22で、コントローラ5は、モータジェネレータ2によるエンジン始動を実施し(図5(B);S5)、初爆に至るか否かを判定する(S6)。
時刻t22から所定時間経過した時刻t23で、モータジェネレータ2が回転してクランキングトルクを発生しているときのエンジン回転速度がゼロより大きいので、コントローラ5は、エンジン1が初爆したと判定し、そのままエンジン始動を続ける(図5(C);S6でYes)。
このように、励磁時間が励磁完了時間よりも小さいときは、エンジン1の初爆に必要なクランキングトルクを出力できる段階(励磁時間経過時)で、モータジェネレータ2はクランキングトルクをステップ状に出力する(図5(B))。その後、所定のクランキングトルクまで出力トルクを上げながらエンジン1を始動する(図5(B))。
これにより、アイドルストップ後に素早くエンジン1を再始動することができる。また、エンジン再始動時にステップ状に出力されるクランキングトルクが小さくなるので、エンジン再始動時のトルクショックを低減できる。
以上説明した本実施形態によれば、アイドルストップ後にエンジンを再始動するときに、エンジン水温に基づいて算出したモータジェネレータ2の励磁時間が、所定の励磁完了時間よりも小さければ、モータジェネレータ2の励磁完了を待たずにエンジン1を再始動する。
これにより、アイドルストップ後に素早くエンジンを再始動することができる。また、エンジン再始動時にステップ状に出力されるクランキングトルクが小さくなるので、エンジン再始動時のトルクショックを低減できる。さらに、エンジン水温に応じてエンジンフリクションを推定した上で、励磁時間を算出しているので、確実にエンジンの早期始動ができる。
また、モータジェネレータ2の励磁完了を待たずにエンジン1を再始動するときに、エンジン1が初爆に至らなければ、一旦エンジン1の再始動を中止して、モータジェネレータ2の励磁完了を待ってからエンジンを再始動する。
これにより、モーターロックによる電気系統の故障を防ぐことができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を、図6を参照して説明する。本実施形態は、モータジェネレータ2の励磁時間をエンジン油温(エンジンフリクション)に基づいて算出する点で第1実施形態と相違する。以下、その相違点を中心に説明する。なお、以下に示す各実施形態では前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を用いて重複する説明を適宜省略する。
図6は、モータジェネレータ2の励磁時間を算出するテーブルである。
図6に示すように、モータジェネレータ2の励磁時間はエンジン油温に基づいて算出される。モータジェネレータ2の励磁時間はエンジン油温が高いときほど早くなるように設定される。これは、エンジン油温が高いときほど、エンジンオイルの粘度が低下してエンジン内部の摩擦抵抗(エンジンフリクション)が低下するので、モータジェネレータ2のクランキングトルクが小さくてもエンジンを始動できるためである。
以上説明した本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果が得られるとともに、エンジン油温に基づいて励磁時間を算出するので、より正確なエンジンフリクションを推定して、励磁時間を算出できる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態を、図7を参照して説明する。本実施形態は、モータジェネレータ2の励磁時間をトランスミッション油温(エンジンフリクション)に基づいて算出する点で第1実施形態と相違する。以下、その相違点を中心に説明する。
図7は、モータジェネレータ2の励磁時間を算出するテーブルである。
図7に示すように、モータジェネレータ2の励磁時間はトランスミッション油温に基づいて算出される。モータジェネレータ2の励磁時間はトランスミッション油温が高いときほど早くなるように設定される。これは、トランスミッション油温が高いときほど、エンジンオイルの粘度が低下してエンジン内部の摩擦抵抗(エンジンフリクション)が低下するので、モータジェネレータ2のクランキングトルクが小さくてもエンジンを始動できるためである。
以上説明した本実施形態でも、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態を、図8を参照して説明する。本実施形態は、モータジェネレータ2の励磁時間を外気温(エンジンフリクション)に基づいて算出する点で第1実施形態と相違する。以下、その相違点を中心に説明する。
図8は、モータジェネレータ2の励磁時間を算出するテーブルである。
図8に示すように、モータジェネレータ2の励磁時間は外気温に基づいて算出される。モータジェネレータ2の励磁時間は外気温が高いときほど早くなるように設定される。これは、外気温が高いときほど、エンジンオイルの粘度が低下してエンジン内部の摩擦抵抗(エンジンフリクション)が低下するので、モータジェネレータ2のクランキングトルクが小さくてもエンジンを始動できるためである。
以上説明した本実施形態でも、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態を、図9を参照して説明する。本実施形態は、モータジェネレータ2の励磁時間を外気湿度(エンジン発生トルク)に基づいて算出する点で第1実施形態と相違する。以下、その相違点を中心に説明する。
図9は、モータジェネレータ2の励磁時間を算出するテーブルである。
図9に示すように、モータジェネレータ2の励磁時間は外気湿度に基づいて算出される。モータジェネレータ2の励磁時間は外気湿度が高いときほど長くなるように設定される。これは、外気湿度が高いと着火性が低下して初爆後のエンジントルクが低下するので、モータジェネレータ2のクランキングトルクが小さいと完爆しないおそれがあるからである。
以上説明した本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果が得られるとともに、外気湿度(エンジン発生トルク)に基づいて励磁時間を算出するので、エンジン1の始動性を向上することができる。
(第6実施形態)
次に、本発明の第6実施形態を、図10を参照して説明する。本実施形態は、モータジェネレータ2の励磁時間を大気圧(エンジン発生トルク)に基づいて算出する点で第1実施形態と相違する。以下、その相違点を中心に説明する。
図10は、モータジェネレータ2の励磁時間を算出するテーブルである。
図10に示すように、モータジェネレータ2の励磁時間は大気圧に基づいて算出される。モータジェネレータ2の励磁時間は大気圧が低いときほど長くなるように設定される。これは、大気圧が高いときほど充填効率が低下して初爆後のエンジントルクが低下するので、モータジェネレータ2のクランキングトルクが小さいと完爆しないおそれがあるからである。
以上説明した本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果が得られるとともに、大気圧(エンジン発生トルク)に基づいて励磁時間を算出するので、エンジン1の始動性を向上することができる。
(第7実施形態)
次に、本発明の第7実施形態を、図11を参照して説明する。本実施形態は、モータジェネレータ2の励磁時間を種々の電装品の駆動時にエンジンにかかる負荷(以下「電気負荷」という)(エンジン負荷)に基づいて算出する点で第1実施形態と相違する。以下、その相違点を中心に説明する。
図11は、モータジェネレータ2の励磁時間を算出するテーブルである。
図11に示すように、モータジェネレータ2の励磁時間は電気負荷に基づいて算出される。モータジェネレータ2の励磁時間は電気負荷が大きいときほど長くなるように設定される。
これは、種々の電装品を駆動するための電力は、エンジン出力の一部で補われているので、電気負荷が大きいときほど、モータジェネレータ2のクランキングトルクを大きくする必要があるためである。
以上説明した本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果が得られるとともに、電気負荷に基づいて励磁時間を算出するので、エンジン1の始動性を向上することができる。
(第8実施形態)
次に、本発明の第8実施形態を、図12を参照して説明する。本実施形態は、モータジェネレータ2の励磁時間を勾配(エンジン負荷)に基づいて算出する点で第1実施形態と相違する。以下、その相違点を中心に説明する。
図12は、モータジェネレータ2の励磁時間を算出するテーブルである。
図12に示すように、モータジェネレータ2の励磁時間は勾配に基づいて算出される。モータジェネレータ2の励磁時間は勾配が大きいときほど長くなるように設定される。なお、勾配は、車両加速度を検出している加速度センサによって算出すればよい。
登坂路で平坦路と同等のエンジン再始動後の発進加速を得るためには、その登坂路の勾配が大きくなるほど、エンジン再始動後に車両を駆動するのに必要な駆動力(エンジン要求トルク)を大きくする必要がある。そのため、勾配が大きいときは、予めモータジェネレータ2のクランキングトルクを大きくしてエンジンを始動することで、始動後、エンジン要求トルクに達するまでの時間を短くすることができる。
これにより、平坦路や勾配の小さい登坂路では、素早くエンジンを再始動することができる。勾配の大きい登坂路では、エンジン再動後の加速性能を向上させることができる。
以上説明した本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果が得られるとともに、登坂路におけるエンジン再動後の加速性能を向上させることができる。
(第9実施形態)
次に、本発明の第9実施形態を、図13を参照して説明する。本実施形態は、モータジェネレータ2の励磁時間をタイヤ空気圧(エンジン負荷)に基づいて算出する点で第1実施形態と相違する。以下、その相違点を中心に説明する。
図13は、モータジェネレータ2の励磁時間を算出するテーブルである。
図13に示すように、モータジェネレータ2の励磁時間はタイヤ空気圧に基づいて算出される。モータジェネレータ2の励磁時間はタイヤ空気圧が低いときほど長くなるように設定される。
タイヤ空気圧が低くなるほどタイヤの転がり抵抗は大きくなるので、車両の発進加速性能は低下する。したがって、車両の発進加速性能の低下を抑制するには、タイヤ空気圧が低いときほど、エンジン再始動後に車両を駆動するのに必要な駆動力(エンジン要求トルク)を大きくする必要がある。そのため、タイヤ空気圧が低いときは、予めモータジェネレータ2のクランキングトルクを大きくしてエンジンを始動することで、始動後、エンジン要求トルクに達するまでの時間を短くすることができる。
これにより、タイヤ空気圧によらず一定の発進加速性能を得ることができる。
以上説明した本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果が得られるとともに、エンジン再動後の加速性能を向上させることができる。
(第10実施形態)
次に、本発明の第10実施形態を、図14を参照して説明する。本実施形態は、モータジェネレータ2の励磁時間を積載量(エンジン負荷)に基づいて算出する点で第1実施形態と相違する。以下、その相違点を中心に説明する。
図14は、モータジェネレータ2の励磁時間を算出するテーブルである。
図14に示すように、モータジェネレータ2の励磁時間は積載量に基づいて算出される。モータジェネレータ2の励磁時間は積載量が多いときほど遅くなるように設定される。なお、積載量は車両加速度を検出する加速度センサによって算出すればよい。
積載量が多くなるほど車両の発進加速性能は低下する。したがって、車両の発進加速性能の低下を抑制するには、積載量が多いときほど、エンジン再始動後に車両を駆動するのに必要な駆動力(エンジン要求トルク)を大きくする必要がある。そのため、積載量が多いときときは、予めモータジェネレータ2のクランキングトルクを大きくしてエンジンを始動することで、始動後、エンジン要求トルクに達するまでの時間を短くすることができる。
これにより、積載量によらず一定の発進加速性能を得ることができる。
以上説明した本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果が得られるとともに、エンジン再動後の加速性能を向上させることができる。
(第11実施形態)
次に、本発明の第11実施形態を、図15を参照して説明する。本実施形態は、モータジェネレータ2の励磁時間を車両の駆動方式(エンジン負荷)に基づいて算出する点で第1実施形態と相違する。以下、その相違点を中心に説明する。
図15は、モータジェネレータ2の励磁時間を算出するテーブルである。
図15に示すように、モータジェネレータ2の励磁時間は車両の駆動方式が2輪駆動か4輪駆動かに基づいて算出される。モータジェネレータ2の励磁時間は4輪駆動のときのほうが長くなるように設定される。
4輪駆動のときは、2輪駆動のときと比べてエンジン出力をタイヤに伝達するまでの伝達ロスが大きくなるため、エンジン再始動後に車両を駆動するのに必要な駆動力(エンジン要求トルク)も大きくなる。そのため、4輪駆動のときは、予めモータジェネレータ2のクランキングトルクを大きくしてエンジンを始動することで、始動後、エンジン要求トルクに達するまでの時間を短くすることができる。
これにより、エンジン再始動時の駆動方式が2輪駆動か4輪駆動かによらず一定の発進加速性能を得ることができる。
以上説明した本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果が得られるとともに、エンジン再動後の加速性能を向上させることができる。
(第12実施形態)
次に、本発明の第12実施形態を、図16を参照して説明する。本実施形態は、モータジェネレータ2の励磁時間を道路状況(加速要求)に基づいて算出する点で第1実施形態と相違する。以下、その相違点を中心に説明する。
図16は、モータジェネレータ2の励磁時間を算出するテーブルである。
図16に示すように、モータジェネレータ2の励磁時間は道路状況に基づいて算出される。モータジェネレータ2の励磁時間は道路状況が混雑しているときほど長くなるように設定される。なお道路状況はエンジンを始動してからの平均車速や発進回数などに応じて決定すればよい。
これは、渋滞時など道路状況が混雑しているときは、エンジン再始動後の加速要求が少なく、素早くエンジンを再始動させる必要性が少ないからである。
これにより、道路状況が空いているときには、素早くエンジンを再始動してスムーズにその後の発進加速に移ることができる。
(第13実施形態)
次に、本発明の第13実施形態を、図17を参照して説明する。本実施形態は、モータジェネレータ2の励磁時間をトランスミッションのシフトポジション(加速要求)に基づいて算出する点で第1実施形態と相違する。以下、その相違点を中心に説明する。
図17は、モータジェネレータ2の励磁時間を算出するテーブルである。
図17に示すように、モータジェネレータ2の励磁時間はトランスミッションのシフトポジションに基づいて算出される。モータジェネレータ2の励磁時間はトランスミッションのシフトポジションがドライブレンジ(Dレンジ)のときに短くなるように設定される。
これは、トランスミッションのシフトポジションがドライブレンジ以外のポジション(例えばパーキングレンジやニュートラルレンジ)にあるときは、エンジン再始動後の加速要求が少なく、素早くエンジンを再始動させる必要性が少ないからである。
これにより、トランスミッションのシフトポジションがドライブレンジのときには、素早くエンジンを再始動してスムーズにその後の発進加速に移ることができる。
(第14実施形態)
次に、本発明の第14実施形態を、図18を参照して説明する。本実施形態は、モータジェネレータ2の励磁時間をエンジン回転速度(エンジンフリクション)に基づいて算出する点で第1実施形態と相違する。以下、その相違点を中心に説明する。
図18は、モータジェネレータ2の励磁時間を算出するテーブルである。
図18に示すように、モータジェネレータ2の励磁時間はエンジン回転速度に基づいて算出される。モータジェネレータ2の励磁時間はエンジン回転速度が低いときほど長くなるように設定される。
アイドルストップは、車速が所定車速より小さくなり、その他のアイドルストップ条件が成立すると実施される。そのため、車両の停止前にアイドルストップすることがあるが、その後、車両の停止前にアクセルペダルが踏み込まれエンジン再始動条件が成立することがある。
このとき、エンジンのクランクシャフトは出力軸によって連れまわされているが、エンジン回転速度が所定の回転速度より低いと、燃料噴射して点火してもエンジンを再始動できない。したがって、モータジェネレータ2によってクランキングする必要がある。そして、このとき付加するクランキングトルクは、所定の回転速度に近い回転速度であれば小さくて済む一方で、エンジン回転速度がゼロに近づくほど大きくする必要がある。
そこで、本実施形態では、モータジェネレータ2の励磁時間をエンジン回転速度が低いときほど長くなるように設定した。これにより、アイドルストップ後のコースト走行時にエンジン再始動条件が成立したときに素早くエンジンを再始動することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
例えば、アイドルストップ前の車両走行中にエンジン制御部品や制御システムの異常が検出されたときには、前述した本実施形態によるアイドルストップ車両の始動制御を中止してもよい。エンジン故障が発生した場合などは、点火時期が最遅角側に制御されるなど、基本的にエンジントルクが発生しづらい条件でのエンジン始動となるためである。
また、前述した各実施形態を組み合わせて励磁時間を算出してもよい。
アイドルストップ車両の始動制御装置のシステム概略図である。 アイドルストップ車両の始動制御について説明するフローチャートである。 第1実施形態によるモータジェネレータの励磁時間を算出するテーブルである。 励磁時間が励磁完了時間より長いときのアイドルストップ車両の始動制御の動作について説明するタイムチャートである。 励磁時間が励磁完了時間より短いときのアイドルストップ車両の始動制御の動作について説明するタイムチャートである。 第2実施形態によるモータジェネレータの励磁時間を算出するテーブルである。 第3実施形態によるモータジェネレータの励磁時間を算出するテーブルである。 第4実施形態によるモータジェネレータの励磁時間を算出するテーブルである。 第5実施形態によるモータジェネレータの励磁時間を算出するテーブルである。 第6実施形態によるモータジェネレータの励磁時間を算出するテーブルである。 第7実施形態によるモータジェネレータの励磁時間を算出するテーブルである。 第8実施形態によるモータジェネレータの励磁時間を算出するテーブルである。 第9実施形態によるモータジェネレータの励磁時間を算出するテーブルである。 第10実施形態によるモータジェネレータの励磁時間を算出するテーブルである。 第11実施形態によるモータジェネレータの励磁時間を算出するテーブルである。 第12実施形態によるモータジェネレータの励磁時間を算出するテーブルである。 第13実施形態によるモータジェネレータの励磁時間を算出するテーブルである。 第14実施形態によるモータジェネレータの励磁時間を算出するテーブルである。
符号の説明
1 エンジン
2 モータジェネレータ(モータ)
S2 励磁時間算出手段
S3 比較手段
S4 励磁完了後エンジン始動手段
S5 励磁完了前エンジン始動手段
S6 初爆判定手段

Claims (6)

  1. 予め設定されたエンジン停止条件の成立時にエンジンを停止し、予め設定されたエンジン再始動条件の成立時に、励磁されてトルクを発生するモータでエンジンをクランキングして再始動するアイドルストップ車両の始動制御装置であって、
    運転条件に応じて、前記モータが前記エンジンの初爆に必要なクランキングトルクを出力し得る状態になるまでに必要と予想される前記モータの励磁時間を算出する励磁時間算出手段と、
    前記励磁時間算出手段によって算出した励磁時間と、前記モータがスタータモータとしての機能を十分に発揮することが可能になるまでに必要な前記モータの励磁時間である励磁完了時間と、の大小を比較する比較手段と、
    前記励磁完了時間よりも前記励磁時間算出手段によって算出した励磁時間が大きいときは、その励磁完了時間の経過後に前記モータでエンジンをクランキングして再始動する励磁完了後エンジン始動手段と、
    前記励磁完了時間よりも前記励磁時間算出手段によって算出した励磁時間が小さいときは、前記励磁時間算出手段によって算出した励磁時間の経過後に前記モータでエンジンをクランキングして再始動する励磁完了前エンジン始動手段と、
    を備えることを特徴とするアイドルストップ車両の始動制御装置。
  2. 前記励磁完了前エンジン始動手段は、
    エンジンが初爆したか否かを判定する初爆判定手段を備え、
    エンジンが初爆に至らなかったときはクランキングを一旦中止し、前記励磁完了時間の経過後に再度クランキングしてエンジンを再始動する
    ことを特徴とする請求項1に記載のアイドルストップ車両の始動制御装置。
  3. 前記励磁時間算出手段は、エンジンフリクションが大きい始動条件のときほど前記励磁時間を大きくする
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のアイドルストップ車両の始動制御装置。
  4. 前記励磁時間算出手段は、エンジン発生トルクが小さくなる始動条件のときほど前記励磁時間を大きくする
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1つに記載のアイドルストップ車両の始動制御装置。
  5. 前記励磁時間算出手段は、エンジン再始動後のエンジン負荷が大きい始動条件のときほど前記励磁時間を大きくする
    ことを特徴とする請求項1から4までのいずれか1つに記載のアイドルストップ車両の始動制御装置。
  6. 前記励磁時間算出手段は、エンジン再始動後の加速要求が少ない始動条件のときほど前記励磁時間を大きくする
    ことを特徴とする請求項1から5までのいずれか1つに記載のアイドルストップ車両の始動制御装置。
JP2008146616A 2008-06-04 2008-06-04 アイドルストップ車両のエンジン始動制御装置 Expired - Fee Related JP5167959B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008146616A JP5167959B2 (ja) 2008-06-04 2008-06-04 アイドルストップ車両のエンジン始動制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008146616A JP5167959B2 (ja) 2008-06-04 2008-06-04 アイドルストップ車両のエンジン始動制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009293467A JP2009293467A (ja) 2009-12-17
JP5167959B2 true JP5167959B2 (ja) 2013-03-21

Family

ID=41541862

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008146616A Expired - Fee Related JP5167959B2 (ja) 2008-06-04 2008-06-04 アイドルストップ車両のエンジン始動制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5167959B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3829567B2 (ja) * 2000-02-21 2006-10-04 日産自動車株式会社 車両のエンジン自動停止再始動装置
JP3555602B2 (ja) * 2001-10-04 2004-08-18 日産自動車株式会社 4輪駆動型ハイブリッド車両
JP3956810B2 (ja) * 2002-09-10 2007-08-08 日産自動車株式会社 アイドルストップ車両のエンジン始動制御装置
JP2006188972A (ja) * 2005-01-04 2006-07-20 Toyota Motor Corp 内燃機関の始動時制御装置
JP2007198348A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Toyota Motor Corp エンジンの制御装置
JP4775012B2 (ja) * 2006-02-07 2011-09-21 富士電機株式会社 誘導電動機の制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009293467A (ja) 2009-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4066616B2 (ja) 内燃機関の自動始動制御装置及び動力伝達状態検出装置
EP1196689B1 (en) Vehicle idling stop system
JP4222349B2 (ja) ハイブリッド車およびその制御方法
JP5728996B2 (ja) エンジンの始動装置
JP5420154B2 (ja) 電子吸気量制御装置が搭載されたハイブリッド電気自動車のエンジントルク制御方法
JP2001233088A (ja) 車両のエンジン自動停止再始動装置
JPH10325346A (ja) 車両用内燃機関の自動停止始動装置
JP2010179882A (ja) 車両の再始動制御装置及び再始動制御方法
US10953879B2 (en) Vehicle control apparatus
JP6446886B2 (ja) モータ制御装置
JP2000204999A (ja) ハイブリッド車のエンジン始動装置
JP2011201415A (ja) 車両用駆動制御装置
JP2011201415A5 (ja)
JP2000154753A (ja) エンジンの始動制御装置
JP2018167738A (ja) 車両の制御装置
US10124803B2 (en) Vehicle control apparatus
JP5098921B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP6891486B2 (ja) ハイブリッド車両の駆動制御装置
JP2001088585A (ja) ハイブリッド型車両の制御装置
CN108238041B (zh) 混合动力车辆
JP2001336466A (ja) ハイブリッド車
JP3807024B2 (ja) 車両用複合駆動システムの制御装置
JP3747832B2 (ja) エンジン自動停止機能付き車両
JP5167959B2 (ja) アイドルストップ車両のエンジン始動制御装置
JP3551192B2 (ja) 油圧制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110527

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120920

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120925

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121101

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121210

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees