JP5165402B2 - エキスパンド装置 - Google Patents

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本発明は、半導体チップや基板等の電子部品を複数接着した伸縮性のシート材を引き伸ばして、前記電子部品相互間を拡大させるエキスパンド装置に関する。
一般に、伸縮性のシート材から成るウェーハシートに接着された複数の半導体チップを、コレットによってピックアップする際、半導体チップ同士の接触を避けるために、ウェーハシートを引き伸ばすことによって半導体チップ相互間の隙間を拡大させることが行われている。
上記ウェーハシートを引き伸ばすエキスパンド装置として、例えば特許文献1に示すものが挙げられる。図10に示すように、特許文献1のエキスパンド装置は、環状の固定部材100と、固定部材100の外径よりも大きい内径を有する環状の加圧部材200と、加圧部材200を昇降させる昇降機構300と、固定部材100を固定した回転テーブル400と、回転テーブル400を回転させる回転機構500等を備えている。
前記昇降機構300は、互いに進退可能に螺合した複数の雄ネジ部(送りネジ)301及び複数の雌ネジ部(ナット)302を有する。雄ネジ部301は、昇降板600に取り付けられ、昇降板600には前記加圧部材200が付設されている。一方、雌ネジ部302は装置本体700に設けた孔に挿嵌されている。各雌ネジ部302にはプーリ303が一体に設けられ、各プーリ303にベルト304が架け渡されている。また、ベルト304には、昇降用モータM1の軸に設けたプーリ305が圧接している。この昇降用モータM1の回転力を、ベルト304を介して各プーリ303及び雌ネジ部302に伝達することによって、雄ネジ部301が昇降するように構成されている。
また、前記回転機構500は、回転用モータM2と、回転用モータM2の軸に設けたプーリ501と、当該プーリ501と回転テーブル400の外周に架け渡されたベルト502とから構成される。回転用モータM2の回転力を、ベルト502を介して回転テーブル400に伝達することによって、回転テーブル400が回転する。
以下、上記エキスパンド装置の動作について説明する。
まず、図10に示すように、固定部材100の上に、リングフレーム800に周縁が固定されたウェーハシート900を載置する。ウェーハシート900の上には、ダイサ(ダイヤモンドホイール)などで格子状に切断された複数の半導体チップAが接着されている。
昇降用モータM1を回転させることにより、ベルト304を介して各プーリ303と雌ネジ部302を回転させて、雄ネジ部301を降下させる。図11に示すように、雄ネジ部301の降下に伴って、加圧部材200がリングフレーム800を押し下げる。これにより、ウェーハシート900が放射状に引き伸ばされ、半導体チップA相互間が拡大される。
また、コレットによってピックアップする半導体チップAの周方向の向きを変更する場合は、図10に示す回転用モータM2を駆動させて回転テーブル400を回転させる。この回転テーブル400と固定部材100及び加圧部材200が一体に回転するため、ウェーハシート900をエキスパンドした(引き伸ばした)状態で回転させることができる。
特開2006−310438号公報
しかしながら、上記特許文献1のエキスパンド装置は、昇降機構300と回転機構500にそれぞれ別個のモータM1,M2を駆動源として備えているため、部品点数が増え、構造が複雑化し、高コスト・大重量となるといった問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みて、構造の簡素化を図れるエキスパンド装置を提供する。
請求項1の発明は、回転テーブルに固定された環状の固定部材と、前記固定部材の外径よりも大きい内径を有する環状の加圧部材とを備え、互いに進退可能に螺合した複数組の雄ネジ部及び雌ネジ部によって前記回転テーブルと前記加圧部材を連結して、前記加圧部材を前記固定部材に対して接近離間するように構成し、リングフレームに周縁が固定されると共に複数の電子部品を接着した伸縮性のシート材を、前記加圧部材によって前記固定部材へ押し付けて前記シート材を引き伸ばして前記電子部品相互間を拡大させるエキスパンド装置において、正逆方向に回転可能な駆動用モータと、前記各組の雄ネジ部及び雌ネジ部の自転可能な一方と前記駆動用モータとを連動連結すると共に周方向に回転可能に配設した環状の動力伝達部材と、前記回転テーブルの回転をロックする回転テーブルロック機構と、前記雄ネジ部又は雌ネジ部の自転をロックする自転ロック機構と、前記正逆方向に回転可能な駆動用モータに連結した駆動ギアと、前記各組の雄ネジ部及び雌ネジ部の自転可能な一方に配設した複数の従動ギアを備え、前記環状の動力伝達部材を、前記駆動ギアが噛合する第1歯列と前記複数の従動ギアが噛合する第2歯列をそれぞれ周方向に形成したリングギアで構成したものである。
請求項に係るエキスパンド装置によってシート材のエキスパンドを行う場合は、回転テーブルロック機構をロック状態にし、自転ロック機構をアンロック状態にする。すなわち、回転テーブルの回転は規制されるが、雄ネジ部又は雌ネジ部に配設した従動ギアは自転可能となっている。そして、駆動用モータを回転させると、その回転力が駆動ギア及びリングギアを介して従動ギアへ伝達され、各従動ギアが同期して回転(自転)する。この各従動ギアの回転によって、雄ネジ部と雌ネジ部が互いに進退し加圧部材を固定部材に対して接近離間させることができる。
また、シート材の周方向の向きを変更する場合は、回転テーブルロック機構をアンロック状態にし、自転ロック機構をロック状態にする。すなわち、回転テーブルは回転可能となっており、一方、従動ギアは雄ネジ部又は雌ネジ部を介して自転が規制される。そして、駆動用モータを回転させると、その回転力が駆動ギア及びリングギアを介して従動ギアへ伝達されるが、各従動ギアは上記ロック状態にあり自転できない。このため、各従動ギアは、リングギアの第2歯列に係合したままリングギアと一緒に回転(公転)する。これにより、回転テーブルを回転させることができ、シート材の周方向の向きを変更することが可能である。
しかも、請求項の発明は、駆動用モータの動力を伝達する部材として、従来のベルトの代わりに、リングギアを採用しているので、ベルトの発塵によるコンタミネーションの虞がない。これにより、メンテナンス性に優れたものとなる。
請求項の発明は、請求項に記載のエキスパンド装置において、前記リングギアの外周面及び内周面の一方に前記第1歯列を形成し、他方に前記第2歯列を形成したものである。また、請求項の発明のように、請求項に記載のエキスパンド装置において、前記リングギアの外周面又は内周面に前記第1歯列及び第2歯列を並設してもよい。また、請求項の発明のように、請求項に記載のエキスパンド装置において、前記リングギアの外周面又は内周面に前記第2歯列を形成し、前記リングギアの上面又は下面に前記第1歯列を形成することも可能である。
請求項に記載のように、第1歯列と第2歯列の形成する位置を選択できるので、構成部品のレイアウトの自由度が広がる。
請求項の発明は、請求項からのいずれか1項に記載のエキスパンド装置において、前記リングギアを、自己潤滑性を有する樹脂で構成している。
これにより、リングギアと従動ギア及び駆動ギアの各噛合部間の摩擦を低減して円滑に回転運動が伝達されるようになる。また、上記各噛合部間に潤滑剤を充填する必要がないので、メンテナンス性に優れ、潤滑剤が飛散することによるコンタミネーションの発生の虞もなくなる。
本発明によれば、1つの駆動用モータで、加圧部材の昇降動作と回転テーブルの回転動作を行うことができる。すなわち、従来別個に設けていた加圧部材の昇降用のモータと回転テーブルの回転用のモータを、1つのモータで共用することができる。これにより、部品点数を減少し、構造の簡素化、軽量化、及びコストの低減を図れる。
以下、本発明の実施の形態を添付の図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係るエキスパンド装置の第1実施形態示す断面図である。図1に示すように、本発明のエキスパンド装置は、エキスパンド装置本体1の上部に水平状に配設された回転テーブル2と、この回転テーブル2に固定された環状の固定部材3と、昇降可能に設けた環状の加圧部材4と、前記回転テーブル2をその周方向に回転させると共に加圧部材4を昇降させるための駆動機構5等を備える。
固定部材3は、上部の小外径部3aと下部の大外径部3bを有する断面L型の円筒状の部材から成る。また、加圧部材4は、一対の半円弧状の部材を環状に組み合わせて構成されている。加圧部材4と固定部材3は同軸状に配設され、加圧部材4の内径は固定部材3の小外径部3aの外径よりも大きい。
前記駆動機構5は、加圧部材4を昇降させる昇降手段6を有している。具体的には、昇降手段6は、互いに螺合した複数組の雄ネジ部6a及び雌ネジ部6bから構成される。例えば、雌ネジ部6bは中心にネジ孔を形成したナット、雄ネジ部6aはそのナットのネジ孔に螺合するネジ棒(送りネジ)である。各雌ネジ部6bは、回転テーブル2に設けた貫通孔に回転可能に挿嵌されている。一方、各雄ネジ部6aは、その上端が加圧部材4の下面に固着されている。雌ネジ部6bを正方向又は逆方向に回転させることにより、雄ネジ部6aは雌ネジ部6bに対して進退(昇降)する。すなわち、この雄ネジ部6aの進退運動によって、加圧部材4は昇降するように構成されている。
また、駆動機構5は、正逆方向に回転可能な駆動用モータMと、駆動用モータMの軸に連結した駆動ギア7と、複数の従動ギア8と、リングギア9とを有している。
図2は、前記駆動ギア7、従動ギア8、リングギア9の平面図である。図2に示すように、リングギア9の外周面と内周面には、それぞれ周方向に歯列9a,9bが形成されている。そして、リングギア9の外周側の歯列9aには駆動ギア7が噛合し、内周側の歯列9bには複数の従動ギア8が噛合している。以下、駆動ギア7と噛合した歯列9aを第1歯列9aと呼び、従動ギア8と噛合した歯列9bを第2歯列9bと呼ぶことにする。
この実施形態では、従動ギア8は4個あり、各従動ギア8はリングギア9の周方向に等間隔、すなわち90°間隔で、配設されている。ただし、従動ギア8の個数は、これに限定されない。リングギア9の素材としては、従動ギア7との噛合部間、及び駆動ギア8との噛合部間の摩擦を低減して円滑に動力伝達するために、自己潤滑性を有する樹脂を採用することが好ましい。
また、第1歯列9a及び第2歯列9bを、リングギア9に対して図2と内外逆に配設して、リングギア9の外周面に第2歯列9bを形成し、内周面に第1歯列9aを形成してもよい(図示省略)。
図1に示すように、リングギア9は、複数のころ等の回転支持部材10によって、周方向に回転可能に支持されている。各従動ギア8は、雌ネジ部6bの下部に一体的に付設されており、従動ギア8が回転すると雌ネジ部6bも回転するように構成されている。なお、雌ネジ部6bの外周面に従動ギア8を直接形成してもよい(図示省略)。また、各従動ギア8は、雌ネジ部6bを介して回転テーブル2に支持されていて、回転テーブル2と同じ方向に一体的に移動するように構成されている。
本発明のエキスパンド装置は、回転テーブル2の回転をロックする回転テーブルロック機構11を備えている。回転テーブルロック機構11は、例えば、回転テーブル2の外周面2aに圧接可能な押さえ部材12を有する。押さえ部材12の回転テーブル2に圧接する押圧面12aは、回転テーブル2の外周面2aに対応した凹円弧状に形成されている(図2参照)。押さえ部材12は単数であってもよいが、押さえ部材12による押圧力によって回転テーブル2の軸心がずれないようにするために、2個又は3個などの複数の押さえ部材12を回転テーブル2の周方向に等間隔に配設することが好ましい。
また、本発明のエキスパンド装置は、各従動ギア8の自転をロックする自転ロック機構13を備えている。自転ロック機構13は、揺動可能に配設された係止部材14を有する(図2参照)。係止部材14の揺動する先端には、従動ギア8のギア部に係合可能な爪部14aが形成されている。図2において、自転ロック機構13(係止部材14)は、全部の従動ギア8に対応して設けているが、1つの従動ギア8のみ、又は一部の従動ギア8に対して設けてもよい。
なお、図1及び図2に示す上記回転テーブルロック機構11と自転ロック機構13は、一実施例であるので、図示以外の構造も採用可能である。例えば、自転ロック機構13は、雌ネジ部6bの外周面に圧接して、雌ネジ部6bの自転をロックするものであってもよい。
図3及び図4に、本発明のエキスパンド装置の第2実施形態を示す。この第2実施形態のエキスパンド装置も、上記第1実施形態と同様に、駆動ギア7、従動ギア8、リングギア9を備える。ただし、図3に示すように、駆動ギア7及び従動ギア8は、リングギア9の内周側に配設されている。詳しくは、図4に示すように、リングギア9の内周面の上部と下部に、駆動ギア7が噛合する第1歯列9aと、従動ギア8が噛合する第2歯列9bを、並設している。なお、リングギア9の外周面に、第1歯列9aと第2歯列9bを並設することも可能である(図示省略)。
また、図5に示す本発明の第3実施形態のように、リングギア9の上面又は下面に、駆動ギア7が噛合する第1歯列9aを形成してもよい。図5において、従動ギア8が噛合する第2歯列9bは、リングギア9の内周面に形成しているが、第2歯列9bをリングギア9の外周面に形成することも可能である(図示省略)。
上記第2実施形態及び第3実施形態において、上記説明した以外の構成は、第1実施形態と同様であり、また、図3〜図5において、自転ロック機構等は省略している。
以下、上記エキスパンド装置の動作を第1実施形態を例に説明する。
図6に示すように、リングフレーム15に周縁が固定されたウェーハシート16を、図示しない搬送装置で搬送して固定部材3の上に載置する。ウェーハシート16は伸縮性のシート材から成り、その上面には複数(又は多数)の半導体チップAが接着してある。
このとき、加圧部材4は固定部材3の上方の所定位置に配置されている。また、回転テーブルロック機構11の押さえ部材12を、図の矢印の向きに移動させて回転テーブル2の外周に圧接する。この押さえ部材12の圧接によって、回転テーブル2は周方向の回転がロック(規制)されたロック状態となる。一方、各従動ギア8は、自転ロック機構13によってロックされていない。つまり、従動ギア8は自転可能な状態となっている。
図示しない制御装置の信号に基づき、駆動用モータM及び駆動ギア7を所定の方向(正方向)に回転させる。図7に示すように、例えば、駆動ギア7を時計回りに回転させると、この回転に伴ってリングギア9が反時計回りに回転する。各従動ギア8は自転可能であるため、リングギア9の回転によって、それぞれ反時計回りに(同期して)回転する。
図8に示すように、各従動ギア8及びこれに付設した雌ネジ部6bが回転すると、雌ネジ部6b内に雄ネジ部6aが螺入して降下する。雄ネジ部6aの降下に伴って、加圧部材4が降下しリングフレーム15を押し下げる。これにより、ウェーハシート16が放射状に引き伸ばされ、半導体チップA相互間を拡大させることができる。
また、ウェーハシート16を引き伸ばした(エキスパンドした)状態で、周方向に回転させる場合は、回転テーブル2から押さえ部材12を離間させてロック状態を解除する。一方、各従動ギア8を、自転ロック機構13によってロックする。具体的には、図9に示すように、係止部材14を揺動させて、その先端の爪部14aを従動ギア8に係合させる。この爪部14aの係合によって、従動ギア8の自転がロック(規制)される。
そして、図9において、駆動ギア7を時計回りに回転させると、この回転に伴ってリングギア9が反時計回りに回転する。リングギア9の回転力は各従動ギア8に伝達されるが、従動ギア8は上記ロック状態にあり自転できない。このため、各従動ギア8は、リングギア9の第2歯列9bに係合したままリングギア9と一緒に反時計回りに回転する。つまり、従動ギア8は回転テーブル2の中心Oを中心として公転し、この公転に伴い回転テーブル2が反時計回りに回転する。これにより、ウェーハシート16を周方向に回転させることができ、ウェーハシート16上の半導体チップAの向きを変更することができる。
また、ウェーハシート16のエキスパンドを弛めるか解除する場合は、従動ギア8のロック状態を解除すると共に、再度回転テーブル2をロック状態にする(図7参照)。そして、駆動用モータMを上記所定の方向(正方向)と逆方向に回転させて、従動ギア8を逆方向に回転(自転)させる。これにより、雌ネジ部6bから雄ネジ部6aを上方に螺出して加圧部材4を上昇させる。
以上、本発明のエキスパンド装置の動作を第1実施形態を例に説明したが、上記第2実施形態及び第3実施形態の場合も、同様の動作であるので説明を省略する。
本発明のエキスパンド装置は、1つの駆動用モータで、加圧部材の昇降動作と回転テーブルの回転動作を行うことができる。すなわち、従来別個に設けていた加圧部材の昇降用のモータと回転テーブルの回転用のモータを、1つのモータで共用することができる。これにより、部品点数を減少し、構造の簡素化、軽量化、及びコストの低減を図れる。
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更を加え得ることは勿論である。例えば、雄ネジ部6a及び雌ネジ部6bを上下方向に逆転させて配設し、雌ネジ部6bの上部を加圧部材4に付設し、雄ネジ部6aの下部に従動ギア8を付設してもよい。また、必要に応じて、ウェーハシート16をエキスパンドした状態で水平方向に移動させる機構を備えてもよい。また、ウェーハシート16に接着された部材として、上記半導体チップ以外に、基板又は他の電子部品を採用することも可能である。
本発明に係るエキスパンド装置の第1実施形態を示す断面図である。 前記第1実施形態の要部を示す平面図である。 本発明に係るエキスパンド装置の第2実施形態の要部を示す平面図である。 前記第2実施形態の要部を示す断面図である。 本発明に係るエキスパンド装置の第3実施形態の要部を示す平面図である。 本発明に係るエキスパンド装置の動作を説明するための断面図である。 本発明に係るエキスパンド装置の動作を説明するための平面図である。 本発明に係るエキスパンド装置の動作を説明するための断面図である。 本発明に係るエキスパンド装置の動作を説明するための平面図である。 従来のエキスパンド装置の断面図である。 従来のエキスパンド装置の動作を説明するための断面図である。
符号の説明
2 回転テーブル
3 固定部材
4 加圧部材
6a 雄ネジ部
6b 雌ネジ部
7 駆動ギア
8 従動ギア
9 リングギア
9a 第1歯列
9b 第2歯列
11 回転テーブルロック機構
13 自転ロック機構
15 リングフレーム
16 ウェーハシート
A 半導体チップ
M 駆動用モータ

Claims (5)

  1. 回転テーブルに固定された環状の固定部材と、前記固定部材の外径よりも大きい内径を有する環状の加圧部材とを備え、
    互いに進退可能に螺合した複数組の雄ネジ部及び雌ネジ部によって前記回転テーブルと前記加圧部材を連結して、前記加圧部材を前記固定部材に対して接近離間するように構成し、
    リングフレームに周縁が固定されると共に複数の電子部品を接着した伸縮性のシート材を、前記加圧部材によって前記固定部材へ押し付けて前記シート材を引き伸ばして前記電子部品相互間を拡大させるエキスパンド装置において、
    正逆方向に回転可能な駆動用モータと、前記各組の雄ネジ部及び雌ネジ部の自転可能な一方と前記駆動用モータとを連動連結すると共に周方向に回転可能に配設した環状の動力伝達部材と、前記回転テーブルの回転をロックする回転テーブルロック機構と、前記雄ネジ部又は雌ネジ部の自転をロックする自転ロック機構と、前記正逆方向に回転可能な駆動用モータに連結した駆動ギアと、前記各組の雄ネジ部及び雌ネジ部の自転可能な一方に配設した複数の従動ギアを備え
    前記環状の動力伝達部材を、前記駆動ギアが噛合する第1歯列と前記複数の従動ギアが噛合する第2歯列をそれぞれ周方向に形成したリングギアで構成したことを特徴とするエキスパンド装置。
  2. 前記リングギアの外周面及び内周面の一方に前記第1歯列を形成し、他方に前記第2歯列を形成した請求項1に記載のエキスパンド装置。
  3. 前記リングギアの外周面又は内周面に前記第1歯列及び第2歯列を並設した請求項に記載のエキスパンド装置。
  4. 前記リングギアの外周面又は内周面に前記第2歯列を形成し、前記リングギアの上面又は下面に前記第1歯列を形成した請求項に記載のエキスパンド装置。
  5. 前記リングギアを、自己潤滑性を有する樹脂で構成した請求項1から4のいずれか1項に記載のエキスパンド装置。
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