JP5160469B2 - 凸版印刷用感光性樹脂構成体 - Google Patents
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Description
表面に樹脂層を有し、該樹脂層が、酸変性成分1〜10質量%の酸変性ポリオレフィン樹脂と、架橋剤および/またはポリビニルアルコールとを含有し、架橋剤がカルボジイミド化合物および/またはオキサゾリン化合物にて構成され、
酸変性ポリオレフィン樹脂100重量部に対する架橋剤の含有量をX(質量部)、ポリビニルアルコールの含有量をY(質量部)としたとき、含有量X,Yが以下の関係式(1)または(2)の少なくとも一方を満たすことを特徴とするカバーフィルムに関する;
(1)1≦X≦50かつ0≦Y≦1000;
(2)0≦X≦50かつ5≦Y≦1000。
本発明の凸版印刷用感光性樹脂構成体は、カバーフィルムと保護層との間に適度な剥離性と適度な密着性とを兼ね備えている。そのため、製造時において、保護層からカバーフィルムが剥がれることがない。また製版時において、剥離工程で、保護層にカバーフィルムの一部が付着したり、カバーフィルムに保護層の一部が付着したりすることなく、カバーフィルムを剥離できるため、感光時のトラブルがない。しかもカバーフィルムに所望の剥離性を発現させるにあたって、シリコーン化合物、フッ素化合物、ワックス類および界面活性剤などの離型剤を必要としない。このため、離型剤の保護層への付着によるネガフィルムの汚染がない。しかも、フッ素などハロゲン元素を含む離型剤を用いなくて済むので、廃棄時の環境への負荷が少ない。
本発明に係る凸版印刷用感光性樹脂構成体(以下、感光性樹脂構成体とも言う)は、ベースフィルム、感光性樹脂組成物層、保護層、およびカバーフィルムの順に積層された構造を有している。そのような構造を示す断面模式図の一例を図1に示す。図1において、1はベースフィルム、2は感光性樹脂組成物層、3は保護層、4はカバーフィルムを示すものとする。
カバーフィルム4は感光性樹脂構成体の一部を構成し、製版時において剥離されるものである。カバーフィルムは表面に所定の樹脂層を有し、感光性樹脂構成体において当該樹脂層が保護層と隣接するように積層される。
樹脂層(B)に含まれる酸変性ポリオレフィン樹脂は、その酸変性成分の含有量が酸変性ポリオレフィン樹脂の1〜10質量%であることが必要で、1〜7質量%が好ましく、2〜5質量%がより好ましく、2〜3質量%が特に好ましい。酸変性成分の量が少なすぎる場合は、支持フィルム(A)との十分な接着性が得られないことがあり、保護層を汚染する可能性がある。さらに、この酸変性ポリオレフィン樹脂を水性分散化するのが困難になる傾向がある。一方、酸変性成分の量が多すぎる場合は、保護層との剥離性が低下する傾向がある。
各成分の含有量は、酸変性ポリオレフィン樹脂を構成する全成分に対する当該成分の割合である。
(1)1≦X≦50かつ0≦Y≦1000。
(2)0≦X≦50かつ5≦Y≦1000。
(3)1≦X≦50かつ5≦Y≦1000。
カチオン性界面活性剤としては、アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジアルキルジメチルアンモニウム塩、アルキルベンジルジメチルアンモニウム塩 等か挙げられる。
アニオン性界面活性剤としては、高級アルコールの硫酸エステル塩、高級アルキルスルホン酸およびその塩、アルキルベンゼンスルホン酸およびその塩、ポリオキシエチレンアルキルサルフェート塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルサルフェート塩、ビニルスルホサクシネート等が挙げられる。
ノニオン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、エチレンオキサイドプロピレンオキサイドブロック共重合体、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、エチレンオキサイド−プロピレンオキサイド共重合体等のポリオキシエチレン構造を有する化合物や、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等のソルビタン誘導体等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、ラウリルベタイン、ラウリルジメチルアミンオキサイド等が挙げられる。
反応性界面活性剤としては、アルキルプロペニルフェノールポリエチレンオキサイド付加物やこれらの硫酸エステル塩、アリルアルキルフェノールポリエチレンオキサイド付加物やこれらの硫酸エステル塩、アリルジアルキルフェノールポリエチレンオキサイド付加物やこれらの硫酸エステル塩等の、反応性2重結合を有する化合物が挙げられる。
濡れ張力は樹脂層(B)の酸変性成分の量やポリビニルアルコールの量を調製することによって制御できる。
(i)酸変性ポリオレフィン樹脂の分散液または溶液に、架橋剤および/またはポリビニルアルコールの分散液または溶液を添加して混合する方法。
(ii)酸変性ポリオレフィン樹脂とポリビニルアルコールとの混合物を液状化する方法。
水性媒体中の酸変性ポリオレフィン樹脂の分散粒子径は、他の成分との混合時の安定性および混合後の保存安定性の点から、数平均粒子径が1μm以下であることが好ましく、0.8μm以下であることがより好ましい。このような粒径はWO02/055598に記載の製法により達成可能である。
支持フィルム(A)に樹脂層(B)を塗工し、乾燥したフィルムは、ロール状に一旦巻き取られる。フィルムロールは、樹脂層(B)の剥離性および密着性が経時変化しないように、エージングすることが好ましい。
乾燥時間は、5秒〜5分、好ましくは10秒〜1分である。乾燥時間が5秒未満では、樹脂層(B)の架橋反応が十分に進行しないため、保護層との密着性が高くなり、カバーフィルムに保護層が付着したりして好ましくない。乾燥時間が5分を越えるようにするためには、加工速度を極端に遅くする必要があり、経済的ではない。
保護層3は、通常0.5〜20μmの厚さであり、且つ感光性樹脂層のレリーフ形成面を均一な厚みで完全に被覆する。保護層を形成する重合体としては、一般的なフレキソ版感光性樹脂構成体用保護層として、必要な特性を有し、かつ製版時において現像液によって溶解除去可能なものであれば特に制限されない。そのような保護層を形成する重合体として、例えば、ポリアミド、アルキルセルロース、ヒドロキシアルキルセルロース、ニトロセルロース、セルロースエステル、モノビニル置換芳香族炭化水素と共役ジエンの共重合体、およびモノビニル置換芳香族炭化水素と共役ジエンの共重合体の水素添加反応物等より成る群から選ばれる1種類以上の重合体を使用できる。
ベースフィルム1としては、感光性樹脂構成体の分野で従来からベースフィルムとして使用可能なものであれば特に制限されず、例えば、ポリエステル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂、ポリスチレン樹脂、6−ナイロン、ポリ−m−キシリレンアジパミド(MXD6ナイロン)等のポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアクリルニトリル樹脂、ポリイミド樹脂、これらの樹脂の複層体(例えば、ナイロン6/MXD/ナイロン6、ナイロン6/エチレン−ビニルアルコール共重合体/ナイロン6)や混合体等が挙げられる。ベースフィルムは延伸処理されていてもよい。ベースフィルムは、公知の添加剤や安定剤、例えば帯電防止剤、可塑剤、滑剤、酸化防止剤などを含んでいてもよい。中でも、その寸法安定性からはポリエステルフィルムが好ましい。ポリエステルフィルムとしては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリナフタレンテレフタレート、ポリ乳酸やこれらの共重合体が挙げられるが、中でも、コストと性能からポリエチレンテレフタレートが特に好ましい。寸法安定性を考えると少なくとも一方向に延伸したフィルムが好ましく、さらに好ましくは二軸延伸フィルムである。フィルムの厚みは75〜500μm、さらに好ましくは100〜250μm、最も好ましくは100〜200μmである。
接着層の厚みは通常、0.1〜10μmである。
感光性樹脂組成物層2は、当該感光性樹脂組成物層を選択的に露光して得られるレリーフ画像が、フレキソ印刷版として一般的に要求される特性を備えているもの、すなわち被印刷体となる紙やフィルムに対して良好な印刷性能を発揮するものであり、かつ未露光部分が現像液によって溶解除去可能であれば特に限定されない。そのような特性を有する感光性樹脂組成物層を形成するバインダーポリマーの例としては、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体や、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体に代表されるモノビニル置換芳香族炭化水素と共役ジエンからなる熱可塑性エラストマーが挙げられる。これらのバインダーポリマーは、最終的に得られるフレキソ印刷版の機械的物性が実用的なレベルとなるためには、感光性樹脂組成物層全体に対して、通常40〜90重量%を占める。
これらのジアクリレート化合物を感光性樹脂組成物層中に含有することにより、感光性樹脂組成物層を紫外線で硬化させる工程で、より少ない照射量でレリーフ画像形成が可能となり生産性を向上させることが可能となる。
感光性材料の含有量は通常、感光性樹脂組成物層全体に対して3〜20重量%である。
光重合開始剤の含有量は通常、感光性樹脂組成物層全体に対して0.1〜20重量%である。
感光性樹脂構成体は、ベースフィルム上に板状の感光性樹脂組成物層を重ね合わせ、さらにその上に、保護層が塗布されたカバーフィルムを、保護層塗布面が感光性樹脂側になるように重ね合わせ、プレス成形することによって、製造できる。
本発明の感光性樹脂構成体は製版時において現像液として有機溶剤を用いる溶剤系(非水系)の版材である。
以下、本発明の感光性樹脂構成体を用いて製版する方法について説明する。
現像液としては有機溶剤が使用され、例えば、テトラクロルエチレン等の塩素系有機溶剤や、石油留分、トルエン、デカリン等の炭化水素類、3−メトキシブチルアセテート、ヘプチルアセテート等のエステル類などの溶剤にプロパノール、ブタノール、ペンタノ−ル等のアルコール類を混合したものを挙げることができる。
1H−NMR分析装置(バリアン社製 GEMINI2000/300、300MHz)により求めた。オルトジクロロベンゼン(d4)を溶媒とし、120℃で測定した。
樹脂10mgをサンプルとし、DSC(示差走査熱量測定)装置(パーキンエルマー社製 DSC7)を用いて、昇温速度10℃/分の条件で測定を行い、得られた昇温曲線から融点を求めた。
JIS K7206に記載の方法で測定した。
JIS K6730記載(190℃、2160g荷重)の方法で測定した。
島津製作所社製、ガスクロマトグラフGC−8A[FID検出器使用、キャリアーガス:窒素、カラム充填物質(ジーエルサイエンス社製):PEG−HT(5%)−Uniport HP(60/80メッシュ)、カラムサイズ:直径3mm×3m、試料投入温度(インジェクション温度):150℃、カラム温度:60℃、内部標準物質:n−ブタノール]を用い、水性分散体または水性分散体を水で希釈したものを直接装置内に投入して、有機溶剤の含有率を求めた。検出限界は0.01質量%であった。
液状物を適量秤量し、これを150℃で残存物(固形分)の質量が恒量に達するまで加熱することで、固形分濃度を求めた。
日機装社製、マイクロトラック粒度分布計UPA150(MODEL No.9340、動的光散乱法)を用い、数平均粒子径を求めた。粒子径算出に用いた樹脂の屈折率は1.57とした。
ポリエステル(A)に樹脂層(B)分散液をコートする際の分散液の貯蔵安定性を下記のように評価した。○が好ましいが、△でも使用は可能である。×は操業上問題がある。
×;23℃で2日以内にゲル化または増粘;
△;23℃で二週間以内にゲル化または増粘;
○;23℃で二週間以上変化なし。
支持フィルム(A)に樹脂層(B)を積層したフィルム(以下「カバーフィルム」という)の全体の厚さを接触式膜厚計により測定し、その測定値から支持フィルム(A)の厚さを減じて、求めた。
テーラーホブソン社製タリサーフCCI6000(非接触式表面粗測定装置)を使用して、スライドガラス上に固定した試料を対物レンズ20倍で実態計測し、ロバストガウシアンフィルター0.25mmを使用して、試料の表面粗さを解析して、平均値からの偏差の算術平均を中心面平均粗さSa(μm)とした。
JIS K6768に記載の測定法に準じて、表面張力が順を追って異なるように調整した標準液(エチレングリコールモノエチルエーテル/ホルムアミド)を処理面に塗布し、樹脂層面をぬらすと判定された標準液の表面張力によって示した。
得られたカバーフィルムの樹脂層(B)側に巾50mm、長さ150mmのポリエステル粘着テープ(日東電工社製、No.31B/アクリル系粘着剤)をゴムロールで圧着して、試料とした。試料を、金属板/ゴム板/試料/ゴム板/金属板の形で挟み、2kPa荷重、70℃の雰囲気で20時間放置し、その後30分以上冷却して常温に戻して、剥離強度測定用試料を得た。この剥離強度測定用試料の、粘着テープと離型フィルムとの剥離強度を、25℃の恒温室で、引張試験機(インテスコ社製、精密万能材料試験機、2020型)にて測定した。剥離角度は180℃、剥離速度は300mm/分とした。剥離強度は(0.5〜4.3)N/cmが実用上問題のない範囲であり、(1.0〜4.0)N/cmが好ましい範囲である。
感光性樹脂構成体においてカバーフィルムのみをはがしたときの剥離の状態を評価した。○が望ましいが、△でも一応は実用上使用できる。
○;カバーフィルムだけを簡便に剥離できる。このとき、カバーフィルムには保護層の付着がなく、保護層にも樹脂層(B)の付着がない。
△;剥離する速度と力に注意すれば、カバーフィルムだけを剥離できる。このとき、剥離する速度と力に注意して剥離すれば、カバーフィルムには保護層の付着がなく、保護層にも樹脂層(B)の付着がない。
×;剥離する速度と力に注意しても、カバーフィルムだけを剥離できない。このとき、カバーフィルムに保護層の付着が認められる、もしくは、保護層面に樹脂層(B)の付着が認められる。
感光性樹脂構成体の製造時における熱圧着工程での密着の状態を評価した。○が望ましい、×は使用に問題がある。
○;保護層をカバーフィルムに均一に塗布することができ、かつ熱圧着工程でカバーフィルムの保護層からの剥離が起こらない。
×;保護層をカバーフィルムに塗布する際にハジキや斑が発生して均一に塗布することができない。または熱圧着工程でカバーフィルムの一部が保護層から剥離する。
感光性樹脂構成体においてカバーフィルムを露光機上で剥離し、保護層上に線数133Line/inch、濃度1%の網点、500μm幅の凹線の画像が組み込まれた評価用ネガフィルムを真空中で均一に密着させ、350Wの紫外線ランプで10分間照射後、溶剤系処理液(テトラクロルエチレン/n−ブタノール=3/1(容積比)の混合物)により25℃で現像処理した。乾燥後、得られたフレキソ印刷用の印刷版の500μm幅の凹線の深さを深度顕微鏡で測定し、当該深度が100μm以上を合格(○)とした。
〔水性分散体E−1〕
ヒーター付きの密閉できる耐圧1リットル容ガラス容器を備えた撹拌機を用いて、60.0gの「ボンダイン LX−4110」(アルケマ社製、無水マレイン酸変性ポリオレフィン樹脂)、90.0gのIPA(和光純薬社製)、3.0gのTEA(和光純薬社製)および147.0gの蒸留水をガラス容器内に仕込んだ。そして、撹拌翼の回転速度を300rpmとし、系内温度を140〜145℃に保って、30分間撹拌した。その後、水浴につけて、回転速度300rpmのまま撹拌しつつ室温(約25℃)まで冷却した。さらに、300メッシュのステンレス製フィルター(線径0.035mm、平織)で加圧ろ過(空気圧0.2MPa)した。これによって、乳白色の均一な酸変性ポリオレフィン樹脂水性分散体E−1を得た。
酸変性ポリオレフィン樹脂として「ボンダイン HX−8210」(アルケマ社製、無水マレイン酸変性ポリオレフィン樹脂)を用い、水性分散体E−1の製造の際と同様の操作を行って、酸変性ポリオレフィン樹脂水性分散体E−2を得た。
酸変性ポリオレフィン樹脂として「ボンダイン HX−8290」(アルケマ社製、無水マレイン酸変性ポリオレフィン樹脂)を用い、水性分散体E−1の製造の際と同様の操作を行って、酸変性ポリオレフィン樹脂水性分散体E−3を得た。
ヒーター付きの密閉できる耐圧1リットル容ガラス容器を備えた撹拌機を用いて、60.0gの「ボンダイン AX−8390」(アルケマ社製、無水マレイン酸変性ポリオレフィン樹脂)、100.0gのNPA(和光純薬社製)、2.5gのTEA(和光純薬社製)および137.5gの蒸留水をガラス容器内に仕込んだ。そして、撹拌翼の回転速度を300rpmとし、系内温度を120℃に保って、20分間撹拌した。その後、空冷にて、回転速度300rpmのまま撹拌しつつ室温(約25℃)まで冷却した。さらに、300メッシュのステンレス製フィルター(線径0.035mm、平織)で加圧ろ過(空気圧0.2MPa)した。これによって、乳白色の均一なポリオレフィン樹脂水性分散体E−4を得た。
ヒーター付きの密閉できる耐圧1リットル容ガラス容器を備えた撹拌機を用いて、60.0gの「プリマコール5980I」(ダウケミカル社製、アクリル酸変性ポリオレフィン樹脂)、16.8gのTEA、および223.2gの蒸留水をガラス容器内に仕込んだ。そして、撹拌翼の回転速度を300rpmとし、系内温度を140〜145℃に保って、30分間撹拌した。その後、水浴につけて、回転速度300rpmのまま撹拌しつつ室温(約25℃)まで冷却した。さらに、300メッシュのステンレス製フィルター(線径0.035mm、平織)で加圧ろ過(空気圧0.2MPa)して、微白濁の水性分散体E−5を得た。この際、フィルター上に樹脂は殆ど残っていなかった。
ヒーター付きの密閉できる耐圧1リットル容ガラス容器を備えた撹拌機を用いて、30.0gのレクスパールEAA「A210K」(日本ポリエチレン社製、アクリル酸変性ポリエチレン樹脂)、105.0gのNPA(和光純薬社製)、7.8gのTEA(和光純薬社製)、および157.2gの蒸留水をガラス容器内に仕込み、撹拌翼の回転速度を300rpmとした。そして系内温度を170℃に保って30分間撹拌した。回転速度300rpmのまま攪拌しつつ室温(約25℃)まで冷却した後、300メッシュのステンレス製フィルター(線径0.035mm、平織)で加圧濾過(空気圧0.2MPa)し、微白濁の水性分散体E−6を得た。この際、フィルター上に樹脂は殆ど残っていなかった。
支持フィルム(A)としては、所定の市販のフィルムまたは以下に記載のポリエステルフィルムを使用した。
二軸延伸ポリエステル樹脂フィルム(ユニチカ社製「エンブレットSA−100」、厚さ100μm、Sa 0.037μm)のコロナ処理面にウレタン系接着剤(三井化学ポリウレタン社製 タケラック A−525/タケネートA−52 二液型)を塗布し、塗布したフィルムを、80℃の熱風乾燥機で10秒間乾燥させて、接着塗布量が3g/m2となるようにした。その接着剤塗布面と二軸延伸ポリエステル樹脂フィルム(ユニチカ社製「エンブレットPTHA−25」、厚さ25μm、Sa0.27μm)のコロナ処理面をニップロールにて貼り合わせ(ニップ条件80℃)て、巻き取り、貼り合わせたフィルムを40℃の雰囲気下で72時間エージングを実施してラミネートフィルムを作製した。
二軸延伸ポリエステル樹脂フィルム(ユニチカ社製「エンブレットSA−100」、厚さ100μm、Sa 0.037μm)のコロナ処理面にウレタン系接着剤(三井化学ポリウレタン社製 タケラック A−525/タケネートA−52 二液型)を塗布し、塗布したフィルムを、80℃の熱風乾燥機で10秒間乾燥させて、接着塗布量が3g/m2となるようにした。その接着剤塗布面と二軸延伸ポリエステル樹脂フィルム(ユニチカ社製「エンブレットSM−25(A)」、厚さ25μm、Sa0.44μm)のコロナ処理面をニップロールにて貼り合わせ(ニップ条件80℃)て、巻き取り、貼り合わせたフィルムを40℃の雰囲気下で72時間エージングを実施してラミネートフィルムを作製した。
実験例1
酸変性ポリオレフィン樹脂水性分散体E−1と、酸変性ポリオレフィン樹脂固形分100質量部に対して、固形分が50質量部となる量のポリビニルアルコール(日本酢ビ・ポバール社製「VC−10」、重合度1,000)を10質量%の水溶液として添加し、かつ、酸変性ポリオレフィン樹脂固形分100質量部に対して、オキサゾリン化合物固形分が5質量部となるようにオキサゾリン化合物の水性溶液(日本触媒社製、「エポクロス WS−500」、固形分濃度40質量%)とを混合して、液状物を得た。この液状物を、二軸延伸ポリエステル樹脂フィルム(ユニチカ社製「エンブレットSA−100」、厚さ100μm、Sa0.037μm)のコロナ処理面に、マイヤーバーを用いてコートした後、120℃で50秒間乾燥させ、70℃で2日間エージング処理をおこない、ポリエステルフィルム上に0.6μmの樹脂層を形成したカバーフィルムを得た。得られたカバーフィルムの物性を表3に示す。
実験例1における、酸変性ポリオレフィン樹脂水性分散体E−1の代わりに、E−2〜E−5を用いた。それ以外は実験例1と同様の操作を行って、カバーフィルムを得た。得られたカバーフィルムの物性を表3または表5に示す。
オキサゾリン化合物水性溶液「WS−500」の使用量を、表3または表5に記載の量に変更した以外は実験例1と同様にして液状物を得た。この液状物を用いて実験例1と同様の操作によりカバーフィルムを得た。得られたカバーフィルムの物性を表3または表5に示す。
酸変性ポリオレフィン樹脂水性分散体E−1と、酸変性ポリオレフィン樹脂固形分100質量部に対して、オキサゾリン化合物固形分が5質量部となるようにオキサゾリン化合物の水性溶液(日本触媒社製、「エポクロス WS−500」、固形分濃度40質量%)とを混合して、液状物を得た。この液状物を、二軸延伸ポリエステル樹脂フィルム(ユニチカ社製「エンブレットSA−100」、厚さ100μm)のコロナ処理面に、マイヤーバーを用いてコートした後、160℃で50秒間乾燥させ、70℃で2日間エージング処理をおこない、ポリエステルフィルム上に0.6μmの樹脂層を形成したカバーフィルムを得た。得られたカバーフィルムの物性を表3に示す。
ポリビニルアルコール(日本酢ビ・ポバール社製「VC−10」、重合度1,000)の使用量を、表3または表4に記載の量に変更した以外は実験例1と同様にして液状物を得た。この液状物を用いて実験例1と同様の操作によりカバーフィルムを得た。得られたカバーフィルムの物性を表3または表4に示す。
ポリビニルアルコールを日本酢ビ・ポバール社製「JC−40」(重合度4,000)に変更した以外は実験例1と同様にして液状物を得た。この液状物を用いて実験例1と同様の操作によりカバーフィルムを得た。得られたカバーフィルムの物性を表4に示す。
実験例1におけるオキサゾリン化合物水性溶液に代えて、カルボジイミド化合物の水分散体を用いた。詳細には、酸変性ポリオレフィン樹脂水性分散体E−1とカルボジイミド化合物の水分散体(日清紡社製、「カルボジライト E−02」、固形分濃度40質量%)とを、酸変性ポリオレフィン樹脂固形分100質量部に対してカルボジイミド化合物固形分が5質量部となるように混合して液状物を得た。この液状物を用いて実験例1と同様の操作によりカバーフィルムを得た。得られたカバーフィルムの物性を表4に示す。
二軸延伸ポリエステル樹脂フィルムとしてポリエステルフィルム(A−1)を用い、該ポリエステルフィルム(A−1)のPTHA面(Sa0.27μm)に塗布した以外は実験例1と同様の操作によりカバーフィルムを得た。得られたカバーフィルムの物性を表4に示す。
二軸延伸ポリエステル樹脂フィルムとしてユニチカ社製「エンブレットPET−12」(厚さ12μm、Sa 0.029μm)を用い、該フィルムのコロナ処理面に塗布した以外は実験例1と同様の操作によりカバーフィルムを得た。得られたカバーフィルムの物性を表4に示す。
樹脂層(B)コート後の乾燥条件を表4に記載した条件に変更した以外は実験例1と同様の操作によりカバーフィルムを得た。得られたカバーフィルムの物性を表4に示す。
実験例1における、酸変性ポリオレフィン樹脂水性分散体E−1の代わりに、E−6を用いた。それ以外は実験例1と同様の操作を行って、カバーフィルムを得た。得られたカバーフィルムの物性を表4に示す。
オキサゾリン化合物水性溶液「WS−500」を使用しなかった以外は実験例1と同様にして液状物を得た。この液状物を用いて実験例1と同様の操作によりカバーフィルムを得た。得られたカバーフィルムの物性を表4に示す。
酸変性ポリオレフィン樹脂水性分散体E−1の液状物を、二軸延伸ポリエステル樹脂フィルム(ユニチカ社製「エンブレットSA−100」、厚さ100μm)のコロナ処理面に、マイヤーバーを用いてコートした後、140℃で50秒間乾燥させ、70℃で2日間エージング処理をおこない、ポリエステルフィルム上に0.6μmの樹脂層を形成したカバーフィルムを得た。得られたカバーフィルムの物性を表5に示す。
酸変性ポリオレフィン樹脂水性分散体E−1と、酸変性ポリオレフィン樹脂固形分100質量部に対して、イソシアネート化合物固形分が5質量部となるようにイソシアネート化合物の水性溶液(第一工業製薬社製、「E−37」、固形分濃度40質量%)とを混合して、液状物を得た。この液状物を、二軸延伸ポリエステル樹脂フィルム(ユニチカ社製「エンブレットSA−100」、厚さ100μm、Sa0.037μm)のコロナ処理面に、マイヤーバーを用いてコートした後、160℃で50秒間乾燥させ、70℃で2日間エージング処理をおこない、ポリエステルフィルム上に0.6μmの樹脂層を形成したカバーフィルムを得た。得られたカバーフィルムの物性を表5に示す。
実施例1
ポリアミド系ホットメルト「マクロメルト6900(ヘンケル社製)」90重量部とスチレンブタジエンブロックコポリマー「タフテックM1913(旭化成社製)」10重量部を、予め加熱ニーダーロールミルにて150℃、100rpmの条件で5分間混練し、混合ポリマーを調製した。ついでこのポリマーをイソプロピルアルコール/トルエン=1/1の混合溶媒に溶解し濃度が15重量%の溶液を調製した。次にこの溶液を、実験例1で得られたカバーフィルムの樹脂層(B)塗付面に、乾燥後の塗布量が5〜5.5g/m2となるようにブレードコーターを用いて塗布し、80℃で2分間乾燥し保護層が塗布されたカバーフィルムを得た。
実施例1で使用したカバーフィルムの代りに所定の実験例で得られたカバーフィルムを用いた以外は、実施例1と同様にして凸版印刷用感光性樹脂構成体を得た。
実施例21で得られた構成体は、カバーフィルムとベースフィルムの厚みの差が大きいため、得られた構成体は若干カールしていた。
比較例1で得られた構成体は、樹脂層(B)として、本発明で規定する変性ポリオレフィン以外の樹脂を用いたために、剥離強度の高いカバーフィルムとなった。そのため、カバーフィルムが保護層と強固に密着しており、カバーフィルムを剥離する際に、カバーフィルムに保護層の付着が認められ、保護層との剥離性は発現しなかった。
比較例2で得られた構成体は、樹脂層(B)に配合したPVAの量が多すぎたために、樹脂層(B)に配合したPVAの量が多いために、コート液の安定性が悪く、一部増粘した。そのため、均一に塗布することができず、その結果保護層との密着性が部分的に悪いものとなった。
比較例3で得られた構成体は、樹脂層(B)に配合した架橋剤の量が多すぎたために、剥離強度の高いカバーフィルムとなった。そのため、保護層との剥離性に劣るものとなった。
実施例1で使用したカバーフィルムの代りに二軸延伸ポリエステル樹脂フィルム(ユニチカ社製「エンブレットSA−100」、厚さ100μm、Sa 0.037μm)を用い、該フィルムのコロナ処理面に保護層を塗布した以外は、実施例1と同様にして凸版印刷用感光性樹脂構成体を得た。
樹脂層(B)をコートしなかったために、剥離強度の高いカバーフィルムとなった。そのため、保護層との剥離性に劣るものとなった。
実施例1で使用したカバーフィルムの代りにポリエステルフィルム(A−2)を用い、該フィルム(A−2)のSM−25面に保護層を塗布した以外は、実施例1と同様にして凸版印刷用感光性樹脂構成体を得た。
樹脂層(B)をコートしなかったために、剥離強度の高いカバーフィルムとなった。そのため、保護層との剥離性に劣るものとなった。またポリエステルフィルム(A−2)の表面粗度が高いために表面粗さが保護層に転写されて、感光工程で光が散乱されるため画像再現の解像度が低下した。
カバーフィルムとして、フッ素塗布離型フィルム(ユニチカ社製「エンブレットFFT−100」厚さ100μm)を用いた以外は、実施例1と同様にして凸版印刷用感光性樹脂構成体を得た。
フッ素塗付面に保護層をコートしたが、ハジキが認められ、均一にコートすることができなかった。
カバーフィルムとして、シリコーン塗布離型フィルムユニチカ社製「エンブレットSC−125」厚さ125μmを用いた以外は、実施例1と同様にして凸版印刷用感光性樹脂構成体を得た。
シリコーン塗付面に保護層をコートしたが、ハジキが認められ、均一にコートすることができなかった。
実施例18で使用したカバーフィルムの代りに実験例27で得られたカバーフィルムを用いた以外は、実施例18と同様にして凸版印刷用感光性樹脂構成体を得た。
樹脂層Bに架橋剤もポリビニルアルコールも含まれていないため、140℃という高温での処理後の剥離強度が高くなり、剥離性に劣るフィルムとなった。そのため、保護層との剥離性が悪化した。
実施例8で使用したカバーフィルムの代りに実験例28で得られたカバーフィルムを用いた以外は、実施例8と同様にして凸版印刷用感光性樹脂構成体を得た。
樹脂層Bには架橋剤としてイソシアネート化合物を用い、オキサゾリン化合物、カルボジイミド化合物、ポリビニルアルコールのいずれも含まれていないため、160℃という高温での処理後の剥離強度が高くなり、剥離性に劣るフィルムとなった。そのため、保護層との剥離性が悪化した。
2:感光性樹脂組成物層
3:保護層
4:カバーフィルム
20:露光部
41:支持フィルム(A)
42:樹脂層(B)
50:ネガフィルム
Claims (6)
- 凸版印刷用感光性樹脂構成体の一部を構成し、製版時において剥離されるカバーフィルムであって、
表面に樹脂層を有し、該樹脂層が、酸変性成分1〜10質量%の酸変性ポリオレフィン樹脂と、架橋剤および/またはポリビニルアルコールとを含有し、架橋剤がカルボジイミド化合物および/またはオキサゾリン化合物にて構成され、
酸変性ポリオレフィン樹脂100重量部に対する架橋剤の含有量をX(質量部)、ポリビニルアルコールの含有量をY(質量部)としたとき、含有量X,Yが以下の関係式(1)または(2)の少なくとも一方を満たすことを特徴とするカバーフィルム;
(1)1≦X≦50かつ0≦Y≦1000;
(2)0≦X≦50かつ5≦Y≦1000。 - ポリエステルフィルム上に前記樹脂層が設けられてなる請求項1に記載のカバーフィルム。
- 前記樹脂層におけるシリコーン化合物、フッ素化合物、ワックス類および界面活性剤の合計含有量が、酸変性ポリオレフィン樹脂100質量部に対して1質量部以下であることを特徴とする請求項1または2に記載のカバーフィルム。
- カバーフィルムの前記樹脂層面にアクリル系粘着剤を用いた粘着材料を、70℃で20時間加熱圧着して測定したときの樹脂層と粘着剤との間の剥離強度が0.5〜4.3N/cmであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のカバーフィルム。
- ベースフィルム、感光性樹脂組成物層、保護層、および請求項1〜4のいずれかに記載のカバーフィルムの順に積層された構造を有し、カバーフィルムは前記樹脂層が保護層と隣接するように積層されたことを特徴とする凸版印刷用感光性樹脂構成体。
- 保護層が、ポリアミド、アルキルセルロース、ヒドロキシアルキルセルロース、ニトロセルロース、セルロースエステル、モノビニル置換芳香族炭化水素と共役ジエンの共重合体、およびモノビニル置換芳香族炭化水素と共役ジエンの共重合体の水素添加反応物から成る群から選ばれる1種類以上の重合体を含有することを特徴とする請求項5に記載の凸版印刷用感光性樹脂構成体。
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