JP5151086B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
定着ローラに加圧ローラを圧接した状態で定着に必要な温度まで加熱した場合、加圧ローラが必要以上に昇温してしまい、「トナーブリスタ」現象が生じることが知られている(例えば、特許文献1参照)。トナーブリスタは、記録媒体中の水分が定着熱により水蒸気となり、当該水蒸気の蒸気圧が記録媒体上のトナー画像に作用することにより、記録媒体上のトナー画像が乱れ、光沢ムラが発生する現象である。
普通紙等の非塗工紙では、当該水蒸気は記録媒体の内部を通して外部に放出することが可能であり、あまりトナーブリスタは発生しないが、塗工紙では、塗工層があるため記録媒体の内部を通して外部に放出することができず、記録媒体とトナー層との間に水蒸気が溜まり、トナーブリスタが発生しやすくなる。
特許文献1では、トナーブリスタが発生しないようにする為、加熱の途中で加圧ローラの圧接を解除し、その後は加圧ローラを独立で温度制御することにより加圧ローラが必要以上に昇温されないようにしている。
特開2005−215580号公報
しかしながら、特許文献1の場合においても、プリント動作に伴って、加圧ローラを定着ローラに圧接することになり、あまり早くに加圧ローラを圧接してしまうと記録媒体が定着部を通過するまでに加圧ローラが必要以上に昇温してしまい、トナーブリスタが発生する可能性がある。
逆に、加圧ローラの圧接が遅すぎると、加圧ローラの圧接時に定着ローラが停止するような構成においては、加圧ローラを圧接した際に定着ローラ側のニップ部の熱量が加圧ローラに奪われ当該ニップ部の温度が局所的に低下し、その後の定着ローラの回転によっても十分に当該ニップ部の温度が回復しないうちに記録媒体が到達することになり、当該ニップ部の形状に対応した光沢度の低い帯状の部分(以下、ニップ跡と称する)が画像上に目立つようになる。図5参照。定着ローラと加圧ローラとの温度差が大きいほどニップ跡は発生しやすくなる。
本発明は、以上のような問題に鑑みてなされたものであり、画像欠陥のない良質な画像を得ることが可能な画像形成装置を提供することを目的としている。
本発明の画像形成装置は、互いに圧接される回転駆動可能な加熱部材及び加圧部材のニップ部に記録媒体を通過させることにより定着を行う画像形成装置において、前記加熱部材を加熱する第1ヒータと、前記加圧部材を加熱する第2ヒータと、前記加熱部材及び加圧部材を回転駆動する駆動機構と、前記加熱部材及び加圧部材を互いに圧接解除する圧接解除機構と、前記第1ヒータ、前記第2ヒータ、前記駆動機構及び前記圧接解除機構を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記加熱部材の表面温度が第1の温度となるように前記第1ヒータを制御し、且つ前記加圧部材の表面温度が前記第1の温度より低い第2の温度となるように前記第2ヒータを制御し、プリント指示後、前記圧接解除機構により前記第1の温度まで加熱された前記加熱部材及び前記第2の温度まで加熱された前記加圧部材をそれぞれ停止した状態で互いに圧接し、その後、前記加熱部材が1回転より多く回転駆動された後に前記記録媒体が前記ニップ部に到達するように前記駆動機構及び前記圧接解除機構を制御することを特徴としている。
本発明によれば、加圧ローラを適正なタイミングで圧接するようにしたので、画像欠陥のない良質な画像を得ることができる。
本発明を図示の実施形態に基づいて説明するが、本発明は当該実施形態に限られない。
(装置全体構成)
図1は、本実施形態に係る画像形成装置の構成図である。画像形成装置1は、原稿搬送部10、画像読取部20、画像形成部30、給紙部40、転写部50、定着部60、等から構成されている。
原稿搬送部10は、載置された原稿Dを1枚ずつ画像読取部20に向けて搬送する。
画像読取部20は、原稿搬送部10により搬送されてきた原稿Dの画像を読み取り画像データを出力する。
画像形成部30は、4色の画像形成部30Y,30M,30C,30Kを有し、フルカラーの画像形成を行う。画像形成部30Yは、感光体31Yの周囲に帯電器32Y、露光器33Y、現像器34Y、クリーニング器35Y等を有している。感光体31Yの表面を、帯電器32Yにより帯電し、画像読取部20から出力された画像データに基づき露光器33Yにより露光し、現像器34Yにより現像することにより、感光体31Yの表面にトナー画像を形成する。当該トナー画像は、転写部50により記録媒体に転写される。転写後の感光体31Y表面の残留トナーは、クリーニング器35Yによりクリーニングされる。画像形成部30M,30C,30Kについても同様である。
給紙部40は、転写部50に向けて記録媒体Pを給紙する。
転写部50は、画像形成部30の感光体31の表面に担持されたトナー画像を給紙部40から給紙されてきた記録媒体Pに転写する。転写部50は、中間転写ベルト51、一次転写ローラ52Y,52M,52C,52K、二次転写ローラ53、クリーニング器54等を有している。感光体31Y,31M,31C,31Kの表面に担持されたトナー画像は、一次転写ローラ52Y,52M,52C,52Kにより中間転写ベルト51に一次転写され、その後二次転写ローラ53により記録媒体Pに転写される。
定着部60は、転写部50から搬送されてくるトナー画像が形成された記録媒体Pを加熱及び加圧し、トナー画像を記録媒体Pに定着させる。定着された記録媒体Pは、装置外に排出される。
(定着部60の構成)
図2は、本実施形態に係る定着部60の構成図である。定着部60は、定着ベルト61、加熱ローラ62、定着ローラ63、加圧ローラ64、カム65、圧縮バネ66、ワンウェイクラッチ67,68,69、定着モータ70、等から構成されている。
定着ベルト61は、加熱ローラ62及び定着ローラ63の周囲に巻き回され、トナー画像が形成された記録媒体Pと接触し記録媒体Pにトナー画像を定着させる。定着ベルト61は、本発明の加熱部材に相当する。
加熱ローラ62は、内部にヒータH1(本発明の第1ヒータに相当)を有し、定着ベルト61を加熱する。ヒータH1は、定着ベルト61の温度が所定温度(例えば、200℃)に維持されるように制御される。
定着ローラ63は、定着ベルト61を内側から付勢し、定着ベルト61を記録媒体Pに当接させる。
加圧ローラ64は、内部にヒータH2(本発明の第2ヒータに相当)を有し、定着ベルト61を介して定着ローラ63に接離可能に設けられている。加圧ローラ64を定着ベルト61を介して定着ローラ63に圧接させた状態で、トナー画像が形成された記録媒体Pを通紙することにより、記録媒体Pにトナー画像が定着される。ヒータH2は、加圧ローラ64の表面温度が定着ベルト61の温度よりも低い温度(例えば、120℃)に維持されるように制御される。加圧ローラ64は、本発明の加圧部材に相当する。
カム65は、回転することにより、加圧ローラ64を定着ベルト61を介して定着ローラ63に圧接させる。
圧縮バネ66は、加圧ローラ64圧接時に、所定荷重(例えば、1000N)で圧接する。
ワンウェイクラッチ67,68は、定着モータ70の駆動を定着ローラ63及び加圧ローラ64に伝達するために設けられ、定着モータ70が正回転する際に駆動を伝達する。定着モータ70が逆回転する際には、駆動は伝達されない。また、ワンウェイクラッチ67は、加圧ローラ64圧接時において、仮に加圧ローラ64の回転速度が定着ローラ63の回転速度より速くなるような場合に、ギアの破損なく定着ローラ63が加圧ローラ64に追随して回転できるように設けられている。ワンウェイクラッチ67,68や不図示のギヤ等で本発明の駆動機構が構成される。
ワンウェイクラッチ69は、定着モータ70の駆動をカム65に伝達するために設けられ、定着モータ70が逆回転する際に駆動を伝達する。定着モータ70が正回転する際には、駆動は伝達されない。つまり、カム65による加圧ローラ64の圧接時には、定着ローラ63及び加圧ローラ64は回転を停止する。ワンウェイクラッチ69、カム65、圧縮バネ66等で本発明の圧接解除機構が構成される。
定着モータ70は、正回転時に定着ローラ63及び加圧ローラ64に駆動が伝達され、逆回転時にカム65に駆動が伝達される。定着モータ70は、制御部100に接続され、制御部100からの指示に基づき、正回転、逆回転、停止の各動作を行う。定着モータ70が本発明のモータに相当する。
制御部100は、プログラムに従って定着モータ70等の制御を実行するCPU、当該プログラムや必要なデータを記憶するROM、CPUによりワークエリアとして利用されるRAM、等から構成される。
(制御)
図3は、本実施形態に係る加圧ローラ圧接制御の制御フロー図である。図4は、本実施形態に係る加圧ローラ圧接制御のタイムチャートである。以下、図3及び図4を用いて加圧ローラ圧接制御について説明する。一例であり、これに限定するものではない。
加圧ローラ圧接制御は、制御部100が制御部100のROMに記憶されているプログラムに基づいて実行する。図3の加圧ローラ圧接制御のフローは、不図示のプリントボタン、あるいはパーソナルコンピュータからの印刷指示等のプリント開始の指示により開始される(図4のt0)。尚、初期状態において、加圧ローラ64は定着ローラ63から離間し、定着モータ70は正方向に回転して定着ローラ63、加圧ローラ64及び定着ベルト61を駆動し、ヒータH1,H2はそれぞれ定着ベルト61の表面温度及び加圧ローラ64の表面温度が所定温度(例えば、定着ベルト61の表面温度:200℃、加圧ローラ64の表面温度:120℃)になるように制御されているものとする。
まず、制御部100は、時間T1が経過したか否かを判断する。即ち、プリント開始の指示から時間T1が経過したか否かを判断する(ステップS1)。
時間T1が経過したと判断すると(ステップS1;Yes)、制御部100は、正回転していた定着モータ70を逆回転させ、カム65を駆動する(ステップS2)(図4のt1)。これにより、定着ローラ63、加圧ローラ64及び定着ベルト61が停止するとともに、加圧ローラ64の圧接動作が開始される。
時間T1が経過していないと判断すると(ステップS1;No)、制御部100は、定着ベルト61が時間T1が経過するまで待機する。
次に、制御部100は、カム65が所定位置まで回転したか否か判断する。(ステップS3)。
カム65が所定位置まで回転したと判断すると(ステップS3;Yes)、制御部100は、逆回転していた定着モータ70を正回転させ、定着ローラ63、加圧ローラ64及び定着ベルト61を駆動する(ステップS4)(図4のt2)。これにより、加圧ローラ64の圧接動作が完了する。
カム65が所定位置まで回転していないと判断すると(ステップS3;No)、制御部100は、カム65が所定位置まで回転するまで待機する。
その後、図4のt3において、定着ニップに記録媒体Pが到達する。
ここで、t2からt3までの間に定着ベルト61が少なくとも1回転(定着ベルト61が1回転する時間をT2:図4参照)できるようになっている。つまり、t2+T2≦t3となっている。このような条件を満足するように、プリント開始の指示から加圧ローラ64の圧接動作の開始までの時間T1を設定する。
このように、加圧ローラ64の圧接動作の完了後、定着ベルト61を1回転以上加熱しながら回転させることで、圧接時に定着ローラ側のニップ部の熱量が加圧ローラに奪われ当該ニップ部の温度が局所的に低下しても、当該ニップ部の温度を回復させることができるのでニップ跡が発生することが抑制される。
また、ステップS1における時間T1は、トナーブリスタの発生も考慮して設定する。加圧ローラは、設定温度(例えば、120℃)に制御されているが、圧接時には、定着ローラ側から熱を受け取り、設定温度以上に表面温度が上昇する。圧接後、加圧ローラ64の回転回数が増加する毎に階段状に上昇する。そして、加圧ローラ64の回転回数が所定回転回数以上になり所定温度を超えると、トナーブリスタが発生するようになる。トナーブリスタの発生は、記録媒体の種類、定着部の構成、等によって発生状況が異なるので、時間T1の設定は使用状況を考慮し適宜設定する。
以上のように、本実施形態によれば、ニップ跡及びトナーブリスタが発生しないようにステップS1における時間T1を設定することにより、画像欠陥のない良質な画像を得ることが可能となる。
本実施形態のように、フルカラー画像形成装置では記録媒体上のトナー付着量が多くトナーブリスタが発生しやすいので、特に本実施形態の制御は有効である。
本実施形態では、加熱部材としてベルトを用いたが、ヒートローラを用い、当該ヒートローラに加圧ローラを圧接するようにしてもよい。
(定着部の構成)
図2に示す定着部を用いて試験を行った。以下に、定着ベルト61、加熱ローラ62、定着ローラ63、加圧ローラ64の構成を示す。
定着ベルト61は、φ80mmであり、PFAチューブ(0.2mm)/シリコンゴム(0.2mm)/ポリイミド基材(0.11mm)、の層構成をしている。
加熱ローラ62は、φ52mmであり、PFAコーティング(0.3mm)/アルミ芯金、の層構成をしている。
定着ローラ63は、φ40mmであり、シリコンゴム(7.5mm)/アルミ芯金、の層構成をしている。
加圧ローラ64は、φ50mmであり、PFAコーティング(0.3mm)/シリコンゴム(2.0mm)/アルミ芯金、の層構成をしている。
加圧ローラ64圧接時における、総荷重は1000Nであり、このときの定着ローラ63とのニップ幅は約12mmであった。
画像形成装置1のプロセス速度は、約300mm/secである。
(試験条件)
定着ベルト61の表面温度を200℃、加圧ローラ64の表面温度を120℃に維持するように設定し、記録媒体Pとして王子製紙社製の塗工紙であるOK金藤(斤量104.7g/m2)を用いて以下の試験を行った。
画像形成装置1のコピーボタンを押してから加圧ローラ64の圧接を開始するまでの時間(圧接開始タイミング)を変化させて、記録媒体P上にカラー写真画像を形成し、当該記録媒体P上に画像形成されたカラー写真画像を基づいて、トナーブリスタ及びニップ跡の発生状態を目視評価した。それぞれの圧接開始タイミングにおいて、圧接後の定着ベルト61の回転回数(図4のt2からt3までの間に回転する回転回数)及び圧接後の加圧ローラ64の回転回数(図4のt2からt3までの間に回転する回転回数)も示している。
また、記録媒体が定着ニップに到達する直前の加圧ローラ64の表面温度も測定した。
測定結果を表1に示す。トナーブリスタ及びニップ跡において、良好の場合を○、わずかに不良が見られるが許容レベルを△、NGレベルを×で示した。
Figure 0005151086
トナーブリスタは、圧接開始タイミングが、2.6sec以上で○、1.5〜2.5secで△、1.0sec以下で×となった。圧接後の定着ベルト61の回転回数で示すと、2.6回以下で○、2.7〜3.9回で△、4.5回以上で×となった。圧接後の加圧ローラ64の回転回数で示すと4.2回以下で○、4.4〜6.3回で△、7.3回以上で×となった。加圧ローラ64の温度で示すと、131℃以下で○、131〜135℃で△、139℃以上で×となった。
ニップ跡は、圧接開始タイミングが、3.2sec以下で○、3.3〜3.9secで△、4.0sec以上で×となった。圧接後の定着ベルト61の回転回数で示すと、1.9回以上で○、1.1〜1.8回で△、1.0回以下で×となった。圧接後の加圧ローラ64の回転回数で示すと3.1回以上で○、1.7〜2.9回で△、1.5回以下で×となった。加圧ローラ64の温度で示すと、128℃以上で○、124〜127℃で△、123℃以下で×となった。
以上から、本実施例においては、圧接開始タイミングを1.5〜3.9sec、圧接後の定着ベルト61の回転回数を1.1〜3.9回、圧接後の加圧ローラ64の回転回数を1.7〜6.3回、又は加圧ローラ64の温度を124〜135℃に設定すると、トナーブリスタ及びニップ跡の許容できる画像が得られる。
より好ましくは、圧接開始タイミングを2.6〜3.2sec、圧接後の定着ベルト61の回転回数を1.9〜2.6回、圧接後の加圧ローラ64の回転回数を3.1〜4.2回、又は加圧ローラ64の温度を128〜131℃に設定すると、トナーブリスタ及びニップ跡の発生しない良好な画像が得られる。
本実施例では、記録媒体Pとして王子製紙製のOK金藤(斤量104.7g/m2)を用いて試験を行い、トナーブリスタがNGになる加圧ローラ64の表面温度が139℃であったが、他の記録媒体を用いた場合のトナーブリスタがNGになる加圧ローラ64の表面温度を記録媒体の斤量とともに表2に示す。いずれの記録媒体も王子製紙社製の塗工紙である。記録媒体以外の他の試験条件は上記実施例と同様である。
Figure 0005151086
記録媒体の斤量が小さいほど、トナーブリスタがNGになる加圧ローラ64の表面温度は低くなっている。薄い記録媒体ほど熱容量が小さく記録媒体の温度が上昇しやすいため、記録媒体中の水分が蒸発しやすいからである。
本実施形態に係る画像形成装置の構成図である。 本実施形態に係る定着部60の構成図である。 本実施形態に係る加圧ローラ圧接制御の制御フロー図である。 本実施形態に係る加圧ローラ圧接制御のタイムチャートである。 ニップ跡の説明図である。
符号の説明
1 画像形成装置
60 定着部
61 定着ベルト
62 加熱ローラ
63 定着ローラ
64 加圧ローラ
65 カム
66 圧縮バネ
67,68,69 ワンウェイクラッチ
70 定着モータ
100 制御部
P 記録媒体
H1,H2 ヒータ

Claims (5)

  1. 互いに圧接される回転駆動可能な加熱部材及び加圧部材のニップ部に記録媒体を通過させることにより定着を行う画像形成装置において、
    前記加熱部材を加熱する第1ヒータと、
    前記加圧部材を加熱する第2ヒータと、
    前記加熱部材及び加圧部材を回転駆動する駆動機構と、
    前記加熱部材及び加圧部材を互いに圧接解除する圧接解除機構と、
    前記第1ヒータ、前記第2ヒータ、前記駆動機構及び前記圧接解除機構を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記加熱部材の表面温度が第1の温度となるように前記第1ヒータを制御し、且つ前記加圧部材の表面温度が前記第1の温度より低い第2の温度となるように前記第2ヒータを制御し、プリント指示後、前記圧接解除機構により前記第1の温度まで加熱された前記加熱部材及び前記第2の温度まで加熱された前記加圧部材をそれぞれ停止した状態で互いに圧接し、その後、前記加熱部材が1回転より多く回転駆動された後に前記記録媒体が前記ニップ部に到達するように前記駆動機構及び前記圧接解除機構を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記加熱部材は、ベルトであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記圧接解除機構により前記加熱部材及び加圧部材を互いに圧接した後、前記加圧部材の表面温度が、許容できないトナーブリスタが発生する温度に達する前に、前記記録媒体が前記ニップ部に到達するように制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記圧接解除機構により前記加熱部材及び加圧部材を互いに圧接した後、前記加圧部材の回転回数を、前記加圧部材の表面温度が許容できないトナーブリスタが発生する温度に達する前に、前記記録媒体が前記ニップ部に到達するような回転回数となるように制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記許容できないトナーブリスタが発生する温度は、前記記録媒体の斤量に基づいて設定された温度であることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の画像形成装置。
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