JP5148164B2 - 液体燃料処理装置および燃料電池発電システム - Google Patents

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Description

本発明は、脱硫装置および改質器を有する液体燃料処理装置、およびそれを利用する燃料電池発電システムに関する。
灯油など硫黄分を含む液体燃料を用いる固体高分子型燃料電池発電システムの脱硫装置は、改質触媒に液体燃料を導入する前段階で脱硫処理を行い、液体燃料中の硫黄分を許容濃度以下まで除去する必要がある。この脱硫処理を行わないと、水素を精製する改質反応を行う改質触媒が液体燃料中の硫黄分にさらされ硫黄被毒を生じ、改質性能が劣化し寿命が短くなる。
一般に、脱硫処理には適切な作動温度範囲があり、脱硫剤を、この温度範囲まで加熱する。さらに、この温度範囲では、液体燃料の一部が気化して液体燃料の流量制御が不安定になるため、気化しないように加圧し、高圧状態を保持する必要がある。
脱硫容器を適正な温度範囲に保つ方法として、脱硫容器そのものを電気ヒータで加熱する方法や、特許文献1に開示されているように、バーナ燃焼排ガスを用いて脱硫容器を加熱して、適正な温度範囲を維持する方法が提案されている。
また、液体燃料が脱硫容器に流通する前に、液体燃料の予熱器を電気ヒータやバーナ燃焼排ガスで加熱し、脱硫容器に供給することで液体燃料を適正な温度範囲に保持している。例えば、特許文献2では、液体燃料が流れる配管を、脱硫容器を取り囲むように取り付けて、電気ヒータあるいは加熱された水蒸気で、脱硫容器とともに予熱する方法が提案されている。
特開2005−255896号公報 特開2004−263118号公報
脱硫装置の脱硫容器は、その脱硫性能を向上させるために、運転時、高温高圧の状態を維持する必要がある。従来は、電気ヒータや改質器のバーナ排ガスなどで加熱されている。
電気ヒータで、直接、液体燃料脱硫容器を加熱する方法は、脱硫容器内に温度分布がつきやすく、局所的に適正な温度範囲よりも温度が上昇した場合、脱硫反応の副生成物として、水素やメタンなどの気体が生成し、脱硫された液体の灯油との二相状態となる。これが、改質器に流入される前で減圧されると水素やメタンなどの気体が膨張し、液体燃料の流量が変動してしまうため、流量制御が不安定になり安定して運転することが困難となってしまうことがある。
また燃料電池発電システムの改質装置からの排ガスなどで加熱する場合は、温度分布が均一化されるが、燃料電池発電システムを起動させる時などのような、常温から脱硫装置の適正な作動温度にまで加熱するには、熱量が不足するため、長時間を要してしまう。
また電気ヒータで排ガスを加熱することで脱硫容器の温度を上げる方法もあるが、従来排出していた排ガス温度よりも、高温の排ガスが最終的に排出されることになるので、エネルギー効率が悪くなる。
本発明の目的は、上記課題に鑑み、液体燃料の流量制御がより安定した状態で運転でき、かつエネルギー効率に優れた液体燃処理装置およびその液体燃料処理装置を利用した燃料電池発電システムを提供することである。
上記目的を達成するため、本発明に係る液体燃料処理装置は、液体燃料を脱硫する脱硫装置と、前記脱硫装置で脱硫された燃料を水素リッチに改質する改質器とを有する液体燃料処理装置において、前記脱硫装置は、液体燃料に含まれる硫黄分を脱硫する脱硫剤を収容する脱硫部と、前記脱硫部の上流側に配置されて前記液体燃料を予熱する電気ヒータを具備し、前記脱硫部と一体に形成された予熱部と、前記脱硫容器の少なくとも前記脱硫部を包囲するように配置され前記脱硫部を加熱するための加熱媒体を流通させる加熱容器と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る液体燃料処理装置は、液体燃料を脱硫する脱硫装置と、前記脱硫装置で脱硫された燃料を水素リッチに改質する改質器とを有する液体燃料処理装置において、前記脱硫装置は、液体燃料に含まれる硫黄分を脱硫する脱硫剤を収容する脱硫部と、前記脱硫部の上流側に配置されて前記液体燃料を予熱する電気ヒータを具備する予熱部と、前記脱硫部および予熱部をまとめて収容する脱硫容器と、前記脱硫容器の少なくとも前記脱硫部を包囲するように配置され前記脱硫部を加熱するための加熱媒体を流通させる加熱容器と、を有し、前記加熱容器が前記予熱部を包囲し、前記加熱媒体が前記液体燃料を予熱するように構成されて、前記脱硫部が前記予熱部を包囲するように配置されていること、を特徴とする。
また、本発明に係る燃料電池発電システムは、液体燃料を脱硫する脱硫装置と、前記脱硫装置で脱硫された燃料を水素リッチに改質する改質器と、前記改質器で改質された燃料が供給される燃料電池本体と、を有する燃料電池発電システムにおいて、前記脱硫装置は、液体燃料に含まれる硫黄分を脱硫する脱硫剤を収容する脱硫部と、前記脱硫部の上流側に配置されて前記液体燃料を予熱する電気ヒータを具備し、前記脱硫部と一体に形成された予熱部と、前記脱硫部および予熱部をまとめて収容する脱硫容器と、前記脱硫容器の少なくとも前記脱硫部を包囲するように配置され前記脱硫部を加熱するための加熱媒体を流通させる加熱容器と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、脱硫部内の温度分布が均一化され、流量変動の原因となる副生成物の生成を抑制できるため、液体燃料の流量制御がより安定した運転が可能となる。
また、脱硫容器を包囲するように配置した加熱容器に加熱媒体を流通させることにより、脱硫容器の外部への放熱量を低減するため、エネルギー効率に優れた液体燃料処理装置の提供が可能となる。
以下、図面を用いて本発明について実施形態を説明するが、本発明はこれによって限定されるものではない。なお、同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
[第1の実施形態]
図1は本発明に係る液体燃料処理装置の第1の実施形態を示す系統図であり、脱硫装置を含めた液体燃料処理装置の構成図である。
本実施形態の液体燃料処理装置は、灯油などの硫黄分を含む液体燃料16を脱硫する脱硫装置1と、脱硫された液体燃料16を水素リッチに改質する改質器7、および一酸化炭素を低減する一酸化炭素変成器8、一酸化炭素除去器9、そして熱交換器10が主な構成要素である。
本実施形態の液体燃料16の流路を以下に説明する。
液体燃料16は、まず液体燃料タンク12から供給され、液体燃料ポンプ11により、脱硫に適した温度範囲に加熱されても気化しない0.3MPa以上0.6MPa以下で、加圧されながら脱硫容器2の予熱部3に入る。
予熱部3に取り付けられた電気ヒータ14により脱硫に適した温度範囲に加熱されてから、脱硫部4に入る。なお、予熱部3と脱硫部4は一体化されているので、この間の放熱損はほとんどない。
脱硫部4で脱硫された液体燃料16は、圧力調整弁13を出た後、常圧まで減圧され水蒸気20と混合し改質器7へ供給され、改質器7で水素リッチなガスに改質される。改質ガス19は、一酸化炭素変成器8でシフト反応によりガス中に含まれる一酸化炭素を数%まで低減され、さらに空気を付加され、熱交換器10で改質水18によって冷却されて一酸化炭素除去器9に送られる。改質ガス19は、一酸化炭素除去器9で選択酸化反応により一酸化炭素を数ppm以下まで低減され、その後に燃料電池30へ供給される。
改質水18は、熱交換器10で加熱され、改質器7の蒸発部(図示せず)でさらに加熱されて水蒸気20として、液体燃料16と混合して改質器7の改質触媒層(図示せず)へ送られる。
脱硫容器2の脱硫部4を包囲するように配置された加熱容器5は、加熱媒体を流通させることにより、脱硫剤6の作動温度を脱硫に適した温度範囲に保持し、脱硫装置1の外部への放熱を抑制する。
本実施形態では、加熱容器5に流通する加熱媒体として、改質器7の燃焼室(図示せず)から出てくるバーナ燃焼排ガス17を使用する。
図2は、図1に示した脱硫装置1の構造をさらに詳しく示した概略縦断面図である。液体燃料16は、液体燃料入口16aから予熱部3に入り、予熱部3に取り付けられた電気ヒータ14により加熱され脱硫部4に入る。脱硫部4で脱硫された液体燃料16は、液体燃料出口16bから脱硫装置1の外部へ流通する。
脱硫装置1は、脱硫部4と予熱部3とが一体化された脱硫容器2と、脱硫容器2の少なくとも脱硫部4を包囲するように取り付けられており、加熱媒体の流路となる加熱容器5とを、主な構成要素としている。脱硫装置1の脱硫容器2の形状は円筒形状でも、角筒形状でもよい。本実施形態では、円筒形状を採用している。加熱媒体の流路は、加熱容器5の加熱媒体入口5aから入り、加熱媒体出口5bから排気されるように形成される。
予熱部3には、予熱手段として電気ヒータ14が取り付けられており、液体燃料ポンプ11から送られてきた液体燃料16は、脱硫容器2の予熱部3に取り付けられた温度測定用の熱電対15が脱硫に適正な温度範囲である200℃以上で260℃以下になるまで、電気ヒータ14により加熱される。
[第2の実施形態]
図3は本発明に係る液体燃料処理装置の第2の実施形態を示す系統図であり、液体燃料処理装置の構成図である。
本実施形態の液体燃料処理装置は、液体燃料16を脱硫する脱硫装置1と、脱硫された液体燃料16を水素リッチに改質する改質器7、一酸化炭素変成器8、一酸化炭素除去器9が主な構成要素である。脱硫装置1は、第1の実施形態の図2に示す脱硫装置1を適用している。
本実施形態の液体燃料16の流路を以下に説明する。
液体燃料16は、まず液体燃料タンク12から供給され、液体燃料ポンプ11により、脱硫に適した温度範囲に加熱されても気化しない0.3MPa以上0.6MPa以下で、加圧されながら脱硫容器2の予熱部3に入る。予熱部3に取り付けられた電気ヒータ14により脱硫に適した温度範囲に加熱されてから、脱硫部4に入る。脱硫部4で脱硫された液体燃料16は、圧力調整弁13を出た後、常圧まで減圧され水蒸気20と混合し改質器7へ供給され、改質器7で水素リッチなガスに改質される。この改質ガス19は、一酸化炭素変成器8で一酸化炭素を数%まで低減され、脱硫装置1の加熱容器5に供給される。さらに空気を付加され一酸化炭素除去器9で選択酸化反応により一酸化炭素を数ppm以下まで低減された後に燃料電池30へ供給される。
本実施形態では、脱硫装置1に取り付けられた加熱容器5に流通する加熱媒体として、一酸化炭素変成器8の出口の例えば200℃程度の改質ガス19を使用する。
この場合、運転起動時は改質ガス19が流れないため、液体燃料16を予熱部3に取り付けられた電気ヒータ14のみで、加熱する必要があるが、液体燃料処理装置の運転中は、脱硫に適した温度範囲を保持できる温度の改質ガス19を流入できる。
また、改質ガス19は、加熱容器5を通過した後では、加熱容器5内での熱回収により、加熱媒体として適用しなかった場合の改質ガス19よりも、温度が下げられた状態で一酸化炭素除去器9に送られるため、一酸化炭素変成器8と一酸化炭素除去器9の間に設置した熱交換器10(図1)を削除でき、省スペース化が可能となる。
[第3の実施形態]
図4は、本発明に係る液体燃料処理装置の第3の実施形態を示す系統図であり、液体燃料処理装置の構成図である。本実施形態の主な構成要素は、第1の実施形態と同様であって、脱硫装置1は、図2に示す脱硫装置1を適用している。
本実施形態の液体燃料16の流路は、第1の実施形態と同様である。
本実施形態では、脱硫装置1に取り付けられた加熱容器5に流通する加熱媒体として、改質器7から出てきた改質に必要な水蒸気20を使用する。この水蒸気20は、例えば200℃程度の過熱蒸気である。
[第4の実施形態]
図5は、本発明に係る液体燃料処理装置の第4の実施形態における脱硫装置1を示す概略縦断面図である。本実施形態で示す脱硫装置1は、第1の実施形態の図1に示す系統図に組み込まれる。
加熱容器5を、予熱部3を包囲するように取り付けることにより、加熱媒体が液体燃料16を予熱するように構成する。本実施形態では、加熱容器5の加熱媒体入口5aから入り、加熱媒体出口5bから排気されるように加熱媒体の流路を形成し、脱硫部4を加熱した後に、予熱部3を加熱するように構成されている。
さらに予熱部3に取り付けられた電気ヒータ14で加熱することにより、液体燃料16の予熱効果を高めることも可能である。この場合、電気ヒータ14のみの加熱に比べて、電気ヒータ14の出力を低減させることが可能となる。
[第5の実施形態]
図6は、本発明に係る液体燃料処理装置の第5の実施形態における脱硫装置1を示す概略縦断面図である。図7は、図6におけるVII−VII線矢視平面図で、図8は、図6におけるVIII−VIII線矢視平断面図である。本実施形態で示す脱硫装置1は、第1の実施形態の図1に示す系統図に組み込まれる。
本実施形態における脱硫装置1では、脱硫部4は加熱容器5内で中空部22を有する環状に形成されている。予熱部3には、脱硫部4の中空部22内を通って脱硫部4に至るように液体燃料予熱配管21が、配置されている。
液体燃料16は、液体燃料入口16aから入り、液体燃料予熱配管21を通り、脱硫部4に供給されて、液体燃料出口16bから外部へ流通する。
加熱媒体の流路は、加熱媒体入口5aから入り、脱硫部4の中空部22を通って脱硫部4の外側の加熱容器5内を通り、加熱媒体出口5bから排気されるように形成されている。
本実施形態では、液体燃料16を予熱部3に取り付けられた電気ヒータ14により加熱した場合、その一部の熱量は、加熱媒体側へ回収されるが、脱硫部4の温度保持のために再度、利用できるので、加熱媒体が、加熱されたまま脱硫装置1の外部に排出されることがない。よって、脱硫部4の温度保持を効率よく実施することが可能となる。
[その他の実施形態]
上記実施形態の説明は、本発明を説明するための例示であって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮するものではない。又、本発明の各部構成は上記実施形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、第4の実施形態で示す脱硫装置1(図5)は、図3、図4のいずれの系統にも利用できる。また、第5に実施形態で示す脱硫装置1(図6〜8)についても、図3、図4のいずれの系統にも利用できる。
また、上記液体燃料処置装置は、燃料電池発電システム以外にも適用することが可能である。
本発明に係る液体燃料処理装置の第1の実施形態を示す系統図である。 図1における脱硫装置の第1の実施形態を示す概略縦断面図である。 本発明に係る液体燃料処理装置の第2の実施形態を示す系統図である。 本発明に係る液体燃料処理装置の第3の実施形態を示す系統図である。 本発明に係る液体燃料処理装置の第4の実施形態における脱硫装置を示す概略縦断面図である。 本発明に係る液体燃料処理装置の第5の実施形態における脱硫装置を示す概略縦断面図である。 図6におけるVII−VII線矢視平面図である。 図6におけるVIII−VIII線矢視平断面図である。
符号の説明
1…脱硫装置、2…脱硫容器、3…予熱部、4…脱硫部、5…加熱容器、5a…加熱媒体入口、5b…加熱媒体出口、6…脱硫剤、7…改質器、8…一酸化炭素変成器、9…一酸化炭素除去器、10…熱交換器、11…液体燃料ポンプ、12…液体燃料タンク、13…圧力調整弁、14…電気ヒータ、15…熱電対、16…液体燃料、16a…液体燃料入口、16b…液体燃料出口、17…バーナ燃焼排ガス、18…改質水、19…改質ガス、20…水蒸気、21…液体燃料予熱配管、22…中空部、30…燃料電池

Claims (8)

  1. 液体燃料を脱硫する脱硫装置と、前記脱硫装置で脱硫された燃料を水素リッチに改質する改質器とを有する液体燃料処理装置において、
    前記脱硫装置は、
    液体燃料に含まれる硫黄分を脱硫する脱硫剤を収容する脱硫部と、
    前記脱硫部の上流側に配置されて前記液体燃料を予熱する電気ヒータを具備し、前記脱硫部と一体に形成された予熱部と、
    前記脱硫部および予熱部をまとめて収容する脱硫容器と、
    前記脱硫容器の少なくとも前記脱硫部を包囲するように配置され前記脱硫部を加熱するための加熱媒体を流通させる加熱容器と、
    を有すること、を特徴とする液体燃料処理装置。
  2. 前記加熱容器が前記予熱部を包囲し、前記加熱媒体が前記液体燃料を予熱するように構成されていること、を特徴とする請求項1に記載の液体燃料処理装置。
  3. 前記脱硫部が前記予熱部を包囲するように配置されていること、を特徴とする請求項2に記載の液体燃料処理装置。
  4. 液体燃料を脱硫する脱硫装置と、前記脱硫装置で脱硫された燃料を水素リッチに改質する改質器とを有する液体燃料処理装置において、
    前記脱硫装置は、
    液体燃料に含まれる硫黄分を脱硫する脱硫剤を収容する脱硫部と、
    前記脱硫部の上流側に配置されて前記液体燃料を予熱する電気ヒータを具備する予熱部と、
    前記脱硫部および予熱部をまとめて収容する脱硫容器と、
    前記脱硫容器の少なくとも前記脱硫部を包囲するように配置され前記脱硫部を加熱するための加熱媒体を流通させる加熱容器と、
    を有し、
    前記加熱容器が前記予熱部を包囲し、前記加熱媒体が前記液体燃料を予熱するように構成されて、
    前記脱硫部が前記予熱部を包囲するように配置されていること、
    を特徴とする液体燃料処理装置。
  5. 前記改質器はバーナ燃焼を利用してバーナ燃焼排ガスを排出するものであって、前記加熱媒体は前記バーナ燃焼排ガスであること、を特徴とする請求項1または請求項4に記載の液体燃料処理装置。
  6. 前記改質器で改質された燃料の一酸化炭素を減らすための一酸化炭素変成器をさらに有し、前記加熱媒体は前記一酸化炭素変成器を出た燃料であること、を特徴とする請求項1または請求項4に記載の液体燃料処理装置。
  7. 前記改質器は過熱蒸気を利用し排出するものであって、前記加熱媒体は前記改質器から排出された過熱蒸気であること、を特徴とする請求項1または請求項4に記載の液体燃料処理装置。
  8. 液体燃料を脱硫する脱硫装置と、前記脱硫装置で脱硫された燃料を水素リッチに改質する改質器と、前記改質器で改質された燃料が供給される燃料電池本体と、を有する燃料電池発電システムにおいて、
    前記脱硫装置は、
    液体燃料に含まれる硫黄分を脱硫する脱硫剤を収容する脱硫部と、
    前記脱硫部の上流側に配置されて前記液体燃料を予熱する電気ヒータを具備し、前記脱硫部と一体に形成された予熱部と、
    前記脱硫部および予熱部をまとめて収容する脱硫容器と、
    前記脱硫容器の少なくとも前記脱硫部を包囲するように配置され前記脱硫部を加熱するための加熱媒体を流通させる加熱容器と、
    を有すること、を特徴とする燃料電池発電システム。
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