JP5146907B2 - 卓上スライド切断機 - Google Patents

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本発明は、ベース部上面に対して丸のこ部が左右傾動可能な左右傾動式の卓上スライド切断機に関し、特に、丸のこ刃を前後摺動又は上下揺動させながら加工材を切断する際の操作性を向上させた卓上スライド切断機に関する。
従来の卓上スライド切断機は、ベース部と丸のこ部とを備え、ベース部の上面に対して丸のこ部が前後方向に摺動及び上下方向に揺動可能な構成である。ベース上面には加工材がセットされ、加工材は、丸のこ部に設けられた回転する丸のこ刃によって切断される。加工材を切断する際には、丸のこ部が必要以上にベースの下方へ揺動しないように、特開2005−74695号公報に記載のように、下限規制位置を規定するためのストッパが設けられている。従って、丸のこ部の移動の下限規制位置において、ベース上面から、丸のこ部(ここで、丸のこ部は丸のこ刃を含まない。以下、同じ)の最下端までの高さから、ある程度のマージンを引いた高さまでを、切断可能な最大加工高さとしている。これより高い加工材を切断しようとすると、切断中に、丸のこ部の下端が加工材にあたってしまうおそれがあった。
特開2005−74695号公報
前記丸のこ部の下端が加工材に当たってしまうことを防止するため、セットできる加工材の高さが制限されるように、ベース部の形状を工夫することも考えられるが、そうすると最大加工高さ以上の加工材の上面に溝入れだけを行うような加工ができなくなってしまい、不都合な場合が出てくる。
また、卓上スライド切断機の作業者は、加工材の厚さを一つ一つ測定してからセットするとは限らないので、最大加工高さ以下であると思って、最大加工高さを超えた加工材を切断した場合、加工材上面に丸のこ部が接触し、その接触した状態のまま丸のこ部を前後に摺動することで、加工材にキズをつける恐れがある。さらに、丸のこ刃を保持するフランジが回転したまま加工材に接触することで、丸のこ部に、作業者側に反発する力が発生するため操作性が悪化するおそれがある。
本発明の目的は、上記背景に鑑みてなされたもので、切断可能な最大加工高さ以上の加工材を切断したとしても、加工材上面にキズを付けることなく切断することができる卓上スライド切断機を提供することである。
上記目的は、ベース部上面に対して丸のこ部を左右傾動可能で、丸のこ刃を前後摺動又は上下揺動させながら加工材を切断する卓上スライド切断機において、切断可能な最大加工高さ以上の加工材をベース部上面に掲置して切断する時に、丸のこ部が上下揺動の下限規制位置付近に達したときに、丸のこ部として最初に加工材に当接する位置に、転動可能なローラを設ける。丸のこ部は、モーターと、モーターからの動力により丸のこ刃を回転させるための駆動伝達部と、駆動伝達部が取り付けられるハウジングと、丸のこ刃を覆う覆い部を有し、前記ローラは、ハウジングと覆い部の最下端部に設けられる。
ハウジングにはのこ刃軸と、のこ刃軸を回転可能に保持する第1と第2の軸受が取り付けられるが、前記ローラは、丸のこ刃から近いほうに位置する第1の軸受と同軸であって、軸方向にほぼ同一の位置又は第1の軸受と丸のこ刃の間に位置するように設けられるリング状のローラとする。リング状のローラは、その断面が略四角形又は半円状で、直線部がリングの内周側にくるようにする。さらに、第2のローラを、丸のこ刃から遠いほうに位置する第2の軸受の下方付近の前記ハウジング部分に設ける。第2のローラは、直径がのこ刃軸と同じ程度の小型のものでよい。
これらのローラの位置は、種々の変更が可能である。たとえば、第2ローラを、のこ刃軸の軸方向に見て、第1と第2の軸受の間に位置する前記ハウジングの下側部分に設けることができる。すると、リング状のローラを省略することができ、右傾斜切断を1つのローラで対応でき、使用部品・使用資源を減らすことができる。このように構成することにより、第2のローラは、前記ベース部上面に対し、垂直に切断する直角切断と丸のこ部を右傾斜させた右傾斜切断または、左に傾斜させた左傾斜切断に対応し、右傾斜切断及び左傾斜切断の二つの切断方法に対し、それぞれ一つのローラで対応できる。
覆い部は、丸のこ刃カバーとのこ刃軸カバーを含み、第2のローラはのこ刃軸カバーに設けると良い。この第2のローラの加工材に当接する面は、ゴム製または、樹脂製とすると良い。
本発明によれば、切断可能な最大加工高さ以上の加工材を切断しても、加工材上面にキズを付けることなく切断することができる。
図1は、本発明の一実施形態である卓上スライド切断機の側面図で、図2はその正面図である。
図1において、卓上スライス切断機は、ベース1の水平面中央部付近にターンテーブル2が埋設されており、ターンテーブル2は、例えば、水平面上で左右45度の角度で回動自在であり、その上面は、ベース1の上面と同一面にある。ベース1及びターンテーブル2の上面には木材等の、切断対象たる加工材35が載置される。本発明においては加工材35が載置される部分(本実施形態においてはベース1とターンテーブル2)を総称して「ベース部」という。ベース1上面には加工材35の側面を支持するためのフェンス3が設けられる。ターンテーブル2の後端にはホルダシャフト4を介して支持部材となるホルダ5を立設し、ホルダシャフト4の軸心をターンテーブル2上面とほぼ一致させるように配置することで、ホルダ5はホルダシャフト4を支点に、図2の矢印42で示すように、左右に傾斜自在なように軸支される。
ターンテーブル2の後端にはホルダシャフト4を中心とする長穴2a(図2)が形成され、長穴2aにクランプレバー30を貫通させ、クランプレバー30の先端に形成したねじ部(図示せず)が、ホルダ5背面に形成したねじ穴部にねじ嵌合している。クランプレバー30を緩めると、ホルダシャフト4を支点に長穴2aの範囲内でホルダ5を傾斜させることができ、クランプレバー30を締め付けると、クランプレバー30とターンテーブル2間でホルダ5が締め付けられ、ホルダ5は任意位置で固定される。なお、本実施形態では長穴2aはホルダ5が左右45度程度の範囲内で傾斜できるように形成されている。
直角切断の状態(ホルダ5の長手方向がターンテーブル2に対し直角に立設した状態)において、ホルダ5上方にターンテーブル2上面に対し平行となる貫通孔5cが2ヵ所穿設され、この貫通孔5c内に図示しない摺動保持部材を設け、左右に並列した摺動部材となる2本のガイドバー6は摺動保持部材を介してが貫通孔5c内にそれぞれ挿通される。ガイドバー6は摺動保持部材によりターンテーブル2上面に対しそれぞれ平行に、かつ矢印41で示すように前後方向に摺動する。図1の状態は、丸のこ部ホルダ7が、後端まで移動した際の状態(丸のこ部11が操作者に遠い側)を示している。ガイドバー6の前端には丸のこ部11を保持するための丸のこ部ホルダ7、後端にガイドバー6の抜け止め用のサポート8が取り付けられる。ホルダ5の側面に設けたノブ9は、ガイドバー6の摺動を制限することにより丸のこ部11とターンテーブル2の相対的な位置変動を制限するネジ部材である。
丸のこ刃カバー24は、丸のこ部11のハウジングを構成するもので、たとえばプラスチックや金属製から構成される。丸のこ刃カバー24には、のこ刃軸カバー29が着脱可能に取り付けられており、これら2つの部分がのこ刃18を覆う機能を果たしている。のこ刃軸カバー29もプラスチックや金属製である。こののこ刃軸カバー29に、後述するローラ28aが設けられる。
丸のこ部ホルダ7の上方は、シャフト10を介して丸のこ部11を軸支するような形状である。丸のこ部11には、モーター部16と、モーターからの動力により丸のこ刃を回転させるための駆動伝達部(図1には図示せず)と、スイッチ31を有したハンドル19が設けられており、作業者が丸のこ部11をベース1上面に対し矢印40に示す方向に移動させることによって、上下方向の揺動が可能である。丸のこ部ホルダ7と丸のこ部11の間には、丸のこ部11が上方に移動するように付勢力を与えるスプリング12が設けられる。丸のこ部ホルダ7の正面側(作業者に近い側)にはストッパ受部7aが形成され、丸のこ部11に支持されストッパボルト13の先端がストッパ受部7aに当接することによって、丸のこ部11の下方への揺動を規制し、その下限位置が定められる。
ホルダ5の側面には傾斜時の位置決め部材となる、ストッパ5d、5e(図2)部が形成され、ターンテーブル2の上面にはストッパ5d、5eの移動軌跡上に位置するように、角度調整部材であるストッパボルト20,21が垂直方向にねじ嵌合している。ホルダ5を傾斜させると、所定の傾斜角度でストッパ5d、5eがストッパボルト20,21の各々の頭部に当たり、これにより丸のこ部11の右又は左の傾斜限度位置が定められる。例えば、ホルダ5が左方向に45度の位置に傾斜したときにストッパボルト20がストッパ5dに当接し、ホルダ5が右方向に45度の位置に傾斜したときにストッパボルト21がストッパ5eに当接するように設けられる。
さらに、貫通孔2aによる案内を補助するために、ターンテーブル2の背面に直角時の位置決め部材となるピン22を前後に水平移動自在に軸支し、図2の状態のように、直角状態(左右の傾斜角が0度)のときにピン22はホルダ5の背面に形成された穴に挿通する。その際、ホルダ5の側面から設けられたストッパボルト23の先端とピン22の外径部が接触する。
次に、図3を用いて本実施形態による切断の動作を説明する。図1及び図2の構成において、加工材35をその長手方向と直角方向に切断するには、丸のこ部11を垂直位置に設定し、ホルダ5が垂直位置になったとき、ピン22を前方へ移動し傾斜調整部材であるストッパボルト23の先端とピン22の外径部が接触する位置にし、クランプレバー30を締めホルダ5の傾斜位置を固定する。その後、作業者はハンドル19を握り、ハンドル19に設けたスイッチ31を引くと、モーター部16が回転してのこ刃軸17(図4)にその駆動力が伝達され、のこ刃18が回転する。この状態で、作業者がハンドル19をスプリング12の付勢力に抗して丸のこ部11を下限位置まで押し下げ、加工材35を切断する。さらに、加工材35の板幅が大きく丸のこ部11を押し下げるだけでは切断できない加工材を切断するスライド切断の場合には、フェンス3面に加工材35を押しつけ固定したあと、ノブ9を緩め、作業者がハンドル19を前側(図1の右方向)に引くと、ガイドバー6、丸のこ部ホルダ7、及び丸のこ部11は一体となって前方に移動する。そして、ハンドル19を丸のこ部11揺動の下限位置まで押し下げて切込みを与えたあと(図3の状態)、丸のこ部11を押すことにより、丸のこ部11が後方に移動し、加工材35を切断することができる。加工材35の切断が完了した時点で、ハンドル19を上方に軽く持ち上げると、スプリング12の付勢力で丸のこ部11は元の上限位置に復帰する。
加工材35の長手方向に対し、90度以外の角度、例えば45度以上90度未満の角度で、いわゆる角度切断をする場合は、作業者はターンテーブル2を水平面上で回転させ、前述した切断方法で加工材35の切断作業を行う。
次に、丸のこ部11を左右へ傾斜させての傾斜切断について説明する。作業者は、クランプレバー30を緩めホルダ5の固定状態を解除してホルダ5を左または右方向へ傾斜させる。そして、任意の位置でクランプレバー30を締めホルダ5の傾斜位置を固定する。あとは前述した切断方法と同様にして加工材35の切断作業を行う。上記したように、直角切断、角度切断、傾斜切断、スライド切断また、角度切断と傾斜切断を組み合わせた複合切断が可能である。
次に、図4を用いて丸のこ部11ののこ刃取付け部分の詳細を説明する。のこ刃18は、ボルト25によってフランジA26とフランジB27にはさまれる形でのこ刃軸17に固定される。フランジA26はのこ刃軸17に固定又は一体に成型されており、フランジB27はボルト25をはずすことにより着脱可能である。のこ刃軸17は、のこ刃第1軸受44とのこ刃第2軸受46により回転自在に保持される。のこ刃軸17の上方には、動力を発するモーター部16(図1、2)が回転軸(図示せず)をのこ刃軸17と平行になるように設けられ、モーター部16の回転駆動力は、ベルト(図示せず)を介して中間軸プーリー48に伝達され、その回転力はピニオンギヤ47に伝達され、ピニオンギヤ47と噛合うギヤ45に伝達される。尚、ピニオンギヤ47用の軸受けの一方とのこ刃第2軸受46は、ギヤハウジングベース部材38に固定され、ピニオンギヤ47用の軸受けの他方とのこ刃第1軸受44は、ギヤハウジングカバー36に固定される。本実施態様では、組み立ての容易性からハウジングを2つの基本部品であるギヤハウジングベース部材38とギヤハウジングカバー36により構成しているが、これに限定されるものではなく、一体構成としても良いし、3つ以上の基本部品から構成するようにしても良い。ギヤハウジングベース部材38とギヤハウジングカバー36は、強度と重量の点からアルミ又は鉄系の合金であることが好ましい。
ギヤハウジングカバー36ののこ刃軸17の外周部付近には、加工材35に当接させるためのリング状のローラ28が回転可能なように取り付けられる。ローラ28はのこ刃第1軸受44を固定するためのストッパ49の外周部を大きくすることにより保持される。ローラ28は、丸のこ部11揺動の下限規制位置付近(上記ストッパ受部7aとストッパボルト13が当接した状態)で、のこ刃18を除き、丸のこ部11として加工材35に最も近く、図4のように、切断可能厚以上の加工材35がセットされた場合であっても、丸のこ部11として最初に加工材35に当接する位置に設けられるため、加工材を丸のこ部で傷つけることを防止することができる。この際、ローラ28の回転速度は、作業者が丸のこ部11を押す速度によって決まり、のこ刃18の回転速度とは非同期である。
ローラ28は、のこ刃軸17と同軸となるように設けられるため、その外周の大きさはフランジA26及びフランジ27よりも大きいことが重要であり、例えばそれらの直径よりも5mm〜10mm程度、特に5mm程度大きくすると良い。また、ローラ28を設ける位置としては、のこ刃軸17の軸方向に見て、できるだけのこ刃18に近い位置が好ましい。例えば、ギヤハウジングカバー36の、のこ刃18とギヤ45の間に設けるのが好ましい。特に、のこ刃第1軸受44とローラ28の重心が一致するように取り付けるとバランス的にも、ローラ28が加工材35に当接したときの衝撃の伝達特性的にも好ましい。
ローラ28の材質は、例えばゴム製または樹脂製とすることができる。その材質は加工材35に当たった際に加工材に傷をつけないようにするため、弾力性を有することが好ましいが、これに限定されるものではなく、使用する加工材にあわせて任意の材質を用いてもよい。ローラ28の形状は、図4では、その断面が略四角形であるが、これに限定されるものではなく、例えば、断面が半円状で、直線部が内周側で、円弧部分が外周側にくるようにしても良い。
図4において、さらに、のこ刃軸カバー29の側面に回転可能に軸支された小型のローラ28aが設けられる。その位置は、のこ刃軸カバー29の外側、すなわち、のこ刃軸カバー29から見てのこ刃軸17とは反対側である。このように構成することにより、図5のように丸のこ部11が左に傾斜した場合、丸のこ部11の揺動の下限規制位置付近で加工材35に丸のこ部11として最も近くなる。そのため、加工材35の高さによっては、丸のこ部11として最初に加工材35に当接する。
さらに、ギヤハウジングベース部材38ののこ刃第2軸受の下方には、段差部が設けられ、その段差部にローラ28bが回転可能に軸支され、図6に示すように、丸のこ部11が右に傾斜した場合、丸のこ部11揺動の下限規制位置で加工材35に丸のこ部11として最も近く、最大加工高さ以上の加工材35を切断する場合に、丸のこ部として最初に加工材35に当接する。
従って、切断可能高さ以上の加工材を切断する場合、直角切断及び傾斜切断により丸のこ部を加工させた際、ローラ28、ローラ28a、ローラ28bが最初に加工材に当たるため、丸のこ部等によって加工材に傷つけることを防止することができる。さらに、ローラをゴムや樹脂で作ることにより確実に加工材を傷つけることを防止することができる。
以上説明したように、本願発明の第1の実施形態では従来の卓上スライド切断機に加えて、ローラ28、ローラ28a、ローラ28bを追加したが、ローラの数、ローラの取り付け位置などは、本願発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、さまざまな変更が可能である。
図7、図8は本願発明の第2の実施形態を示す図である。図7においては、図4〜6に示した卓上スライド切断機と比べると、ローラ28が設けられていない。また、ローラ28b(図4〜6)に相当するローラ28cの取り付け位置が異なる。ローラ28c(図7、8)も、ローラ28b(図4〜6)と同様に、ギヤハウジングベース部材38に段差部を形成し、そこに取り付けられている。その位置は、のこ刃第2軸受46よりも下側であることは共通するが、ローラ28cの回転軸は、図4〜6ではギヤ45の内周部分に位置するが、図7、図8ではギヤ45の外周部分に位置する。その取り付け位置の違いにより、図7、図8に示す第2の実施形態では、ローラ28cをのこ刃18により近づけることができ、その結果、ローラ28を省略することができる。
以上説明したように、本発明によれば、従来の切断可能な最大加工高さ以上の加工材を切断した場合、加工材上面にキズを付けることなく、作業できる卓上スライド切断機とすることができる。
本発明の第1の実施形態の卓上スライド切断機を示す側面図。 図1の卓上スライド切断機の正面図。 図1の卓上スライド切断機の切断位置を示す側面図。 図3のローラ28と加工材35が当接した時の状況を示す部分断面図。 第1の実施形態において、左傾斜切断時にローラ28aと加工材35が当接した時の状況を示す部分断面図。 第1の実施形態において、右傾斜切断時にローラ28bと加工材35が当接した時の状況を示す部分断面図。 本発明の第2の実施形態の卓上スライド切断機を示す部分断面図。 図7の卓上スライド切断機の右傾斜切断時の部分断面図。
符号の説明
5 ホルダ
6 ガイドバー
7 丸のこ部ホルダ
11 丸のこ部
16 モーター部
17 のこ刃軸
18 のこ刃
19 ハンドル
24 丸のこ刃カバー
25 ボルト
28、28c、28b、28c ローラ
29 のこ刃軸カバー
35 加工材。

Claims (8)

  1. 丸のこ刃を回転させる丸のこ部と、加工材を載置するためのベース部を有し、
    前記ベース部の上面に対して前記丸のこ部は左右傾動可能で、前記丸のこ刃を前後摺動又は上下揺動させながら加工材を切断する卓上スライド切断機において、
    切断可能な最大加工高さ以上の加工材の切断時に、前記丸のこ部が上下揺動の下限規制位置付近に達したときに、前記丸のこ部として最初に加工材に当接する位置に、転動可能なローラを設け
    前記のこ刃軸を回転可能に保持する第1と第2の軸受が取り付けられ、
    前記ローラは、前記丸のこ刃から近いほうに位置する第1の軸受と同軸であって、軸方向にほぼ同一の位置又は前記第1の軸受と前記丸のこ刃の間の位置に設けられたリング状のローラであることを特徴とする卓上スライド切断機。
  2. 前記リング状のローラは、その断面が略四角形又は半円状であることを特徴とする請求項1に記載の卓上スライド切断機。
  3. 前記丸のこ部は、モーターと、当該モーターからの動力により前記丸のこ刃を回転させるための駆動伝達部と、該駆動伝達部が取り付けられるハウジングを有し、
    前記ハウジングに第2のローラを設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の卓上スライド切断機。
  4. 前記丸のこ部は、前記丸のこ刃を覆う覆い部を有し、
    前記第2のローラは、前記覆い部に設けられることを特徴とする請求項3に記載の卓上スライド切断機。
  5. 前記覆い部は、丸のこ刃カバーとのこ刃軸カバーを含み、前記第2のローラは前記のこ刃軸カバーに設けられることを特徴とする請求項4に記載の卓上スライド切断機。
  6. 前記第2のローラは2つ設けられ、うち一つは前記丸のこ刃から遠いほうに位置する第2の軸受の下方の前記ハウジング部分に設けられることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の卓上スライド切断機。
  7. 前記第2のローラは、前記のこ刃軸の軸方向に見て、前記第1と第2の軸受の間の位置に設けられることを特徴とする請求項に記載の卓上スライド切断機。
  8. 前記ローラの加工材に当接する面は、ゴム製または樹脂製であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の卓上スライド切断機。
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