JP5143448B2 - プラズマ・チューブ・アレイ型の表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置に関し、特に支持基板上に配置された複数の細長いガス放電管からなる表示装置に関する。
特開2003−86141号公報および特願2003−92085号公報には、外部電極からの電圧の印加によりガス放電を発生させ、内部に配置された蛍光体により発光する複数のガス放電管を並置して構成した表示装置が提案されている。
特開2003−86141号公報 特開2003−92085号公報
このような表示装置は、内部に放電ガスが封入され蛍光体層が形成されたガス放電管と、そのガス放電管に接触しかつガス放電管を支持する2つの支持体と、それら支持体のガス放電管対向面に配置され放電管に外部から電圧を印加して放電管内で放電を発生させることによって表示を行う複数の電極とで構成されている。
特開平2001−307645号公報には、ガス放電パネルが記載されている。そのガス放電パネルにおいて、前面板誘電体の構造を改善して誘電率に分布を持たせる。それによって、誘電体の等価的膜厚を放電間隙側とその逆側の間隙で異ならせることにより、誤放電を防止しつつ、高精細化を図ることができる。
特開2001−307645号公報
特開平2004−6392号公報には、プラズマディスプレイパネルが記載されている。そのプラズマディスプレイパネルにおいて、基本的にはストライプタイプの隔壁構造として、隔壁の間の各セル間の境界箇所に隔壁とは連結されない第2隔壁または突起を形成する。隔壁を格子構造とした場合は、誘電体層の所定の位置に排気用空間を確保するための溝を形成する。第2隔壁を大きな幅に形成したり互いに空間を有するよう複数個に形成することによって、排気性能を向上させることができ、一定のコントラストの向上効果を期待できる。
特開2004−6392号公報
特開平2004−39521号公報には、プラズマディスプレイパネルが記載されている。そのプラズマディスプレイパネルにおいて、放電を発生させる放電電極を形成した前面ガラス板102上に放電電極を被覆するように形成された誘電体材料層104Aを金型1によりプレス成形して誘電体材料層104Aの表面に凹部2を成形するとともに、誘電体材料層104Aを焼成して凹部2を有する誘電体層104を形成する。これにより、精度良く、高速に誘電体層104に凹部2を形成することが可能となる。エッチング等の化学的な形成方法に比べて、廃液処理等の煩雑な製造管理を必要としない。
特開2004−39521号公報
通常のプラズマ・チューブ・アレイは、プラズマ・チューブの長手方向を垂直方向として並べられ、水平方向に伸びる表示電極が前面基板に設けられる。従って垂直方向の解像度は表示電極対のライン・ピッチPvで決まり、水平方向の解像度はプラズマ発光管のガラス管幅dに基づく画素ピッチPhで決まる。一方、表示画面の水平および垂直の解像度を上げて表示品質を向上させたいという要求がある。垂直方向の解像度を上げるためには垂直ライン・ピッチPvを短かくする必要がある。
垂直ライン・ピッチPvの決定において、透明電極の放電または発光領域のスリットの垂直開口幅Lvを設定し、不要な放電が起こらない距離で隣接行間の非放電または非発光領域の表示電極間隔(逆スリット幅)Lbを設定する必要がある。垂直ライン・ピッチPvを小さくするために、垂直開口幅Lvを小さくすると開口面積比が下がり、発光輝度が低下する。一方、非放電領域の表示電極間隔Lbを狭くすると、非放電領域の電極間の放電電圧閾値が下がり、誤放電を起こす可能性があり、駆動安定性が低下する。
上述の特開2001−307645号公報では、PDPの前面支持基板の誘電体層の誘電率を非放電領域の表示電極間隔Lbにおいて低くする。しかし、2種類の異なった誘電体材料即ちガラス材料を用いると製造コストが高くなる。誘電率の低いガラス材料としては例えばビスマス系のガラスなどがあるが、比誘電率は7程度なので、誘電体ガラス材料との差がさほど大きくなく、コスト効率が高くない。
発明者たちは、表示電極をプラズマ・チューブ・アレイに貼り合わせる際にチューブと接着層の隙間に空気泡が入ると放電電圧が大きく上昇するという現象を発見した。発明者たちは、隣接行間にある非放電領域の電極間の所定幅の接着層の少なくとも一部を除去することによってその間に空隙を形成し、それによって非放電領域の電極間の放電電圧の閾値を上昇させることができる、と認識した。
本発明の目的は、表示装置におけるガス放電管またはプラズマ・チューブの方向の隣接行間の非放電領域または逆スリット部の幅を小さくすることである。
本発明の目的は、表示装置におけるガス放電管またはプラズマ・チューブの方向の解像度を高くすることである。
本発明の特徴によれば、プラズマ・チューブ・アレイ型の表示装置は、内部に長手方向に蛍光体層が形成されると共に放電ガスが封入された細長い放電管を複数本並置し、その複数本の放電管の前面側にその信号電極と交差する方向に延びる複数の表示電極対を支持した前面側支持基板を粘着層で接着してなる。その接着層はその表示電極対間の非放電領域対応部を除いて設けられ、その前面側支持基板は、隣接するその表示電極対間非放電領域対応部に空隙を有してその複数本の放電管の前面側に接着されている。
本発明によれば、表示装置におけるガス放電管またはプラズマ・チューブの方向の隣接行間の非放電領域または逆スリット部の幅を小さくすることができ、表示装置におけるガス放電管またはプラズマ・チューブの方向の解像度を高くすることができる。
本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。図面において、同様の構成要素には同じ参照番号が付されている。
図1は、通常のカラー表示装置用のプラズマ・チューブまたはガス放電管11R、11Gおよび11Bのアレイのユニット300の概略的な部分的構造を例示している。図1において、プラズマ・チューブ・アレイ(PTA)のユニット300は、互いに平行に配置された透明な細長いカラー・プラズマ・チューブ11R、11Gおよび11Bのアレイ、透明な前面側の支持シートまたは薄い基板からなる前面側支持基板31、透明なまたは不透明な背面側の支持シートまたは薄い基板からなる背面側支持基板32、複数の表示電極対または主電極対2、および複数の信号電極またはアドレス電極3を含んでいる。図1において、Xは表示電極2のうちの維持電極またはX電極を示し、Yは表示電極2のうちの走査電極またはY電極を示している。R、GおよびBは蛍光体の発光色である赤、緑および青を示している。支持基板31および32は、例えば可撓性のPETフィルム、ガラス等で作られている。
細長いプラズマ・チューブ11R、11Gおよび11Bの細管20は、例えばホウケイ酸ガラス、パイレックス(登録商標)、ソーダガラス、石英ガラスまたはゼロデュアのような透明な絶縁体で作製され、典型的には、管径が2mm以下であり、例えば、管の断面の幅約1mmおよび高さは幅よりも少し小さい扁平型であり、長さが300mm以上であり、管壁の厚さ約0.1mmの寸法を有する。
プラズマ・チューブ11R、11Gおよび11Bは、その内部の背面側に赤、緑、青(R、G、B)の蛍光体層4がそれぞれ形成され、その内部に放電ガスが導入されて、両端が封止されている。プラズマ・チューブ11R、11Gおよび11Bの内面にはMgOからなる電子放出膜5が形成されている。蛍光体層R、G、Bは、典型的には、約10μm〜約50μmの範囲の厚さを有する。蛍光体層R、G、Bは、沈降法などの当該分野で公知の方法にて形成する。
電子放出膜5は、放電ガスの荷電粒子との衝突により電子を発生する。蛍光体層4は、表示電極対2に電圧を印加することにより励起された管内に封入された放電ガスが脱励起することによって発生する真空紫外光によって励起され、可視光を発生する。
図2Aは、透明な複数の表示電極対2が形成された前面側支持基板31を示している。図2Bは、複数の信号電極3が形成された背面側支持基板32を示している。
信号電極3は、背面側支持基板32の前面すなわち内面上に形成され、プラズマ・チューブ11R、11Gおよび11Bの長手方向に沿って設けられている。隣接する信号電極3間のピッチは、プラズマ・チューブ11R、11Gおよび11Bの各々の幅とほぼ同じであり、例えば1mmである。複数の表示電極対2は、周知の形態で前面側支持基板31の背面すなわち内面上に形成され、信号電極3と直角に交差する方向に配置されている。表示電極2の幅は例えば0.75mmであり、各1対の表示電極2の端縁間の距離は例えば0.4mmである。表示電極対2と隣の表示電極対2の間には、非放電領域となる距離または非放電ギャップが確保され、その距離は例えば1.1mmである。
信号電極3と表示電極対2は、PTAユニット300の組み立て時にプラズマ・チューブ11R、11Gおよび11Bの下側の外周面部分と上側の外周面部分にそれぞれ密着するように接触させる。その密着性を良くするために、それぞれの電極とプラズマ・チューブ面との間に接着剤を介在させて接着してもよい。
このPTAユニット300を正面から平面的にみた場合、信号電極3と表示電極対2との交差部が単位発光領域となる。表示は、表示電極対2のいずれか1本を走査電極Yとして用い、その走査電極Yと信号電極3との交差部で選択放電を発生させて発光領域を選択し、その放電により当該領域の管内面に形成された壁電荷を利用して、表示電極対2で表示放電を発生させ、蛍光体層を発光させることによって行う。選択放電は、垂直方向に対向する走査Y電極と信号電極3との間のプラズマ・チューブ11R、11Gおよび11B内で発生される対向放電である。表示放電は、平面上に平行に配置された1対の表示電極間のプラズマ・チューブ11R、11Gおよび11B内で発生される面放電である。
表示電極対2と信号電極3は、電圧を印加することによって管内部の放電ガスに放電を発生させることが可能である。図1では、プラズマ・チューブ11R、11Gおよび11Bの電極構造は、1つの発光部位に3つの電極が配置された構成であり、表示電極対2によって表示放電が発生される構造であるが、これに限定されるものではなく、表示電極2と信号電極3の間で表示放電が発生される構造であってもよい。即ち、表示電極対2を1本とし、この表示電極2を走査電極として用いて信号電極3との間に選択放電と表示放電(対向放電)を発生させる形式の電極構造であってもよい。
図3は、PTAユニット300のプラズマ・チューブ・アレイ11の管の長手方向に垂直な断面の構造を示している。PTAユニット300において、プラズマ・チューブ11R、11Gおよび11Bは、その内面に蛍光体層4R、4Gおよび4Bが形成されており、断面幅1.0mm、断面高さ0.7mm、管壁の厚さ0.1mm、および長さ1m〜3mの細管からなる。一実施例として、赤の蛍光体4Rはイットリア系((Y.Ga)BO:Eu)の材料を含み、緑の蛍光体4Gはジンクシリケート系(ZnSiO:Mn)の材料を含み、青の蛍光体4BはBAM系(BaMgAl1017:Eu)の材料を含む。
図3において、プラズマ・チューブ11R、11Gおよび11Bの底面には、粘着剤層34を介して背面側支持基板32が接着されている。プラズマ・チューブ11R、11Gおよび11Bの底面に、および背面側支持基板32の上面に信号電極3R、3Gおよび3Bが配置されている。また、信号電極3R、3Gおよび3Bは、プラズマ・チューブ11R、11Gおよび11Bの底面に直接形成することもある。
図4は、通常の表示装置10のX電極ドライバ装置500、Y電極ドライバ装置700およびアドレス電極ドライバ回路46の電気的接続を示している。表示装置10において、プラズマ・チューブ・アレイ11のn対の表示電極2(X1,Y1)、...、(Xj,Yj)、...(Xn,Yn)は、前面側支持基板31の複数に分割された右側端部53からフレキシブル・ケーブル52を介してX電極ドライバ装置500のX電極用の維持電圧パルス回路50に接続され、前面側支持基板31の複数に分割された左側端部71からY電極ドライバ装置700の走査パルス回路70に接続される。Y電極ドライバ装置700のY電極用の維持電圧パルス回路60は、フレキシブル・ケーブルを介して走査パルス回路(SCN)70に接続される。プラズマ・チューブ・アレイ11のm本の信号電極3A1、...、Ai、...Amは、複数に分割された下側端部からアドレス・ドライバ回路46に接続される。X電極ドライバ装置5はさらにリセット回路51を含んでいる。Y電極ドライバ装置700はさらにリセット回路61を含んでいる。ドライバ制御回路42が、X電極ドライバ装置500、Y電極ドライバ装置700、およびアドレス・ドライバ回路46に接続される。
次に、一般的なプラズマ・チューブ・アレイ型のAC型ガス放電表示装置の駆動法の一例について説明する。1つのピクチャ(映像)は典型的には1フレーム期間で構成されており、インターレース型走査では1フレームが2つのフィールドで構成され、プログレッシブ型走査では1フレームが1つのフィールドで構成されている。また、通常のテレビジョン方式による動画表示のためには1秒間に30または60フレームの表示が必要である。そこでこの種のガス放電表示装置10による表示では、2値の発光制御によって階調を持ったカラー再現を行うために、典型的にはそのような1フィールドFをq個のサブフィールドSFの集合に置き換える。しばしば、これらサブフィールドSFに順に2,2,2,...2q−1等の異なる重みを付けて各サブフィールドSFの表示放電の回数を設定する。サブフィールド単位の発光/非発光の組合せでR,GおよびBの各色毎にN(=1+2+2+...+2q−1 )段階の輝度設定を行うことができる。このようなフィールド構成に合わせてフィールド転送周期であるフィールド期間Tfをq個のサブフィールド期間Tsfに分割し、各サブフィールドSFに1つのサブフィールド期間Tsfを割り当てる。さらに、サブフィールド期間Tsfを、初期化のためのリセット期間TR、アドレッシングのためのアドレス期間TA、および維持放電による発光のための表示期間TSに分ける。典型的には、リセット期間TRおよびアドレス期間TAの長さが重みに係わらず一定であるのに対し、表示期間TSにおけるパルス数は重みが大きいほど多く、表示期間TSの長さは重みが大きいほど長い。この場合、サブフィールド期間Tsfの長さも、該当するサブフィールドSFの重みが大きいほど長い。
図5は、通常の表示装置10における、X電極ドライバ回路基板500、Y電極ドライバ回路700およびアドレス・ドライバ回路42の出力駆動電圧波形の概略的な駆動シーケンスを例示している。なお、図示の波形は一例であり、振幅、極性およびタイミングを様々に変更することができる。
リセット期間TR、アドレス期間TAおよびサステイン期間TSの順序は、q個のサブフィールドSFにおいて同じであり、駆動シーケンスはサブフィールドSF毎に繰り返される。各サブフィールドSFのリセット期間TRにおいては、全ての表示電極Xに対して負極性のパルスPrx1と正極性のパルスPrx2とを順に印加し、全ての表示電極Yに対して正極性のパルスPry1と負極性のパルスPry2とを順に印加する。パルスPrx1,Pry1およびPry2は微小放電が生じる変化率で振幅が漸増するランプ波形または鈍波パルスである。最初に印加されるパルスPrx1およびPry1は、前サブフィールドSFにおける発光/非発光に係わらず全ての放電セルにいったん同一極性の適度の壁電荷を生じさせるために印加される。引き続き適度の壁電荷が存在する放電セルにパルスPrx2およびPry2を印加することにより、この壁電荷を維持パルスでは再放電しないレベル(消去状態)まで減少させるように調整する。セルに加わる駆動電圧は、表示電極XおよびYに印加されるパルスの振幅の差を表す合成電圧である。
アドレス期間TAにおいては、発光させる放電セルのみに放電維持に必要な壁電荷を形成する。全ての表示電極Xおよび全ての表示電極Yを所定電位にバイアスした状態で、行選択期間(1行分のスキャン時間)毎に選択行に対応した表示電極Yに負極性のスキャン・パルス−Vyを印加する。この行選択と同時にアドレス放電を生じさせるべき選択セルに対応したアドレス電極Aのみにアドレス・パルスVaを印加する。つまり、選択行jのm列分のサブフィールドデータDsfに基づいてアドレス電極A〜Aの電位を走査ライン毎に2値制御する。これによって、選択セルでは表示電極Yとアドレス電極Aとの間で放電管内にアドレス放電が生じる。そのアドレス放電によって書き込まれた表示データが放電管のセル内壁に壁電荷の形で記憶され、その後のサステイン・パルスの印加により表示電極X−Y間の面放電が生じる。
サステイン期間TSにおいては、最初に先のアドレス放電で生じた壁電荷と加算されて維持放電を発生する極性(図の例では正極性)のサステイン・パルスPsを印加する。その後、表示電極Xと表示電極Yとに対して交互にサステイン・パルスPsを印加する。サステイン・パルスPsの振幅は維持電圧Vsである。サステイン・パルスPsの印加によって、所定の壁電荷が残存する放電セルにおいて面放電が生じる。サステイン・パルスPsの印加回数は、上述したようにサブフィールドSFの重みに対応する。なお、サステイン期間TS全体にわたって不要な対向放電を防止するために、アドレス電極Aをサステイン・パルスPsと同極性の電圧Vasにバイアスしてもよい。
図6Aおよび6Bは、通常のPTAユニット302の一部分の表示面に垂直な管長手方向の断面図と、表示面側から見た垂直および水平方向のその各寸法とを示している。
図3および図6Aおよび6Bを参照すると、PTAユニット302は、管幅d(例えば、1.0mm)、管壁厚さTt(例えば0.08mm)、管水平開口幅Lh(例えば、0.9mm)、水平非発光幅d−Lh(例えば、0.1mm)を有する。隣接する行相互間の非放電領域26における表示電極間隔または表示電極間隔Lb’は通常0.9〜1.0mmである。PTAユニット302は、さらに、外部光の反射を防止するためのブラック・ストライプが形成された非放電領域26、低い抵抗のバス電極22と23の間の透明電極または光透過電極24および25を含む放電領域の垂直開口幅Lv(例えば、2.0〜2.1mm)、放電領域における透明電極24および25間の垂直スリット間隔(例えば、0.4mm)、垂直ライン・ピッチPv(例えば、3.0mm)、水平ピクセル・ピッチPh(例えば、3.0mm)を有する。透明電極24および25の上に電気的に接続するように形成されたバス電極22と23の各々は、例えば厚さ5〜10μmおよび幅50μmの寸法を有する。透明電極24および25は、典型的には90%以上の透過率を有するITO(インジウム合金)からなり、例えば98%の透過率を有する。図において、破線で囲まれた部分は1つのピクセルの配置を示している。
通常、垂直解像度を高くするためには垂直ライン・ピッチPvを小さくする必要があり、そのためには非表示領域26において不要な放電が起こらない程度に前面側支持基板31上の表示電極2の放電領域のスリット間隔Lvおよび非放電領域の表示電極間隔Lb’を小さくすればよい。一方、水平解像度を高くするためには水平ピクセル・ピッチPhを小さくする必要があり、そのためにはガラス管の幅dまたは外径を小さくすればよい。水平開口幅Lhは、プラズマ・チューブ11の肉厚を除いた蛍光体の幅で決まる。しかし、垂直方向の表示電極間隔Lb’を大きくすると、垂直開口率(Lv/Pv)が下がり、輝度が低下する。
図7Aおよび7Bは、本発明の実施形態による、プラズマ・チューブ・アレイ(PTA)ユニット304の一部分の表示面に垂直な管長手方向の断面図と、表示面側から見た垂直および水平方向のその各寸法とをそれぞれ示している。
PTAユニット304において、前面支持基板31の背面上の各行の各1対の表示電極2の間には、プラズマ・チューブ11の表示側の面に接着するための粘着剤層212の部分が配置されている。粘着剤層212は、所要の誘電率(例えば、比誘電率μ=5〜10)を有する。粘着剤層212は、時間の経過に従って硬化するもの、または紫外線または熱によって硬化するものが用いられる。粘着剤層212は、硬化後においても幾分かの柔軟性を有する材質であることが好ましい。粘着剤層212の粘着材料は、典型的には基材に軟化剤および粘着付与剤を混合したものである。基材には、例えばアクリル樹脂、シリコン系樹脂またはウレタン樹脂、等が用いられる。軟化剤として、液状ポリブテン、液状ポリイソブチレン、または液状ポリアクリル酸エステル、等が用いられる。粘着付与剤として、ロジンまたはポリテルペン樹脂、等が用いられる。粘着剤層212の層の比誘電率は主に基材によって決まる。同じ組成でも、樹脂の粒子サイズ等の条件によって、比誘電率も幾分か異なるが、概ねの値として、例えば、アクリル樹脂の比誘電率はおよそ3〜4であり、シリコン樹脂の比誘電率はおよそ4〜5であり、ウレタン樹脂の比誘電率はおよそ5〜6である。
隣接する行(j、j+1)相互間の表示電極2は、非放電領域26において表示電極間隔Lbの空隙を有しており、粘着剤層212が存在せず、非放電領域26における表示電極間隔Lbは通常のもの(Lb’)より小さい。その空隙において、比誘電率は約1となる。前面側支持基板31上の表示電極2の非放電領域の表示電極間隔Lbは、不要な放電が起こらない程度に小さく、例えば0.4〜0.5mmである。このように、非放電領域26において、粘着剤層212をなくすことによって、表示電極間隔Lbを小さくすることができる。それによって、垂直方向の表示電極対のライン・ピッチPvを小さくすることができ、それによって垂直方向の解像度を上げることができる。PTAユニット304のその他の構成は、図6Aおよび6BのPTAユニット302と同様である。
非放電領域26における粘着剤層212のない空間または部分は、前面支持基板の背面上の粘着剤層212を、例えばパターンニングまたはマスク洗浄によって除去することによって形成しても、ローラ等で押圧して窪ませることによって形成してもよい。
図8Aおよび8Bは、本発明の別の実施形態による、プラズマ・チューブ・アレイ(PTA)ユニット306の一部分の表示面に垂直な管長手方向の断面図と、表示面側から見た垂直および水平方向のその各寸法とをそれぞれ示している。
PTAユニット306において、隣接する行相互間の表示電極2は、非放電領域26において表示電極間隔Lbの空隙を有し、粘着剤層212が存在しない。各行jにおいて、粘着剤層212の外側端縁はバス電極22および23の外側端縁より内側に位置し、バス電極22および23の背面の外側端縁付近には粘着剤層212が存在しない。即ち、各行jにおける垂直方向の粘着剤層212の幅Ladは各行jの1対の表示電極2の幅Lpより小さい。前面側支持基板31上の表示電極2の非放電領域の表示電極間隔Lbは、不要な放電が起こらない程度に小さい。それによって、隣接する行相互間の表示電極2の間に形成される電界がより弱くなり、誤放電の可能性が低くなる。PTAユニット306のその他の構成は、図7Aおよび7BのPTAユニット304と同様である。
図9Aおよび9Bは、本発明の別の実施形態による、プラズマ・チューブ・アレイ(PTA)ユニット308の一部分の表示面に垂直な管長手方向の断面図と、表示面側から見た垂直および水平方向のその各寸法とをそれぞれ示している。
PTAユニット308は、表示電極2の透明電極24および25の代わりに、銅製のメッシュ状電極24’および25’を有する。メッシュ状電極24’および25’は、50μの細線間隔で配置された10〜12μmの太さの多数の細い銅線からなる。この構成によれば、パターンを形成することによって、前面支持基板31の背面上に銅製のバス電極22および23と銅製のメッシュ状電極24’および25’とを同時に形成することができる。メッシュ状電極24’および25’の光透過率は例えば約80%である。PTAユニット306のその他の構成は、図8Aおよび8BのPTAユニット306と同様である。
図10Aおよび10Bは、本発明のさらに別の実施形態による、L字状の断面を有するバス電極22aおよび23aを有する前面支持基板31の背面をプラズマ・チューブ・アレイ11に接着することによって、プラズマ・チューブ・アレイ(PTA)ユニット310を組み立てる方法を示している。
図10Aを参照すると、まず、前面支持基板31の背面または内面に透明電極24および25と、L字状の断面を有するバス電極22aおよび23aとを形成し、バス電極22aと23aの内側端縁の間の透明電極24および25上にスクリーン印刷法で粘着剤層212のパターンを形成する。粘着剤層212は中央位置が幾分盛り上がる。
次いで、バス電極22aおよび23aおよび粘着剤層212を有する前面支持基板31の背面を、プラズマ・チューブ・アレイ11の表示側の面上に押しつけることによって、図10Bに示されているように前面支持基板31をプラズマ・チューブ・アレイ11に接着することができる。その際、L字状バス電極22aおよび23aの内側の下への突出する堤防部分によって粘着剤層212が左右外側にはみ出るのが防止される。
図11Aおよび11Bは、本発明のさらに別の実施形態による、L字状の断面を有するバス電極22bおよび23bを有する前面支持基板31の背面をプラズマ・チューブ・アレイ11に接着することによって、プラズマ・チューブ・アレイ(PTA)ユニット312を組み立てる方法を示している。
図11Aを参照すると、まず、前面支持基板31の背面または内面に透明電極24および25と、L字状の断面を有するバス電極22bおよび23bとを形成し、バス電極22bと23bの外側端縁の間の透明電極24および25およびバス電極22bおよび23b上にスクリーン印刷法で粘着剤層212のパターンを形成する。粘着剤層212は中央位置が幾分盛り上がる。
次いで、バス電極22bおよび23bおよび粘着剤層212を有する前面支持基板31の背面を、プラズマ・チューブ・アレイ11の表示側の面上に押しつけることによって、図11Bに示されているように前面支持基板31をプラズマ・チューブ・アレイ11に接着することができる。その際、L字状バス電極22bおよび23bの外側の下への突出する堤防部分によって粘着剤層212が左右外側にはみ出るのが防止される。
図12Aおよび12Bは、本発明のさらに別の実施形態による、T字状の断面を有するバス電極22cおよび23cを有する前面支持基板31の背面をプラズマ・チューブ・アレイ11に接着することによって、プラズマ・チューブ・アレイ(PTA)ユニット314を組み立てる方法を示している。
図12Aを参照すると、まず、前面支持基板31の背面または内面に透明電極24および25と、T字状の断面を有するバス電極22cおよび23cとを形成し、バス電極22cと23cの中央の突条部の間の透明電極24および25およびバス電極22cおよび23c上にスクリーン印刷法で粘着剤層212の層のパターンを形成する。粘着剤層212は中央位置が幾分盛り上がる。
次いで、バス電極22cよび23cおよび粘着剤層212を有する前面支持基板31の背面を、プラズマ・チューブ・アレイ11の表示側の面上に押しつけることによって、図12Bに示されているように前面支持基板31をプラズマ・チューブ・アレイ11に接着することができる。その際、T字状バス電極の中央の下への突出する堤防部分によって粘着剤層212が左右外側にはみ出るのが防止される。
図13Aおよび13Bは、本発明のさらに別の実施形態による、三角形または楔状の断面を有するバス電極22dおよび23dを有する前面支持基板31の背面をプラズマ・チューブ・アレイ11に接着することによって、プラズマ・チューブ・アレイ(PTA)ユニット316を組み立てる方法を示している。
図13Aを参照すると、まず、前面支持基板31の背面または内面に透明電極24および25と、三角形状の断面を有するバス電極22dおよび23dとを形成し、バス電極22dと23dの中央の突条部の間の透明電極24および25およびバス電極22dおよび23d上にスクリーン印刷法で粘着剤層212の層のパターンを形成する。粘着剤層212は中央位置が幾分盛り上がる。
次いで、バス電極22dよび23dおよび粘着剤層212を有する前面支持基板31の背面を、プラズマ・チューブ・アレイ11の表示側の面上に押しつけることによって、図13Bに示されているように前面支持基板31をプラズマ・チューブ・アレイ11に接着することができる。その際、三角形状バス電極22dよび23dの中央の下へ突出する部分によって粘着剤層212が左右外側にはみ出るのが防止される。このようにバス電極幅の中央付近以内に粘着層領域が確実に収まるようにすることによって、垂直開口幅Lvから透過してくる発光量に影響を与えることなく、非放電領域の表示電極対間の放電閾値ばらつきを減らし、誤放電を起こさないための非放電領域間隔Lbをより狭くすることができる。
図10A〜13Bにおいて、透明電極24および25の代わりに図9Aおよび9Bのメッシュ状電極24’および25’が用いられてもよい。
上述の実施形態では、前面支持基板31とプラズマ・チューブ11の間の非放電領域26に粘着剤層212が全く存在しない部分を形成したが、前面支持基板31の背面において、非放電領域26における粘着剤層212の厚さを、1対の表示電極2の間の放電領域における粘着剤層212の厚さより薄く形成するようにしてもよい。さらに、隣接する2対の表示電極2の間の粘着剤層212が形成されていない部分に、粘着剤層212の安定化のために粘着剤層212の誘電率より低い誘電率の材料、例えば窒素ガスを充填してもよい。
以上説明した実施形態は典型例として挙げたに過ぎず、その各実施形態の構成要素を組み合わせること、その変形およびバリエーションは当業者にとって明らかであり、当業者であれば本発明の原理および請求の範囲に記載した発明の範囲を逸脱することなく上述の実施形態の種々の変形を行えることは明らかである。
以上の実施例を含む実施形態に関して、さらに以下の付記を開示する。
(付記1) 内部に、長手方向に蛍光体層が形成されると共に放電ガスが封入され、長手方向に複数の発光点をそれぞれ有する複数のガス放電管が並置され、前記複数のガス放電管の表示面側に配置された前面支持基板に複数対の表示電極が形成され、前記複数のガス放電管の背面側に複数の信号電極が配置された表示装置であって、
前記前面支持基板は、粘着層によって前記複数のガス放電管に接着されており、
前記前面支持基板の背面において、前記表示電極対間の非放電領域に粘着層が形成されていない部分があることを特徴とする、表示装置。
(付記2) 前記前面支持基板の背面において、前記表示電極対間の前記非放電領域に粘着層が形成されていないことを特徴とする、付記1に記載の表示装置。
(付記3) 前記前面支持基板における前記表示電極対の前記長手方向の幅は、前記表示電極対に形成された前記粘着層の前記長手方向の幅より小さいことを特徴とする、付記1に記載の表示装置。
(付記4) 前記表示電極対は、1対の光透過性電極と、それぞれ対応して前記1対の光透過性電極の外側端縁に沿って配置された1対のバス電極とからなり、
前記粘着層は、前記前面支持基板における前記1対のバス電極の外側端縁の内側に形成されていることを特徴とする、付記1に記載の表示装置。
(付記5) 前記1対のバス電極の各々は、前記長手方向に沿って配置され前記前面支持基板における背面方向に突出する突条部分を有し、
前記粘着層は、前記前面支持基板における前記1対のバス電極の前記突条部分の内側に形成されていることを特徴とする、付記4に記載の表示装置。
(付記6) 前記1対の光透過性電極が透明電極であることを特徴とする、付記4に記載
の表示装置。
(付記7) 前記1対の光透過性電極は金属メッシュ状電極であることを特徴とする、付記4に記載の表示装置。
(付記8) 前記1対のバス電極の各々は、L字状、T字状または三角形の断面を有するものであることを特徴とする、付記7に記載の表示装置。
(付記9) 前面支持基板の前記背面において、前記複数対の表示電極の隣接する各2対の表示電極の間の非放電領域における前記粘着層は、前記各1対の表示電極の間の放電領域における前記粘着層の厚さより薄いことを特徴とする、付記1に記載の表示装置。
(付記10) 前記隣接する各2対の表示電極の間の非放電領域における前記粘着層が形成されていない部分には、前記粘着層の誘電率より低い誘電率の材料が充填されているものであることを特徴とする、付記1に記載の表示装置。
図1は、通常のカラー表示装置用のプラズマ・チューブまたはガス放電管のアレイのユニットの概略的な部分的構造を例示している。 図2Aは、透明な複数の表示電極対が形成された前面側支持基板を示している。図2Bは、複数の信号電極が形成された背面側支持基板を示している。 図3は、PTAユニットのプラズマ・チューブ・アレイの管の長手方向に垂直な断面の構造を示している。 図4は、通常の表示装置のX電極ドライバ装置、Y電極ドライバ装置およびアドレス電極ドライバ回路の電気的接続を示している。 図5は、通常の表示装置における、X電極ドライバ回路基板、Y電極ドライバ回路およびアドレス・ドライバ回路の出力駆動電圧波形の概略的な駆動シーケンスを例示している。 図6Aおよび6Bは、通常のプラズマ・チューブ・アレイ・ユニットの一部分の表示面に垂直な管長手方向の断面図と、表示面側から見た垂直および水平方向のその各寸法とを示している。 図7Aおよび7Bは、本発明の実施形態による、プラズマ・チューブ・アレイ・ユニットの一部分の表示面に垂直な管長手方向の断面図と、表示面側から見た垂直および水平方向のその各寸法とをそれぞれ示している。 図8Aおよび8Bは、本発明の別の実施形態による、プラズマ・チューブ・アレイ・ユニットの一部分の表示面に垂直な管長手方向の断面図と、表示面側から見た垂直および水平方向のその各寸法とをそれぞれ示している。 図9Aおよび9Bは、本発明の別の実施形態による、プラズマ・チューブ・アレイ・ユニットの一部分の表示面に垂直な管長手方向の断面図と、表示面側から見た垂直および水平方向のその各寸法とをそれぞれ示している。 図10Aおよび10Bは、本発明のさらに別の実施形態による、L字状の断面を有するバス電極を有する前面支持基板の背面をプラズマ・チューブ・アレイに接着することによって、プラズマ・チューブ・アレイ・ユニットを組み立てる方法を示している。 図11Aおよび11Bは、本発明のさらに別の実施形態による、L字状の断面を有するバス電極を有する前面支持基板の背面をプラズマ・チューブ・アレイに接着することによって、プラズマ・チューブ・アレイ・ユニットを組み立てる方法を示している。 図12Aおよび12Bは、本発明のさらに別の実施形態による、T字状の断面を有するバス電極を有する前面支持基板の背面をプラズマ・チューブ・アレイに接着することによって、プラズマ・チューブ・アレイ・ユニットを組み立てる方法を示している。 図13Aおよび13Bは、本発明のさらに別の実施形態による、三角形または楔状の断面を有するバス電極を有する前面支持基板の背面をプラズマ・チューブ・アレイに接着することによって、プラズマ・チューブ・アレイ・ユニットを組み立てる方法を示している。
符号の説明
304 プラズマ・チューブ・アレイ・ユニット
11 プラズマ・チューブ
31 前面支持基板
32 背面支持基板
2 表示電極
22、23 光透過電極
24、25 バス電極
3 信号電極
Lb 非放電領域の表示電極間隔(逆スリット幅)

Claims (4)

  1. 内部に長手方向に蛍光体層が形成されると共に放電ガスが封入された細長いガス放電管を複数本並置し、前記複数本のガス放電管の背面側に各ガス放電管の長手方向に沿った信号電極を配置し、前記複数本のガス放電管の前面側に前記信号電極と交差する方向に延びる複数の表示電極対を支持する前面側支持基板を粘着層で接着してなるプラズマ・チューブ・アレイ型の表示装置であって、
    前記粘着層は前記表示電極対間の非放電領域対応部を除いて設けられ、前記前面側支持基板は、隣接する前記表示電極対間非放電領域対応部に空隙を有して前記複数本のガス放電管の前面側に接着されているものであることを特徴とする、表示装置。
  2. 並置された複数本のプラズマ・チューブの前面側に配置される可撓性前面シートの内側面上に、所定の逆スリット幅を隔てて複数の放電スリット部を構成するよう平行に配列された金属メッシュ・パターンの表示電極対を支持してなるプラズマ・チューブ・アレイ型の表示装置であって、
    前記可撓性前面シートが、前記放電スリット部と前記金属メッシュ・パターンの表示電極対の上に、隣接する前記表示電極対間の逆スリット部を除いて設けられた粘着層により、前記表示電極対間逆スリット部に空隙を有して前記複数本のプラズマ・チューブの前面側に接着されていることを特徴とする、プラズマ・チューブ・アレイ型の表示装置。
  3. 前記放電スリット部と前記金属メッシュ・パターンの表示電極対の上に形成された粘着層の誘電率が、前記逆スリット部の空隙に介在する空気の誘電率よりも大きいことを特徴とする、請求項2に記載のプラズマ・チューブ・アレイ型の表示装置。
  4. 前記放電スリット部と前記金属メッシュ・パターンの表示電極対の上に、隣接する表示電極対間の逆スリット部を除いて形成された前記粘着層の外側端縁が、前記金属メッシュ・パターンの表示電極対の側端縁より内側に位置することを特徴とする、請求項2に記載のプラズマ・チューブ・アレイ型の表示装置。
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