JP5138256B2 - フットレスト - Google Patents

フットレスト Download PDF

Info

Publication number
JP5138256B2
JP5138256B2 JP2007084066A JP2007084066A JP5138256B2 JP 5138256 B2 JP5138256 B2 JP 5138256B2 JP 2007084066 A JP2007084066 A JP 2007084066A JP 2007084066 A JP2007084066 A JP 2007084066A JP 5138256 B2 JP5138256 B2 JP 5138256B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
footrest
front seat
support
tread plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007084066A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008239013A (ja
Inventor
慎一郎 増田
幸司 浅野
英治 水谷
史朗 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Boshoku Corp
Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Boshoku Corp
Toyota Auto Body Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Boshoku Corp, Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Toyota Boshoku Corp
Priority to JP2007084066A priority Critical patent/JP5138256B2/ja
Publication of JP2008239013A publication Critical patent/JP2008239013A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5138256B2 publication Critical patent/JP5138256B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Passenger Equipment (AREA)

Description

本発明は、フットレストに関する。詳しくは、前席シートの背部に配設されて後席シートの着座者の足置きとして使用されるフットレストに関する。
従来、車両に複数列のシートが配設されているものにおいて、その前席となるシートの背下部に、後席シートに着座した乗員が足置きとして使用できるようにするためのフットレストが設けられているものがある。ここで、下記特許文献1には、足置きとなる踏み板を前席シートに対して格納可能に配設した技術が開示されている。
この開示では、踏み板の前端部が前席シートのシートバックの骨格フレームにヒンジ連結されている。これにより、踏み板が、足置きとして使用可能な展開位置と、シートバックの背面側に畳み込まれた格納位置と、の間で起倒回動させられるようになっている。
ここで、踏み板は、シートバックの背面側に畳み込まれた格納位置の状態では、シートバック側の部材と係止した状態として保持されるようになっている。そして、踏み板は、この係止状態を外す操作を行うことにより、後席シートの着座者が足置きとして使用可能な位置までフロア面に向けて倒伏展開するようになっている。
特開平11−59252号公報
しかし、上記開示の従来技術では、フットレストが展開位置にあるとフットレストを使用しないときに足が当たって邪魔となるため、これを格納位置に格納するための操作が必要となる。そして、フットレストを使用する際には、これを再度格納位置から引き出すために係止状態を解除するための操作が必要となる。したがって、乗車中にフットレストの使用・不使用が繰り返される毎に、このような格納展開操作を何度も行わなければならないため、操作が面倒である。
本発明は、上記した問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、フットレストの不使用時にはこれを足部の妨げとならない位置に移動させられるようにし、かつ、フットレストを再度使用する際にはこれを使用する位置にもっていくための操作に手間がかからないようにすることにある。
上記課題を解決するために、本発明のフットレストは次の手段をとる。
先ず、第1の発明は、前席シートの背部に配設されて後席シートの着座者の足置きとして使用されるフットレストであり、踏み板と支持体とを有する。踏み板は、後席シートの着座者の足部を載置可能な構成となっている。支持体は、踏み板を前席シートの骨格フレームに対して起倒回動可能に支持する構成となっている。踏み板は、支持体の前席シートに対する連結構造により、着座者の足置きとして使用可能な展開位置と前席シートのシートバックの背面部に畳み込まれた格納位置との間で起倒回動可能に支持されている。そして、踏み板は、前席シートとの間に設けられた係脱構造によって、踏み板を格納位置に係止させておくことができるようになっている。支持体と前席シートとの間には、支持体を展開位置から格納位置に向けて起こし上げる回動方向に附勢する附勢部材が設けられている。踏み板は、係脱構造による格納位置での係止状態が外された自由状態時では、附勢部材の附勢力によって少なくとも支持体の起倒回動の中心部よりも高い中間位置まで起こし上げられた状態として保持されるようになっている。
ここで、「踏み板が少なくとも支持体の起倒回動の中心部よりも高い中間位置にある状態」とは、踏み板が着座者の足部に当たるなどして前席シートの前方向に押圧力を受けた際に、踏み板が起こし上げの回動方向に退避移動するようになっている状態を意図している。
この第1の発明によれば、踏み板は、足置きとしての不使用時には、これを起こし上げて前席シートのシートバックの背面部に畳み込んでおくことにより、係脱構造によってこの格納位置の姿勢状態に保持しておくことができる。そして、踏み板は、足置きとして使用する際には、格納位置での係止状態を外す操作を行うことにより、足置きとして使用可能な展開位置に向けて倒伏されていく。このとき、踏み板は、自由状態時では、附勢部材の附勢力によって、展開位置よりも起こし上げられた中間位置の状態に保持される。この踏み板が中間位置にある状態では、踏み板が支持体の起倒回動の中心部よりも高い位置状態となっているため、踏み板は、着座者の足部に当たるなどして前席シートの前方向に押圧力を受けても、起こし上げの回動方向に退避移動する。したがって、この中間位置の状態では、踏み板は着座者の足部の妨げとならない状態となる。そして、この踏み板を足で落とし込むなどして展開位置にもっていくことにより、着座者の足部が展開位置に保持された踏み板によって支持される。この踏み板は、その足置きとしての使用をやめることにより、附勢部材の附勢力によって、上述した中間位置に戻される。
次に、第2の発明は、上述した第1の発明において、支持体は、前席シートのシートクッションの骨格フレームに起倒回動可能に支持されている。踏み板を格納位置に係止可能な係脱構造は、格納位置に係止させた踏み板に対して前席シートのシートバックの背凭れ角度を変化させた際の係止位置のずれを吸収して、踏み板をシートバックの動きに追従して移動させられるようになっている。
この第2の発明によれば、係脱構造によって格納位置に係止された踏み板は、前席シートのシートバックの背凭れ角度を変化させる動きに対して、背面部に畳み込まれた状態を維持しながらこのシートバックの動きに追従する。
次に、第3の発明は、上述した第1又は第2の発明において、支持体は、踏み板と一体的に剛結合された構成となっている。支持体の前席シートに対する起倒回動の中心部は、前席シートのシートバックの傾動の中心部よりも後方側の位置に設定されている。
この第3の発明によれば、前席シートのシートバックの傾動の中心部よりも後方側の位置で回動可能に支持された支持体により、踏み板が前席シートのシート形状を侵すことなくシートバック背面部の格納位置と展開位置との間で起倒回動する。
次に、第4の発明は、上述した第1又は第2の発明において、踏み板は、支持体に対して回動可能に軸支されていて、足置き角度の調整移動が行えるようになっている。支持体の前席シートに対する起倒回動の中心部は、前席シートのシートバックの傾動の中心部と同軸上の位置に設定されている。
この第4の発明によれば、支持体に対する踏み板の足置き角度の調整が可能となる。また、これにより、支持体の起倒回動の中心部を前席シートのシートバックの傾動の中心部と同軸上の位置に設定しても、踏み板が前席シートのシート形状を侵すことなくシートバック背面部の格納位置と展開位置との間で起倒回動する。
次に、第5の発明は、上述した第1から第4のいずれかの発明において、後席シートには、シートクッションの前端部から前方に起こし上げられることで着座者の下腿部を支持することのできるオットマンが配備されている。フットレストは、後席シートの着座者がオットマンによって下腿部を支持された姿勢状態で、足置きとして使用される。
この第5の発明によれば、フットレストは、後席シートの着座者がオットマンによって下腿部を支持された姿勢状態で足置きとして使用される。
本発明は上述した手段をとることにより、次の効果を得ることができる。
先ず、第1の発明によれば、踏み板を格納位置での係止状態から外すことにより、これを着座者の足部に突っ掛かることのない中間位置の状態に附勢によって保持することができる。そして、この状態から、踏み板を足置きとして使用する際には、これを足で落とし込むなどして簡単な操作で使用位置である展開位置にもっていくことができる。そして、足を外して足置きとしての使用をやめることにより、踏み板を着座者の足部に突っ掛からず、かつ、簡単に展開位置にもっていくことのできる中間位置に移動させておくことができる。したがって、フットレストの不使用時にはこれを足部の妨げとならない位置に移動させられるようにし、かつ、フットレストを再度使用する際にはこれを使用する位置にもっていくための操作に手間がかからないようにすることができる。
更に、第2の発明によれば、支持体を前席シートのクッションフレームに回動可能に支持したことにより、前席シートのシートバックの背凭れ角度位置に関係なく、踏み板を設定された中間位置や展開位置に位置付けることができる。そして、更に、格納位置に係止させた踏み板をシートバックの背凭れ角度を変化させる動きに追従させられるようにしたことにより、踏み板を格納位置に保持した状態であっても前席シートの背凭れ角度の調整を自由に行えるようにすることができる。
更に、第3の発明によれば、支持体の起倒回動の中心部を前席シートのシートバックの傾動の中心部よりも後方側の位置に設定したことにより、前席シートのシート形状を侵さないように踏み板をシートバック背面部の格納位置と展開位置との間で起倒回動させることができる。
更に、第4の発明によれば、踏み板を支持体に対して回動可能に軸支させたことにより、踏み板の足置き角度の調整を行えるようにすることができる。そして、更に、支持体の起倒回動の中心部を前席シートのシートバックの傾動の中心部と同軸上の位置に設定して後方側への張出し量が少なくなるように配置しても、前席シートのシート形状を侵さないように踏み板をシートバック背面部の格納位置と展開位置との間で起倒回動させることができる。
更に、第5の発明によれば、後席シートに着座した乗員がこの後席シートに設けられたオットマンと前席シートに設けられたフットレストとを併用することにより、安楽機能を倍加させることができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態の実施例について、図面を用いて説明する。
始めに、実施例1のフットレスト30の構成について、図1〜図6を用いて説明する。
ここで、図1には、本実施例のフットレスト30の概略構成が斜視図によって示されている。このフットレスト30は、図示された前席シート10の背部に配設されており、後席シート(図示省略)に着座した乗員(着座者)が足置きとして使用することのできる構成となっている。
以下、前席シート10及びフットレスト30の構成を順に詳しく説明していく。
すなわち、前席シート10は、背凭れ部となるシートバック11と、着座部となるシートクッション12と、頭部を受けるヘッドレスト13と、を有する。ここで、シートバック11は、その幅方向の両サイド下部に設けられたリクライニング装置14,14によって、シートクッション12に連結されている。なお、リクライニング装置14,14は、シートクッション12の両側部に設けられた樹脂製のカバー12Cによって、外部に対して覆い隠された状態で設けられている。
これらリクライニング装置14,14は、常時は、シートバック11の背凭れ角度を固定可能なロック状態とされて保持されている。そして、各リクライニング装置14,14は、これらに連結された図示しない操作レバーの回動操作を行うことにより、それらのロック状態が一斉に解除操作されるようになっている。これにより、シートバック11の背凭れ角度の固定状態が解かれるため、シートバック11の背凭れ角度の調整移動が行えるようになっている。
そして、シートクッション12の後端部には、板状の踏み板31を有したフットレスト30が設けられている。このフットレスト30は、着座者の足部を載置可能な踏み板31と、踏み板31をシートクッション12の骨格フレームに対して起倒回動可能に支持する支持体32と、を有する。これら踏み板31と支持体32とは、互いが一体的に剛結合された構成となっている。
上記構成の踏み板31は、支持体32のシートクッション12に対する連結構造により、着座者の足置きとして使用可能な展開位置と、前席シート10のシートバック11の背面部に形成された窪み形状の凹部11D内に畳み込まれた格納位置と、の間で起倒回動させられるように支持されている。なお、踏み板31が展開位置に展開された状態は、図1の実線状態で示されており、踏み板31が格納位置に格納された状態は、図2の実線状態で示されている。この踏み板31の展開位置は、フロアFから浮いた姿勢位置に設定されている。
この踏み板31は、上記した格納位置に格納された状態では、その両側部に突出形成された係合ピン33P,33Pを、シートバック11の凹部11Dの両側部に形成された長孔11H,11H内に係合させることにより、この格納位置の状態に保持できるようになっている。そして、この踏み板31の保持状態は、踏み板31の背面部に設けられた操作レバー33を引き操作することによって外せるようになっている。
詳しくは、この踏み板31とシートバック11との係脱構造は、次のように構成されている。
すなわち、係合ピン33P,33Pは、常時は、図1に示されるように、附勢によって踏み板31の両側部から突出した状態に保持されている。これら係合ピン33P,33Pは、操作レバー33の引き操作を行うことにより、上記の附勢に抗して踏み板31の形状内部に引き込まれるようになっている。ここで、係合ピン33P,33Pは、その突出状態では、踏み板31をシートバック11の背面部に畳み込むことにより、凹部11Dの両側部と干渉するようになっている。しかし、係合ピン33P,33Pは、この凹部11Dの両側部と干渉する先端側の部位面が、テーパ状に切り欠かれて形成されている。
これにより、係合ピン33P,33Pは、図2に示されるように、踏み板31をシートバック11の背面部に向けて畳み込んでいくことにより、上記したテーパ状の切欠面が案内面となって凹部11Dの両側部によって内側に押圧され、踏み板31の内部に引き込まれていく。そして、踏み板31がシートバック11の凹部11D内に格納されることで各係合ピン33P,33Pが長孔11H,11Hのある位置に到達することにより、各係合ピン33P,33Pが附勢によって長孔11H,11H内に突出して係合した状態となる。これにより、踏み板31がシートバック11の背面部に形成された凹部11D内の格納位置に格納された状態として保持されるようになっている。
この踏み板31の係止状態は、前述したように、操作レバー33の引き操作によって各係合ピン33P,33Pと長孔11H,11Hとの係合状態を外すことによって外すことができる。これにより、踏み板31が格納位置から展開位置に向けて引き出せるようになる。
ここで、上述したシートバック11の両側部に形成された長孔11H,11Hは、シートバック11の背面形状に沿ってその高さ方向に真っ直ぐに延びて形成されている。これにより、長孔11H,11Hに係合した係合ピン33P,33Pが、その真っ直ぐに延びる孔形状の範囲内で自由にスライド移動することができるようになっている。
したがって、この係合ピン33P,33Pがスライド移動可能に係合する係合構造により、前席シート10は、踏み板31を格納位置に格納した状態であっても、シートバック11の背凭れ角度の調整移動が行えるようになっている。すなわち、図3に示されるように、踏み板31を格納位置に格納した状態で、前席シート10のシートバック11の背凭れ角度を変化させると、係合ピン33P,33Pは、この動きを受けて長孔11H,11H内をスライド移動する。これにより、踏み板31が、シートバック11の背面部にくっついた状態を維持しながら、シートバック11の傾き角度を変化させる動きに追従する。
なお、この踏み板31を格納する凹部11Dは、シートバック11の傾き角度を変化させる際に上下動する踏み板31の動きを許容できるように、踏み板31よりもひとまわり大きな高さ寸法を有して形成されている。
ところで、図1に戻って、踏み板31は、これを足置きとして使用する際には、上述した格納位置での係止状態を外すことにより、同図の実線で示された展開位置に向けて引き出されていく。しかし、踏み板31は、その自由状態時、すなわち着座者の足を置いていない状態時には、附勢によって仮想線で示された中間位置の状態に保持されるようになっている。
ここで、踏み板31が中間位置とされた状態は、図4において良く示されている。同図に示されるように、踏み板31が中間位置にある状態(仮想線状態)では、踏み板31は、支持体32の起倒回動の中心部よりも高い位置まで起こし上げられた状態とされている。これにより、踏み板31は、後席シートの着座者の足部に妨げとならない状態とされている。
すなわち、踏み板31は、この中間位置にある状態では、例えば着座者の足部が当たるなどして、その前方向に押圧されるような力を受けると、格納位置に向けて起こし上げの回動方向に退避移動する。したがって、踏み板31は、仮に着座者の足部が当たったとしても、足部に対して突っ掛かった状態とはならないため、足部に対しては何らの妨げとはならない。
そして、この中間位置にある踏み板31を足置きとして使用する際には、着座者が踏み板31を足で落とし込むなどして展開位置にもっていけばよい。これにより、踏み板31が展開位置まで倒伏してその位置状態で保持されるため、着座者の足部をこの展開位置に保持された踏み板31によって支持することができる。
そして、踏み板31は、着座者の足部が外されることにより、再び附勢によって上述した中間位置に戻される。
以下、フットレスト30の具体的な構成について、詳しく説明していく。
ここで、図5には、フットレスト30の内部の枠組み構造が斜視図によって示されている。同図に示されるように、フットレスト30は、足部を載置するための平板状の踏み板31と、この踏み板31を前席シート10(図1参照)に対して起倒回動可能に支持するための支持体32と、を有する。
この支持体32は、踏み板31の両サイドに剛結合された支持フレーム32A,32Aと、これら支持フレーム32A,32Aの間に架け渡されて踏み板31の支持強度を補強するパイプ状の補強フレーム32B,32Bとを有する。これら支持フレーム32A,32Aは、「コ」符号形状に折り曲げられた断面形状を有し、前席シート10のシートクッション12の骨格フレームに剛結合された固定フレーム32F,32Fに回動可能に軸支されている。これにより、支持体32が前席シート10に対して起倒回動可能に連結されている。
詳しくは、この支持フレーム32A,32Aと固定フレーム32F,32Fとの連結構造は、図6において詳しく示されている。なお、図6には、一方側の支持フレーム32Aと固定フレーム32Fとの連結構造のみが示されているが、他方側の連結構造も配置は対称となっているが実質的な構成は同じとなっている。
同図に示されるように、支持フレーム32Aには、その回動の規制部材となるストッパ32Sが取付ピンP,Pによって取り付けられている。そして、これら支持フレーム32Aと固定フレーム32Fは、これらを貫くかたちで挿通された軸支ピンQによって、互いに相対回動可能な状態に軸支されている。この軸支ピンQは、固定フレーム32F側から板厚方向に挿通されており、支持フレーム32Aを板厚方向に貫通した先で、固定リングWによって外れないように固定されている。この軸支ピンQは、固定フレーム32Fに溶着されてこれと一体的に結合されている。
そして、この軸支ピンQとストッパ32Sとの間には、バネ鋼板が渦巻き状に巻かれて形成された捩りバネSが掛着されている。この捩りバネSは、その内周側の端部が軸支ピンQに形成されたバネ掛溝Qdに掛着されて固定されており、外周側の端部がストッパ32Sに形成されたバネ掛溝Sdに掛着されて固定されている。これにより、支持フレーム32Aが、固定フレーム32Fに対して図示反時計回り方向に回動附勢されており、踏み板31が、図4において前述した中間位置まで起こし上げられた状態として保持されるようになっている。
そして、図6に戻って、支持フレーム32Aの固定フレーム32Fに対する図示時計回り方向への回動は、ストッパ32Sが固定フレーム32Fに形成された係止部Fsと当接することにより規制されるようになっている。これにより、踏み板31が、図4において前述した展開位置に落とし込まれた位置にて保持されるようになっている。
ここで、図4に示されるように、上記支持フレーム32A(支持体32)の起倒回動の中心は、前席シート10のシートバック11の傾動の中心となるリクライニング装置14の中心部14Rよりも後方側の位置に設定されている。これにより、支持体32を起倒回動させた際に、支持体32や踏み板31が前席シート10のシート形状との干渉量が少なく抑えられるため、シート形状を侵すことなくフットレスト30を格納位置と展開位置との間で起倒回動させられるようになっている。
続いて、本実施例の使用方法を説明する。
すなわち、図2に示されるように、フットレスト30は、これを足置きとして使用しない時には、前席シート10のシートバック11の背面部に畳み込まれた格納位置の状態に保持されている。したがって、フットレスト30を足置きとして使用する際には、操作レバー33を引き操作して、この格納位置での保持状態を解除すればよい。これにより、同図の仮想線で示されるように、踏み板31が展開位置に向けて倒伏回動していき、中間位置の状態となって保持される。
この踏み板31が中間位置にある状態では、踏み板31が支持体32の起倒回動の中心部よりも高い位置状態となっているため、踏み板31は着座者の足部の妨げとならない状態となっている。そして、図1に示されるように、この踏み板31を足で落とし込むなどして展開位置にもっていくことにより、着座者の足部が展開位置に保持された踏み板31によって支持される。
この踏み板31は、その足置きとしての使用をやめることにより、附勢によって上述した中間位置に戻される。したがって、踏み板31を使用しないときには、これを起こし上げて前席シート10のシートバック11の背面部に畳み込んでおくことにより、この格納位置の姿勢状態に保持しておくことができる。
このように、本実施例のフットレスト30によれば、踏み板31を格納位置での係止状態から外すことにより、これを着座者の足部に突っ掛かることのない中間位置の状態に附勢によって保持することができる。そして、この状態から、踏み板31を足置きとして使用する際には、これを足で落とし込むなどして簡単な操作で使用位置である展開位置にもっていくことができる。そして、足を外して足置きとしての使用をやめることにより、踏み板31を着座者の足部に突っ掛からず、かつ、簡単に展開位置にもっていくことのできる中間位置に移動させておくことができる。したがって、フットレスト30の不使用時にはこれを足部の妨げとならない位置に移動させられるようにし、かつ、フットレスト30を再度使用する際にはこれを使用する位置にもっていくための操作に手間がかからないようにすることができる。
更に、支持体32を前席シート10のクッションフレームに回動可能に支持したことにより、前席シート10のシートバック11の背凭れ角度位置に関係なく、踏み板31を設定された中間位置や展開位置に位置付けることができる。そして、更に、格納位置に係止させた踏み板31をシートバック11の背凭れ角度を変化させる動きに追従させられるようにしたことにより、踏み板31を格納位置に保持した状態であっても前席シート10の背凭れ角度の調整を自由に行えるようにすることができる。
更に、支持体32の起倒回動の中心部を前席シート10のシートバック11の傾動の中心部14Rよりも後方側の位置に設定したことにより、前席シート10のシート形状を侵さないように踏み板31をシートバック11背面部の格納位置と展開位置との間で起倒回動させることができる。
続いて、実施例2のフットレスト40の構成について、図7〜図10を用いて説明する。なお、本実施例では、実施例1で説明したフットレスト30と実質的に同じ構成及び作用を奏する箇所については同一の符号を付して説明を省略し、相違する箇所について詳しく説明することとする。
本実施例のフットレスト40は、図7に示されるように、踏み板41が、支持体42に対して回動可能に軸支されており、足置き角度の調整移動が行えるようになっている。そして、支持体42の前席シート10に対する起倒回動の中心部は、前席シート10のシートバック11の傾動の中心であるリクライニング装置14の中心部14Rと同軸上の位置に設定されている。すなわち、支持体42の起倒回動の中心部を前席シート10のシートバック11の傾動の中心部と同軸上の位置に設定しても、踏み板41が支持体42に対して回動可能に軸支されているため、前席シート10のシート形状を侵すことなく踏み板41や支持体42をシートバック11背面部の格納位置と展開位置との間で起倒回動させられるようになっている。
ここで、図8には、フットレスト40の内部の枠組み構造が斜視図によって示されている。同図に示されるように、フットレスト40は、枠内に補強フレーム41A,41B・・が井桁状に架け渡されてなる枠フレーム状の踏み板41と、この踏み板41を前席シート10(図7参照)に対して起倒回動可能に支持するための支持体42と、を有する。なお、踏み板41の両サイドの枠フレームには、前席シート10のシートバック11に形成された長孔11H,11Hと係合する係合ピン43P,43Pが突出して設けられている。
そして、支持体42は、踏み板41の両サイドに設けられた支持フレーム42A,42Aと、これら支持フレーム42A,42Aの間に架け渡されて支持体42の支持強度を補強するパイプ状の補強フレーム42Bとを有する。これら支持フレーム42A,42Aは、前席シート10のシートクッション12の骨格フレームに剛結合された固定フレーム42F,42Fに回動可能に軸支されている。なお、この支持フレーム42A,42Aと固定フレーム42F,42Fとの連結構造は、図10において詳しく示されているが、実施例1で図6を用いて説明した構成と実質的に同じ構成となっている。すなわち、支持フレーム42Aは、これに取り付けられたストッパ42Sが固定フレーム42Fに形成された係止部Fsと当接することにより、その図示時計回り方向への回動が規制されるようになっている。
そして、図9には、踏み板41と支持フレーム42A,42Aとの連結構造が示されている。なお、図9には、一方側の踏み板41と支持フレーム42Aとの連結構造のみが示されているが、他方側の連結構造も配置は対称となっているが実質的な構成は同じとなっている。
同図に示されるように、踏み板41の枠フレームには、その回動の規制部材となるストッパ41Sが一体的に取り付けられている。そして、これら踏み板41と支持フレーム42Aは、軸支ピンRによって、互いに相対回動可能な状態に軸支されている。この軸支ピンRは、座リングAを介して固定フレーム42F側から板厚方向に挿通されており、支持フレーム42Aを板厚方向に貫通した先で、固定部材Yによって外れないように固定されている。
そして、支持フレーム42Aとストッパ41Sとの間には、コイルバネTが掛着されている。このコイルバネTは、その一方側の端部が支持フレーム42Aに形成されたバネ掛部Adに掛着されて固定されており、他方側の端部がストッパ41Sに形成されたバネ掛溝Sbに掛着されて固定されている。これにより、踏み板41が、支持フレーム42Aに対して図示反時計回り方向に回動附勢されており、踏み板41が、図7の仮想線で示された位置まで起こし上げられた状態として保持されるようになっている。
この踏み板41の支持体42に対する図示反時計回り方向への回動は、図6に示されるように、ストッパ41Sが支持フレーム42Aに形成された図示左側の係止部Asと当接することにより規制されるようになっている。そして、踏み板41の支持体42に対する図示時計回り方向への回動は、ストッパ41Sが図示右側の係止部Asと当接することにより規制されるようになっている。これにより、踏み板41が、図7の実線で示された位置まで落とし込まれた状態として保持されるようになっている。
ところで、本実施例では、図7に示されるように、着座者が着座している後席シート20に、着座者の下腿部を支持することのできるオットマン25が配備されている。このオットマン25は、シートクッション22の前端部から前方に起こし上げられることにより、着座者の下腿部を支持可能な状態に切換えられるようになっている。
したがって、後席シート20の着座者は、図7に示されるように、シートバック21を寝かせてオットマン25に下腿部を支持させた安楽した姿勢状態で、更にフットレスト40によって足部を支持させる使用ができるようになる。
なお、この後席シート20の構成は、前席シート10の構成と基本的構成は同じとなっている。すなわち、後席シート20は、背凭れ部となるシートバック21と、着座部となるシートクッション22と、頭部を受けるヘッドレスト23と、を有する。そして、シートバック21は、リクライニング装置24,24によって、背凭れ角度の調整移動が可能な状態としてシートクッション22に連結されている。
このように、本実施例のフットレスト40によれば、踏み板41を支持体42に対して回動可能に軸支させたことにより、踏み板41の足置き角度の調整を行えるようにすることができる。そして、更に、支持体42の起倒回動の中心部を前席シート10のシートバック11の傾動の中心部と同軸上の位置に設定して後方側への張出し量が少なくなるように配置しても、前席シート10のシート形状を侵さないように踏み板41をシートバック11背面部の格納位置と展開位置との間で起倒回動させることができる。
更に、後席シート20に着座した乗員がこの後席シート20に設けられたオットマン25と前席シート10に設けられたフットレスト40とを併用することにより、安楽機能を倍加させることができる。
以上、本発明の実施形態を2つの実施例について説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施できるものである。
例えば、フットレストの踏み板がその自由状態時に保持される中間位置は、支持体の起倒回動の中心部よりも高い位置であれば良い。したがって、この中間位置は、上記実施例で示した角度位置以外にも、車内の仕様に合わせた種々の角度位置に設定することが可能である。
また、踏み板をシートバック背面部の凹部内に格納した状態として保持できるようにしたものを示したが、この保持構造(係脱構造)は、係合ピンと長孔との係合構造には限定されず種々の係脱構造を適用することができる。但し、この係脱構造が、シートバックの背凭れ角度を変化させた際の係止位置のずれを吸収できない構成となっている場合には、シートクッション側に設けられたフットレストをシートバックの傾動する動きに追従させられなくなることに留意が必要である。
また、フットレストが前席シートのシートクッション側に連結された構成を示したが、シートバック側に連結される構成であっても構わない。但し、この場合には、シートバックの背凭れ角度位置によって、踏み板の中間位置や展開位置が変化してしまうことに留意が必要である。
実施例1のフットレストの構成を概略的に表した斜視図である。 フットレストを格納した状態を表した斜視図である。 フットレストを格納した状態でシートバックの背凭れ角度を変化させた状態を表した斜視図ある。 中間位置にあるフットレストを展開位置に移動させた状態を表した側面図である。 フットレストの枠組み構造を示した斜視図である。 支持体の組み付け構造を表した分解斜視図である。 実施例2のフットレストの構成を概略的に表した側面図である。 フットレストの枠組み構造を示した斜視図である。 踏み板の組み付け構造を表した分解斜視図である。 支持体の組み付け構造を表した分解斜視図である。
符号の説明
10 前席シート
11 シートバック
11D 凹部
11H 長孔
12 シートクッション
12C カバー
13 ヘッドレスト
14 リクライニング装置
14R 中心部
20 後席シート
21 シートバック
22 シートクッション
23 ヘッドレスト
24 リクライニング装置
25 オットマン
30 フットレスト
31 踏み板
32 支持体
32A 支持フレーム
32B 補強フレーム
32S ストッパ
Sd バネ掛溝
32F 固定フレーム
Fs 係止部
33 操作レバー
33P 係合ピン
40 フットレスト
41 踏み板
41A 補強フレーム
41B 補強フレーム
41S ストッパ
Sb バネ掛溝
42 支持体
42A 支持フレーム
Ad バネ掛部
As 係止部
42B 補強フレーム
42S ストッパ
Sd バネ掛溝
42F 固定フレーム
Fs 係止部
43P 係止ピン
P 取付ピン
Q 軸支ピン
Qd バネ掛溝
W 固定リング
S 捩りバネ
R 軸支ピン
A 座リング
Y 固定部材
T コイルバネ
F フロア

Claims (4)

  1. 前席シートの背部に配設されて後席シートの着座者の足置きとして使用されるフットレストであって、
    前記後席シートの着座者の足部を載置可能な踏み板と、
    該踏み板を前記前席シートの骨格フレームに対して起倒回動可能に支持する支持体と、を有し、
    前記踏み板は、前記支持体の前席シートに対する連結構造により着座者の足置きとして使用可能な展開位置と前席シートのシートバックの背面部に畳み込まれた格納位置との間で起倒回動可能に支持されており、かつ、該前席シートとの間に設けられた係脱構造によって該踏み板を格納位置に係止させておくことができるようになっており、
    前記支持体と前記前席シートとの間には該支持体を展開位置から格納位置に向けて起こし上げる回動方向に附勢する附勢部材が設けられており、前記踏み板は前記係脱構造による格納位置での係止状態が外された自由状態時では前記附勢部材の附勢力によって少なくとも前記支持体の起倒回動の中心部よりも高い中間位置まで起こし上げられた状態として保持されるようになっており、
    前記支持体は、前記前席シートのシートクッションの骨格フレームに起倒回動可能に支持されており、
    前記踏み板を格納位置に係止可能な係脱構造は、前記踏み板の側部と前記前席シートとの間に設けられた、長孔と該長孔に対してスライド可能に係合される係合ピンとの係脱構造により構成され、前記係合ピンが前記長孔の形状に沿ってスライドすることができる構造により、格納位置に係止させた踏み板に対して前席シートのシートバックの背凭れ角度を変化させた際の係止位置のずれを吸収して前記踏み板を該シートバックの動きに追従して移動させられるようになっていることを特徴とするフットレスト。
  2. 請求項1に記載のフットレストであって、
    前記支持体は前記踏み板と一体的に剛結合された構成となっており、該支持体の前席シートに対する起倒回動の中心部は該前席シートのシートバックの傾動の中心部よりも後方側の位置に設定されていることを特徴とするフットレスト。
  3. 請求項1に記載のフットレストであって、
    前記踏み板は前記支持体に対して回動可能に軸支されていて足置き角度の調整移動が行えるようになっており、前記支持体の前席シートに対する起倒回動の中心部は前記前席シートのシートバックの傾動の中心部と同軸上の位置に設定されていることを特徴とするフットレスト。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のフットレストであって、
    前記後席シートにはシートクッションの前端部から前方に起こし上げられることで着座者の下腿部を支持することのできるオットマンが配備されており、
    該後席シートの着座者がオットマンによって下腿部を支持された姿勢状態で足置きとして使用されることを特徴とするフットレスト。
JP2007084066A 2007-03-28 2007-03-28 フットレスト Active JP5138256B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007084066A JP5138256B2 (ja) 2007-03-28 2007-03-28 フットレスト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007084066A JP5138256B2 (ja) 2007-03-28 2007-03-28 フットレスト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008239013A JP2008239013A (ja) 2008-10-09
JP5138256B2 true JP5138256B2 (ja) 2013-02-06

Family

ID=39910849

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007084066A Active JP5138256B2 (ja) 2007-03-28 2007-03-28 フットレスト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5138256B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011135651A1 (ja) 2010-04-26 2011-11-03 トヨタ自動車株式会社 車両用フットレストシステム
KR101603425B1 (ko) * 2014-07-25 2016-03-15 현대다이모스(주) 풋레스트 장치
KR102489439B1 (ko) * 2021-08-13 2023-01-19 대일공업 주식회사 차량 시트백의 풋레스트

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10217822A (ja) * 1997-01-31 1998-08-18 Suzuki Motor Corp 自動車のリヤシート用フートレスト構造
JP3487401B2 (ja) * 1997-08-26 2004-01-19 トヨタ車体株式会社 車両用シートのフットレスト装置
JPH11208349A (ja) * 1998-01-30 1999-08-03 Nissan Shatai Co Ltd シート装置
JP2004243801A (ja) * 2003-02-10 2004-09-02 Nissan Shatai Co Ltd 車両用オットマン
JP4352971B2 (ja) * 2004-03-31 2009-10-28 トヨタ紡織株式会社 フットレスト装置およびオットマン装置付き乗物用シートの制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008239013A (ja) 2008-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4190553B2 (ja) 車両用シート装置
JP4176118B2 (ja) 車両用シート装置
US8388054B2 (en) Stowable vehicle seat
JP5484358B2 (ja) 車輌シートの収納解除システムと方法
JP4825612B2 (ja) 車両用シート装置
JP5164514B2 (ja) 車両用格納シート
JP5038485B2 (ja) 格納式シート
JP2006006720A (ja) 車両用シート格納装置
JP6060826B2 (ja) シートバック連動式オットマン装置
JP7068591B2 (ja) 乗物用シート
JP2010083343A (ja) 自動車用シートのシートアレンジ装置
JP2005041274A (ja) シート装置
JP5138256B2 (ja) フットレスト
JP5003141B2 (ja) 車両用シートのリクライニング構造
JP4941965B2 (ja) 車両用シート
JP5272724B2 (ja) 車両用シート
JP3561964B2 (ja) 車両用シート装置
JP2019077223A (ja) 乗物用シート
JP5169101B2 (ja) 車両用シートの操作構造
JP5297954B2 (ja) 車両用シートのリクライニング装置
JP2006036101A (ja) 自動車用シートのリクライニング装置
JP2013001175A (ja) 車両用シート
JP2013001177A (ja) 車両用シート
JP6960360B2 (ja) 乗り物用シート
JP5777945B2 (ja) 車両用シート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100111

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100115

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120529

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120705

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121030

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121114

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5138256

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151122

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250