JP5133766B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置に関し、特に固体撮像素子内の欠陥位置を検出する装置に関する。
従来、注目画素と隣接する画素とに基づいて欠陥画素を検出するリアルタイム欠陥補正装置が提案されている。
特許文献1は、欠陥補正を行う前に、同色画素が不連続に配列される撮像素子において、各画素から出力されたRGB信号と、補色関係にあるCy、Ma、Ye値に基づいて画素欠陥を検出し、補正する装置を開示する。
特開2002−10274号公報
しかし、特許文献1の装置は、補色関係にあるCy、Ma、Ye値を求める必要があり、回路構成が複雑になる。
したがって本発明の目的は、回路構成を複雑にすることなくリアルタイム欠陥画素を検出する撮像装置を提供することである。
本発明に係る撮像装置は、撮像素子と、撮像素子を構成する画素における注目画素について、注目画素から撮像に基づいて出力された注目画素値と、注目画素の周囲で且つ注目画素と同色の周辺画素から撮像に基づいて出力された周辺画素値との関係を示す第1欠陥候補パターンと、注目画素と隣接する異色隣接画素から撮像に基づいて出力された異色隣接画素値と、異色隣接画素の周囲で且つ異色隣接画素と同色の周辺隣接画素から撮像に基づいて出力された周辺隣接画素値との関係を示す1以上の第2欠陥候補パターンとに基づいて、注目画素が欠陥画素であるか否かを判断し、欠陥画素を補正する欠陥補正部とを備える。
好ましくは、第1欠陥候補パターンは、注目画素値と、周辺画素値との差異が閾値よりも大きいか否かに基づいて算出され、第2欠陥候補パターンは、異色隣接画素値と、周辺隣接画素値との差異が閾値よりも大きいか否かに基づいて算出される。
また、好ましくは、撮像素子から出力された画素データを、撮像素子から読み出しされたライン単位で、順次記録及び転送する複数のラインメモリを更に備え、第1、第2欠陥候補パターンは、複数のラインメモリに記録された画素データに基づいて算出される。
また、好ましくは、ベイヤ配列のカラーフィルタが撮像素子の画素上に配列され、カラーフィルタは、赤色フィルタと第1緑色フィルタとが交互に並べられたRラインと、青色フィルタと第2緑色フィルタとが交互に並べられたBラインとが交互に並べられ、赤色フィルタに対向するR画素、第1緑色フィルタに対向するG1画素、青色フィルタに対向するB画素、及び第2緑色フィルタに対向するG2画素のうちの1つが注目画素にされた場合には、R画素、G1画素、B画素、及びG2画素のうちのその他の画素の少なくとも1つが異色隣接画素にされる。
また、好ましくは、第1欠陥候補パターンと第2欠陥候補パターンとが同じである場合には、欠陥補正部は、注目画素は欠陥画素ではないと判断する。
本発明に係る欠陥画素検出方法は、撮像素子を構成する画素における注目画素について、注目画素から撮像に基づいて出力された注目画素値と、注目画素の周囲で且つ注目画素と同色の周辺画素から撮像に基づいて出力された周辺画素値との関係を示す第1欠陥候補パターンを算出する第1ステップと、注目画素と隣接する異色隣接画素から撮像に基づいて出力された異色隣接画素値と、異色隣接画素の周囲で且つ異色隣接画素と同色の周辺隣接画素から撮像に基づいて出力された周辺隣接画素値との関係を示す第2欠陥候補パターンを算出する第2ステップと、第1候補パターンと、第2欠陥候補パターンとに基づいて、注目画素が欠陥画素であるか否かを判断する第3ステップとを備える。
本発明に係る撮像装置は、撮像素子と、撮像素子を構成する画素における注目画素について、注目画素から撮像に基づいて出力された注目画素値と、注目画素の周囲で且つ注目画素と同色の周辺画素から撮像に基づいて出力された周辺画素値との関係を示す第1欠陥候補パターンと、注目画素と隣接する異色隣接画素から撮像に基づいて出力された異色隣接画素値と、異色隣接画素の周囲で且つ異色隣接画素と同色の周辺隣接画素から撮像に基づいて出力された周辺隣接画素値との関係を示す第2欠陥候補パターンとに基づいて、注目画素が欠陥画素であるか否かを判断する欠陥判定部とを備える。
以上のように本発明によれば、回路構成を複雑にすることなくリアルタイム欠陥画素を検出する撮像装置を提供することができる。
以下、実施形態について、図を用いて説明する。本実施形態にかかる撮像装置1は、イメージセンサ(撮像素子)10、ADC(Analogue Digital Converter)20、システム制御部30、画像処理部40、表示部70、及び外部記憶装置80を備える(図1参照)。
イメージセンサ10は、被写体像を形成する光を光電変換する。光電変換されたアナログ信号は、ADC20でデジタル信号に変換される。
本実施形態では、ベイヤ配列のカラーフィルタがイメージセンサ10の画素上に配列される。ベイヤ配列のカラーフィルタは、赤色フィルタと第1緑色フィルタとが交互に並べられたRラインと、青色フィルタと第2緑色フィルタとが交互に並べられたBラインとを有する(図3参照)。RラインとBラインは交互に並べられる。
本実施形態では、赤色フィルタに対向する画素をR画素、第1緑色フィルタに対向する画素をG1画素、青色フィルタに対向する画素をB画素、及び第2緑色フィルタに対向する画素をG2画素とする。また、同色画素とは、対向するフィルタの色が同じであることを意味する。但し、G1画素のフィルタとG2画素のフィルタとは異色であるとして説明する。
但し、ベイヤ配列は、フィルタ配列の一例であってこれに限られるものではない。また、カラーフィルタは、赤色フィルタ、青色フィルタ、及び緑色フィルタで構成されるものに限られない。例えば、シアンフィルタ、マゼンタフィルタ、及びイエローフィルタで構成されるものであってもよい。
ADC20でデジタル信号に変換された画素データは、画像処理部40に入力される。DSPなどで構成される画像処理部40は、ゲイン調整部50、及びリアルタイム欠陥補正部60を有する。画像処理部40のゲイン調整部50において、画素データは、色ごとにゲイン調整(不図示)され、リアルタイム欠陥補正部60に入力される。
リアルタイム欠陥補正部60は、第1〜第5ラインメモリ61〜65、第1、第2欠陥検出部66、67、パターン判定部68、及び補正部69を有する。
画像処理部40に入力され、ゲイン調整部50でゲイン調整された画素データのうち最新の読み出しラインのデータは、第2欠陥検出部67に入力され、また画素データのうち、最新の読み出しラインから1列手前の第1ラインのデータは第1ラインメモリ61に蓄積され、最新の読み出しラインから2列手前の第2ラインのデータは第2ラインメモリ62に蓄積され、最新の読み出しラインから3列手前の第3ラインのデータは第3ラインメモリ63に蓄積される。
第4ラインメモリ64には、最新の読み出しラインから4列手前の第4ラインのデータであって、補正部69でリアルタイム欠陥補正が行われた後のデータが蓄積される。第5ラインメモリ65には、最新の読み出しラインから5列手前の第5ラインのデータであって、補正部69でリアルタイム欠陥補正が行われた後のデータが蓄積される。
第1欠陥検出部66は、第1、第3、第5ラインメモリ61、63、65に蓄積された第1、第3、第5ラインに関する画素データに基づいて、注目画素の欠陥候補パターン(第1欠陥候補パターン)を決定し、注目画素に隣接する異色画素の欠陥候補パターン(第2欠陥候補パターン)を決定する。
第2欠陥検出部67は、最新の読み出しラインのデータ、及び第2、第4ラインメモリ62、64に蓄積された第2、第4ラインに関する画素データに基づいて、注目画素に隣接する異色画素の欠陥候補パターン(第3、第4欠陥候補パターン)を決定する。
注目画素とは、イメージセンサ10を構成する画素のうちの1つの画素であり、第3ラインメモリ63に蓄積された画素データに対応する画素が、注目画素に設定される。第3ラインメモリ63に蓄積された画素データに対応する画素それぞれが順次注目画素に設定され、欠陥検出及び欠陥補正が行われる。第3ラインメモリ63に蓄積された第3ラインの画素データに対応する総ての画素が注目画素に設定され欠陥検出及び欠陥補正が行われた後、入力データ(最新読み出しライン)を次のラインに変えることにより、第3ラインメモリ63に蓄積される画素データに対応する画素ラインが次のラインに変更される。具体的には、第5ラインメモリ65に蓄積された第5ラインの画素データは消去される。第4ラインメモリ64に蓄積された第4ラインの画素データは、第5ラインの画素データとして第5ラインメモリ65に転送される。第3ラインメモリ63に蓄積された第3ラインの画素データは、補正部69を介して、第4ラインの画素データとして第4ラインメモリ64に転送される。第2ラインメモリ62に蓄積された第2ラインの画素データは、第3ラインの画素データとして第3ラインメモリ63に転送される。第1ラインメモリ61に蓄積された第1ラインの画素データは、第2ラインの画素データとして第2ラインメモリ62に転送される。第2欠陥検出部67に入力された最新の読み出しラインの画素データは、第1ラインの画素データとして第1ラインメモリ61に転送される。これにより、総ての画素それぞれが、順に注目画素に設定され、これにより、総ての画素についての欠陥検出、及び補正が行われる。
次に、第1〜第4欠陥候補パターンの決定の詳細について説明する。第1〜第4欠陥候補パターン決定の具体例として、第3ラインメモリ63に蓄積された第3ラインに、R画素とG1画素の画素データが含まれ、第2ラインメモリ62に蓄積された第2ラインに、G2画素とB画素の画素データが含まれ、第3ラインの画素データに対応するR画素のうちの1つの画素を注目画素とし、図3において注目画素の右方向に隣接するG1画素、斜め右下方向に隣接するB画素、及び下方向に隣接するG2画素を異色隣接画素とした場合について説明する。但し、R画素以外の画素(同じライン上のG1画素)が注目された場合も同様である。また、最新の読み出しラインが次のラインにされた場合の画素(G2画素、B画素)のいずれかが注目画素とされた場合も同様である(図9参照)。
第1欠陥検出部66は、R画素の中で、1つの注目画素の画素データの値(撮像に基づいて画素から出力された画素値)と、注目画素の周囲の8つのR画素(周辺画素)の画素データの値(画素値)との差異を求め、差異が閾値以下であるか、閾値よりも大きいかを判断し、8つの周囲のR画素それぞれの画素値と注目画素の画素値との差異と閾値との大小のパターン(検出パターン)が、図4に示す欠陥画素パターン(a)〜(o)のいずれに当てはまるかを決定し、そのパターン番号を、第1欠陥候補パターンに関する情報として、パターン判定部68に出力する。
図4の欠陥画素パターン(a)〜(o)は、注目画素及び隣接画素が、欠陥画素候補となる検出パターンの一例であり、他のパターンを欠陥候補パターンとしてもよい。
例えば、欠陥画素パターン(a)は、注目画素(または異色隣接画素)に対して上方向の同色周辺画素の画素値は、注目画素の画素値との差異が閾値以下であり、他の7方向(斜め左上、左、斜め左下、下、斜め右下、右、及び斜め右上方向)の同色周辺画素の画素値は、注目画素の画素値との差異が閾値よりも大きいことを示す。
注目画素の周囲の8つのR画素(周辺画素)の画素値との差異が、いずれも閾値以下である場合など、設定した欠陥候補パターン(a)〜(o)のいずれにも当てはまらない場合は、注目画素が欠陥画素候補に相当しないため、後述する異色隣接画素におけるパターン判定は行われない。この場合、第1欠陥検出部66は、設定した欠陥候補パターン(a)〜(o)のいずれにも当てはまらない旨を、第1欠陥候補パターンに関する情報として、パターン判定部68に出力する。パターン判定部68は、判断結果に関する情報としてR画素の注目画素は欠陥画素ではないことを示す欠陥通知フラグを補正部69に出力する。
第1欠陥検出部66は、R画素の注目画素と右方向に隣接するG1画素(隣接画素)の画素データの値(画素値)と、隣接するG1画素の周囲の8つのG1画素(周辺隣接画素)の画素データの値(画素値)との差異を求め、差異が閾値以下であるか、閾値よりも大きいかを判断し、8つの周囲のG1画素それぞれの画素値と隣接画素(G1画素)の画素値との差異と閾値との大小のパターン(検出パターン)が、図4に示す欠陥候補パターン(a)〜(o)のいずれに当てはまるかを決定し、そのパターン番号を、第2欠陥候補パターンに関する情報として、パターン判定部68に出力する。
第2欠陥検出部67は、R画素の注目画素と斜め右下方向に隣接するB画素(隣接画素)の画素データの値(画素値)と、隣接するB画素の周囲の8つの第B画素(周辺隣接画素)の画素データの値(画素値)との差異を求め、差異が閾値以下であるか、閾値よりも大きいかを判断し、8つの周囲のB画素それぞれの画素値と隣接画素(B画素)の画素値との差異と閾値との大小のパターン(検出パターン)が、図4に示す欠陥候補パターン(a)〜(o)のいずれに当てはまるかを決定し、そのパターン番号を、第4欠陥候補パターンに関する情報として、パターン判定部68に出力する。
第2欠陥検出部67は、R画素の注目画素と下方向に隣接するG2画素(隣接画素)の画素データの値(画素値)と、隣接するG2画素の周囲の8つのG2画素(周辺隣接画素)の画素データの値(画素値)との差異を求め、差異が閾値以下であるか、閾値よりも大きいかを判断し、8つの周囲のG2画素それぞれの画素値と隣接画素(G2画素)の画素値と閾値との大小のパターン(検出パターン)が、図4に示す欠陥候補パターン(a)〜(o)のいずれに当てはまるかを決定し、そのパターン番号を、第3欠陥候補パターンに関する情報として、パターン判定部68に出力する。
パターン判定部68は、第1、第2欠陥検出部66、67から出力された注目画素、及び異色隣接画素の欠陥候補パターンの組み合わせに基づいて、注目画素が、欠陥の無い画像の画素データなのか、欠陥であるのかを判断する。また、点欠陥か線欠陥かについても判断する。パターン判定部68は、判断結果に関する情報(欠陥通知フラグ)を補正部69に出力する。
注目画素が欠陥画素でないと判断される場合の第1〜第4欠陥候補パターンの組み合わせ、注目画素が点欠陥であると判断される場合の第1〜第4欠陥候補パターンの組み合わせ、及び注目画素が線欠陥であると判断される場合の第1〜第4欠陥候補パターンの組み合わせは、予めパターン判定部68またはメモリ(不図示)に記録されている。
具体例を示す。注目画素をR画素とし、注目画素に対して右方向に隣接するG1画素、斜め右下方向に隣接するB画素、及び下方向に隣接するG2画素を異色隣接画素とする。
注目画素、及び3つの異色隣接画素の検出パターンがいずれも欠陥候補パターン(c)を示す場合、閾値以下の画素が集中しており、この場合は欠陥の無い画像の画素データであると判断され(図5参照)、パターン判定部68は、判断結果に関する情報としてR画素の注目画素は欠陥画素ではないことを示す欠陥通知フラグを補正部69に出力する。このように、第1〜第4欠陥候補パターンが同じ場合には、注目画素は欠陥画素でないと判断される。
注目画素、及びG1画素の異色隣接画素の検出パターンがいずれも欠陥候補パターン(k)を示し、G2画素、及びB画素の異色隣接画素の検出パターンがいずれも欠陥候補パターン(o)を示す場合、閾値以下の画素、R画素の注目画素、及びG1画素の異色隣接画素と横方向に並んだ状態を示し、この場合は、R画素の注目画素と、G1画素の異色隣接画素とが、線欠陥画素であると判断され(図6参照)、パターン判定部68は、判断結果に関する情報としてR画素の注目画素はG1画素の異色隣接画素と共に線欠陥画素であることを示す欠陥通知フラグを補正部69に出力する。
注目画素、及びG2画素の異色隣接画素の検出パターンがいずれも欠陥候補パターン(c)を示し、G1画素の異色隣接画素の検出パターンが欠陥候補パターン(b)を示し、B画素の異色隣接画素の検出パターンが欠陥候補パターン(d)を示す場合、閾値以下の画素が集中しておらず、この場合は、R画素の注目画素が孤立した点欠陥の画素データであると判断され(図7参照)、パターン判定部68は、判断結果に関する情報としてR画素の注目画素は点欠陥画素であることを示す欠陥通知フラグを補正部69に出力する。
補正部69は、パターン判定部68から出力された情報(欠陥通知フラグ)に基づいて、画像データにおける欠陥画素について補正(リアルタイム欠陥補正)を行う。
欠陥画素についてのリアルタイム欠陥補正が行われた後の画素データについて、画像処理部40は、表示部70で表示可能な状態にするため、又は外部記憶装置80に記録可能な状態にするために、画像処理を行う。また、リアルタイム欠陥補正が行われた後の画素データは、第4ラインメモリ64に蓄積され、次のラインにおける注目画素のリアルタイム欠陥補正に使用される。
本実施形態では、注目画素と注目画素の周囲の同色周辺画素との関係(欠陥候補パターン)と、注目画素に隣接する異色隣接画素と異色隣接画素の周囲の周辺隣接画素との関係(欠陥候補パターン)とに基づいて、欠陥画素を検出するため、欠陥画素検出において、画素データについて補色信号(Cy値など)を生成するような複雑な回路は必要としない。また、撮影により得られた画像の画像処理の過程において欠陥画素を検出出来るので、商品出荷時には発生しておらず経年変化などにより発生した欠陥画素についても検出及び補正を行うことが可能になる。
次に、1の注目画素について欠陥判断を行う手順を図3のフローチャートを用いて説明する。ステップS11で、注目画素における周囲の同色周辺画素との画素値の差異がそれぞれ閾値よりも大きいか否かを判断し、図4のパターン判定が行われる。注目画素における検出パターンが、欠陥候補パターン(a)〜(o)のいずれにも該当しない場合には、注目画素が欠陥画素候補に相当しないとして、第1欠陥検出部66は、注目画素における検出パターンが、欠陥候補パターン(a)〜(o)のいずれにも該当しない旨の情報を、第1欠陥候補パターンに関する情報として、パターン判定部68に出力する。パターン判定部68は、判断結果に関する情報として注目画素は欠陥画素ではないことを示す欠陥通知フラグを補正部69に出力し、欠陥補正処理は行われずに終了し、次の注目画素について欠陥判断が行われる。
注目画素についての検出パターンが、欠陥候補パターン(a)〜(o)のいずれかに当てはまる場合には、ステップS12で、第1欠陥検出部66は、パターン番号を、第1欠陥候補パターンに関する情報として、パターン判定部68に出力する。また、第1、第2欠陥検出部66、67は、注目画素に隣接する異色隣接画素について、ステップS11と同様の周囲の画素(周辺隣接画素)との差異が閾値よりも大きいか否かを判断し、図4のパターン判定を行う。第1、第2欠陥検出部66、67は、パターン番号を、第2〜第4欠陥候補パターンに関する情報として、パターン判定部68に出力する。
ステップS13で、パターン判定部68において、注目画素の欠陥候補パターンと異色隣接画素の欠陥候補パターンとの組み合わせが、欠陥画素に該当するか否かが判断される。欠陥画素に該当する場合には、パターン判定部68は、判断結果に関する情報として注目画素は点欠陥画素または線欠陥画素であることを示す欠陥通知フラグを補正部69に出力し、ステップS14に進められる。ステップS14で、欠陥通知フラグの内容に基づいて、欠陥補正処理が行われ、かかる注目画素についての欠陥判断が終了し、次の注目画素についての欠陥判断が行われる。欠陥画素に該当しない場合は、パターン判定部68は、判断結果に関する情報として注目画素は欠陥画素ではないことを示す欠陥通知フラグを補正部69に出力し、欠陥補正処理は行われずに終了し、次の注目画素について欠陥判断が行われる。
なお、本実施形態では、注目画素に関する第1欠陥候補パターンと、異色隣接画素に関する第2〜第4欠陥候補パターンとに基づいて、注目画素が欠陥画素であるか否かを判断する形態を説明したが、第1欠陥候補パターンと、第2〜第4欠陥候補パターンの少なくとも1つとに基づいて、注目画素が欠陥画素であるか否かを判断する形態であってもよい。
本実施形態における撮像装置の構成図である。 画像処理部の構成図である。 イメージセンサの画素構成を示す図である。 欠陥候補パターン例を示す図である。 欠陥のない画像データを示す場合の検出パターンを示す図である。 線欠陥を示す場合の検出パターンを示す図である。 点欠陥を示す場合の検出パターンを示す図である。 欠陥画素の検出手順を示すフローチャートである。 図3の状態の次のラインについて欠陥補正が行われる場合の注目画素を示す図である。
符号の説明
1 撮像装置
10 イメージセンサ
20 ADC
40 画像処理部
50 ゲイン調整部
60 リアルタイム欠陥補正部
61〜65 第1〜第5ラインメモリ
66、67 第1、第2欠陥検出部
68 パターン判定部
69 補正部
70 表示部
80 外部記憶装置

Claims (7)

  1. 撮像素子と、
    前記撮像素子を構成する画素における注目画素について、前記注目画素から撮像に基づいて出力された注目画素値と、前記注目画素の周囲で且つ前記注目画素と同色である複数の周辺画素から前記撮像に基づいて出力された周辺画素値との差が閾値以下か否かを示す第1欠陥候補パターンと、前記注目画素と隣接する異色隣接画素から前記撮像に基づいて出力された異色隣接画素値と、前記異色隣接画素の周囲で且つ前記異色隣接画素と同色である複数の周辺隣接画素から前記撮像に基づいて出力された周辺隣接画素値との差が閾値以下か否かを示す複数の第2欠陥候補パターンとを算出し、前記複数の第2欠陥候補パターンおよび前記第1欠陥候補パターンの組合せに応じて、前記注目画素が欠陥画素であると判断し、前記欠陥画素を補正する欠陥補正部とを備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1欠陥候補パターンは、前記注目画素値と、前記周辺画素値との差異が閾値よりも大きいか否かに基づいて算出され、
    前記第2欠陥候補パターンは、前記異色隣接画素値と、前記周辺隣接画素値との差異が前記閾値よりも大きいか否かに基づいて算出されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記撮像素子から出力された画素データを、前記撮像素子から読み出しされたライン単位で、順次記録及び転送する複数のラインメモリを更に備え、
    前記第1、第2欠陥候補パターンは、前記複数のラインメモリに記録された画素データに基づいて算出されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. ベイヤ配列のカラーフィルタが前記撮像素子の画素上に配列され、前記カラーフィルタは、赤色フィルタと第1緑色フィルタとが交互に並べられたRラインと、青色フィルタと第2緑色フィルタとが交互に並べられたBラインとが交互に並べられ、
    前記赤色フィルタに対向するR画素、前記第1緑色フィルタに対向するG1画素、前記青色フィルタに対向するB画素、及び前記第2緑色フィルタに対向するG2画素のうちの1つが前記注目画素にされた場合には、前記R画素、前記G1画素、前記B画素、及び前記G2画素のうちのその他の画素の少なくとも1つが前記異色隣接画素にされることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記第1欠陥候補パターンと前記第2欠陥候補パターンとが同じである場合には、前記欠陥補正部は、前記注目画素は欠陥画素ではないと判断することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 撮像素子を構成する画素における注目画素について、前記注目画素から撮像に基づいて出力された注目画素値と、前記注目画素の周囲で且つ前記注目画素と同色である複数の周辺画素から前記撮像に基づいて出力された周辺画素値との差が閾値以下か否かを示す第1欠陥候補パターンを算出する第1ステップと、
    前記注目画素と隣接する異色隣接画素から前記撮像に基づいて出力された異色隣接画素値と、前記異色隣接画素の周囲で且つ前記異色隣接画素と同色である複数の周辺隣接画素から前記撮像に基づいて出力された周辺隣接画素値との差が閾値以下か否かを示す複数の第2欠陥候補パターンを算出する第2ステップと、
    前記複数の第2欠陥候補パターンおよび前記第1欠陥候補パターンの組合せに応じて、前記注目画素が欠陥画素であると判断する第3ステップとを備えることを特徴とする撮像素子の欠陥画素検出方法。
  7. 撮像素子と、
    前記撮像素子を構成する画素における注目画素について、前記注目画素から撮像に基づいて出力された注目画素値と、前記注目画素の周囲で且つ前記注目画素と同色である複数の周辺画素から前記撮像に基づいて出力された周辺画素値との差が閾値以下か否かを示す第1欠陥候補パターンと、前記注目画素と隣接する異色隣接画素から前記撮像に基づいて出力された異色隣接画素値と、前記異色隣接画素の周囲で且つ前記異色隣接画素と同色である複数の周辺隣接画素から前記撮像に基づいて出力された周辺隣接画素値との差が閾値以下か否かを示す複数の第2欠陥候補パターンとを算出し、前記複数の第2欠陥候補パターンおよび前記第1欠陥候補パターンの組合せに応じて、前記注目画素が欠陥画素であると判断する欠陥判定部とを備えることを特徴とする撮像装置。
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