JP2017158018A - 画像処理装置およびその制御方法、撮像装置 - Google Patents

画像処理装置およびその制御方法、撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】シェーディングが発生した場合でも欠陥画素検出を精度良く行うこと。
【解決手段】撮像装置の撮像素子107は、複数のマイクロレンズと、各マイクロレンズに対応する複数の光電変換部を有する。複数の光電変換部からそれぞれ信号を取得することで視差を有する視差画像が生成される。CPU121は、検出画素の出力値である第1出力値と、当該画素と近接する画素から決定される第2出力値から評価値を算出し、当該評価値を所定の閾値と比較することにより欠陥画素検出を行う。CPU121は、第1出力値および第2出力値を用いて導出した第1評価値と、第2出力値とを用いて第2評価値を算出し、第2評価値が閾値より大きい場合に画素を欠陥画素として検出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、撮像素子の欠陥画素検出に関する。
撮像素子内の欠陥画素を検出するために、着目画素に近接した画素の情報を用いて欠陥画素検出を行う撮像装置が提案されている。特許文献1では、同色の2つ以上の隣接画素情報を用いて欠陥画素検出を行う技術が開示されている。特許文献2では、同色と異色の画素情報を用いて欠陥画素検出を行う技術が開示されている。
特開2010−130236号公報 特開2011−97542号公報
しかしながら、撮像光学系を通過して撮像素子に到達し、フォトセンサで受光されたときの画像信号の出力値は、シェーディングの影響で均一の値にならない可能性がある。つまり、シェーディングの発生により、フォトセンサの受光領域に応じて輝度が変化するので、撮像素子の欠陥画素検出を適切に行うことが難しい。
本発明は、シェーディングが発生した場合でも欠陥画素検出を精度良く行うことを目的とする。
本発明の一実施形態に係る装置は、複数の画素の出力値を取得して画像信号を処理する画像処理装置であって、前記画素から第1出力値を取得し、当該画素に近接する画素から決定される第2出力値を取得する取得手段と、前記第1出力値と前記第2出力値から前記画素の評価値を算出し、当該評価値を閾値と比較することにより欠陥画素検出を行う検出手段を備える。前記検出手段は、前記第1出力値および前記第2出力値から導出される第1評価値と前記第2出力値とを用いて第2評価値を算出し、該第2評価値が前記閾値より大きい場合、前記画素を欠陥画素として検出する。
本発明によれば、シェーディングが発生した場合でも欠陥画素検出を精度良く行える。
本発明の実施形態における撮像装置の概略構成図である。 本発明の実施形態における画素配列の概略図である。 本発明の実施形態における画素の概略平面図と概略断面図である。 本発明の実施形態における画素と瞳分割の概略説明図である。 本発明の実施形態における撮像画素と瞳分割の概略説明図である。 本発明の実施形態における視差画像のシェーディングの説明図である。 本発明の実施形態における欠陥画素検出の説明図である。 本発明の実施形態における欠陥画素検出から画像表示までのフローチャートである。
以下、本発明の例示的な実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。各実施形態では、本発明に係る画像処理装置をデジタルカメラ等の撮像装置に適用した例を説明するが、以下の画像処理を実行する情報処理装置や電子機器等に幅広く適用可能である。
図1は本発明の実施形態に係る撮像素子を有する撮像装置の構成例を示すブロック図である。撮像光学系(結像光学系)の先端に配置された第1レンズ群101は、レンズ鏡筒にて光軸方向に進退可能に保持される。絞り兼用シャッタ102は、その開口径を調節することで撮影時の光量調節を行う他、静止画撮影時には露光秒時調節用シャッタとしての機能をもつ。第2レンズ群103は、絞り兼用シャッタ102と一体となって光軸方向に進退し、第1レンズ群101の進退動作との連動により、変倍作用(ズーム機能)を有する。第3レンズ群105は、光軸方向の進退により焦点調節を行うフォーカスレンズである。光学的ローパスフィルタ106は、撮影画像の偽色やモアレを軽減するための光学素子である。撮像素子107は、例えば2次元CMOS(相補型金属酸化膜半導体)フォトセンサと周辺回路からなり、撮像光学系の結像面に配置される。
ズームアクチュエータ111は、不図示のカム筒を回動することで、第1レンズ群101および第2レンズ群103を光軸方向に移動させて変倍動作を行う。絞りシャッタアクチュエータ112は、絞り兼用シャッタ102の開口径を制御して撮影光量を調節すると共に、静止画撮影時の露光時間制御を行う。フォーカスアクチュエータ114は、第3レンズ群105を光軸方向に移動させて焦点調節動作を行う。
被写体照明用の電子フラッシュ115は撮影時に使用し、キセノン管を用いた閃光照明装置または連続発光するLED(発光ダイオード)を備えた照明装置が用いられる。AF(オートフォーカス)補助光源116は、所定の開口パターンを有したマスクの像を、投光レンズを介して被写界に投影する。これにより、低輝度の被写体または低コントラストの被写体に対する焦点検出能力が向上する。カメラ本体部の制御部を構成するCPU(中央演算処理装置)121は、種々の制御を司る制御中枢機能をもつ。CPU121は、演算部、ROM(リード・オンリ・メモリ)、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)、A(アナログ)/D(デジタル)コンバータ、D/Aコンバータ、通信インターフェイス回路等を有する。CPU121はROMに記憶された所定のプログラムに従って、カメラ内の各種回路を駆動し、AF制御、撮像処理、画像処理、記録処理等の一連の動作を実行する。CPU121は本実施形態の欠陥画素検出、欠陥画素補正、シェーディング補正の制御を行う。
電子フラッシュ制御回路122はCPU121の制御指令に従い、撮影動作に同期して電子フラッシュ115を点灯制御する。補助光源駆動回路123はCPU121の制御指令に従い、焦点検出動作に同期してAF補助光源116を点灯制御する。撮像素子駆動回路124は撮像素子107の撮像動作を制御するとともに、取得した撮像信号をA/D変換してCPU121に送信する。画像処理回路125はCPU121の制御指令に従い、撮像素子107により取得した画像のガンマ変換、カラー補間、JPEG(Joint Photographic Experts Group)圧縮等の処理を行う。画像処理回路125は、撮像素子107により取得した撮像画像や視差画像の生成処理を行う。撮像画像の画像信号は記録処理や表示処理が行われる。また視差画像は焦点検出、視点変更処理、立体視表示、リフォーカス処理、ゴースト除去処理等に使用される。
フォーカス駆動回路126はCPU121の制御指令に従い、焦点検出結果に基づいてフォーカスアクチュエータ114を駆動し、第3レンズ群105を光軸方向に移動させて焦点調節を行う。絞りシャッタ駆動回路128はCPU121の制御指令に従い、絞りシャッタアクチュエータ112を駆動し、絞り兼用シャッタ102の開口径を制御する。ズーム駆動回路129はCPU121の制御指令に従い、撮影者のズーム操作指示に応じてズームアクチュエータ111を駆動する。
表示部131はLCD(液晶表示装置)等の表示デバイスを有し、カメラの撮影モードに関する情報、撮影前のプレビュー画像と撮影後の確認用画像、焦点検出時の合焦状態表示画像等を表示する。操作部132は操作スイッチとして、電源スイッチ、レリーズ(撮影トリガ)スイッチ、ズーム操作スイッチ、撮影モード選択スイッチ等を備え、操作指示信号をCPU121に出力する。フラッシュメモリ133はカメラ本体部に着脱可能な記録媒体であり、撮影済み画像データ等を記録する。
次に図2を参照して本実施形態における撮像素子の画素配列を説明する。図2は、本実施形態における撮像素子の画素部と副画素の配列を示す概略図である。図2の左右方向をx軸方向とし、上下方向をy軸方向とし、x軸方向およびy軸方向に直交する方向(紙面に垂直な方向)をz軸方向と定義する。2次元CMOSセンサ(撮像素子)の撮像画素配列を4列×4行の範囲で例示し、焦点検出画素配列を8列×4行の範囲で例示する。撮像画素は撮像信号を出力する撮像用画素であり、複数に分割された副画素から構成される。本実施形態では、所定方向に2分割された副画素を例示する。
2列×2行の画素群200は、1組の画素200R,200G,200Bを備える。画素200R(左上の位置参照)はR(赤)色の分光感度を有する画素であり、画素200G(右上と左下の位置参照)はG(緑)色の分光感度を有する画素である。画素200B(右下の位置参照)はB(青)色の分光感度を有する画素である。さらに、各画素は2列×1行に配列された第1副画素201と第2副画素202により構成されている。副画素はそれぞれ、焦点検出信号を出力する焦点検出画素としての機能を有する。図2に示す例では、4列×4行の画素(8列×4行の副画素)を平面上に多数配置することで、撮像画像信号および焦点検出信号が取得可能である。撮像素子にて、画素の周期Pを4μm(マイクロメートル)とし、画素数Nを横5575列×縦3725行(約2075万画素)とする。また、副画素の配列方向周期Pを2μmとし、副画素数Nを横11150列×縦3725行(約4150万画素)とする。
図2に示す撮像素子における1つの画素200Gを、撮像素子の受光面側(+z側)から見た場合の平面図を図3(A)に示す。図3(A)の紙面に垂直な方向にz軸を設定し、手前側をz軸の正方向と定義する。また、z軸に直交する上下方向にy軸を設定して上方をy軸の正方向とし、z軸およびy軸に直交する左右方向にx軸を設定して右方をx軸の正方向と定義する。図3(A)にてa−a切断線に沿って、−y側から見た場合の断面図を図3(B)に示す。画素200Gは、各画素の受光面側(+z方向)にて入射光を集光するためのマイクロレンズ305が形成され、分割された複数の光電変換部を備える。例えば、x方向における分割数をNとし、y方向における分割数をNとする。図3には、瞳領域を水平方向にて2分割した例、すなわち、N=2,N=1の場合を例示し、副画素としての光電変換部301と光電変換部302が形成されている。光電変換部301は第1の焦点検出画素である第1副画素201に対応し、光電変換部302は第2の焦点検出画素である第2副画素202に対応する。
光電変換部301と光電変換部302は、例えばp型層300とn型層との間にイントリンシック層を挟んだpin構造フォトダイオードとして形成される。または必要に応じて、イントリンシック層を省略し、pn接合フォトダイオードとして形成してもよい。各画素には、マイクロレンズ305と、光電変換部301および光電変換部302との間に、カラーフィルタ306が形成される。必要に応じて、副画素ごとにカラーフィルタ306の分光透過率を変えてもよいし、カラーフィルタを省略しても構わない。
画素200Gに入射した光はマイクロレンズ305が集光し、さらにカラーフィルタ306で分光された後に、光電変換部301と光電変換部302がそれぞれ受光する。光電変換部301と光電変換部302では、受光量に応じて電子とホール(正孔)が対生成され、空乏層で分離された後、負電荷をもつ電子はn型層(不図示)に蓄積される。一方、ホールは定電圧源(不図示)に接続されたp型層を通じて撮像素子の外部へ排出される。光電変換部301と光電変換部302のn型層(不図示)に蓄積された電子は、転送ゲートを介して、静電容量部(FD)に転送されて電圧信号に変換される。
図4は、画素構造と瞳分割との対応関係を示す概略的な説明図である。図4には、図3(A)に示した画素構造のa−a線での切断面を、+y方向から見た場合の断面図と、結像光学系の射出瞳面(射出瞳400参照)を、−z方向から見た図を示す。図4では、射出瞳面の座標軸と対応を取るために、断面図にてx軸とy軸を図3に示す状態とは反転させて示している。
第1副画素201に対応する第1瞳部分領域501は、−x方向に重心が偏倚している光電変換部301の受光面に対し、マイクロレンズ305によって、概ね共役関係になっている。つまり、第1瞳部分領域501は第1副画素201で受光可能な瞳領域を表し、瞳面上で+X方向に重心が偏倚している。また、第2副画素202に対応する第2瞳部分領域502は、重心が+x方向に偏倚している光電変換部302の受光面に対し、マイクロレンズ305によって、概ね共役関係になっている。第2瞳部分領域502は第2副画素202で受光可能な瞳領域を表し、瞳面上で−X方向に重心が偏倚している。また、図4に示す瞳領域500は、光電変換部301と光電変換部302、つまり副画素201と202を全て併せた場合の、画素200G全体で受光可能な瞳領域である。
入射光は、マイクロレンズにより、焦点位置に集光される。しかし、光の波動性による回折の影響のため、集光スポットの直径は回折限界Δより小さくすることはできず、有限の大きさとなる。光電変換部の受光面サイズは約1〜2μm程度であり、これに対してマイクロレンズの集光スポットが約1μm程度である。そのため、光電変換部の受光面とマイクロレンズを介して共役の関係にある、図4の第1瞳部分領域501と第2瞳部分領域502は、回折暈けのため、明瞭に瞳分割されず、受光率分布(瞳強度分布)となる。
撮像素子と瞳分割との対応関係を図5の概略図に示す。第1瞳部分領域501と第2瞳部分領域502という、異なる瞳部分領域をそれぞれ通過した光束は、撮像素子の各画素に異なる角度で入射する。入射光は、N(=2)×N(=1)に分割された第1副画素201の光電変換部301と、第2副画素202の光電変換部302がそれぞれ受光して光電変換する。本実施形態では、瞳領域が水平方向に2分割されている例を示すが、必要に応じて、垂直方向に瞳分割を行ってもよい。
以上のように本実施形態の撮像素子は、結像光学系の異なる瞳部分領域を通過する光束をそれぞれ受光する複数の副画素が設けられた画素部を、複数配列させた構造を有する。例えば、撮像素子の画素ごとに、副画素201と副画素202の信号を加算して読み出すことで、CPU121および画像処理回路125は有効画素数の解像度の撮像画像を生成する。この場合、撮像画像は、画素ごとに複数の副画素の受光信号を合成することで生成される。また、別の方法では、撮像素子の各画素部の副画素201の受光信号を集めて第1の視差画像が生成される。撮像画像から第1の視差画像を減算して第2の視差画像が生成される。必要に応じてCPU121および画像処理回路125は、撮像素子の各画素部の副画素201の受光信号を集めて第1の視差画像を生成し、各画素部の副画素202の受光信号を集めて第2の視差画像を生成する。異なる瞳部分領域ごとに、副画素の受光信号から、1つ以上の視差画像を生成することができる。
視差画像は、撮像画像とは視点の異なる画像であり、以下に説明するシェーディング補正が行われ、複数の視点での画像を同時に取得可能である。本実施形態では、撮像画像、第1視差画像、第2視差画像はそれぞれ、ベイヤー配列の画像となる。必要に応じて、ベイヤー配列の撮像画像、第1視差画像、第2視差画像に、デモザイキング処理を行ってもよい。
図6を参照して、シェーディングについて説明する。図6は、視差画像のシェーディングの発生原理とシェーディングの説明図である。以下では、撮像素子の各画素部における第1の光電変換部から取得される像信号を像信号Aとし、第2の光電変換部から取得される像信号を像信号Bとする。図6(A)は、像信号Aの入射角受光特性601aと、像信号Bの入射角受光特性601bを例示する。横軸に位置座標Xを示し、縦軸(Z軸)に受光感度を示している。図6(A)には併せて、射出瞳枠(射出瞳形状)602と、各像高の撮像画素603を示す。+x1の位置は瞳座標上で−x2の位置に対応し、−x1の位置は瞳座標上で+x2の位置に対応している。図6(B)は、図6(A)の状態における像信号Aのシェーディングを示すグラフ線604a、および像信号Bのシェーディングを示すグラフ線604bをそれぞれ示している。横軸に位置座標Xを示し、縦軸に光量を示す。
図6(A)において、像高が−x1である撮像画素603は、射出瞳枠602を通して瞳座標上の+x2の位置の瞳からの光を受光する。そのため、入射角受光特性601aと入射角受光特性601bからわかるように、像信号Aと像信号Bの感度を比較した場合、像信号Bの方が像信号Aよりも感度が高い。他方、像高が+x1である撮像画素603は、射出瞳枠602を通して瞳座標上の−x2の位置の瞳からのを受光する。そのため、像信号Aと像信号Bの感度を比較した場合、像信号Aの方が像信号Bよりも感度が高い。この理由により、図6(A)の状態におけるシェーディングは図6(B)のグラフ線604a(像信号A)、604b(像信号B)に示すように発生している。シェーディングは、射出瞳枠602の位置や大きさに応じて変化するという性質があるため、射出瞳距離と絞り値が変わるとシェーディングの様相も変化する。実際の撮像光学系ではケラレが発生するため、撮像光学系に応じて撮像画素の像高による射出瞳距離と絞り値の変化は異なる。よって、高精度なシェーディング補正を実現するためには、撮像光学系の撮影条件ごとにケラレの影響を加味して補正を行う必要がある。
レンズ交換式の撮像装置の場合、撮像装置の本体部に装着されるレンズ装置に対応したシェーディング補正が行われる。つまり、画像記録時にシェーディング補正を行うためには、レンズ装置の撮像光学系情報に応じたシェーディング補正値を撮像装置の本体部内部に予め記憶しておく必要がある。これは、撮像装置の連写性能を損なわないように画像記録を高速に行うためである。しかしながら、レンズ装置ごとの撮像光学系情報に応じたシェーディング補正値を全てメモリに記憶する方法は膨大なデータ記憶領域が必要となり、現実的ではない。そこで、画像取得後のシェーディング補正の高速性が求められない画像再生時に、シェーディング補正に必要なデータを取得してシェーディング補正が行われる。シェーディング補正に使用する補正値については、入射光の撮像光学系によるケラレに関する情報と、入射光の角度変化に応じた画素の感度特性に基づいて、それらの情報を組み合わせて算出することが可能である。
次に図7を参照して、欠陥画素検出について説明する。図7は、欠陥画素検出を行う際、検出画素の出力値(第1出力値)と、検出画素に近接した周辺画素の出力値(第2出力値)との差分値を算出して評価する方法の説明図である。第2出力値については、第1出力値、画素のカラーフィルタ、受光する光束が通過する瞳領域、および画素加算数のうち、1つ以上を同じ条件として算出することで決定される。図7(A)は近接する5×5画素の領域を用いて欠陥画素検出を行う場合を例示する。図7(B)は近接する±3行の領域(7×7画素の領域)を用いて欠陥画素検出を行う場合を例示する。整数の変数iとjを用いて、各画素の位置を表現している。図7では縦方向の画素位置を変数iで表し、横方向の画素位置を変数jで表しており、画素位置i,jと表記する。
画素の出力値をSと表記すると、Sは信号成分Stypとノイズ成分Nからなる。更に、ノイズ成分Nは、固定ノイズ成分Nfixedとランダムノイズ成分Nrandomからなる。よって出力値Sは下記式(1)で表される。
Figure 2017158018
固定ノイズ成分Nfixedは常に一定値の誤差として出力される。ランダムノイズ成分Nrandomは信号成分Stypの大きさに応じて変動する誤差として出力される。固定ノイズ成分Nfixedが大きいと、常に画像の色味が変化して現れてしまうため、欠陥画素検出では固定ノイズ成分Nfixedの大きい画素を精度良く検出する必要がある。
固定ノイズ成分Nfixedは、下記式(2)に示すように信号成分Stypに対してゲイン(αと記す)で影響される成分であり、欠陥画素検出は主にこの成分を検出するために行う。
Figure 2017158018
一方、ランダムノイズ成分Nrandomは、下記式(3)に示すように信号成分Stypに対してその平方根に比例してポアソン分布に基づいて変動する成分である。
Figure 2017158018
欠陥画素検出では主に固定ノイズ成分Nfixedを検出して欠陥画素であるか否かを判定するために、シェーディングが極力ない条件で検出が行われ、ランダムノイズ成分Nrandomを低減して測定が行われる。しかしながら、ランダムノイズ成分Nrandomを全て除去することは難しい。そのため、固定ノイズ成分Nfixedとランダムノイズ成分Nrandomのそれぞれの許容値を設定する処理が行われ、それらの加算値に基づいて閾値が決定される。
欠陥画素検出の一般的な方法の1つとして、検出対象の画素に近接した周辺画素を選定した代表値、または、近接した周辺画素を用いて算出した代表値と、欠陥検出画素の出力値との差分値を用いる方法がある。ノイズ成分を含まない場合の信号成分は実際には分からないため、信号成分として代表値を用いる。代表値を基準とする差分値が許容できるかどうかを評価する処理が行われる。
図7(A)に画素位置i,jで示す個所が、欠陥画素検出を行う対象画素を示している。その出力値をS(i,j)と表記する。図7(A)で示された領域での代表値、つまり5×5画素の出力値のメディアン値を代表値とする場合、これをStyp(i,j)と表記する。メディアン値に代えて、平均値等を用いてもよく、代表値の設定方法については任意である。
一般的な欠陥画素検出の評価値(第1評価値)を、画素位置i,jと撮影時tの関数E(i,j,t)と表記し、画素の出力値をS(i,j,t)と表記する。第1評価値は、第1出力値と第2出力値との差分の絶対値を第2出力値で除算することで算出される。所定閾値Eerrorを用いた下記式(4)が使用される。
Figure 2017158018
ある基準出力値(Sstdと記す)における所定閾値をEerrorとし、許容画素ばらつき誤差をαと定義すると、式(4)より所定閾値Eerrorは、下記式(5)となる。
Figure 2017158018
欠陥画素検出では、評価値Eが所定閾値Eerrorを超えた場合に対象画素が欠陥画素であると判定される。つまり下記式(6)を用いて欠陥画素検出が行われる。
Figure 2017158018
式(6)は輝度で正規化されている。つまり評価値Eは正規化された輝度評価値である。輝度の変化が数%の範囲内であれば、Styp(i,j)の変化が微小と見なせるので、精度良く欠陥画素検出を行うことができる。しかしながら、R,G,Bといった画素のカラーフィルタの透過率の違いや、図6で示したシェーディングの違いは数%のオーダーでは収まらない。特に、シェーディングの影響がある状態で式(6)を用いた場合、Styp(i,j)が領域ごとに変化するため検出精度を保証することは難しい。
レンズ交換式カメラ等にて様々な射出瞳距離で撮影を行う場合、欠陥画素検出をリアルタイムで行わねばならない。この場合、図6のようなシェーディングが発生した状態であっても画像領域ごとに同程度の検出精度を維持する必要がある。
出力値が変化した場合の欠陥画素検出の条件式は、下記式(7)となる。
Figure 2017158018
式(7)全体に√Styp(i,j)/√Sstdを乗算すると、下記式(8)が得られる。
Figure 2017158018
式(5)を式(8)に代入して整理すると、下記式(9)となる。
Figure 2017158018
式(9)と式(6)を比較すると、第1評価値EがStypとSstdを用いて補正されていること、また、固有ノイズに関連し、式(9)の右辺第2項が追加されていることが分かる。つまり、第2評価値は、第1評価値に、第2出力値と基準出力値との比の平方根からなる項を乗算することで算出される。式(9)の右辺第2項は、StypのSstdに対する変動が大きくなると寄与率が増加する項である。これにより、Stypに応じて判定閾値を変化させて評価することができる。また、求められる欠陥画素検出精度と演算規模のバランスを鑑みて、式(9)の右辺にて√Styp(i,j)/√Sstdが必ず1未満になるようにSstdを設定してもよい。下記式(10)は、Stypの想定される最低値Styp_minと判定閾値Eerror を示す不等式である。式(9)の右辺に、式(10)で導出したEerror を用いることで、一定の判定閾値で評価することができる。
Figure 2017158018
この例では1画素に着目した欠陥画素検出を説明したが、図7(B)で示した線状の欠陥画素検出の場合においても同様の考え方で適用可能であり、適用範囲は図7で示した限りではない。また、評価値を算出する時に用いる代表値Stypは、正規化の精度および欠陥画素検出精度を向上させるために、欠陥検出画素と処理条件に応じて設定される。処理条件とは、例えば画素上に配置されているカラーフィルタ、画素の受光する光束が通過する瞳部分領域、画素加算等である。
欠陥画素補正処理では、欠陥画素検出にて検出された画素に対し、周辺画素の画素信号を用いて、バイリニア法やバイキュービック法等で補正が行われる。欠陥画素を適切に検出して補正することにより、高画質な画像を提供できる。欠陥画素補正は撮像光学系の情報を用いずに、所定の演算方法で行うことが可能である。しかも画像処理装置内でハードウェア処理を行う方が、外部機器(PC等)でソフトウェア処理を行うよりも高速に欠陥画素補正を行える。このため、欠陥画素の抽出後、撮像装置内で欠陥画素補正処理が実行される。
図8を参照して、視差画像の生成処理について説明する。図8は、シェーディングが発生した場合の画素データを用いて、画像生成および画像記録、画像表示を行う処理を例示するフローチャートである。図8(A)は撮像から画像記録までの処理を示すフローチャートである。図8(B)は記録画像データを読み出して画像を表示する処理を示すフローチャートである。
図2で説明したように、副画素のデータのみを用いて画像を生成することで、撮像画像とは異なる視点の視差画像を生成可能である。ただし、シェーディングが発生した場合、その影響を低減して高画質な画像を生成するためには、適切な手順で欠陥画素検出、欠陥画素補正、シェーディング補正を行う必要がある。
図8(A)のS801では、撮像素子107の各画素部の副画素から画素データを取得する処理が行われる。次のS802でCPU121は、既述の条件式を用いて欠陥画素検出を行う。算出した評価値が所定の判定閾値を超える画素が欠陥画素として検出される。S803でCPU121は欠陥画素補正を行う。S802で検出された欠陥画素に対して、欠陥画素に近接する画素データを用いた線形補間等の処理が行われる。例えば孤立点での欠陥画素補正は、欠陥画素に隣接した画素情報を用いてバイリニア法やバイキュービック法等で行われる。また欠陥画素同士が隣接している場合には隣接欠陥画素補正が行われる。S804でCPU121は、S803で補正された画素を含む各画素から取得される画素データを記録する制御を行う。例えば視差画像の画像信号は装置内部のメモリ、または外部メモリに記憶される。
図8(B)のS805でCPU121は、画素データをメモリから読み出す処理を実行して、S806に処理を進める。S806でCPU121は、シェーディング補正に必要なデータを取得し、S805で取得した画像データのシェーディング補正を行う。シェーディング補正では、所定の補正値テーブルを用いて画像データが補正される。例えば撮像素子にて画素部ごとの複数の光電変換部からそれぞれ出力される画素信号に基づいて画像処理回路125が像信号Aから第1の視差画像を生成し、像信号Bから第2の視差画像を生成する場合を想定する。この場合、像信号Aに対応する補正値Aと、像信号Bに対応する補正値Bが使用される。つまり、シェーディング補正値は、像信号Aと像信号Bでそれぞれ異なるので、別個に使用する必要がある。また像高によって補正値が変化することから、異なる像高にそれぞれ対応する補正値が各別に使用される。さらには、シェーディング補正値はF値(絞り値)や、レンズ部の射出瞳距離値によっても変わるので、それらに応じた補正値が使用される。レンズ交換式カメラシステムでは、カメラ本体部に装着されるレンズ装置に応じてシェーディング補正値が選択される。各種条件に応じて選択される補正値により視差画像のシェーディング補正が行われる。S807で表示部131は、S806でシェーディング補正が行われた画像信号にしがって画像を表示する。
本実施形態では、シェーディングが発生した場合に正規化された輝度評価値に基づいて欠陥画素検出を適切に行うことができる。よって欠陥画素補正およびシェーディング補正が行われた画素信号に基づいて高画質な画像を提供できる。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
107 撮像素子
121 CPU
125 画像処理回路

Claims (22)

  1. 複数の画素の出力値を取得して画像信号を処理する画像処理装置であって、
    前記画素から第1出力値を取得し、当該画素に近接する画素から決定される第2出力値を取得する取得手段と、
    前記第1出力値と前記第2出力値から前記画素の評価値を算出し、当該評価値を閾値と比較することにより欠陥画素検出を行う検出手段を備え、
    前記検出手段は、前記第1出力値および前記第2出力値から導出される第1評価値と前記第2出力値とを用いて第2評価値を算出し、該第2評価値が前記閾値より大きい場合、前記画素を欠陥画素として検出することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記検出手段は、欠陥画素検出の基準出力値を含む関数で前記第1評価値を補正して前記第2評価値を算出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記第2出力値は対象画素に近接した画素の出力値から決定されるメディアン値または平均値であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記検出手段は、前記第1出力値、前記画素のカラーフィルタ、受光する光束が通過する瞳領域、および画素加算数のうち、1つ以上を同じ条件として前記第2出力値を決定することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記画素は、複数のマイクロレンズと、各マイクロレンズに対応する複数の光電変換部を有する撮像素子の画素であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記第1評価値は、前記第1出力値と前記第2出力値との差分を前記第2出力値で除算して算出され、前記第2評価値は、前記基準出力値に対して前記第2出力値が大きくなるにつれて増加する項を前記第1評価値に乗算して算出されることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  7. 前記第1評価値を画素位置i,jおよび撮影時tの関数であるE(i,j,t)とし、
    前記基準出力値を画素位置i,jの関数であるSstd(i,j)とし、
    前記第2出力値をStypとし、
    前記閾値をEerrorとし、
    許容画素ばらつき値をαとするとき、
    前記検出手段は、前記画素が下記式を満たす場合に欠陥画素として検出することを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
    Figure 2017158018
  8. 前記検出手段により検出された欠陥画素の画素信号を補正する画素補正手段を備えることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 前記画素補正手段により補正された画素信号を用いてシェーディング補正を行うシェーディング補正手段を備えることを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
  10. 前記シェーディング補正手段は視差画像のシェーディング補正を行うことを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
  11. 前記第1評価値は、輝度で正規化された輝度評価値であることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  12. 複数の画素の出力値を取得して画像信号を処理する画像処理装置であって、
    前記画素から第1出力値を取得し、当該画素に近接する画素から決定される第2出力値を取得する取得手段と、
    前記第1出力値と前記第2出力値から輝度で正規化された前記画素の輝度評価値を算出し、前記輝度評価値が閾値より大きい場合、前記画素を欠陥画素として検出する検出手段を備えることを特徴とする画像処理装置。
  13. 複数の画素の出力値を取得して画像信号を処理する画像処理装置であって、
    前記画素から第1出力値を取得し、当該画素に近接する画素から決定される第2出力値を取得する取得手段と、
    前記第1出力値と前記第2出力値から前記画素の第1評価値を算出し、前記第1評価値と前記第2出力値から算出した第2評価値と閾値を比較することにより欠陥画素検出を行う検出手段と、
    前記検出手段により検出された欠陥画素の画素信号を補正する画素補正手段と、
    前記画素補正手段により補正された画素信号を用いてシェーディング補正を行うシェーディング補正手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
  14. 前記シェーディング補正手段は、像高に対応する補正値、または絞り値もしくはレンズ部の射出瞳距離値に対応する補正値を記憶手段から取得して、画像再生時にシェーディング補正を行うことを特徴とする請求項13に記載の画像処理装置。
  15. 前記第1評価値は、輝度で正規化された輝度評価値であることを特徴とする請求項13または14に記載の画像処理装置。
  16. 請求項1から15のいずれか1項に記載の画像処理装置を備えることを特徴とする撮像装置。
  17. 複数のマイクロレンズおよび各マイクロレンズに対応する複数の光電変換部を有する撮像素子と、
    前記複数の光電変換部からそれぞれ取得される信号により視差を有する複数の画像信号を生成する画像処理手段を備えることを特徴とする請求項16に記載の撮像装置。
  18. 前記画像処理手段は、前記複数の光電変換部のうち、第1の光電変換部から取得される信号により第1の視差画像を生成し、第2の光電変換部から取得される信号により第2の視差画像を生成することを特徴とする請求項17に記載の撮像装置。
  19. 前記画像処理手段は、前記複数の光電変換部のうち、第1および第2の光電変換部から取得される信号により撮像画像を生成し、第1または第2の光電変換部から取得される信号により視差画像を生成することを特徴とする請求項17に記載の撮像装置。
  20. 複数の画素の出力値を取得して画像信号を処理する画像処理装置にて実行される制御方法であって、
    前記画素から第1出力値を取得し、当該画素に近接する画素から決定される第2出力値を取得するステップと、
    検出手段が前記第1出力値と前記第2出力値から前記画素の評価値を算出し、当該評価値を閾値と比較することにより欠陥画素検出を行う検出ステップを有し、
    前記検出ステップでは、前記検出手段が前記第1出力値および前記第2出力値から導出される第1評価値と前記第2出力値とを用いて第2評価値を算出し、該第2評価値が前記閾値より大きい場合、前記画素を欠陥画素として検出することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  21. 複数の画素の出力値を取得して画像信号を処理する画像処理装置にて実行される制御方法であって、
    前記画素から第1出力値を取得し、当該画素に近接する画素から決定される第2出力値を取得するステップと、
    検出手段が前記第1出力値と前記第2出力値から輝度で正規化された前記画素の輝度評価値を算出し、前記輝度評価値が閾値より大きい場合、前記画素を欠陥画素として検出するステップを有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  22. 複数の画素の出力値を取得して画像信号を処理する画像処理装置にて実行される制御方法であって、
    前記画素から第1出力値を取得し、当該画素に近接する画素から決定される第2出力値を取得する取得ステップと、
    検出手段が前記第1出力値と前記第2出力値から前記画素の第1評価値を算出し、前記第1評価値と前記第2出力値から算出した第2評価値と閾値を比較することにより欠陥画素検出を行うステップと、
    検出された欠陥画素の画素信号を画素補正手段が補正するステップと、
    シェーディング補正手段が前記画素補正手段により補正された画素信号を用いてシェーディング補正を行うステップと、を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。

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