JP5131954B2 - ビデオレコーダ並びにカメラシステム - Google Patents

ビデオレコーダ並びにカメラシステム Download PDF

Info

Publication number
JP5131954B2
JP5131954B2 JP2006522816A JP2006522816A JP5131954B2 JP 5131954 B2 JP5131954 B2 JP 5131954B2 JP 2006522816 A JP2006522816 A JP 2006522816A JP 2006522816 A JP2006522816 A JP 2006522816A JP 5131954 B2 JP5131954 B2 JP 5131954B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
video
camera
frame
compression
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006522816A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2007043227A1 (ja
Inventor
稔浩 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MegaChips Corp
Original Assignee
MegaChips Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MegaChips Corp filed Critical MegaChips Corp
Priority to JP2006522816A priority Critical patent/JP5131954B2/ja
Publication of JPWO2007043227A1 publication Critical patent/JPWO2007043227A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5131954B2 publication Critical patent/JP5131954B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/87Regeneration of colour television signals
    • H04N9/8715Regeneration of colour television signals involving the mixing of the reproduced video signal with a non-recorded signal, e.g. a text signal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/765Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus
    • H04N5/77Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus between a recording apparatus and a television camera

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Description

本発明は、カメラで撮像した映像のビデオレコーダでの記憶およびライブ表示を可能とする技術に関する。
従来、CCTV(Closed Circuit Television)タイプのカメラシステムが、監視カメラ用途等に多く利用されている。
CCTVカメラシステムでは、CCTVカメラで撮像した映像をビデオレコーダへ送信し、ビデオレコーダ側で、映像を記憶したりCRT(Cathode-ray Tube)や液晶等の表示装置にライブ表示することができる。
これまで、CCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子によって撮像した映像を、例えばNTSC(National Television System Committee)方式の映像に変換して出力するアナログ方式のCCTVカメラが多く利用されてきた。
アナログCCTVカメラの多くは、30fps(frame per second)で撮像した映像信号を出力する。CCTVカメラで撮像した映像をほぼリアルタイムに表示するライブ表示では30fpsのままの映像が利用される。そして、記録保存する映像は、記録容量を抑制するため、例えば10fpsというように、ライブ表示よりフレームレートを低くしたものが利用されることが多い。
アナログCCTVカメラからは常時30fpsの映像信号が出力されているため、30fpsのライブ表示をしながら、この映像信号の一部を間引くことで記録保存する映像のフレームレートを抑制することができる。
これに対し、最近では、コンピュータ装置やネットワーク環境の発達に伴って、JPEG(Joint Photographic Experts Group)やMPEG(Moving Picture Experts Group)等のデジタル方式のデータを出力するデジタルCCTVカメラが増加している。
デジタルCCTVカメラには、従来のアナログ方式に比べて様々な利点がある。
例えば、記録映像が劣化する心配がない。また、ネットワークを利用した接続が可能となるため、導入、管理、保守等が容易である。また、撮像した映像をインターネットを利用して配信したり、撮像データを解析して異常を検知したり、異常検知時に電子メール等を利用して利用者に通知することも容易に実現可能である。
JPEG等の静止画像データを出力するデジタルCCTVカメラでは、30fpsの静止画像を出力することで従来のアナログCCTVカメラの場合と同様に、30fpsの映像をライブ表示をしながら、その一部を間引いた静止画像を記録保存することができる。
そのため、従来のアナログCCTV方式と同様の利用方法を実現しつつ、デジタルデータとしての利点を得ることが可能である。
なお、本発明に関連する技術として、2つの圧縮方法を用いる技術が特許文献1および特許文献2に開示されている。
特開2005−244761号公報 特開2005−244762号公報
しかし、JPEG等の静止画像データでは、データ容量が大きくなり、これを送信するネットワークにかかる負荷が高くなる。
複数台のCCTVカメラを利用することも多いことから、限られた通信帯域を有効に利用する必要がある。
それには、静止画像と同等の画質を維持しながら、より小さいデータ容量のデータを出力できるMPEG等の動画像データを利用する方が有利である。
しかし、MPEG等の動画像データを出力するデジタルCCTVカメラでは、30fpsで撮像された映像を、フレーム間の差分をとって圧縮符号化する。
そのため、例えば10fpsの動画像データを記録保存するには、静止画像データの場合のように、単純にフレームデータの一部を間引くような処理では対応できない。具体的には、MPEG形式に圧縮符号化された映像を、一旦伸張復号し、一部のフレームデータの間引きを行った後、再び圧縮符号化する処理が必要となる。
よって、データ容量が小さくなってネットワークにかかる負荷が抑制されても、撮像映像を記録するビデオレコーダ側での処理負荷が高くなるという問題があった。
これを解決するには、デジタルCCTVカメラ側で、ビデオレコーダ側で記録保存する、例えば10fpsの動画像を生成し、これをレコーダ側でそのまま記録保存すればよい。
この方法によれば、デジタルデータとしての利点を利用できる上、デジタルCCTVカメラでの処理、ネットワーク帯域、ビデオレコーダでの処理の全てにかかる負荷を抑制することが可能である。
しかし、この場合、ライブ表示される映像も、10fpsになってしまうという問題があった。
上述したように、従来のアナログCCTVカメラシステムでは30fpsでライブ表示しながら10fpsでの記録保存が可能であったにも拘わらず、新たにデジタルCCTVカメラシステムを導入することで、10fpsで記録保存するとライブ表示も10fpsになってしまうという点で、利用者にはスペックダウンされた印象が強くなる。
これを解決するには、例えば、CCTVカメラ側で、ライブ表示用に30fpsの動画像を生成すると共に、記録保存用に例えば10fpsの動画像を生成し、両方の動画像データを出力する方法がある。
この方法によれば、30fpsの動画像によりライブ表示をしながら、10fpsの動画像をそのまま記録保存することが可能となる。
しかし、この場合は、デジタルCCTVカメラ側での処理負荷が高くなり、また2仕様の動画像データを送受信するため、ネットワークにかかる負荷が高くなるという問題があった。
また、デジタルCCTVカメラが2仕様の動画像を同時に出力するためには、2系統の独立した処理回路が必要となり、カメラの製造コストが上昇するという問題もあった。
そのため、従来のアナログCCTVカメラシステムと同様のライブ表示性能を有しながら、通信帯域への負荷も小さく、CCTVカメラやレコーダでの処理負荷も小さいデジタルCCTVカメラシステムの登場が望まれていた。
そこで、この発明の課題は、従来のアナログCCTVカメラシステムと同等のライブ表示性能を維持しながら、ネットワーク帯域にかかる負荷や映像信号処理に係る負荷の小さいデジタルCCTVカメラを提供することにある。
第1の発明は、動画データから区分された第1のフレームデータと第2のフレームデータに対して、それぞれ第1の圧縮処理および前記第1の圧縮処理よりも圧縮率が高い第2の圧縮処理を施して得られる第1のデータおよび第2のデータを受信する通信手段と、前記第2のデータは記憶せずに前記第1のデータのみを記憶する記憶手段と、前記第1の圧縮処理に対応する第1の伸張処理を前記第1のデータに施して得られる第3のデータと、前記第2の圧縮処理に対応する第2の伸張処理を前記第2のデータに施して得られる第4のデータとを合成して、第5のデータを出力する映像処理手段とを備えることを特徴とする。
また、第の発明は、第の発明に係るビデオレコーダであって、さらに、前記第5のデータに基づいて動画を表示する映像表示手段、を備えることを特徴とする。
また、第の発明は、第または第の発明に係るビデオレコーダであって、前記第1のフレームデータと前記第2のフレームデータは、前記動画データから交互に複数選定されることを特徴とする。
また、第の発明は、カメラと、第ないし第のいずれかの発明に係るビデオレコーダとを備え、当該カメラは、映像を撮像して動画データを得る撮像手段と、前記動画データを第1のフレームデータと第2のフレームデータとに区分し、前記第1フレームデータには第1の圧縮処理を施して第1のデータを生成し、前記第2のフレームデータには前記第1の圧縮処理よりも圧縮率が高い第2の圧縮処理を施して第2のデータを生成する信号処理手段と、前記第1のデータおよび前記第2のデータを送信する通信手段とを備え、前記第1のデータおよび前記第2のデータは、前記カメラから前記ビデオレコーダへ送信されることを特徴とする。
また、第の発明は、カメラと、第ないし第のいずれかの発明に係るビデオレコーダとを備え、当該カメラは、映像を撮像して動画データを得る撮像手段と、前記動画データを第1のフレームデータと第2のフレームデータとに区分し、前記第1フレームデータには第1の圧縮処理を施して第1のデータを生成し、前記第2のフレームデータには前記第1の圧縮処理よりも圧縮率が高い第2の圧縮処理を施して第2のデータを生成する信号処理手段と、前記第1のデータおよび前記第2のデータを送信する通信手段とを備え、前記通信手段は制御情報を受信し、前記信号処理手段は、前記制御情報に基づいて、前記第1のフレームデータと前記第2のフレームデータとの区分、並びに前記第1の圧縮処理および前記第2の圧縮処理の処理内容を決定し、前記第1のデータおよび前記第2のデータは前記カメラから前記ビデオレコーダへ送信され、前記ビデオレコーダの前記通信手段は、前記制御情報を前記カメラへ送信することを特徴とする。
また、第6の発明は、第4又は第5の発明にかかるカメラシステムであって、前記第1のフレームデータと前記第2のフレームデータは、前記カメラにおいて前記動画データから交互に複数選定されることを特徴とする。
の発明に係るビデオレコーダによれば、第5のデータをライブ表示に利用することができる。第2の圧縮処理は第1の圧縮処理よりも圧縮率が高いので、圧縮処理として第1の圧縮処理のみを採用して動画データを送信する場合と比較して、通信経路にかかる負荷を軽減できる。また、第1のフレームデータのみを記憶するので、記憶部に要求される記憶容量を低減することもできる。
の発明に係るビデオレコーダによれば、第5のデータを再生表示して動画データの内容を確認することができる。
の発明に係るビデオレコーダ及び第6の発明にかかるカメラシステムによれば、記憶手段に記憶されたデータに基づいて映像を再生表示する場合でも、表示される動画は映像中の連続した一部ではなく間隔を開けて間引かれているので、その映像の内容を把握しやすい。
の発明に係るカメラシステムによれば、カメラから、低圧縮率で圧縮した記録用映像データと高圧縮率で圧縮した表示補完用映像データの2系統の映像データを出力し、ビデオレコーダでは画質劣化の少ない記録用映像データのみを記憶すると共に、記録用映像データと表示補完用映像データとを合成した高フレームレートの映像によるライブ表示を行うことができる。記録用映像データのみを記憶するためビデオレコーダの記憶容量が抑制され、高圧縮率で圧縮した表示補完用データを送受信するため通信経路にかかる負荷も軽減することができる。
の発明に係るカメラシステムによれば、ビデオレコーダ側からカメラから出力される映像データの仕様を遠隔制御することができるため、ビデオレコーダ側でのデータ処理に適したデータを出力するようカメラを制御すれば、ビデオレコーダ側でのデータ処理にかかる負荷を軽減することができる。
この発明の目的、特徴、局面、および利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
この発明の一の実施の形態に係るCCTVカメラシステムの構成図である。 この発明の一の実施の形態に係るCCTVカメラシステムの動作を示す図である。
図1は、この発明の一の実施形態に係るカメラシステムを示す基本構成図である。当該カメラシステムは、CCTVタイプのカメラシステムであって、図1の如く、デジタル方式のCCTVカメラであるデジタルCCTVカメラ1(以下CCTVカメラと記す)と、デジタルビデオレコーダ5(以下、DVRと記す)とから構成される。
CCTVカメラ1とDVR5とはネットワーク10を介して接続され、CCTVカメラ1で撮像された映像を、ネットワーク10を介して送受信し、DVR5に記録保存することができる。
尚、本実施の形態では、1台のCCTVカメラを図示しているが、本発明はこれに限らず、複数台のCCTVカメラ1を接続して利用する態様であっても構わない。同様に、DVR5を複数台利用する態様であっても構わない。
また、CCTVカメラ1によりカメラシステムを構成する態様を示しているが、本発明はこれに限るものではなく、例えば、後述する機能を有するものであれば、インターネットに接続されたネットワークカメラと、デジタルビデオレコーダあるいはコンピュータ装置によってカメラシステムを構成するものであっても同様の効果を得ることができる。
センサー部(撮像手段)2は、レンズ等の光学系(図示せず)を介して入射した対象物の映像を、CCDやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子によって電気信号に変換して出力する機能を有する。
信号処理部(信号処理手段)3は、センサー部2から出力された電気信号を処理し、所定方式のデジタル信号に変換して出力する機能を有する。ここで行う処理とは、AGC(Auto Gain Control)、画素補間、ホワイトバランス等の色調調整、およびガンマ補正等の適正な映像信号を得るための処理と、得られた映像信号を2系統に分離区分する処理と、区分した2系統の映像信号を各々JPEGやMPEG等の所定方式のデジタルデータに圧縮変換する処理とを指す。
即ち、信号処理部3は、センサー部2で撮像した映像信号を分離し、さらに圧縮変換した記録用と表示補完用の2系統の映像データを出力する機能を有する。これらの処理の詳細については後述する。
通信部(通信手段)4は、ネットワーク10に接続され、信号処理部3から出力された2系統の映像データを当該ネットワーク10を介して送信する機能を有する。
また、通信部4は、DVR5と出力する映像データの仕様を決定する情報等を送受信することができる。
DVR5は、通信部6、映像処理部7、映像表示部8および記憶部9から構成される。
通信部(通信手段)6は、ネットワーク10に接続され、CCTVカメラ1から送信された映像データを受信する機能を有する。受信した2系統の映像データのうち記録用の映像データを記憶部9へ出力すると共に、記録用と表示補完用の両方の映像データを映像処理部7へ出力する。
また、通信部6は、上述したようにCCTVカメラ1と映像データの仕様に係る情報等を送受信することができる。
映像処理部(映像処理手段)7は、通信部6から入力された2系統の映像データを用い、記録用の映像データを表示補完用の映像データで補完する処理を行って、CCTVカメラ1で撮像した映像を再現し、映像表示部8で再生表示可能な映像信号に変換して出力する機能を有する。これらの処理の詳細については後述する。
また、映像処理部7は、記憶部9に記録保存しておいた映像データを読み出して、映像表示部8で再生表示可能な映像信号に変換して出力することもできる。
また、映像処理部7は、複数の映像により一画面を構成するよう、映像信号を合成して映像表示部8へ出力することもできる。
その他、映像処理部7は、例えば、利用者の指定に応じて、映像信号のフレームサイズやフレームレート、圧縮率等の変換等、映像信号に係る様々な処理を行うことができる。
映像表示部(映像表示手段)8は、CRT(Cathode-ray Tube)や液晶等を利用した表示装置であって、映像処理部7から入力された映像データを、利用者が目視確認できるよう再生表示する機能を有する。
記憶部(記憶手段)9は、例えばハードディスクドライブ等の記憶装置であって、通信部6から入力された記録用の映像データを記録保存する機能を有する。各映像データは、後に利用者が必要に応じて確認することができるよう、例えば各CCTVカメラ毎、日時毎等、に管理される。
図2は、撮像した映像信号のCCTVカメラ1内での処理と、DVR5内での処理とを示す模式図である。以下、図1および図2を参照しながら、CCTVカメラシステムの動作について説明する。
CCTVカメラ1では、640×480画素のVGA(Video Graphics Array)のフレームサイズで、30fps(frame per second)のフレームレートで、撮像した映像信号が、動画データとして、センサー部2から信号処理部3へ入力される。
信号処理部3では、まず、映像信号にAGC、画素補間、色調調整、およびガンマ補正等の処理を施して記録や表示に利用できる適正な映像信号を生成する。
次に、信号処理部3では、30fpsで撮像された映像をフレームデータ毎に、記録用と表示補完用の2系統に分離区分する。
記録用映像データは、DVR5側で受信後そのまま記録保存できる形式の映像データである。後にデータの内容を確認する場合があるため、映像の詳細が確認できるよう、フレームサイズは大きく、圧縮率は低い方が望ましい。
表示補完用データは、DVR5側でCCTVカメラ1の撮像した30fpsの映像をほぼリアルタイムに再生表示するときに、記録用映像データでは足りないフレームのデータを補完するためのデータである。CCTVカメラ1の撮像内容を目視確認できさえすればよいので、記録用映像データに比べて、フレームサイズが小さく、圧縮率が高くても構わない。
CCTVカメラ1では、初期設定値として、例えば10fpsの記録用映像データを出力するよう設定されている。
この場合、図2に示したように、30fpsの撮像映像のうち、斜線で示したフレームデータのみが分離され10fpsの記録用データ(第1のフレームデータ)として利用される。そして、その他のフレームデータが表示補完用データ(第2のフレームデータ)として利用される。
尚、記録用データのフレームレートを10fpsとしたのは一例であって、後述するようにフレームレートを変更することが可能である。記録用映像データのフレームレートは、センサー部2の性能を超えない30fpsまでの値で設定できる。
このとき、DVR5側で、表示用映像として、CCTVカメラ1で撮像した撮像映像と同じ映像を再現できるよう、各フレームデータには、フレームの前後関係を示す続き番号であるシーケンシャルナンバーが付される。
信号処理部3では、分離した各フレームデータについて、設定された設定内容に基づいて、別々に圧縮処理(図2中の圧縮処理1、2)が行われる。
具体的には、記録用データには、記録された映像が後にその内容を詳細に確認する場合があるため、映像の画質劣化を抑制するような画質重視の設定内容で圧縮処理(第1の圧縮処理)が施される。例えば、VGAのフレームサイズのまま、JPEG形式に圧縮変換されてもよいし、圧縮率が低い(ビットレートの高い)MPEG1やMPEG4等の形式に圧縮変換される。そして、これが記録用映像データ(第1のデータ)として出力される。
また、表示補完用データには、デジタルCCTVカメラ1で撮像中の映像の内容確認さえできればよいため、データ送信時の通信帯域にかかる負荷を軽減するため、データ容量を抑制するようなデータ容量重視の設定内容で圧縮処理(第2の圧縮処理)が施される。例えば、フレームサイズを320×240画素のQVGAサイズに縮小した後、圧縮率の高い(ビットレートの低い)MPEG1やMPEG4等の形式に圧縮変換される。そして、これが表示補完用映像データ(第2のデータ)として出力される。
信号処理部3で圧縮処理された記録用映像データおよび表示補完用映像データは、通信部4から、ネットワーク10を介してDVR5に送信される。
2系統の映像データを受信したDVR5の通信部6は、記録用映像データのみを記憶部9へ出力すると共に、記録用映像データおよび表示補完用映像データの両方を映像処理部7へ出力する。
記録用映像データが入力された記憶部9では、入力された記録用映像データを記録保存する。記録用映像データは、記憶部9へ記憶するのに適した形式の映像信号となっているため、入力された映像データは、そのまま記憶部9へ記録保存される。
ただし、必要に応じて設定することにより、記録用映像データに処理を施した後に記録保存すことも可能である。例えば、DVR5の映像処理部7が、CCTVカメラ1の信号処理部3では対応できないフレームサイズや、フレームレート、圧縮率等の仕様に対応している場合、CCTVカメラ1から受信した映像信号を、それらの仕様に変換してから記憶部9に記録保存することができる。
記憶部9に記憶された映像データは、撮像日時やCCTVカメラ1等の情報と関連付けて管理され、後にCCTVカメラ1で撮像された映像を確認したいときに読み出して利用される。この場合、記憶部9から読み出したデータは映像処理部7で映像表示部8で表示可能な映像信号に変換され、映像表示部8に入力されて再生表示される。
記録用映像データおよび表示補完用映像データの2系統の映像データが入力された映像処理部では、各映像データについて、各々の圧縮処理内容に対応した伸張処理(図2中の伸張処理1、2)が施される。即ち、第1の圧縮処理が施された記録用映像データを、第1の圧縮処理に対応する第1の伸張処理により伸張して10fpsのフレームデータ(第3のデータ)を得て、第2の圧縮処理が施された表示補完用映像データを、第2の圧縮処理に対応する第2の伸張処理で伸張して20fpsのフレームデータ(第4のデータ)を得る。このとき得られる各フレームデータは、そのフレームサイズ等が整合するように変換される。
そして、得られたフレームデータを、各フレームデータに付されたシーケンシャルナンバーに基づいて合成して、CCTVカメラ1で撮像された撮像映像を再現する。即ち、10fpsの記録用映像データおよび20fpsの表示補完用映像データから得られた各フレームデータを合成して、CCTVカメラ1で撮像された撮像映像と同じく30fpsのフレームレートを有する表示用映像データ(第5のデータ)を生成する。
生成された表示用映像データは、映像表示部8へ出力される。このとき、映像処理部7は、複数のCCTVカメラ1で撮像した映像が一画面を構成するいわゆるマルチ画面を生成するよう映像信号を合成して映像表示部8へ出力することもできる。
映像表示部8は、入力された表示用映像データを、CRTや液晶等に再生表示する。
尚、CCTVカメラ1で信号処理部3が行う記録用映像データおよび表示補完用映像データについては、フレームサイズやフレームレート、圧縮率、圧縮形式等を利用者が設定することもできる。
利用者の設定は、CCTVカメラ1に備えられた操作子によって、信号処理部3に対して直接行われてもよいし、DVR5側で設定することもできる。
DVR5側で設定を行った場合、設定内容を含む制御情報が、DVR5の通信部6からネットワーク10を介してCCTVカメラ1へ送信される。制御情報を受信した通信部4は、設定内容を信号処理部3へ通知する。そして、当該設定内容に基づいて信号処理部3が、撮像映像からのフレームデータの抽出や、抽出したフレームデータの圧縮処理を行う。
また、DVR5側からCCTVカメラ1側へ制御情報を送信する態様に限らず、CCTVカメラ1側から、自己に関する情報をDVR5に通知する態様であっても構わない。
例えば、デジタル方式のCCTVカメラであることや、自己の備える光学系レンズの仕様、出力可能な映像仕様等の情報を含むカメラ情報を、CCTVカメラ1からDVR5へ送信できれば、DVR5側では、当該カメラ情報に基づいて、各種設定を行うことができる。
このように、CCTVカメラ1側で、記録用映像データを生成することで、DVR5では、CCTVカメラ1から受信した映像データを変換する必要がなく、そのままの形式で記録保存することができる。
記録用映像データは、CCTVカメラ1で撮像した映像の一部ではあるが、映像全体の中で連続した一部のフレームデータを抽出したものではなく、映像全体から間隔を開けて抽出したデータであるため、後に記録用映像データを読み出して再生表示する場合でも、撮像映像の全体の内容を把握することが可能である。
また、CCTVカメラ1側で、表示補完用映像データを生成することで、DVR5で、記録する映像データのフレームレートに拘わらず、常に30fpsの映像をライブ表示することができる。
このとき、例えば記録用映像データのフレームレートが10fpsであれば、表示補完用映像データのフレームレートは20fpsでよいため、表示専用に別途30fpsの映像データを生成する場合に比べて、CCTVカメラ1での処理負荷や、通信帯域にかかる負荷が軽減される。
また、記録用映像データの画質を維持しながら、表示補完用データのみを高い圧縮率で圧縮処理することで、送受信するデータの全体容量を抑制し、送信時の通信帯域にかかる負荷をさらに軽減することができる。
この発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。

Claims (6)

  1. 動画データから区分された第1のフレームデータと第2のフレームデータに対して、それぞれ第1の圧縮処理および前記第1の圧縮処理よりも圧縮率が高い第2の圧縮処理を施して得られる第1のデータおよび第2のデータを受信する通信手段(6)と、
    前記第2のデータは記憶せずに前記第1のデータのみを記憶する記憶手段(9)と、
    前記第1の圧縮処理に対応する第1の伸張処理を前記第1のデータに施して得られる第3のデータと、前記第2の圧縮処理に対応する第2の伸張処理を前記第2のデータに施して得られる第4のデータとを合成して、第5のデータを出力する映像処理手段(7)と、
    を備えることを特徴とするビデオレコーダ。
  2. 請求項1に記載のビデオレコーダであって、さらに、
    前記第5のデータに基づいて動画を表示する映像表示手段(8)、
    を備えることを特徴とするビデオレコーダ。
  3. 請求項1又は2に記載のビデオレコーダであって、
    前記第1のフレームデータと前記第2のフレームデータは、前記動画データから交互に複数選定されることを特徴とするビデオレコーダ。
  4. カメラと、請求項1ないし請求項のいずれかに記載のビデオレコーダとを備え、
    前記カメラは、
    映像を撮像して動画データを得る撮像手段(2)と、
    前記動画データを第1のフレームデータと第2のフレームデータとに区分し、前記第1フレームデータには第1の圧縮処理を施して第1のデータを生成し、前記第2のフレームデータには前記第1の圧縮処理よりも圧縮率が高い第2の圧縮処理を施して第2のデータを生成する信号処理手段(3)と、
    前記第1のデータおよび前記第2のデータを送信する通信手段と(4)、
    を備え、
    前記第1のデータおよび前記第2のデータは、前記カメラから前記ビデオレコーダへ送信されることを特徴とするカメラシステム。
  5. カメラと、請求項1ないし請求項のいずれかに記載のビデオレコーダとを備え、
    前記カメラは、
    映像を撮像して動画データを得る撮像手段(2)と、
    前記動画データを第1のフレームデータと第2のフレームデータとに区分し、前記第1フレームデータには第1の圧縮処理を施して第1のデータを生成し、前記第2のフレームデータには前記第1の圧縮処理よりも圧縮率が高い第2の圧縮処理を施して第2のデータを生成する信号処理手段(3)と、
    前記第1のデータおよび前記第2のデータを送信する通信手段と(4)、
    を備え、
    前記通信手段は制御情報を受信し、
    前記信号処理手段は、前記制御情報に基づいて、前記第1のフレームデータと前記第2のフレームデータとの区分、並びに前記第1の圧縮処理および前記第2の圧縮処理の処理内容を決定し、
    前記第1のデータおよび前記第2のデータは前記カメラから前記ビデオレコーダへ送信され、
    前記ビデオレコーダの前記通信手段は、前記制御情報を前記カメラへ送信することを特徴とするカメラシステム。
  6. 請求項4又は5に記載のカメラシステムであって、
    前記第1のフレームデータと前記第2のフレームデータは、前記カメラにおいて前記動画データから交互に複数選定されることを特徴とするカメラシステム。
JP2006522816A 2005-10-11 2006-07-13 ビデオレコーダ並びにカメラシステム Expired - Fee Related JP5131954B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006522816A JP5131954B2 (ja) 2005-10-11 2006-07-13 ビデオレコーダ並びにカメラシステム

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005296059 2005-10-11
JP2005296059 2005-10-11
JP2006522816A JP5131954B2 (ja) 2005-10-11 2006-07-13 ビデオレコーダ並びにカメラシステム
PCT/JP2006/313959 WO2007043227A1 (ja) 2005-10-11 2006-07-13 カメラおよびビデオレコーダ並びにカメラシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2007043227A1 JPWO2007043227A1 (ja) 2009-04-16
JP5131954B2 true JP5131954B2 (ja) 2013-01-30

Family

ID=37942489

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006522816A Expired - Fee Related JP5131954B2 (ja) 2005-10-11 2006-07-13 ビデオレコーダ並びにカメラシステム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5131954B2 (ja)
WO (1) WO2007043227A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5249265B2 (ja) * 2010-02-25 2013-07-31 アイホン株式会社 テレビインターホン装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10174086A (ja) * 1996-12-09 1998-06-26 Mitsubishi Electric Corp 画像データ配信システム
JP2003092731A (ja) * 2001-09-18 2003-03-28 Mega Chips Corp 画像配信方法、画像表示記録方法、およびそれらのプログラム
JP2003092745A (ja) * 2001-09-18 2003-03-28 Mega Chips Corp 画像配信方法、画像記録方法、およびそれらのプログラム
JP2003274359A (ja) * 2002-03-14 2003-09-26 Sony Corp 撮像装置、撮像方法、撮像管理装置、撮像管理システム
JP2003274360A (ja) * 2002-03-14 2003-09-26 Sony Corp 撮像装置、撮像方法、撮像管理装置、撮像管理システム
JP2003319378A (ja) * 2002-04-26 2003-11-07 Hitachi Kokusai Electric Inc 監視カメラシステムおよび映像信号の伝送方法
JP2004128952A (ja) * 2002-10-03 2004-04-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像伝送システム
JP2004289833A (ja) * 2003-03-20 2004-10-14 Sungjin C & C Co Ltd 二重動映像圧縮方法を適用したネットワ−クカメラとネットワ−クデジタルビデオレコ−ダ−

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10174086A (ja) * 1996-12-09 1998-06-26 Mitsubishi Electric Corp 画像データ配信システム
JP2003092731A (ja) * 2001-09-18 2003-03-28 Mega Chips Corp 画像配信方法、画像表示記録方法、およびそれらのプログラム
JP2003092745A (ja) * 2001-09-18 2003-03-28 Mega Chips Corp 画像配信方法、画像記録方法、およびそれらのプログラム
JP2003274359A (ja) * 2002-03-14 2003-09-26 Sony Corp 撮像装置、撮像方法、撮像管理装置、撮像管理システム
JP2003274360A (ja) * 2002-03-14 2003-09-26 Sony Corp 撮像装置、撮像方法、撮像管理装置、撮像管理システム
JP2003319378A (ja) * 2002-04-26 2003-11-07 Hitachi Kokusai Electric Inc 監視カメラシステムおよび映像信号の伝送方法
JP2004128952A (ja) * 2002-10-03 2004-04-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像伝送システム
JP2004289833A (ja) * 2003-03-20 2004-10-14 Sungjin C & C Co Ltd 二重動映像圧縮方法を適用したネットワ−クカメラとネットワ−クデジタルビデオレコ−ダ−

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2007043227A1 (ja) 2009-04-16
WO2007043227A1 (ja) 2007-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10986323B2 (en) Image capturing apparatus and image capturing method
US8098291B2 (en) Image pickup apparatus, control method, and control program, and data processing apparatus, method, and program for recording a moving image and a still image
US6697106B1 (en) Apparatus for processing image signals representative of a still picture and moving pictures picked up
JP2004289833A (ja) 二重動映像圧縮方法を適用したネットワ−クカメラとネットワ−クデジタルビデオレコ−ダ−
US20100020196A1 (en) Image processing system, image pickup apparatus, image pickup method, image reproducing apparatus, and image reproducing method
JP5131954B2 (ja) ビデオレコーダ並びにカメラシステム
JP2008141326A (ja) 撮像システム及びカメラユニット
JP2010004281A (ja) 電子的撮像装置
JP2006270346A (ja) 映像配信システムおよびネットワークカメラ
JP2000115693A (ja) 画像データ記録方法、画像データ記録装置、画像データ再生方法、画像データ再生装置、情報記録媒体及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
KR20080041857A (ko) 해상도가 다른 영상을 저장하는 촬영장치
JP4253058B2 (ja) デジタルカメラ装置
JP2011239240A (ja) 撮像装置
KR20060034829A (ko) 다이렉트 엑스를 지원하지 않는 그래픽 카드에서의 영상처리 시스템 및 방법
JP2012120011A (ja) 動画像通信装置、デジタルビデオカメラ、記録媒体および半導体集積回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120508

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120731

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120926

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121023

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121105

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151116

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5131954

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees