JP5130925B2 - レンジフード - Google Patents

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本発明は、レンジフードに取り付けるフィルターの汚れ除去に関する。
従来より、レンジフードには調理で発生する油煙や埃等を捕集する目的として、フィルターもしくはバッフル板などが取り付けられていた。このフィルターやバッフル板は使用とともに汚れが付着するため、油煙捕集性能が低下したり、捕集部から油垂れが生じるため、定期的な掃除を行う必要があった。
また、これら掃除の手間を軽減する目的でフィルターを自動的に浄化する手段として、フィルターの駆動手段と、フィルターを浸漬できる洗浄タンクとを設け、フィルターを洗浄タンクに浸漬させた状態で回転させることにより、汚れを除去する方法があった(例えば、特許文献1参照)。
以下、その排気装置について、図4を参照しながら説明する。
図4に示すように、吸込口101とファン102との間に設けられるフィルター103とを備えてなるレンジフードにおいて、略水平に位置する回転軸104によりフィルター103を回転自在に設け、回転軸104より下方に位置するフィルター103が洗浄液105に浸漬されるよう洗浄タンク106を設けており、フィルター103を回転させて油、埃等により汚れた部分を回転軸104より下方に位置させ、洗浄タンク106内の洗浄液105に油、埃等により汚れた部分を浸漬させることにより洗浄を行っている。
特開平6−137630号公報
このような従来のレンジフードでは、洗浄後に洗浄液内に浮遊している汚れがフィルターに再付着し、次第にフィルターが汚れて目詰まりを起こし、レンジフードの性能が低下する。
また、洗浄タンクに洗浄液が常に貯水されたままであり、衛生上良くない。
本発明では、このような従来の課題を解決するものであり、洗浄液内に浮遊している汚れがフィルターに再付着せず性能低下を防止できるレンジフードを提供することを目的としている。
本発明のレンジフードは、上記目的を達成するために、調理器の上方または周囲に設置され、汚染された空気を吸込む吸込口と屋外に連通した排出口と排気送風用の排気ファンとモーターを内包した送風ケーシングとを連通して通風路を設けたフードと、前記吸込口下流側に駆動手段により回転する円盤状のフィルターと、前記フィルターを包囲する清浄ケーシングと、水を貯水ならびに排水する機能を有する洗浄タンクと、前記フィルターに水を噴射するノズルと、前記ノズルと前記洗浄タンクに水を供給する給水手段とを有し、前記フィルターの一部を前記洗浄タンクに浸漬させるように配設したものである。
この手段によって、汚れがフィルター表面から剥がれやすい状態を作り出し、ノズルより水を噴射して汚れを除去し固着した油や埃などの頑固な汚れも手間なく洗浄することができる。すなわち、フィルター洗浄時に洗浄タンクに溜まった水にフィルターが浸漬され、フィルター面に固着した汚れが剥がれやすい状態をつくりだし、ノズルにより噴射した水により汚れを簡単に除去することができる。また、排水手段により洗浄後の汚水を排水することができ、洗浄タンク内を乾燥させ、清潔に保つことができるレンジフードが得られる。
また、他の手段は、フィルターに、親水処理もしくは撥水処理を施したものである。
この手段の親水処理により、フィルター洗浄時にフィルター面に固着した汚れが剥がれやすくなるため、汚れを簡単に除去することができるレンジフードが得られる。また、この手段の撥水処理により、フィルター面に汚れが付着しにくくなるため、洗浄時間が短縮され、容易に洗浄することができるレンジフードが得られる。
また、他の手段は、洗浄タンクに、親水処理もしくは撥水処理を施したものである。
この手段の親水処理により、フィルター洗浄時に洗浄タンク内に付着した汚れが剥がれやすくなるため、汚れを排水と共に容易に排出することができ、洗浄タンク内部がきれいな状態に保たれるため、洗浄タンクの掃除を省略することができるレンジフードが得られる。
また、この手段の撥水処理により、洗浄タンク内に汚れが付着しにくくなり、フィルター洗浄時に汚れを排水と共に容易に排出することができ、洗浄タンク内部がきれいな状態に保たれるため、洗浄タンクの掃除を省略することができるレンジフードが得られる。
また、他の手段は、清浄ケーシングに、親水処理もしくは撥水処理を施したものである。
この手段の親水処理により、フィルター洗浄時に清浄ケーシング内に付着した汚れが剥がれやすくなり、フィルターから飛散した水分とともに汚れが排出されるため、清浄ケーシング内部はきれいな状態に保たれ、清浄ケーシング内部の掃除を省略できるレンジフードが得られる。
また、この手段の撥水処理により、フィルター洗浄時に洗浄タンク内に汚れが付着しにくくなり、フィルターから飛散した水分とともに汚れが排出されるため、清浄ケーシング内部はきれいな状態に保たれ、清浄ケーシング内部の掃除を省略できるレンジフードが得られる。
また、他の手段は、ノズルに、親水処理もしくは撥水処理を施したものである。
この手段の親水処理により、フィルター洗浄時にノズルに付着した汚れが剥がれやすくなり、ノズルの汚れを軽減することができ、掃除が容易になるレンジフードが得られる。
また、この手段の撥水処理により、ノズルに汚れが付着しにくくなり、ノズルの汚れを軽減することができ、掃除が容易になるレンジフードが得られる。
また、他の手段は、ノズルからの給水によって、洗浄タンクへの水の給水を可能としたものである。
この手段により、省スペース、コストダウンを実現することができるレンジフードが得られる。すなわち、給水タンクからの水を洗浄タンク内に溜めるための水路とノズル噴射のための水路を別々に確保する必要がなくなり、省スペース、コストダウンを実現することができるレンジフードが得られる。
また、他の手段は、洗浄タンクの上下移動を可能にしたものである。
この手段により、風路内に洗浄タンクが存在することによる風量低下および騒音上昇を低減できる。また、洗浄タンクを通風路より隠すこと、すなわち通風路を避けて配置することができ、洗浄タンクの汚れを防止することができ、掃除の手間を省くことができるレンジフードが得られる。
また、他の手段は、フィルターの上下移動を可能にしたものである。
この手段により、風路内に洗浄タンクが存在することによる風量低下および騒音上昇を低減できる。すなわち、フィルター洗浄時にフィルターを移動させ、通風路を避けて配置した洗浄タンクに浸漬させることができるので、通常の排気時にはフィルター全面を通風路として使用することができ、風量低下および騒音上昇を低減できる。
また、他の手段は、噴射ノズルを、洗浄タンクへ埋没させるように配置したものである。
この手段により、ノズルが汚染された空気の通風路から除かれるため、ノズルの外側に汚れが付着しなくなり、ノズルの外側の掃除を省略できるレンジフードが得られる。
また、他の手段は、油を分解させる洗剤の添加装置を備えたものである。
この手段により、洗浄能力を向上させることができ、頑固な汚れでも手間無く洗浄できるレンジフードが得られる。
また、他の手段は、ノズルおよび洗浄タンクへ供給される水を加熱する加熱装置を備えたレンジフードが得られる。
この手段により、気温の低い冬場でも洗浄能力を高い状態に保つことができるため、一年を通してきれいな状態を保つことができるレンジフードが得られる。すなわち、ノズルおよび洗浄タンクへの給水温度を上げることができ、フィルターの洗浄能力の安定したレンジフードが得られる。
また、他の手段は、給水手段の給水時間、給水量、駆動手段の回転速度や回転時間を制御する制御手段を有するものである。
この手段により、水の給水量や駆動手段の回転時間を最適化できるため、ランニングコストを抑えることができるレンジフードが得られる。
本発明によれば、汚れたフィルター表面に固着した油や埃などの頑固な汚れも手間なく洗浄することができる効果を有するレンジフードを提供することができる。
また、洗浄タンク内を乾燥させ、清潔に保つことができる。
また、フィルター面に汚れが付着しにくくなるため、洗浄時間が短縮され、容易に洗浄することができる。
また、汚れを排水と共に容易に排出することができ、洗浄タンク内部がきれいな状態に保たれるため、掃除を省略することができる。
また、清浄ケーシング内部の掃除を省略できる。
また、ノズルの汚れを軽減することができる。
また、省スペース、コストダウンを実現することができる。
また、風量低下および騒音上昇を低減できる。
また、洗浄タンクを通風路より隠すことができ、洗浄タンクの汚れを防止することができる。
また、水の給水機構を簡素化でき、省スペース、コストダウンを実現できる。
また、洗浄能力を向上させることができ、頑固な汚れでも手間無く洗浄できる。
また、気温の低い冬場でも洗浄能力を高い状態に保つことができるため、一年を通してきれいな状態を保つことができる。
また、ランニングコストを抑えることができる。
本発明の請求項1記載のレンジフードは、調理器の上方または周囲に設置され、汚染された空気を吸込む吸込口と屋外に連通した排出口と排気送風用の排気ファンとモーターを内包した送風ケーシングとを連通して通風路を設けたフードと、前記吸込口下流側に駆動手段により回転する円盤状のフィルターと、前記フィルターを包囲する清浄ケーシングと、水を貯水ならびに排水する機能を有する洗浄タンクと、前記フィルターに水を噴射するノズルと、前記ノズルと前記洗浄タンクに水を供給する給水手段とを有し、前記フィルターの一部を前記洗浄タンクに浸漬させるように配設し、前記水の噴射及び遠心力により前記フィルターに付着した汚れが洗浄されるよう前記水を前記ノズルから前記フィルターに噴射させるとともに前記フィルターを回転させたものであり、洗浄タンクに水を溜め、フィルターを浸漬し、駆動手段により回転させることができ、汚れたフィルター表面から剥がれやすい状態を作り出し、ノズルより水を噴射して汚れを除去し固着した油や埃などの頑固な汚れも手間なく洗浄することができるという作用を有する。
また、排水手段により洗浄後の汚水を排水することができ、洗浄タンク内を乾燥させ、清潔に保つことができるという作用を有する。
また、フィルターに、親水処理もしくは撥水処理を施したものであり、洗浄タンクでも浸漬およびノズルでの噴射による水により、フィルターに付着した汚れをはがしやすくすることができるという作用を有する。
また、洗浄タンクに、親水処理もしくは撥水処理を施したことものであり、洗浄タンクへの給水、洗浄タンクからの排水によって付着した汚れを剥がれやすくすることができるという作用を有する。
また、清浄ケーシングに、親水処理もしくは撥水処理を施したものであり、フィルターより飛散した汚れが付着した清浄ケーシング内部の汚れを剥がれやすくすることができるという作用を有する。
また、ノズルに、親水処理もしくは撥水処理を施したものであり、水を噴射する際の水分により、ノズルに付着した汚れを剥がれやすくすることができるという作用を有する。
また、ノズルからの給水によって、洗浄タンクへの水の給水を可能としたものであり、ノズルおよび洗浄タンクへの水の給水機構を簡素化できるという作用を有する。
また、洗浄タンクの上下移動を可能にしたものであり、排気運転時に通風路を確保することができ、排気ファンの圧力損失を低減することができ、結果として風量低下および騒音を低減することができるという作用を有する。
また、フィルターの上下移動を可能にしたものであり、排気運転時に通風路を確保することができ、排気ファンの圧力損失を低減することができ、結果として風量低下および騒音を低減することができるという作用を有する。
また、ノズルを、洗浄タンクへ埋没させるように配置したものであり、ノズルの外側に汚れが付かないという作用を有する。
また、油を分解させる洗剤の添加装置を備えたものであり、給水時の水に洗剤を添加することができるという作用を有する。
また、ノズルおよび洗浄タンクへ供給される水を加熱する加熱装置を備えたものであり、水を高温にすることができ、洗浄能力を向上させることができるという作用を有する。
また、給水手段の給水時間、給水量、駆動手段の回転速度や回転時間を制御する制御手段を有することができ、汚れの量に応じた除去を行うことができるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照にしながら説明する。
(実施の形態1)
図1または図2に示すように、調理器(図示せず)の上方または周囲の下面に、調理器から発生する油煙や周囲に浮遊する埃を捕集する吸込口1を設けたフード2を設置し、フード2には、天面に屋外と連通したダクト3を介して連通する吐出口4を設け、内部に送風ケーシング5内に排気ファン駆動モーター8に係合された排気ファン6を配設し、この排気ファン6を介し吸込口1と吐出口4を結ぶ通風路7を形成している。また、フード2内の吸込口1近傍には整流板9が配設され、通風路7内の親水処理がなされた清浄ケーシング10内に上下移動可能な親水処理がなされた洗浄タンク12と排気ファン6の前方に駆動モーター13の回転軸に固着されている油煙や埃を捕集する親水処理がなされたフィルター11を設けている。また、給水手段19を設けている。給水手段19は、油を分解させる効果を有する洗剤の添加装置20と、加熱装置21を備えた給水装置14と、給水パイプ15により接続された給水口16および水を噴射するノズルとして親水処理された噴射ノズル17より構成されている。また、清浄ケーシング10の下端部に小孔10a、送風ケーシング5の下端部に小孔5aを形成し、その下方部に廃棄物の回収手段である廃棄物容器18を設けている。
上記構成において、調理器によって調理する場合、排気ファン6の運転時は、油煙や埃はフード2の吸込口1からフード2内に吸い込まれ、フィルター11で捕集される。排気ファン6の運転停止後、掃除を行う場合、洗浄タンク12を上方へと移動させ、すなわち洗浄タンク12を風路内に配置したフィルター11の回転軸より下側略半分が洗浄タンク12に埋没する位置まで移動させ、中性洗剤を給水手段19に添加し、加熱装置21により例えば50℃に過熱された水を給水装置14により給水口16から洗浄タンク12に貯水されるとともに、フィルター11を洗浄タンク12内に浸漬させた状態で、駆動モーター13によってフィルター11を回転させる。
フィルター11に付着した汚れには動物性油が含まれており、動物性油は融点が高いもので50℃程度であるため、例えば50℃の水を使用することで、より良い洗浄効果を得ることが出来る。フィルター11に付着した汚れは、フィルター11に親水処理を施しているため浸漬により剥がれやすくなる。洗浄タンク12は親水処理が施されており、浸漬により洗浄タンク内に付着した汚れが剥がれやすくなる。そして、フィルター11を一定時間浸漬、回転させることで、フィルター11は洗浄される。洗浄後、洗浄タンク12が下方へ移動し、清浄ケーシング10の下端部の小孔10aより排水されるため、排気ファン6運転時に発生する風により、洗浄タンク12の内部は乾燥させることができ、清潔に保つことができる。
また、添加装置20により洗剤を添加し、加熱装置21により例えば50℃に過熱された水を給水装置14により噴射ノズル17からフィルター11に噴射させるとともに、駆動モーター13によってフィルター11を回転させる。すると、水の噴射及び遠心力により、排気運転時および上記排水時にフィルター11に再付着した汚れは洗浄され、清浄ケーシング10の内に回収される。清浄ケーシング10の内面は、親水処理を施しているので汚れは水と共に下方に流下し、下端部の小孔10a、送風ケーシング5の下端部の小孔5aを経由し廃棄物容器18に滴下する。フィルター11で付着できなかった場合の汚れは、排気ファン6に付着し、排気ファン6自身の回転により送風ケーシング5の内面に回収され、さらに、汚れは下方に流下し、送風ケーシング5の下端部の小孔5aを経由し廃棄物容器18に滴下し、回収される。
また、このときの清掃は、汚れの量や前回の清掃時間との間隔によりフィルター11の回転時間、回転速度を制御する制御手段により自動的に運転可能とした場合でも、その作用効果に差異を生じない。
また、洗浄タンク12の移動方向も特に限定されるものでなく、レンジフードの使用時は風路を確保するために風路を避けた位置に配置して、フィルターの洗浄時用にフィルターを埋没させるようにする構成として、用途や要求される捕集性能に応じて、例えば左右方向などに移動してもよい。
また、洗浄タンク12を上下移動可能にしたが、洗浄タンク12は風路を避けた位置としてフィルター11の下方に配置しておき、フィルター11を上下移動可能とした場合でも、その作用効果に差異を生じない。
そして、清浄ケーシング10、フィルター11、洗浄タンク12、噴射ノズル17の表面処理を撥水処理にする。
上記構成において、排気ファン6の運転停止後、駆動モーター13によりフィルター11を回転させることで、フィルター11は撥水処理を施しているため、遠心力により付着した汚れを飛散させることができ、フィルター11への汚れのこびりつきを防ぐことができる。さらに、洗浄タンク12を上方へと移動させ、添加装置20により洗剤を添加し、加熱装置21により例えば50℃に過熱された水を給水装置14により給水口16から洗浄タンク12に貯水されるとともに、フィルター11を洗浄タンク12内に浸漬させた状態で、駆動モーター13によってフィルター11を回転させることで、容易に洗浄を行うことができる。洗浄後、洗浄タンク12が下方へ移動し、清浄ケーシング10の下端部の小孔10aより排水されるが、洗浄タンク12は撥水処理を施しているため、汚れが付着しにくく、洗浄タンク12の内部がきれいな状態に保たれるため、洗浄タンク12の掃除を省略することができる。さらに、排気ファン運転時に発生する風により、洗浄タンク12の内部は乾燥させることができる。
また、添加装置20により洗剤を添加し、加熱装置21により例えば50℃に過熱された水を給水装置14により噴射ノズル17からフィルター11に噴射させるとともに、駆動モーター13によってフィルター11を回転させる。すると、水の噴射及び遠心力により、排気運転時および上記排水時にフィルター11に再付着した汚れは洗浄され、清浄ケーシング10の内に回収される。噴射ノズル17は撥水処理を施しているので汚れが付着しにくく、清浄ケーシング10の内面は、撥水処理を施しているので汚れは水と共に下方に流下し、下端部の小孔10a、送風ケーシング5の下端部の小孔5aを経由し廃棄物容器18に滴下する。フィルター11で付着できなかった場合の汚れは、排気ファン6に付着し、排気ファン6自身の回転により送風ケーシング5の内面に回収され、汚れは下方に流下し、送風ケーシング5の下端部の小孔5aを経由し廃棄物容器18に滴下し、回収される。
(実施の形態2)
図3において上記実施の形態1および2と異なるところは、同様のレンジフードにおいて、噴射ノズル17を洗浄タンク12へ埋没されるように配置されていることである。
上記構成により、フィルター11への水の噴射および洗浄タンク12への水の給水を一体化することができるため、水の給水機構を簡素化でき、省スペース、コストダウンを実現することとなる。
また、噴射ノズル17には親水処理を施しているため、洗浄時に付着した汚れは水と共に下方に流下し、排出されるため、噴射ノズル17をきれいな状態に保つことができる。
通風路内にフィルター、洗浄タンクを保持しフィルターを浸漬し、水の噴射と遠心力を加えることで、汚れを取り除く構成により、汚れをフィルターで捕集する排気装置にも適用することができる。
本発明の実施の形態1のレンジフードを示す構成図 同フィルターと洗浄タンクの詳細構成図 本発明の実施の形態2のレンジフードのフィルターと洗浄タンクの詳細構成図 従来の排気装置を示す構成図
符号の説明
1 吸込口
2 フード
6 排気ファン
10 清浄ケーシング
11 フィルター
12 洗浄タンク
17 噴射ノズル
19 給水手段
20 添加装置
21 加熱装置

Claims (6)

  1. 調理器の上方または周囲に設置され、汚染された空気を吸込む吸込口と屋外に連通した排出口と排気送風用の排気ファンとモーターを内包した送風ケーシングとを連通して通風路を設けたフードと、前記吸込口下流側に駆動手段により回転する円盤状のフィルターと、前記フィルターを包囲する清浄ケーシングと、水を貯水ならびに排水する機能を有する洗浄タンクと、前記フィルターに水を噴射するノズルと、前記ノズルと前記洗浄タンクに水を供給する給水手段とを有し、前記フィルターの一部を前記洗浄タンクに浸漬させるように配設し、前記水の噴射及び遠心力により前記フィルターに付着した汚れが洗浄されるよう前記水を前記ノズルから前記フィルターに噴射させるとともに前記フィルターを回転させたことを特徴とするレンジフード。
  2. フィルターに、親水処理もしくは撥水処理を施したことを特徴とする請求項1記載のレンジフード。
  3. 洗浄タンクに、親水処理もしくは撥水処理を施したことを特徴とする請求項1記載のレンジフード。
  4. 清浄ケーシングに、親水処理もしくは撥水処理を施したことを特徴とする請求項1記載のレンジフード。
  5. ノズルからの給水によって、洗浄タンクへの水の供給を可能とすることを特徴とする請求項1記載のレンジフード。
  6. ノズルを、洗浄タンクへ埋没させるように配置したことを特徴とする請求項1記載のレンジフード。
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