JPH11207136A - 排気浄化装置 - Google Patents

排気浄化装置

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JPH11207136A
JPH11207136A JP10016135A JP1613598A JPH11207136A JP H11207136 A JPH11207136 A JP H11207136A JP 10016135 A JP10016135 A JP 10016135A JP 1613598 A JP1613598 A JP 1613598A JP H11207136 A JPH11207136 A JP H11207136A
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JP
Japan
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filter
filter body
exhaust air
main
exhaust
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JP10016135A
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English (en)
Inventor
Norihito Sako
則人 迫
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TANIGUCHI KOGYO KK
TOOTEKU JAPAN KK
Original Assignee
TANIGUCHI KOGYO KK
TOOTEKU JAPAN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 火炎が生じる雰囲気でも活性炭繊維を有する
主フィルタを損傷することなく多段に処理して汚染物質
の除去率が向上する排気浄化装置を提供する。 【解決手段】 流入口5と排出口6とを開口した本体4
の底部に、洗浄液10を貯溜する洗浄槽3を設ける。通気
孔24を複数穿設した略円筒状の外皮胴体部25内に格子状
の内皮胴体部27を略同軸上に設けた略円筒状の枠体21を
形成する。金属繊維にて不織布状に形成した補助フィル
タ22と活性炭繊維にて織布状に形成した主フィルタ23
を、外皮胴体部25および内皮胴体部27間に保持する。主
フィルタ23は補助フィルタ22より内周側に火炎から保護
して配設する。フィルタ体20を本体4内に、洗浄液10に
一部が浸漬し、外周面を流入口5に気密に連通して電動
機34にて回転自在に配設する。フィルタ体20を流過する
排気風中の汚染物質を、洗浄液10にて洗浄しつつ補助フ
ィルタ22の乱流にて分離し主フィルタ23にて吸着分離す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、活性炭繊維を含有
するフィルタを備えた排気浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばホテルや飲食店などの特に
油脂を含んだ蒸気や塵埃などの汚染物質を含有する排気
風を生じる給食施設で用いられる厨房設備や家庭厨房用
の排気装置、異臭ガスや有毒ガス、浮遊灰などの汚染物
質を含有する排気風を生じるゴミ焼却場などの焼却設備
などにおいて、フィルタを用いて排気風を浄化する各種
排気浄化装置が用いられている。
【0003】そして、厨房施設に用いられる排気浄化装
置としては、例えば実開平1−97136号公報や特開
平1−224025号公報に記載のように、調理設備の
上方に配設され、調理設備にて調理した際に生じる排気
風が流入する流入口を開口するとともに、換気扇やファ
ン、ブロワなどに連通して排気風を排出する排出口を開
口するフード本体を備え、このフード本体内にパンチン
グ孔を複数回孔した金属薄板やスチールウール状に形成
され通気性を有する無端ベルト状のフィルタを張設し、
このフィルタをモータなどの駆動手段にて回行させ、洗
浄槽に貯溜された洗浄液中に一部を浸漬させて、流通し
た排気風中から捕捉した汚染物質を洗浄する構成が採ら
れている。
【0004】また、実開平7−24423号公報に記載
のように、排気風が流入する流入口を開口するとともに
ファンが設けられた排気口を開口する本体内に、枠体に
てステンレス製金網などのフィルタを保持した略円筒状
のフィルタ体を、モータなどの駆動手段にて回転可能に
配設するとともに、このフィルタ体の一部が浸漬する洗
浄液を貯溜する洗浄槽を設け、流入口から流入した排気
風中の汚染物質をフィルタ体のフィルタにて捕捉すると
ともに洗浄液にて洗浄する構成も知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
開平1−97136号公報や特開平1−224025号
公報、あるいは実開平7−24423号公報に記載のよ
うな金属素材にて形成した無端状のフィルタを用いたも
のでは、排気風がフィルタを流通する際の気流方向の転
換や流れが狭められる縮流により排気風中の汚染物質を
捕捉するため、例えばニンニク臭などの異臭成分はほと
んど捕捉できず、汚染物質のさらなる除去率の向上が望
まれている。
【0006】ところで、粒状活性炭や木炭チップなどの
微細な気孔を多数有した多孔質部材は、異臭成分を吸着
除去できる作用を有していることが知られている。そこ
で、多孔質部材を担持するなどしてフィルタを構成する
ことも考えられるが、粒状活性炭や木炭チップなどの可
燃性物質を用いたのでは、例えば調理中に火炎が生じた
場合、この火炎によりフィルタが損傷してしまうおそれ
があるとともに、付着する油脂分により異臭成分の吸着
性が低下して大きな汚染物質の除去率の向上が望めない
おそれもある。
【0007】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、火炎が生じる雰囲気でもフィルタを損傷すること
なく汚染物質の除去率が向上する排気浄化装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の排気浄化
装置は、排気風が流入する流入口および前記排気風が流
出する排出口を有した本体と、この本体内に配設され前
記流入口から流入した前記排気風が流過する通気性を有
したフィルタ体と、このフィルタ体を相対的に移動させ
て前記排気風が流通する位置を可変させる移動手段とを
備え、前記フィルタ体は、前記移動手段にて移動される
枠体と、この枠体に保持され金属繊維を含有する難燃性
かつ通気性の補助フィルタと、この補助フィルタより前
記排気風の流過方向の下流側に位置して前記枠体に保持
され活性炭繊維を含有する通気性を有した主フィルタと
を備えたものである。
【0009】そして、流入口から本体内に流入した排気
風は、移動手段にて適宜移動されるフィルタ体の枠体に
て保持された金属繊維を含有する難燃性かつ通気性の補
助フィルタを流過し、油脂分や塵埃などの汚染物質が補
助フィルタに捕捉され、さらに排気風は枠体に保持され
補助フィルタより下流側に位置した活性炭繊維を含有す
る主フィルタを流過し、補助フィルタにて除去されずに
残留する汚染物質を主フィルタの活性炭繊維にて吸着除
去し、本体の排出口から排出するので、火炎が生じる雰
囲気でも補助フィルタにて主フィルタが火炎にさらされ
ず、主フィルタの損傷が防止されるとともに、排気風の
流過の際の乱流のみでは捕捉できない汚染物質も除去可
能で、汚染物質の除去率が向上する。
【0010】請求項2記載の排気浄化装置は、請求項1
記載の排気浄化装置において、フィルタ体は、内部空間
を有する略円筒状に形成され、移動手段は、前記フィル
タ体の中心軸を回転軸として回転移動させるものであ
る。
【0011】そして、排気風は移動手段にて中心軸を回
転軸として適宜回転される略円筒状のフィルタ体の外周
面側から内部空間に流過し、再びフィルタ体を内周面側
から外周面側に流過して、フィルタ体を複数回流通可能
で、汚染物質の除去率が向上するとともに、漏れなく略
円筒状のフィルタ体に排気風を流通させる構成が容易に
得られる。
【0012】請求項3記載の排気浄化装置は、請求項1
または2記載の排気浄化装置において、フィルタ体に捕
捉した排気風中の汚染物質を除去する洗浄手段を備えた
ものである。
【0013】そして、洗浄手段にてフィルタ体に捕捉し
た排気風中の汚染物質を除去するため、高度な汚染物質
の除去が長期間得られる。
【0014】請求項4記載の排気浄化装置は、請求項3
記載の排気浄化装置において、フィルタ体の主フィルタ
は、少なくとも活性炭繊維の表面に酸化チタンが担持さ
れ、洗浄手段は、主フィルタに紫外線を照射する紫外線
照射手段を備えたものである。
【0015】そして、フィルタ体の主フィルタに担持さ
れた酸化チタンに洗浄手段の紫外線照射手段から紫外線
が照射されることにより、主フィルタに捕捉した汚染物
質が酸化チタンの光触媒作用により分解されるので、高
度な汚染物質の除去が長期間得られる構成が容易に得ら
れる。
【0016】請求項5記載の排気浄化装置は、請求項3
または4記載の排気浄化装置において、洗浄手段は、フ
ィルタ体の少なくとも一部が浸漬する洗浄液を貯溜する
洗浄槽を備えたものである。
【0017】そして、洗浄手段に貯溜する洗浄液中にフ
ィルタ体の一部を浸漬させるため、移動手段にて適宜移
動されるフィルタ体にて捕捉した排気風中の汚染物質は
洗浄されてフィルタ体から除去されるので、高度な汚染
物質の除去が長期間得られる構成が容易に得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の排気浄化装置の実
施の一形態の構成を図面を参照して説明する。
【0019】図1ないし図4において、1は排気浄化装
置本体で、この排気浄化装置本体1は、上下面を開口す
る略角筒状に形成された胴体部2の下方に、この胴体部
2の下面より径大の上面を開口した略箱状に形成され胴
体部2の下面を覆う洗浄槽3が一体に設けられた本体4
を備えている。この本体4は、胴体部2の下端縁と洗浄
槽3の上端縁との間に排気風が流入する流入口5を開口
し、胴体部2の上面の開口が排出口6となる。
【0020】そして、本体4の胴体部2の上端縁には外
方に向けて突出したフランジ部7が設けられている。さ
らに、このフランジ部7には、レンジフードや排気ダク
トなどの排気風が流通する流通経路内に本体4を取り付
ける取付部材としてのボルトを挿通するねじ孔8が複数
穿設されている。
【0021】また、本体4の洗浄槽3には、洗浄液10が
貯溜された洗浄液タンク11から洗浄液10がポンプ12を介
して供給される洗浄液供給管14が接続されているととも
に、洗浄槽3内に貯溜する洗浄液10が所定の水位を越え
るとオーバーフローして流出するオーバーフロー管15が
接続されている。なお、洗浄液10は、例えば、松材など
の植物から抽出されたオレイン酸やリノール酸などにて
調製されたトール油にて作製されたアミンソープを主成
分とし、高級アルコール系非イオン界面活性剤などが混
合されている。そして、洗浄液10は、特に油脂に対して
洗浄性が高く、抗菌性または殺菌性を有し、中性で、防
腐剤などを含まず、無リン、無着色、不燃性のものが好
ましい。
【0022】さらに、洗浄槽3の底部には、洗浄槽3内
の洗浄液10を排出するバルブ17が設けられた排水管18が
接続されている。
【0023】そして、洗浄槽3内の底部には、図示しな
い超音波洗浄手段としての超音波発生装置が配設され、
この超音波発生装置により洗浄槽3内の洗浄液10が超音
波振動する。
【0024】また、この本体4内には、フィルタ体20が
配設されている。このフィルタ体20は、図1ないし図5
に示すように、枠体21とこの枠体21に積層されて保持さ
れた補助フィルタ22および主フィルタ23とにて構成され
ている。
【0025】また、枠体21は、例えばパンチング孔など
の複数の通気孔24,24が穿設されたステンレス鋼板にて
略円筒状に形成された外皮胴体部25と、外皮胴体部25の
軸方向の端面に設けられたホイール部26,26と、外皮胴
体部25の内側に所定の間隙を介して略同軸上に位置しホ
イール部26,26にて固定された格子状の内皮胴体部27
と、ホイール部26,26の中心に対向方向である軸方向に
沿って設けられた回転軸28とを備えている。
【0026】そして、補助フィルタ22は、例えばステン
レススチールウールなどの金属線や金属リボンなどの金
属繊維が集綿されて不織布状に不燃性かつ通気性に形成
されたものである。
【0027】また、主フィルタ23は、例えば活性炭を原
料としてビスコースレーヨン(viscose Rayon )の製造
における熱処理制御により製造され平均気孔径が略2nm
以下で内部表面積が1050〜1400m2 /gの活性
炭繊維を、重量が110〜200g/m2 、空気通気率
が100cm3 /cm2 /秒at10mmw.G.、厚さが0.5〜1
mmに編んだシート状の織布(英国国防省開発 SGS Yars
ley International Certification Services Ltd製 商
品名ACC)が用いられる。
【0028】そして、外皮胴体部25と内皮胴体部27との
間に外皮胴体部25側に補助フィルタ22が位置し、内周側
である内皮胴体部27側に主フィルタ23が位置する積層状
態に挟持保持されて内部空間29を有したフィルタ体20が
構成されている。なお、主フィルタ23より内周側である
内皮胴体部27側にはメッシュ状の金網30が位置し、主フ
ィルタ23が格子状の内皮胴体部27からはみ出ないように
する。そして、フィルタ体20は、軸方向が本体4の長手
方向の端面にそれぞれ設けられた軸受31に回転軸28の両
端が回転自在に軸支されて、フィルタ体20の一部が洗浄
槽3内に貯溜された洗浄液10中に浸漬し、外周面が流入
口5に臨むように配設されている。
【0029】一方、本体4の一端面である一方の端面の
外面側には、制御室32が内部に区画されたカバー体33が
取り付けられている。そして、このカバー体33内の制御
室32には、フィルタ体20の突出する回転軸28の一端に連
結された移動手段としての電動機34が設けられ、この電
動機34の駆動によりフィルタ体20が回転軸28を中心とし
て回転するようになっている。また、制御室32内には、
本体4の洗浄槽3内の洗浄液10の水位を一定に保持し、
所定量より少なくなると洗浄液タンク11に設けられたポ
ンプ12を駆動させて洗浄液供給管14を介して洗浄液10を
所定の水位となるまで供給させるフロートスイッチ35が
設けられている。なお、電動機34に電源を供給する電源
線36および洗浄液タンク11のポンプ12の駆動状態を制御
するためのフロートスイッチ35の図示しないリード線
は、カバー体33を介して外部に導出される。
【0030】また、本体4内には、一縁が自由端となる
ように壁状に弾性を有する部材にて形成されたシール部
材37が一縁側がフィルタ体20の外周面に当接して設けら
れている。そして、このシール部材37により、フィルタ
体20の外周面が流入口5に気密に対向し、流入口5を流
通する排気風はすべてフィルタ体20を流過するようにな
る。
【0031】次に、上記実施の一形態の排気浄化装置本
体1の動作を説明する。
【0032】まず、排気浄化装置本体1を図示しない厨
房施設のレンジフード内に換気扇などのファンやブロワ
より排気風の流過方向の上流側に位置するように配設す
る。この配設の際、本体4の排出口6が図示しないレン
ジフードの排出口に気密に連通し、ファンやブロワの駆
動によりレンジフード内に吸引された排気風がすべて本
体4の流入口5から吸気され排出口6を介して排出され
るようにする。
【0033】そして、洗浄槽3内に洗浄液10を供給し、
ファンやブロワを適宜回転駆動させ、電動機34を適宜回
転駆動させてフィルタ体20を適宜回転するとともに、超
音波発振装置を駆動させて洗浄液10を超音波振動させ、
調理準備する。
【0034】次に、上記実施の形態の排気風の浄化の動
作を説明する。
【0035】調理により、油脂分の蒸気や煙などの汚染
物質が発生する。そして、この汚染物質を含有する空気
である排気風は、フィンやブロワの駆動にてレンジフー
ドの下面の開口からレンジフード内に吸引される。さら
に、レンジフード内に吸引された排気風は、排気浄化装
置本体1の流入口5から吸引され、フィルタ体20を流過
する。
【0036】このフィルタ体20の流過の際、フィルタ体
20の外皮胴体部25の通気孔24,24を介して補助フィルタ
22の金属繊維間を縫うように非直線上に流過する。この
非直線上の流過により、縮流や流過方向の変換などの乱
流が頻繁に繰り返されて、排気風中の微細な塵埃や油脂
分、タール状物質などの汚染物質が捕捉されて分離除去
される。
【0037】また、フィルタ体20は、電動機34にて回転
されて一部が洗浄液10に浸漬するため、フィルタ体20に
は洗浄液10が付着した状態で、例えば水溶性などの洗浄
液10に溶解する汚染物質はこの洗浄液10に溶解して排気
風から分離される。
【0038】さらに、排気風は、補助フィルタ22の下流
側に位置する主フィルタ23の活性炭繊維間を縫うように
非直線上に流過する。この流過により、補助フィルタ22
と同様に、捕捉されずに残留する微細な塵埃や油脂分、
タール状物質などの汚染物質を乱流にて捕捉し、また洗
浄液10に溶解する汚染物質が主フィルタ23に付着する洗
浄液10に溶解して分離するとともに、補助フィルタ22で
はほとんど除去できない排気風中の異臭成分などの汚染
物質は活性炭繊維に吸着されて分離除去される。なお、
活性炭繊維は、平均気孔径が2nm以下と小さく、気孔径
が小さいにもかかわらず内部表面積が1050〜140
0m2 /gと大きく、気孔は細長い形状で、粒状活性炭
のような表面に向けて径が大きくなるような形状でない
ことから、粒状活性炭より大きな吸着力が得られ、吸着
速度も速い。このため、排気風が主フィルタ23を通過す
る際、残留する汚染物質は活性炭繊維に直ちに吸着され
る。
【0039】そして、補助フィルタ22および主フィルタ
23を流過した排気風は、フィルタ体20の内部空間29に至
り、再び、主フィルタ23および補助フィルタ22を順次流
過して本体4の胴体部2内に浄化風として至り、排出口
6から排出される。
【0040】また、フィルタ体20は電動機34の駆動によ
り回転するため、排気風から分離除去した汚染物質を捕
捉する部分が洗浄槽3に貯溜する洗浄液10内に浸漬す
る。そして、洗浄液10による洗浄力および超音波発生装
置からの超音波による洗浄力の相乗作用により、フィル
タ体20から汚染物質が略確実に除去される。また、洗浄
液10に浸漬して洗浄された部分は、電動機34により回転
して流入口5に対向する状態に位置し、この洗浄された
部分にて再び排気風を流通させて汚染物質を除去する。
【0041】なお、所定時間の使用により洗浄液10が汚
染された場合には、バルブ17を開いて排水管18を介して
排出するとともに、洗浄液供給管14を介して新しい洗浄
液10を洗浄液タンク11から供給する。また、洗浄液10の
揮発などにより洗浄液10が少なくなると、フロートスイ
ッチ35が閉成して洗浄液タンク11のポンプ12が駆動して
所定量の洗浄液10を供給して補充する。
【0042】ここで、調理中に例えば食材を調理する鍋
などの調理器内の油脂分に引火して火炎が発生し、レン
ジフード内に火炎が達する状態となった場合、火炎は排
気風とともに排気浄化装置本体1の流入口5を介してフ
ィルタ体20を通過しようとする。そして、流入口5から
排気風とともに入り込む火炎は、まずフィルタ体20の補
助フィルタ22を非直線上に流過しようとするが、補助フ
ィルタ22は金属繊維にて形成された不燃であるため、補
助フィルタ22が火炎で損傷することはない。また、火炎
は、補助フィルタ22を非直線上に流通する際に冷却され
て火炎は消滅し、下流側に位置する主フィルタ23に至る
ことはない。このため、活性炭繊維により形成された主
フィルタ23が火炎により損傷することが防止される。な
お、主フィルタ23に、平均気孔径が略2nm以下で内部表
面積が1050〜1400m2 /gの活性炭繊維を、重
量が110〜200g/m2 、空気通気率が100cm3
/cm2 /秒at10mmw.G.、厚さが0.5〜1mmに編んだシ
ート状の織布(英国国防省開発 SGS Yarsley Internat
ional Certification Services Ltd製 商品名:AC
C)を用いた場合には、この活性炭繊維の耐熱、耐火炎
性により、補助フィルタ22まで達する火炎でも全く損傷
しない。
【0043】さらに、フィルタ体20は、電動機34にて回
転させて洗浄液10中に浸漬されるため、流入口5に対向
する部分は洗浄液10にて濡れた状態であるため、火炎が
フィルタ体20を流過することを確実に防止でき、火炎に
よる損傷はない。
【0044】上述したように、上記実施の形態によれ
ば、排気風を流過させて排気風中の汚染物質を分離除去
するフィルタ体20を、電動機34にて適宜回転される枠体
21に、金属繊維にて難燃性かつ通気性に形成された補助
フィルタ22と、この補助フィルタ22より下流側に位置し
活性炭繊維にて形成された主フィルタ23とを積層状に保
持して構成したため、補助フィルタ22による排気風の流
過方向の変換や縮流などの乱流による汚染物質の分離除
去と、主フィルタ23による補助フィルタ22と同様の乱流
による分離除去および吸着による汚染物質の分離除去と
の2段処理にて高度に汚染物質を分離除去できるととも
に、例え厨房などの火炎が生じる雰囲気でも主フィルタ
23が損傷せず、長期間安定して汚染物質を高度に分離除
去できる。
【0045】また、フィルタ体20を内部空間29を有する
略円筒状に形成し、排気風をフィルタ体20の外周面側か
ら内部空間29に流過させ、再びフィルタ体20を内周面側
から外周面側に流過させて2回補助フィルタ22および主
フィルタ23を通過させる構成としたため、汚染物質の除
去率が向上するとともに、例えばシール部材37を設ける
など、漏れなく略円筒状のフィルタ体20に排気風を流通
させる構成が容易に得られる。
【0046】さらに、フィルタ体20を電動機34にて回転
する枠体21に補助フィルタ22および主フィルタ23を保持
する構成としたため、例えば無端ベルト状にフィルタを
掛け渡して回行させる構成ではフィルタに伸縮などの負
荷が掛かって損傷するおそれがあるが、枠体21に保持し
て回転させる構成であるため補助フィルタ22および主フ
ィルタ23に負荷が掛からず、損傷を防止できる。
【0047】そして、電動機34にて回転するフィルタ体
20の一部を洗浄液10に浸漬して捕捉した排気風中の汚染
物質を洗浄して除去するため、フィルタ体20が閉塞する
などがなく再生され、高度な汚染物質の除去が長期間安
定して得られるとともに、回転するフィルタ体20を単に
洗浄液10に浸漬するのみで、長期間安定した高度な汚染
物質の除去が簡単な構造で得られ、製造性も向上でき
る。
【0048】また、超音波発生装置による超音波洗浄も
併用したため、フィルタ体20に捕捉した汚染物質の洗浄
性を向上できる。
【0049】なお、上記実施の形態において、調理によ
り生じる排気風を浄化処理するために厨房設備に排気浄
化装置本体1を組み付けて説明したが、例えば、ごみの
焼却などのごみ処理の際に生じる排気風や、セメントク
リンカや木材加熱加工などの焼成炉から生じる排気風な
ど、いずれの排気風をも対象とすることができる。
【0050】また、フィルタ体20を略円筒状に形成して
説明したが、角筒状に形成したり、略板状に形成するな
ど、移動手段による移動の際に補助フィルタ22および主
フィルタ23に負荷が掛からないように枠体21に保持可能
ないずれの形状にできる。
【0051】そして、補助フィルタ22としては、金属繊
維を集綿して不織布状に形成して説明したが、織り込ん
で金網状に形成してさらに積層するなど、金属繊維にて
形成したいずれの形態でもできる。なお、排気風が直線
上に流過しないように形成することが好ましい。
【0052】また、主フィルタ23としては、織布に限ら
ず活性炭繊維が集綿された不織布などいずれの形態でも
よい。なお、好ましくは100%活性炭繊維にて構成さ
れ、さらに好ましくは活性炭繊維が粒状活性炭と異なり
細長状の気孔を多数有する、すなわち平均気孔径が略2
nm以下で内部表面積が1050〜1400m2 /gに設
定する。この条件により、異臭はほとんど感じられない
程度まで脱臭でき、汚染物質をほとんど吸着分離でき
る。
【0053】そして、フィルタ体20の回転は、例えば所
定時間経過毎に所定時間回転させる間欠運転や適宜逆回
転させるようにしてもよい。
【0054】また、洗浄液10にフィルタ体20の一部を浸
漬して洗浄する構成について説明したが、例えば洗浄液
10をフィルタ体20に噴射するなど、いずれの洗浄方法で
もできる。
【0055】次に、本発明の他の実施の形態を図6を参
照して説明する。
【0056】この図6に示す実施の形態は、図1ないし
図5に示す実施の形態の主フィルタ23に酸化チタン(T
iO2 )の微粉末を担持するとともに、主フィルタ23に
紫外線を照射する紫外線照射手段を設けたものである。
【0057】すなわち、例えばアルコールや水などの溶
媒に酸化チタンの微粉末が分散されたペーストを、スプ
レーなどにより塗布したり、ペースト内に主フィルタ23
を浸漬するディップ浸漬法やスクリーン印刷法などによ
り塗布し、加熱により溶媒を揮発して、主フィルタ23の
活性炭繊維間に酸化チタンの微粉末を漉き取るように凝
集させて担持させる。
【0058】また、紫外線照射手段は、主フィルタ23に
紫外線を照射する紫外線ランプ41を装着した紫外線照射
装置43を備え、この紫外線照射装置43をフィルタ体20の
内部空間29に位置して配設する。なお、紫外線ランプ41
は、例えばいわゆるブラックライトなどの蛍光ランプや
超高圧水銀灯など、紫外線を照射するいずれのランプで
もできる。
【0059】そして、主フィルタ23に担持する酸化チタ
ンの粒径や量などの担持条件、紫外線の波長や照射時間
などの紫外線の照射条件は、処理対象の排気風中に含ま
れる汚染物質の性状、例えば例えばアセチレンやシクロ
ヘキサンなどの脂肪質炭化水素、アニルやブチルアルコ
ールなどのアルコール、酢酸や乳酸、フェノールなどの
酸、アセトンやアクリルアルデヒド、ジエチルケトンな
どアルデヒドあるいはケトン、ベンゼンやナフタリンな
どの芳香族系化合物、アミルやジオキサン、エチレング
リコールなどのエーテル、ブチルアセテートやアクリル
酸メチルなどのエスター、二硫化炭素や硫化水素、硫酸
などの硫黄化合物、塩化ブチルやクロロベンゼン、シア
ン化水素、臭素、よう素、塩化ビニル、トリクロロエチ
レン、ダイオキシンなどのハロゲンまたはハロゲン化
物、アンモニアやニコチン、ニトログリセリン、硝酸な
どの窒素化合物、しょうのう、脱脂溶剤、香料、にわと
りやアヒルなどのかきん類臭、樹脂、タール臭などの異
臭成分、各種微生物や細菌、病原菌などの処理対象とな
る汚染物質の性質や量などにより適宜設定される。
【0060】次に、この図6に示す実施の形態の動作を
説明する。
【0061】まず、図1ないし図5に示す実施の形態と
同様に、電動機34を駆動させてフィルタ体20を回転さ
せ、紫外線照射装置43の紫外線ランプ41を点灯させると
ともに、ファンやブロワを駆動させ、排気風を流入口5
から排気浄化装置本体1の本体4内に流入させ、フィル
タ体20を流過させる。
【0062】そして、図1ないし図5に示す実施の形態
と同様に、補助フィルタ22および主フィルタ23にて排気
風中の汚染物質を捕捉し、汚染物質が除去された排気風
は本体4の排出口6から流出させる。
【0063】また、フィルタ体20に捕捉された汚染物質
は、電動機34の駆動により回転するフィルタ体20が浸漬
する洗浄液10にて洗浄除去される。
【0064】なお、補助フィルタ22の乱流による汚染物
質の分離除去では除去できずに主フィルタ23の活性炭繊
維に吸着されて分離除去された汚染物質には、洗浄液10
による洗浄にて主フィルタ23から分離することが困難な
汚染物質がある。
【0065】ここで、主フィルタ23には、紫外線が照射
されている。このため、主フィルタ23に担持された酸化
チタンは、表面に付着する水分(H2 O)や空気中の水
分が酸化チタンに衝突することによりヒドロキシラジカ
ル(・OH)を生成する酸化反応が生じるとともに、酸
素が衝突することによりスーパーオキサイドアニオン
(・O2 - )が生成する還元反応が生じる光触媒作用が
生じる。そして、主フィルタ23の活性炭繊維に吸着され
た汚染物質は、生成したヒドロキシラジカルおよびスー
パーオキサイドアニオンと反応して分解される。
【0066】このため、洗浄液10にて分離できない汚染
物質あるいは洗浄液10にて分離できる汚染物質までも酸
化チタンの光触媒作用により分解除去されるため、主フ
ィルタ23の汚染物質の吸着許容量の上限に達するまでの
時間を延長でき、吸着分離性の低下が抑制されて長期間
安定して汚染物質を除去でき、臭気もほとんど除去でき
る。
【0067】上述したように、上記図6に示す実施の形
態によれば、汚染物質を吸着分離する活性炭繊維にて形
成された主フィルタ23に酸化チタンを担持するととも
に、主フィルタ23に紫外線を照射する紫外線ランプ41を
装着する紫外線照射装置43を設けるため、活性炭繊維に
吸着分離した汚染物質を効率よく容易に主フィルタ23か
ら分解除去でき、洗浄液10による洗浄とともにフィルタ
体20から捕捉した汚染物質をほとんど除去でき、フィル
タ体20による高度な汚染物質の除去が長期間安定して得
られる構成が容易に得られる。
【0068】また、汚染物質である微生物や細菌、病原
菌なども殺菌でき、例えば洗浄液10中に微生物などが繁
殖するなど微生物や殺菌、病原菌などによる弊害も容易
に防止できる。
【0069】なお、この図6に示す実施の形態におい
て、厨房設備に配設してフィルタ体20にて捕捉した汚染
物質を洗浄液10にて洗浄する構成について説明したが、
例えば油脂分や塵埃などの補助フィルタ22にて十分に捕
捉される汚染物質が少なく、異臭成分などの汚染物質を
多く含み、主に主フィルタ23にて吸着除去する雰囲気で
は、洗浄液10を用いず、単に主フィルタ23に酸化チタン
を担持させて紫外線照射装置43から紫外線を照射する構
成のみでもよい。
【0070】また、例えば噴霧や滴下、水槽中にフィル
タ体23を浸漬するなどにより主フィルタ23に水分を供給
する構成を設けて、効率よくヒドロキシラジカルを生成
させ、主フィルタ23にて吸着除去した汚染物質を効率よ
く分解させるようにしてもよい。
【0071】
【発明の効果】請求項1記載の排気浄化装置によれば、
排気風は、移動手段にて適宜移動されるフィルタ体の枠
体にて保持された金属繊維を含有する補助フィルタを流
過して汚染物質を捕捉された後、補助フィルタより下流
側に位置した活性炭繊維を含有する主フィルタを流過し
て残留する汚染物質が吸着除去されるため、汚染物質を
除去する位置を可変すべく移動手段による移動の際の負
荷が枠体に保持された補助フィルタおよび主フィルタに
掛からず、火炎が生じる雰囲気でも補助フィルタにて主
フィルタが火炎にさらされず、主フィルタの損傷を防止
でき、補助フィルタの排気風の流過の際の乱流による除
去と、主フィルタの吸着による除去との多段にて処理す
るので、乱流では捕捉できない汚染物質も除去でき、汚
染物質の除去率を向上できる。
【0072】請求項2記載の排気浄化装置によれば、請
求項1記載の排気浄化装置の効果に加え、排気風は移動
手段にて中心軸を回転軸として適宜回転される略円筒状
のフィルタ体の外周面側から内部空間に流過し、再びフ
ィルタ体を内周面側から外周面側に流過して、フィルタ
体を複数回流通可能で、汚染物質の除去率を向上できる
とともに、漏れなくフィルタ体に排気風を流通させるこ
とが容易に構成できる。
【0073】請求項3記載の排気浄化装置によれば、請
求項1または2記載の排気浄化装置の効果に加え、洗浄
手段にてフィルタ体に捕捉した排気風中の汚染物質を除
去するため、汚染物質を長期間高度に除去できる。
【0074】請求項4記載の排気浄化装置によれば、請
求項3記載の排気浄化装置の効果に加え、フィルタ体の
主フィルタに担持された酸化チタンに洗浄手段の紫外線
照射手段から紫外線を照射するため、主フィルタに捕捉
した汚染物質が酸化チタンの光触媒作用により分解され
て主フィルタの吸着除去性能が低下することを抑制で
き、簡単な構成で汚染物質を長期間高度に除去できる。
【0075】請求項5記載の排気浄化装置によれば、請
求項3または4記載の排気浄化装置の効果に加え、洗浄
手段に貯溜する洗浄液中にフィルタ体の一部を浸漬さ
せ、移動手段にて適宜移動されるフィルタ体にて捕捉し
た排気風中の汚染物質を洗浄してフィルタ体から除去す
るため、簡単な構成で汚染物質を長期間高度に除去でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排気浄化装置の実施の一形態を示す一
部を切り欠いた一側面図である。
【図2】同上正面図である。
【図3】同上平面図である。
【図4】同上他側面図である。
【図5】同上一部を切り欠いたフィルタ体を示す斜視図
である。
【図6】本発明の排気浄化装置の他の実施の形態を示す
一側面図である。
【符号の説明】
1 排気浄化装置本体 3 洗浄槽 4 本体 5 流入口 6 排出口 10 洗浄液 20 フィルタ体 21 枠体 22 補助フィルタ 23 主フィルタ 28 回転軸 29 内部空間 34 移動手段としての電動機 43 紫外線照射手段としての紫外線照射装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F24F 7/06 101 B01D 53/36 J // B08B 15/00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気風が流入する流入口および前記排気
    風が流出する排出口を有した本体と、 この本体内に配設され前記流入口から流入した前記排気
    風が流過する通気性を有したフィルタ体と、 このフィルタ体を相対的に移動させて前記排気風が流通
    する位置を可変させる移動手段とを備え、 前記フィルタ体は、前記移動手段にて移動される枠体
    と、この枠体に保持され金属繊維を含有する難燃性かつ
    通気性の補助フィルタと、この補助フィルタより前記排
    気風の流過方向の下流側に位置して前記枠体に保持され
    活性炭繊維を含有する通気性を有した主フィルタとを備
    えたことを特徴とする排気浄化装置。
  2. 【請求項2】 フィルタ体は、内部空間を有する略円筒
    状に形成され、 移動手段は、前記フィルタ体の中心軸を回転軸として回
    転移動させることを特徴とした請求項1記載の排気浄化
    装置。
  3. 【請求項3】 フィルタ体に捕捉した排気風中の汚染物
    質を除去する洗浄手段を備えたことを特徴とする請求項
    1または2記載の排気浄化装置。
  4. 【請求項4】 フィルタ体の主フィルタは、少なくとも
    活性炭繊維の表面に酸化チタンが担持され、 洗浄手段は、主フィルタに紫外線を照射する紫外線照射
    手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の排気浄化
    装置。
  5. 【請求項5】 洗浄手段は、フィルタ体の少なくとも一
    部が浸漬する洗浄液を貯溜する洗浄槽を備えたことを特
    徴とする請求項3または4記載の排気浄化装置。
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