JP5130783B2 - 現像剤収容器および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、現像剤収容器および画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式の複写機やプリンタ等の画像形成装置では、感光体表面に形成され
た潜像を現像装置で現像し、現像された可視像を媒体に転写、定着することで画像形成を
行っている。このような画像形成装置では、画像形成により消費された現像剤を補給する
ために、交換式の現像剤収容器、いわゆるトナーカートリッジが広く採用されている。
前記現像剤収容器を使用して現像剤を補給する技術として、下記の特許文献1〜3記載
の技術が公知である。
特許文献1(特開平4−139469号公報)には、現像剤収容器の一例としてのカー
トリッジ(1021)のトナーが、下方のリザーブタンク(1022)に供給され、リザ
ーブタンク(1022)内を循環して撹拌されたトナーの一部を、供給口(1048)か
ら現像手段(53)に供給する技術が記載されている。特許文献1記載のカートリッジ(
1021)では、搬送部材(1024)に駆動を伝達する駆動伝達部材の一例としてのカ
ップリング(1025)に対して、トナー補給口(1023c)は、カップリング側の端
部に配置されているカートリッジと、カップリングから離れた端部に配置されたカートリ
ッジとが記載されている。
特許文献2(特開平11−84846号公報)には、現像ローラ(40)の上方に配置
された現像剤収容器の一例としてのトナーホッパー(43)から、トナー供給ローラ(5
0,51)で現像室(44)に現像剤を落下、搬送すると共に、トナーホッパー(43)
の壁面に沿って配置されたシート(55)によりトナーホッパー(43)内で固まったト
ナーを崩す技術が記載されている。
特許文献1、2に記載された従来の構成では、カートリッジと現像剤補給装置との接続
部や、現像剤搬送装置と現像装置との接続部では、強制的に現像剤を搬送する部材を設け
ず、搬送されてくる現像剤の供給圧力により搬送されている。従来の構成では、接続部分
での現像剤の詰まりにより、単位時間当りの現像剤供給量が安定しない恐れがあるために
、画像形成装置の小型化や設計の自由度が制約されながらも、供給側を上方に配置して被
供給側を下方に配置し、重力による落下で搬送していた。
特許文献3(特開平7−287448号公報)には、水平方向に向けて形成されたトナ
ー放出口(43)を有するトナーボックス(26)の内部に、トナー放出口(43)から
離れた位置にトナー放出口(43)側にトナーを搬送する第1撹拌部材(55)を配置し
、トナー放出口(43)に対応する位置に第1撹拌部材(55)とは別体のフィルム状の
第2撹拌部材(56)を配置して、第2撹拌部材(56)によりトナー放出口(43)か
ら現像剤を排出する技術が記載されている。
前記特許文献3には、前記第2撹拌部材(56)の幅(L2)が、前記トナー放出口(
43)の幅(L1)よりも長く、トナー放出口(43)に進入せず、邪魔板(65)で第
2撹拌部材(56)を擦って跳ね上げる構成が記載されている。また、特許文献3には、
前記第2撹拌部材(56)の幅(L2)が、前記トナー放出口(43)の幅(L1)より
も短く、且つ第2撹拌部材(56)の回転軸(53)からの長さ(R4)がトナーボック
ス(26)の内壁面までの半径方向寸法(R3)とほぼ同じになるように設定され、回転
時に第2撹拌部材(56)の上面をトナー放出口(43)の上端で擦る構成も記載されて
いる。
特許文献3に記載されているように交換可能なトナーカートリッジを使用する場合、ト
ナーカートリッジの交換時期を検出する場合、特許文献1記載の技術のようにコストがか
かるセンサを使用することもあるが、低コスト化するために、トナーカートリッジ内の搬
送部材の累積駆動時間を使用することがある。一般に、トナーの流動性が色や製造時期、
環境等によりばらつきがあるため、トナーが排出される排出口が詰まることがあり、詰ま
りを防止し、トナーを安定供給することが問題となる。特許文献3記載の技術において、
低コスト化のためにセンサを使用しない場合、第2撹拌部材が内壁面までの距離と同じ長
さに設定されているために、排出口の詰まりを防止する効果は低くなる。このため、単位
時間当りの供給量が安定しない恐れがあり、従来は、画像形成装置の小型化や設計の自由
度が制約されながらも、供給側を上方に配置して被供給側を下方に配置し、重力による落
下で搬送する構成を採用することが多かった。
また、前記特許文献1〜3記載の技術のように、カートリッジを円筒状に構成したり、
鉛直方向の高さが水平方向の幅よりも大きな縦長な構成とした場合、カートリッジが倉庫
で保管されたり、長時間画像形成装置が使用されないと、内部に収容された現像剤の自重
で、圧縮され、塊状となり、いわゆるブロッキング現象が発生する場合もあった。
特開平4−139469号公報(第4ページ左上欄第8行〜第6ページ左下欄第4行、第3図〜第6図、第11図、第12図) 特開平11−84846号公報(「0049」〜「0054」、図2、図4) 特開平7−287448号公報(段落番号「0028」〜「0039」、第7図〜第9図)
本発明は、前述の事情に鑑み、現像剤収容器からの現像剤の供給を安定化することを技
術的課題とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項1記載の発明の現像剤収容器は、
水平方向の側面に形成された排出口を有し、水平方向の幅が鉛直方向の高さに比べて大きな扁平状に形成され、内部に現像剤が収容される収容容器と、
回転中心が前記排出口側に片寄って配置され且つ前記収容容器の一端壁に回転可能に支持されて、収容容器内部の現像剤を搬送する搬送部材と、
前記搬送部材の端部に支持されて、前記搬送部材を回転駆動する搬送部材用駆動伝達部材と、
前記搬送部材用駆動伝達部材側の端部に形成された前記排出口と、
回転軸と、前記回転軸に支持され且つ前記収容容器の内周面に接触しながら回転する可撓性を有する搬送部材本体と、を有する前記搬送部材と、
前記排出口の位置に対応して前記搬送部材本体に設けられた詰まり防止部であって、他の搬送部材本体の部分よりも自由長が短く且つ前記排出口に進入可能な前記詰まり防止部と、
を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の現像剤収容容器において、
前記回転中心と前記収容容器の内周面との距離よりも長い自由長を有し、前記収容容器の内周面に接触した状態が保持されながら回転可能な前記搬送部材本体、
を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の現像剤収容器において、
前記排出口に対して前記回転軸の回転方向上流側に向けて、前記搬送部材の回転中心を中心として湾曲している前記収容容器の内周面、
を備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の現像剤収容器において

水平方向に延びる前記排出口、
を備えたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の現像剤収容器において、
平面状の底壁と、前記底壁に対向して配置された平面状の頂壁と、幅方向の一方に配置されて前記排出口が形成された第1の側壁と、幅方向の他方に配置されて平面状の第2の側壁と、を有する前記収容容器と、
を備えたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の現像剤収容器において、
外形が円弧状の前記水平方向の側面に形成され且つ平面状に切除された部位に形成された前記排出口と、
前記収容容器に移動可能に支持されて前記排出口を開閉する開閉部材と、
を備えたことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載の現像剤収容器において、
前記収容容器の一端壁とは異なる他端側に形成された開口と、
前記開口を塞ぎ且つ前記搬送部材の他端部を回転可能に支持する他端側支持部材と、
を備えたことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項に記載の発明の画像形成装置は、
像保持体と、
前記像保持体表面の潜像を可視像に現像する現像装置と、
前記現像装置に補給される新たな現像剤が収容された請求項1ないしのいずれかに記
載の現像剤収容器と、
前記現像装置で現像された可視像を媒体に転写する転写器と、
前記媒体に転写された可視像を定着させる定着器と、
を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、本発明の構成を有しない場合に比べて、現像剤の固ま
りを低減できると共に、排出口側に片寄って配置された搬送部材で排出口から安定して現
像剤を供給できる。また、請求項に記載の発明によれば、本発明の構成を有しない場合に比べて、搬送部材の回転時の捩れやふれを少ない部分に形成された排出口から安定して現像剤を供給することができる。さらに、請求項1に記載の発明によれば、本発明の構成を有しない場合に比べて、可撓性を有する搬送部材本体による撹拌性を向上させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、搬送部材本体が、前記収容容器の内周面に接触した状態が保持されながら回転可能でない場合に比べて、現像剤を安定的に搬送することができる。
請求項3に記載の発明によれば、収容容器の内周面が、排出口に対して回転軸の回転方向上流側に向けて、搬送部材の回転中心を中心として湾曲していない場合に比べて、現像剤を安定的に搬送することができる。
請求項4に記載の発明によれば、排出口が水平方向に延びていない場合に比べて、自重で圧縮され、現像剤が塊状となることを低減することができる。
請求項5に記載の発明によれば、底壁と頂壁と第2の側壁とが平面状でない場合に比べて、現像剤の収容量を確保し易くすることができる。
請求項6に記載の発明によれば、開閉部材を排出口に応じて平面状に構成することができる。
請求項に記載の発明によれば、本発明の構成を有しない場合に比べて、回転軸のふれ
を少なくすることができ、現像剤の供給を安定化することができる
請求項に記載の発明によれば、本発明の構成を有しない場合に比べて、排出口からの
現像剤の供給を安定化することができ、画質の低下を低減できる。
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例(以下、実施例と記載する)を
説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意
味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するも
のとする。
なお、以下の図面を使用した説明において、理解の容易のために説明に必要な部材以外
の図示は適宜省略されている。
図1は本発明の実施例1の画像形成装置の斜視説明図である。
図2は本発明の実施例1の画像形成装置の全体説明図である。
図3は本発明の実施例1の画像形成装置のサイドカバーが開放された状態の斜視説明図
である。
図1〜3において、本発明の実施例1の画像形成装置の一例としてのプリンタUは、画
像が記録される媒体の一例としての記録媒体Sが収容される給紙容器TR1が下部に収容
されており、上面には排紙部TRhが設けられている。また、プリンタUの上部にはボタ
ン入力等の各種操作を行うための操作部UIが設けられている。
実施例1のプリンタUは、画像形成装置本体U1と、画像形成装置本体U1の前側に設
けられた開閉可能な開閉部の一例としてのフロントカバーU2と、前記画像形成装置U1
の側面に設けられた開閉可能な開閉部の一例としてのサイドカバーU3と、を有する。前
記フロントカバーU2は、像保持体カートリッジ、現像装置、故障した部材の交換、清掃
保守や紙詰まりした記録媒体Sを除去するために画像形成装置本体U1の内部を開放する
際に開放され、前記サイドカバーU3は、現像剤補給容器、いわゆるトナーカートリッジ
の交換を行う際に開放される。
図3において、プリンタUのサイドカバーU3を開放位置に移動させると、プリンタU
のサイドが開放され、現像剤収容器の一例としてのトナーカートリッジTCy,TCm,
TCc,TCkを取り扱い可能となる。
図2において、プリンタUは、プリンタUの各種制御を行う制御部Cと、制御部Cによ
り作動を制御される画像処理部IPS、像書込装置駆動回路DL、および電源装置E等を
有している。電源装置Eは、後述の帯電器の一例としての帯電ローラCRy〜CRk、現
像剤保持体の一例としての現像ローラおよび転写器の一例としての転写ローラT1y〜T
1k等に電圧を印加する。
前記画像処理部IPSは、外部の画像情報送信装置等から入力された印刷情報を、K(
黒),Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン)の4色の画像に対応した潜像形成
用の画像情報に変換して、所定のタイミングで像書込装置駆動回路DLに出力する。像書
込装置駆動回路DLは、入力された各色の画像情報に応じて駆動信号を潜像書込装置RO
Sに出力する。前記潜像書込装置ROSは、駆動信号に応じて、各色の画像書き込み用の
画像書込光の一例としてのレーザビームLy、Lm,Lc,Lkを出射する。
図2において、前記潜像書込装置ROSの前方(+X方向)にはY(イエロー),M(
マゼンタ),C(シアン),K(黒)の各色の可視像の一例としてのトナー像を形成する
可視像形成装置UY,UM,UC,UKが配置されている。
K(黒)の可視像形成装置UKは回転する像保持体の一例としての感光体Pkを有する
。前記感光体Pkの周囲には、帯電器の一例としての帯電ロールCRk、感光体表面の静
電潜像を可視像に現像する現像装置Gk、感光体Pk表面に残留した現像剤を除去する像
保持体清掃器の一例としての感光体クリーナCLk等が配置されている。
前記感光体Pkは、帯電ロールCRkと対向する帯電領域で帯電ロールCRkにより表
面を一様に帯電された後、潜像形成領域でレーザビームLkにより潜像が書き込まれる。
書き込まれた静電潜像は現像装置Gkと対向する現像領域において静電潜像が可視像化さ
れる。
実施例1の黒色の可視像形成装置UKは、感光体Pk、帯電器CRk、感光体クリーナ
CLkが一体的に構成されて交換可能な像保持体カートリッジと、現像装置Gkにより構
成された交換可能な現像カートリッジと、により構成されている。
他の色の可視像形成装置UY,UM,UCも、黒色の可視像形成装置UKと同様に、画
像形成装置本体U1に対して着脱可能な像保持体カートリッジと現像カートリッジとによ
り構成されている。なお、実施例1では、前記4つの可視像形成装置UY〜UKは、着脱
可能な枠体Ut、いわゆる交換フレームUtに支持されており、4つの可視像形成装置U
Y〜UKが画像形成装置本体U1に対して一体的に交換可能に構成されている。
図2において、前記感光体Py〜Pkの前方(+X方向)には、開閉部U2に支持され
た記録媒体搬送装置の一例としてのベルトモジュールBMが配置されている。前記ベルト
モジュールBMは、記録媒体保持搬送部材の一例としての媒体搬送ベルトBと、媒体搬送
ベルトBを支持する駆動部材の一例としてのベルト駆動ロールRd、従動部材の一例とし
ての従動ロールRjを含む保持搬送部材支持系の一例としてのベルト支持ロール(Rd+
Rj)と、各感光体Py〜Pkに対向して配置された転写器の一例としての転写ロールT
1y,T1m,T1c,T1kと、保持搬送部材清掃器の一例としてのベルトクリーナC
Lbと、前記従動ロールRjに対向して配置されて記録媒体Sを媒体搬送ベルトBに吸着
させる記録媒体吸着部材の一例としての媒体吸着ロールRkとを有する。ただし、媒体吸
着ロールRkは必ずしも必要ではなく、省略可能である。前記媒体搬送ベルトBは、前記
ベルト支持ロール(Rd+Rj)により回転可能に支持されている。
なお、前記画像濃度センサSN1は、所定の時期に、制御部Cの図示しない画像濃度調
整手段により形成される濃度検出用の画像、いわゆるパッチ画像の濃度を検出するための
ものであり、画像濃度調整手段は、前記画像濃度検出部材で検出された画像濃度に基づい
て、帯電器CRy〜CRkや現像装置Gy〜Gk、転写ロールT1y〜T1kへ印加する
電圧の調整、潜像書込光Ly〜Lkの強度の調整を行うことにより、画像濃度の調整や補
正、いわゆる、プロセスコントロールを行う。
媒体搬送ベルトBの下方に配置された給紙容器TR1の記録媒体Sは、給紙部材Rpに
より取り出され、記録媒体搬送路SHに搬送される。
記録媒体搬送路SHの記録媒体Sは、記録媒体搬送部材の一例としての媒体搬送ロール
Raにより搬送され、給紙時期調整部材の一例としてのレジロールRrに送られる。レジ
ロールRrは、所定のタイミングで、従動ロールRjと媒体吸着ロールRkとの対向領域
である記録媒体吸着位置Q6に前記記録媒体Sを搬送する。前記記録媒体吸着位置Q6に
搬送された記録媒体Sは、前記媒体搬送ベルトBに静電吸着される。
前記媒体搬送ベルトBに吸着された記録媒体Sは、前記感光体Py〜Pkと接触する前
記転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kを順次通過する。
前記転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kにおいて媒体搬送ベルトBの裏面側に配置さ
れた転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kには、制御部Cにより制御される電源回路E
から所定のタイミングでトナーの帯電極性と逆極性の転写電圧が印加される。
多色画像の場合、前記各感光体Py〜Pk上のトナー像は前記転写ロールT1y,T1m
,T1c,T1kにより媒体搬送ベルトB上の記録媒体Sに重ねて転写される。また、単色
画像、いわゆる、モノクロ画像の場合、感光体Pk上にK(黒)のトナー像のみが形成さ
れ、このK(黒)のトナー像のみが転写器T1kにより記録媒体Sに転写される。
トナー像転写後の感光体Py〜Pkは、感光体クリーナCLy〜CLkにより表面に残
留したトナーが回収されて清掃され、再び帯電ロールCRy〜CRkにより帯電される。
前記トナー像が転写された記録媒体Sは、定着器の一例としての定着装置Fの加熱定着
部材の一例としての加熱ロールFhと、加圧定着部材の一例としての加圧ロールFpとが
圧接して形成する定着領域Q5で定着される。画像が定着された記録媒体Sは、媒体排出
部材の一例としての排出ローラRhから媒体排出部TRhに排出される。
記録媒体Sが離隔した後の前記媒体搬送ベルトBは、前記ベルトクリーナCLbにより
清掃される。
(現像剤搬送装置の説明)
図4は現像剤収容器の一例としてのトナーカートリッジが着脱される状態の説明図であ
る。
図5はトナーカートリッジが装着された状態における本発明の実施例1の現像剤搬送装
置の説明図であり、図5Aは斜め後方から見た状態の説明図、図5Bは図5Aの矢印VB
方向から見た図である。
図6は図5に示す状態からトナーカートリッジが取り外され且つ一部の部材が取り外さ
れた状態の現像剤搬送装置の説明図であり、図6Aは斜め後方から見た状態の説明図、図
6Bは図6Aの矢印VIB方向から見た図である。
図7は実施例1の現像剤搬送装置の側面図である。
図8は実施例1の現像剤搬送装置を斜め後下方からみた説明図である。
図9はトナーカートリッジが挿入され且つシャッタが開放されていない状態における流
出口部分の要部断面説明図である。
なお、以下の説明において、Y,M,C,Kの各色毎に設けられた部材は同様に構成さ
れているため、原則的としてy,m,c,kの添え字を省略して説明する。
図4〜図8において、前記画像形成装置本体U1の右側内部には、現像剤搬送装置1が
固定支持されている。前記現像剤搬送装置1は、枠体2を有する。前記枠体2は、上下方
向に延びる板状の枠体本体2aと、前記枠体本体2aの上端から右方に突出して形成され
た頂壁部2bおよび底壁部2cとを有する。前記頂壁部2bおよび底壁部2cの間には、
頂壁部2bおよび底壁部2cに平行に配置された3つの仕切壁部2dが形成されている。
前記枠体本体2aの前後両端には、前端壁部2eおよび後端壁部2fが形成されている。
図7、図8において、前記頂壁部2bおよび仕切壁部2dの下面には、下方に突出する
回転規制部2gが形成されている。前記回転規制部2gの下方の枠体本体2aには、駆動
伝達部材用開口2hが形成されている。前記各駆動伝達部材用開口2hの下方には、容器
側開閉部材固定部の一例として、角穴状のカートリッジシャッタ固定部2iが形成されて
いる。
図7、図8において、前記各駆動伝達部材用開口2hの前側には、外側(右側)に延び
る板ばねSPが支持されている。
図4、図6Aにおいて、前記前端壁部2eには、固定部の一例としてのロック部2jが
形成されており、ロック部2jの下方には、後方に突出する記憶部材接続部の一例として
のCRUMコネクタ部2kが形成されている。図6Aにおいて、前記CRUMコネクタ部
2kの後方の枠体本体2aには、前側案内部の一例として、板状の前側ガイド部2mが形
成されている。
枠体2の頂壁部2a、仕切壁部2dおよび底壁部2cに挟まれた空間により、下から順
にY,M,C,KのトナーカートリッジTCy,TCm,TCc,TCkが装着される4
つのカートリッジ装着部3が形成されている。
前記カートリッジ装着部3には、それぞれ、トナーカートリッジTCy,TCm,TC
c,TCkが収容可能なカートリッジ収容容器4(図6AではC色とK色のみ図示し、Y
色とM色は図示省略)が、後端の回転中心部4aを中心として回転可能に支持されている
。図9において、前記カートリッジ収容容器4の底部には、案内部の一例として、上方に
突出して形成された前後方向に延びるガイドリブ4bが配置されている。図4において、
前記カートリッジ収容容器4の前端部上面には、装着時位置決め部の一例として、二等辺
三角形状の位置決め用切除部4cが形成されている。図4〜図6において、前記カートリ
ッジ収容容器4の右端壁には、内側に進入する形状に形成され且つ弾性変形可能な装着感
覚作用部4dが形成されている。
図6において、前記枠体2の各カートリッジ装着部3の後端部には、トナーカートリッ
ジTCy,TCm,TCc,TCkからの現像剤が流入する流入口6(図6AにはYの流
入口のみ図示)が形成された流入口形成部5が設けられている。流入口形成部5には、案
内部材の一例として前後方向に延びる上下一対のシャッタガイド部5aが形成されている
。また、図6A、図7において、前記流入口形成部5には、閉塞部材係止部の一例として
、外方(右方)に傾斜して形成され且つ弾性変形可能なシャッタロック部5b(図6Aに
は、M色のみ図示)が形成されている。
前記各流入口形成部5のシャッタガイド部5aには、流入口閉塞部材の一例としての本
体側シャッタ7が前後方向に移動可能に支持されている。前記本体側シャッタ7は、図6
AのY色の本体側シャッタ7に示す流入口6が開放された開放位置と、図7や図6AのM
色の本体側シャッタ7に示す流入口が閉鎖された閉鎖位置との間で移動可能に支持されて
いる。なお、前記閉鎖位置において、前記本体側シャッタ7の前端面は、外側に出ている
弾性変形可能な前記シャッタロック部5bに接触し、移動が規制、すなわち、閉鎖位置で
ロックされている。
図10は本発明の実施例1の現像剤搬送装置および現像器の関係の説明図である。
図6Bにおいて、前記枠体2の枠体本体2aの内側面には、前記流入口6から前方に延
びる外側に凹んだ本体側搬送路形成凹部8が形成されている。図4〜図8において、前記
枠体2の内側の面には、各本体側搬送路形成凹部8に対応して、搬送路形成部材9(図6
BではC色とK色のみ図示)が装着されている。前記本体側搬送路形成凹部8と前記搬送
路形成部材9とにより囲まれた内部の円筒状の空間により現像剤搬送路11が構成されて
いる。
図10において、前記現像剤搬送路11は、流入口6の位置から現像装置Gy〜Gkま
で延びている。実施例1の現像剤搬送路11は直線状ではなく、流入口6から水平方向に
延びる流入側水平搬送部11aと、流入側水平搬送部11aから斜め上方に傾斜する傾斜
搬送部11bと、傾斜搬送部11bから水平方向に延び現像装置Gy〜Gkに延びる現像
側水平搬送部11dとを有する湾曲した形状に形成されている。
図5B、図6B、図10において、前記搬送路形成部材9の前端側には、現像側水平搬
送部11dを構成する現像装置接続部9aが形成されており、前記現像装置接続部9aに
は、流出口閉塞部材の一例としての流出口シャッタ12が装着されている。前記流出口シ
ャッタ12は、付勢部材の一例としてのバネ13により常時前方の閉鎖位置に付勢されて
おり、図6に示す現像剤搬送路11の流出口11fを閉塞している。したがって、前記フ
ロントカバーU2が開放されて、交換フレームUtの取外しにより現像装置Gy〜Gkが
取り外される際には、前記バネ13により流出口シャッタ12が閉塞位置に移動して現像
剤の漏れが防止される。一方、交換フレームの装着により現像装置Gy〜Gkが取付けら
れる際には、現像装置Gy〜Gkの被接続部16(図6参照)によって押されて、流出口
シャッタ12が移動し、被接続部16に現像装置接続部9aが嵌って、流出口11fから
現像装置Gy〜Gkに現像剤の補給が可能となる。
図11は本発明の実施例1の現像剤搬送装置の流入口部分の要部拡大説明図である。
図12は本発明の実施例1の現像剤搬送部材の説明図である。
図6B、図11,図12において、前記現像剤搬送路11内には、湾曲した現像剤搬送
路11に沿って現像剤搬送部材17が回転可能に支持されている。図10〜図12におい
て、前記現像剤搬送部材17は、回転軸17aと、前記回転軸17aの外周部に形成され
た螺旋状の搬送羽根17bとを有する。実施例1の現像剤搬送部材17は、可撓性を有す
る樹脂材料により構成されており、回転に伴って現像剤搬送路11に沿った形状に湾曲し
ながら現像剤の一例としてのトナーを搬送する。図11において、前記現像剤搬送部材1
7の前記流入口6に対応する位置には、回転軸17aよりも大径の大径部17dが形成さ
れており、前記大径部17dには詰まり防止部材装着部17eが形成されている。
図5B、図6Bにおいて、前記枠体2の後端部には、補給用駆動系の一例としての各色
毎の補給用モータ19が支持されている。図10において、前記補給用モータ19から延
びる駆動軸19aに支持された駆動伝達部材の一例としての駆動ギア20が、前記現像剤
搬送部材17の後端に支持された被駆動伝達部材の一例としてのギア17gに駆動を伝達
することで、前記現像剤搬送部材17を駆動してトナーを搬送させる。図6〜図8におい
て、前記駆動ギア20には、現像剤収容器用駆動伝達部材の一例として、駆動伝達部材用
開口2hの前側部分に配置されたカートリッジ駆動ギア20aが噛合っている。前記カー
トリッジ駆動ギア20aは、外周の一部が外側に露出して配置されている。
図11、図12において、前記現像剤搬送部材17の前記詰まり防止部材装着部17e
には、詰まり防止部材21の一端部が固定支持されている。実施例1の詰まり防止部材2
1は、可撓性を有する薄膜状、いわゆる、フィルム状に形成されており、例えば、PET
(ポリエチレンテレフタレート)やPPS(ポリフェニレンスルファイド)等の樹脂によ
り構成することができる。前記詰まり防止部材21は、現像剤搬送路11の内周面に弾性
変形して撓んだ状態で接触しながら回転するように構成されている。そして、詰まり防止
部材21の先端が前記流入口6に対応する位置に移動した状態では、弾性復元により詰ま
り防止部材21が延び、現像剤搬送路11から流入口6に進入し、流入口6の詰まりを防
止するように構成されている。また、詰まり防止部材21は、現像剤搬送路11内で、回
転軸17aに巻付くように弾性変形して、搬送羽根17bの間に収容され、破損しにくい
ように構成されている。
前記符号2〜21を付した各部材により、実施例1の現像剤搬送装置1が構成されてい
る。
(現像剤補給容器の説明)
図13は本発明の実施例1の現像剤収容器の斜視図であり、図13Aは右前斜め上方か
ら見た斜視図、図13Bは左前斜め下方から見た斜視図、図13Cは左後斜め上方から見
た斜視図、図13Dは右後斜め上方から見た斜視図である。
図14は実施例1の現像剤収容器の説明図であり、図14Aは平面部、図14Bは図1
4Aの矢印XIVB方向から見た図、図14Cは図14AのXIVC−XIVC線断面図
、図14Dは図14AのXIVD―XIVD線断面図、図14Eは図14AのXIVE―
XIVE線断面図、図14Fは図14BのXIVF―XIVF線断面図である。
図15は実施例1の現像剤補給容器の分解図である。
図3、図4、図13〜図15において、実施例1の現像剤収容器の一例としてのトナー
カートリッジTCy〜TCkは、水平方向の幅が鉛直方向の高さに比べて大きな扁平状の
概略直方体形状に形成されている。前記トナーカートリッジTCy〜TCkは、一端側に
現像剤補充用の開口が形成されたボックス状の補給現像剤収容容器31と、補給現像剤収
容容器31の開口に対向する開口が形成されたボックス状の廃棄現像剤収容器32とを有
する。図14において、前記補給現像剤収容容器31と廃棄現像剤収容器32との間は、
仕切部材33により仕切られている。すなわち、交換が必要な補給現像剤収容容器31と
廃棄現像剤収容容器32とを別個に設けず一体的に交換可能とする技術的課題を解決する
ために、補給現像剤収容容器31と廃棄現像剤収容容器32が連結されている。また、ト
ナーカートリッジTCy〜TCkを小型化するという技術的課題を解決するために、補給
現像剤収容容器31と廃棄現像剤収容容器32をそれぞれ密閉せず、1つの仕切部材33
で仕切ることで、小型化でき、部品点数を低下させ、低コスト化されている。さらに、限
られた画像形成装置U内の空間で、最大限の現像剤収容量を確保するという技術的課題を
解決するために、全体が直方体形状に形成されている。
(補給現像剤収容容器の説明)
図16は実施例1の収容容器の一例としての補給現像剤収容容器の六面図であり、図1
6Aは平面図、図16Bは図16Aの矢印XVIB方向から見た図、図16Cは図16A
の矢印XVIC方向から見た図、図16Dは図16Aの矢印XVID方向から見た図、図
16Eは図16Aの矢印XVIE方向から見た図、図16Fは図16Eの矢印XVIF方
向から見た図である。
図13〜図16において、トナーカートリッジTCy〜TCkの後側の前記補給現像剤
収容容器31は、頂壁31a、底壁31b、右側壁31c、左側壁31dおよび一端壁の
一例としての後端壁31eを有する。前記各壁31a〜31eにより囲まれた空間により
補給現像剤収容空間31fが構成されており、壁が形成されていない前端部には開口31
gが形成されている。前記補給現像剤収容容器31の前端部には、連結部31hが形成さ
れている。前記連結部31hの右部および左部には、切り欠き状の連結用凹部31h1,
31h2が形成されており、右側連結用凹部31h1と左側連結用凹部31h2は、廃棄
現像剤収容容器32の誤装着を防止するために異なる形状に形成されている。また、前記
連結部31hの内面には、開口閉鎖部材支持部の一例として、段差状の仕切部材支持部3
1h3が形成されている。
前記連結部31hの上面および下面には4箇所の連結孔31jが形成されている。
前記連結部31hの後方の頂壁31aの外表面には、後方に頂点を有する二重の二等辺
三角形状の装着時被位置決め部31kが上方に突出して形成されている。前記装着時被位
置決め部31kは、トナーカートリッジTCy〜TCkがカートリッジ収容容器4に収容
された状態で前記位置決め用切除部4cに嵌って位置決めされる。すなわち、トナーカー
トリッジの挿入方向および位置合わせを視覚的に認識しやすくするという技術的課題を解
決するために、頂点が挿入方向である後方に配置された二等辺三角形状の装着時被位置決
め部31kが設けられている。
前記頂壁31aの後端部の左部には、装着位置規制部の一例として、トナーカートリッ
ジTCy〜TCk装着時に前記回転規制部2gが嵌る装着位置回転被規制部31mが形成
されている。前記装着位置回転被規制部31mは、左端から右斜め後方に延びる傾斜部3
1m1と、傾斜部31m1の右端から後方に延びる後方延伸部31m2とを有する。
図16Fにおいて、前記底壁31bの下面には、被案内部の一例として、前後方向に平
行に延びる3つの被ガイドリブ31nが形成されている。前記被ガイドリブ31nの後端
部には、傾斜案内部31n1が形成されており、トナーカートリッジTCy〜TCkがカ
ートリッジ収容容器4に収容される際にガイドリブ4bにガイドされ、カートリッジ収容
容器4に対する相対位置が所定の位置にガイドされた状態で装着される。すなわち、トナ
ーカートリッジTCy〜TCkのカートリッジ収容容器4への直進挿入性を向上させる技
術的課題を解決するために、被ガイドリブ31nとガイドリブ4bが設けられている。
図16A、図16Cにおいて、前記右側壁31cには、外方に突出する半球状突起によ
り構成された装着感覚作用係合部31c1が形成されている。前記装着感覚作用係合部3
1c1は、トナーカートリッジTCy〜TCkがカートリッジ収容容器4に収容される途
中で、装着感覚作用部4dに接触して弾性変形させ、さらに押し込んだ状態で弾性復元さ
れるように構成されている。したがって、トナーカートリッジTCy〜TCkを装着する
作業者に、装着感、いわゆる、クリック感を与え、装着されたことを感覚的に認識させる
。すなわち、トナーカートリッジTCy〜TCkが装着されたことを利用者が認識しやす
くするという技術的課題を解決するために、装着感覚作用係合部31c1と装着感覚作用
部4dとが設けられている。
図16Aにおいて、左側壁31dの後端部上側には、前記装着位置回転被規制部31m
の前後方向の幅に対応して形成された外形が円弧状の部材通過部31pが形成されている
。前記部材通過部31pは、トナーカートリッジ装着時に、カートリッジ駆動ギア20a
が補給現像剤収容容器31の壁面に衝突、干渉しないようにするという技術的課題を解決
するために設けられており、その他の左側壁31dの外形部分に対して、凹んだ形状に設
定されている。
前記左側壁31dの後端部下側には、開閉部材通過部の一例として、流入口形成部5に
干渉しないように、外形が円弧状に形成されたシャッタ通過部31qが形成されている。
前記シャッタ通過部31qの外形は、左端壁31dの前側部分に比べて凹んだ形状に形成
されている。前記シャッタ通過部31qの前後方向中央部には、開閉部材移動部の一例と
して、外方に突出するシャッタ移動用突起31rが形成されている。前記シャッタ移動用
突起31rは、トナーカートリッジ装着時に、シャッタロック部5bを内側に押して弾性
変形させて、本体側シャッタ7のロックを外すと規制解除部材としての機能も兼ねている
。また、シャッタ移動用突起31rは、本体側シャッタ7の前端面に接触し、トナーカー
トリッジTCy〜TCkが前方から後方に移動する際に、本体側シャッタ7を押して、開
放位置から閉鎖位置に移動させる。
図16Bにおいて、前記シャッタ通過部31qの後端部には、右側に突出する排出口形
成部31sが形成されている。前記排出口形成部31sには、補給現像剤収容空間31f
に通じ且つ前記現像剤搬送装置1の流入口6に接続される排出口の一例としての補給現像
剤排出口31tが形成されている。
図16において、前記排出口形成部31sには、開閉部材案内部の一例として、前後方
向に延びるカートリッジシャッタガイド部31uが形成されている。
図16Bにおいて、前記排出口形成部31sの後端部には、開閉部材円滑取付け部の一
例として、後方に行くほど厚みが薄くなるスロープ形状に構成されたシャッタ取付けガイ
ド部31s1が形成されている。また、前記排出口形成部31sの上側前部には、開閉部
材脱落防止部の一例として、切り込み状のシャッタ脱落防止凹部31s2が形成されてい
る。前記排出口形成部31sには、現像剤貯留部の一例として、補給現像剤排出口31t
の前側に隣接して3つの貯留凹部31s3が形成されている。前記貯留凹部31s3は、
トナーカートリッジTCy〜TCkの着脱時に、流入口6と補給現像剤排出口31tとの
間に配置されており、本体側シャッタ7の移動による流入口6の開閉や補給現像剤排出口
31tの開閉時に漏れそうになる現像剤が一次貯留され、画像形成装置U内への漏れ出し
や内部汚染を防止する。
また、図16Bにおいて、前記補給現像剤排出口31tの周囲には、漏れ防止部の一例
として、外方に突出する縁状のシール用リブ31t1が形成されている。すなわち、後述
するカートリッジシャッタ(48)との間で補給現像剤排出口31tにおける密閉性を高
めるという技術的課題を解決するために、シール用リブ31t1が設けられている。
図15、図16Eにおいて、前記後端壁31eの外表面には、左側に片寄った位置に後
端壁31eを貫通する軸支持孔31vが形成されている。
図14、図16Dにおいて、補給現像剤収容容器31の後端壁31eの内表面にはリン
グ状の台座部により形成された密閉部材貼付部31wが形成されている。
図14〜図16において、後端壁31eの左部には、容器種類判別部の一例として、後
方に突出する種類判別突起31xが形成されている。前記種類判別突起31xは、後述す
るギア(61)に対応して形成された円弧部31x1と、円弧部31x1の所定の位置か
ら左方に延びる判別部31x2とを有する。前記判別部31x2は、Y,M,C,Kの色
毎に、形成される位置と数が異なり、カートリッジ収容容器4の後端壁に形成された図示
しない凹部に対応するように構成されており、色が一致した場合にのみ突起31xと凹部
とが嵌って、トナーカートリッジTCy〜TCkがカートリッジ収容容器4y〜4kに装
着でき、色が異なる場合には引っ掛かって装着できず、誤ってトナーカートリッジTCy
〜TCkを別の色のカートリッジ収容容器4に収容することが防止可能に構成されている
。すなわち、トナーカートリッジTCy〜TCkの誤装着を防止するという技術的課題を
解決するために、種類判別突起31xが設けられている。なお、前記種類判別突起31x
は、金型を使用して補給現像剤収容容器31を一体成形する際に、入れ子により各色毎の
種類判別突起31xを容易に成形することができる。
(廃棄現像剤収容容器の説明)
図17は実施例1の廃棄現像剤収容容器の斜視図であり、図17Aは右前斜め上方から
見た斜視図、図17Bは左前斜め下方から見た斜視図、図17Cは左後斜め下方から見た
斜視図、図17Dは右後斜め上方から見た斜視図である。
図18は実施例1の廃棄現像剤収容容器の六面図であり、図18Aは平面図、図18B
は図18Aの矢印XVIIIB方向から見た図、図18Cは図18Aの矢印XVIIIC方向か
ら見た図、図18Dは図18Aの矢印XVIIID方向から見た図、図18Eは図18Aの
矢印XVIIIE方向から見た図、図18Fは図18Eの矢印XVIIIF方向から見た図であ
る。
図13〜図15、図17、図18において、トナーカートリッジTCy〜TCkの前側
の前記廃棄現像剤収容容器32は、後方に開放された開口32aを有する直方体状に形成
された廃棄側容器本体32bを有する。前記廃棄側容器本体32bの内部には、画像形成
動作時に感光体クリーナCLy〜CLkやベルトクリーナCLbで回収された廃棄現像剤
を収容する廃棄現像剤収容空間32cが形成されている。
図17,図18において、前記廃棄側容器本体32bの後端部には、補給現像剤収容容
器31の連結部31hの内側に嵌って、連結される被連結部32dが形成されている。
前記被連結部32dには、連結部31hの連結孔31jに嵌って連結される爪部32e
が形成されている。すなわち、装着された状態では外れにくく且つ、分解可能とするとい
う技術的課題を解決するために、連結孔31jと爪部32eとが設けられている。
また、前記被連結部32dには、右側連結用凹部31h1と左側連結用凹部31h2に
それぞれ対応した形状に形成された右側連結用凸部32f1および左側連結用凸部32f
2とを有する。したがって、誤装着を防止するために、右側連結用凹部31h1と左側連
結用凹部31h2の形状が異なることに対応して、右側連結用凸部32f1および左側連
結用凸部32f2の形状も異なる。すなわち、補給現像剤収容容器31と廃棄現像剤収容
容器32との誤組み立てを防止するという技術的課題を解決するために、異なる形状の右
側連結用凹部31h1および左側連結用凹部31h2と、それに対応した、異なる形状の
右側連結用凸部32f1および左側連結用凸部32f2が設けられている。
なお、実施例1の右側連結用凸部32f1および左側連結用凸部32f2は、連結時に
補給現像剤収容容器31の連結部31hの外面とほぼ面一となるように高さが設定されて
いる。したがって、連結部31hに連結された状態で、補給現像剤収容容器31の連結部
31hと、廃棄現像剤収容容器32の連結用凸部32f1,32f2を跨いで固定テープ
Tp(図13参照)を貼付可能に構成されている。すなわち、固定テープTpが補給現像
剤収容容器31の外周のみに貼り付けられて、テープTpによる固定が不十分になること
を防止するという技術的課題を解決するために、連結用凸部32f1,32f2が設けら
れている。
図15、図17、図18において、前記廃棄側容器本体32bの前側右部には、操作部
材固定部の一例として、突起状の回転中心部32g1を有するハンドル固定部32gが一
体的に形成されている。図17D、図18において、前記ハンドル固定部32gの後面に
は、滑り止め用の凹凸32g2が形成されている。図17Aにおいて、前記ハンドル固定
部32gの右下部には、板ばね支持部32g3が形成されている。また、前記ハンドル固
定部32g2の後方には、ハンドル固定部32gの後面を利用者が前方に押す際に指を入
れて操作するための操作空間32g4が形成されている。
前記ハンドル固定部32gの下方には、記憶部材装着部の一例として、CRUM装着部
32hが形成されている。前記CRUM装着部32hには、記憶部材保護部の一例として
、保護リブ32h1が形成されており、前記保護リブ32h1には、記憶部材装着案内部
の一例として、記憶部材装着ガイド32h2が形成されている。図17B、図17C、図
18において、CRUM装着部32hの後端部には、記憶部材固定部の一例として、爪係
合部32h3が形成されている。
前記ハンドル固定部32gの左方には、廃棄現像剤流入口32jが形成されている。前
記廃棄現像剤流入口32jは、丸孔部32j1と、丸孔部32j1から下方に延びる抜け
止め装着時通過部32j2とを有する。
前記廃棄現像剤流入口32jの周囲には、漏出防止部材保護部の一例として、廃棄現像
剤流入口32jを囲むように漏出防止部材保護リブ32kが形成されている。
前記廃棄現像剤流入口32jの後方の廃棄現像剤収容空間32cの内部には、円筒状の
付勢部材支持部32mが形成されている。付勢部材支持部32mは、付勢部材一端支持部
の一例としての後端壁32m1を有する。また、前記津性部材支持部32mの前側部分に
は、段差状の抜け止め防止部32m2が形成されている。
図17B、図17C、図18において、廃棄側容器本体32bの左外表面には、滑り止
め用の凹凸32nが形成されている。すなわち、トナーカートリッジTCy〜TCkを取
り外す際に、滑って落下させて、破損や現像剤による汚染等を防止するという技術的課題
を解決するために、利用者が把持する可能性の高い廃棄側容器本体32bの左外表面に、
滑り止め用の凹凸32nが設けられている。
前記滑り止め用凹凸32nの下方には、前側被案内部の一例として、図6Aに示す前記
前側ガイド部2mに嵌ってガイドされる前側被ガイド部32pが形成されている。すなわ
ち、トナーカートリッジTCy〜TCkの装着時に後方から前方に移動させる際の直進性
を高めるという技術的課題を解決するために、前側ガイド部2mと前側被ガイド部32p
とが設けられている。
図17C、図17Dにおいて、前記廃棄現像剤収容空間32cの内部の左上方には、後
方に延び且つ被連結部32dより外方に突出しない誤装着時干渉部32qが形成されてい
る。
(仕切部材の説明)
図19は実施例1の仕切部材の斜視図であり、図19Aは右前斜め上方から見た斜視図
、図19Bは右後ろ斜め下方から見た斜視図である。
図14、図15、図19において、他端側支持部材または開口閉鎖部材の一例としての
前記仕切部材33は、角板状の仕切部材本体33aを有する。前記仕切部材本体33aの
前後両面には、仕切部材本体33aの外周縁を縁取るように、密閉部33b、33cが形
成されている。前記仕切部材本体33aには、他端側回転支持部の一例として、中央から
左側に片寄った位置に前側軸支持部33dが形成されている。前記前側軸支持部33dは
、前方に突出する中空円錐状に形成されており、図14Cに示すように、内部に軸挿入孔
33eが形成されている。前記仕切部材本体33aの左下部には、前方に突出する誤装着
時被干渉部33fが形成されている。
なお、実施例1では、仕切部材本体33aが樹脂により構成され、前記密閉部33b、
33cがゴムにより構成されており、仕切部材本体33aと密閉部33b、33cは二色
成形により一体形成されている。すなわち、仕切部材33の生産性を高めるという技術的
課題を解決するために、仕切部材本体33aと密閉部33b、33cが一体成形されてい
る。また、仕切部材のコストを低減するという技術的課題を解決するために、密閉が必要
な外周縁部分にのみ密閉部33b,33cを形成し、不要な部分に密閉部33b,33c
を形成しないようにしている。
前記仕切部材33は、トナーカートリッジTCy〜TCkが組み立てられた状態で、前
記補給現像剤収容容器31の連結部31hの内面の段差状の仕切部材支持部31h3に後
側密閉部33cが押し当てられて弾性圧縮された状態で保持される。そして、廃棄現像剤
収容容器32が補給現像剤収容容器31に装着されると、廃棄現像剤収容容器32の被連
結部32dの後端に前側密閉部33bが押し当てられて弾性圧縮された状態で保持される
。したがって、補給現像剤収容空間31fと廃棄現像剤収容空間32cとは互いに密閉さ
れた状態で仕切られる。すなわち、密閉性を向上させるという技術的課題を解決するため
に、密閉部33b,33cの厚みおよび硬度は、最適化されている。また、部品点数を減
らして低コスト化するという技術的課題を解決するために、密閉部33b,33cは、廃
棄現像剤収容容器32が装着された状態で、廃棄現像剤収容容器32と補給現像剤収容容
器31との間で圧縮されるように構成されている。
なお、前記補給現像剤収容容器31に対して、仕切部材33を上下逆に装着した状態で
廃棄現像剤収容容器32を装着しようとした場合、誤装着時干渉部32qと、誤装着時被
干渉部33fとが接触して干渉し、組み立てられないように構成されている。すなわち、
仕切部材33の誤組み立てを防止するという技術的課題を解決するために、誤装着時干渉
部32qと誤装着時被干渉部33fが設けられている。
(廃棄現像剤シャッタの説明)
図20は実施例1の廃棄流入口シャッタの斜視図であり、図20Aは、右前斜め下方か
ら見た斜視図、図20Bは右後ろ斜め上方から見た斜視図、図20Cは、左後斜め上方か
ら見た斜視図である。
図14、図15、図20において、前記廃棄現像剤収容容器32の廃棄現像剤流入口3
2jには、廃棄現像剤流入口開閉部材の一例として、廃棄流入口シャッタ34が装着され
ている。図20において、前記廃棄流入口シャッタ34は、前側が塞がれた円筒状の廃棄
流入口シャッタ本体34aを有する。前記廃棄流入口シャッタ本体34aには、抜け止め
部の一例として、前端部から後方に延びる可撓性を有する板ばね部34bとを有する。前
記板ばね部34bの後端には、抜け止め用爪部34cが形成されている。したがって、前
記廃棄流入口シャッタ34は、廃棄現像剤流入口32jに挿入時には板ばね部34bが弾
性変形して挿入され、抜け止め防止部32m2を抜け止め用爪部34cが通過すると板ば
ね部34bが弾性復元して前方への脱落が防止、すなわち、抜け止めがされる。
図14C、図15において、廃棄現像剤収容容器32の付勢部材支持部32mには、前
記廃棄流入口シャッタ34の後端を常時前方に付勢する付勢部材の一例としてのシャッタ
用スプリング36が支持されている。したがって、前記廃棄流入口シャッタ34は、通常
時は、シャッタ用スプリング36の付勢と、抜け止め防止部32m2および抜け止め用爪
部34cにより、図4、図13Aに示す廃棄現像剤流入口32jを閉塞する閉塞位置に保
持される。また、トナーカートリッジTCy〜TCkが図3に示すように画像形成装置本
体U1に装着されると、前記感光体クリーナCLy〜CLk等から延びる廃棄現像剤搬送
路HGh(後述する図27参照)がシャッタ用スプリング36の付勢力に抗して廃棄現像
剤シャッタ34を内部に押し込み、廃棄現像剤搬送路HGhから廃棄現像剤収容室32c
に廃棄現像剤が流入可能な状態となる。
なお、実施例1では、前記流入口シャッタ本体34aの前面には、円状の凹部により構
成された案内凹部34a1が形成されている。前記案内凹部34a1は、廃棄現像剤搬送
路HGhの前端部HGh1の前端に設けられた図示しない凸部と接触し、前端部HGh1
を流入口シャッタ本体34aの中心部に案内する。したがって、がたつき等により廃棄現
像剤搬送路HGhの前端部HGh1が流入口シャッタ本体34aの中心部からずれてしま
うことが防止される。すなわち、現像剤搬送路と確実に接続するという技術的課題を解決
するために、案内凹部34a1が形成されている。
図4、図13A、図15において、前記廃棄現像剤収容器32の前面には、漏出防止部
材保護リブ32kの内側且つ廃棄現像剤流入口32cの外周を囲む位置に、流入口漏出防
止部材37が固定支持されている。実施例1の流入口漏出防止部材37は、いわゆるスポ
ンジ状の発泡材料により構成されている。実施例1では、漏出防止部材保護リブ32kに
より流出口漏出防止部材37の破損が防止できるように、前記流出口漏出防止部材37の
厚みは、前記漏出防止部材保護リブ32kの突出量と同様に設定されている。すなわち、
流出口漏出防止部材37の破損を防止するという技術的課題を解決するために、漏出防止
部材保護リブ32kが設けられている。
また、弾性のある流出孔漏出防止部材37に形成された開口37aは、漏れを低減する
ために、廃棄現像剤流入口32jよりも小径に形成されている。すなわち、現像剤の漏れ
による汚染を防止するという技術的課題を解決するために、流出孔漏出防止部材37の開
口37aが廃棄現像剤流入口32jよりも小径に形成されている。
(カートリッジ操作用のハンドルの説明)
図21は実施例1のハンドルの説明図であり、図21Aは右前斜め上方から見た斜視図
、図21Bは左前斜め下から見た斜視図、図21Cは左後斜め上方から見た斜視図、図2
1Dは右後ろ斜め上方から見た斜視図、図21Eは前方から見た図、図21Fは図21E
の矢印XXIF方向から見た図、図21Gは図21Eの矢印XXIG方向から見た図、図
21Hは図21Eの矢印XXIH方向から見た図、図21Iは図21Eの矢印XXII方
向から見た図、図21Jは図21Iの矢印XXIJ方向から見た図である。
図4、図13〜図15、図21において、前記廃棄現像剤収容器32のハンドル固定部
32gには、トナーカートリッジTCy〜TCkを操作する際に利用者が把持する把持部
材の一例としてのハンドル38が支持されている。前記ハンドル38は、板状のハンドル
本体38aと、ハンドル本体38aの上端および右側に一体的に形成された上端壁38b
および右側壁38cとを有する。
前記右側壁38cには、トナーカートリッジTCy〜TCkのカートリッジ収容容器4
に対する相対位置(前側に移動しているか後側であるか)を示すための孔状の表示部38
c1が形成されている。したがって、例えば、ハンドル38の色(例えば白色)と、その
他の部材の色を異なる色(例えば黒色)とすることで、白色のハンドルに凹部状の表示部
を形成する場合、すなわち、表示部の色とハンドル本体との色が同じ場合に比べて、孔状
の表示部38c1を通じて奥にある他の部材の色が見えるため、コントラストが大きくな
り、認識しやすくなる。すなわち、利用者が表示部38c1を視認しやすくするという技
術的課題を解決するために、孔状の表示部38c1が形成されている。
前記上端壁38bの左端部には、上側の回転中心部32g1に嵌る回転中心凹部38b
1が形成されている。前記ハンドル本体38aの下端には弾性変形可能なアーム状の下側
回転中心形成部38dが形成されている。前記回転中心形成部38dには、前記回転中心
凹部38b1の鉛直下方に形成され且つ下側の回転中心部32g1に嵌る回転中心凹部3
8d2が形成されている。したがって、ハンドル38は、回転中心部32g1および回転
中心凹部38b1,38d2により、ハンドル固定部32gに回転可能に支持される。ま
た、ハンドル38をハンドル固定部32gに容易に装着可能にするという技術的課題を解
決するために、弾性変形可能な回転中心形成部38dが設けられており、装着時には、回
転中心形成部38dが一時的に弾性変形して、回転中心部32g1に装着される。
図21C、図21Dにおいて、前記ハンドル本体38aの後面下部には、弾性変形可能
な板ばね部38eが形成されている。前記板ばね部38eは、先端部がハンドル固定部3
2gの板ばね支持部32g3に接触して、支持される。すなわち、部品点数を少なくして
低コスト化および組み立て性向上という技術的課題を解決するために、板ばね部38eを
ハンドル38に一体的に形成し、別部材とする構成としていない。
前記ハンドル本体38aの前面には、滑り止め用凹凸38fが形成されている。前記ハ
ンドル本体38aの前面左部には、装着時引掛固定部の一例として、前方に突出する引掛
固定部38gが形成され、引掛固定部38gには左方に突出し且つ前記枠体2のロック部
2jに引っ掛かる引掛爪部38g1が形成されている。
したがって、ハンドル38の前面とハンドル固定部32gの後面を摘むように利用者が
把持した場合に、ハンドル38が回転し、板ばね部38eが弾性変形するが、利用者が把
持を止めると弾性復元によりハンドル38が図13に示す通常位置に戻る。図4において
、C色のトナーカートリッジTCcのように装着された状態では、ハンドル38が通常位
置に戻るため、引掛爪部38g1がロック部2jに嵌った状態で保持され、ハンドル38
を把持せずにトナーカートリッジTCcの移動が規制、すなわちロックされる。一方、ハ
ンドル38を摘んで回転させると、引掛爪部38g1がロック部2jから離脱してロック
が外れ、トナーカートリッジを後方に移動させることができるようになる。すなわち、実
施例1では、着脱操作時に操作説明書等を読まなくても容易に着脱作業ができるようにす
るという技術的課題を解決するために、ハンドル38とハンドル固定部32gとの間で摘
み、回転する形状が採用されている。また、利用者がトナーカートリッジTCy〜TCk
を取り外そうとした場合には取り外せ、意図しない場合に外れないようにするという技術
的課題を解決するために、トナーカートリッジTCy〜TCkを後方に押そうとして摘ん
だ場合に自然に回転してロックが解除され、摘んでいない場合には、板ばね部38eによ
りロックがかかるように構成されている。
図4、図13、図15において、前記廃棄現像剤収容器32のCRUM装着部32hに
は、トナーカートリッジTCy〜TCkに関する情報、例えば、未使用であるか、内部の
現像剤が空であるか、累積使用時間がどのくらいであるかといった情報を記憶する記憶部
材41、いわゆる、CRUM、Customer Replaceable Unit Memoryが着脱可能に支持
されている。前記記憶部材41は、基板を含み、記憶部材装着ガイド32h2にガイドさ
れ且つ保護リブ32h1内部に配置される薄型形状のCRUM本体41aを有する。すな
わち、記憶部材41を保護するという技術的課題を解決するために、保護リブ32h1が
設けられている。また、記憶部材41を容易に装着可能にするという技術的課題を解決す
るために、記憶部材装着ガイド32h2が設けられ、CRUM本体41aが薄型形状に形
成されている。
また、前記記憶部材41には、基板から延びるコネクタ部41bが設けられており、ト
ナーカートリッジTCy〜TCk装着時に、前記CRUMコネクタ部2k(図6A参照)
に嵌って接続され、情報の書込等が可能となるように構成されている。前記CRUM本体
41aの後端部には、後方に延びる爪部41cが形成されており、前記爪部41cは爪係
合部32h3に嵌って抜け止めされる。そして、トナーカートリッジTCy〜TCkの再
生時等では、爪部41cと爪係合部32h3との引っ掛かりを解除することで、記憶部材
41を取り外すことができる。すなわち、記憶部材41を容易に着脱可能にするという技
術的課題を解決するために、爪部41cと爪係合部32h3とが設けられている。
図14C、図14F、図15において、前記補給現像剤収容容器31の密閉部材貼付部
31wには、軸支持孔31vを通じて補給現像剤収容空間31fからの現像剤の漏れを防
止するために円環状密閉部材46が固定支持されている。すなわち、前記円環状密閉部材
46を取付けやすくするという技術的課題を解決するために、台座状の密閉部材貼付部3
1wが形成されている。
図13、図15において、前記補給現像剤収容容器31の上面には、トナーカートリッ
ジTCy〜TCkに関する情報が記載された情報記載部材47、いわゆるラベルが貼付さ
れている。
(カートリッジシャッタの説明)
図22は実施例1のカートリッジシャッタの説明図であり、図22Aは斜め上方から見
た斜視図、図22Bは斜め下方から見た斜視図、図22Cは平面図、図22Dは図22C
の矢印XXIID方向から見た図、図22Eは図22Cの矢印XXIIE方向から見た図
、図22Fは図22Cの矢印XXIIF方向から見た図、図22Gは図22Cの矢印XX
IIG方向から見た図、図22Hは図22Gの矢印XXIIH方向から見た図である。
図13〜図15、図22において、前記補給現像剤収容容器31のカートリッジシャッ
タガイド部31uには、補給現像剤排出口31tを開閉する排出口開閉部材の一例として
の、カートリッジシャッタ48が前後方向にスライド移動可能に支持されている。前記カ
ートリッジシャッタ48は、シャッタ本体48aと、シャッタ本体48aの補給現像剤排
出口31b側に貼付されたゴム製の密閉部材、いわゆるシール部材48bと、を有する。
図22において、シャッタ本体48aの左右両側には、開閉部材側被案内部の一例とし
て、形成されたシャッタガイド部31uに支持されるシャッタ被ガイド部48cが形成さ
れている。シャッタ本体48aの後端には、カートリッジシャッタ48が閉塞した状態で
シャッタガイド部31uの後端に引っ掛かり、移動が規制される引掛被規制部48c1が
形成されている。前記シャッタ本体48aの前側右側部には、内側に突出する突条により
構成された脱落防止凸部48dが形成されており、前記脱落防止凸部48dは、シャッタ
脱落防止凹部31s2に嵌って、意図しない外力でカートリッジシャッタ48が移動する
ことが防止される。すなわち、意図しない場合にカートリッジシャッタ48が移動したり
、最悪の場合にはシャッタガイド部31uから脱落することを防止するという技術的課題
を解決するために、脱落防止凸部48dとシャッタ脱落防止凹部31s2とが設けられて
いる。
前記シャッタ本体48aの前端には、開閉部材円滑被取付部の一例として、前方にいく
につれて傾斜するスロープ状に構成されたシャッタ取付被ガイド部48eが形成されてい
る。したがって、前記シャッタ取付被ガイド部48eとシャッタ取付けガイド部31s1
とにより、カートリッジシャッタ48はシャッタガイド部31uに装着時に引っかかりに
くく、円滑、容易に装着できる。すなわち、カートリッジシャッタ48を容易に装着可能
とする技術的課題を解決するために、シャッタ取付被ガイド部48eとシャッタ取付けガ
イド部31s1が設けられている。
前記シャッタ本体48aの下面には、下方に突出する固定用突起48fが形成されてい
る。前記固定用突起48fは、トナーカートリッジTCy〜TCkが装着される際に、カ
ートリッジ収容容器4が内側に回転して収納された状態で、現像剤搬送装置1の枠体2の
カートリッジシャッタ固定部2iに嵌り、カートリッジシャッタ48の移動を規制する。
したがって、カートリッジ収容容器4が内側に回転して収納されると、シャッタ固定部2
iに固定用突起48cが引っ掛かって固定され、前後方向への移動が規制される。この状
態で、トナーカートリッジTCy〜TCkをスライド移動させると、カートリッジシャッ
タ48に対して補給現像剤排出口31tが相対的に移動して、補給現像剤排出口31tが
開閉される。すなわち、トナーカートリッジTCy〜TCkの装着時に、カートリッジシ
ャッタ48と補給現像剤排出口31tとが相対移動可能にする技術的課題を解決するため
に、シャッタ固定部2iと固定用突起48cが設けられている。
(搬送部材の説明)
図23は実施例1の現像剤搬送部材の一例としてのアジテータの回転軸の説明図であり
、図23Aは斜視図、図23Bは図23Aの矢印XXIIIB方向から見た側面図である。
図9、図14、図15において、前記補給現像剤収容空間31f内部には、現像剤搬送
部材の一例としてのアジテータ51が回転可能に支持されている。前記アジテータ51は
、補給現像剤収容容器31の前後方向の長さよりも長い回転軸52と、回転軸52に支持
された搬送部材本体としてのフィルム部材53とを有する。図23において、前記回転軸
52は、前後方向に延びる四角柱状の回転軸本体52aを有する。前記回転軸本体52a
の他端部(前端部)には、前記仕切部材33の軸挿入孔33eに嵌って回転可能に支持さ
れる他端側被支持部52bが形成されており、他端側被支持部52bの先端は軸挿入孔3
3eに容易に嵌るように先端側ほど細くなるように形成されている。すなわち、トナーカ
ートリッジTCy〜TCkの組み立て性を向上させるという技術的課題を解決するために
、回転軸52が補給現像剤収容容器51の開口31gから外方に突出するように形成する
と共に、先端側が細くなる他端側被支持部52bを設けて、回転軸52を仕切部材33に
容易に装着できるようにしている。
前記回転軸本体52aの一端部(後端部)には、前記補給現像剤収容容器31の軸支持
貫通孔31eを貫通して外部に突出する一端側被支持部52cが形成されている。前記一
端側被支持部52cの基端部には、装着部52c1が形成されており、装着部52c1は
、後方に延びる後方延伸部52c2と、後方延伸部52c2の後端に連続して形成された
円柱状の円柱部52c3とを有する。
図23において、前記回転軸本体52aの一側面には、現像剤を撹拌するための複数の
撹拌部52dが外方に突出して形成されている。すなわち、現像剤を撹拌する性能を高め
て供給を安定化するという技術的課題を解決するために、撹拌部52dが設けられている

撹拌部52dとは異なる回転軸本体52aの一側面には、搬送部材本***置決め部の一
例として、2つのフィルム位置決め凸部52eが形成されている。前記フィルム位置決め
凸部52eの左右両側には、茸型の形状に形成された搬送部材本体固定部の一例としての
フィルム固定部52fが形成されている。
図24は実施例1のアジテータの搬送部材本体の一例としてのフィルム部材の説明図で
ある。
図9、図14、図15、図24において、前記フィルム部材53は、長方形の薄膜状の
フィルム本体53aを有する。なお、実施例1では、低コスト化するという技術的課題を
解決するために、低コストなPETフィルムを使用している。また、補給現像剤収容容器
31の内周面に撓んだ状態で接触しながら回転し、現像剤を効率的に撹拌、搬送するとい
う技術的課題を解決するために、実施例1では、フィルムとして100μm程度の厚さの
フィルムを使用している。なお、フィルムが薄すぎると、軟らかすぎて現像剤を押して撹
拌する力が弱くなり、厚すぎると騒音が発生する。
フィルム本体53aの回転軸52に支持される基端部には、前記回転軸52の2つのフ
ィルム位置決め凸部52eの配置位置に対応して、位置決め孔53b、53cが形成され
ている。前記位置決め孔53b、53cは、位置決めするために、一方が丸孔53bで構
成され、他方が長孔53cにより構成されている。前記位置決め孔53b、53cの両側
には、前記フィルム固定部52fの配置位置に対応して、被固定孔53dが形成されてい
る。前記被固定孔53dは、スリットの中央部に丸孔が設けられた形状に形成されており
、フィルム固定部52fの貫通時に弾性変形して通過すると共に、通過後にはフィルム固
定部52fの茸状の先端部により抜け止めがされる。なお、前記位置決め孔53b、53
cおよび被固定孔53dとフィルム位置決め凸部52e、フィルム固定部52fは、フィ
ルム部材53が表裏逆に回転軸52に装着されないように、位置決め孔53b、位置決め
孔53c、被固定孔53dどうしの軸方向の配置間隔が全て異なる間隔となるように設定
されている。すなわち、回転軸52とフィルム部材53との誤組み立てを防止するという
技術的課題を解決するために、位置決め孔53b、53cおよび被固定孔53dとフィル
ム位置決め凸部52e、フィルム固定部52fが配置されている。
前記フィルム本体53aの自由端部側の縁部には、後側、すなわち、補給現像剤排出口
31t側に向けて傾斜する主搬送切込部56が、所定の間隔をあけて、複数形成されてい
る。前記主搬送切込部56の基端側端部には、使用中に切込が成長しないようにするため
、丸孔状の切込成長防止部56aが形成されている。前記主搬送切込部56の間には、複
数の副搬送切込部57が形成されている。前記副搬送切込部57は、補給現像剤排出口3
1bから離れるほど大きな切込となるように形成されている。すなわち、補給現像剤収容
空間31fに収容された現像剤を補給現像剤排出口31tに向けて効率的に搬送可能とす
る技術的課題を解決するために、主搬送切込部56および排出口31tから離れるほど切
込が大きくなる副搬送切込部57が設けられている。
前記フィルム本体53aの回転軸52の軸方向に沿って、補給現像剤排出口31tに対
応する位置には、詰まり防止部58が設けられている。実施例1の詰まり防止部58は、
回転軸52の径方向に沿って形成された一対の切込部58aにより囲まれた部分により構
成されており、詰まり防止部材58の切込部58aの基端側端部にも切込成長防止部58
bが形成されている。前記詰まり防止部58は、回転軸52の回転に伴って周期的に補給
現像剤排出口31tに進入して、補給現像剤排出口31tに付着した現像剤を崩す。すな
わち、重力方向から傾斜した側方に排出される補給現像剤排出口31tでの現像剤の詰ま
りを防止して、供給を安定化させるという技術的課題を解決するために、詰まり防止部5
8が設けられている。
また、回転時に現像剤から受ける力により切込が成長して破損することを防止するとい
う技術的課題を解決するために、大きな力が作用しやすい切込が大きな主搬送切込部56
および詰まり防止部58には、切込成長防止部56a,58bが形成されている。
実施例1では、フィルム本体53aは、撓んだ状態で補給現像剤収容空間31fの内周
面に接触しながら回転するような自由長に設定されている。また、詰まり防止部58は、
撓んだ状態で補給現像剤収容空間31fの内周面に接触しながら回転すると共に、他のフ
ィルム本体53aよりも自由長が短く形成されている。
なお、図9に示すように、実施例1のアジテータ51は、軸支持貫通孔31eおよび軸
挿入孔33eが扁平状の補給現像剤収容空間31fの中心部ではなく、補給現像剤排出口
31t側に偏心した位置に形成されているため、回転軸52が、補給現像剤排出口31t
側に偏心した位置に配置されている。したがって、撓んだフィルム部材53により、アジ
テータ51の回転軸が力を受ける。このとき、アジテータ51の回転軸52は、後端部で
片持ち状態で回転可能に支持されている状態であり、自由端側である前端部で、軸方向に
水平な面内で移動する方向の力が作用する。このため、回転軸52の前端側が、仕切部材
33を補給現像剤収容容器31の内壁に対して垂直に押しつけられる。したがって、仕切
部材33は、押しつける力と、密閉部33b、33cの高い摩擦抵抗により、補給現像剤
収容容器31と廃棄現像剤収容容器32とを分解する際に、仕切部材33が補給現像剤収
容容器31から自然に外れてしまうことを低減できる。
図25は実施例1の搬送部材用駆動伝達部材の一例としてのカートリッジギアの六面図
であり、図25Aは側面図、図25Bは図25Aの矢印XXVB方向から見た図、図25
Cは図25Aの矢印XXVC方向から見た図、図25Dは図25Aの矢印XXVD方向か
ら見た図、図25Eは図25Aの矢印XXVE方向から見た図、図25Fは図25Eの矢
印XXVF方向から見た図である。
図13〜図15、図25において、補給現像剤収容容器31の後端では、搬送部材用駆
動伝達部材の一例として、後方に突出する一端側被支持部52cの後端部にカートリッジ
ギア61が装着されている。図25において、前記カートリッジギア61は、外周にギア
歯が形成された円盤状のギア本体61aと、ギア本体61aの中央部から前方に突出する
被装着部61bとを有する。
前記被装着部61bは、内部に、前記一端側被支持部61cが貫通する貫通孔61cが
形成されている。前記被装着部61bの前端部には、後方に延びる一対の被装着凹部61
dが形成されている。前記装着凹部61dは、後方延伸部52c2および円柱部52c3
を案内して嵌る装着案内部61d1と、前記円柱部52c3よりも幅が狭い幅狭部を有す
る装着固定部61d2とを有する。したがって、一対の被装着凹部61dに回転軸52の
装着部52c1を合わせることで位相を回転軸52とカートリッジギア61との位相を合
わせることができる。すなわち、アジテータ51を所定の位相に合わせて装着するという
技術的課題を解決するために、被装着凹部61dと装着部52c1とが設けられている。
また、位相が合った状態で、一端側被支持部52cの装着部52c1の内のいずれか一
方が、装着固定部61d2に押し込まれ、いわゆるスナップフィットで装着されることで
固定される。すなわち、アジテータ51をカートリッジギア61に小さい力で容易に装着
固定可能とする技術的課題を解決するために、回転軸52には軸の両側にスナップフィッ
ト固定用の後方延伸部52c2および円柱部52c3を設けて両方対応可能としつつ、カ
ートリッジギア61には一方だけスナップフィット固定用の装着固定部61d2が形成さ
れている。
前記カートリッジギア61は、トナーカートリッジTCy〜TCkが装着された状態で
、カートリッジ駆動ギア20aに噛み合って駆動が伝達され、アジテータ51が回転駆動
する。
(トナーカートリッジの装着方法の説明)
図26は実施例1のトナーカートリッジの着脱方法の説明図であり、図26Aはトナー
カートリッジがカートリッジ収容容器に着脱される途中の説明図、図26Bはトナーカー
トリッジがカートリッジ収容容器の奥まで挿入された挿入位置における説明図、図26C
はカートリッジ収容容器が内側に回動して収容された収容位置における説明図、図26D
は図26Cに示す状態に対してトナーカートリッジが前方に移動して装着位置に移動した
状態の説明図である。
図1、図3、図4、図26Aにおいて、新たなトナーカートリッジTCy〜TCkが装
着される場合、サイドカバーU3が開放された状態で、カートリッジ収容容器4が斜めに
回動した状態でトナーカートリッジTCy〜TCkが挿入される。このときトナーカート
リッジTCy〜TCkは、底部の被ガイドリブ31nがカートリッジ収容容器4のガイド
リブ4bにガイドされて所定の位置に挿入される。
図26Bにおいて、トナーカートリッジTCy〜TCkがカートリッジ収容容器4の奥
まで挿入されると、装着感覚作用係合部31c1と装着感覚作用部4dが接触して、装着
感が得られると共に、装着時被位置決め部31kが位置決め用切除部4cに嵌って挿入が
完了する。このとき、枠体2の回転規制部2gは、部材通過部31pの上方を通過して、
装着位置回転被規制部31mの傾斜部31m1の前端部に位置する。
図26Bに示す状態から、利用者がカートリッジ収容容器4を押して、内側に回動させ
ると、トナーカートリッジTCy〜TCkの左壁部31dに接触する板バネSPの力に対
抗して、図26Cに示すように、カートリッジ装着部3内に収容される。
このとき、回転規制部2gは、装着位置回転被規制部31mの傾斜部31m1に進入し
、傾斜部31m1と後方延伸部31m2との接続部に移動する。また、前記トナーカート
リッジTCy〜TCkのカートリッジギア61は、カートリッジ駆動ギア20aの後方に
位置している。さらに、カートリッジシャッタ48の固定用突起48fがカートリッジシ
ャッタ固定部2iに嵌り、前後方向の移動が規制される。
また、図26Cに示す収容位置では、トナーカートリッジTCy〜TCkのシャッタ移
動用突起31rが、シャッタロック部5bを内側に押して弾性変形させて、本体側シャッ
タ7のロックが解除される。すなわち、本実施例では、本体側シャッタ7が意図しない状
況で開放されてしまうことを防止するという技術的課題を解決するために、シャッタロッ
ク部5bおよびシャッタ移動用突起31rが設けられ、トナーカートリッジTCy〜TC
kが装着される際にロックが解除されるように構成されている。
図26Cに示す状態から、前記トナーカートリッジTCy〜TCkの操作空間38g4
に指を入れ、滑り止め用の凹凸32g2により滑り止めがされたハンドル固定部32の後
面を前方に押すことで、図26Dに示すようにトナーカートリッジTCy〜TCkが前方
の装着位置に移動する。カートリッジシャッタ48は固定用突起48fで移動が規制され
た状態で、トナーカートリッジTCy〜TCkが移動するため、トナーカートリッジTC
y〜TCkの補給現像剤排出口31tが開放される。このとき、本体側シャッタ7は、シ
ャッタ移動用突起31rによりロックが解除された状態で、前方に移動するトナーカート
リッジTCy〜TCkの排出口形成部31sの前端部により押されて前方にスライド移動
し、流入口6も開放される。前記トナーカートリッジTCy〜TCkの補給現像剤排出口
31tと流入口6とが接続される。
前記トナーカートリッジTCy〜TCkが前方の装着位置に移動すると、回転規制部2
gは、後方延伸部31m2の後端部に位置し、回転規制部2gが後方延伸部31m2によ
り左右方向に移動不能に規制される。このため、板バネSPによりカートリッジ収容容器
4を外側に移動させる力に抗して、トナーカートリッジTCy〜TCkの後端部が回動不
能に規制される。したがって、図26B〜図26Dに示すように、前記回転規制部2gは
装着位置回転被規制部31mの傾斜部31m1と後方延伸部31m2に沿った軌跡で移動
するように設定されている。すなわち、実施例1では、トナーカートリッジTCy〜TC
kが意図しない状況で外方に回転したりして、流入口6と補給現像剤排出口31tとの接
続が外れることを防止するという技術的課題を解決するために、回転規制部2gや装着位
置回転被規制部31mが設けられている。
また、図26Cに示す挿入位置から図26Dに示す装着位置に移動する際に、カートリ
ッジギア61がカートリッジ駆動ギア20aに噛み合い、駆動力が伝達可能に支持される
。このとき、カートリッジ駆動ギア20aは、部材通過部31pにより補給現像剤収容容
器31に接触、干渉することなくカートリッジギア61に噛合う。
さらに、トナーカートリッジTCy〜TCkが前方に移動する際に、トナーカートリッ
ジTCy〜TCkの前側被ガイド部32pが、枠体2の前側ガイド部2mに嵌って、がた
つき等が少なく所定の位置にガイドされる。また、装着位置に移動した状態では、前側ガ
イド部2mと前側被ガイド部32pとの引っ掛かりにより、左右方向への移動が規制され
ており、トナーカートリッジTCy〜TCkの前側の回転が規制される。すなわち、実施
例1では、前側ガイド部2mと前側被ガイド部32pは、直進性良くガイドする目的に加
え、トナーカートリッジTCy〜TCkが意図しない状況で外方に回転したりして、流入
口6と補給現像剤排出口31tとの接続が外れることを防止するという技術的課題を解決
するためにも設けられている。
また、このとき、廃棄現像剤収容容器32では、流入口シャッタ34が廃棄現像剤搬送
路HGhにより押されて内側に移動し、廃棄現像剤収容空間32cに廃棄現像剤が流入可
能に構成される。このとき、案内凹部34a1により流入口シャッタ34に廃棄現像剤搬
送路が確実に案内されて、廃棄現像剤搬送路HGhと廃棄現像剤収容空間32cとが接続
される。
また、前記トナーカートリッジTCy〜TCkが前方に移動すると、トナーカートリッ
ジTCy〜TCkの引掛固定部38gの引掛爪部38g1が、ロック部2jの手前で接触
してハンドル38が回転した後、引掛爪部38g1がロック部2jの位置に差し掛かると
板バネ部38eにより戻り、引掛爪部38g1がロック部2jに引っ掛かる。これにより
、トナーカートリッジTCy〜TCkの前後方向の移動が規制され、ロックがかかる。し
たがって、実施例1のトナーカートリッジTCy〜TCkは、装着位置では、前後、左右
方向にロックがかかり、上下方向は、内部に収容されているため取り出せないように構成
されている。
さらに、トナーカートリッジTCy〜TCkが前方に移動すると、コネクタ部41bが
CRUMコネクタ部2kに接続され、記憶部材41に記憶された情報を読み取り、更新可
能な状態となる。
(トナーカートリッジの取り外し方法の説明)
図26Dにおいて、トナーカートリッジTCy〜TCkを取り外す場合、取り外そうと
して利用者がハンドル38を摘むと、ハンドル38が回動して、引掛爪部38g1がロッ
ク部2jから離脱し、ロックが外れる。これにより、トナーカートリッジTCy〜TCk
が後方に移動可能な状態となり、ハンドル38を摘んだ状態で、トナーカートリッジTC
y〜TCkを後方に押して移動できる。トナーカートリッジTCy〜TCkが後方に移動
すると、カートリッジギア61や廃棄現像剤搬送路、コネクタ部41b等の噛み合いや連
結が解除される。
このとき、本体側シャッタ7は、後方に移動するトナーカートリッジTCy〜TCkの
シャッタ移動用突起31rにより押されて、後方に移動し、流入口6が閉鎖される。また
、移動不能なカートリッジシャッタ48に対してトナーカートリッジTCy〜TCkが後
方に移動するため、補給現像剤排出口31tも閉鎖される。
図26Dに示す装着位置から図26Cに示す収容位置に移行すると、前側ガイド部2m
と前側被ガイド部32pとが離れる。また、回転規制部2gが傾斜部31m1と後方延伸
部31m2との接続部に移動する。したがって、この状態では、前側ガイド部2mと前側
被ガイド部32pや、回転規制部2gと装着位置回転被規制部31mとによる回転の規制
が働かないので、板バネSPのばね力により自動的にカートリッジ収容容器4が外側に回
転した位置である図26Bに示す挿入位置に移動する。すなわち、実施例1では、取外し
作業を容易にするという技術的課題を解決するために、板ばねSPが設けられている。
図26Bに示す挿入位置では、トナーカートリッジTCy〜TCkが挿抜可能であるた
め、トナーカートリッジTCy〜TCkを抜き出して、取り外すことができる。
(トナーカートリッジの再生方法)
図13〜図15において、使用済みのトナーカートリッジTCy〜TCkを再利用、い
わゆる、リユースするためには、先ず、トナーカートリッジTCy〜TCkのテープTP
を取り外し、連結孔31jと爪部32eとによる連結を解除する。このとき、廃棄現像剤
収容空間32cには廃棄現像剤が収容されているため、廃棄現像剤収容容器32が重力方
向下側になる状態で取り外すことで、廃棄現像剤収容容器32の現像剤が漏れ出すことが
防止される。このとき、仕切部材33は、フィルム部材53による押しつけ力で自然に外
れることが低減されているので、補給現像剤収容空間31fに現像剤が少し残っている状
態で、意図せず、仕切部材33が外れて現像剤が漏れ出すことが低減される。廃棄現像剤
収容容器32が取り外された後、仕切部材33に対して補給現像剤収容容器31を下側に
した状態で仕切部材33を回転軸52の軸方向に抜き出すように取り外すことで、補給現
像剤収容空間31fに残った現像剤が漏れ出すことを防止できる。次に、スナップフィッ
トで装着されたアジテータ51を取り外すことで分解できる。分解後は、各部材を清掃し
、前記アジテータ51を装着後、補給現像剤収容空間31fに新たな現像剤を収容し、仕
切部材33、廃棄現像剤収容容器32を順に装着し、テープTPを巻くことでトナーカー
トリッジTCy〜TCkが再生される。
(実施例1の作用)
前記構成を備えた実施例1の画像形成装置の一例としてのプリンタUでは、画像形成動
作により、現像装置Gy〜Gkのトナーが消費されると、トナーカートリッジTCy〜T
Ckの補給現像剤収容空間31fの現像剤が流入口6から供給される。供給された現像剤
は、現像剤搬送装置1の現像剤搬送部材17の回転により搬送され、補給される。このと
き、画像形成に伴い、像保持体クリーナCLy〜CLkにより回収された廃棄現像剤は、
廃棄現像剤収容空間32cに回収される。
前記トナーカートリッジTCy〜TCkでは、扁平形状に形成された補給現像剤収容容
器31に収容された現像剤は、自重により固まる現象、いわゆるブロッキング現象の発生
が抑えられると共に、アジテータ51による撹拌時に容易且つ確実に固まりが崩される。
また、前記アジテータ51は、後端にカートリッジギア61が支持され且つ、後端側に補
給現像剤排出口31tが配置されており、駆動伝達時にアジテータ51の回転軸52のね
じれや振れが少なくなり、トナーカートリッジTCy〜TCkから現像剤搬送装置1への
現像剤の排出が安定化される。さらに、アジテータ51の回転中心(52)が中心から偏
っているため、回転中心と補給現像剤収容空間31fの内周面との距離が回転に伴って変
動し、フィルム部材53の撓みが変動する。前記フィルム部材53の撓みの変動により、
フィルム部材53が補給現像剤収容空間31f内で弾かれたり、跳ねたりするような動き
が発生し、現像剤の撹拌性が向上し、固まりが少なくなり、現像剤の供給が安定化される
。特に、実施例1の補給現像剤収容容器31は、内部の補給現像剤収容空間31fが断面
略四角形状に形成されているため、フィルム部材53が補給現像剤収容空間31f内で弾
かれたり、跳ねたりする動きが顕著に発生する。
また、アジテータ51の回転軸52は、他端側である前側が仕切部材33に支持されて
いるため、他端側が支持されていない場合に比べて回転軸52のふれが少なく、供給が安
定化される。さらに、詰まり防止部58が補給現像剤排出口31tに周期的に進入し、側
方に配置された補給現像剤排出口31tで現像剤が詰まりにくく供給が安定化される。ま
た、詰まり防止部材21が周期的に流入口6に進入するため、側方に配置された流入口6
で現像剤が詰まりにくく供給が安定化される。
さらに、実施例1のプリンタUでは、トナーカートリッジTCy〜TCkを再生するた
めに分解する際に、仕切部材33が、フィルム部材53による押しつけ力で自然に外れる
ことが低減されており、補給現像剤収容空間31fに現像剤が少し残っている状態で、意
図せず、仕切部材33が外れて現像剤が漏れ出すことが低減される。また、仕切部材33
を補給現像剤収容容器31から取り外す場合には、仕切部材33に対して補給現像剤収容
容器31を下側にした状態で仕切部材33を回転軸52の軸方向に抜き出すことで容易に
取り外される。
なお、実施例1では、前記回転軸52が補給現像剤収容容器31よりも長く、開口31
gから外方に突出しているため、位置変動がない軸支持孔31vから遠く、振れが大きく
なり、押付け力が大きくなる。すなわち、仕切部材33が補給現像剤収容容器31に押し
当てられる力が大きくなり、外れにくくなっている。
(変更例)
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく
、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能で
ある。本発明の変更例(H01)〜(H09)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、画像形成装置としてのプリンタを例示したが、これに限定
されず、FAXや複写機あるいはこれらすべてまたは複数の機能を備えた複合機とするこ
とも可能である。また、多色現像の画像形成装置に限定されず、単色、いわゆる、モノク
ロの画像形成装置により構成することも可能である。また、像保持体から媒体に直接転写
される構成に限定されず、中間転写体を使用する構成にも適用可能である。
(H02)前記実施例において、詰まりが発生しにくい場合、詰まり防止部材21、58を
省略することが可能である。
(H03)前記実施例において、補給現像剤収容容器31と廃棄現像剤収容容器32の両方
を有する現像剤収容器を例示したが、これに限定されず、廃棄現像剤収容容器32は省略
または別ユニットとして構成することも可能である。
(H04)前記実施例において、現像剤搬送路11は湾曲した構成としたが、直線状に構成
することも可能である。このとき、現像剤搬送部材17も可撓性のある樹脂材料ではなく
、剛性の高い材料により構成することも可能である。
(H05)前記実施例において、流入口6を介して水平方向に近い傾斜方向にトナーが流入
する場合を例示したが、これに限定されず、重力方向または重力方向に近い傾斜方向にト
ナーが流入する構成にも適用可能である。
(H06)前記実施例において、駆動伝達部材としてギアを例示したが、これに限定されず
、いわゆるカプラ(カップリング)のような従来公知の駆動伝達部材を使用可能である。
(H07)前記実施例において、回転軸52は、排出口31t側に片寄った位置に配置する
ことが望ましいが、中央部に配置することも可能である。
(H08)前記実施例において、像保持体カートリッジと現像カートリッジとを有する可視
像形成装置UY〜UKを着脱可能な構成としたが、これに限定されず、例えば、像保持体
カートリッジのみ着脱可能で、現像装置は本体固定としたり、可視像形成装置UY〜UK
全体を本体固定とすることも可能である。
(H09)前記実施例において、アジテータ51の回転位置を検出するセンサを設け、倉庫
での保管時や画像形成動作終了時に、現像剤排出口31tに詰まり防止部材58を進入さ
せた状態で保持するように構成することで、現像剤排出口31tに現像剤がブロッキング
しにくくなると共に、ブロッキングした現像剤を崩しやすくすることができる。
図1は本発明の実施例1の画像形成装置の斜視説明図である。 図2は本発明の実施例1の画像形成装置の全体説明図である。 図3は本発明の実施例1の画像形成装置のサイドカバーが開放された状態の斜視説明図である。 図4は現像剤収容器の一例としてのトナーカートリッジが着脱される状態の説明図である。 図5はトナーカートリッジが装着された状態における本発明の実施例1の現像剤搬送装置の説明図であり、図5Aは斜め後方から見た状態の説明図、図5Bは図5Aの矢印VB方向から見た図である。 図6は図5に示す状態からトナーカートリッジが取り外され且つ一部の部材が取り外された状態の現像剤搬送装置の説明図であり、図6Aは斜め後方から見た状態の説明図、図6Bは図6Aの矢印VIB方向から見た図である。 図7は実施例1の現像剤搬送装置の側面図である。 図8は実施例1の現像剤搬送装置を斜め後下方からみた説明図である。 図9はトナーカートリッジが挿入され且つシャッタが開放されていない状態における流出口部分の要部断面説明図である。 図10は本発明の実施例1の現像剤搬送装置および現像器の関係の説明図である。 図11は本発明の実施例1の現像剤搬送装置の流入口部分の要部拡大説明図である。 図12は本発明の実施例1の現像剤搬送部材の説明図である。 図13は本発明の実施例1の現像剤収容器の斜視図であり、図13Aは右前斜め上方から見た斜視図、図13Bは左前斜め下方から見た斜視図、図13Cは左後斜め上方から見た斜視図、図13Dは右後斜め上方から見た斜視図である。 図14は実施例1の現像剤収容器の説明図であり、図14Aは平面部、図14Bは図14Aの矢印XIVB方向から見た図、図14Cは図14AのXIVC−XIVC線断面図、図14Dは図14AのXIVD―XIVD線断面図、図14Eは図14AのXIVE―XIVE線断面図、図14Fは図14BのXIVF―XIVF線断面図である。 図15は実施例1の現像剤補給容器の分解図である。 図16は実施例1の収容容器の一例としての補給現像剤収容容器の六面図であり、図16Aは平面図、図16Bは図16Aの矢印XVIB方向から見た図、図16Cは図16Aの矢印XVIC方向から見た図、図16Dは図16Aの矢印XVID方向から見た図、図16Eは図16Aの矢印XVIE方向から見た図、図16Fは図16Eの矢印XVIF方向から見た図である。 図17は実施例1の廃棄現像剤収容容器の斜視図であり、図17Aは右前斜め上方から見た斜視図、図17Bは左前斜め下方から見た斜視図、図17Cは左後斜め下方から見た斜視図、図17Dは右後斜め上方から見た斜視図である。 図18は実施例1の廃棄現像剤収容容器の六面図であり、図18Aは平面図、図18Bは図18Aの矢印XVIIIB方向から見た図、図18Cは図18Aの矢印XVIIIC方向から見た図、図18Dは図18Aの矢印XVIIID方向から見た図、図18Eは図18Aの矢印XVIIIE方向から見た図、図18Fは図18Eの矢印XVIIIF方向から見た図である。 図19は実施例1の仕切部材の斜視図であり、図19Aは右前斜め上方から見た斜視図、図19Bは右後ろ斜め下方から見た斜視図である。 図20は実施例1の廃棄流入口シャッタの斜視図であり、図20Aは、右前斜め下方から見た斜視図、図20Bは右後ろ斜め上方から見た斜視図、図20Cは、左後斜め上方から見た斜視図である。 図21は実施例1のハンドルの説明図であり、図21Aは右前斜め上方から見た斜視図、図21Bは左前斜め下から見た斜視図、図21Cは左後斜め上方から見た斜視図、図21Dは右後ろ斜め上方から見た斜視図、図21Eは前方から見た図、図21Fは図21Eの矢印XXIF方向から見た図、図21Gは図21Eの矢印XXIG方向から見た図、図21Hは図21Eの矢印XXIH方向から見た図、図21Iは図21Eの矢印XXII方向から見た図、図21Jは図21Iの矢印XXIJ方向から見た図である。 図22は実施例1のカートリッジシャッタの説明図であり、図22Aは斜め上方から見た斜視図、図22Bは斜め下方から見た斜視図、図22Cは平面図、図22Dは図22Cの矢印XXIID方向から見た図、図22Eは図22Cの矢印XXIIE方向から見た図、図22Fは図22Cの矢印XXIIF方向から見た図、図22Gは図22Cの矢印XXIIG方向から見た図、図22Hは図22Gの矢印XXIIH方向から見た図である。 図23は実施例1の現像剤搬送部材の一例としてのアジテータの回転軸の説明図であり、図23Aは斜視図、図23Bは図23Aの矢印XXIIIB方向から見た側面図である。 図24は実施例1のアジテータの搬送部材本体の一例としてのフィルム部材の説明図である。 図25は実施例1の搬送部材用駆動伝達部材の一例としてのカートリッジギアの六面図であり、図25Aは側面図、図25Bは図25Aの矢印XXVB方向から見た図、図25Cは図25Aの矢印XXVC方向から見た図、図25Dは図25Aの矢印XXVD方向から見た図、図25Eは図25Aの矢印XXVE方向から見た図、図25Fは図25Eの矢印XXVF方向から見た図である。 図26は実施例1のトナーカートリッジの着脱方法の説明図であり、図26Aはトナーカートリッジがカートリッジ収容容器に着脱される途中の説明図、図26Bはトナーカートリッジがカートリッジ収容容器の奥まで挿入された挿入位置における説明図、図26Cはカートリッジ収容容器が内側に回動して収容された収容位置における説明図、図26Dは図26Cに示す状態に対してトナーカートリッジが前方に移動して装着位置に移動した状態の説明図である。
31…収容容器、
31g…開口、
31t…排出口、
33…他端側支持部材、
51…搬送部材、
52…回転中心、
52…回転軸、
53…搬送部材本体、
61…搬送部材用駆動伝達部材、
F…定着器、
Gy,Gm,Gc,Gk…現像装置、
Py,Pm,Pc,Pk…像保持体、
S…媒体、
T1y,T1m,T1c,T1k…転写器、
TCy,TCm,TCc,TCk…現像剤収容器、
U…画像形成装置。

Claims (8)

  1. 水平方向の側面に形成された排出口を有し、水平方向の幅が鉛直方向の高さに比べて大きな扁平状に形成され、内部に現像剤が収容される収容容器と、
    回転中心が前記排出口側に片寄って配置され且つ前記収容容器の一端壁に回転可能に支持されて、収容容器内部の現像剤を搬送する搬送部材と、
    前記搬送部材の端部に支持されて、前記搬送部材を回転駆動する搬送部材用駆動伝達部材と、
    前記搬送部材用駆動伝達部材側の端部に形成された前記排出口と、
    回転軸と、前記回転軸に支持され且つ前記収容容器の内周面に接触しながら回転する可撓性を有する搬送部材本体と、を有する前記搬送部材と、
    前記排出口の位置に対応して前記搬送部材本体に設けられた詰まり防止部であって、他の搬送部材本体の部分よりも自由長が短く且つ前記排出口に進入可能な前記詰まり防止部と、
    を備えたことを特徴とする現像剤収容器。
  2. 前記回転中心と前記収容容器の内周面との距離よりも長い自由長を有し、前記収容容器の内周面に接触した状態が保持されながら回転可能な前記搬送部材本体、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の現像剤収容器。
  3. 前記排出口に対して前記回転軸の回転方向上流側に向けて、前記搬送部材の回転中心を中心として湾曲している前記収容容器の内周面、
    を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の現像剤収容器。
  4. 水平方向に延びる前記排出口、
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の現像剤収容器。
  5. 平面状の底壁と、前記底壁に対向して配置された平面状の頂壁と、幅方向の一方に配置されて前記排出口が形成された第1の側壁と、幅方向の他方に配置されて平面状の第2の側壁と、を有する前記収容容器と、
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の現像剤収容器。
  6. 外形が円弧状の前記水平方向の側面に形成され且つ平面状に切除された部位に形成された前記排出口と、
    前記収容容器に移動可能に支持されて前記排出口を開閉する開閉部材と、
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の現像剤収容器。
  7. 前記収容容器の一端壁とは異なる他端側に形成された開口と、
    前記開口を塞ぎ且つ前記搬送部材の他端部を回転可能に支持する他端側支持部材と、
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の現像剤収容器。
  8. 像保持体と、
    前記像保持体表面の潜像を可視像に現像する現像装置と、
    前記現像装置に補給される新たな現像剤が収容された請求項1ないしのいずれかに記載の現像剤収容器と、
    前記現像装置で現像された可視像を媒体に転写する転写器と、
    前記媒体に転写された可視像を定着させる定着器と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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