JP5124490B2 - ファイバレーザ - Google Patents

ファイバレーザ Download PDF

Info

Publication number
JP5124490B2
JP5124490B2 JP2008557172A JP2008557172A JP5124490B2 JP 5124490 B2 JP5124490 B2 JP 5124490B2 JP 2008557172 A JP2008557172 A JP 2008557172A JP 2008557172 A JP2008557172 A JP 2008557172A JP 5124490 B2 JP5124490 B2 JP 5124490B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
light
signal light
rare earth
light source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008557172A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2008096863A1 (ja
Inventor
和大 北林
哲弥 酒井
道弘 中居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP2008557172A priority Critical patent/JP5124490B2/ja
Publication of JPWO2008096863A1 publication Critical patent/JPWO2008096863A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5124490B2 publication Critical patent/JP5124490B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/23Arrangements of two or more lasers not provided for in groups H01S3/02 - H01S3/22, e.g. tandem arrangements of separate active media
    • H01S3/2308Amplifier arrangements, e.g. MOPA
    • H01S3/2325Multi-pass amplifiers, e.g. regenerative amplifiers
    • H01S3/2333Double-pass amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/005Optical devices external to the laser cavity, specially adapted for lasers, e.g. for homogenisation of the beam or for manipulating laser pulses, e.g. pulse shaping
    • H01S3/0064Anti-reflection devices, e.g. optical isolaters
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/05Construction or shape of optical resonators; Accommodation of active medium therein; Shape of active medium
    • H01S3/06Construction or shape of active medium
    • H01S3/063Waveguide lasers, i.e. whereby the dimensions of the waveguide are of the order of the light wavelength
    • H01S3/067Fibre lasers
    • H01S3/06754Fibre amplifiers
    • H01S3/06758Tandem amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/23Arrangements of two or more lasers not provided for in groups H01S3/02 - H01S3/22, e.g. tandem arrangements of separate active media
    • H01S3/2375Hybrid lasers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/30Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range using scattering effects, e.g. stimulated Brillouin or Raman effects
    • H01S3/302Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range using scattering effects, e.g. stimulated Brillouin or Raman effects in an optical fibre

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Lasers (AREA)

Description

本発明は、ファイバレーザのレーザ発振特性及び戻り光に対する特性変動の改良に関するもので、従来この主のレーザは、例えば金属やプラスチックなどの切断・穴あけ加工や、表面への印字(マーキング)などに利用されている。
本願は、2007年2月9日に出願された特願第2007−30274号ならびに2007年8月22日に出願された特願第2007−216473号に対し優先権を主張し、その内容をここに援用する。
金属やプラスチックなどの切断・穴あけ加工や、表面への印字(マーキング)などに用いられるレーザとして、ファイバレーザが利用されている。特許文献1には、このファイバレーザの利用方法が詳しく記載されている。
図5は、特許文献1に記載されているファイバレーザの基本構成を示す図であり、このファイバレーザは、信号光源Is(パルス光)と励起光源Ps(CW光)の光をBSにて合波し、夫々、希土類ドープダブルクラッドファイバ1へ入射し、結果として出力パルスピークパワーが数100〜数MWの高パワーパルス増幅光が得られる構成になっている。
また特許文献2には、パルス光による誘導ラマン散乱のストークス光の利用方法が詳しく記載されている。図6は、特許文献2の中で説明されているラマン散乱のストークス光を利用した光パルス発生器2を示す構成図である。この光パルス発生器2は、波長1.32μmのNd:YAGレーザ3から出力される1kWのパルス光を長さ1.7kmの光ファイバ4に入射し、発生した複数のストークス光(図7参照)のうちの第2ストークス光(波長1.49μm)のみを分光器5で取り出し、約1Wの出力を得ている。
特許第3567233号公報 特開昭58−70140号公報 特許第2753539号公報 G. Bouwmans, "Fabrication and characterization of an all solid 2D photonic bandgap fiber with a low loss region (<20 dB/km) around 1550 nm", OPTICS EXPRESS 17, vol. 13, No. 21, 2005, pp8452-8459
従来のファイバレーザは、図8に示すように、光増幅媒体である希土類添加ファイバ10と、この希土類添加ファイバ10の入射に設けられた光合波器13と、該光合波器13によって光を希土類添加ファイバ10内に入射可能に設けられた信号光源としての光パルス発生器11及び励起光源12とを備えて構成されている。光パルス発生器11から出力されるパルスを、光合波器13を通して希土類添加ファイバ10に入射し、同時に励起光源12から光合波器13を通して入射される励起光により、希土類添加ファイバ10の中で増幅されて高ピークパワーのパルスとなって出力される。このような構成の場合、金属など出力光を高率で反射する被加工物14にパルス光を照射した場合、反射光の一部が希土類添加ファイバ10に再結合し、反対方向へ進みながら増幅され、光パルス発生器11に損害を与える問題があった。
また、特許文献3には、光アンプの出力部に光アイソレータを付けた構成が記載されている。この構成を参考にして、図9に示すように、希土類添加光ファイバ10の出力側に光アイソレータ15を設置した構成とすれば、金属などの被加工物14からの反射光を光アイソレータ15で遮断し、結果として光パルス発生器11を保護することが可能となる。ただし、特許文献3には、光アイソレータによって被加工物からの反射光を抑制することについては記載されていない。
しかしながら、近年、ファイバレーザの改良が進み、出力が平均パワーで1Wを超えることが可能になり、光アイソレータの光入力パワーに対する耐久性が問題となってきている。高光パワーに耐え得る光アイソレータの実現には、光アイソレータ内の光学部品の表面コーティング処理の改良や各部の発熱を抑制する等の改良が必要となり、レーザ製品としてのコストに重大な影響を与えることになる。
本発明は、前記事情に鑑みてなされ、高光パワーであっても、戻り光による光源へのダメージを抑制できる機能を持ったファイバレーザの提供を目的とする。
前記目的を達成するため、本発明の第1態様は、信号光を出力する信号光源と、
前記信号光源からの前記信号光を増幅して出力する希土類添加ファイバと、
を有するファイバレーザであって、前記希土類添加ファイバの出力光を外部に出力するための光伝送路の一部として配設され、入射された前記希土類添加ファイバの出力光をストークス光に変換するラマン増幅ファイバと、前記ラマン増幅ファイバ前記信号光源側となる光伝送路に設けられ、前記希土類添加ファイバの出力光を透過させ、外部より前記ラマン増幅ファイバに再度入射した戻り光である前記ラマン増幅ファイバで波長変換されたストークス光を透過させない波長選択素子と、を備え、前記戻り光から前記信号光源を保護するファイバレーザを提供する。
本発明の第1態様の前記ファイバレーザにおいて、信号光源は、ファイバレーザであることが好ましい。
本発明の第1態様の前記ファイバレーザにおいて、信号光源は、Qスイッチパルス光源であってもよい。
また本発明の第2態様は、信号光を出力する信号光源と、前記信号光源からの前記信号光を増幅して出力する希土類添加ファイバと、を有するファイバレーザであって、前記信号光源の前記出力光を前記希土類添加ファイバの一端まで導く光伝送路の一部として配設され、前記希土類添加ファイバに外部より再度入射して出力された戻り光である増幅光をストークス光に変換するラマン増幅ファイバと、前記ラマン増幅ファイバから前記信号光源への光伝送路に設けられ、前記ストークス光を透過させない波長選択素子と、を備えるファイバレーザを提供する。
また本発明の第3態様は、信号光を出力する信号光源と、前記信号光源の前記出力光を外部に出力するための光伝送路の一部として配設され、前記信号光源側から入射された信号光をストークス光に変換するラマン増幅ファイバと、前記ラマン増幅ファイバ前記信号光源側となる光伝送路に設けられ、前記信号光を透過させ、外部より前記ラマン増幅ファイバに再度入射した戻り光である前記ラマン増幅ファイバで波長変換されたストークス光を透過させない波長選択素子と、を備え、前記戻り光から前記信号光源を保護するファイバレーザを提供する。
本発明のファイバレーザにおいて、前記ラマン増幅ファイバは、フォトニックバンドギャップファイバであって、該フォトニックバンドギャップは、前記信号光の2次ストークス光の波長を含まないことが好ましい。
また、本発明のファイバレーザにおいて、前記希土類添加ファイバが希土類添加ダブルクラッドファイバであることが好ましい。
本発明のファイバレーザは、希土類添加ファイバの入射側と出力側の少なくとも一方にラマン増幅用ファイバが接続され、且つ該ラマン増幅用ファイバの光源側に、ラマン増幅用ファイバに入射された戻り光が波長変換されたストークス光を光増幅系外に取り出す波長選択素子が設けられた構成を有し、出力光が金属等の被加工物で反射されてラマン増幅用ファイバに入射されると、この戻り光がラマン増幅用ファイバ内で波長変換されてストークス光となり、ラマン増幅用ファイバから出力されたストークス光が波長選択素子により光増幅系外に取り出され、増幅された戻り光によって光源が損傷を受けることを防止でき、ファイバレーザの寿命延長を図ることができる。
本発明のファイバレーザの第1実施形態を示す構成図である。 本発明のファイバレーザの第2実施形態を示す構成図である。 本発明のファイバレーザの第3実施形態を示す構成図である。 本発明の実施例1で用いたラマン増幅用ファイバによる波長変換の結果を示すグラフである。 特許文献1に記載された従来のファイバレーザを示す構成図である。 特許文献2に記載された従来のファイバレーザを示す構成図である。 特許文献2に記載された励起光とストークス光の波長を示す図である。 従来の一般的なファイバレーザを示す構成図である。 戻り光遮断のために光アイソレータを用いたファイバレーザを示す構成図である。 本発明の実施例2で作製したファイバレーザの構成図である。 本発明の実施例3,4で用いたPBGFの断面図である。 本発明の実施例3,4で用いたPBGFの径方向の屈折率プロファイルである。 本発明の実施例3で作製したファイバレーザの構成図である。 本発明の実施例3で作製したファイバレーザの構成図である。
符号の説明
20,30,40、50,60,70…ファイバレーザ、21…希土類添加ファイバ、22…光パルス発生器(信号光源)、23…励起光源、24…ラマン増幅用ファイバ、25…波長合分波器(波長選択素子)、26…光合波器、27…共振器、28A,28B…ミラー、52…連続光発生器、64…PBGF。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし、本発明は以下の各実施形態に限定されるものではなく、例えばこれら実施形態の構成要素同士を適宜組み合わせてもよい。
図1は、本発明のファイバレーザの第1実施形態を示す図である。本実施形態のファイバレーザ20は、光増幅媒体である希土類添加ファイバ21と、該希土類添加ファイバの入射側に信号光を入射可能に接続された信号光源としての光パルス発生器22と、希土類添加ファイバ21の入射側に光合波器26を介して励起光を入射可能に接続された励起光源23と、希土類添加ファイバ21の入射側に設けられた光合波器25と光パルス発生器22との間に設けられたラマン増幅用ファイバ24と、ラマン増幅用ファイバ24の光パルス発生器22側に設けられ、ラマン増幅用ファイバ24に入射された戻り光がストークス光に波長変換されて光増幅系外に取り出す波長選択素子としての波長合分波器25とを備えて構成されている。また、図9に示す従来の装置において用いていた光アイソレータ15は使用していない。
本実施形態のファイバレーザ20において、光増幅媒体である希土類添加ファイバ21としては、希土類元素、例えば、イッテルビウム(Yb)、エルビウム(Er)、ツリウム(Tm)、ネオジム(Nd)、プラセオジム(Pr)等の希土類元素が添加されたコアと、コアの外周を囲む第1クラッドと、第1クラッドを囲む第2クラッドとからなる希土類添加ダブルクラッドファイバを用いることが好ましい。この希土類添加ダブルクラッドファイバには、光パルス発生器22から発せられた信号光がコアに入射されるとともに、、励起光源23からの励起光が第1クラッドに入射される。この励起光がコア内の希土類イオンを励起し、励起された希土類イオンがコアに入射された信号光を増幅する。信号光は、増幅されながらこの希土類添加ダブルクラッドファイバを伝搬し、外部に増幅されたパルス光として出力される。
次に、希土類添加ファイバ21の入射側と光パルス発生器22との間に設けたラマン増幅用ファイバ24について説明する。本実施形態に係るラマン増幅用ファイバ24は、光パワーが大きい戻り光が入射された場合に誘導ラマン散乱を生じるファイバであって、特に限定されることなく従来の公知のラマン増幅用ファイバの中から適宜選択して用いることができる。このラマン増幅用ファイバ24のコア径、及び長さは、戻り光の光パワーに応じて決められる。
ラマン増幅用ファイバ24には、光合波器25を介してパルス発生器22からの信号光が入射される。一方、希土類添加ファイバ21において増幅された光パワーの大きな出力光の一部は、被加工物14で反射して再び希土類添加ファイバ21に入射する。この戻り光は、希土類添加ファイバ21において増幅されて、光パワーの大きな戻り光としてラマン増幅用ファイバ24に入射する。この戻り光の光パワーは、信号光より大きい。すなわち、このラマン増幅用ファイバ24のコア径、及び長さは、光パワーが弱い信号光に対しては誘導ラマン散乱を起こすことなくそのまま伝搬させ、かつ、光パワーが大きい戻り光に対しては誘導ラマン散乱を起こすように決められる。
本実施形態のファイバレーザ20において、ラマン増幅用ファイバ24と光源である光パルス発生器22との間に設けられた波長選択素子としての波長合分波器25は、例えば、光パルス発生器22から発する信号光を透過(又は反射)してラマン増幅用ファイバ24に入射する一方、光ラマン増幅用ファイバ24から光パルス発生器22に向かう波長変換された戻り光(ストークス光)は反射(又は透過)して光増幅系外へ取り出せる機能を有していればよく、従来公知の波長合分波器の中から、それぞれ波長の異なる信号光とストークス光とを十分に分離できるものを選択して用いることが望ましい。
本実施形態のファイバレーザ20において、ラマン増幅用ファイバ24と希土類添加ファイバ21との間に設けられた光合波器26は、光パルス発生器22からの信号光と励起光源23からの励起光とを希土類添加ファイバ21に入射できればよく、従来公知の各種の光合波器を用いることができる。
また、光源である光パルス発生器22としては、ファイバレーザであることが好ましく特に、Qスイッチパルス光源であることが好ましい。
また、光源は必ずしもパルス光を発する光源でなくてもよく、連続光を発する光源を使用してもよい。
前記のように構成された本実施形態のファイバレーザ20は、励起光源23から光合波器26を介して励起光を希土類添加ファイバ21に入射するとともに、光パルス発生器22から波長合分波器25、ラマン増幅用ファイバ24及び光合波器26を通して信号光を希土類添加ファイバ21に入射することにより、信号光が増幅されながら伝搬し、増幅された高パワーパルス光が出力されるようになっている。そして、出力された高パワーパルス光を被加工物14の所定位置に照射し、切断・穴あけ加工や、表面への印字(マーキング)などの加工を行うファイバレーザとして利用する。
被加工物14が金属などの場合、照射された高パワーパルス光の一部が被加工物14で反射されて希土類添加ファイバ21の出力側に戻り光として入射される場合がある。戻り光は、希土類添加ファイバ21及び光合波器26を通ってラマン増幅用ファイバ24内に入射され光パルス発生器22側に向けて伝搬する際、誘導ラマン散乱が起き、信号光と波長の異なるストークス光が発生する。波長変換されたストークス光は、ラマン増幅用ファイバ24の光源側から出力されて波長合分波器25に入り、ここで反射され、光増幅系外へと取り出される。
このように本実施形態のファイバレーザ20は、出力光が金属等の被加工物14で反射されてラマン増幅用ファイバ24に入射されると、この戻り光がラマン増幅用ファイバ24内で波長変換されてストークス光となり、ラマン増幅用ファイバ24から出力されたストークス光が波長合分波器25により光増幅系外に取り出される。これにより、増幅された戻り光によって光源が損傷を受けることを防止でき、ファイバレーザの寿命延長を図ることができる。
図2は、本発明のファイバレーザの第2実施形態を示す図である。本実施形態のファイバレーザ30は、前述した第1実施形態のファイバレーザ20と同様の構成要素を備えて構成され、同一の構成要素には同一の符号を付してある。
本実施形態のファイバレーザ30は、光パルス発生器22側に希土類添加ファイバ21を配置し、希土類添加ファイバ21の出力側に波長合分波器25とラマン増幅用ファイバ24とを設けた点が第1実施形態のファイバレーザ20と異なっている。
本実施形態に係るラマン増幅用ファイバ24は、光パワーが大きい、希土類添加ファイバ21の出力光が入射された場合に誘導ラマン散乱を生じるファイバであって、特に限定されることなく従来の公知のラマン増幅用ファイバの中から適宜選択して用いることができる。このラマン増幅用ファイバ24のコア径、及び長さは、希土類添加ファイバ21の出力光の光パワーに応じて決められる。
本実施形態のファイバレーザ30においても、第1実施形態のファイバレーザ20と同じく、光パルス発生器22から発せられた信号光は、希土類添加ファイバ21内で増幅される。そして、増幅された高パワー信号光は、ラマン増幅用ファイバ24内を出射端に向かって伝播する際に、誘導ラマン散乱によるストークス光に変換されて出力される。この出力光は、被加工物14で反射して再びラマン増幅用ファイバ24に入射する。この戻り光は、波長変換されたストークス光であるから、ラマン増幅用ファイバ24を伝搬して波長合分波器25に入ると反射され、光増幅系外へと取り出される。
本実施形態のファイバレーザ30は、前述した第1実施形態のファイバレーザ20と同様の効果を得ることができる。
図3は、本発明のファイバレーザの第3実施形態を示す図である。本実施形態のファイバレーザ40は、光増幅媒体である希土類添加ファイバ21と、該希土類添加ファイバ21の入射側に光合波器26を介して光を入射可能に接続された励起光源23と、希土類添加ファイバ21を共振器27として機能させるように希土類添加ファイバ21の両側に設けられたミラー28A,28Bと、希土類添加ファイバ21の出力側に接続されたラマン増幅用ファイバ24と、ラマン増幅用ファイバ24の希土類添加ファイバ21側に設けられた波長合分波器25とを備えて構成されている。
本実施形態のファイバレーザ40は、励起光源23から光合波器26を介して希土類添加ファイバ21の入射側に光を入射することで、希土類添加ファイバ21とその両側に設けられたミラー28A,28Bとからなる共振器27で光が増幅され、増幅された高パワー光がミラー28B、波長合分波器25及びラマン増幅用ファイバ24を通って出力され、被加工物14に照射できるようになっている。
本実施形態のファイバレーザ40は、前述した第2実施形態のファイバレーザ30と同様に、希土類添加ファイバ21内で増幅された高パワー信号光が、ラマン増幅用ファイバ24内を出射端に向かって伝播する際に、誘導ラマン散乱によるストークス光に変換されて出力される。この出力光は、被加工物14で反射して再びラマン増幅用ファイバ24に入射する。この戻り光は、波長変換されたストークス光であるから、ラマン増幅用ファイバ24を伝搬して波長合分波器25に入ると反射され、光増幅系外へと取り出される。。
本実施形態のファイバレーザ40は、前述した第1実施形態のファイバレーザ20と同様の効果を得ることができる。
図1に示す構成のファイバレーザ20を作製した。
ラマン増幅用ファイバ24として、コア径4μm、クラッド径125μmのファイバを用いた。このラマン増幅用ファイバ24に、光パルス発生器22からの出射光パルス(波長1030nm、ピークパワ80W)を入射させた。一方、被加工物によって反射され、希土類添加ファイバ21内で増幅された戻り光は、ラマン増幅用ファイバ24に入射する際にピークパワーが160Wであった。ラマン増幅用ファイバ24は、光パルス発生器22からの出射光パルスでは、誘導ラマン散乱が起きず、戻り光パルスに対してのみ誘導ラマン散乱による波長シフトが起こるように長さを50mとした。このラマン増幅ファイバ24を使用することで、希土類添加ファイバ21内で増幅された高ピークパワーの戻り光は、ラマン増幅用ファイバ24を光パルス発生器22に向かって伝播する際に誘導ラマン散乱を起こす。このラマン増幅用ファイバ24に入射した戻り光と、この戻り光により発生した誘導ラマン散乱光のスペクトルを図4に示す。
図4に示す通り、入射された波長1030nmの光パワーが誘導ラマン散乱により波長1090nmにシフトして出力されている。
図1に示す通り、励起光源23は、半導体レーザの出力光をマルチモードファイバに結合させたもので、波長915nm、出力3Wの光をファイバより出力可能である。
光合波器26は、希土類添加ファイバ21として用いたYbコア添加ダブルクラッドファイバのコアとクラッドに信号光と励起光とを有効に結合するための素子で、励起光源23として用いている6台の半導体レーザからの光とラマン増幅用ファイバからの光を低損失で結合することが可能である。
この素子を通過後、パルス光パワーは1dB低下したが、励起光パワーは損失をほとんど受けずに18Wが得られた。
希土類添加ファイバ21としては、Ybコア添加ダブルクラッドファイバを用いており、コア径14μm、クラッド径200μm、長さ10m、コアへのYb添加濃度は10000ppmである。このファイバによるパルス光の増幅により、パルスピークパワー10kW、平均出力パワー10Wのパルスレーザ光を出力している。
このファイバ出力端付近に開口数(NA)0.4の凸レンズを設置して、表面を鏡面処理したステンレス鋼材への穴加工を行った。
ステンレス鋼材表面のパルス光の集光スポット径が200μm程度では、特にレーザの動作に変化はないが、集光スポット径を100μm以下に絞る条件では、明らかに戻り光量が増加し、戻り光によると思われる波長合分波器25の温度上昇(約3℃)が観察された。しかし、光パルス発生器22の動作には全く影響が出ず、戻り光は全て波長合分波器25の内部で抑制されている。
図1に示した実施例1のファイバレーザのパルス発生器22の代わりに、連続光発生器52を用いて、図10に示す構成のファイバレーザ50を作製した。また、励起光源23として1台あたり8W出力可能な半導体レーザを19台使用し、光合波器26を通過後の励起光パワーは150W得られるようにしたところ、希土類添加ファイバ21の出力側では、平均出力パワーで80WのCWレーザ光が得られた。
このCWレーザ光を出力しているこのファイバ出力端付近に、開口数(NA)0.4の凸レンズを設置して、表面を鏡面処理したステンレス鋼材への穴加工を行った。
実施例1の場合と同様に、集光スポット径を100μm以下に絞る条件では、戻り光による波長合分波器25の温度上昇(約15℃)が観測されたが、光パルス発生器22の動作や希土類添加ファイバ21の出力には影響が見られず、戻り光は波長合分波器の内部で抑制されている。
図1に示した実施例1のファイバレーザでは、被加工物14で反射された戻り光が、ラマン増幅用ファイバ24に入射されて光パルス発生器22に向かって伝播する際、誘導ラマン散乱が起きて信号光と波長の異なるストークス光が発生するが、信号光のパワーが完全にストークス光に変換されるのではなく、一部は信号光波長のままラマン増幅用ファイバ24から出力されるので、波長合分波器25では戻り光を完全に除去することができない。また、戻り光のパワーによっては、図7に示すとおり高次のストークス光が発生することがあり、波長合分波器に要求される性能が高くなり、ファイバレーザのコストに影響を及ぼしてしまう。
そこで、本実施例では、図1に示した実施例1のファイバレーザのラマン増幅用ファイバ24として、フォトニックバンドギャップファイバ(PBGF)64を使用し、図13に示すファイバレーザ60を作製した。PBGF64は、例えば、非特許文献1に開示されている。
図11に、本実施例で用いたPBGF64の断面図を、図12にその径方向の屈折率プロファイルを示す。このPBGF64は、中心に純水石英ガラスと同じ低い屈折率の領域64aを持っており、その周囲にGeなどを添加することで屈折率の高い部分64bを形成し、この屈折率の高い部分が三角格子状の周期構造に配列されている。屈折率の高い部分の直径や間隔を調整することで、所望の波長帯域にフォトニックバンドギャップを形成することができる。このPBGF64の低い屈折率の領域64aに光を入射すると、フォトニックバンドギャップの波長帯域の光は、周期構造の配置された屈折率の高い部分64bを導波することができないため、低い屈折率の領域64aに閉じ込められて導波する。これは、従来の光通信などで用いられてきた光ファイバとは導波原理からして異なる。それ以外の波長帯域の光については、周期構造中にも導波することができるため、そのままファイバ全面に拡がり放射されてしまう。すなわち、フォトニックバンドギャップの波長帯域の光に対しては、低い屈折率の領域がコア、高い屈折率の領域がクラッドとして機能するような光ファイバとなる。
本実施例では、戻り光(信号光)とその1次ストークス光の両方の波長帯域がフォトニックバンドギャップに含まれ、2次ストークス光の波長帯域はフォトニックバンドギャップ外になるように作製されたPBGF64を使用した。このPBGF64をラマン増幅用ファイバとして使用することで、戻り光とその1次ストークス光はコア領域に閉じ込められて伝播し、1次ストークス光がラマン散乱されて発生する2次ストークス光は、コア領域を伝搬することなく誘導ラマン散乱される前にコア領域外へと放出される。これにより戻り光から1次ストークス光へと効率よく波長変換することができ、戻り光を効率よく除去することができる。また、波長合分波器は、1次ストークス光の波長のみを増幅系外に取り出せればよいので、比較的低コストの部品を使用することができる。
実施例1と同様に、平均出力パワー10Wのパルスレーザ光を出力しているファイバ出力端付近に開口数(NA)0.4の凸レンズを設置して、表面を鏡面処理したステンレス鋼材への穴加工を行った。
ステンレス鋼材表面のパルス光集光スポット径が200μm程度では、特にレーザの動作に変化はない。しかし、集光スポット径を100μm以下に絞る条件では、明らかに戻り光量が増加し、戻り光によると思われる波長合分波器25の温度上昇(約5℃)が観察されたが、光パルス発生器22の動作にはまったく影響が出ず、戻り光は全て波長合分波器25の内部で抑制されている。また、波長合分波器25の温度上昇が実施例1よりも高くなり、PBGF64内で戻り光から1次ストークス光へと効率よく変換できたので、波長合分波器25で増幅系外に除去された光量が多くなったことが分かる。
図14に示すファイバレーザ70を作製した。図13に示したファイバレーザ60とは、PBGF64を希土類添加ファイバ21の出射側に接続することで、希土類添加ファイバ21から出射されPBGF64に入射されたレーザ光がPBGF64の出射端に到達するまでに、誘導ラマン散乱によって1次ストークス光の波長のレーザ光へと変換されて出射されるようにした点で異なっている。このような構成とすることで、戻り光は1次ストークス光の波長成分のみを有するようになり、戻り光を効率よく除去することができる。
さらには、PBGF64から出射されるレーザ光の波長が希土類添加ファイバ21の増幅帯域外となるように、信号波長、及びPBGF64の光学特性を選択すれば、戻り光が希土類添加光ファイバ内で増幅されながら伝播することがなくなる。したがって、戻り光のパワーを低減することができるので、より信頼性の高いファイバレーザを構成することができる。
本実施例においては、パルス発生器22から発せられる信号光波長を1090nmとし、PBGF64は信号光波長(1090nm)とその1次ストークス光(波長1145nm付近)がフォトニックバンドギャップの波長帯域に含まれ、PBGF64のコア領域を伝播するように作製した。このように構成することで、PBGF64の出射端からは波長が1145nmのレーザ光が得られた。
実施例1と同様に、平均出力パワーが10Wとなるように調整し、パルスレーザ光を出力しているファイバ出力端付近に開口数(NA)0.4の凸レンズを設置して、表面を鏡面処理したステンレス鋼材への穴開け加工を行った。
集光スポット径を100μm以下に絞る条件では、明らかに戻り光量が増加するものの、戻り光によると思われる波長合分波器25の温度上昇は観察されなかった。これは、戻り光の波長が1145nmでYb添加光ファイバ(希土類添加ファイバ21)の増幅帯域外にあるため、戻り光がYb添加光ファイバ内を伝播する際に増幅されず、上述の実施例に比べて戻り光のパワー自体が低減されたためである。また、光パルス発生器22の動作にはまったく影響が出ず、戻り光は全て波長合分波器25の内部で抑制されている。

Claims (7)

  1. 信号光を出力する信号光源と、
    前記信号光源からの前記信号光を増幅して出力する希土類添加ファイバと、
    を有するファイバレーザであって、
    前記希土類添加ファイバの出力光を外部に出力するための光伝送路の一部として配設され、入射された前記希土類添加ファイバの出力光をストークス光に変換するラマン増幅ファイバと、
    前記ラマン増幅ファイバ前記信号光源側となる光伝送路に設けられ、前記希土類添加ファイバの出力光を透過させ、外部より前記ラマン増幅ファイバに再度入射した戻り光である前記ラマン増幅ファイバで波長変換されたストークス光を透過させない波長選択素子と、を備え
    前記戻り光から前記信号光源を保護するファイバレーザ。
  2. 前記信号光源がファイバレーザである請求項1に記載のファイバレーザ。
  3. 前記信号光源がQスイッチパルス光源である請求項1に記載のファイバレーザ。
  4. 信号光を出力する信号光源と、
    前記信号光源からの前記信号光を増幅して出力する希土類添加ファイバと、
    を有するファイバレーザであって、
    前記信号光源の前記出力光を前記希土類添加ファイバの一端まで導く光伝送路の一部として配設され、前記希土類添加ファイバに外部より再度入射して出力された戻り光である増幅光をストークス光に変換するラマン増幅ファイバと、
    前記ラマン増幅ファイバから前記信号光源への光伝送路に設けられ、前記増幅光を透過させ、前記ストークス光を透過させない波長選択素子と、
    を備えるファイバレーザ。
  5. 信号光を出力する信号光源と、
    前記信号光源の前記出力光を外部に出力するための光伝送路の一部として配設され、前記信号光源側から入射された信号光をストークス光に変換するラマン増幅ファイバと、
    前記ラマン増幅ファイバ前記信号光源側となる光伝送路に設けられ、前記信号光を透過させ、外部より前記ラマン増幅ファイバに再度入射した戻り光である前記ラマン増幅ファイバで波長変換されたストークス光を透過させない波長選択素子と、を備え
    前記戻り光から前記信号光源を保護するファイバレーザ。
  6. 前記ラマン増幅ファイバは、フォトニックバンドギャップファイバであって、該フォトニックバンドギャップは、前記信号光の2次ストークス光の波長を含まない請求項1〜5のいずれか一項に記載のファイバレーザ。
  7. 前記希土類添加ファイバが希土類添加ダブルクラッドファイバである請求項1〜のいずれか一項に記載のファイバレーザ。
JP2008557172A 2007-02-09 2008-02-08 ファイバレーザ Active JP5124490B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008557172A JP5124490B2 (ja) 2007-02-09 2008-02-08 ファイバレーザ

Applications Claiming Priority (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007030274 2007-02-09
JP2007030274 2007-02-09
JP2007216473 2007-08-22
JP2007216473 2007-08-22
JP2008557172A JP5124490B2 (ja) 2007-02-09 2008-02-08 ファイバレーザ
PCT/JP2008/052168 WO2008096863A1 (ja) 2007-02-09 2008-02-08 ファイバレーザ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2008096863A1 JPWO2008096863A1 (ja) 2010-05-27
JP5124490B2 true JP5124490B2 (ja) 2013-01-23

Family

ID=39681764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008557172A Active JP5124490B2 (ja) 2007-02-09 2008-02-08 ファイバレーザ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8548013B2 (ja)
EP (1) EP2106628B1 (ja)
JP (1) JP5124490B2 (ja)
CN (1) CN101569066B (ja)
WO (1) WO2008096863A1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9347271B2 (en) * 2008-10-17 2016-05-24 Foro Energy, Inc. Optical fiber cable for transmission of high power laser energy over great distances
CN102265473B (zh) * 2008-12-26 2013-11-06 株式会社藤仓 光纤激光装置
WO2011118817A1 (ja) * 2010-03-26 2011-09-29 株式会社フジクラ レーザ装置
IL221918A (en) * 2012-09-12 2016-11-30 V-Gen Ltd Optically isolated
CN106575848B (zh) * 2014-07-04 2019-11-26 古河电气工业株式会社 光纤激光装置
US10522967B2 (en) 2016-01-26 2019-12-31 Fujikura Ltd. Fiber laser system, fiber laser system production method, and processing method
JP6422454B2 (ja) * 2016-01-26 2018-11-14 株式会社フジクラ ファイバレーザシステム、製造方法、及び加工方法
JP6523511B1 (ja) * 2018-03-30 2019-06-05 株式会社フジクラ ファイバレーザ装置、ファイバレーザ装置の製造方法、及び、設定方法
CN109980494A (zh) * 2019-03-21 2019-07-05 大族激光科技产业集团股份有限公司 一种拉曼光的监控方法及光纤激光装置
JP7237261B1 (ja) * 2022-08-02 2023-03-10 三菱電機株式会社 開口数可変装置、レーザ装置およびレーザ加工機

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0332091A (ja) * 1989-06-16 1991-02-12 Uranit Gmbh 誘導ラマン散乱による別の波長の領域へのポンピングレーザのレーザ光線の変換方法及び変換装置
JP2002006348A (ja) * 2000-06-21 2002-01-09 Mitsubishi Electric Corp 光増幅器
JP2003143081A (ja) * 2001-11-07 2003-05-16 Mitsubishi Electric Corp 光増幅装置
JP2004163558A (ja) * 2002-11-12 2004-06-10 Mitsubishi Electric Corp 光波長変換装置
JP2005102107A (ja) * 2003-08-28 2005-04-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 信号光反射阻止回路、遠隔励起ユニットおよび光伝送システム
JP2007221037A (ja) * 2006-02-20 2007-08-30 Fujikura Ltd 光増幅器、ファイバレーザ及び反射光除去方法

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3657554A (en) * 1969-06-30 1972-04-18 Ibm Super-radiant short pulse laser
JPS5870140A (ja) 1981-10-21 1983-04-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光フアイバ破断点検出装置
JP2753539B2 (ja) 1989-07-28 1998-05-20 日本電信電話株式会社 光ファイバ増幅器
US5272717A (en) * 1992-01-17 1993-12-21 Hughes Aircraft Company Single focus backward Raman laser
US5867305A (en) 1996-01-19 1999-02-02 Sdl, Inc. Optical amplifier with high energy levels systems providing high peak powers
JP4637306B2 (ja) 1999-03-30 2011-02-23 パナソニック株式会社 ウィンドウ表示装置
GB9907655D0 (en) * 1999-04-01 1999-05-26 Secr Defence A photonic crystal fibre and a method for its production
US6885683B1 (en) * 2000-05-23 2005-04-26 Imra America, Inc. Modular, high energy, widely-tunable ultrafast fiber source
US6556342B1 (en) * 2002-05-31 2003-04-29 Corning Incorporated Thulium doped fiber pump for pumping Raman amplifiers
US20050078714A1 (en) * 2003-10-08 2005-04-14 Hiroshi Komine High power fiber laser with eye safe wavelengths
KR100535772B1 (ko) * 2003-12-26 2005-12-09 한국전자통신연구원 마이크로웨이브 포토닉스 시스템용 광 반송파 발생 장치및 그 방법
CN1274070C (zh) * 2004-04-12 2006-09-06 武汉华工飞腾光子科技有限公司 波长可调谐的喇曼光纤激光器
US7420994B2 (en) * 2005-03-04 2008-09-02 Corning Incorporated Pulsed cascaded Raman laser
US7283712B2 (en) * 2005-05-03 2007-10-16 United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Gas filled hollow core chalcogenide photonic bandgap fiber Raman device and method
CN1770573A (zh) * 2005-09-08 2006-05-10 中国计量学院 光纤拉曼放大受激布里渊散射梳状光源

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0332091A (ja) * 1989-06-16 1991-02-12 Uranit Gmbh 誘導ラマン散乱による別の波長の領域へのポンピングレーザのレーザ光線の変換方法及び変換装置
JP2002006348A (ja) * 2000-06-21 2002-01-09 Mitsubishi Electric Corp 光増幅器
JP2003143081A (ja) * 2001-11-07 2003-05-16 Mitsubishi Electric Corp 光増幅装置
JP2004163558A (ja) * 2002-11-12 2004-06-10 Mitsubishi Electric Corp 光波長変換装置
JP2005102107A (ja) * 2003-08-28 2005-04-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 信号光反射阻止回路、遠隔励起ユニットおよび光伝送システム
JP2007221037A (ja) * 2006-02-20 2007-08-30 Fujikura Ltd 光増幅器、ファイバレーザ及び反射光除去方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP2106628A4 (en) 2015-07-01
EP2106628B1 (en) 2016-09-07
US20090274175A1 (en) 2009-11-05
CN101569066B (zh) 2013-04-24
CN101569066A (zh) 2009-10-28
EP2106628A1 (en) 2009-10-07
US8548013B2 (en) 2013-10-01
JPWO2008096863A1 (ja) 2010-05-27
WO2008096863A1 (ja) 2008-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5124490B2 (ja) ファイバレーザ
JP5185929B2 (ja) ファイバレーザ
JP5198292B2 (ja) 反射光耐性の優れたファイバレーザ
JP4443627B2 (ja) 光ファイバレーザ
US7738166B2 (en) Fiber amplifier with integrated fiber laser pump
JP4784406B2 (ja) ファイバレーザ装置およびレーザ加工方法
JP2010518632A (ja) 信号のモードとは異なる高次モードにおける励起
JP2010129886A (ja) ファイバレーザ用光ファイバ及びファイバレーザ
WO2016035414A1 (ja) ファイバレーザ装置
CN111630448A (zh) 滤波元件、激光装置、光纤激光装置、滤波方法、以及激光装置的制造方法
JP2010028053A (ja) ファイバレーザ装置、レーザ加工装置及びレーザ加工方法
US8004753B2 (en) Optical amplifier, fiber laser, and method of eliminating reflected light
JP2007221037A (ja) 光増幅器、ファイバレーザ及び反射光除去方法
US20220285903A1 (en) Optical amplification apparatus
JP4978016B2 (ja) 光ファイバレーザ
JP5014640B2 (ja) マルチモードファイバ、光増幅器及びファイバレーザ
US20090041063A1 (en) Fiber laser apparatus
EP3613113B1 (en) High power cladding pumped single mode fiber raman laser
Melo et al. Stimulated Raman scattering mitigation through amplified spontaneous emission simultaneous seeding on high power double-clad fiber pulse amplifiers
JP2010239035A (ja) 光ファイバ増幅器の設計方法および光ファイバ増幅器

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110531

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110728

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110823

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111021

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121002

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121029

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151102

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5124490

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151102

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250