JP5121630B2 - 警報発生時の処置を提示する警報支援装置および方法 - Google Patents

警報発生時の処置を提示する警報支援装置および方法 Download PDF

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Description

本発明は、警報発生時の処置を提示する警報支援装置および方法に関する。
従来、発電所の中央操作室における警報対応要領書はペーパーファイルであるため、警報が発生した際に、人が警報に対する処置を警報対応要領書から検索するのは困難であった。また、ペーパーファイルであるために、設備や設定内容等の変更等があったにもかかわらず警報対応要領書の記載内容が更新されなかったり、めったに発生しない警報については記載自体が警報対応要領書にないことや、記載があったとしても記載内容が曖昧であったりということがあった。そこで、要領書を電子化し、迅速に検索して、検索結果を判り易く表示することのできる装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1には、プラントの運転要領書の監視、操作の一連の手順の一まとまり毎にプラント状態をデータベース化し、オペレータがプラント事象に対応したプラント状態をデータベースから検索して実プラント状態と比較し、その相異点を示す表示データ表示する。また、このデータベースをイベントに応じて検索し、検索されたプラント状態と実プラント状態とを比較し、両者の相異点に応じて操作手順をテーブルから抽出し、オペレータが行った操作手順と比較する。
特開平05−312603号公報
しかしながら、特許文献1に記載の装置では、予め、プラントのオペレータが故障箇所を推測してからでなければ、データベースを検索することができない。そのため、オペレータの経験が乏しい場合等に解決まで時間がかかることがある。
そこで、本発明は上記課題に鑑み、警報が発生した際にオペレータの経験等に関係なく、警報に応じた対応を迅速に取得し、提示する警報支援装置を提供することを目的とする。
(1)各警報を表示する複数の警報ランプが所定の配列で配置された警報盤を備える発電所の中央操作室における警報支援装置であって、警報および前記警報に対する処置を記憶する要領記憶手段と、前記警報盤の前記警報ランプの配置と対応して配置された警報ランプボタンを用いて警報を入力するための入力手段と、前記入力手段にて入力された警報に基づいて前記要領記憶手段から警報に対する処置を取得する要領取得手段と、前記要領取得手段にて取得された警報に対する処置を表示する表示処理手段と、を備えた警報支援装置。
(1)の構成によれば、警報が表示される警報盤の略図を用いて発生している警報を入力すると、その警報に対する処置が表示されることにより、オペレータの経験等に関係なく、警報に応じた対応を迅速に取得することができる。
(2) 要領記憶手段は前記警報の種別を有し、前記要領取得手段は、前記入力手段にて複数の警報が入力された際に、前記種別を取得し、警報支援装置は、さらに、種別に基づいて複数の警報の中から対応すべき警報を抽出する種別判断手段を備えた(1)に記載の警報支援装置。
(2)の構成によれば、複数の警報が発生した場合に、警報の種別に基づいて対応すべき警報を特定することができるので、オペレータの経験等に関係なく警報に応じた対応を迅速に取得することができる。
(3) さらに、トラブルの際に発生する警報の組み合せおよびトラブルに対する処置を記憶する警報パターン記憶手段と、
警報パターン記憶手段の警報の組み合せと入力手段に入力された複数の警報とが最も合致する警報の組み合せに対するトラブルに対する処置を取得する警報パターン取得手段と、
を備える(1)に記載の警報支援装置。
(3)の構成によれば、複数の警報が発生した場合に、発生する警報の組み合せに基づいてトラブルに対する処置を特定することができるので、オペレータの経験等に関係なく警報に応じた対応を迅速に取得することができる。
(4) 前記警報パターン記憶手段の警報の組み合せと前記入力手段に入力された複数の警報との合致度を計算し、前記合致度の最も高い警報の組み合せに対する前記トラブルに対する処置を取得する合致度計算手段を備える(3)に記載の警報支援装置。
(4)の構成によれば、警報パターン記憶手段の警報の組み合せと入力手段に入力された複数の警報との合致度を計算することにより、取得されるトラブルに対する処置の正確さを高めることができる。
(5)前記表示手段は、前記入力手段にて入力された警報を表示し、前記警報の情報を前記入力手段からの要求に応じて表示する(1)に記載の警報支援装置。
(5)の構成によれば、警報盤の警報ランプの配置と対応して配置された警報ランプボタンの入力を受け付けると、警報ランプに対応する警報の情報(入力手段にて入力された警報の情報)を表示するため、オペレータの育成を行うことができる。
なお、本発明は、上記の警報支援装置をコンピュータによって実現する方法、または警報支援装置に実装されるコンピュータ・プログラムとしても提供できる。
本発明によれば、警報が発生した際にオペレータの経験等に関係なく、警報に応じた対応を迅速に取得し、提示する警報支援装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
[警報支援装置の機能構成]
図1は、本実施形態に係る警報支援装置1の全体構成を示す図である。警報支援装置1は、入力手段10、要領取得手段12、要領更新手段13、種別判断手段14、警報パターン取得手段15、合致度計算手段16、表示手段として表示処理手段11および出力手段17、要領記憶手段として要領データベース18(以下、簡略化のため、データベースをDBという)、並びに警報パターン記憶手段として警報パターンDB19を備える。ただし、要領更新手段13、種別判断手段14、警報パターン取得手段15、および合致度計算手段16それぞれは、必須のものではなく、必要に応じて備えればよい。なお、各手段や各DBを外部装置とし、それら外部装置を通信ネットワークにて接続するシステムとしてもよい。
入力手段10は、警報支援装置1のユーザが発電所の中央制御室における警報盤の略図を用いて選択した警報の名称等の警報情報、および要領DB18を更新するための更新情報の入力を受け付ける。表示処理手段11は、各手段にて得られた結果を編集し、警報支援装置1の画面、例えば、液晶ディスプレイに表示するための表示用結果を作成する。出力手段17は、表示処理手段11にて作成された表示用結果を警報支援装置1の画面に出力する。
要領取得手段12は、要領DB18から入力手段10にて受け付けた警報情報に対応する警報の原因、対応、警報種別等を取得する。要領更新手段13は、入力手段10にて受け付けた更新情報にて要領DB18を更新する。種別判断手段14は、要領取得手段12にて取得された警報の種別に基づいて、入力された警報が原因警報であるか、他の警報の関連警報であるか等の判断を行う。
警報パターン取得手段15は、入力手段10にて受け付けた警報情報に最も合致する警報パターンを警報パターンDB19から取得する。ここで、警報パターンとは、あるトラブルに対して発生する警報の組み合せをいう。合致度計算手段16は、警報パターン取得手段15にて警報パターン取得する際に、入力手段10にて受け付けた警報情報と、警報パターン取得手段15にて取得した警報パターンとの合致度を計算する。
要領DB18は、従来ペーパーファイルであった警報対応要領書をデータベース化したものである。要領DB18は、警報に応じた原因や処置等を記憶している。警報パターンDB19は、トラブル毎に発生する警報の組み合せを記憶している。要領DB18および警報パターンDB19のテーブルについては後述する。なお、要領DB18および警報パターンDB19を1つのDBとしてもよい。警報支援装置1のハードウェア構成については後述する。
[要領DB]
図2は、要領DB18の要領テーブルを示す図である。要領テーブルは、警報ID欄、警報種別欄、警報名称欄、内容・設定値欄、検出器欄、場所欄、原因欄、処置欄、および備考欄等を有する。なお、ここに示した項目は例示であり、全てを含まなくとも、また、その他の項目を有してもよい。警報IDには、警報を一意に特定する数字や英字等が格納されている。警報種別には、「トラブル種別表示警報」、「トラブル原因表示警報」、および「関連警報」のいずれかを示す区分値が格納される。本説明において区分値は、順にa,b,cとする。図2において、警報種別は「a」であるので、警報名称「HHH」は「トラブル種別表示警報」であることを示す。
警報名称欄には、発電所の中央操作室(以下、簡略化のため操作室とする)における警報盤に表示されている警報の名称が格納される。内容・設定値欄には、警報が発生するトリガーであるトラブルの内容、または、警報が発生するように設定されている検出器の値が格納される。図2において、内容・設定値欄には、警報が発生するトリガーであるトラブルの内容として「○○停止」が格納されている。設定値の場合には、例えば、<=100℃のように警報が発生するように設定されている検出器の値の数値範囲が格納される。
検出器欄にはトラブルを検出する検出器名、場所にはトラブルが発生している場所名が格納されている。なお、内容・設定値欄に格納されている設定値は検出器欄に格納されている検出器の値である。要領テーブル検出器および場所が格納されていることにより、発生している警報の対応を行ったことがないオペレータでも、容易にトラブルを検知している検出器およびトラブル発生箇所を特定することができる。その結果、トラブル対応を迅速に行うことができる。
原因欄には、トラブル発生の原因が格納され、処置欄には警報発生時の処置策、つまり、トラブル発生の原因解消策が格納される。図2において、原因および処置は1つしかないが、複数の原因や処置がある場合もある。なお、同じトラブル発生原因によって複数の異なった警報が発生することがあるが、その場合に処置は他の警報の処置欄等を参照するようにしてもよい。同じ内容を複数個所に記載する場合に生じる内容の相違を防ぐためである。また、ある警報が他の警報の関連警報である場合に、他の警報の処置欄等を参照するようにすることで、警報同士が関連していることを表すこともできる。
備考欄には、警報発生時にトラブル対応を行ったオペレータが原因欄に記載されていない原因を発見した場合や、処置欄に記載されていない処置を行った場合等の要領DB18に記載されていない事項をオペレータが見つけた場合に、オペレータが警報支援装置1の画面に表示される備考欄にキーボード等から入力した内容が格納される。備考欄に記憶されている内容は、警報支援装置1の管理者等により定期的に原因欄等に反映される。ただし、備考欄の内容を原因欄等に反映させるプログラムを作成し、警報支援装置1が自動的に行ってもよい。このようにすることで、新たに判明した原因等をオペレータ間にて共有することができる。また、新たな警報が加わった場合には、警報支援装置1の管理者等が要領テーブルの原因欄等に情報を追加する。
[警報パターンDB]
次に、警報パターンDB19について説明する。図3は、警報パターンDB19の警報パターンテーブルを示す図である。警報パターンテーブルは、トラブル種別表示警報ID欄および複数の警報ID欄等の項目から構成される。ここでは、トラブル種別表示警報ID欄および複数の警報ID欄には、要領テーブルに格納されている警報を一意に特定するための警報IDが格納される。なお、警報IDでなく、警報名称が格納されてもよい。また、本実施形態において、トラブル発生原因に対する処置は、トラブル種別表示警報ID欄に指定されている警報IDに基づいて、要領DB18から取得する。しかし、別途、処置欄を設けて直接処置策を取得できるようにしてもよい。トラブル種別表示警報ID欄には、「トラブル種別表示警報」に属する警報の警報IDが格納される。一方、警報ID1欄には、「トラブル原因表示警報」、および「関連警報」に属する警報の警報IDが格納される。警報ID2欄から警報ID5欄も同様である。図3においては、トラブル種別表示警報ID欄は1つであるが、複数としてもよい。また、警報ID欄は5つであるが、これより多くても少なくてもよい。ただし、トラブルの際に発生する警報の最大数用意されている必要がある。そのため、トラブルによっては、空欄のトラブル種別表示警報ID欄および警報ID欄を有するものもある。
図3において、トラブル種別表示警報IDは、「45」であるので、トラブルに対する処置は要領DB18の警報ID=「45」の処置を参照すればよい。また、警報ID1は、「1」であるので、要領DB18の警報ID=「1」の警報を示す。警報パターンDB19は、トラブル発生の際に、発生する警報の組み合わせを記憶している。図3に示すように、トラブル種別表示警報ID「45」のトラブルの場合には、警報ID「1」、「3」、「5」、「27」、「100」の5つの警報が合わせて発生することを記憶している。
[警報検索処理]
図4は、警報検索処理のフローチャートである。図5は、警報支援装置のメニュー画面である。オペレータが、警報支援装置1のメニュー画面にて、警報対応要領管理・検索モード21を選択すると処理が開始する。ステップS100において、入力手段10は、オペレータがキーボード等にて入力した警報を取得する。
図6は、警報検索処理にて警報を入力するための画面を示す図である。図6に示す画面は、操作室略図および操作室に設置されている警報盤の警報盤略図である。なお、警報盤には各警報を表示する複数の警報ランプが配置されているとし、それに対応して、図6に示される警報盤略図には警報ランプボタンが配置されているとする。まず、操作室にて警報ランプが点灯している警報盤を図6(a)に示す操作室略図から選択する。ここで、警報ランプが点灯しているとは、警報が発生していることを意味する。図6(a)に示す操作室略図にて警報盤が選択されると、選択された警報盤の警報盤略図が表示される。図6(a)において、1号BTG盤24が押下されると、図6(b)に示す1号BTG24の警報盤画面を示す図である。
警報盤の警報ランプはいくつかのブロックに分かれているので、図6(b)に示す警報盤略図においても警報ランプボタンはブロックに分かれており、操作室にて警報ランプが点灯しているブロックに対応する図6(b)に示す警報盤略図のブロックを選択する。図6(b)において、A26が押下されると、図6(c)に示すようにAのブロックの複数の警報ランプボタンが拡大されて表示される。最後に、操作室にて点灯している警報ランプに対応する図6(c)に示す警報盤略図の警報ランプボタンを選択する。例えば、警報名称「HHH」の警報ランプが点灯している場合には、図6(c)において「HHH」28を押下する。このとき、点灯している警報ランプに表示されている警報名称をオペレータは確認しなくとも、点灯している警報ランプの位置に基づいて警報盤略図の警報ランプボタンを選択することができる。このように、実際に点灯している警報ランプに表示されている警報の名称を確認することなく、警報ランプの位置に基づいて発生している警報の処置等を検索できることにより、誰もが迅速に対応することができる。また、図6(a)の画面に戻りたい場合には、「トップへ戻る」29を押下し、図6(b)の画面に戻りたい場合には、「1号BTG盤へ」30を押下する。なお、要領DB18の全項目を参照したい場合には、図6(a)の一覧表示25を押下する。
図4に戻って、要領取得手段12は、ステップS100にて入力された警報情報をキーとして、要領DB18を検索し、処置等の警報に関する情報を取得する(ステップS101)。ステップS100にて入力された警報情報とは、図6の(c)に示す画面にて選択された警報ランプボタンの位置に対応付けられている警報IDまたは警報名称である。要領DB18から取得する情報を一意に特定できればよいからである。また、ステップS101にて取得される情報は、要領DB18の全項目であるのが望ましい。要領DB18は、警報の処置に関する情報を記憶しているからである。なお、備考欄に記載がない場合でも備考欄の表示を行う。理由については後述する。
表示処理手段11にてステップS101にて取得された情報から作成された表示用結果を液晶ディスプレイ等の出力手段17にて表示する(ステップS102)。表示された内容にしたがって、オペレータは警報を発生させているトラブルに対する処置を行う。警報を入力することで、自動的にトラブル発生箇所や処置がディスプレイ等に表示されることにより、トラブルに迅速に対応することができる。
トラブルに対する処置が完了した後、ステップS102において画面に表示された情報、つまり要領DB18に記憶されている情報以外の原因をオペレータが発見した場合や、提示された処置以外の処置を行った場合等にトラブル対応を行ったオペレータが備考欄にそれらを入力する。入力する備考欄は、ステップS102にて処置等とあわせて画面に表示されている備考欄である。ステップS103において、要領更新手段13は、備考欄に入力がされたか否かの判断を行う。備考欄に入力が行われなかった場合には、処理は終了する。なお、すでに備考欄に入力されている場合であっても、追加して入力することができる。
一方、備考欄に入力が行われた場合には、要領更新手段13は、要領DB18に備考欄の内容を記憶する(ステップS104)。このように、新たにオペレータが発見した原因等を要領DB18に記憶することで、容易にオペレータ間の情報共有を行うことができる。
[警報種別検索処理]
図7は、警報種別検索処理のフローチャートである。図5に示す警報支援装置1のメニュー画面にて、オペレータが警報種別検索モード22を選択すると処理が開始する。そして、ステップS110において、オペレータがキーボード等にて入力した警報を取得する。図8は、警報種別検索処理にて警報を入力する画面を示す図である。警報種別検索処理は、ステップS110において取得した警報を種別に分け、対応すべきトラブルを示す警報を抽出するための処理であるので、複数警報が発生した際に有効である。そのため、警報の入力は複数行えるようになっている。
警報種別検索モード22が選択されると、まず、図8(a)に示す画面が表示される。上述した警報検索処理と同様に操作室にて警報ランプが点灯している警報盤を警報支援装置1の画面に表示される警報盤略図から選択する。その後、図8(b)に示す画面が表示される。図8は図6(b)に示す警報盤略図と似ているが、各警報ランプボタンを複数選択できる点で異なる。警報盤略図にチェックができるようになっているのは、オペレータが複数の警報を選択できるようにするためである。オペレータは、図8に示すように複数の警報ランプボタンを選択し終えたら、図8(a)に示す画面に戻って、検索ボタン31を押下する。また、警報が複数の警報盤にわたる場合には、ある警報盤にて発生している警報ランプボタンを選択した後、図8(a)の画面に戻って、他の警報盤を選択し、同様に警報ランプボタンを選択すればよい。
図8(a)に示す画面にて検索ボタン31が押下されると、ステップS110にて取得された全警報(以下、発生警報という)について、種別判断手段14は、要領DB18から警報の種別を取得する(ステップS111)。図8(b)にてチェックされた警報について入力手段10から渡される値は、警報名称でも警報IDでもよい。要領DB18のレコードを一意に特定できればよいからである。
ステップS111にて取得された警報の種別のうち、「トラブル種別表示警報」、および「トラブル原因表示警報」、本実施形態においては区分a,bである警報を抽出する(ステップS112)。ここで、取得された区分aの警報IDを検索結果1とする。
発生警報に基づいて、警報パターンDB19から、合致する警報パターンを取得する(ステップS113)。具体的には、発生警報と警報パターンDB19に記憶されている警報パターンとを比較し、例えば、発生警報のうち少なくとも1つを含む警報パターンを取得する。なお、比較には、トラブル表示種別警報もその他警報のいずれも用いる。本実施形態において、警報パターンDB19の警報パターンは警報IDで記憶されているので、発生警報が警報IDで取得されない場合には、要領DB18を用いて警報IDに変換する必要がある。
合致度計算手段16は、ステップS113にて取得された警報パターン毎に、警報パターンと発生警報との合致度を計算する(ステップS114)。合致度は式(1)にて求められる。ここでは、合致度をパーセントにて表すが、これに限られるものではなく、小数値等で表してもよい。なお、トラブル発生に対する処置、つまりトラブル種別表示警報を特定することが目的であるので、トラブル種別表示警報が一致する警報パターンの合致度に重み付けを行ってもよい。
((発生警報のうち警報パターンと合致した警報数)/(発生警報の警報数))×100・・・(1)
発生警報の警報IDが、「1」、「5」、「10」、「30」の場合に、図3に示す警報パターンとの合致度を計算する場合を例として説明する。発生警報パターンと合致した警報は、「1」、「5」の2つであり、発生警報の警報数は4であるので、合致度は50%となる。
警報パターン取得手段15は、このようにして計算された合致度を用いて、ステップS113にて取得された警報パターンのうち最も合致度の高い警報パターンのトラブル種別表示警報IDを取得する(ステップS115)。ここで、取得されたトラブル種別表示警報を検索結果2とする。ステップS116において、表示処理手段11は、ステップS112にて取得した「トラブル種別表示警報」の警報ID(検索結果1)とステップS115にて取得された警報パターンに含まれるトラブル種別表示警報ID(検索結果2)とが一致するか否かの判断を行う。一致しない場合には、表示処理手段11は、一致しない旨の結果を作成する(ステップS117)。一致しない旨の結果を作成するとは、例えば、「<注意>検索結果が一致しませんでした。」との文言を作成することである。
最後に、表示処理手段11は、ステップS112にて取得された「トラブル原因表示警報」の警報名称および「トラブル種別表示警報」の警報名称、ステップS115にて取得された「トラブル原因表示警報」の警報名称およびその合致度を画面に表示するための表示用結果を作成し、その表示用結果を液晶ディスプレイ等の出力手段17にて出力する(ステップS118)。なお、ステップS116にて結果が一致しないと判断された場合には、ステップS117にて作成された一致しない旨の結果も表示処理手段11が作成する表示用結果に含まれる。
図9は、警報種別検索処理の結果表示画面を示す図である。原因欄32には、ステップS112にて取得された「トラブル原因表示警報」の警報名称が表示される。なお、原因欄32は、「トラブル原因表示警報」の数にて増減する。「AAA」が表示されている欄33には、ステップS112にて取得された「トラブル種別表示警報」の警報名称が表示される。「トラブル種別表示警報」が複数ある場合には全て表示してもよいし、予め優先度をつけておいて優先度の高いもの1つを表示してもよい。同じく「AAA」が表示されている欄34には、ステップS115にて取得された「トラブル原因表示警報」の警報名称が表示され、合致度欄35には、その合致度が表示される。欄33と欄34との表示内容が異なる場合には、記事欄36にその旨が表示される。ここに表示される内容は、ステップS117にて作成された結果である。
このようにして、得られた「トラブル種別表示警報」に基づいて、オペレータは対応を行う。操作室にて発生している警報を入力することで、装置にてトラブルが特定され、また、その信用度もあわせて表示されることより、オペレータが容易かつ迅速にトラブル対応を行うことができる。また、経験の乏しいオペレータでも、トラブル対応が可能となる。
[トレーニングモード処理]
図10は、トレーニングモード処理のフローチャートである。トレーニングモードとは、オペレータが警報それぞれに対応する原因や処置等の知識を確認するために警報支援装置1に備えられたモードである。図5に示す警報支援装置1のメニュー画面にて、オペレータがトレーニングモード23を選択すると処理が開始する。ステップS120において、表示処理手段11は、選択された警報についてトレーニング画面用の情報を作成する。警報の選択は、オペレータが図6の(a)から(b)に示す警報盤略図等にて行う。
図11は、トレーニングモードの画面を示す図である。図11(a)は、オペレータが警報盤略図にて選択した警報についてのトレーニング画面である。トレーニング画面には、要領DB18の項目およびそれに対応する空欄の表が表示され、選択された警報の名称が警報名称欄37に表示される。このように、警報名称および要領DB18の項目だけを表示することにより、オペレータが警報それぞれに対応する原因や処置等の知識の確認を行うことができる。オペレータは各項目の内容を紙等に記入し終わると、解答表示ボタン38を押下する。なお、図における「BTG盤」とは、火力発電所の中央操作室におけるBTG盤(Boiler,Turbine and Generator)を指す。
解答ボタンが押下されると、要領取得手段12は、画面に表示されている警報名称に対応する警報IDに基づいて、警報に対応する情報を要領DB18から取得する(ステップS121)。表示処理手段11は、ステップS121にて取得された警報に対する情報に基づいてトレーニングモード画面用の情報を作成し、出力手段はその情報を表示する。図11(b)は、解答が表示されたトレーニングモード画面である。図11(a)にて表示された表の下に、項目欄に対応する形式で表示される。
トレーニングモードを備えることにより、オペレータが警報それぞれに対応する原因や処置等の知識を確認することができることにより、オペレータの育成を行うことができる。その結果、プラントの自動化に伴い人員の省人化が進むことで問題となるオペレータ間の技術継承を、解決することができる。
図12は、本発明の実施形態に係る警報支援装置1のハードウェア構成を示す図である。以下、各端末を、コンピュータを典型とする情報処理装置1000として全般的な構成を説明するが、専用機や組み込み型装置の場合、その環境に応じて必要最小限な構成を選択できることはいうまでもない。
情報処理装置1000は、制御部1300を構成するCPU(Central Processing Unit)1310(マルチプロセッサ構成ではCPU1320等複数のCPUが追加されてもよい)、バスライン1200、通信I/F(I/F:インターフェイス)1330、メインメモリ1340、BIOS(Basic Input Output System)1350、USBポート1360、表示装置1370、I/Oコントローラ1380、キーボードおよびマウス等の入力装置1390、ハードディスク1400、光ディスクドライブ1410、並びに半導体メモリ1430を備える。なお、ハードディスク1400、光ディスクドライブ1410、並びに半導体メモリ1430はまとめて記憶装置1440と呼ぶ。
制御部1300は、情報処理装置1000を統括的に制御する部分であり、ハードディスク1400(後述)に記憶された各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、本発明に係る各種機能を実現している。
通信I/F1330は、情報処理装置1000が、通信ネットワークを介して他の情報処理装置1000と情報を送受信する場合のネットワーク・アダプタである。通信I/F1330は、モデム、ケーブル・モデムおよびイーサネット(登録商標)・アダプタを含んでよい。
BIOS1350は、情報処理装置1000の起動時にCPU1310およびCPU1320が実行するブートプログラムや、情報処理装置1000のハードウェアに依存するプログラム等を記録する。
表示装置1370は、ブラウン管表示装置(CRT)、液晶表示装置(LCD)等のディスプレイ装置を含む。
I/Oコントローラ1380には、ハードディスク1400、光ディスクドライブ1410、および半導体メモリ1430等の記憶装置1440を接続することができる。
入力装置1390は、情報処理装置1000のユーザによる入力の受け付けを行うものである。
ハードディスク1400は、各種プログラムや各種データを記憶する。なお、情報処理装置1000は、外部に別途設けたハードディスク(図示せず)を外部記憶装置として利用することもできる。
光ディスクドライブ1410としては、例えば、DVD−ROMドライブ、CD−ROMドライブ、DVD−RAMドライブ、CD−RAMドライブを使用することができる。この場合は各ドライブに対応した光ディスク1420を使用する。光ディスク1420から光ディスクドライブ1410によりプログラムまたはデータを読み取り、I/Oコントローラ1380を介してメインメモリ1340またはハードディスク1400に提供することもできる。
本実施形態に係る警報支援装置の全体構成を示す図である。 要領DBの要領テーブルを示す図である。 警報パターンDBのトラブルパターンテーブルを示す図である。 警報検索処理のフローチャートである。 警報支援装置のメニュー画面である。 警報検索処理にて警報を入力する画面を示す図である。 警報種別検索処理のフローチャートである。 警報種別検索処理にて警報を入力する画面を示す図である。 警報種別検索処理の結果表示画面を示す図である。 トレーニングモード処理のフローチャートである。 トレーニングモードの画面を示す図である。 本発明の実施形態に係る警報支援装置1のハードウェア構成を示す図である。
符号の説明
1 警報支援装置
10 入力手段
11 表示処理手段
12 要領取得手段
13 要領更新手段
14 種別判断手段
15 警報パターン取得手段
16 合致度計算手段
17 出力手段
18 要領DB
19 警報パターンDB

Claims (10)

  1. 各警報を表示する複数の警報ランプが所定の配列で配置された警報盤を備える発電所の中央操作室における警報支援装置であって、
    警報および前記警報に対する処置を記憶する要領記憶手段と、
    前記警報盤の前記警報ランプの配置と対応して配置された警報ランプボタンを用いて、警報を入力するための入力手段と、
    前記入力手段にて入力された警報に基づいて前記要領記憶手段から警報に対する処置を取得する要領取得手段と、
    前記要領取得手段にて取得された警報に対する処置を表示する表示処理手段と、
    を備えた警報支援装置。
  2. 前記要領記憶手段は前記警報の種別を有し、
    前記要領取得手段は、前記入力手段にて複数の警報が入力された際に前記種別を取得し、
    当該警報支援装置は、さらに、前記種別に基づいて複数の警報の中から対応すべき警報を抽出する種別判断手段を備えた請求項1に記載の警報支援装置。
  3. さらに、トラブルの際に発生する警報の組み合せおよび前記トラブルに対する処置を記憶した警報パターン記憶手段と、
    前記警報パターン記憶手段の警報の組み合せと前記入力手段に入力された複数の警報とが最も合致する警報の組み合せに対する前記トラブルに対する処置を取得する警報パターン取得手段と、
    を備える請求項1に記載の警報支援装置。
  4. さらに、前記警報パターン記憶手段の警報の組み合せと前記入力手段に入力された複数の警報との合致度を計算し、前記合致度の最も高い警報の組み合せに対する前記トラブルに対する処置を取得する合致度計算手段を備える請求項3に記載の警報支援装置。
  5. 前記表示処理手段は、さらに、前記入力手段にて入力された警報を表示し、前記警報の情報を入力手段からの要求に応じて表示する請求項1に記載の警報支援装置。
  6. 各警報を表示する複数の警報ランプが所定の配列で配置された警報盤を備える発電所の中央操作室において、コンピュータを用いて、警報発生時における処置を提示する警報支援方法であって、
    前記警報盤の前記警報ランプの配置と対応して配置された警報ランプボタンを用いて、警報を入力するステップと、
    前記入力された警報に基づいて前記警報に対する処置を取得するステップと、
    前記取得された警報に対する処置を表示するステップと、
    を備えた警報支援方法。
  7. 複数の警報が入力された際に、前記警報の種別を取得するステップと、
    前記種別に基づいて複数の警報の中から対応すべき警報を抽出するステップを含む請求項6に記載の警報支援方法。
  8. 予め用意されているトラブルの際に発生する警報の組み合せと前記入力された複数の警報とが最も合致する警報の組み合せに対する前記トラブルに対する処置を取得するステップと、
    を含む請求項6に記載の警報支援方法。
  9. 前記警報の組み合せと前記入力された複数の警報との合致度を計算し、前記合致度の最も高い警報の組み合せに対する前記トラブルに対する処置を取得するステップを含む請求項8に記載の警報支援方法。
  10. 請求項6乃至9までのいずれか一項に記載の方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのコンピュータ・プログラム。
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