JP5120240B2 - 電動コンプレッサ - Google Patents

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Description

本願発明は、ハウジングに圧縮機構及び圧縮機構を駆動するモータを収容し、前記ハウジングの一部にモータの駆動を制御するインバータを備えた電動コンプレッサに関するものである。
例えば、ハイブリッド自動車、電気自動車あるいは燃料電池自動車等の車両に搭載される電動コンプレッサは圧縮機を駆動するモータを制御するためにインバータが備えられている。前記インバータは基板に実装されたコンデンサ及び他の電気部品から構成され、比較的強固なインバータケースに収納された状態で電動コンプレッサのハウジングに取り付けられている。前記インバータはさらに安全のために、全体をゴム等で囲み、衝撃、振動に強い構造にしたり、コンデンサ自体に防爆構造を施す等の対策が行われている。
しかし、前記車両が障害物等に衝突して前記電動コンプレッサに特別に大きな力が加わったような場合、前記インバータケースが破壊される可能性がある。前記インバータケースの破壊は、内部のインバータを損傷し、比較的大きな電荷を蓄えている前記コンデンサが漏電する恐れがある。
このため、作業者等が電動コンプレッサの修理あるいは取り外し作業中に、前記インバータケースの破壊箇所から手を入れたような場合、作業者等は感電する恐れがある。従って、電動コンプレッサにおいては、インバータを収納したインバータケースの破壊時にコンデンサからの漏電を防止する必要があるが、従来、適切な漏電回避技術の開示は見当たらない。
ハイブリッド自動車、電気自動車あるいは燃料電池自動車等の技術分野においては、例えば特許文献1のように、車両衝突時における燃料電池の漏電を防止する装置が開示されている。特許文献1の図2に示されるように、燃料電池は抵抗体で構成された電池収容ケースに収容され、両端に正極及び負極となるエンドプレートが形成されている。電池収容ケースには、前記各エンドプレートの端部と対向する位置に接触部が設けられる。
自動車の衝突時に異常な外力が加わると、燃料電池又は電池収容ケースのいずれかが移動し、前記電池収容ケースの各接触部が前記各エンドプレートの端部と接触する。このため、前記燃料電池の正極と負極とが短絡し、前記燃料電池に蓄えられた電気エネルギーは消費される。
特開2003−189415号公報
特許文献1に開示された漏電防止技術は、抵抗体である電池収容ケースの接触部に接続するための特別な接点である前記エンドプレートを燃料電池の正極及び負極に専用に設けなければならない。このため、専用の燃料電池を設計しなければならず、その構造も複雑にならざるを得ないという問題がある。従って、特許文献1に開示された従来技術を前記電動コンプレッサに適用することは困難であった。
本願発明の目的は、インバータケースの破壊時におけるコンデンサの漏電防止技術を備えた電動コンプレッサを提供することにある。
請求項1に記載の本願発明は、ハウジング内に圧縮機構と前記圧縮機構を駆動するモータを収容し、前記ハウジングの一部に前記モータの駆動を制御するインバータを備えた電動コンプレッサにおいて、前記インバータを基板に実装された少なくとも1つのコンデンサ及び他の電気部品により構成するとともに前記ハウジングに固定したインバータケース内に収納し、前記コンデンサに対して間隔を開けて対向する放電部材を配設し、前記放電部材は前記インバータケースの破壊時の力により前記コンデンサに突入することを特徴とする。
請求項1記載の本願発明によれば、前記インバータケースの破壊時に前記放電部材が前記コンデンサに突入し、前記コンデンサの電極を短絡することができるため、簡単な構成により前記コンデンサからの漏電の恐れを解消することができる。また、構成が簡単であるため、電動コンプレッサは従来の構成を大幅に変更する必要が無い。
請求項2に記載の本願発明は、前記コンデンサの周囲に、前記放電部材との接触時に前記コンデンサ側に生じる圧力を受け止める受圧部材を設けたことを特徴とするため、前記放電部材がコンデンサに接触し、突入する時の力を受圧部材によって受け止め、前記放電部材を前記コンデンサに確実に突入させることができる。
請求項3に記載の本願発明は、前記受圧部材は前記基板を取り付けるインバータベースの外壁であることを特徴とするため、コンデンサを安定に保持するために設けられる部材を利用でき、特別に受圧部材を設ける必要なく請求項2と同様の作用効果を得ることができる。
請求項4に記載の本願発明は、前記受圧部材は前記インバータケース内の少なくとも一部に充填した樹脂であることを特徴とするため、コンデンサや電気部品を安定に保持するために充填される樹脂を利用でき、特別に受圧部材を設ける必要なく請求項2と同様の作用効果を得ることができる。
請求項5に記載の本願発明は、前記放電部材は前記インバータケース又はハウジングに貫通した状態で設けられていることを特徴とするため、放電部材を別体で製作することができ、取り付けが容易である。
請求項6に記載の本願発明は、前記放電部材は前記インバータケース又はハウジングの内壁面に設けられていることを特徴とするため、放電部材がインバータケース内に存在するので、放電部材の取り付けに際して新たなシール構造を考慮する必要がない。
請求項7に記載の本願発明は、前記放電部材は前記基板を取り付けるインバータベースに設けられていることを特徴とするため、放電部材とコンデンサとの位置決めが容易である。
請求項8に記載の本願発明は、前記インバータケースは複数に分割されたケース部材を組み合わせて一体に構成され、前記ハウジングの一部に固定されていることを特徴とするため、インバータケースへのインバータの収納作業が容易である。
請求項9に記載の本願発明は、前記インバータケースは前記ハウジングの一部に取り付けられた前記基板を覆うように前記ハウジングに固定された少なくとも1つのカバーケースで構成されていることを特徴とするため、請求項8の発明に比し、インバータケースの部品点数を減らすことができ、構成が簡単になる。
請求項10に記載の本願発明は、前記コンデンサは前記基板に実装された複数の電解コンデンサで構成され、前記放電部材は前記複数の電解コンデンサのそれぞれに対向して設けられていることを特徴とするため、インバータが複数の電解コンデンサを備えていても各電解コンデンサが放電部材の突入によって確実に破壊されるため、前記各電解コンデンサでの漏電の恐れを解消することができる。
請求項11に記載の本願発明は、前記インバータケースはケース本体とケースカバーの2分割で構成されていることを特徴とするため、最も簡単な構成で請求項8の作用効果を得ることができる。
請求項12に記載の本願発明は、前記放電部材は前記ケース部材相互の接合部又は前記インバータケースと前記ハウジングとの接合部にシール部材によって挟持された状態で設けられていることを特徴とするため、放電部材とシール部材とを兼用させることにより部品点数が減少し、構造を簡素化することができる。
請求項13に記載の本願発明は、前記放電部材は前記コンデンサと対向する側に尖端部を有することを特徴とするため、コンデンサへの突入を確実に行わせることができる。
本願発明は、電動コンプレッサのインバータにおける漏電を未然に防止することができる。
(第1の実施形態)
図1〜図4に示した第1の実施形態は以下のように構成される。図1はスクロール式圧縮機からなる電動コンプレッサの概要を示したものである。なお、本願明細書では図1の左側をフロント、右側をリアとして説明する。ハウジング1はフロントハウジング2及びリアハウジング3を有し、両者をボルト4にて締結することにより構成されている。また、ハウジング1は横置き型の圧縮機として示されている。フロントハウジング2は大径筒部2a及び大径筒部2aのフロント側に延出した有底円筒状の小径筒部2bを有する。リアハウジング3はリア側に底部を有する有底円筒体として形成されている。
フロントハウジング2の底部内壁中央部には、円筒状のボス部5が内部に突出され、大径筒部2aの開口端側には、中央部に貫通孔を有する軸受部材6が圧入されている。ボス部5と軸受部材6との間には駆動軸7が配置され、それぞれベアリング8、9により回転可能に支持されている。軸受部材6と駆動軸7との間にはシール部材10が介在され、軸受部材6のフロント側とリア側とを封鎖している。この構成により、軸受部材6のフロント側には、密閉されたモータ収容室11が区画される。
フロントハウジング2の小径筒部2bの内周面には、コイル12を備えたステータ13が設けられている。また、駆動軸7には、ステータ13の内周側に位置するようにロータ14が固定されている。コイル12、ステータ13、ロータ14及び駆動軸7は後述する圧縮機構を駆動するモータ15を構成する。
大径筒部2aの開口端側には、円板上に形成された固定スクロール体16が配設されている。固定スクロール体16は外周壁17及びフロント側に突出して形成された固定渦巻壁18を有する。また、固定スクロール体16は外周壁17のフロント側端面が軸受部材6のリア側に形成されたフランジ部6aに接合され、リアハウジング3をフロントハウジング2にボルト4によって締結することにより固定される。この構成により、固定スクロール体16及び軸受部材6の間には密閉された背圧室19が区画形成されている。
駆動軸7はリア側が背圧室19内に突出し、駆動軸7の軸心線X1から一定距離偏心した軸心線X2を有する偏心軸20が設けられている。偏心軸20の外周にはブッシュ21が嵌合し、固定されている。ブッシュ21は円板上に形成された可動スクロール体22をベアリング23によって相対回転可能に支持している。
可動スクロール体22は環状の外周壁24及びリア側に突出して形成された可動渦巻壁25を備えている。外周壁24はそのフロント側端面が軸受部材6のフランジ部6aに接触している。可動渦巻壁25は固定渦巻壁18に噛み合わされ、固定渦巻壁18のフロント側端面が可動スクロール体22に、可動渦巻壁25のリア側端面が固定スクロール体16にそれぞれ接触するように構成されている。可動スクロール体22の旋回時に、固定渦巻壁18と可動渦巻壁25との間には複数の圧縮室26が形成される。従って、固定スクロール体16及び可動スクロール体22によって本願発明の圧縮機構が構成されている。
可動スクロール体22のフロント側には複数の孔27が形成され、軸受部材6のフランジ部6aのリア側に突出して形成した複数のピン28が複数の孔27にそれぞれ遊嵌することによって可動スクロール体22の自転を阻止している。
固定スクロール体16の外周壁17と可動スクロール体22の外周壁24との間には、吸入室29が形成されている。吸入室29は図示しない吸入通路によりモータ収容室11と連通している。
フロントハウジング2の大径筒部2aのフロント側には、モータ収容室11と連通する冷媒ガスの吸入口30が形成され、図示しない外部冷媒回路の蒸発器につながる外部管路と接続している。従って、外部冷媒回路から帰還する低圧の冷媒ガスは吸入口30からモータ収容室11に導入され、さらに図示しない吸入通路を介して吸入室29へ導入される。なお、ステータ13の外周面に形成されたスラスト方向の複数の溝(図示せず)及びステータ13とロータ14との間の隙間は冷媒ガスの通路となり、冷媒ガス中に混在する油によりモータ15の各構成部とベアリング8、9の潤滑及び冷却が行われる。
リアハウジング3の内部に形成した区画壁31と固定スクロール体16との間には、吐出室32が形成されている。固定スクロール体16及び可動スクロール体22により区画される中心位置の圧縮室26は、固定スクロール体16の中心部に形成した吐出孔33を介して吐出室32と連通する。固定スクロール体16のリア側には、吐出孔33を開閉するためのリード弁よりなる吐出弁34及び吐出弁34の開度を規制するリテーナ35が配設され、ボルト36によって固定されている。
従って、モータ15が駆動されると、駆動軸7及び偏心軸20の回転により可動スクロール体22が固定スクロール体16の軸心(駆動軸7の軸心線X1と同一線上にある)の周りで旋回される。可動スクロール体22の旋回運動により、圧縮室26において圧縮された高圧冷媒ガスは、吐出孔33から吐出弁34を介して吐出室32に吐出される。
リアハウジング3には、筒状の油分離器37を内包する油分離室38が形成されている。油分離室38は油分離器37の外周面と対向する位置に設けられた連通孔39によって吐出室32と連通する。油分離器37の下端は油分離室38内に開口し、上端は吐出口40に開口している。吐出口40は図示しない外部冷媒回路の凝縮器につながる外部管路と接続する。
油分離室38内の少量の冷媒ガスを含有する高圧の油は油導出路41及び絞り通路42を介して背圧室19に供給され、ベアリング23等を潤滑するとともに可動スクロール体22を固定スクロール体16側に付勢する。
リアハウジング3には、吐出室32の周囲を取り囲むように貯油室43が形成されている。貯油室43は抽油通路44及びチェック弁45を介して背圧室19と連通し、電動コンプレッサの通常運転時、背圧室19の圧力による可動スクロール体22の付勢力をほぼ一定に保つ。また、背圧室19内の油はチェック弁45及び抽油通路44を通して貯油室43に回収され、貯留される。
一方、小径筒部2bの外周面の一部にはアルミ製の冷却板46が配置され、冷却板46の上面にシール部材47を介在してインバータ48を収納したインバータケース49が固定されている。インバータ48はコイル12と電気的に接続し、モータ15の駆動を制御する。インバータ48及びインバータケース49は図2及び図3に基づいて詳細に説明する。
図2においてインバータ48の構造を示す。インバータ48は、大型部品と呼ばれる4つの電解コンデンサ50、コイル51、バリスタ52及びトランジスタ等のスイッチング素子を含む電気部品(図示せず)を実装した基板53と基板53を固定するインバータベース54とを含む。
各電解コンデンサ50は樹脂成形された収納容器55の中に配置され、さらに隙間に充填された樹脂により収納容器55と一体化されている。各電解コンデンサ50はそれぞれ2本の端子56を有する。収納容器55はその側面の2箇所に突出して形成した取付部57を有する。各取付部57はネジ孔58を有する。
基板53には、電解コンデンサ50の各端子56と対応する位置に接合孔59が形成されている。各端子56は接合孔59に通され、半田付けされることにより基板53と電気的に接続される。また、コイル51及びバリスタ52は基板53に固定されることにより基板53と電気的に接続される。基板53には、基板53と収納容器55をインバータベース54に共締めするための2つの取付ネジ孔60及び基板53のみをインバータベース54に固定するための3つの取付ネジ孔61が穿設されている。
インバータベース54には、コイル51及びバリスタ52の外表面の一部を覆う受け部62が一体的に形成されている。コイル51及びバリスタ52は受け部62に樹脂製の接着剤により固定される。また、インバータベース54には、取付ネジ孔60に対応する2つのネジ孔63、取付ネジ孔61に対応する3つのネジ孔64(2つのみ図示)及びインバータベース54をインバータケース49に固定するための3つの取付ネジ孔65が穿設されている。
図3は図2のA−A線断面図により、インバータケース49に収納された収納容器55の取り付け状態を示したものである。端子56の半田付けにより電解コンデンサ50及び収納容器55を実装した基板53は取付ネジ孔60、ネジ孔58及びネジ孔63に螺合したネジ66によりインバータベース54に取り付けられる。この取り付け状態において、収納容器55はその外表面67とインバータベース54の周辺で下方に延びる外壁68との間に板状の硬質ゴム69を介在し、接着剤によって堅固に固定される。外壁68は硬質ゴム69によって電動コンプレッサや車体からの振動を吸収し、電解コンデンサ50を安定した状態で支持する。外壁68は本願発明の受圧部材に該当し、特に図3の左側から掛かる力を受け止めることができる。
一方、インバータケース49はケース本体70とケース本体70にかぶせるケースカバー71の2分割構造を有している。ケース本体70は端部に溝部72を有し、溝部72に収納容器55の下方部分を収容している。また、図示していないが、インバータベース54は取付ネジ孔65を介してネジによりケース本体70に固定されている。
ケースカバー71は断面コの字型に形成され、その外周壁73がケース本体70の外周壁74に対応している。ケースカバー71の外周壁73には、外周壁73を貫通するように配設された放電部材75が固定されている。放電部材75の取り付け位置は、自動車の衝突等により生じる大きな力の掛かる位置、例えば自動車の前方側となる位置である。
放電部材75は断面T字状に形成され、その尖端部76が収納容器55の外表面67に、即ち電解コンデンサ50に対向している。本実施形態では4つの電解コンデンサ50が配設されているため、放電部材75は各電解コンデンサ50に対向するように4箇所に設けられている。また、放電部材75の尖端部76はインバータ48及びインバータケース49の正常時、収納容器55の外表面67との間に所定の間隔を開けて設けられている。
ケースカバー71はケース本体70に装着する場合、それぞれの外周壁73、74の接合部の間に芯金77を内蔵したシール部材78を介在して適宜手段によりケース本体70に固定している。この構成により、内部を密閉化したインバータケース49が形成される。インバータケース49は内部に収納したインバータ48を電動コンプレッサのモータ15に電気的に接続した状態でハウジング1に適宜手段により取り付けられる。なお、ケース本体70にケースカバー71を装着することによって形成されるインバータケース49の内部空間全域が本願発明のインバータケース内に該当する。
以上のように構成された第1の実施形態の作用を図4に基づき説明する。電動コンプレッサに装備したインバータ48を収納するインバータケース49は、通常図3のように、正常な構成状態にある。しかし、自動車が障害物に衝突したような場合、電動コンプレッサには図4の矢印で示す方向に非常に大きな力が加わる。このため、インバータケース49の外周壁73、74は図のように凹み、破壊される。
放電部材75はインバータケース49の破壊に伴い図4の矢印方向に移動する。尖端部76は収納容器55を突き破り、電解コンデンサ50に突入して電解コンデンサ50の一部を破壊する。放電部材75の突入時に収納容器55にかかる圧力は受圧部材である外壁68によって受け止められるため、尖端部76は収納容器55及び電解コンデンサ50に確実に突入することができる。破壊された電解コンデンサ50の内部では、放電部材75の尖端部76が電気伝導体と接触し、電解コンデンサを短絡する。このため、電解コンデンサ50に蓄積された電荷は即座に放電され、漏電の恐れが皆無となる。なお、大きな衝撃力が図4の右方から加わった場合でも、外壁68及び電解コンデンサ50が図4の左方に移動して放電部材75に突入し、電解コンデンサ50は破壊される。
前記した第1の実施形態は以下の作用効果を有する。
(1)放電部材75がインバータケース49の破壊時の力を利用して移動され、電解コンデンサ50を破壊するという簡単な構成により、電解コンデンサ50の漏電を防止することができる。
(2)放電部材75を電解コンデンサ50に突入させる構成であるため、電解コンデンサ50の破壊と短絡を確実に行える。
(3)電解コンデンサ50に突入する放電部材75を尖らせることにより、電解コンデンサ50を確実に破壊することができる。
(4)電解コンデンサ50を安定に支持するために設けられた外壁68は放電部材75の突入時の力を受け止める受圧部材として利用することができるので、受圧部材を特別に設ける必要が無い。
(5)電解コンデンサ50は専用に設計する必要が無く、市販製品をそのまま使用することができ、経済的である。
(第2の実施形態)
図5に示す第2の実施形態は、第1の実施形態における放電部材75の構成を変更したもので、第1の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
第2の実施形態では、ケース本体70とケースカバー71との接合部の間に介在するシール部材79が芯金の代わりにT字型に形成された放電部材80をサンドイッチ状に挟持した構成を有する。放電部材80は第1の実施形態と同様に、電解コンデンサ50と対向する側に尖端部81を有する。また、放電部材80は4つの電解コンデンサ50と対向する4箇所の位置に配置されている。従って、ケース本体70にインバータ48を収納し、シール部材79を介在してケースカバー71を固定すると、各放電部材80はそれぞれの尖端部81が各電解コンデンサ50と対向した位置に間隔を開けて配設される。
インバータケース49が衝撃により破壊された時、その破壊に伴い放電部材80の尖端部81は電解コンデンサ50側に押圧される。放電部材80は受圧部材である外壁68によって支持されている収納容器55を突き破って電解コンデンサ50に突入する。このため、第2の実施形態は第1の実施形態と同様に、尖端部81の介在によって電解コンデンサ50の電気伝導体を短絡し、電解コンデンサ50に蓄積された電荷を即座に放電することができる。
(第3の実施形態)
図6に示す第3の実施形態は、第1の実施形態における放電部材75の構成及びインバータケース49の構成を変更したもので、第1の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
ハウジング1を形成するフロントハウジング2の一部外周面に、外壁82、83及び取付台84が立設されている。外壁82と取付台84との間には電解コンデンサ50を収容する溝部85が形成され、外壁83と取付台84との間にはコイル51を収容する溝部86が形成されている。溝部85を形成する外壁82の内壁には放電部材87が設けられている。放電部材87は円錐又は角錐等の錐体状に形成、あるいは楔状に形成された別体の部材から構成され、その平面部分を外壁82に接着剤又はねじ等の手段(図示せず)により固定されている。なお、放電部材87は外壁82に一体成形により設けることも可能である。放電部材87は電解コンデンサ50の数だけ設けられ、それらの各尖端部88は溝部85内に指向している。
複数の電解コンデンサ50及びその他の電気部品とコイル51を実装した基板53は、ユニット89に備えられた複数のスイッチング素子の各端子90によって電気的に接続され、ユニット89と一体化されている。ユニット89はネジ91によってインバータベース54に固定されている。また、各電解コンデンサ50は硬質ゴム69を介在してインバータベース54の外壁68に接着剤により固定されている。外壁68及び硬質ゴム69は第1の実施形態と同様に外部の振動を吸収し、電解コンデンサ50を安定して支持することができる。基板53を装着したインバータベース54は電解コンデンサ50を溝部85に収容し、コイル51を溝部86に収容した状態で取付台84上に載置され、図示しないネジ等の手段により固定される。インバータベース54が取付台84に固定されると、各放電部材87の尖端部88はそれぞれ各電解コンデンサ50に対して所定の間隔を開けて対向する配置となる。
一方、インバータケース92は断面コの字状に形成された単一のカバーケースにより構成されている。インバータケース92は基板53をカバーし、その外周壁93、94が芯金77を内蔵したシール部材78を介在して外壁82、83に接続され、図示しない適宜手段によって固定されている。従って、基板53はインバータケース92内に密封状態で収納される。なお、第3の実施形態では、インバータケース92とフロントハウジング2によって囲繞された空間全てが本願発明のインバータケース内に該当するものである。
第3の実施形態では、インバータケース92の外周壁93及びフロントハウジング2の外壁82は、例えば自動車の衝突時に図6の左方から加わる大きな衝撃により破壊される可能性がある。放電部材87はインバータケース92の破壊に伴い図6の右方へ移動し、尖端部88が受圧部材としての外壁68に支えられた電解コンデンサ50に突入して電解コンデンサ50を破壊する。破壊された電解コンデンサ50の内部では、第1の実施形態と同様に、尖端部88が電気伝導体と接触し、電解コンデンサを短絡するため、電解コンデンサ50に蓄積された電荷は即座に放電され、漏電の恐れが無くなる。なお、大きな衝撃が図6の右方から加わった場合でも、外壁68及び電解コンデンサ50が図6の左方に移動して放電部材87に突入し、電解コンデンサ50は確実に破壊される。
(第4の実施形態)
図7に示す第4の実施形態は、第1の実施形態における放電部材75の構成を変更したもので、全体構成としては第3の実施形態と類似し、第1及び第2の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
基板53を装着するインバータベース95は複数の電解コンデンサ50を配置する側に断面L字型の外壁96を備えている。外壁96は側壁97及び98を有し、両側壁97、98間に電解コンデンサ50を収容するとともにフロントハウジング2の溝部85内に収容される大きさに構成されている。
側壁97は外壁82及び外周壁93との間に隙間を開けて立設され、硬質ゴム99を介在して接着剤により電解コンデンサ50を固定し、保持している。側壁97及び硬質ゴム99は第1の実施形態と同様に、外部からの振動を吸収し、電解コンデンサ50を安定的に支持するとともに側壁97は電解コンデンサ50にかかる大きな圧力を受け止めることができる。側壁98には錐体形状あるいは楔形状をした放電部材100が設けられている。放電部材100は側壁98に一体成形により突設され、尖端部101が間隔を開けて電解コンデンサ50に対向している。なお、放電部材100は電解コンデンサ50と同数設けられている。
第4の実施形態では、外壁82及び外周壁93が図7の左方から加わる大きな衝撃により破壊されると、同時にインバータケース92内に収納されている基板53及び外壁96の側壁97が破壊される。側壁97は電解コンデンサ50を支持したまま図7の右方へ移動され、放電部材100に衝突するため、放電部材100の尖端部101が電解コンデンサ50に突入する。尖端部101は第1の実施形態と同様に、電解コンデンサ50を破壊し、電気伝導体と接触して電解コンデンサ50を短絡するため、電解コンデンサ50に蓄積された電荷は即座に放電され、漏電の恐れが無くなる。なお、大きな衝撃が図7の右方から加わった場合でも、放電部材100が図7の左方に移動して電解コンデンサ50に突入し、電解コンデンサ50は確実に破壊される。
本願発明は、前記した各実施形態の構成に限定されるものではなく本願発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能であり、次のように実施することができる。
(1)第1の実施形態における放電部材75はケース本体70に設けた構成でもよい。
(2)第1〜第4の実施形態のように電解コンデンサ50が並列に設置されるような場合、放電部材75、80、87、100は全ての電解コンデンサ50に対向させた横長の1つの放電部材により構成することができる。
(3)放電部材75、80、87、100はインバータケース49、92、フロントハウジング2あるいはインバータベース54、95に取り付けたブラケットに設けてもよい。
(4)放電部材75、80、87、100の尖端部76、81、88、101は必ずしも尖らす必要が無く、平坦な端面であってもよい。尖端部76、81、88、101はその形状にかかわらず、インバータケース49が受ける衝撃力により電解コンデンサ50に突入することができる。
(5)放電部材75、80、87、100は断面T字型、錐体状あるいは楔状に限らず他の形状であってもよい。
(6)図8の実施形態に示すように、電解コンデンサ50にかかる圧力を受け止める受圧部材は、基板53に実装した電解コンデンサ50やその他の電気部品を安定化させるためにインバータケース49内に充填された樹脂102を利用するように構成してもよい。樹脂102はインバータケース49内の空間を全て埋めているため、電解コンデンサ50を保持する収納容器55も安定した固定状態にある。従って、インバータケース49が衝撃を受けると、放電部材75の尖端部76は樹脂102の一部を破壊して収納容器55及び電解コンデンサ50に確実に突入することができる。なお、受圧部材として樹脂102を用いる構成は、前記のようにインバータケース49内の空間全域に樹脂102を充填する構成に限らず、少なくとも電解コンデンサ50の周囲の一部にのみ樹脂102を充填した構成であってもよい。このように構成しても、樹脂102は電解コンデンサ50を堅固に支えることができるので、放電部材75の尖端部76が電解コンデンサ50に確実に突入する。また、樹脂102を充填する構成は前記第1〜第4の各実施形態において、受圧部材としての外壁68、96の代わりに用いることができる。
(7)電解コンデンサ50にかかる圧力を受け止める受圧部材は、第1〜第4の実施形態のようにインバータベース54、95の外壁68、96を利用するのでなく、別途専用の部材によって構成してもよい。
(8)電解コンデンサ50は4つに限らず、1又は複数の場合でも本発明を実施することができる。
(9)インバータケース49は第1及び第2の実施形態のように2分割構成に限らず、3分割以上の多分割構成であってもよい。また、第3及び第4の実施形態におけるインバータケース92では、図6、図7の上下方向で複数に分割した構成も可能である。
(10)インバータ48の基板53に実装する電解コンデンサ50は、電動コンプレッサを車両に搭載した時、車両の前方側又は後方側のいずれの位置に配設されていても本願発明を実施することができる。
(11)本願発明は、電解コンデンサに限らず、フィルムコンデンサ等他の種類のコンデンサに実施することができる。
(12)電動コンプレッサは、スクロール式に限らず、スワッシュ式、ワッブル式、ベーン式、スクリュー式、ルーツ式等の各種圧縮機で構成することができる。
(13)本願発明を実施した電動コンプレッサは、ハイブリッド自動車、電気自動車及び燃料電池自動車等の車両あるいはフォークリフト等の産業車両に搭載することができる。
第1の実施形態を示す電動コンプレッサを示す縦断面図である。 インバータの分解斜視図である。 図2のA−A線断面図である。 第1の実施形態の作用を示すA−A線断面図である。 第2の実施形態を示す図3に相当する断面図である。 第3の実施形態を示す断面図である。 第4の実施形態を示す断面図である。 その他の実施形態を示す断面図である。
符号の説明
1 ハウジング
11 モータ収容室
15 モータ
16 固定スクロール体
22 可動スクロール体
48 インバータ
49、92 インバータケース
50 電解コンデンサ
53 基板
54、95 インバータベース
55 収納容器
56、90 端子
57 取付部
66、91 ネジ
68、96 外壁(受圧部材)
69、99 硬質ゴム
70 ケース本体
71 ケースカバー
75、80、87、100 放電部材
76、81、88、101 尖端部
78、79 シール部材
84 取付台
89 ユニット
97 側壁(受圧部材)
102 樹脂

Claims (13)

  1. ハウジング内に圧縮機構と前記圧縮機構を駆動するモータを収容し、前記ハウジングの一部に前記モータの駆動を制御するインバータを備えた電動コンプレッサにおいて、
    前記インバータを基板に実装された少なくとも1つのコンデンサ及び他の電気部品により構成するとともに前記ハウジングに固定したインバータケース内に収納し、前記コンデンサに対して間隔を開けて対向する放電部材を配設し、前記放電部材は前記インバータケースの破壊時の力により前記コンデンサに突入することを特徴とする電動コンプレッサ。
  2. 前記コンデンサの周囲に、前記放電部材との接触時に前記コンデンサ側に生じる圧力を受け止める受圧部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の電動コンプレッサ。
  3. 前記受圧部材は前記基板を取り付けるインバータベースの外壁であることを特徴とする請求項2に記載の電動コンプレッサ。
  4. 前記受圧部材は前記インバータケース内の少なくとも一部に充填した樹脂であることを特徴とする請求項2に記載の電動コンプレッサ。
  5. 前記放電部材は前記インバータケース又はハウジングに貫通した状態で設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の電動コンプレッサ。
  6. 前記放電部材は前記インバータケース又はハウジングの内壁面に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の電動コンプレッサ。
  7. 前記放電部材は前記基板を取り付けるインバータベースに設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の電動コンプレッサ。
  8. 前記インバータケースは複数に分割されたケース部材を組み合わせて一体に構成され、前記ハウジングの一部に固定されていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の電動コンプレッサ。
  9. 前記インバータケースは前記ハウジングの一部に取り付けられた前記基板を覆うように前記ハウジングに固定された少なくとも1つのカバーケースで構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の電動コンプレッサ。
  10. 前記コンデンサは前記基板に実装された複数の電解コンデンサで構成され、前記放電部材は前記複数の電解コンデンサのそれぞれに対向して設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の電動コンプレッサ。
  11. 前記インバータケースはケース本体とケースカバーの2分割で構成されていることを特徴とする請求項8に記載の電動コンプレッサ。
  12. 前記放電部材は前記ケース部材相互の接合部又は前記インバータケースと前記ハウジングとの接合部にシール部材によって挟持された状態で設けられていることを特徴する請求項1〜請求項11のいずれか1項に記載の電動コンプレッサ。
  13. 前記放電部材は前記コンデンサと対向する側に尖端部を有することを特徴とする請求項1〜請求項12のいずれか1項に記載の電動コンプレッサ。
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