JP5120240B2 - 電動コンプレッサ - Google Patents
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Description
図1〜図4に示した第1の実施形態は以下のように構成される。図1はスクロール式圧縮機からなる電動コンプレッサの概要を示したものである。なお、本願明細書では図1の左側をフロント、右側をリアとして説明する。ハウジング1はフロントハウジング2及びリアハウジング3を有し、両者をボルト4にて締結することにより構成されている。また、ハウジング1は横置き型の圧縮機として示されている。フロントハウジング2は大径筒部2a及び大径筒部2aのフロント側に延出した有底円筒状の小径筒部2bを有する。リアハウジング3はリア側に底部を有する有底円筒体として形成されている。
(1)放電部材75がインバータケース49の破壊時の力を利用して移動され、電解コンデンサ50を破壊するという簡単な構成により、電解コンデンサ50の漏電を防止することができる。
(2)放電部材75を電解コンデンサ50に突入させる構成であるため、電解コンデンサ50の破壊と短絡を確実に行える。
(3)電解コンデンサ50に突入する放電部材75を尖らせることにより、電解コンデンサ50を確実に破壊することができる。
(4)電解コンデンサ50を安定に支持するために設けられた外壁68は放電部材75の突入時の力を受け止める受圧部材として利用することができるので、受圧部材を特別に設ける必要が無い。
(5)電解コンデンサ50は専用に設計する必要が無く、市販製品をそのまま使用することができ、経済的である。
図5に示す第2の実施形態は、第1の実施形態における放電部材75の構成を変更したもので、第1の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図6に示す第3の実施形態は、第1の実施形態における放電部材75の構成及びインバータケース49の構成を変更したもので、第1の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図7に示す第4の実施形態は、第1の実施形態における放電部材75の構成を変更したもので、全体構成としては第3の実施形態と類似し、第1及び第2の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
(2)第1〜第4の実施形態のように電解コンデンサ50が並列に設置されるような場合、放電部材75、80、87、100は全ての電解コンデンサ50に対向させた横長の1つの放電部材により構成することができる。
(3)放電部材75、80、87、100はインバータケース49、92、フロントハウジング2あるいはインバータベース54、95に取り付けたブラケットに設けてもよい。
(4)放電部材75、80、87、100の尖端部76、81、88、101は必ずしも尖らす必要が無く、平坦な端面であってもよい。尖端部76、81、88、101はその形状にかかわらず、インバータケース49が受ける衝撃力により電解コンデンサ50に突入することができる。
(5)放電部材75、80、87、100は断面T字型、錐体状あるいは楔状に限らず他の形状であってもよい。
(8)電解コンデンサ50は4つに限らず、1又は複数の場合でも本発明を実施することができる。
(9)インバータケース49は第1及び第2の実施形態のように2分割構成に限らず、3分割以上の多分割構成であってもよい。また、第3及び第4の実施形態におけるインバータケース92では、図6、図7の上下方向で複数に分割した構成も可能である。
(10)インバータ48の基板53に実装する電解コンデンサ50は、電動コンプレッサを車両に搭載した時、車両の前方側又は後方側のいずれの位置に配設されていても本願発明を実施することができる。
(11)本願発明は、電解コンデンサに限らず、フィルムコンデンサ等他の種類のコンデンサに実施することができる。
(12)電動コンプレッサは、スクロール式に限らず、スワッシュ式、ワッブル式、ベーン式、スクリュー式、ルーツ式等の各種圧縮機で構成することができる。
(13)本願発明を実施した電動コンプレッサは、ハイブリッド自動車、電気自動車及び燃料電池自動車等の車両あるいはフォークリフト等の産業車両に搭載することができる。
11 モータ収容室
15 モータ
16 固定スクロール体
22 可動スクロール体
48 インバータ
49、92 インバータケース
50 電解コンデンサ
53 基板
54、95 インバータベース
55 収納容器
56、90 端子
57 取付部
66、91 ネジ
68、96 外壁(受圧部材)
69、99 硬質ゴム
70 ケース本体
71 ケースカバー
75、80、87、100 放電部材
76、81、88、101 尖端部
78、79 シール部材
84 取付台
89 ユニット
97 側壁(受圧部材)
102 樹脂
Claims (13)
- ハウジング内に圧縮機構と前記圧縮機構を駆動するモータを収容し、前記ハウジングの一部に前記モータの駆動を制御するインバータを備えた電動コンプレッサにおいて、
前記インバータを基板に実装された少なくとも1つのコンデンサ及び他の電気部品により構成するとともに前記ハウジングに固定したインバータケース内に収納し、前記コンデンサに対して間隔を開けて対向する放電部材を配設し、前記放電部材は前記インバータケースの破壊時の力により前記コンデンサに突入することを特徴とする電動コンプレッサ。 - 前記コンデンサの周囲に、前記放電部材との接触時に前記コンデンサ側に生じる圧力を受け止める受圧部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の電動コンプレッサ。
- 前記受圧部材は前記基板を取り付けるインバータベースの外壁であることを特徴とする請求項2に記載の電動コンプレッサ。
- 前記受圧部材は前記インバータケース内の少なくとも一部に充填した樹脂であることを特徴とする請求項2に記載の電動コンプレッサ。
- 前記放電部材は前記インバータケース又はハウジングに貫通した状態で設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の電動コンプレッサ。
- 前記放電部材は前記インバータケース又はハウジングの内壁面に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の電動コンプレッサ。
- 前記放電部材は前記基板を取り付けるインバータベースに設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の電動コンプレッサ。
- 前記インバータケースは複数に分割されたケース部材を組み合わせて一体に構成され、前記ハウジングの一部に固定されていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の電動コンプレッサ。
- 前記インバータケースは前記ハウジングの一部に取り付けられた前記基板を覆うように前記ハウジングに固定された少なくとも1つのカバーケースで構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の電動コンプレッサ。
- 前記コンデンサは前記基板に実装された複数の電解コンデンサで構成され、前記放電部材は前記複数の電解コンデンサのそれぞれに対向して設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の電動コンプレッサ。
- 前記インバータケースはケース本体とケースカバーの2分割で構成されていることを特徴とする請求項8に記載の電動コンプレッサ。
- 前記放電部材は前記ケース部材相互の接合部又は前記インバータケースと前記ハウジングとの接合部にシール部材によって挟持された状態で設けられていることを特徴する請求項1〜請求項11のいずれか1項に記載の電動コンプレッサ。
- 前記放電部材は前記コンデンサと対向する側に尖端部を有することを特徴とする請求項1〜請求項12のいずれか1項に記載の電動コンプレッサ。
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