JP5114903B2 - 車両用運転支援装置 - Google Patents

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本発明は、カーブ走行に際して運転者の運転操作を支援する運転支援装置に関する。
車両前方に複数のカーブが連続している場合に、第1カーブへの進入時のみ警報を行い、第2カーブ以降は原則として警報を行わないが、第2カーブがヘアピンカーブである場合には警報を行う運転支援装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この出願の発明に関連する先行技術文献としては次のものがある。
特許3161264号
しかしながら、上述した従来の運転支援装置では、カーブとカーブの間の距離によってカーブを区分しているので、複数のカーブを速い速度で通過する場合には第1カーブから短時間で第2カーブに到達し、第2カーブでは警報が不要であるにもかかわらず、第1カーブと第2カーブとの間にしきい値以上の距離があると連続したカーブではないと判断され、第2カーブへの進入時にも警報を行うという問題がある。
また、第1カーブに続く第2カーブがヘアピンカーブである場合には、第2カーブへの進入時に警報を行うようにしているが、ヘアピンカーブと判断されない程度の急なカーブが連続する場合には、必要な警報がなされないという問題がある。
本発明に係る運転支援装置は、車両の現在位置と車両前方のカーブに関する情報を検出する道路情報検出手段と、現在の車両状態を検出する車両状態検出手段と、前記車両の現在位置、前記車両前方のカーブ情報および前記現在の車両状態に基づいて、車両前方カーブ通過時の車両状態を推定する車両状態推定手段と、カーブ通過時に前記車両状態検出手段で検出した車両状態を記憶する車両状態記憶手段と、前記車両状態記憶手段に記憶されている過去のカーブ通過時の車両状態に基づいて、運転者のカーブ通過時の許容車両状態を推定する許容車両状態推定手段と、前記車両前方カーブ通過時の推定車両状態と前記運転者のカーブ通過時の許容車両状態とに基づいて、カーブにおける運転支援を行うか否かを判定する支援作動判定手段とを備えた運転支援装置であって、前記支援作動判定手段は、前記推定車両状態と前記許容車両状態の差分が所定の範囲内にあるときには、前記推定車両状態と前記許容車両状態との差分が小さくなるほど、前記推定車両状態を表す値が大きくなるときに前記運転支援を行うよう判定する
本発明によれば、必要なときだけ確実に運転支援を行うことができる。
図1は一実施の形態の構成を示す。運転支援コントローラー1は図示しないマイクロコンピューター、メモリ、A/Dコンバーターなどから構成され、マイクロコンピューターのソフトウエア形態により構成される制御ブロック1a〜1dを備える。制御ブロック1aでは前方カーブ通過時の車両状態を推定し、制御ブロック1bではカーブ通過時の車両状態の記憶とドライバーの許容車両状態を演算する。ここで、カーブ通過時の車両状態はカーブ通過の難易度に関わる物理量である。また、前方カーブ通過時の推定車両状態とドライバーの許容車両状態とに基づいて、制御ブロック1cではドライバーへの警報判定を行い、制御ブロック1dでは減速制御の作動判定を行う。
ナビゲーション装置2は図示しないGPS受信機や道路地図データ記憶装置を備え、車両の現在位置を検出し、現在位置とその周辺の道路情報を出力するとともに、前方走行経路上に存在する複数のカーブを検出し、各カーブの位置や曲率半径、カーブとカーブの間の距離などの情報を出力する。車両センサー3は車両状態を検出するための各種センサー、車速センサー、ヨーレイトセンサー、操舵角センサー、アクセル開度センサーなどを備えている。音声出力装置4は、運転支援コントローラー1の音声コマンドにしたがって各種音声案内や警報を出力する。ブレーキ制御装置5は、運転支援コントローラー1のブレーキ作動指令にしたがってブレーキ液圧を制御する。
ここで、カーブ通過時の車両状態には、車両センサー3により検出した車両の挙動、例えば横Gセンサーにより検出した横加速度、ヨーレートセンサーにより検出したヨーレートや、ドライバーの運転操作状態、例えば舵角センサーにより検出した操舵角、操舵角速度などがある。
次に、運転支援コントローラー1の各制御ブロック1a〜1dの詳細な動作を説明する。制御ブロック1aでは、ナビゲーション装置1からの車両位置およびその周辺の道路情報、車両前方のカーブ情報を入手するとともに、車両センサー3から車両状態を入手し、前方カーブ通過時の車両状態を推定する。制御ブロック1bでは、ナビゲーション装置1の車両位置およびその周辺の道路情報、車両前方のカーブ情報と、車両センサー3の車両状態とに基づいて、現在通過中のカーブの車両状態を検出して記憶する。運転支援コントローラー1のメモリ(不図示)には、過去に通過したカーブの車両状態がカーブごとに記憶されている。制御ブロック1bでは、過去に通過したカーブの車両状態の中から最大値をドライバーの許容車両状態として抽出する。
制御ブロック1cでは、前方カーブ通過時の推定車両状態とドライバーの許容車両状態とに基づいて、前方カーブを通過する際の車両状態がドライバーの許容車両状態を超えるおそれがある旨を警報するかどうかを判定し、警報する場合は警報メッセージの音声コマンドを音声出力装置4へ出力する。制御ブロック1dでは、前方カーブ通過時の推定車両状態とドライバーの許容車両状態とに基づいて、前方カーブを通過する際の車両状態がドライバーの許容車両状態を超えないようにブレーキ制御を実施するか否かを判定し、ブレーキ制御を実施する場合にはブレーキ作動指令をブレーキ制御装置5へ出力する。
図2は、制御ブロック1aで実行される前方カーブ通過時の車両状態推定処理を示すフローチャートである。ここでは、車両前方N箇所にカーブが存在するものとし、各カーブの番号をi(i=1,2,・・,N、初期値は0)で表す。また、カーブ通過時の車両状態としてカーブ通過時の横加速度(横G)を例に上げて説明する。
ステップ1においてカーブ番号iに1を加算する。続くステップ2でi番目のカーブの入口速度v_iを予測する。ここでは、音声出力装置4からドライバーへ警報がなされた時点からT秒後にドライバーが所定減速度aで減速操作を行うと仮定する。
v_i=sqrt{v−2・a・(d_i−v・T)} ・・・(1)
(1)式において、vは車速センサー(不図示)により検出した現在の車速、d_iはi番目のカーブまでの距離である。
ステップ3ではi番目のカーブを通過するときに発生する横加速度yg_iを次式により予測する。
yg_i=v_i/R_i ・・・(2)
(2)式において、R_iはi番目のカーブの曲率半径である。
ステップ4において走行環境や走行状態に応じた補正係数を求める。この補正係数は、カーブ通過が容易であると予測される場合は小さい値に、カーブ通過が困難であると予測される場合は大きい値になるように予め設定される。例えば、道路幅に応じた補正係数c_road_widthは、図4に示すように道路幅が大きいほど小さな値を設定する。また、道路種別に応じた補正係数c_road_typeは、高速道路には小さな値を、細街路には大きな値を設定する。車速に応じた補正係数c_vkは、車速が大きいほど大きな値を設定する。
なお、カーブ通過の難易度に応じた補正係数には、天候、路面状態、カーブの先の見通しの良さ、横方向の道路勾配(カント)、縦方向の道路勾配(上がり下がり)を検出し、それらの値に応じて決定した補正係数を採用してもよい。
求めた補正係数を用いてi番目のカーブを通過するときの横加速度yg_iを補正し、カーブ通過時の車両状態a_iとする。
a_i=c_road_width・c_road_type・c_vk・yg_i ・・・(3)
なお、カーブ通過時の車両状態は横加速度yg_iに限定されない。例えば、i番目のカーブ通過時のヨーレートyawrate_iを次式により求め、カーブ通過時の車両状態としてもよい。
yawrate_i=v_i/R_i ・・・(4)
また、i番目のカーブ通過時の操舵角str_ang_iを求め、カーブ通過時の車両状態としてもよい。
str_ang_i=Lw・Ns・(1+A・v)・yawrate_i/v ・・・(5)
(5)式において、Lwは車両のホイールベース長、Nsは舵角比、Aはスタビリティーファクターである。さらに、i番目のカーブ通過時の操舵角速度str_spd_iを求め、カーブ通過時の車両状態としてもよい。
Tk=2・(d_i−d_i-1)/(v_i−v_i-1)
str_spd_i=(str_ang_i−str_ang_i-1)/Tk ・・・(6)
ステップ5でN箇所のすべてのカーブに対して上述したカーブ通過時の車両状態の推定演算を終了したか否かを確認し、終了していなければステップ1へ戻って上述した処理を繰り返し、終了したらステップ6へ進む。ステップ6では車両前方のN個のカーブ通過時の車両状態(ここでは横加速度yg_i)の中から最大値を検索し、前方カーブ通過時の推定車両状態aとする。
a=max(a_1、a_2、a_3、・・・、a_N) ・・・(7)
図3は、制御ブロック1bで実行されるカーブ通過時の車両状態の記憶処理とドライバー許容車両状態の演算処理を示すフローチャートである。ステップ11においてナビゲーション装置2から得た現在地などの情報に基づいて現在カーブを通過中かどうかを判別する。カーブ通過中のときはステップ12へ進み、カーブ通過中でないときはステップ16へ進む。
ステップ12でカーブ通過中に発生している横加速度を横Gセンサー(不図示)により検出し、通過中カーブの横加速度yg_0とする。続くステップ13では上述した補正係数c_road_width、c_road_type、c_vkを用いて通過中カーブの横加速度yg_0を補正し、通過中カーブの車両状態b_0とする。
b_0=c_road_width・c_road_type・c_vk・yg_0 ・・・(8)
なお、横加速度yg_0の他に、車両センサー3により検出したヨーレートyawrate_0、操舵角str_ang_0、操舵角速度str_spd_0の内の少なくとも一つ以上に基づいて通過中カーブの車両状態b_0を求めることもできる。
ステップ14でカーブを通過したか否かを確認し、通過中のときはステップ12へ戻って上述した処理を繰り返し、通過したときはステップ15へ進む。ステップ15では通過したカーブの車両状態b_0を過去に通過したカーブの車両状態b_1として記憶する。
b_1=b_0 ・・・(9)
なお、過去のカーブ通過時の車両状態b_1とともに、そのカーブの通過日時を合わせて記憶する。
ここで、記憶されている過去のカーブ通過時の車両状態の総数をM個とし、記憶されている各車両状態を番号i(i=1,2,・・,M、初期値は0)で表す。ステップ16で記憶されている車両状態番号iに1を加算し、続くステップ17で記憶されている過去のカーブ通過時の車両状態b_iをカーブ通過日時からの経過時間による補正係数c_timeで補正する。
b_i’=c_time・b_i ・・・(10)
図5にカーブ通過日時からの経過時間による補正係数c_timeの一例を示す。
なお、過去のカーブ通過時の車両状態b_iの補正は経過時間による補正に限定されず、カーブとカーブとの間の距離が長いほど過去のカーブ通過時の車両状態b_iが小さくなるように補正してもよい。また、車速の履歴を保存しておき、車速がいったん0になったらさらに小さな値になるように補正してもよい。
ステップ18でM個すべての過去のカーブ通過時の車両状態b_iに対して経過時間c_timeによる補正が終了したか否かを確認し、終了していない場合はステップ16へ戻って補正処理を続ける。M個すべての過去のカーブ通過時の車両状態b_iに対する補正が終了した場合はステップ19へ進み、補正後の過去のカーブ通過時の車両状態b_iの中の最大値をドライバーの許容車両状態bとする。
b=max(b_1、b_2、・・、b_M) ・・・(11)
次に、制御ブロック1cで実行されるドライバーへの警報判定について説明する。この一実施の形態では、図6に示す判定マップを用いてドライバーへの警報判定を行う。図6において、カーブ通過時のドライバー許容車両状態の基準値c1は、予め運転支援コントローラー1に記憶されている車両状態で、車両状態が横加速度の場合には例えば3.0m/sとする。
前方カーブ通過時の推定車両状態(推定横加速度)aが、カーブ通過時のドライバー許容車両状態(許容横加速度)bよりも増加する量(a−b)が大きいほど、前方カーブ通過時の推定車両状態(推定横加速度)aが小さい状態で警報を行う。逆に、前方カーブ通過時の推定車両状態(推定横加速度)aが、カーブ通過時のドライバー許容車両状態(許容横加速度)bよりも小さいほど、前方カーブ通過時の推定車両状態(推定横加速度)aが大きい状態で警報を行う。なお、推定値aの許容値bを増加する量(a−b)がx1(例えば0.1G)を超えたら、推定値aが基準値c1以上で警報を行う。
具体的な警報の形態としては、例えば、1番目のカーブに対しては音声出力装置4で「カーブです」と放送し、1番目のカーブを通過中にその先の2番目のカーブに対して警報を行う場合、または2番目以降のカーブに対して警報を行う場合には、音声出力装置4で「カーブが続きます」と放送する。
次に、制御ブロック1dで実行される減速制御の作動判定について説明する。この一実施の形態では、図7に示す判定マップを用いて減速制御の作動判定を行う。図7において、カーブ通過時のドライバー許容車両状態の基準値c2は、予め運転支援コントローラー1に記憶されている車両状態で、車両状態が横加速度の場合には例えば4.0m/sとする。
前方カーブ通過時の推定車両状態(推定横加速度)aが、カーブ通過時のドライバー許容車両状態(許容横加速度)bよりも増加する量(a−b)が大きいほど、前方カーブ通過時の推定車両状態(推定横加速度)aが小さい状態で減速制御を行う。逆に、前方カーブ通過時の推定車両状態(推定横加速度)aが、カーブ通過時のドライバー許容車両状態(許容横加速度)bよりも小さいほど、前方カーブ通過時の推定車両状態(推定横加速度)aが大きい状態で減速制御を行う。なお、推定値aの許容値bを増加する量(a−b)がx1(例えば0.1G)を超えたら、推定値aが基準値c2以上で警報を行う。
この減速制御の作動判定しきい値を、ドライバーへの警報判定しきい値(図6参照)よりも大きくすることによって、ドライバーへの警報後に減速制御が作動することになる。図7に示す作動判定マップの減速制御作動領域に入ったときは、ブレーキ作動指令をブレーキ制御装置5へ出力する。
図8に示すように、過去にカーブ走行で発生した横加速度(横G)が0.3Gで、先のカーブでの推定横Gが0.3Gのときは警報を行わないが、図9に示すように、過去にカーブ走行で発生した横Gが0.3Gで、先のカーブでの推定横Gが0.4Gのときは警報を行うことになる。つまり、ドライバーがオーバースピードではないと判断してカーブを走行している状況では警報を抑制しつつ、前方に急なカーブが存在する場合には警報を行うことができる。
以上説明したように、一実施の形態によれば、車両の現在位置、車両前方のカーブ情報および現在の車両状態に基づいて車両前方カーブ通過時の車両状態を推定するとともに、記憶されている過去のカーブ通過時の車両状態に基づいて運転者のカーブ通過時の許容車両状態を推定し、車両前方カーブ通過時の推定車両状態と運転者のカーブ通過時の許容車両状態とに基づいてカーブにおける運転支援を行うか否かを判定するようにしたので、不要な運転支援が行われるのを防止し、必要なときだけ確実に運転支援を行うことができる。
また、一実施の形態では、車両前方カーブ通過時の推定車両状態と前記運転者のカーブ通過時の許容車両状態を車両の走行環境および走行状態に応じて補正するようにしたので、正確な車両状態を推定できる。
特許請求の範囲の構成要素と一実施の形態の構成要素との対応関係は次の通りである。すなわち、ナビゲーション装置2が道路情報検出手段を、車両センサー3が車両状態検出手段を、運転支援コントローラー1が車両状態推定手段、許容車両状態推定手段、支援作動判定手段をそれぞれ構成する。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する際、上記の実施の形態の記載事項と特許請求の範囲の記載事項との対応関係になんら限定も拘束もされない。
なお、上述した一実施の形態では、前方カーブ通過時の推定車両状態a_iを道路幅、道路種別、車速、天候、路面状態、カーブ先の見通しの良さ、横方向の道路勾配(カント)、縦方向の道路勾配(上がり下がり)などの走行環境および走行状態に応じて補正し、カーブ通過時の車両状態b_iを経過時間、カーブとカーブとの間の距離、車速などの走行環境および走行状態に応じて補正する例を説明したが、車両状態の補正は上述した走行環境および走行状態に限定されない。
また、車両の走行環境および走行状態に応じて車両状態を補正する代わりに、図6に示す警報判定しきい値、および図7に示す減速制御作動判定しきい値を車両の走行環境および走行状態に応じて補正するようにしてもよい。図10に車速に応じて警報判定しきい値を補正する例を示し、図11にカーブ通過時点からの経過時点に応じて警報判定しきい値を補正する例を示す。
さらに、上述した一実施の形態では、カーブ通過の難易度を表す車両状態として横加速度、ヨーレート、操舵角、操舵角速度を例に上げて説明したが、カーブ通過の難易度を表す車両状態は上述した一実施の形態に限定されない。また、複数の車両状態を組み合わせてカーブ通過の難易度を表す車両状態としてもよい。
一実施の形態の構成を示す図 車両前方カーブ通過時の車両状態推定動作を示すフローチャート カーブ通過時の車両状態の記憶とドライバーのカーブ通過時の許容車両状態推定動作を示すフローチャート 道路幅に応じた補正係数を示す図 経過時間に応じた補正係数を示す図 警報作動判定マップを示す図 減速制御作動判定マップを示す図 一実施の形態による効果を説明する図 一実施の形態による効果を説明する図 車速に応じた警報作動判定しきい値の補正を説明する図 経過時間に応じた警報作動判定しきい値の補正を説明する図
符号の説明
1 運転支援コントローラー
1a〜1d 制御ブロック
2 ナビゲーション装置
3 車両センサー
4 音声出力装置
5 ブレーキ制御装置

Claims (9)

  1. 車両の現在位置と車両前方のカーブに関する情報を検出する道路情報検出手段と、
    現在の車両状態を検出する車両状態検出手段と、
    前記車両の現在位置、前記車両前方のカーブ情報および前記現在の車両状態に基づいて、車両前方カーブ通過時の車両状態を推定する車両状態推定手段と、
    カーブ通過時に前記車両状態検出手段で検出した車両状態を記憶する車両状態記憶手段と、
    前記車両状態記憶手段に記憶されている過去のカーブ通過時の車両状態に基づいて、運転者のカーブ通過時の許容車両状態を推定する許容車両状態推定手段と、
    前記車両前方カーブ通過時の推定車両状態と前記運転者のカーブ通過時の許容車両状態とに基づいて、カーブにおける運転支援を行うか否かを判定する支援作動判定手段とを備えた運転支援装置であって、
    前記支援作動判定手段は、
    前記推定車両状態と前記許容車両状態の差分が所定の範囲内にあるときには、前記推定車両状態と前記許容車両状態との差分が小さくなるほど、前記推定車両状態を表す値が大きくなるときに前記運転支援を行うよう判定することを特徴とする運転支援装置。
  2. 請求項1に記載の運転支援装置において、
    前記車両状態はカーブ通過の難易度に関わる物理量であることを特徴とする運転支援装置。
  3. 請求項2に記載の運転支援装置において、
    前記車両状態を、横加速度、ヨーレート、操舵角および操舵角速度の少なくとも一つ以上とすることを特徴とする運転支援装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の運転支援装置において、
    前記車両状態記憶手段に記憶されている過去のカーブ通過時の車両状態の中の最大値を前記運転者のカーブ通過時の許容車両状態とすることを特徴とする運転支援装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の運転支援装置において、
    前記車両前方カーブ通過時の推定車両状態と前記運転者のカーブ通過時の許容車両状態を車両の走行環境および走行状態に応じて補正することを特徴とする運転支援装置。
  6. 請求項5の運転支援装置において、
    前記走行環境には道路種別、道路幅、カーブの先の見通し、道路勾配、カーブ通過時点からの経過時間、カーブとカーブとの間の距離が含まれ、前記走行状態にはカーブ通過時の車速が含まれることを特徴とする運転支援装置。
  7. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の運転支援装置において、
    前記運転支援は警報であり、前記支援作動判定手段は、前記車両前方カーブ通過時の推定車両状態と前記運転者のカーブ通過時の許容車両状態とに基づいて、車両前方カーブ通過に際して警報するか否かを判定することを特徴とする運転支援装置。
  8. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の運転支援装置において、
    前記運転支援は減速制御であり、前記支援作動判定手段は、前記車両前方カーブ通過時の推定車両状態と前記運転者のカーブ通過時の許容車両状態とに基づいて、車両前方カーブ通過までに減速制御を行うか否かを判定することを特徴とする運転支援装置。
  9. 請求項1〜のいずれか1項に記載の運転支援装置において、
    前記許容車両状態推定手段は、
    前記過去のカーブ通過時の車両状態を、当該カーブ通過日時からの経過時間に基づいて補正することを特徴とする運転支援装置。
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