JP5112834B2 - 粘着伝票用シート - Google Patents

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Description

本発明は主に配送用に使用される粘着伝票用シート関するものであり、特に配送伝票用紙に関するものである。
近年、カタログ販売、インターネット販売などのいわゆる通信販売と呼ばれる商取引形態が増加している。このような商取引においては、販売者が配送業者を介して顧客に商品を送付することで商品の受け渡しを行うのが一般的である。商取引を行う際、販売者は、送付する商品の商品名や数量、価格といった情報が記載された配送明細書を顧客に対して送付する。この明細書は、注文商品に同梱されて送付されたり、中身が透けて見えない有色の袋体に入れられて商品の梱包箱外面に貼着されて送付されたり、注文商品が梱包された容器に貼着される配送用伝票用紙に添付されたりする(特許文献1)。
その中でも、特許文献1に示されるようなタイプの配送用伝票用紙は、手間およびコストをかけずに明細書などの添付書類を送付される商品に添付可能であって、対象物に貼り付けた状態において明細書などの添付書類が隠蔽可能であり、かつ添付し忘れを確実に防止することができる、という利点を備えている。
特開2006−142574号公報
商品が梱包された容器は、通常商品の受け渡しが完了すると廃棄されるのが一般的である。その際は、個人情報の保護や配送記録の保管のため、配送日や配送業者等の情報が記された配送用送り状を商品が梱包された容器から切り離すことが望ましい。しかしながら、特許文献1に示されるようなタイプのものは、配送明細とともに届け先の情報が記された部分を分離することができない。もちろん、無理矢理剥がすことも可能ではあるが、剥がす際に配送用伝票用紙が破れてしまうおそれがあるため、容易に分離することができるような仕組みが求められる。また、特許文献1は情報記入欄が重なり合う部分を除く余白部裏面にのみに配送品外面に貼り付けるための貼着部、剥離紙を設けているため、シートに段差が生じ、紙詰まりの恐れがあった。
そこで、本発明の主たる課題は、(1)配送伝票に配送明細書部を組み込むことで、出荷時において配送用送り状部と配送明細書部との照合ミスを防止でき、かつ、配送明細書の添付忘れを防止でき、(2)配送明細書の送付用の封筒を別途用意する必要がなく、その封筒及び封入のためのコストを低減でき、(3)対象物に貼り付けた配送期間中には配送明細部が隠蔽可能であり、より好適には(4)配送用伝票が貼着された梱包容器から配送用送り状および配送明細を容易に分離可能であり、さらに(5)プリンターでの搬送性が良好な、主に配送用に使用される粘着伝票用シートを提供することにある。
上記課題を解決した本発明は次記のとおりである。
<請求項1記載の発明>
図面の符号を参照して説明すると次記のとおりである。
裏面側のほぼ全体に粘着部を有する表面シート2と、この表面シート2の裏面側にあって前記粘着部2aに対して剥離可能に重合された裏面シート3とを有する粘着伝票用シートであって、
前記表面シート2及び裏面シート3は左右方向沿って設けられた横断線4bを境として上下方向に分けられた第1領域5,13と第2領域6,14とされ、
前記表面シート2の前記第1領域5に第1情報記録部5aが、前記第2領域6に第2情報記録部6aが形成され、
前記裏面シート3の前記第1領域13に、前記横断線4bの両端からそれぞれ内側に位置する第1端点4c,4cを起点として、ほぼコ字状の線状の第1切り離し部5b形成され
その第1切り離し部5bを境として、その裏面シート3の周辺の部分を除去して、前記表面シート2の周辺粘着部を露出可能であり、
前記第1情報記録部5aが、前記第1切り離し部5bより内側に設けられ、前記表面シート2及び裏面シート3を貫通して形成した切り離しミシン目線部を境にして、前記第1領域5aより切り離し可能とされ、
前記裏面シート3の前記第2領域14に、前記横断線4bの前記第1端点4c,4cと同位置またはさらに内側をそれぞれ第2端点4d,4dとして、前記第2領域14の上下方向縁に達する線状の第2切り離し部6b,6bそれぞれ形成され、前記第2切り離し部6b,6b及び前記第2端点4d,4dより外側の横断線4b部分をそれぞれ境として、前記裏面シート3及び表面シート2の横方向外側除去可能とされ
前記表面シート2の周辺粘着部を露出し、かつ、前記裏面シート3及び表面シート2の横方向外側を除去した状態で、第1領域13及び第2領域14がそれらの裏面相互が重なるように折り畳まれ、前記周辺粘着部を被着体に貼着する、
ことを特徴とする粘着伝票用シート。
(作用効果)
表面シートの表面において、第1領域、前記第2領域が形成されおり、第1領域13を配送用送り状部とし、第2領域14を配送明細部とすることができ、それらに送り先情報及び配送明細を記入することで、出荷時において配送用送り状部と配送明細書部との照合ミスを防止でき、かつ、配送明細書の添付忘れを防止できる。したがって、配送明細書の送付用の封筒を別途用意する必要がなく、その封筒及び封入のためのコストを低減できる。
裏面側のほぼ全体に粘着部を有する表面シート2と、この表面シート2の裏面側にあって前記粘着部2aに対して剥離可能に重合された裏面シート3とを有することで、表面シート2と、裏面シート3が全面的に重合され、全面が2層構造となるため、プリンターでの搬送性が良好となる。
裏面シートの第1領域に、横断線の両端からそれぞれ内側位置を第1端点として、ほぼコ字状の線状の第1切り離し部を形成し、前記第1切り離し部を境として、その裏面シートの周辺の部分を除去し、前記表面シートの周辺粘着部を露出可能としたことで、表面シートの周辺粘着部を露出し、かつ、裏面シート及び表面シートの横方向外側を除去した状態で、周辺粘着部を配送品外面に貼着でき、配送に供することができる。
他方、裏面シートの前記第2領域に、横断線の第1端点と同位置またはさらに内側をそれぞれ第2端点として、第2領域の上下方向縁に達する線状の第2切り離し部をそれぞれ形成し、第2切り離し部及び第2端点より外側の横断線部分をそれぞれ境として、裏面シート及び表面シートの横方向外側を除去可能とされているので、しかも、第1領域及び第2領域がそれらの裏面相互が重なるように折り畳み可能とされているので、第1領域及び第2領域を裏面相互が重なるように折り畳んだ状態で対象物に貼り付けることにより、配送期間中には配送明細部を隠蔽することができる。
さらに、表面シート及び裏面シートは左右方向に沿って設けられた横断線を境として第1領域と第2領域とに分離可能とされているので、必要により、荷受け者が、第1領域から配送明細部が形成された表面シートを裏面シートと共に分離して保管することができる。
また、第1領域13の第1情報記録部を配送用送り状部とし、第2領域14の第2情報記録部を配送明細部とすることができ、それらに送り先情報及び送り先情報に関連付けられた配送明細等を記入することで、出荷時において配送用送り状部と配送明細書部との照合ミスを防止できる。
さらに、荷受け者が、配送用伝票用紙が貼着された梱包容器から第1情報記録部を、切り離しミシン目線部を境にして、第1領域より切り離すことにより、第2情報記録部と共に梱包容器から分離でき、第2情報記録部も保管でき、さらに、必要により、配送用送り状部が形成された第1領域から第2情報記録部が形成された表面シートを裏面シートと共に分離すれば、第1情報記録部と第2情報記録部とを別々に保管することができる。
以上、本発明によれば、(1)配送伝票に配送明細書部を組み込むことで、出荷時において配送用送り状部と配送明細書部との照合ミスを防止でき、かつ、配送明細書の添付忘れを防止でき、(2)配送明細書の送付用の封筒を別途用意する必要がなく、その封筒及び封入のためのコストを低減でき、(3)対象物に貼り付けた配送期間中には配送明細部が隠蔽可能であり、(4)配送用伝票が貼着された梱包容器から配送用送り状および配送明細を容易に分離した保管することが可能であり、さらに(5)全面が二層構造と成っているため、プリンターでの搬送性が良好である粘着伝票用シートを提供することができる。
以下、本発明に係る配送用伝票用紙の一実施の形態を、図面を参照しつつ詳述する。なお、図上の破線は切り離し可能であるミシン目を、一点鎖線はスリットをそれぞれ示している。また、図中のX方向は右方向を、Y方向は上方向をそれぞれ示している。
図1は、本発明に係る配送用伝票用紙1の展開時の様子を示している。配送用伝票用紙1は、図1および図2に示される表面シート2の裏面側と、図3および図4に示される裏面シートの表面側と、を重ね合わせることで形成されている。なお、図1は配送用伝票用紙1および表面シート2の表面側を、図2は表面シート2の裏面側を、図3は裏面シートの表面側を、図4は裏面シートの裏面側を、それぞれ示している。図5から図13は、配送用伝票用紙1の使用例を示す図である。
表面シート2および裏面シートは、四角形状の紙からできており、展開した状態で相互に重ね合わせた際にその四隅が重なり合うよう同形に形成されている。本発明に係る表面シート2および裏面シートに使用される基紙は、特に限定されるものではなく、従来既知の配送用伝票に用いられている紙等を用いることができる。例えば、古紙パルプあるいはバージンパルプを原料とする紙、合成紙、ポリエチレンフィルムシートあるいはこれらを貼合したもの等が挙げられる。
また、配送伝票として使用される場合、表面シート2は雨に打たれる可能性を考え、湿潤紙力増強剤を内添もしくは外添させた素材が好ましい。尚、環境保護の観点から各種再生紙や森林認証紙を用いても良い。ただし、資源の再利用という観点から、樹脂フィルムがラミネートされた紙等は、避けるのが好ましい。
図2に示されるように、表面シート2裏面側には、粘着性を有する粘着剤層2aが形成されている。粘着剤層2aは、この種の配送用伝票の貼着用に用いられている粘着剤を用いて形成すればよい。表面シート2を形成する粘着剤としては、ゴム系粘着剤、アクリル系、シリコーン系、ポリウレタン系、ポリエステル系、有機溶剤系、エマルジョン系、ホットメルト系、紫外線硬化型等の既知の粘着剤を用いることができる。ゴム系接着剤は分子量が大きく弾力性があるため、密着しやすい性質を有する。ゴム系粘着剤としては、例えば、主成分として天然ゴム、ポリイソプレンゴム、ポリイソブチレン、ポリブタジエンゴム、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体等の合成ゴムの中から選ばれた少なくとも1種を含有するものが挙げられる。ゴム系粘着剤には、老化防止剤等を混合させるのも好ましい形態である。
アクリル系粘着剤としては、主成分として、アクリル酸エステル単独重合体、アクリル酸エステル単位2種以上を含む共重合体及びアクリル酸エステルと他の官能性単量体との共重合体の中から選ばれた少なくとも1種を含有するものが挙げられる。前記アクリル酸エステルとしては、例えば(メタ)アクリル酸ブチルエステル、(メタ)アクリル酸ペンチルエステル、(メタ)アクリル酸ヘキシルエステル、(メタ)アクリル酸ヘプチルエステル、(メタ)アクリル酸オクチルエステル、(メタ)アクリル酸ノニルエステル、(メタ)アクリル酸デシルエステル等が挙げられる。また、官能性単量体としては、例えば(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチルエステル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピルエステル等のヒドロキシル基含有単量体、(メタ)アクリルアミド、ジメチル(メタ)アクリルアミド等のアミド基含有単量体、(メタ)アクリル酸等のカルボン酸基含有単量体等が挙げられる。ここで、アクリル系粘着剤を用いるのであれば、リサイクル処理における離解工程や再生工程において、不都合をもたらさないようにすべく、アルカリ可溶性、水溶性又は水再分散性を有するものを用いるのが望ましい。
また、粘着剤には、所望に応じて粘着付与剤、架橋剤、充填剤等が配合される。粘着付与剤としては、例えばロジン系樹脂、ポリテルペン系樹脂等の天然樹脂、C5系、C9系、DCPD系石油樹脂、クマロンインデン樹脂、キシレン樹脂等の合成樹脂等が挙げられる。架橋剤としては、ポリイソシアネート化合物、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、金属キレート化合物、金属塩等が挙げられる。
表面シート2の厚さは、特に限定はされないが、通常2〜50μm、好ましくは5〜25μmである。接着剤層25や粘着剤23,26,27の厚さを薄くすると、印刷記録する場合において、カット紙とする場合は給紙枚数が増え、連続紙とする場合は質量減少によってプリンターの負荷が減少する。
表面シート2は、粘着剤を、例えば、塗布・塗工等することによって形成することができ、この塗布・塗工は、例えば、エアナイフコーター、ブレードコーター、ロッドメタリングコーター、カーテンコーター、ロールコーター等の従来各種塗工機を応用してパターン塗工できる方法を採用することができる。また、模様印刷あるいはベタ印刷によって接着剤や粘着剤の塗布量や塗布分布を適宜調整することが容易であることから、オフセット印刷、グラビア印刷、凸版印刷、孔版印刷等各種印刷による印刷塗工を採用することもできる。
一方、図3に示されるように、裏面シート表面側には、粘着剤層2aを有する表面シート2が裏面シートから容易に剥がすことができるよう、剥離剤層3aが形成されている。この剥離剤層3aを形成する剥離剤は、剥離性を発現するものであれば特に限定されず、例えば、シリコン、長鎖アルキルポリマー、ポリオレフィン、アルキド樹脂、フッ素化合物等を挙げることができる。剥離剤層3aは、粘着剤層2aの形成と同様に、例えば、剥離剤を塗布・塗工等することによって形成することができる。剥離剤の塗布・塗工量としては、用いる剥離剤の種類により適宜変更可能であるが、固形部質量で0.1〜10g/m2である。
図1に示されるように、表面シート2は、横断線4を境目として第1領域5と、第2領域6からなる部分との二つの四角形部分に分けられている。横断線4は、同一直線状に形成されたスリット4a、4aとミシン目4bとから形成されている。スリット4a、4aとミシン目の境目は、第1端点4c、4cとなっている。また、横断線4上であって、かつ第1端点より内側には第2端点4d、4dが設けられている。
ミシン目4bより上方は、表面側に配送用送り状部として住所などの情報が印刷される第1情報記録部5aが形成(実施例では印刷)されている。第1情報記録部5aは、ミシン目4bの両端を二つの頂点とする矩形状であり、その周縁はコ字状のミシン目5bおよびミシン目4bによって囲まれている。また、図1および図2に示されるように、第1領域5の第1情報記録部5aを除く部分には、第1貼着部5cであり、その裏面側に粘着剤層2aが設けられていることにより、第1貼着部5cの裏面領域は、配送品外面に対して接着させるための周辺粘着部となっている。
一方、図1および図2に示されるように、ミシン目4bからは、図1および図2における下側に向かって表面側に配送明細書部として商品の明細書などの情報が印刷される第2情報記録部6aを含む第2領域6が延在している。第2領域6は、横断線4の両端を二つの頂点とする矩形状であり、第2情報記録部6aと第2貼着部6c、6cと余白部分7、7とから構成されている。
また、図1および図2に示すように、第2端点4d、4dから下側に向かってミシン目6dが第2領域6の縁に向かって延在しており、第2領域6上の、ミシン目6dとスリット6bとの間に、前記の第2貼着部6c、6cが形成されている。第2情報記録部6aは、これらの第2貼着部6c、6cと、ミシン目4bと図1および図2における第2領域6の下側端縁と、に囲まれ矩形状をなしている。
図1および図2における、第2領域6の上下方向の長さは、第1情報記録部5aの上下方向の長さと同じか若しくは短く形成されており、横断線4で第2領域6を第1領域5の裏面側に折り返した状態で、第2領域6が第1貼着部5cに重ならないにようになっている。このように形成されていることによって、横断線4で第2領域6が第1領域5裏面側に折り返して重ね合わせられた状態で、表面シート2から第1情報記録部5aおよび第2情報記録部6aを切り離す際にミシン目6d裏面側が第1貼着部5cに貼り付くことがない。
余白部分7、7は、スリット4aおよびスリット6bを二つの端縁として形成される矩形状であって、矩形状の表面シート2から第1領域5および第2領域6を形成した際にできる余白部分である。
第1情報記録部5aおよび第2情報記録部6aに情報を記録する方法としては、トナー定着方式、サーマル方式、熱転写方式、インクジェット方式、ドットインパクト方式など既知のプリンターを用いて基紙に記録することにより形成することができる。
次に図3および図4を参照しつつ、裏面シート3について詳説する。裏面シート3は、図3および図4に示されるように、ミシン目11a、11aとミシン目11bとからなる横断線11を境として第1領域13と第2領域14とに分けられる。また、裏面シート3は、第1剥離部8と第2剥離部9と第3剥離部10との三つの領域から構成されている。第1剥離部8は、第2情報記録部6aと同形で、図3および図4における上下両端縁が略コ字状に形成されたスリット12の一部と、ミシン目11bと、図3および図4における裏面シート3の右側端縁の一部とを端縁として形成されている。第2剥離部9は、第1情報記録部5aと同形であり、スリット12の一部と、スリット12の一部と、横断線11と、を端縁として形成されている。第3剥離部10は、裏面シート3から第1剥離部8と第2剥離部9を除いた領域に形成されている。
上記のように形成された表面シート2と裏面シートとは、表面シート2の裏面側に裏面シートの表面側を、第1情報記録部5aと第2剥離部9とが重なり合うように貼り合わせることで配送用伝票用紙1を形成する。
<使用例>
以下本発明に係る配送用伝票用紙1の具体的な使用例を図5から図13を参照しつつ詳説する。
まず、図5に示すように、配送用伝票用紙の裏面側から第3剥離部10を剥がす。その際、余白部分7、7だけは、第3剥離部10から剥がさずに表面シート2からスリット4a、4aおよびスリット6b、6bで切り離し、第3剥離部10と一体的に取り除く。図6は、取り除かれた第3剥離部10および余白部分7、7を示している。
次に、余白部分7、7と第3剥離部10とが取り除かれた配送用伝票用紙を、配送明細などが記載されている第2情報記録部6aが配送用送り情報が記載された第1情報記録部5aの裏面側に重なるようミシン目4bで折り返し、第2貼着部6c、6cの裏面側に形成された粘着剤層を第2剥離部9の裏面側に貼着する。その状態を示しているのが図8および図9である。
そして、この状態で配送用伝票用紙を第1貼着部5cに設けられた粘着剤層(周辺粘着部)を介して商品などを梱包する容器に貼り付けて、顧客に商品を送付する。第2情報記録部6aは第1情報記録部5aと一体化されているので、第2情報記録部6aが入れ忘れられることなく商品とともに注文者に確実に届けられる。
次に、商品を受け取った顧客は、図10に示すように、第1情報記録部5aおよび第2領域6を、ミシン目5bを裂いて第1領域5から切り離す。続いて、ミシン目6d、6dで第2領域6を裂いて、図11および図12に示すように配送用伝票用紙を展開する。そして、図13に示すように、第1情報記録部5aおよび第2剥離部9と第2情報記録部6aおよび第1剥離部8とをミシン目4bおよびミシン目11bを裂くことで分離される。
<第2の実施形態>
次に、図14から図15を参照しつつ本発明に係る第2の実施形態である配送用伝票用紙51について詳説する。なお、先に述べた配送用伝票用紙1と重複する箇所については説明を省略する。
図14に示すように、ミシン目55bおよびミシン目56d、56dは、第2端点54d、54dで接続されている。また、第1端点54c、54cは、スリット54a、54a上に設けられており、その第1端点54c、54cからは下側に向かってスリット56b、56bが形成されている。
また、図14に示すように、配送明細などが記載された第2情報記録部56aは、ミシン目54bから表面シート52の下側端縁に向かって延在するミシン目56eによって、明細書部56fと返品明細部56gとに分離可能に分けられている。
次に裏面シート53について説明する。裏面シート53には、表面シート52と重ね合わせた際に、表面シート52のミシン目55bおよび56d、56dと対応するコ字状のミシン目512が設けられている。また、ミシン目512の外側には、同じくコ字状のスリット513が設けられている。裏面シート53と表面シート52とを重ね合わせた際、表面シート52のスリット56bは、スリット513よりも外側に位置しており重ならないようになっている。更に、第1剥離部58上には、ミシン目511から裏面シート53の下側端縁に向かって延在するミシン目58eが設けられており、このミシン目58eは、表面シート52と裏面シート53とを重ね合わせた際に、ミシン目56eと重なるよう位置されている。
以上のように構成された配送用伝票用紙51は、裏面シート53におけるスリット513よりも外側の部分が余白部分57、57とともに除去されると第2貼着部56c、56cの裏面側の粘着剤層の一部が露出する。次に、第2情報記録部56aが第1情報記録部55aの裏面側に重なるようミシン目54bで折り返し、第2貼着部56c、56cの裏面側に形成された粘着剤層を第2剥離部59の裏面側に貼着する。そして、この状態で配送用伝票用紙を第1貼着部55cに設けられた粘着剤層(周辺粘着部)を介して商品などを梱包する容器に貼り付ける。この場合、裏面シート53のミシン目512とスリット513との間の部分は、表面側シート52の裏面側に重ねられたまま残る。そうすると、第1情報記録部55aを対象物に貼り付けられた配送用伝票用紙51から除去する際に、ミシン目55bの周縁が先ほどのシン目512とスリット513との間の部分によって貼着されていないため、ミシン目55bから第1情報記録部55aを捲り取りやすくなるという利点がある。
また、本実施形態のように返品明細部56gを設けることで、更に細分化した情報を配送用伝票用紙51に付加することができる。返品宛先ラベルには、あらかじめ受取人の個人情報が記載できるため返品時の荷受人の利便性が向上し、返品された側は、どこから返品されたのか確実に判明できるメリットがある。なお、ミシン目56eを55bまで上方向に延長し、裏面側が粘着加工された返品連絡表55dを設けることもでき、返品時の荷受人の利便性が向上するメリットがある。
<その他の実施形態>
図1から図4に示される第2情報記録部6aおよび第1剥離部8は、図1から図4における下方向に向かってさらに延在させることも可能である。さらに延在させることによって、より多くの情報を第2情報記録部6aに書き込むことが可能となる。なお、その場合、第2領域6を第1情報記録部5aの裏面側に重ねる際には、第2情報記録部6aおよび第1剥離部8が配送用送り状部5a内に収まるよう折りたためばよい。
表面シート2の表面側に複写シートを積層することも可能である。そのように構成することによって、インパクトプリンターを使用することで記入される情報の複写物を容易に得ることができる。
第1剥離部8および第2剥離部9の表面側には剥離剤でなく、粘着剤の粘着効果を無効化する糊殺し層あるいは擬似接着層を形成することも可能である。このように構成すると、使用時において裏面シートを表面シート2より全て剥がして使用することができるため、第1剥離部8や第2剥離部9の剥がし間違いを防止することができる。また、配送用伝票用紙を対象物に対して貼り付けた際に、第1剥離部8および第2剥離部9がないため嵩張らないという利点も有している。
本発明は、上述の明細書付きの配送用伝票用紙のほか、書簡、荷物等を他人に受け渡したときに、その受領伝票を受けとる必要がある分野などにおいても利用することが可能である。
配送用伝票用紙の展開状態と表面シートの表面側を示す図である。 表面シートの裏面側を示す図である。 裏面シートの表面側を示す図である。 裏面シートの裏面側を示す図である。 配送用伝票用紙の使用状態を示す図である。 配送用伝票用紙の使用状態を示す図である。 配送用伝票用紙の使用状態を示す図である。 配送用伝票用紙の使用状態を示す図である。 配送用伝票用紙の使用状態を示す図である。 配送用伝票用紙の使用状態を示す図である。 配送用伝票用紙の使用状態を示す図である。 配送用伝票用紙の使用状態を示す図である。 配送用伝票用紙の使用状態を示す図である。 配送用伝票用紙の他の実施形態を示す図である。 配送用伝票用紙の他の実施形態を示す図である。
1…配送用伝票用紙、2…表面シート、2a…粘着剤層、3…裏面シート、3a…剥離剤層、4…横断線、4a…スリット、4b…ミシン目、4c…第1端点、4d…第2端点、5…第1領域、5a…第1情報記録部、5b…ミシン目、5c…第1貼着部、6…第2領域、6a…第2情報記録部、6b…スリット、6c…第2貼着部、6d…ミシン目、7…余白部分、8…第1剥離部、9…第2剥離部、10…第3剥離部、11…横断線、11a…ミシン目、11b…、ミシン目、11c…第1端点、11d…第2端点、12…スリット、13…第1領域、14…第2領域。

Claims (1)

  1. 裏面側のほぼ全体に粘着部を有する表面シートと、この表面シートの裏面側にあって前記粘着部に対して剥離可能に重合された裏面シートとを有する粘着伝票用シートであって、
    前記表面シート及び裏面シートは左右方向に沿って設けられた横断線を境として、上下方向に分けられた第1領域と第2領域とされ、
    前記表面シートの前記第1領域に第1情報記録部が、前記第2領域に第2情報記録部が形成され、
    前記裏面シートの前記第1領域に、前記横断線の両端からそれぞれ内側に位置する第1端点を起点として、ほぼコ字状の線状の第1切り離し部形成され
    その第1切り離し部を境として、その裏面シートの周辺の部分を除去して、前記表面シートの周辺粘着部を露出可能であり、
    前記第1情報記録部が、前記第1切り離し部より内側に設けられ、前記表面シート及び裏面シートを貫通して形成した切り離しミシン目線部を境にして、前記第1領域より切り離し可能とされ、
    前記裏面シートの前記第2領域に、前記横断線の前記第1端点と同位置またはさらに内側をそれぞれ第2端点として、前記第2領域の上下方向縁に達する線状の第2切り離し部それぞれ形成され、前記第2切り離し部及び前記第2端点より外側の横断線部分をそれぞれ境として、前記裏面シート及び表面シートの横方向外側除去可能とされ
    前記表面シートの周辺粘着部を露出し、かつ、前記裏面シート及び表面シートの横方向外側を除去した状態で、第1領域及び第2領域がそれらの裏面相互が重なるように折り畳まれ、前記周辺粘着部を被着体に貼着する、
    ことを特徴とする粘着伝票用シート。
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