JP5111924B2 - 医用画像診断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、医用画像を表示再生する機能を有する医用画像診断装置に関する。
従来、検査中及び検査後に、撮影済みの複数のRun画像(1回の撮影によって収集される複数フレームからなる医用画像群)の中から所望のRun画像を簡単に選択して再生するための手法として、例えば各Run画像における代表画像のサムネイル画像をカタログ表示させる手法が用いられている。また、各Run画像を効率良く再生するためには、特許文献1に示すような、Run画像を構成する医用画像をフレーム単位で逐次再生する連続再生の手法が用いられている。
特開平10−71140号公報
ここで、上述したカタログ表示の場合、1検査当たりのRun画像の数が多くなるとカタログ表示されるサムネイル画像の数も増大することになる。この場合、所望のRun画像を見つけるのは容易ではなく、所望の画像を見つけるために、カタログ表示されているRun画像を実際に再生して内容を確認するという操作を繰り返す必要が生じるおそれがある。
また、特許文献1の連続再生の場合には、1検査中に収集されるRun画像を全て時系列的に再生するために、Run画像の数が多くなると、再生時間が増大し、所望の医用画像を含むRun画像を見つけるのに多大な時間が必要となるおそれがある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、所望のRun画像を容易にかつ短時間で見つけることができる医用画像診断装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1の医用画像診断装置は、撮影毎に収集された複数フレームの医用画像のそれぞれから、一部の複数フレームの医用画像を自動的に選択するための選択手段と、前記選択された一部の複数のフレームの医用画像のそれぞれを順次再生する再生手段とを具備し、前記選択手段は、前記撮影毎に収集された複数フレームの医用画像において、撮影毎に共通の割合に応じたフレーム数の医用画像を選択することを特徴とする。
本発明によれば、所望のRun画像を容易にかつ短時間で見つけることができる医用画像診断装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る医用画像診断装置の一例としてのシングルプレーンのX線診断装置の構成図を示す。
図1において、寝台4上には、例えば心臓血管等に疾患を有する患者等の被検体3が載置される。機構制御部6には、Cアーム7が回転可能に設けられている。このCアーム7の各端部には、それぞれX線発生部2とX線検出部5とが対向するように設けられている。X線発生部2は、X線管を備え、このX線管に管電圧、管電流が供給されることによりX線を放出する。X線検出部5は、X線発生部2から放出され、被検体3を透過したX線の量を検出し、X線の検出量に応じた信号を出力する。このX線検出部5には、平面検出器(Flat Panel Detector:FPD)又はI.I.(Image Intensifier)を用いる。
機構制御部6は、Cアーム7を回転させる。これにより、X線発生部2とX線検出部5とは、被検体3を回転中心として回転する。
X線制御部は、X線発生部2に供給する管電圧、管電流を制御するもので、高電圧制御部20と、高電圧発生部1とを有する。高電圧制御部20は、高電圧発生部1により発生する管電圧値及び管電流を制御する。高電圧発生部1は、高電圧制御部20に制御され、所定の管電圧及び管電流を発生してX線発生部2に供給する。
制御装置本体は、コンピュータによりなる。この制御装置本体は、システム制御部8と画像演算・記憶部10とを有し、かつ液晶ディスプレイ等の表示部11が接続されている。また、制御装置本体には操作部9が設けられている。この操作部9は、ハンドスイッチ12と、ユーザーインターフェース部14とを有している。システム制御部8は、機構制御部6を制御してCアーム7を回転させてX線発生部2とX線検出部5とを被検体3を回転中心として回転移動させるとともに、高電圧制御部20を制御してX線発生部2から照射されるX線の量を調整する。さらに、システム制御部8は、X線検出部5の出力信号が逐次入力され、その信号から複数フレームの静止画像データ(医用画像データ)を生成して画像演算・記憶部10に記憶させる。
図2(a)は、第1の実施形態における、画像演算・記憶部10とユーザーインターフェース部14の構成を示す図である。
画像演算・記憶部10は、再生処理部101と、画像データベース102とを備えている。再生手段としての再生処理部101はユーザーインターフェース部14を介した操作入力を受けて、動画像データを再生する。画像データベース102はシステム制御部8によって生成された医用画像データを、フレーム単位、Run単位(1回の撮影において収集される複数フレームの医用画像データ単位)、検査単位(1回の検査で収集される1以上のRun画像データ単位)で、患者情報、Run種別、検査日時、収集部位、画像処理条件などの付帯情報とともに記憶する。
選択手段としてのユーザーインターフェース部14は、例えばハンドスイッチ12の操作を受けて操作されるソフトウェア的な操作部と、この操作部をグラフィカルに表示させる表示部とから構成されている。そして、このユーザーインターフェース部14には、操作部として少なくともダイジェスト再生モード選択部141、再生開始指示部142、再生終了指示部143、及び表示フレーム選択部144が設けられている。ダイジェスト再生モード選択部141は、再生処理部101による医用画像データの再生モードとして、後述するダイジェスト再生モードを選択するための操作部である。このダイジェスト再生モード選択部141を選択する毎に医用画像の再生モードがダイジェスト再生モードと通常再生モードとの間で切り替わる。再生開始指示部142は再生処理部101にRun画像データの再生開始を指示するための操作部である。再生終了指示部143は再生処理部101にRun画像データの再生終了を指示するための操作部である。表示フレーム選択部144はダイジェスト再生モードにおいて再生するフレーム領域を選択するための操作部である。
ここで、ユーザーインターフェース部14の各操作部はハードウェア的な操作部として構成することもできる。
以下、ダイジェスト再生モードについて説明する。一般的に、カテーテル検査などで医師が見たい画像は、造影剤が注入されてから流れてしまうまでの画像である。そこで、医用画像の撮影の際には、造影剤が注入されてから流れてしまうまでの画像が含まれるように、時間的に余裕を持たせて撮影開始及び撮影時間を設定する。したがって、医師にとっては収集したRun画像の中から所望のRun画像を識別するのに、Run画像内の全てのフレームの画像を見る必要はなく、造影剤が入っているフレームの画像のみを見られれば良い。そして、撮影時に造影剤を入れるタイミングがだいたい一致していれば、全てのRun画像おいて、造影剤が入っている画像が存在するフレーム範囲がほぼ同一であると考えることができる。
そこで、以下に説明するダイジェスト再生モードにおいては、所望のRun画像をいち早く見つけ出せるように、各Run画像の中から所定のフレーム領域の医用画像のみを抽出して再生するようにする。
図2(b)は、第1の実施形態においてダイジェスト再生モードが選択された場合のユーザーインターフェース部14上の操作部の表示例を示す図である。第1の実施形態において、ダイジェスト再生モードが選択された際には、例えば図2(b)に示すようにして、再生開始指示部142、再生終了指示部143、及び表示フレーム選択部144がそれぞれ表示される。
ここで、表示フレーム選択部144としては、再生開始位置指定部144aと、再生フレーム領域指定部144bとが表示される。そして、再生開始位置指定部144aの位置を、ハンドスイッチ12を操作して指定することにより再生を開始したいフレームの位置を1Run画像内の%単位で指定することができる。また、再生フレーム領域指定部144bの領域を、ハンドスイッチ12を操作して指定することにより、再生を行わせたいフレーム領域を1Run画像内の%単位で指定することができる。
再生開始位置指定部144aの位置及び再生フレーム領域指定部144bの領域が指定されると、それらの指定結果が、例えば参照符号144cで示されるようにして視覚的に表示される。これによって、再生時に全フレームのうちでどのフレーム領域の医用画像が再生されるのかを瞬時に識別することが可能である。
ここで、本実施形態では、再生フレーム領域を、フレーム数ではなく、1Run画像内の全フレームに対する割合で指定するようにしているため、撮影時に造影剤を入れるタイミングを一致させるようにしておけば、再生フレーム領域の指定結果を全Run画像で共通に利用することが可能である。
以下、図3を参照して第1の実施形態のダイジェスト再生モードにおけるRun画像再生の流れについて説明する。第1の実施形態におけるダイジェスト再生モードにおいては、再生開始位置指定部144a及び再生フレーム領域指定部144bの指定がなされた状態で再生開始指示部142が操作されるとRun画像が再生される。この再生において、再生処理部101は、再生フレーム領域に含まれるフレームの医用画像データをRun画像毎に画像データベース102から選択し、選択した医用画像データを動画像として表示部11に再生する。図3においては、再生されるフレーム領域の医用画像データをハッチングによって示している。これは、以後の実施形態においても同様である。
例えば、再生開始位置を図2(b)に示す20%の位置に指定し、再生フレーム領域を再生開始位置から30%の範囲に指定している場合には、各Run画像における全フレームの20%〜50%の範囲の医用画像が選択されて再生される。なお、%の指定によっては端数が生じる場合もあり得るが、端数が生じた場合には、その値は例えば四捨五入される。
例えば、図3において、1番目のRun画像(Run#1)が100フレームの医用画像から構成され、2番目のRun画像(Run#2)が50フレームの医用画像から構成されている場合には、Run#1においては20フレーム目〜50フレーム目までの医用画像が選択されて再生され、Run#2においては10フレーム目〜25フレーム目までの医用画像が選択されて再生される。これらは、再生されるフレーム数は異なるが、略同じ撮影タイミングの画像である。ここで、1つのRun画像の再生が終了した後は、再生を一時停止させるようにしても良いし、そのまま次のRun画像の再生を開始させるようにしても良い。
また、Run画像の再生中に再生終了指示部143が操作されると医用画像の再生が終了される。このようにして所望のRun画像が見つけられた場合には、ダイジェスト再生モードから通常再生モードに戻り、通常再生モードにおいて所望のRun画像を詳細観察することが可能である。
以上説明したように、第1の実施形態によれば、Run画像の再生の際に、Run画像内の全てのフレームを再生するのではなく、その中の一部のみを抽出して再生するようにすることで、Run画像の数が大量になったとしても短時間で所望のRun画像を見つけることが可能である。
また、再生するフレームの範囲を全フレームに対する割合で指定するようにしているため、1回の再生フレーム領域の指定操作で全てのRun画像に対する再生フレーム領域を指定することができる。
ここで、図2(b)の例では、1つのRun画像内に1つの再生フレーム領域を指定する例を示しているが、1つのRun画像内に複数の再生フレーム領域を指定できるようにしても良い。複数の再生フレーム領域が指定された場合であっても、再生処理部101は、その複数指定された再生フレーム領域に含まれるフレームの医用画像データをそれぞれ選択して順次再生する。
また、図3の例では、ダイジェスト再生モードにおいて、全てのRun画像の再生を行う例について示しているが、必ずしも全てのRun画像の再生を行う必要はない。例えば、各Run画像の代表画像を表示部11にカタログ表示するようにし、この中で選択されたRun画像と、その近辺のRun画像のみを再生するようにしても良い。このようにカタログ表示とダイジェスト再生モードとを組み合わせることにより、より早急に所望のRun画像を見つけることが可能である。
さらに、第1の実施形態においては、再生フレーム領域を手動で指定する例について説明しているが、再生フレーム領域を指定するための割合を固定値としておけば、再生処理部101において自動的に指定することもできる。
また、ユーザーインターフェース部14に表示される各操作部を表示部11に表示させるようにし、表示部11上で上述したダイジェスト再生モードの操作を行えるようにしても良い。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図4(a)は、第2の実施形態におけるユーザーインターフェース部14の構成を示す図である。図4(a)に示すように、第2の実施形態は、第1の実施形態のユーザーインターフェース部14にRun種別選択部145が追加された点が異なっている。なお、この他の構成について第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
Run種別選択部145は、画像データベース102にRun画像毎に記憶されている医用画像の中から、所望のRun種別(撮影やそれによって生成される医用画像の種別)を選択するための操作部である。図4(b)は、Run種別選択部145のユーザーインターフェース部14上の表示例を示す図である。Run種別選択部145としては、Run種別毎のチェックボックス145aが表示される。そして、チェックボックス145aの何れかをハンドスイッチ12を操作して選択することによってRun種別が選択される。
ここで、図4(b)においては、Run種別の一例として、「Fluoro」、「DA」、「DSA」、「3D−DA」、「3D−DSA」を示している。「Fluoro」はX線透視法(Fluoroscopy)で撮影されたRun画像、「DA」はデジタル血管造影法(Digital Angiography)で撮影されたRun画像、「DSA」は造影剤注入前後のDA画像の差分を取って得られるRun画像、「3D−DA」、「3D−DSA」はそれぞれDA画像、DSA画像を3次元再構成して得られるRun画像である。
図5は、第2の実施形態においてダイジェスト再生モードが選択された場合のユーザーインターフェース部14上の操作部の表示例を示す図である。第2の実施形態において、ダイジェスト再生モードが選択された際には、例えば図5に示すようにして、再生開始指示部142、再生終了指示部143、表示フレーム選択部144、及びRun種別選択部145がそれぞれ表示される。そして、第2の実施形態において、Run種別と再生フレーム領域の指定を行うと、指定されたRun種別に対応するRun画像についてのみ図3で示したような医用画像が再生される。
以上説明したように、第2の実施形態によれば、Run種別選択部145を設けることにより、第1の実施形態よりもさらに短時間で所望のRun画像を見つけることが可能である。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。図6(a)は、第3の実施形態におけるユーザーインターフェース部14の構成を示す図である。図6(a)に示すように、第3の実施形態は、第1の実施形態のユーザーインターフェース部14における表示フレーム選択部144の代わりに再生速度変更部146が設けられている点が異なっている。なお、この他の構成について第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
再生速度変更部146は、ダイジェスト再生モードにおけるRun画像の再生速度を変更するための操作部である。図6(b)は、第3の実施形態においてダイジェスト再生モードが選択された場合のユーザーインターフェース部14上の操作部の表示例を示す図である。第3の実施形態において、ダイジェスト再生モードが選択された際には、例えば図6(b)に示すようにして、再生開始指示部142、再生終了指示部143、再生速度変更部146がそれぞれ表示される。ここで、再生速度変更部146としては、再生速度を指定するための指標146aが表示される。ハンドスイッチ12により指標146aを移動させることにより再生速度を変更することができる。Run画像の再生時に、再生処理部101は、再生速度に応じたフレームの医用画像データをRun画像毎に画像データベース102から間引いて選択し、選択した医用画像データを動画像として表示部11に再生する。ここで、図6(b)においては、再生速度の一例として、「1倍速(×1)」、「2倍速(×2)」、「4倍速(×4)」、「8倍速(×8)」を示している。「1倍速」は通常再生モードと同様の再生速度であり、再生処理部101は、Run画像内の全てのフレームの医用画像データを選択する。「2倍速」の場合に、再生処理部101は、Run画像内の医用画像データを1フレーム毎に選択する。同様に、「4倍速」の場合に、再生処理部101は、Run画像内の医用画像データを3フレーム毎に選択し、「8倍速」の場合に、再生処理部101は、Run画像内の医用画像データを7フレーム毎に選択する。
以下、図7を参照して第3の実施形態のダイジェスト再生モードにおけるRun画像再生の流れについて説明する。第3の実施形態のダイジェスト再生モードにおいては、再生速度変更部146の指定がなされた状態で再生開始指示部142が操作されるとRun画像の再生が開始される。ここで、図7は「2倍速」が選択された場合を示しており、再生処理部101は、Run画像内の医用画像データを1フレーム毎に選択し、選択した医用画像データを動画像として表示部11に再生する。また、Run画像の再生中に再生終了指示部143が操作されると医用画像の再生が終了される。このようにして所望のRun画像が見つけられた場合には、ダイジェスト再生モードから通常再生モードに戻り、通常再生モードにおいて所望のRun画像を詳細観察することが可能である。
ここで、第3の実施形態において1つのRun画像の再生が終了した後は、第1の実施形態と同様に再生を一時停止させるようにしても良いし、そのまま次のRun画像の再生を開始させるようにしても良い。
また、特に、再生速度が速くなると、間引き後のフレーム数が非常に少なくなり、その結果、Run画像の再生時間がほとんどなくなってしまう場合が考えられる。そこで、再生速度毎に最低再生時間を設けておき、間引き後のRun画像の再生時間が最低再生時間を下回ってしまうような場合には、その分、Run画像再生の際のフレームレートを長くして最低再生時間の間は再生が行われるようにすることが望ましい。このようにすることで間引き後のフレーム数が少なくなっても所望のRun画像を識別することが可能である。
以上説明したような、第3の実施形態の手法でも、第1の実施形態と同様に短時間で所望のRun画像を見つけることが可能である。
ここで、第3の実施形態においても、第2の実施形態のRun種別選択部145を設けるようにし、Run種別選択部145によって選択されたRun画像に対して再生速度を変更したRun画像再生を行えるようにしても良い。
[第4の実施形態]
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。第4の実施形態は第1〜第3実施形態にキープ再生指示部及び非表示指示部を追加したものである。
図8は、第4の実施形態においてダイジェスト再生モードが選択された場合のユーザーインターフェース部14上のキープ再生指示部及び非表示指示部の表示例を示す図である。キープ再生指示部147は、ダイジェスト再生モード中に繰り返し再生したいRun画像を指定するための操作部である。また、キープ再生指示がなされている状態でキープ再生指示部147が操作されるとキープ再生指示が解除される。非表示指示部148はダイジェスト再生モード中に再生したくないRun画像を指定するための操作部である。また、非表示指示がなされている状態で非表示指示部148が操作されると非表示指示が解除される。
以下、図9を参照して第4の実施形態のダイジェスト再生モードにおけるRun画像再生の流れについて説明する。第4の実施形態のダイジェスト再生モードにおいては、キープ再生指示部147及び非表示指示部148が操作されていない間(図9ではRun#1)は、通常のダイジェスト再生(図9では第1の実施形態におけるRun画像再生を示しているが、第3の実施形態におけるRun画像再生を適用することもできる)が行われる。
そして、所望のRun画像(図9ではRun#2)が発見された時点でキープ再生指示部147が操作されるとそのRun画像のダイジェスト再生の終了後、図9に示すようにしてその所望のRun画像の全フレームの医用画像データの再生が繰り返される。これにより、所望のRun画像を見つけた後でわざわざ通常再生モードに戻らなくとも、所望のRun画像の詳細観察を行うことが可能である。
また、失敗画像等の再生の必要がないRun画像が発見された時点で非表示指示部148が操作されるとそのRun画像のダイジェスト再生の終了後、以後はそのRun画像の再生がスキップされて次のRun画像の再生に移行する。これにより、不必要なRun画像の再生がなされないので、より効率良く所望のRun画像を発見することが可能である。
[第5の実施形態]
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。第5の実施形態は、検査直後等に得られたRun画像を再生する場合でなく、過去にCDROMやDVDROM等の画像記録媒体に記録されたRun画像を再生する場合の例である。過去画像の中から所望のRun画像を発見するために上述したダイジェスト再生を利用する。
このために、画像記録媒体が読み書き可能なメディアである場合には、各Run画像におけるフレーム毎の再生回数を画像記録媒体内に記録しておく。また、画像記録媒体が読み取り専用のメディアである場合には、医用画像診断装置の再生処理部101に各Run画像におけるフレーム毎の再生回数を記録しておく。
そして、Run画像の再生時には画像記録媒体内若しくは再生処理部101内に記録されている再生回数の情報を参照して再生回数が最も多いフレーム付近の医用画像データを選択してダイジェスト再生を行う。
過去に再生した回数の多いフレームの医用画像は重要な画像であることが多いので、この画像付近のみをダイジェスト再生することによって、医師が自身で再生フレーム領域などを指定しなくとも、重要なフレームを含むダイジェスト再生を行うことが可能である。
さらに、画像記録媒体の転送速度が大きくなく、画像のインポートに時間がかかる場合には、本当に必要な医用画像データのみをインポートできるようにすることが好ましい。そこで、第5の実施形態においては、図10に示すような、静止画選択手段としてのインポート指示部149を設ける。ダイジェスト再生中に、ハンドスイッチ12によってインポート指示部149が操作された場合には、その時点で再生されている医用画像150が静止画像としてインポートされる。
以上説明したように、第5の実施形態によれば、過去にCDROMやDVDROM等の画像記録媒体に記録されたRun画像を再生する場合に、より効率良く所望のRun画像を見つけることが可能である。
以上実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。例えば、上述した各実施形態においては医用画像診断装置の例として、X線診断装置を挙げているが、上述した実施形態の手法はX線診断装置以外の種々の医用画像診断装置に適用することが可能である。また、上述した各実施形態において示したユーザーインターフェース部14の各操作部の形状や配置等は図示したものに限るものではない。
さらに、上記した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、上述したような課題を解決でき、上述したような効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
本発明の第1の実施形態に係る医用画像診断装置の一例としてのシングルプレーンのX線診断装置の構成図である。 図2(a)は第1の実施形態における、画像演算・記憶部とユーザーインターフェース部の構成を示す図であり、図2(b)は第1の実施形態においてダイジェスト再生モードが選択された場合のユーザーインターフェース部上の操作部の表示例を示す図である。 第1の実施形態のダイジェスト再生モードにおけるRun画像再生の流れについて説明するための図である。 図4(a)は本発明の第2の実施形態におけるユーザーインターフェース部の構成を示す図であり、図4(b)はRun種別選択部のユーザーインターフェース部上の表示例を示す図である。 第2の実施形態においてダイジェスト再生モードが選択された場合のユーザーインターフェース部上の操作部の表示例を示す図である。 図6(a)は本発明の第3の実施形態におけるユーザーインターフェース部の構成を示す図であり、図6(b)は第3の実施形態においてダイジェスト再生モードが選択された場合のユーザーインターフェース部上の操作部の表示例を示す図である。 第3の実施形態のダイジェスト再生モードにおけるRun画像再生の流れについて説明するための図である。 本発明の第4の実施形態においてダイジェスト再生モードが選択された場合のユーザーインターフェース部上のキープ再生指示部及び非表示指示部の表示例を示す図である。 第4の実施形態のダイジェスト再生モードにおけるRun画像再生の流れについて説明するための図である。 本発明の第5の実施形態におけるインポート指示部のユーザーインターフェース部上の表示例を示す図である。
符号の説明
1…高電圧発生部、2…X線発生部、3…被検体、4…寝台、5…X線検出部、6…機構制御部、7…Cアーム、8…システム制御部、9…操作部、10…画像演算・記憶部、11…表示部、12…ハンドスイッチ、14…ユーザーインターフェース部、20…高電圧制御部、101…再生処理部、102…画像データベース、141…ダイジェスト再生モード選択部、142…再生開始指示部、143…再生終了指示部、144…表示フレーム選択部、145…Run種別選択部、146…再生速度変更部、147…キープ再生指示部、148…非表示指示部、149…インポート指示部

Claims (7)

  1. 撮影毎に収集された複数フレームの医用画像のそれぞれから、一部の複数フレームの医用画像を自動的に選択するための選択手段と、
    前記選択された一部の複数のフレームの医用画像のそれぞれを順次再生する再生手段と、
    を具備し、
    前記選択手段は、前記撮影毎に収集された複数フレームの医用画像において、撮影毎に共通の割合に応じたフレーム数の医用画像を選択することを特徴とする医用画像診断装置。
  2. 前記選択手段は、前記選択した一部のフレームを間引いて前記医用画像を選択することを特徴とする請求項1に記載の医用画像診断装置。
  3. 前記再生手段は、前記選択された医用画像のフレーム数に応じて、前記選択された医用画像の再生時間を長くすることを特徴とする請求項2に記載の医用画像診断装置。
  4. 前記撮影毎に収集された複数フレームの医用画像の中から、再生しない撮影に係る医用画像を選択するための非再生画像選択手段をさらに具備し、
    前記再生手段は、前記医用画像の再生の際に、前記非再生画像選択手段によって選択された医用画像をスキップして再生を行うことを特徴とする請求項1に記載の医用画像診断装置。
  5. 前記撮影毎に収集された複数フレームの医用画像の中から、繰り返し再生する撮影に係る医用画像を選択するための繰り返し再生画像選択手段をさらに具備し、
    前記再生手段は、前記医用画像の再生の際に、前記繰り返し再生画像選択手段によって選択された撮影において収集される全てのフレームの医用画像を繰り返し再生することを特徴とする請求項1に記載の医用画像診断装置。
  6. 前記選択手段は、前記撮影毎に収集された複数フレームの医用画像が画像記録媒体から入力された場合に、前記一部のフレームの医用画像を自動的に選択することを特徴とする請求項1に記載の医用画像診断装置。
  7. 前記順次再生される医用画像の中から任意の医用画像を静止画像として選択して取り込むための静止画選択手段をさらに具備することを特徴とする請求項6に記載の医用画像診断装置。
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