JP5105674B2 - 通貨取扱装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は通貨単位を取り扱う装置に関する。本発明は、主に硬貨の取扱いの文脈で説明するが、紙幣など、他の通貨単位も、または代替的に他の通貨単位を扱う装置にも適用可能である。
【0002】
【従来の技術】
様々な金種の硬貨を受け取って確認し、有効な硬貨を、それぞれが単一金種の硬貨を含む個々の容器へと配向する硬貨取扱い装置を提供することが知られている。挿入された硬貨の価値と硬貨取扱い装置に関連する機械から獲得される製品またはサービスの価格との差に対応する量の硬貨を、釣銭としてこれらの容器から配量することも知られている。
【0003】
各容器の硬貨レベルを、所定の上位レベルを超えないよう配置することも知られている。したがって、装置は、上位レベルに到達するまで、特定の金種の硬貨を関連する容器へと配向する傾向があり、次に、同じ金種のさらなる硬貨は金庫に送られ、これは通常、そこから硬貨を配量できないタイプである。
【0004】
オペレータが、定期的に金庫を空にする。この時点で、オペレータは、各硬貨容器が個々の容器のいわゆる「フロート」レベルに対応する数の硬貨を含むよう、硬貨容器の硬貨レベルを調節するのが普通である。これらのフロートレベルを指示するため、調節可能なマーカを設けることができる。
【0005】
このタイプの装置は、ほぼ継続的に大量の通貨を容器内に保管する。これにより、必要であれば、釣銭として使用するのに十分な供給量の硬貨が容器内にあることが保証される。フロートレベルは、機械の所有者に現金を放出するよう減少させてもよいが、こうすると機械の使用者に釣銭を与えるために使用可能な現金が減少し、したがって使用可能な釣銭が不十分になる危険性が高まるか、少なくとも潜在的な釣銭不足の状況に至り、「釣銭不足(exact change)」の警告が与えられ、これは潜在的な顧客を妨げることがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、これらの知られている配置構成を改善することを目的とする。
国際特許第A94/03874号は、個々の金種についてフロートレベルを自動的に計算する配置構成を開示している。フロートレベルは、釣銭を提供するために予想される要件にしたがって、個々に決定される。記載された装置は、2つの異なるモードで作動することができる。1つのモード、つまり「フロートアップ」モードでは、各フロートレベルが個々の容器で調節可能な最高レベルに対応する。フロート作業は、最高レベルに到達するまで各容器を(場合によっては金庫の硬貨から)充填し、さらなる硬貨は、自動的に容器ではなく金庫に配向される。容器内の硬貨の最高レベルは、予想される釣銭の要件にしたがって調節され、これは恐らくかなり高いレベルであり、したがってフロート作業の結果、大量の硬貨が機械内に保持される。「フロートダウン」モードは、通常は装置の作動中に容器に保管される硬貨の最大量より少ないフロートレベルを計算する。フロート作業では、フロートダウンレベルに到達するまで、(必要に応じて、内容がフロートレベルより低い容器に補給した後)機械が自動的に各容器から硬貨を配量する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の一態様によると、通貨取扱い装置は、フロート作業後に残る通貨単位の総額が所定の(そして好ましくは変更可能な)額と等しくなるような方法で、それぞれの金種について個々のフロートレベルを計算することができる。好ましい実施形態の装置は、それぞれが所定の額に等しい集合的な額を有する金種の異なる組合せを決定できる制御手段を含むが、任意の状態の組では、制御手段は、所定の基準に従い、フロート作業後に単一の組合せが残るよう決定する。
【0008】
好ましい実施形態では、貯蔵品または各貯蔵品をそれぞれのフロートレベルまで空にする制御手段を操作することにより、サービス員が定期的に装置を空にする(好ましい実施形態では、これにより空になった通貨単位が金庫に送出され、次にサービス員が金庫自体を空にする)。したがって、その後にエラーを生じる可能性がある、サービス員による慎重な調節作業を必要とせずに、機械から多額の現金を取り出すことができる。フロートレベルに達するために補給しなければならない貯蔵品がある場合は、サービス員が金庫からの硬貨を使用してこれを実施することが好ましい。サービス員を補助するため、装置は、補給が必要であり、好ましくはどの貯蔵品および/または金種が補給を必要としているかを示すインジケータを有することが好ましい。フロート作業後、貯蔵品は通常の機械の使用中に補給される。
【0009】
本発明による配置構成を使用すると、機械の所有者は、フロート作業後に機械に含まれる金銭の総額を確信することができるが、それでも機械に保管される様々な金種の相対的割合を調節する融通性がある。
【0010】
この融通性を用いて、それぞれの金種のフロートレベルを、予想される釣銭の要件に合わせて個々に調節できるという点で、PCT/国際特許第A−94/03874号に記載されているのと同様の利点が提供されると認識される。しかし、本発明の技術を使用すると、(a)機械内に保持する現金の額の全外的限度を設定し、(b)フロート作業後に機械に残る現金の額に関する不確定さを排除し、(c)機械から取り出された現金および機械に保管されている現金の記録を照合確認する困難を回避しながら、これを達成することが可能である。
【0011】
PCT/国際特許第A−94/03874号で説明されているように、特定のパラメータを監視するよう装置を構成することにより、供給するために特定の金種が必要となる可能性を動的に計算することが可能である。この監視作業は、フロート作業の結果として保持されるそれぞれの金種の相対的な金額を決定するのに、使用することができる。
【0012】
監視されるパラメータは、装置を使用している国全体の、または装置を使用している地域の様々な金種の通貨の相対的母集団を示すデータを含むことができる。より多い金種は、装置に多く挿入する可能性が高く、機械の保守直後に釣銭として大量に必要となる可能性が低くなる。
【0013】
パラメータは、装置が受け取る現金と交換に販売される製品または実行されるサービスの価格も考慮に入れることができる。例えば製品の価格がある通貨単位よりわずかに低い場合は、装置が差を釣銭で支払う必要がある可能性が高い。パラメータは、様々な製品またはサービスの相対的人気も考慮に入れることができる。
【0014】
可能性が高い釣銭のニーズをさらに直接的に示すものとして、パラメータは、機械が受け取る通貨単位の比率および/または機械が供給する通貨単位の比率を表すデータを含んでもよい。特定の金種について、この2つの数字の差は、その金種の通貨がそれぞれの貯蔵品から供給される可能性が高いか、そこに分配される可能性が高いかを示す。
【0015】
パラメータは追加的に、または代替的に、例えば主に金庫に経路指示されるか、貯蔵品に経路指示されるかなど、特定の金種の通貨単位を扱ってきた方法に関してもよい。これは、貯蔵品が満杯の状態にあるか、釣銭の提供によって頻繁に枯渇するかの傾向によって決定される。
【0016】
したがって、好ましい実施形態は、以下のパラメータの1つまたは複数を使用するよう構成することができる。
(a)装置が受け入れることができる金種のセット。
(b)装置が供給することができる金種のセット。
(c)装置を使用する区域におけるそれぞれの通貨金種の相対的母集団レベルを示すデータ。
(d)装置が受け取ったそれぞれの金種の通貨単位の数。
(e)装置が供給したそれぞれの金種の通貨単位の数。
(f)装置が特定の金種の通貨単位を経路指示してきた方法。
(g)前記装置に通貨単位を供給することによって獲得される製品またはサービスの価格を表す価格データ。
(h)1つまたは複数の金種が枯渇したために、装置が十分な釣銭を供給することができない「釣銭不十分」の状態の検出。
【0017】
これらのパラメータには相関関係があることが分かる。これらのパラメータのうち1つまたは複数の直接的または間接的に関係がある任意の他の監視可能なパラメータを使用してもよい。これらのパラメータを監視することにより、装置はその変化、例えば受理硬貨セットまたは供給硬貨セットの変化、地域的状態の変化などに対応することができる。
【0018】
釣銭の使用可能性を改善するため、単位の組合せを選択する代わりに、本発明を使用して、代替的利点を獲得することができる。その配置構成は、個々のフロートレベルを、フロートレベルに到達するために容器に追加する必要がある硬貨の数を最少にしたり、フロートレベルに到達するために容器から供給する必要がある硬貨の数を最少にしたりするよう、個々のフロートレベルを設定するような配置構成でよい。その目的は、フロート作業を実施する際にサービス員が費やす必要がある時間量を短縮することである。
【0019】
次に、本発明を実現する配置構成について、添付図面に関して例示により説明する。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1を参照すると、硬貨取扱い装置2は、6で示すような硬貨を受け取る硬貨確認装置4を含む。硬貨6が確認装置4内の通路8に沿って通過する間、確認装置は、硬貨が受容可能であるか、そして受容可能であれば、硬貨の金種を示す信号を提供する。
【0021】
次に、受容可能な硬貨は硬貨分離装置10に入り、これは硬貨を主通路12から任意の数のさらなる通路14、16および18に選択的に分岐させるか、硬貨が通路12に沿って金庫21につながる通路20へと前進できるようにするため、装置の回路に制御された幾つかのゲート(図示せず)を有する。通路が受容不能である場合は、分離装置10に入らずに、通路30を介して不合格スロットへと直接導かれる。
【0022】
通路14、16および18はそれぞれ、3つの硬貨チューブまたは容器22、24および26のそれぞれの1つに至る。これらの容器はそれぞれ、特定金種の通貨を垂直に積み重ねて保管するよう構成される。3つの容器しか図示されていないが、任意の数(好ましくは少なくとも4つ)を設けることができる。
【0023】
概略的に28で図示されたディスペンサは、装置が釣銭を与える場合に容器から硬貨を供給するよう作動可能である。供給された硬貨は返却通路29に送出される。
【0024】
図2を参照すると、本発明のこの実施形態の回路は、データおよびアドレスバス52および54に接続されたマイクロプロセッサ50を組み込む。別個のバスが図示されているが、データおよびアドレス信号を1本のバスで多重伝送してもよい。制御信号のバスも設けることができる。
【0025】
マイクロプロセッサ50は、バス52および54を介して読出し専用メモリ(ROM)56およびランダムアクセスメモリ(RAM)58に接続される。ROM56は、マイクロプロセッサ50の動作全体を制御するプログラムを格納し、RAM58は、マイクロプロセッサ50がスクラッチパッドメモリとして使用する。
【0026】
マイクロプロセッサ50、ROM56およびRAM58は、好ましい実施形態では、1つの集積回路上にまとめられる。
【0027】
マイクロプロセッサ50は、様々な変更可能なパラメータを格納するため、バス52および54を介してEAROM60に接続してもよい。
【0028】
マイクロプロセッサ50は、バス52および54を介して、62で示す入出力回路にも結合する。回路62は、ユーザが操作可能なスイッチ、硬貨容器22、24および26それぞれについて少なくとも1つのレベルセンサ、ディスペンサ28および容器分離装置10のゲートを操作する回路、硬貨確認装置4の回路、釣銭が使用可能であることを保証するため、保管されている通貨が不十分な場合に累積信用額および「釣銭不足」の表示を表示する、装置の使用者に見えるディスプレイ、および装置2を装着した自動販売機64を開く場合にサービス員に見えるさらなるディスプレイを含む。
【0029】
入出力回路62は、装置の制御回路と、これが接続された自動販売機64との間のインタフェース、および監査装置66とのインタフェースも含む。
【0030】
装置の使用時には、マイクロプロセッサ50が確認装置からの信号を連続的に試験して、装置に硬貨が挿入されたか判断する。信用が蓄積したら、マイクロプロセッサは、自動販売機からの信号も試験して、販売作業が実施されているか判断する。マイクロプロセッサ50が受信した様々な信号に応答して、ROM56に格納されたプログラムの様々な部分が実施される。したがって、マイクロプロセッサは、硬貨容器22、24および26のレベルセンサを操作して、そこからの信号を受信し、硬貨を必要な位置に送出するために分離装置10のゲートを制御するよう構成され、装置のディスプレイに適切な情報が表示され、販売作業を許可または防止するため、自動販売機に信号を送出するよう作動可能である。マイクロプロセッサはまた、適切な量の釣銭を送出するようディスペンサを制御するよう作動可能である。マイクロプロセッサは、例えばEP/欧州特許第A−0729624号またはEP/欧州特許第A−0986031号で記載されているように、予想される未来の釣銭の要件を考慮に入れるような方法で、釣銭として供給する金種の組合せを決定するよう作動可能であることが好ましい。
【0031】
監査装置66は、装置が受け取り、供給した各金種の硬貨の数に関する記録を保持する。
【0032】
これまでの配置構成は知られており、したがって機械の様々な部分として使用するのに適切な特定の構造についての詳細は、以下で詳述しない。
【0033】
マイクロプロセッサが実行する作業の大部分では、特定のシーケンスは以前の装置と同じでよい。したがって、ROM56に格納される適切なプログラムは、当業者が設計することができるので、このプログラムの特に関係がある部分が実行する作業についてのみ説明する。
【0034】
この実施形態は、EP/欧州特許第B−0076640号に関連して説明された配置構成の変形で構成される。そこで開示された配置構成のように、マイクロプロセッサは、それぞれの容器22、24および26にある硬貨の数を表すカウントを保持するよう構成される。各カウントは、さらなる硬貨がそれぞれの容器に送出されるか、容器から供給されると、それに応答して更新される。
【0035】
容器の1つを、図3に概略的に示す。図3は容器24を示すが、他の容器もほぼ同じである。容器は、上位レベルセンサおよび下位レベルセンサを有する。この実施形態の上位レベルセンサは、発光素子40および光応答センサ42を備える光センサである。同様に、下位センサは、発光素子44およびセンサ46を備える。容器内の硬貨のレベルがレベルセンサのいずれかに到達すると、それぞれの素子からセンサへの光路が暗くなり、これがマイクロプロセッサに検出される。硬貨のレベルが、それぞれのセンサの光路を遮断または開放するような方法で変化する度に、その容器の硬貨カウントが、必要に応じて、EP/欧州特許第B−0076640号に記載された単一センサに使用した技術と同様の方法で、所定の方法で補正される。所望に応じて、この実施形態では、上位および下位レベルセンサの代わりに1つのレベルセンサを使用することができる。
【0036】
上位レベルセンサの光路がちょうど遮断されるよう硬貨のレベルが上昇すると、硬貨のカウントはUR値に設定され、これは図3で示すように上位センサのレベルを表す。同様に、下位センサの光路が通るよう硬貨のレベルが低下すると、容器の硬貨カウントは、下位レベルセンサの(図3に示すような)レベルLRから1を引いた値と等しい値に設定される。
【0037】
URおよびLRの値は変更可能な値であり、例えばEAROM60に格納される。LRおよびURの値は、例えば下位または上位レベルセンサに到達するのに必要な硬貨の数が異なるよう、異なる厚さを有する異なった金種に容器を使用する場合に変更される。
【0038】
マイクロプロセッサ50は、硬貨のカウントが所定のレベルSを超える度に、容器24から硬貨を供給できるよう作動可能であり、レベルSはLRより低いことが好ましく、これもEAROM60に格納する変更可能な値でよい。値Sはゼロに設定してもよいが、好ましい実施形態では、これは小さい数に設定される。というのは、容器から最後の数枚の硬貨が供給されるにつれ、硬貨の供給は確実性が低下することが判明しているからである。
【0039】
回路62は、装置の3つのモードから選択するためにサービス員が操作できる1つまたは複数のスイッチを含む。これらのモードは、本明細書では、「フロートアップ」モード、「フロートダウン」モードおよび「フロートクィック」モードと呼ぶ。
【0040】
フロートアップモードでは、容器24が保管する金種の硬貨は、チューブ内の硬貨の数が上位レベルFUと等しくないか、それを超えない限り、チューブ24に配向される。FUは可変値であり、EAROM60に格納することが好ましい。レベルFUが変化できる典型的な範囲を、図3のVRで示す。この範囲は、容器24の上部分のかなりの割合にわたって延在することが分かる。FUは上限Mを超えてはならず、それを超えると装置が詰まることがある。このレベルMも変更可能なパラメータであり、例えばEAROM60に格納される。レベルMは、上位センサのレベルURにあるか、それよりわずかに下であることが好ましい。上位レベルセンサを超えるレベルまでチューブを手作業で再充填する場合に、上位センサが使用される。
【0041】
以下では、容器はN個の金種1・・・Nを保管するものと仮定し、金種に関する変数は、金種を表すiなどの下付文字でラベルを付ける。
【0042】
作業のフロートアップモードでは、サービス員が機械を保守する度に、金庫21を空にする。硬貨容器はそれぞれ、最初に硬貨のレベルがFUに到達するまで通常の方法で硬貨を確認装置に供給することによって(好ましくは金庫からの硬貨を使用して)補給し、余分な硬貨は金庫へと自動的に再配向することが好ましい。したがって、値FUを下げると、機械に保管される現金の量が減少するが、供給するために使用可能な釣銭の量も減少する。
【0043】
自動販売機の開放時にサービス員に見えるディスプレイは、補給が必要かの表示を提供するよう作動可能であることが好ましく、この表示は、どの容器または容器類に補給が必要か示す(したがってどの金種が必要か明示的に示す)ことが望ましい。
【0044】
例えば1週間に1回など定期的に、マイクロプロセッサ50は監査装置66に格納されたデータを使用して、各レベルFUを変更するよう作動可能である。データは、釣銭を与えるために金種が必要な程度を表す。
【0045】
例えば、マイクロプロセッサは、所定の数n(例えば1000)の処理を実行する過程で、装置が受け取り、容器に保管された硬貨の総数I、および容器から供給された同じ金種の硬貨の総数Oを使用することができる。これらの数は、n回処理した後に連続的に計算し、最も新しい値を使用するか、処理ごとに更新される段階的な値でよい。「釣銭不足」の表示がある状況で実行される処理はいずれも無視されることが好ましい。これらの状況での作業は典型的でないからである。
【0046】
マイクロプロセッサは、例えば可能な金種の対i、jそれぞれで
FU:FU≒O /I:O /I .....(1)
を保証し、さらに
【数1】
Figure 0005105674
が少なくともTVとほぼ等しくなる .....(2)
ことを保証するアルゴリズムを使用して、新しい上位レベルFUiを計算するよう構成することができ、ここでVは金種iの値、TVはフロート作業後に容器に保管される全硬貨の望ましい総額である。
【0047】
金種ごとに、値O/Iは、受け取った硬貨の数と供給する数との比率を表す。この値が大きいほど、釣銭がなくなる危険が大きく、したがってフロート値を高く設定することが理想的である。しかし、より頻繁に使用する金種、つまりOの値が大きい金種に大きい重みを与えることが好ましい。したがって、フロートレベルは下式に比例するよう設定される。
×O/I=O /I
【0048】
=O /Iと仮定すると、各フロートレベルは下式から計算することができる。
【数2】
Figure 0005105674
【0049】
したがって、ある金種のフロートレベルは、保管硬貨に対する供給硬貨の比率が高く、供給通貨の数も多い場合に、(他の金種のフロートレベルを犠牲にして)高くなる傾向がある。これに対して、使用量が少ないか、多くの硬貨が貯蔵品に送られると、レベルFUがより低いレベルに設定されて、機械内に保持されるその金種の現金の量が減少し、他の金種の硬貨をより多く保持できるようになる。
【0050】
実際に使用されるフロートレベルは、四捨五入のために近似値となる。しかし、少なくとも1つのフロートレベル(好ましくは最少の金種のフロートレベル)は、これらの近似値を考慮に入れるよう調節され、したがって保管される総額はまさしくTVと等しいことが好ましい。
【0051】
一例を挙げると、TV=£10(=1000p)で、50p、20p、10pおよび5pの金種の硬貨を保管するものとする。単純にするため、O/Iの比率が全ての金種で2に等しいが、Oの値がそれぞれ100、200、500および200であるとする。これで、以下のフロートレベルが与えられる。
【0052】
50p: 200×1000/(30000)=6.67、丸めて7(=£3.50)
20p: 400×1000/(30000)=13.3、丸めて13(=£2.60)
10p: 1000×1000/(30000)=33.3、丸めて33(=£3.30)
5p: 400×1000/(30000)=13.3、12(=£0.60)に調節して合計£10とする。
【0053】
サービス員が機械を保守する場合、全ての容器がそれぞれの上位レベルまで充填されたので、硬貨が金庫に送られるまで、金庫から取り出した硬貨を機械に供給し、次に金庫を空にする。所望に応じて、これは、サービス員がスイッチを操作して機械をフロートモードにした後に実行することができる。このモードでは、硬貨の挿入が、監査装置66によって記載された本当の処理の記録に影響を与えない。
【0054】
回路62のスイッチは、TVの値を変更するようサービス員が操作することができる。
【0055】
フロートダウンモードは、以下で述べるようにフロートアップモードとは異なる。
【0056】
フロートダウンモードでは、マイクロプロセッサによって、容器内の硬貨の数が最大数Mを超えない限り、硬貨を各容器に配向することができる。
【0057】
サービス員が機械を保守する場合は、回路62にあるスイッチの特定の組合せを操作して、フロート作業を実行し、これは自動供給動作を引き起こし、これによって硬貨は、レベルが所定のフロートレベルFDに低下するまで、各容器から連続的に供給される。値FDは、これもEAROM60に格納することができる変数である。値は、値FU、フロートアップモードのFUおよびフロートダウンモードのFDを表す格納値の格納に使用するのと同じメモリロケーションに格納することができる。
【0058】
このサービス作業は、サービス作業が本当の処理の監査記録に影響を与えないよう、特殊なフロートモードでも実行される。また、フロートモードにより、マイクロプロセッサは、容器のレベルがFDを下回らない限り、容器への硬貨の送出を防止する。これにより、サービス員は、低い方のレベルの容器を自動的方法で補給することができ、マイクロプロセッサは、容器に過剰な硬貨が供給されると、これを自動的に拒否するか、金庫へと配向する。フロートアップモードと同様、ディスプレイは、補給が必要か、そして好ましくはどの容器に補給が必要か指示することが好ましい。
【0059】
図3は、LRでFDの値が変化できる典型的範囲を示す。これは容器24の底部付近に位置するが、そうである必要はなく、この範囲はこれより高い区域に延在することができ、VRの範囲に重複できることが分かる。
【0060】
フロート作業中に硬貨が自動的に供給されるにつれ、硬貨が通路29(図1)に沿って使用者に返却されず、通路31に沿って金庫21に送出されるよう、ゲート(図示せず)は手動または自動的に操作されることが好ましい。
【0061】
全ての容器を使用して自動供給作業が実行された後、金庫21が空にされる。
したがって、このモードは、機械内に保持される現金の総額を比較的少なくしておくことができ、にもかかわらず釣銭の使用可能性を改善するよう、使用中は各チューブ内の硬貨の数が比較的多くなるという点で、フロートアップモードに対する利点を有する。
【0062】
マイクロプロセッサは、FUの再計算と同じ方法で、監査装置66からの情報を使用してFDの値を定期的に再計算する。したがって、下式となる。
【数3】
Figure 0005105674
【0063】
FUおよびFDの計算について上述したアルゴリズムは、多くの方法で変更することができる。例えば、任意の金種でO/I<1であるか判断するよう、アルゴリズムを構成することができる。これは、対応する貯蔵品が平均して補給されることを示す。その場合、フロートレベルFUまたはFDを低いレベルに設定し、他の金種の保管硬貨数を増加させることができる。別の可能な方法は、最もフロートレベルを増加させる必要がある金種、最もフロートレベルを低下させる必要がある金種を探し、次に最初の金種は単位nだけフロートレベルを増加させて、他方は単位mだけフロートレベルと低下させ、mおよびnは対応する値を与える最小値になるよう選択される。
【0064】
フロートクィックモードは、FDの値の計算を除き、フロートダウンモードと類似している。フロートクィックモードでは、マイクロプロセッサは、全ての容器に現在格納されている硬貨の総額とTVの値との差を計算する。差がプラスの場合、マイクロプロセッサは、十分な硬貨を供給して現在保管されている総額をTVまで減少させるよう命令を発する。これは、釣銭の計算および供給に使用するのと同じ技術、そして好ましくは同じアルゴリズムを使用して達成することができる。その結果、可能であれば、補給を必要とせずにフロート作業が実行される。釣銭のアルゴリズムに応じて、貯蔵品に保持するため異なる組合せの選択がある場合、この選択は、釣銭の使用可能性を最大にするか、供給される硬貨の数を減少させることに基づき行われる。
【0065】
これに対して、現在保管されている総額がTVを下回る場合は、より多くの硬貨を装置に入れるようサービス員に指示を与えることが好ましい(指示は、どの金種が好ましいか示すことが好ましい)。この指示は、総額がTVと等しいか、それを上回るとすぐに消えて、余分な額は、通常の釣銭アルゴリズムを使用して、好ましくは金庫へと返却される。
【0066】
したがって、このモードは、概してフロート作業を実行する最も迅速な方法を提供し、高い金種の硬貨を使用して必要な補給を実行する場合に、特にそうである。
【0067】
FUおよび/またはFDの再計算を不能にするため、スイッチ手段を設けてもよい。
【0068】
代替実施形態では、マイクロプロセッサ50とは別個にFUおよび/またはFDの再計算を実行するため、さらなるマイクロプロセッサなどの手段を設ける。この再計算手段は、任意選択のアクセサリとして装置に接続するため、装置とは別個に供給してもよい。これは、監査装置66の部分を計算し、これ自体は別個の接続可能な装置として提供される。
【0069】
上述したフロートダウンモードおよびフロートクィックモードは、レベルがFUに到達するまで硬貨を容器に送出するよう、変更することができ、これらのFUの値は、場合によっては変数であり、場合によっては自動的に再計算することができる。
【0070】
上述した配置構成では、FUまたはFDの値の再計算が定期的かつ自動的に実行される。代わりに、例えばサービス員などからの手作業による命令に応答して、再計算を実行してもよい。これは、フロートダウンモードおよびフロートクィックモードで好ましい構成である。というのは、FDの値は、フロート作業中にしか必要でなく、したがってサービス員がフロート作業を命令するのに応答して再計算を実行できるからである。
【0071】
例えば非常に少ない硬貨を含むチューブで供給の問題が発生したことが判明した場合は、フロートレベルの限界設定を下げることが好ましい。このように下げた限界は、計算したレベルに優先する。
【0072】
以上から、制御手段は、総額が所定の値と等しくなる硬貨の様々な組合せを決定できる必要があることが理解される。しかし、任意の状況の組合せでは、1つの組合せのみ決定し、それに従ってフロート作業を実行するよう、制御手段を構成してもよい。あるいは、制御手段は、幾つかの異なる組合せを決定し、次にフロート作業に使用するための1つを選択することによって、ある状況の組合せに対応することができる。制御手段は、適切な組合せを計算することによって作動することが好ましいが、異なる状況で選択する適切な組合せを設定する検索テーブルによって作動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による硬貨取扱い装置の機械的部品の略図である。
【図2】通貨取扱い装置の回路のブロック図である。
【図3】装置の容器の1つの図である。

Claims (15)

  1. 様々な金種の通貨単位を保管する貯蔵庫、通貨単位を貯蔵庫へと選択的に配向する手段、通貨単位を貯蔵庫から選択的に供給する手段、および貯蔵庫からの通貨単位の放出および/または貯蔵庫への通貨単位配向の禁止を実行するため、オペレータによってフロート作業中に自動的に使用可能にすることができる制御手段を備える通貨取扱い装置であって、
    制御手段は、受け取った通貨単位の数と供給した通貨単位の数との間の比率に基づいて総額が所定の値と等しい様々な金種の通貨単位の異なる組合せを決定し、前記組合せに対応する通貨単位を貯蔵庫に残すよう供給手段および/または配向手段を制御することができる装置。
  2. 制御手段が、現在保管されている通貨単位で形成される組合せに限定されない通貨単位の組合せを決定するよう作動可能である、請求項1に記載の装置。
  3. フロート作業後に貯蔵庫に残すよう決定された特定の組合せが、現在貯蔵庫にある組合せに加えて1つまたは複数の通貨を必要とするという指示を提供するよう、制御手段が作動可能である、請求項2に記載の装置。
  4. 指示が、必要な追加の通貨単位の金種を示す、請求項3に記載の装置。
  5. 供給するためにそれぞれに金種の通貨単位が必要とされる可能性を示す1つまたは複数のパラメータにしたがって、貯蔵庫に残される特定の通貨単位の組合せを決定するよう、制御手段が作動可能である、請求項1から4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 制御手段が、
    (a)装置が受け入れることができる金種のセット、
    (b)装置が供給することができる金種のセット、
    (c)装置を使用する区域におけるそれぞれに通貨金種の相対的母集団レベルを示すデータ、
    (d)装置が受け取ったそれぞれの金種の通貨単位の数、
    (e)装置が供給したそれぞれの金種の通貨単位の数、
    (f)装置が特定の金種の通貨単位を経路指示してきた方法、
    (g)前記装置に通貨単位を供給することによって獲得される製品またはサービスの価格を表す価格データ、および
    (h)1つまたは複数の金種が枯渇したために、装置が十分な釣銭を供給することができない「釣銭不十分」の状態の検出
    のうち1つまたは複数を検出すると、それに応答して前記特定の組合せを決定するよう作動可能である、請求項5に記載の装置。
  7. 貯蔵庫に配向された各金種の受け取った通貨単位の数と、貯蔵庫から供給された前記金種の受け取った通貨単位の数との関係に応答して、制御手段が前記特定の組合せを決定するよう作動可能である、請求項6に記載の装置。
  8. フロート作業前に貯蔵庫にある個々の金種の通貨単位数にしたがって、貯蔵庫に残す通貨単位の特定の組合せを決定するよう、制御手段が作動可能である、請求項1から4のいずれか一項に記載の装置。
  9. 補給する必要がないよう、フロート作業の前に貯蔵庫にある量以下の各金種の通貨単位を備える組合せを優先的に決定するよう、制御手段が構成される、請求項8に記載の装置。
  10. 制御手段が、補給を必要としない複数の組合せから特定の組合せを選択するよう作動可能である、請求項9に記載の装置。
  11. フロート作業中に放出される通貨の数が最少になるような方法で選択が実行される、請求項10に記載の装置。
  12. 各金種の通貨単位を供給する必要があるという可能性を示す1つまたは複数のパラメータに応答して、選択が実行される、請求項10に記載の装置。
  13. 金庫を含み、通貨単位を選択的に配向する手段が、通貨単位を選択的に貯蔵庫から金庫に配向するよう作動可能である、請求項1から12のいずれか一項に記載の装置。
  14. フロート作業中に貯蔵庫から金庫に放出される通貨単位を配向する手段を含む、請求項13に記載の装置。
  15. 少なくとも第1モードと第2モードとの間で装置を切り替えるスイッチ手段を含み、各モードが、フロート作業後に貯蔵庫に残される通貨単位の特定の組合せを決定する上で、制御手段に異なる影響を与える、請求項1から14のいずれか一項に記載の装置。
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