JP5103900B2 - パス状態監視方法及び装置 - Google Patents
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Description
SONETでは、SPE(Synchronous Payload Envelope)が“49.536Mbps”であるSTS-1を基本として、STS-3c(SPE=“149.76Mbps”)、STS-12c(SPE=“599.04Mbps”)、STS-48c(SPE=“2396.16Mbps”)、STS-192c(SPE=“9584.64Mbps”)のように規定される連続コンカチネーション(CCAT:Contiguous Concatenation)コンテナ(以下、STS回線又は単にパスと称する。)を使用して、広帯域幅での伝送を実現している。
VCATでは、Ethernetデータを、その伝送レートより小さい伝送レートを各々が有する複数のSTS回線を使用して並列に伝送させる。
LCASでは、以下の制御例(1)〜(4)に示すようにして、通信断状態を生じさせること無く且つ異常データの発生を最小限に留めながら帯域の増減を行なうことが可能である。
図26(a)に示すように、伝送装置1_1及び1_2同士間でパスP0〜Pn−1を運用パスとして通信を行なっている状態から同図(b)に示すように運用パス数を追加する場合、まず、伝送装置1_1が、図27に実線で示すように伝送装置1_2から受信したパス状態MSTを参照し、運用状態へ切り替えたいパスPnに伝送装置1_2側で受信障害が発生しているか否かを判定する。
・NORM:パスPnは正常に伝送が行なわれている。
・DNU:パスPnに対する運用停止要求。
・EOS:パスPnはグループ内の最終パスである。
・FIXED:LCASによる制御を行なわない。
図28(a)に示すように、伝送装置1_1及び1_2同士間でパスP0〜Pn−1を運用パスとして通信を行なっている状態から同図(b)に示すように運用パス数を削減する場合、まず、伝送装置1_1が、非運用状態へ切り替えたいパスPn−1へのSONETフレームFRの送出を停止する。また同時に、伝送装置1_1は、パス使用形態制御情報CTRLに上述したパスPn−1に対する運用停止要求“DNU”を設定して伝送装置1_2へ送信する。
図29(a)に示すように、伝送装置1_2において、例えば運用中のパスP0〜Pn−1の内のパスP1及びP2に受信障害が発生した場合、まず、伝送装置1_1が、伝送装置1_2から受信したパス状態MSTからパスP1及びP2に受信障害が発生していることを検知して、パスP1及びP2へのSONETフレームFRの送出を停止する。また同時に、伝送装置1_1は、パス使用形態制御情報CTRLにパスP1及びP2に対する運用停止要求“DNU”を設定して伝送装置1_2へ送信する。
図30(a)に示すように、図29(a)に示した伝送装置1_2におけるパスP1及びP2の受信障害が復旧した場合、まず、伝送装置1_1が、伝送装置1_2から受信したパス状態MSTからパスP1及びP2の受信障害が復旧したことを検知して、パス使用形態制御情報CTRLにパスP1及びP2に対する追加運用要求“ADD”を設定して伝送装置1_2へ送信する。
図31(1)に示すように、パス状態MSTの送信側である伝送装置1Sは、32フレーム分直列に接続され且つ各々にフレーム番号FN(“0”〜“31”)を付したSONETフレームFRを周期Tc(=64ms)で循環させながら生成し、P0〜P2に対して同一位相で送出(1フレーム当りの送出周期=“2ms”)する。
ITU-T勧告G.707 ITU-T勧告G.7042/Y.1305
I. 実施例[1]:図1〜3
I.1. 構成例:図1
I.2. 動作例:図2及び3
I.2.A. 伝送装置1Sの全体動作例:図2
I.2.B. 遅延生成処理例:図3
II. 実施例[2]:図4〜6
II.1. 構成例:図4
II.2. 動作例:図5及び6
II.2.A. 伝送装置1Sの全体動作例:図5
II.2.B. 遅延生成処理例:図6
III. 実施例[3]:図7及び8
III.1. 構成例:図7
III.2. 動作例:図8
IV. 実施例[4]:図9〜13
IV.1. 構成例:図9及び10
IV.2. 動作例:図11〜13
IV.2.A. 動作例(1):図11〜12
IV.2.B. 動作例(2):図13
V. 実施例[5]:図14〜16
V.1. 構成例:図14
V.2. 動作例:図15及び16
VI. 実施例[6]:図17〜20
VI.1. 構成例:図17
VI.2. 動作例:図18〜20
VI.2.A. 伝送遅延時間通知部の実施例(1):図18
VI.2.B. 伝送遅延時間通知部の実施例(2):図19
VI.2.C. 伝送装置1Sの全体動作例:図20
VII. 実施例[7]:図21〜23
VII.1. 構成例:図21
VII.2. 動作例:図22及び23
I.1.構成例:図1
図1に示す本発明の実施例[1]に係る伝送装置1S及び1Rは、互いに3本のSTS回線である物理パスP0〜P2で接続され、各々がパスP0〜P2の終端となりEthernet網(図示せず)側のインタフェースとして機能するEthernetインタフェース部10S及び10Rと、各パスP0〜P2中に配置され各々がSONET網(図示せず)側のインタフェースとして機能するSONETインタフェース部20S及び20Rと、インタフェース部10S及び20S並びにインタフェース部10R及び20Rをそれぞれ制御する制御部30S及び30Rとで構成されている。
次に、本実施例の動作について説明するが、まず伝送装置1Sの全体動作を、図2を参照して説明する。そして、遅延生成部13により行なわれるフレームFRの位相をパスP0〜P2同士間でずらす処理(以下、遅延生成処理)の一実施例を、図3を参照して説明する。
図2に示すように、まず、制御部30Sが、全ての処理に先立って各パスP0〜P2の送出遅延時間TD0〜TD2を“0ms”に設定して初期化する(ステップS1)。
今、パスP0を基準パス(隣接順序AS=“0”)とすると、パスP1及びP2の隣接順序ASはそれぞれ“1”及び“2”であるため、送出遅延時間TD0、TD1、及びTD2は、それぞれ“0ms”、“21ms”、及び“42ms”と算出される。
図3に示すように、まず遅延生成部13は、フレーム生成部11から各パスP0〜P2に対して出力されたSONETフレームFRを、各パスP0〜P2中に設けたメモリMEM0〜MEM2に記憶する。
II.1.構成例:図4
図4に示す本発明の実施例[2]に係る伝送装置1S及び1Rは、遅延生成部13に加え、制御部30Sも受信障害監視部12からパス状態MSTを取得するように構成した点が上記の実施例[1]と異なっている。
次に、本実施例の動作について説明するが、まず伝送装置1Sの全体動作を、図5を参照して説明する。そして、遅延生成部13による遅延生成処理の一実施例を、図6を参照して説明する。
図5は、図2に示したステップS2及びS3の処理に代えてステップS5〜S7を実行し、ステップS4〜S7を繰り返し実行するよう変更したものである。
今、パスP0を基準パス(隣接順序ASk=“0”)とすると、パスP2の隣接順序ASkは“1”であるため、送出遅延時間TD0及びTD2は、それぞれ“0ms”及び“32ms”と算出される。
図6に示すように、まず遅延生成部13は、上記の実施例[1]と同様、フレーム生成部11から各パスP0〜P2に対して出力されたSONETフレームFRをメモリMEM0〜MEM2に記憶する。
III.1.構成例:図7
図7に示す本発明の実施例[3]に係る伝送装置1S及び1Rは、互いにn本のパスP0〜Pn−1で接続されており、パスP0〜Pn−1を32パス毎のパスグループPG1〜PGmに区分けした点が上記の実施例[1]と異なっている。
動作においては、パス状態MSTの送信側である伝送装置1Sが、各パスグループPG1〜PGm毎に図2に示したステップS1〜S4の処理を実行する。
IV.1.構成例:図9及び10
図9に示す本発明の実施例[4]に係る伝送装置1S及び1Rは、互いにn本のパスP0〜Pn−1で接続されており、制御部30Sが、送出遅延時間TDに加えて送出番号TNを遅延生成部13に与えるように構成した点が上記の実施例[1]と異なっている。
次に、本実施例の動作について説明するが、まずパスP0〜Pn−1をパスグループに区分けしない場合の動作例(1)を、図11及び12を参照して説明する。そして、パスP0〜Pn−1をパスグループに区分けした場合の動作例(2)を、図13を参照して説明する。
図11(a)に示すように、伝送装置1Sは、図2に示したステップS1〜S4の処理を実行することにより、SONETフレームFRをパスP0〜Pn−1同士間で最適遅延時間間隔Dずつずらして送出するが、その送出の際、以下のようにしてフレームFRに送出番号TNを格納する。
図13(a)は、上記の実施例[3]と同様にパスP0〜Pn−1を32パス毎のパスグループPG1〜PGmに区分けした場合の動作例を示している。この場合、図示の如く32パスずつ離れたパス同士間で同一の送出番号TNが付されたフレームFRが伝送装置1Sから送出されることになる。
V.1.構成例:図14
図14に示す本発明の実施例[5]に係る伝送装置1S及び1Rは、受信障害監視部12が、各パスP0〜P2を介して受信するSONETフレームから伝送装置1R側のパス状態MST_Rを抽出して制御部30Sに与える点と、パスP0及びP1を介してフレームFRを送受信する際には中継装置2_1を経由させ、パスP2を介してフレームFRを送受信する際には中継装置2_2を経由させている点とが上記の実施例[1]と異なっている。
図15は、図2に示したステップS1及びS2の処理の間にステップS8及びS9を追加し、ステップS3の処理に代えてステップS10を実行するように変更したものである。
但し、jは、各パスP0〜P2を伝送遅延時間TPの昇順に並べた際の順番である。この例では、伝送遅延時間TP0<伝送遅延時間TP1<伝送遅延時間TP2が成り立つため、パスP0〜P2の順番jはそれぞれ“1”、“2”、及び“3”となる。
VI.1.構成例:図17
図17に示す本発明の実施例[6]に係る伝送装置1S及び1Rは、伝送装置1R内のEthernetインタフェース部10Rに、パスP0〜P2同士間で生じる伝送遅延時間TPを測定して伝送装置1Sに対して送出するSONETフレームFRに格納する伝送遅延時間通知部14を設け、受信障害監視部12が、各パスP0〜P2を介して受信するフレームFRから伝送遅延時間TPを抽出して制御部30Sに与える点が上記の実施例[1]と異なっている。
次に、本実施例の動作について説明するが、まず伝送遅延時間通知部14の実施例(1)及び(2)を、図18及び19を参照して説明する。そして、伝送装置1Sの全体動作を、図20を参照して説明する。
図18(a)に示すように、まず伝送遅延時間通知部14は、各パスP0〜P1の伝送遅延時間TP0〜TP2を測定する(ステップR7)。そして、伝送遅延時間通知部14は、測定した各伝送遅延時間TP0〜TP2をそれぞれ個別のSONETフレームFRのパスオーバヘッド中のF2バイトに設定する(ステップR8)。ここで、F2バイトは運用者が自由に使用できる8ビットの領域であり、伝送遅延時間通知部14は、例えば同図(b)に示すように伝送遅延時間TPを“0.5ms”刻みで設定する。
図19(a)に示すように、まず伝送遅延時間通知部14は、上記の実施例(1)と同様にして各パスP0〜P1の伝送遅延時間TP0〜TP2を測定する(ステップR7)。そして、伝送遅延時間通知部14は、上記の実施例(1)とは異なり、測定した各伝送遅延時間TP0〜TP2をマルチフレーム化したSONETフレームFRのパスオーバヘッド中のF2バイト(以下、マルチフレーム化F2バイト)に順次設定して全パスP0〜P2に対して共通に送出する。
図20は、図15に示したステップS8及びS9の処理に代えてステップS11を実行し、このステップS11並びにステップS2、S10、及びS4を繰り返し実行するよう変更したものである。
VII.1.構成例:図21
図21に示す本発明の実施例[7]に係る伝送装置1S及び1Rは、伝送装置1R内のEthernetインタフェース部10Rに、伝送装置1Sから受信したループバック制御用フレームFR_LBを折り返すループバック制御処理部15を設けた点が上記の実施例[1]と異なっている。
図22は、図15に示したステップS8の処理に代えてステップS12を実行するように変更し、ステップS9内の処理をステップS9_3〜S9_5で置き換えたものである。
並列物理パスの運用上限数に相当する数分直列に接続されたフレームを、実際に存在する物理パスに対してそれぞれ循環しながら生成する第1ステップと、
該パスの数に基づき該パス同士間で該フレームの位相をずらす第2ステップと、
該フレームを各パスを介して送出する時、その時の各パスの受信障害の発生状況を収集して該フレームの内の各パス毎に予め定められたフレーム内に格納する第3ステップと、
を備えたことを特徴とするパス状態監視方法。
(付記2)付記1において、
該フレームの位相をずらす間隔が、該フレームの循環周期を該パスの数で等分した時間間隔であることを特徴としたパス状態監視方法。
(付記3)付記1において、
該第2ステップが、各パスの受信障害の発生状況を収集し、該受信障害が発生していない正常パス数に基づき正常パス同士間でのみ該フレームの位相をずらすステップを含むことを特徴としたパス状態監視方法。
(付記4)付記3において、
該フレームの位相をずらす間隔が、該フレームの循環周期を該正常パス数で等分した時間間隔であることを特徴としたパス状態監視方法。
(付記5)付記2において、
該第2及び該第3ステップを、該パスを所定のパス数毎に区分けしたグループ毎に実行して該グループ同士間で同一位相のフレームを送出し、以て該フレームの宛先で一のグループ内の一のパスに受信障害が発生した場合であっても、該宛先が、該一のパスを介して送出したフレームと同一位相のフレームを他のグループ内のいずれかのパスを介して受信できるようにすることを特徴としたパス状態監視方法。
(付記6)付記1において、
該第3ステップが、該フレームに、その宛先で各パスへの送出順に該フレームを処理させるための順序を付すステップを含むことを特徴としたパス状態監視方法。
(付記7)付記5において、
該第3ステップが、各グループ毎の各フレームに、その宛先で各パスへの送出順に各フレームを処理させるための順序を付すステップを含むことを特徴としたパス状態監視方法。
(付記8)付記1において、
該第1ステップの前に、
該フレームを生成して各パスに対して同一位相で送出する第4ステップと、
該第4ステップの後、各パス内で順次生成される該フレームを、該フレームの宛先から受信したフレームが受信障害の発生を示す迄遅延させて送出し、該受信障害発生時の遅延時間を該宛先がそのパスに対して許容する伝送遅延時間として求めると共に、全パスにおいて求めた許容伝送遅延時間の内、最大の許容伝送遅延時間から各許容伝送遅延時間を減算することにより該パス同士間で生じている該フレームの伝送遅延時間を求める第5ステップと、をさらに備え、
該第2ステップが、該第1ステップで生成した該フレームの位相を、該パス同士間で該伝送遅延時間が小さい方から順に該フレームの循環周期を該パスの数で等分した時間間隔ずつずらした後、各位相のずれを各伝送遅延時間分だけ戻すステップを含むことを特徴としたパス状態監視方法。
(付記9)付記1において、
該第2ステップが、
該フレームの宛先から各パスの伝送遅延時間を受信する第4ステップと、
該フレームの位相を、該パス同士間で該伝送遅延時間が小さい方から順に該フレームの循環周期を該パスの数で等分した時間間隔ずつずらした後、各位相のずれを各伝送遅延時間分だけ戻す第5ステップと、
を含むことを特徴としたパス状態監視方法。
(付記10)付記9において、
各伝送遅延時間が、各パスを介して受信する共通内容のフレームのヘッダ中の空き領域に順次設定され、
該第5ステップが、通常時、一のパスを介して受信したフレームのヘッダ中の空き領域に設定された伝送遅延時間を使用して該第1ステップで生成した該フレームの位相をずらし、該一のパスに受信障害が発生した時、他のパスを介して受信したフレームのヘッダ中の空き領域に設定された伝送遅延時間を使用して該第1ステップで生成した該フレームの位相をずらすステップを含むことを特徴としたパス状態監視方法。
(付記11)付記1において、
該第1ステップの前に、
ループバック制御用フレームを各パスを介して送出すると共に、その宛先から折り返されて戻って来る迄の往復伝送時間を各パス毎に測定し、各往復伝送時間から各パスの伝送時間を求める第4ステップと、
全パスにおいて求めた伝送時間の内、最小の伝送時間を各伝送時間から減算することにより該パス同士間で生じている該フレームの伝送遅延時間を求める第5ステップと、をさらに備え、
該第2ステップが、該第1ステップで生成した該フレームの位相を、該パス同士間で該伝送遅延時間が小さい方から順に該フレームの循環周期を該パスの数で等分した時間間隔ずつずらした後、各位相のずれを各伝送遅延時間分だけ戻すステップを含むことを特徴としたパス状態監視方法。
(付記12)
実際に存在する物理パスに対してそれぞれ循環しながら生成され且つ並列物理パスの運用上限数に相当する数分直列に接続されたフレームであって、その送出元で該パス同士間で位相がずらされ、且つ各パスの該送出元における受信障害の発生状況が格納されたフレームを各パスを介して受信する第1ステップと、
該フレームを受信する度毎に、該フレームから各パスの該送出元における受信障害の発生状況を抽出する第2ステップと、
を備えたことを特徴とするパス状態監視方法。
(付記13)付記12において、
該パスが、所定のパス数毎のグループに区分けされ、
各グループ内の各パスに対する該フレームの位相が、該グループ同士間で同一位相となるように該フレームの循環周期を該所定のパス数で等分した時間間隔ずつずらされており、
該第2ステップが、通常時、一のグループ内の各パスを介して受信したフレームから該抽出を行い、該一のグループ内の一のパスに受信障害が発生した時、他のグループ内の各パスを介して受信したフレームの内、該一のパスを介して受信したフレームと同一位相のフレームから該抽出を行うステップを含むことを特徴としたパス状態監視方法。
(付記14)付記12において、
該フレームに、該送出元での各パスへの送出順序が付されており、
該第2ステップが、該送出順序に従って各パスを介して受信した該フレームから該抽出を行うステップを含むことを特徴としたパス状態監視方法。
(付記15)付記14において、
該第2ステップが、一のパスに受信障害が発生した時、該一のパスに対応する送出順序を除外した他の送出順序に従って該抽出を行うステップをさらに含むことを特徴としたパス状態監視方法。
(付記16)付記12において、
該パスが、所定のパス数毎のグループに区分けされ、
各グループ内の各パスに対する該フレームの位相が、該フレームの循環周期を該所定のパス数で等分した時間間隔ずつずらされ、
各グループ毎の各フレームに、該送出元での各パスへの送出順序が付されており、
該第2ステップが、通常時、該送出順序に従って一のグループ内の各パスを介して受信したフレームから該抽出を行い、該一のグループ内の一のパスに受信障害が発生した時、他のグループ内の各パスを介して受信したフレームの内、該一のパスを介して受信したフレームと同一の送出順序が付されたフレームから該抽出を行うステップを含むことを特徴としたパス状態監視方法。
(付記17)付記12において、
該パス同士間で生じている該フレームの伝送遅延時間を測定して該送出元に少なくとも1つのパスを介して送出する第3ステップをさらに備えたことを特徴とするパス状態監視方法。
(付記18)付記17において、
該第3ステップが、各伝送遅延時間をヘッダ中の空き領域に順次設定したフレームを各パスを介して送出することを特徴としたパス状態監視方法。
(付記19)
並列物理パスの運用上限数に相当する数分直列に接続されたフレームを、実際に存在する物理パスに対してそれぞれ循環しながら生成する第1手段と、
該パスの数に基づき該パス同士間で該フレームの位相をずらす第2手段と、
該フレームを各パスを介して送出する時、その時の各パスの受信障害の発生状況を収集して該フレームの内の各パス毎に予め定められたフレーム内に格納する第3手段と、
を備えたことを特徴とするパス状態監視装置。
(付記20)
実際に存在する物理パスに対してそれぞれ循環しながら生成され且つ並列物理パスの運用上限数に相当する数分直列に接続されたフレームであって、その送出元で該パス同士間で位相がずらされ、且つ各パスの該送出元における受信障害の発生状況が格納されたフレームを各パスを介して受信する第1手段と、
該フレームを受信する度毎に、該フレームから各パスの該送出元における受信障害の発生状況を抽出する第2手段と、
を備えたことを特徴とするパス状態監視装置。
2 中継装置
10 Ethernetインタフェース部
11 フレーム生成部
12 受信障害監視部
13 遅延生成部
14 伝送遅延時間通知部
15 ループバック処理部
20 SONETインタフェース部
30 制御部
P0〜Pn パス
PN パス番号
PG1〜PGm パスグループ
MEM0〜MEMn メモリ
FR SONETフレーム
FR_LB ループバック制御用フレーム
FN フレーム番号
DT Ethernetデータ
EL1, EL2 Ethernet回線
MST, MST0〜MST255 パス状態
TD 送出遅延時間
TC フレーム循環周期
D 最適遅延時間間隔
TP 伝送遅延時間
TA 許容伝送遅延時間
TA_MAX 最大許容伝送遅延時間
TTR_L 往復伝送時間
TTR 伝送時間
TTR_MIN 最小伝送時間
TN 送出番号
INS1 測定モード設定指示
INS2 測定開始指示
INS3 ループバック制御指示
CTRL パス使用形態制御情報
RS_Ack 制御応答
図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (8)
- 二つの伝送装置間で、並列物理パスの運用上限数に相当する数分直列に接続されたフレームを、実際に存在する物理パスに対してそれぞれ循環しながら生成する第1ステップと、
該パスの数に基づき該パス同士間で該フレームの位相をずらす第2ステップと、
該フレームを各パスを介して送出する時、その時の各パスの受信障害の発生状況を収集して該フレームの内の各パス毎に予め定められたフレーム内に格納する第3ステップと、
を備えたことを特徴とするパス状態監視方法。 - 請求項1において、
該フレームの位相をずらす間隔が、該フレームの循環周期を該パスの数で等分した時間間隔であることを特徴としたパス状態監視方法。 - 請求項2において、
該第2及び該第3ステップを、該パスを所定のパス数毎に区分けしたグループ毎に実行して該グループ同士間で同一位相のフレームを送出し、以て該フレームの宛先で一のグループ内の一のパスに受信障害が発生した場合であっても、該宛先が、該一のパスを介して送出したフレームと同一位相のフレームを他のグループ内のいずれかのパスを介して受信できるようにすることを特徴としたパス状態監視方法。 - 請求項1において、
該第3ステップが、該フレームに、その宛先で各パスへの送出順に該フレームを処理させるための順序を付すステップを含むことを特徴としたパス状態監視方法。 - 請求項1において、
該第1ステップの前に、
該フレームを生成して各パスに対して同一位相で送出する第4ステップと、
該第4ステップの後、各パス内で順次生成される該フレームを、該フレームの宛先から受信したフレームが受信障害の発生を示す迄遅延させて送出し、該受信障害発生時の遅延時間を該宛先がそのパスに対して許容する伝送遅延時間として求めると共に、全パスにおいて求めた許容伝送遅延時間の内、最大の許容伝送遅延時間から各許容伝送遅延時間を減算することにより該パス同士間で生じている該フレームの伝送遅延時間を求める第5ステップと、をさらに備え、
該第2ステップが、該第1ステップで生成した該フレームの位相を、該パス同士間で該伝送遅延時間が小さい方から順に該フレームの循環周期を該パスの数で等分した時間間隔ずつずらした後、各位相のずれを各伝送遅延時間分だけ戻すステップを含むことを特徴としたパス状態監視方法。 - 二つの伝送装置間で、実際に存在する物理パスに対してそれぞれ循環しながら生成され且つ並列物理パスの運用上限数に相当する数分直列に接続されたフレームであって、その送出元で該パス同士間で位相がずらされ、且つ各パスの該送出元における受信障害の発生状況が格納されたフレームを各パスを介して受信する第1ステップと、
該フレームを受信する度毎に、該フレームから各パスの該送出元における受信障害の発生状況を抽出する第2ステップと、
を備えたことを特徴とするパス状態監視方法。 - 二つの伝送装置間で、並列物理パスの運用上限数に相当する数分直列に接続されたフレームを、実際に存在する物理パスに対してそれぞれ循環しながら生成する第1手段と、
該パスの数に基づき該パス同士間で該フレームの位相をずらす第2手段と、
該フレームを各パスを介して送出する時、その時の各パスの受信障害の発生状況を収集して該フレームの内の各パス毎に予め定められたフレーム内に格納する第3手段と、
を備えたことを特徴とするパス状態監視装置。 - 二つの伝送装置間で、実際に存在する物理パスに対してそれぞれ循環しながら生成され且つ並列物理パスの運用上限数に相当する数分直列に接続されたフレームであって、その送出元で該パス同士間で位相がずらされ、且つ各パスの該送出元における受信障害の発生状況が格納されたフレームを各パスを介して受信する第1手段と、
該フレームを受信する度毎に、該フレームから各パスの該送出元における受信障害の発生状況を抽出する第2手段と、
を備えたことを特徴とするパス状態監視装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006354665A JP5103900B2 (ja) | 2006-12-28 | 2006-12-28 | パス状態監視方法及び装置 |
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Applications Claiming Priority (1)
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