JP5099041B2 - 燃料ポンプ制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料タンク内の燃料をエンジンに供給するための燃料ポンプの駆動を制御する燃料ポンプ制御装置に関する。
例えば車両に搭載される燃料ポンプ制御装置は、エンジン制御用の電子制御装置(ECU)から信号入力線を通じて与えられる制御信号に基づいて、所定の電圧を燃料ポンプに印加するようになっている。このような燃料ポンプ制御装置においては、エンジンの始動性を向上させるため、エンジン始動時における燃料ポンプの応答性を高める必要がある。また、制御信号を伝送する信号入力線の異常を検出可能にしたいという要求がある。
そこで、例えば特許文献1に開示されている技術を採用することが考えられる。特許文献1記載の技術によれば、燃料ポンプ制御装置への電源供給経路にリレーを設け、その電源供給状態をECUにより制御する。燃料ポンプ制御装置は、エンジン起動時における所定期間において、自身への電源供給がなされており且つECUから与えられる制御信号が所定の電圧値であることを検出すると、燃料ポンプに対し最大の電圧を印加して駆動を開始するとともに、特定のモニタ信号をECUに送信する。ECUは、この特定のモニタ信号の有無を確認することにより、制御信号の伝送経路に異常が生じているか否かを判断する。このような構成によれば、エンジンの始動性を損なうことなく、信号入力線の異常を検出することができる。
特開2007−291989号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術は、エンジン始動時にリレーによりONするとともに、エンジン停止時にリレーによりOFFするシステムとなっている。このため、電源供給経路にリレーを設ける必要があるとともに、このリレーを駆動する駆動回路などが必要となるため、構成が複雑化してしまうという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、構成の複雑化を抑制しつつ、エンジン始動時における燃料ポンプの起動時間を低減するとともに信号入力線の異常を検出することができる燃料ポンプ制御装置を提供することにある。
請求項1記載の手段によれば、例えばエンジンの通常運転時、制御回路は、外部から信号入力線を通じて制御信号が与えられると、この制御信号に基づいて燃料ポンプに所定の電圧が印加されるように一対の直流電源線間に燃料ポンプと直列に接続されたスイッチング素子のオンオフを制御する。一方、エンジンの始動時、外部で上記制御信号が生成されるまでの間は制御回路に対して制御信号は与えられない。電位固定手段は、このように制御信号が与えられていない期間に信号入力線の電位を所定電位に固定する。そして、制御回路は、エンジンの始動時において信号入力線の電位が所定電位である状態(電位固定状態)が第1の期間だけ継続したことを検出するとスイッチング素子をオンさせる。この第1の期間は、例えばノイズなどにより信号入力線の電位が誤って所定電位になる可能性を考慮し、このようなノイズによる誤検出を防止できる程度の期間に設定すればよい。
これにより、エンジンの始動時において外部から制御信号が与えられていない期間から燃料ポンプへの電圧印加が開始される。その後、信号入力線を通じて制御信号が与えられると、信号入力線の電位固定状態は解除され、上述した通常運転時と同様に制御信号に基づく燃料ポンプへの印加電圧の制御が行われる。
ここで、上記した信号入力線の電位固定状態が長期間、例えば外部で制御信号を生成するために必要な期間よりも十分に長い期間継続した場合には、制御信号の伝送経路つまり信号入力線に断線などの異常が生じていると考えられる。そこで、制御回路は、電位固定状態が第1の期間よりも長い第2の期間だけ継続したことを検出すると信号入力線に異常が生じていると判断する。この第2の期間は、少なくとも外部で制御信号を生成するために必要な期間よりも長い期間に設定すればよい。このような構成の燃料ポンプ制御装置によれば、構成の複雑化を抑制しつつ、エンジン始動時における燃料ポンプの起動時間を低減するとともに信号入力線の異常を検出することができる。
請求項2記載の手段によれば、制御回路は、エンジンの始動時においてスイッチング素子をオンさせた後、制御信号が与えられるまでの間は、そのオン状態を維持させる。これにより、エンジン始動時における燃料ポンプの昇圧能力を十分に高めることが可能となるため、燃料ポンプの起動時間をさらに低減することができる。
請求項3記載の手段によれば、電位固定手段は、制御信号が与えられていない期間に信号入力線の電位を一対の直流電源線のいずれかの電位に固定する。信号入力線の電位を高電位側電位に固定した場合、信号入力線の異常として高電位側直流電源線との短絡(天絡)状態を検出できる。一方、低電位側電位に固定した場合、信号入力線の異常として低電位側直流電源線との短絡(地絡)状態を検出できる。また、燃料ポンプ制御装置を、一対の直流電源線から電源供給を受けて動作するように構成すれば、燃料ポンプ制御装置への電源供給開始後、直ちに信号入力線の電位が所定電位に固定されるため、エンジン始動時における燃料ポンプの起動時間をより一層低減することができる。
請求項4記載の手段によれば、外部から与えられる制御信号は、連続的に変化するデューティを持つ信号となっている。制御回路は、制御信号のデューティに応じた電圧を燃料ポンプに印加するようにスイッチング素子のオンオフを制御する。つまり、制御回路は、連続的に変化するデューティを持つ制御信号に基づいて燃料ポンプへの印加電圧をリニア制御する。ここで、制御信号のデューティは、第1の所定値からこの第1の所定値より大きく且つ1未満の第2の所定値まで連続的に変化するものとしている。また、制御信号が与えられていない期間に信号入力線の電位が一対の直流電源線の高電位側電位に固定されるようにしている。このため、信号入力線の電位固定状態と制御信号が与えられている状態とが明確に区別され、制御回路による電位固定状態の検出が容易に行い得るようになる。従って、燃料ポンプへの印加電圧をリニア制御する方式にした場合であっても、エンジン始動時における燃料ポンプの起動時間を低減するとともに信号入力線の異常を検出することができる。
請求項5記載の手段によれば、外部から与えられる制御信号は、連続的に変化するデューティを持つ信号となっている。制御回路は、制御信号のデューティに応じた電圧を燃料ポンプに印加するようにスイッチング素子のオンオフを制御する。つまり、制御回路は、連続的に変化するデューティを持つ制御信号に基づいて燃料ポンプへの印加電圧をリニア制御する。ここで、制御信号のデューティは、0より大きい第1の所定値からこの第1の所定値より大きい第2の所定値まで連続的に変化するものとしている。また、制御信号が与えられていない期間に信号入力線の電位が一対の直流電源線の低電位側電位に固定されるようにしている。このため、信号入力線の電位固定状態と制御信号が与えられている状態とが明確に区別され、制御回路による電位固定状態の検出が容易に行い得るようになる。従って、燃料ポンプへの印加電圧をリニア制御する方式にした場合であっても、エンジン始動時における燃料ポンプの起動時間を低減するとともに信号入力線の異常を検出することができる。
本発明の一実施形態を示す燃料ポンプ制御システムの構成図 制御信号のデューティと燃料ポンプへの印加電圧との関係を示す図 信号入力線が正常である場合における各部信号および電圧の状態を示す図 信号入力線に異常が生じている場合における図3相当図
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、燃料ポンプ制御システムの構成を概略的に示している。図1に示す燃料ポンプ制御システムは、例えば車両に設けられた燃料タンク内の燃料をエンジンに供給するための燃料ポンプ1の駆動を制御する燃料ポンプ制御装置2と、この燃料ポンプ制御装置2に対して燃料ポンプ1の駆動指令を与えるエンジン制御用のECU3とを主体として構成されている。燃料ポンプ1は、両端子に印加される電圧に応じた回転速度で回転するモータを備えており、これにより、印加電圧に応じた燃料がエンジンに供給される。
燃料ポンプ制御装置2(以下ではFPC2とも称す)は、燃料ポンプ1に印加する電圧をデューティ制御する半導体集積回路4(以下ではIC4と称す)とフィルタ回路5とから構成されている。IC4は、ECU3から与えられる指令に応じて動作する制御回路6、制御回路6により駆動されるトランジスタM1、M2などを備えている。制御回路6には、ECU3から信号入力線7およびFPC2の制御用端子SIを通じて制御信号Siが入力される。また、制御回路6からECU3に対し、ダイアグノーシス用端子DIおよびモニタ信号線8を通じてダイアグ信号Diが出力される。
制御信号Siは、燃料ポンプ1への印加電圧の指令値を示すデューティを持つ信号である。また、ダイアグ信号Diは、FPC2において異常が生じた場合に後述するアクティブレベルになる信号であり、ECU3は、このダイアグ信号Diに基づいてFPC2の状態を診断する。
FPC2は、車両のバッテリ9から電源の供給を受けて動作する。バッテリ9の正側端子は、イグニションスイッチ10、ヒューズ11を通じてFPC2の電源端子+Bと接続されている。一方、バッテリ9の負側端子は、FPC2のアース端子Eと接続されている。電源端子+Bおよびアース端子Eは、FPC2内において電源線13およびグランド線14(一対の直流電源線に相当)に接続されている。電源線13はIC4の電源端子15に接続され、グランド線14はフィルタ回路5のコイルL2を通じてIC4のグランド端子16に接続されている。燃料ポンプ1の一端子はFPC2の端子FP+およびフィルタ回路5のコイルL1を通じてIC4の出力端子17に接続され、他端子はFPC2の端子FP−を通じてグランド線14に接続されている。
トランジスタM1、M2は、いずれもNチャネル型のパワーMOSFETである。トランジスタM1(スイッチング素子に相当)は、電源線13とグランド線14との間に、コイルL1および燃料ポンプ1と直列に接続されている。トランジスタM2は、出力端子17とグランド端子16との間に接続されている。これらトランジスタM1、M2のゲートには、制御回路6から駆動信号が与えられる。トランジスタM1、M2は、この駆動信号に基づいて交互にオンするように駆動される。すなわち、駆動素子としてのトランジスタM1と、回生素子としてのトランジスタM2は、いわゆる同期整流方式で駆動される。また、トランジスタM1の近傍にはトランジスタM1の過熱状態を検出するためのダイオードD1が設けられている。ダイオードD1の端子間電圧は、制御回路6に与えられている。
フィルタ回路5は、コイルL1、L2およびコンデンサC1〜C3により構成されている。コイルL1は出力端子17と端子FP+との間に設けられ、コイルL2はグランド端子16とアース端子Eとの間に設けられている。コンデンサC1は、電源端子+Bとアース端子Eとの間に設けられている。コンデンサC2は、電源端子+Bと端子FP+との間に設けられている。コンデンサC3は、電源端子+Bとグランド端子16との間に設けられている。このような構成のフィルタ回路5により、トランジスタM1、M2のオンオフに伴い発生するスイッチングノイズの他の機器への影響が抑制される。
さて、ECU3は、制御回路(図示せず)、制御信号Si出力用のトランジスタM3、ダイアグ信号Di入力用の分圧回路18を備えている。制御回路は、CPU、ROM、RAM、A/D変換器などを備えたマイクロコンピュータを主体として構成されている。制御回路は、燃料ポンプ1へ印加する電圧値を指令するデューティを持つ指令信号を生成し、その指令信号に基づいてNチャネル型MOSFETであるトランジスタM3のオンオフを制御する。
制御回路は、バッテリ9から供給されるバッテリ電圧VBを降圧して生成された電源電圧(例えば+5V)の供給を受けて動作する。従って、上記指令信号の最大電圧値(Hレベル)は上記電源電圧となっている。FPC2から与えられるダイアグ信号Diの最大電圧値(Hレベル)は、バッテリ電圧VB(例えば+13V)である。分圧回路18は、ダイアグ信号Diを制御回路に入力可能な電圧(例えば+5V)に変換する。制御回路は、分圧回路18を構成する2つの抵抗素子の相互接続点から得られる分圧電圧に基づいてFPC2の故障診断を行う。
制御回路6は、抵抗R1、入力信号処理部19、出力設定部20、駆動部21、デューティ判定部22、過電圧保護部23、過熱保護部24、過電流検出部25、ダイアグ判定部26およびダイアグ出力部27を備えている。抵抗R1は、信号入力線7を電源線13にプルアップするものであり、電位固定手段に相当する。これにより、ECU3のトランジスタM3がオフの期間には、入力信号処理部19に与えられる制御信号Siは、電源線13の電位(バッテリ電圧VB)に固定される。
入力信号処理部19は、ECU3から信号入力線7を通じて与えられる制御信号Siのデューティを所定時間毎に検出する。本実施形態におけるデューティとは、制御信号Siの1周期におけるHレベルの期間が占める割合を%で示すオンデューティのことを意味している。入力信号処理部19は、検出したデューティを示すデータを出力設定部20およびデューティ判定部22にそれぞれ出力する。
デューティ判定部22は、入力信号処理部19から所定時間毎に与えられるデューティが最小値から最大値に転じた後、最大値である状態が後述する期間T1だけ継続した場合、エンジンの始動時であると判断する。そして、出力設定部20に対し、トランジスタM1を常時オンさせて燃料ポンプ1に連続通電するためのフルオン指令を出力する。このフルオン指令は、所定期間だけ出力された後、停止されるようになっている。
また、デューティ判定部22は、上記したデューティが最大値である状態が後述する期間T2だけ継続した場合、制御信号Siの伝送経路である信号入力線7に例えば断線などの異常が生じていると判断する。そして、出力設定部20およびダイアグ判定部26に断線異常信号を出力する。なお、デューティ判定部22によるこれらの処理の詳細については後述する。
出力設定部20は、デューティ判定部22からフルオン指令が与えられていない場合、制御信号Siのデューティに応じた電圧を燃料ポンプ1に印加するように駆動部21の出力設定を行う。また、出力設定部20は、上記フルオン指令が与えられている場合、トランジスタM1を連続してオンさせるとともにトランジスタM2を連続してオフさせるように駆動部21の出力設定を行う。
駆動部21は、出力設定部20による出力設定に基づいて駆動信号を生成し、その駆動信号をトランジスタM1、M2の各ゲートに出力する。トランジスタM1、M2は、この駆動信号に基づいてオンオフされる。このようにして、ECU3から与えられる制御信号Siに基づいて、燃料ポンプ1に印加する電圧がデューティ制御される。
また、出力設定部20には、燃料ポンプ1の両端子間の電圧がフィードバックされている。出力設定部20は、このフィードバック電圧に基づいて燃料ポンプ1への印加電圧が目標値(制御信号Siのデューティに応じた指令電圧値)になるようにも駆動部21の出力設定を行う。これにより、燃料ポンプ1のモータが所望の回転速度で回転するようにフィードバック制御される。
過電圧保護部23は、電源線13の電圧(バッテリ電圧VB)を検出する。過電圧保護部23は、この検出電圧が所定のしきい値電圧を超えている場合には、バッテリ電圧VBが過大であると判断し、駆動部21に過電圧異常信号を出力する。駆動部21は、過電圧異常信号が与えられると、トランジスタM1、M2の駆動を停止する。または、トランジスタM1のみオン状態とし、燃料ポンプ1のモータにエネルギーを消費させてもよい。
過熱保護部24は、ダイオードD1の端子間電圧を検出する。過熱保護部24は、ダイオードD1の順方向電圧の温度特性(温度が上昇すると順方向電圧が低下する特性)を利用し、この端子間電圧に基づいてトランジスタM1の温度変動を推定する。過熱保護部24は、推定された温度変動が所定のしきい値を超える温度上昇である場合には、トランジスタM1の温度が過大に上昇していると判断し、出力設定部20およびダイアグ判定部26に過熱異常信号を出力する。
過電流検出部25は、トランジスタM1のドレイン・ソース間電圧を検出する。過電流検出部25は、この電圧が所定のしきい値電圧を超えている場合には、トランジスタM1ひいては燃料ポンプ1に流れる電流が過大であると判断し、出力設定部20およびダイアグ判定部26に過電流異常信号を出力する。
出力設定部20は、過熱異常信号、過電流異常信号または断線異常信号のいずれかが与えられると、トランジスタM1、M2の駆動を停止するように駆動部21の出力設定を行う。ダイアグ判定部26は、過熱異常信号、過電流異常信号または断線異常信号のいずれかが与えられると、FPC2に異常が生じていると判断し、その結果を示す信号をダイアグ出力部27に出力する。これを受けてダイアグ出力部27は、アクティブレベル(グランド線14の電位=0V)のダイアグ信号Diを出力する。一方、ダイアグ判定部26に上記各異常信号のいずれも与えられていない場合、つまりFPC2が正常である場合、ダイアグ出力部27は、非アクティブレベル(電源線13の電位=VB)のダイアグ信号Diを出力する。
図2は、制御信号Siのデューティと、燃料ポンプ1に印加される印加電圧との関係を示している。この図2に示すように、デューティが約10%を下回っている状態では印加電圧を最小値(0V)固定とする。つまり、燃料ポンプ1の駆動を停止する。デューティが約10%〜約80%の状態では、印加電圧がデューティに応じて連続的に(無段階に)変化するようになっている。すなわち、この期間においてはリニア制御方式となる。デューティが約85%〜約90%の状態ではトランジスタM1を100%オン(常時オン)して印加電圧を最大値(+13V)固定とする。また、デューティが約90%を上回っている状態は、制御信号Siが電源線13の電位に固定されている状態(電位固定状態)と判断して印加電圧を最小値(0V)固定とする。
印加電圧を最小値にするためのデューティ付近、最大値にするためのデューティ付近、電位固定状態であると判断するためのデューティ付近には、それぞれヒステリシスが設定されている。これにより、ノイズ等の影響によるデューティの僅かな変動により、印加電圧の状態(燃料ポンプ1の駆動状態)が大きく変化してしまうことを抑制している。
本実施形態では、ECU3において生成される制御信号Siのデューティは、0%(第1の所定値に相当)〜約90%(第2の所定値に相当)となっている。従って、信号入力線7に0%〜約90%のデューティを持つ信号が印加されている状態が、ECU3から制御信号Siが与えられている状態に相当する。また、上述したようにECU3において生成される制御信号Siのデューティは、約90%を超えることがない。このため、信号入力線7に約90%〜100%のデューティを持つ信号が印加されている状態が、信号入力線7が電源線13の電位に固定され、ECU3から制御信号Siが与えられていない状態に相当する。
次に、本実施形態の燃料ポンプ制御システムの動作について説明する。
まず、信号入力線7が正常である場合におけるエンジン始動時の動作について図3を参照しながら説明する。図3は、このような場合における各部の信号および電圧の状態を示すものであり、上から順に制御信号Si、燃料ポンプ1への印加電圧、ダイアグ信号Diを表している。
エンジンを始動させるためにイグニションスイッチ10がオンされると、図示しない電源回路を介してECU3に電源が供給されるとともに、FPC2に対する電源供給が開始される。また、これと同時にECU3のCPUのイニシャライズが開始される。このイニシャライズ期間中、エンジンを始動する指令が与えられた場合(スタータオン)、トランジスタM3は、CPUによりオンオフ制御されずにオフ状態固定となる。これにより、信号入力線7(制御信号Si)の電位は、0Vから電源線13の電位とともに上昇し、バッテリ電圧VBに固定される(時刻t1)。
すると、デューティ判定部22により、制御信号Siのデューティが最小値である0%から最大値である100%に転じたと判断される。その後、デューティ判定部22は、このデューティ=100%の状態(電位固定状態)が期間T1だけ継続したことを検出すると、出力設定部20にフルオン指令を出力する(時刻t2)。本実施形態における期間T1(第1の期間に相当)は、例えば1ms〜15msに設定されている。なお、この期間T1は、これに限らずともよく、例えばノイズなどにより信号入力線7の電位が誤って電源線13の電位になる可能性を考慮し、このようなノイズによる一時的な変化に対して誤って電位固定状態であると判断する事態を防止できる程度の期間に設定すればよい。
さて、出力設定部20にフルオン指令が与えられることにより、トランジスタM1は連続してオンされる(常時オン)とともにトランジスタM2は連続してオフされる(常時オフ)。これにより、燃料ポンプ1への印加電圧は最大値(例えば+13V)となり、燃料ポンプ1が直ちに起動される。デューティ判定部22は、ECU3から制御信号Siが与えられて電位固定状態が解除される時点までの間と、後述する期間T2の終了時点のうちのいずれか早い時点まで上記フルオン指令を出力し続ける。
ここでは、時刻t4において、ECU3のCPUのイニシャライズが完了し、ECU3から制御信号Siの供給が開始されている。つまり、時刻t4において電位固定状態が解除されているため、デューティ判定部22は出力設定部20へのフルオン指令の出力をこの時点で停止する。これを受けて出力設定部20は、駆動部21に対し制御信号Siのデューティに応じた出力設定を行う。そして、時刻t4から制御信号Siの1周期分の時間が経過した時刻t5において、トランジスタM1、M2に対し、制御信号Siのデューティに基づいたオンオフ制御が開始される。
これにより、燃料ポンプ1のモータがデューティに応じた回転速度で回転し、燃料タンクに貯留されている燃料が目標流量でもってエンジンに供給される。このように、エンジン始動時における時刻t2〜時刻t5までの間、燃料ポンプ1に対して最大の電圧が印加される状態が継続される。なお、この最大電圧を印加する状態は、時刻t2〜時刻t5の間に解除してもよいし、時刻t5より後まで継続させてもよい。
FPC2からECU3に出力されるダイアグ信号Diは、時刻t1〜時刻t3までの間、アクティブレベル(Lレベル)固定であり、その後、非アクティブレベル(Hレベル)に転じている。これは、FPC2への電源供給開始からダイアグ判定部26、ダイアグ出力部27による信号処理時間等により、ダイアグ信号Diが本来の値となるまでに遅延が生じることおよび判定処理を確実に実施する時間を確保するためである。
しかし、このダイアグ信号Diがアクティブレベル固定の期間は、ECU3のCPUがイニシャライズ中であり、ダイアグ信号Diに基づく故障診断は行われない。そして、CPUのイニシャライズが完了した時点(時刻t4)では、ダイアグ信号Diは本来の値(この場合、非アクティブレベル)となっている。従って、FPC2の起動直後において、上記したようにダイアグ信号Diがアクティブレベルに固定されたとしても、ECU3によるFPC2の診断動作に影響はない。
デューティ判定部22は、制御信号Siのデューティが0%から100%に転じたと判断した時点(時刻t1)から期間T2が経過する時点(時刻t6)まで、電位固定状態が継続した場合、信号入力線7に異常が発生したと判断する。ここでは、時刻t4以降、ECU3から正常に制御信号Siが与えられている状態であり、デューティが約90%〜100%である状態(電位固定状態)ではない。このため、デューティ判定部22は、信号入力線7が正常であると判断し、ダイアグ出力部27から出力されるダイアグ信号Diは非アクティブレベル(Hレベル)に維持される。
本実施形態において、上記した期間T2(第2の期間に相当)は、例えば100ms〜2sに設定されている。なお、期間T2は、これに限らずともよく、ECU3において制御信号Siを生成するために要する時間を考慮し、少なくともECU3からFPC2に対して制御信号Siの供給が開始されるまでに必要な期間よりも長い期間に設定すればよい。
続いて、信号入力線7に例えば断線などの異常が生じている場合におけるエンジン始動時の動作について図4を参照しながら説明する。図4は、このような場合における各部の信号および電圧の状態を示す図3相当図である。このような場合も、図3に示した信号入力線7が正常である場合と同様、エンジンを始動させるためにイグニションスイッチ10がオンされた後、ECU3およびFPC2への電源供給が開始される。そして、ECU3のCPUがイニシャライズされている期間中に、トランジスタM1が連続してオンされるとともにトランジスタM2が連続してオフされて燃料ポンプ1に最大の電圧が印加され、燃料ポンプ1が直ちに起動される。
前述したように、デューティ判定部22は、ECU3から制御信号Siが与えられて電位固定状態が解除される時点までの間と、期間T2の終了時点のうちのいずれか早い時点までフルオン指令を出力し続ける。ここでは、期間T2の終了時点(時刻t6)以降も電位固定状態が継続し、FPC2に対する制御信号Siの供給が開始されていない。従って、デューティ判定部22は、期間T2の終了時点までフルオン指令を出力し続ける。このような場合には、エンジン始動時における時刻t2〜時刻t6までの間、燃料ポンプ1に対して最大の電圧が印加される状態が継続される。
デューティ判定部22は、制御信号Siのデューティが0%から100%に転じたと判断した時点(時刻t1)から期間T2が経過する時点(時刻t6)まで、電位固定状態が継続した場合、信号入力線7に異常が発生したと判断する。ここでは、期間T2の終了時点(時刻t6)においても電位固定状態が継続されている。このため、デューティ判定部22は、信号入力線7に例えば断線などの異常が生じていると判断する。その後、所定の信号処理時間経過後、ダイアグ出力部27から出力されるダイアグ信号Diがアクティブレベル(Lレベル)に転じる(時刻t7)。ECU3は、このアクティブレベルのダイアグ信号Diを受けることにより、FPC2に異常が生じていると診断し、所定の異常対応処理、例えばダイアグコードを記憶して、ユーザに警告するといった処理を実行する。
以上説明したように、本実施形態の燃料ポンプ制御装置2は、ECU3から制御信号Siが与えられるまでの間に信号入力線7の電位を電源線13の電位に固定する抵抗R1と、この電位固定状態が期間T1だけ継続したことを検出すると燃料ポンプ1に最大電圧を印加する制御回路6とを備えている。これにより、エンジンの始動時においてECU3から制御信号Siが与えられていない期間から燃料ポンプ1への電圧印加が開始され、燃料ポンプ1が直ちに起動される。また、制御回路6は、信号入力線7の電位固定状態が期間T2だけ継続したことを検出すると信号入力線7に異常が生じていると判断する。このような構成の燃料ポンプ制御装置2によれば、構成の複雑化を抑制しつつ、エンジン始動時における燃料ポンプ1の起動時間を低減するとともに信号入力線7の異常を検出できる。
制御回路6は、エンジンの始動時においてフルオン指令を出力した後、ECU3から制御信号Siが与えられて電位固定状態が解除される時点までの間と期間T2の終了時点のうちのいずれか早い時点までこのフルオン指令を出力し続けるようにした。これにより、エンジン始動時における燃料ポンプ1の昇圧能力を十分に高めることが可能となるため、燃料ポンプ1の起動時間をさらに低減することができる。
制御信号Siが与えられていない期間に信号入力線7の電位を燃料ポンプ制御装置2への電源供給用の電源線13の電位に固定するようにしたので、燃料ポンプ制御装置2への電源供給開始後、直ちに信号入力線7の電位が固定される。これにより、エンジン始動時における燃料ポンプ1の起動時間をより一層低減することができる。また、このような構成によれば、信号入力線7の異常としてバッテリ9の正側端子と同電位のライン(例えば電源線13)との短絡(天絡)状態を検出できる。
制御回路6は、連続的に変化するデューティを持つ制御信号Siに基づいて燃料ポンプ1への印加電圧をリニア制御するようにした。また、ECU3において生成される制御信号Siのデューティは0%〜約90%としている。このため、信号入力線7の電位固定状態と制御信号Siが与えられている状態とが明確に区別され、制御回路6による電位固定状態の検出が容易に行い得るようになる。従って、燃料ポンプ1への印加電圧をリニア制御する方式にした場合であっても、エンジン始動時における燃料ポンプ1の起動時間を低減するとともに信号入力線7の異常を検出できる。
このようにリニア制御方式を採用することにより、制御回路6が搭載されたIC4を共通化できるという効果が得られる。すなわち、一般に燃料ポンプ1に対する印加電圧値は数種類の切替が可能であればよい。ただし、この数種類の電圧値は、例えば燃料ポンプ1が搭載される車両の種類に応じて変更される。従って、本実施形態のようにリニア制御方式を採用すれば、制御回路6により様々な印加電圧値を実現できるため、共通のIC4を用いて、搭載される様々な種類の車両に対応することが可能となる。
上記説明では、エンジン始動時における信号入力線7の異常検出について述べたが、本実施形態によれば、エンジン始動後における信号入力線7の異常検出についても同様に可能である。ただし、その場合、異常時の対応として燃料ポンプ1の駆動を停止するとエンジン停止に至るため、燃料ポンプ1に対し所定の電圧値を印加する状態(100%通電=フルオン状態も含む)に制御するとともにダイアグ信号Diにより異常を報知するということも可能である。
なお、本発明は上記し且つ図面に記載した実施形態に限定されるものではなく、次のような変形または拡張が可能である。
駆動素子であるトランジスタM1を燃料ポンプ1よりも高電位側に接続して駆動するハイサイド駆動方式を採用したが、駆動素子を燃料ポンプよりも低電位側に接続するローサイド駆動方式を採用してもよい。回生素子としてパワーMOSFETであるトランジスタM2を用いたが、これに替えてダイオードを用いてもよい。駆動素子として、例えばPチャネルMOSFET、IGBTなどの他のスイッチング素子を用いてもよい。過電圧保護部23、過熱保護部24、過電流保護部25などのFPC2における各異常を検出するための構成は、必要に応じて設ければよい。電位固定手段として信号入力線7の電位を電源線13の電位にプルアップする抵抗を用いたが、グランド線14の電位にプルダウンする抵抗を用いてもよい。このような構成によれば、信号入力線7の異常としてバッテリ9の負側端子と同電位のライン(例えばグランド線14)との短絡(地絡)状態を検出できる。ただし、その場合には、ECU3における制御信号Siの出力段の構成、入力信号処理部19におけるデューティ検出処理、デューティ判定部22における電位固定状態の判定処理等を適宜変更する必要がある。また、電位固定手段は、信号入力線7の電位を電源線13、グランド線14以外の電位に固定する手段でもよい。
ECU3において生成される制御信号Siのデューティは0%〜約90%に限らず、第1の所定値からこの第1の所定値より大きく且つ100%未満の第2の所定値まで連続的に変化するものであればよい。また、制御信号Siのデューティは、0%より大きい第1の所定値からこの第1の所定値より大きい第2の所定値まで連続的に変化するものでもよい。
信号入力線7の電位が0Vのときにダイアグ信号Diをアクティブレベル(Lレベル)に変化させるように制御回路6を構成すれば、ECU2において、出力する制御信号Siのデューティと入力されるダイアグ信号Diのレベルとに基づいて信号入力線7の地絡状態も検出可能なシステムを構成できる。また、この場合、制御信号Siのデューティの下限値を0%を超える値に設定すれば、信号入力線7の地絡状態を確実に検出することができる。
制御信号Siのデューティは、連続的に変化するものに限らず、多段階に変化するものでもよい。つまり、制御信号Siに基づく燃料ポンプ1への印加電圧の制御は、リニア制御方式に限られない。ただし、各デューティと電位固定状態とを区別可能なものとする必要がある。また、制御信号Siは、燃料ポンプ1への印加電圧の指令を示すデューティを持つ信号に限らず、電位固定状態と区別可能な状態の変化により燃料ポンプ1への印加電圧の指令を示す信号であればよい。
図面中、1は燃料ポンプ、2は燃料ポンプ制御装置、6は制御回路、7は信号入力線、13は電源線(直流電源線)、14はグランド線(直流電源線)、M1はトランジスタ(スイッチング素子)、R1は抵抗(電位固定手段)を示す。

Claims (5)

  1. 燃料タンク内の燃料をエンジンに供給するための燃料ポンプの駆動を制御する燃料ポンプ制御装置であって、
    一対の直流電源線間に前記燃料ポンプと直列に接続されたスイッチング素子と、
    外部から信号入力線を通じて与えられる制御信号に基づいて前記スイッチング素子をオンオフさせることにより前記燃料ポンプに印加する電圧を制御する制御回路と、
    前記制御信号が与えられていない期間に前記信号入力線の電位を所定電位に固定する電位固定手段とを備え、
    前記制御回路は、前記エンジンの始動時において前記信号入力線の電位が前記所定電位である状態が第1の期間だけ継続したことを検出すると前記スイッチング素子をオンさせ、前記信号入力線の電位が前記所定電位である状態が前記第1の期間よりも長い第2の期間だけ継続したことを検出すると前記信号入力線に異常が生じていると判断することを特徴とする燃料ポンプ制御装置。
  2. 前記制御回路は、前記エンジンの始動時において前記スイッチング素子をオンさせた後、前記制御信号が与えられるまでの間は、そのオン状態を維持させることを特徴とする請求項1記載の燃料ポンプ制御装置。
  3. 前記所定電位は、前記一対の直流電源線のいずれかの電位であることを特徴とする請求項1または2記載の燃料ポンプ制御装置。
  4. 前記所定電位が前記一対の直流電源線の高電位側電位である場合、
    前記制御信号は、第1の所定値からこの第1の所定値より大きく且つ1未満の第2の所定値まで連続的に変化するデューティを持つ信号であり、
    前記制御回路は、前記デューティに応じた電圧を前記燃料ポンプに印加するように前記スイッチング素子のオンオフを制御することを特徴とする請求項3記載の燃料ポンプ制御装置。
  5. 前記所定電位が前記一対の直流電源線の低電位側電位である場合、
    前記制御信号は、0より大きい第1の所定値からこの第1の所定値より大きい第2の所定値まで連続的に変化するデューティを持つ信号であり、
    前記制御回路は、前記デューティに応じた電圧を前記燃料ポンプに印加するように前記スイッチング素子のオンオフを制御することを特徴とする請求項3記載の燃料ポンプ制御装置。
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