JP5098760B2 - Dc−dcコンバータおよび電源制御用半導体集積回路 - Google Patents

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本発明は、直流電圧を変換するスイッチング・レギュレータ方式のDC−DCコンバータおよびその電源制御用半導体集積回路に関し、例えばPWM(パルス幅変調)コンパレータとPFM(パルス周波数変調)コンパレータとを備え負荷に流れる電流が少なくなった場合にPFM制御を行なうDC−DCコンバータに適用して有効な技術に関する。
入力直流電圧を変換して異なる電位の直流電圧を出力する回路としてスイッチング・レギュレータ方式のDC−DCコンバータがある。かかるDC−DCコンバータには、電池などの直流電源から供給される直流電源電圧をインダクタ(コイル)に印加して電流を流しコイルにエネルギーを蓄積させる駆動用スイッチング素子と、該駆動用スイッチング素子がオフされているエネルギー放出期間にコイルの電流を整流する整流用スイッチング素子を備え、駆動用スイッチング素子と整流用スイッチング素子を相補的にオン、オフさせることで、ダイオード整流型のDC−DCコンバータに比べて電力効率を高めた同期整流型のDC−DCコンバータがある。
同期整流型のDC−DCコンバータにおいては、出力電圧を誤差アンプで検出してPWM(パルス幅変調)コンパレータまたはPFM(パルス周波数変調)コンパレータにフィードバックして、出力電圧が下がるとスイッチング素子のオン時間を長くし、出力電圧が上がるとスイッチング素子のオン時間を短くする制御が一般に行われている。
さらに、PWM制御では、駆動パルスの周期(周波数)を一定にして負荷に応じてパルス幅を変化させるが、負荷が非常に軽くなった場合にも回路の特性から決まる最小パルス幅のパルスが出力される。また、負荷の変動幅が非常に大きい場合には、最小パルス幅のパルスで駆動しても出力電流が多すぎる場合が生じることがある。そこで、PWMコンパレータとPFMコンパレータとを設け、負荷に流れる電流が少なくなった場合にPFM制御へ移行するようにしたDC−DCコンバータもある。このようなDC/DCコンバータに関する発明としては、例えば特許文献1や特許文献2に記載されているものがある。
特開2006−149067号公報 特開平11−89222号公報
PWM制御とPFM制御を切り替えて行なう従来のDC−DCコンバータにあっては、いずれの制御モードの場合においても大部分の回路を動作させ続けるものであったため、消費電流が大きく特に入力電源として電池を使用するものにおいては電池の寿命が短くなるという課題があった。
本発明は上記のような課題に着目してなされたもので、その目的とするところは、PWM制御とPFM制御の併用型のDC−DCコンバータにおいて、制御回路の消費電流を減らすことができ、入力電源として電池を使用する場合には電池の寿命を長くすることができるような制御技術を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、電圧変換用のインダクタに電流を流す駆動用スイッチング素子の駆動信号を生成するスイッチング制御回路を有する電源制御用半導体集積回路において、前記スイッチング制御回路は、出力側からのフィードバック電圧と参照電圧との電位差に応じた電圧を出力する誤差増幅回路と、前記誤差増幅回路の出力と所定の周波数の波形信号を入力とし一定周期で可変パルス幅のパルスを生成するPWMパルス生成回路と、前記誤差増幅回路の出力電圧と所定の参照電圧とを比較して可変周期のパルスを生成するPFMパルス生成回路と、前記PWMパルス生成回路と前記PFMパルス生成回路の出力に応じて前記駆動用スイッチング素子の駆動信号を生成して出力する出力回路と、を備え、前記フィードバック電圧に応じて前記PWMパルス生成回路または前記PFMパルス生成回路のいずれか一方からパルスが出力されるとともに、前記PFMパルス生成回路からパルスが出力される際には該PFMパルス生成回路の出力に基づいて前記PWMパルス生成回路が非活性化されるように構成したものである。
上記のような手段によれば、負荷の大小に応じて自動的にPWMパルス生成回路の出力パルスとPFMパルス生成回路の出力パルスを切り替えてスイッチング素子を駆動することができるとともに、PFMパルス生成回路の出力パルスが選択される際に自動的にPWMパルス生成回路が非活性化されるため、消費電流を低減することができるようになる。
ここで、望ましくは、前記スイッチング制御回路は、前記PWMパルス生成回路の出力に応じて前記出力回路が前記駆動用スイッチング素子の駆動信号を生成する際に並行して動作されるPWM制御時動作回路を備え、該PWM制御時動作回路は、前記PFMパルス生成回路の出力に基いて前記PWMパルス生成回路が非活性化される際に同時に非活性化されるように構成する。
これにより、PWMパルス生成回路が非活性化される際に関連する他の回路も非活性化されるようになるため、さらに消費電流を低減することができる。ここで、前記PWM制御時動作回路の代表的な例として、前記所定の周波数の波形信号を生成する波形生成回路がある。
また、望ましくは、前記PWM制御時動作回路として、出力電圧のゼロボルト検出回路をさらに備え、前記出力回路は、前記駆動用スイッチング素子と相補的にオン、オフされる整流用スイッチング素子の駆動信号を生成して出力する機能を有し、前記ゼロボルト検出回路からの検出信号に応じて前記駆動信号を制御するように構成する。
これにより、整流用スイッチング素子をオンさせると負荷側から整流用スイッチング素子を通して接地点へ電流が流れ出すような状態で整流用スイッチング素子をオフさせることで無駄な損失を回避することができる。
さらに、望ましくは、外部から制御モードを設定するための信号もしくは電圧が入力される制御端子を備え、前記スイッチング制御回路は、前記制御端子への入力と前記PFMパルス生成回路の出力とに基いて前記PWMパルス生成回路を非活性化させる信号を生成する制御論理回路を備えるように構成する。これにより、電源制御用半導体集積回路を複数の制御モードのいずれかで動作させることができ、ユーザの使い勝手が向上しかつ各モードでの消費電流を低減できる。
ここで、前記制御モードを設定するための信号としては、前記出力回路が前記PFMパルス生成回路の出力パルスに基づいて駆動用スイッチング素子を駆動する制御モードを指定する信号と、前記出力回路が前記PWMパルス生成回路の出力パルスに基づいて駆動用スイッチング素子を駆動する制御モードを指定する信号と、前記出力回路が前記PFMパルス生成回路の出力パルスおよび前記PWMパルス生成回路の出力パルスに基づいて駆動用スイッチング素子を駆動する制御モードを指定する信号がある。
本発明に従うと、PWM制御とPFM制御の併用型のDC−DCコンバータにおいて、制御回路の消費電流を減らすことができ、入力電源として電池を使用する場合には電池の寿命を長くすることができるという効果がある。
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明を適用したスイッチング・レギュレータ方式のDC−DCコンバータの一実施形態を示す。
この実施形態のDC−DCコンバータは、インダクタとしてのコイルL1、直流入力電圧Vinが印加される電圧入力端子INと上記コイルL1の一方の端子との間に接続されコイルL1に向かって駆動電流を流し込むPチャネルMOSFET(絶縁ゲート型電界効果トランジスタ)からなる駆動用スイッチングトランジスタSW1、コイルL1の一方の端子と接地点の間に接続されたNチャネルMOSFETからなる整流用スイッチングトランジスタSW2、これらのスイッチングトランジスタSW1,SW2をオン、オフ制御するスイッチング制御回路20、上記コイルL1の他方の端子と接地点との間に接続された平滑用コンデンサC1を備える。
特に限定されるものではないが、DC−DCコンバータを構成する素子のうち、スイッチング制御回路20は半導体チップ上に形成されて半導体集積回路(IC)として構成され、コイルL1とコンデンサC1およびスイッチング素子SW1,SW2はこのICに設けられている外部端子に外付け素子として接続されるようになっている。
この実施形態のDC−DCコンバータにおいては、トランジスタSW1とSW2を相補的にオン、オフさせるような駆動パルスがスイッチング制御回路20により生成されるようになっており、定常状態では、駆動用トランジスタSW1がオンされるとコイルL1に直流入力電圧Vinが印加されて出力端子へ向かう電流が流されて平滑用コンデンサC1が充電される。
また、駆動用トランジスタSW1がオフされると代わって整流用トランジスタSW2がオンされ、このオンされた整流用トランジスタSW2を通してコイルL1に電流が流される。そして、SW1の制御端子(ゲート端子)に入力される駆動パルスのパルス幅が出力電圧Voutに応じて制御されることで、直流入力電圧Vinを変換した直流出力電圧Voutが発生される。
スイッチング制御回路20は、出力端子と接地点との間に直列に接続され抵抗比で出力電圧Voutを分圧するブリーダ抵抗R1,R2によって分圧された電圧VFBと参照電圧Vref1とを比較して電位差に応じた電圧を出力する誤差アンプ21と、該誤差アンプ21の出力が一方の入力端子に入力されるPWMパルス生成回路としてのPWMコンパレータ22とを有し、該PWMコンパレータ22の出力が出力制御回路(ドライバ)23に供給され、出力制御回路23がスイッチングトランジスタSW1,SW2のゲート駆動信号を生成して出力するように構成されている。
上記PWMコンパレータ22の他方の入力端子には、発振器を内蔵し所定の周波数の三角波もしくは鋸波のような波形信号(RAMP信号)を生成する波形生成回路24からの波形信号が入力され、フィードバック電圧VFBに応じて出力電圧が高いときは出力駆動パルスのパルス幅を狭くしフィードバック電圧VFBが低いときはパルス幅を広くするような制御を行なう。
また、上記誤差アンプ21の出力が一方の入力端子に入力され参照電圧Vref2とを比較するPFMパルス生成回路としてのPFMコンパレータ25が設けられ、負荷が軽くなったときは該PFMコンパレータ25の出力に従って出力制御回路(ドライバ)23がスイッチングトランジスタSW1,SW2を駆動するように構成されている。
さらに、特に限定されるものではないが、この実施形態では、PWM制御時に負荷が軽くなってトランジスタSW1のオフ中にコイル接続ノードN1の電位が高くなり、トランジスタSW2をオンさせたときに接地点へ向かって電流が流れて損失が増大するのを回避するためノードN1の電位を検出するゼロボルト検出回路のようなPWM制御時動作回路26が設けられている。ゼロボルト検出回路の出力は出力制御回路23へ供給され、SW1のオフ中にノードN1の電位がゼロボルト以上になった場合には出力制御回路によってSW2もオフされる。
この実施形態のスイッチング制御回路20を構成する上記各回路ブロック21〜26には、それぞれロウアクティブのオン/オフ制御端子CTが設けられており、該制御端子CTをハイレベルにすると回路の動作が停止され、制御端子をロウレベルにすると回路が活性化されるように構成されている。具体的には、例えば上記オン/オフ制御端子CTに各回路ブロック内の電流源が接続され、制御端子CTをハイレベルにすると電流源が遮断され、制御端子CTをロウレベルにすると電流源が電流を流すように構成される。
また、回路ブロック内にフローティングになると貫通電流が流れてしまうようなノードがある場合には、当該ノードを電源電圧または接地電位に固定するようなプルアップ手段またはプルダウン手段が設けられ、上記オン/オフ制御端子CTの状態に応じて動作されるように構成される。
さらに、この実施形態のスイッチング制御回路20には、外部から活性化制御信号AC,FO,WOを入力することが可能な端子と、これらの端子に入力された活性化制御信号AC〜WOに応じて上記PWMコンパレータ22と波形生成回路24とPWM制御時動作回路26のオン/オフ制御端子CTにそれぞれ印加すべき信号を生成する制御ロジック27a、27b、27cが設けられている。
上記活性化制御信号AC,FO,WOのうちACはPWM制御とPFM制御を自動的に切り替えるモードを選択するための信号、FOはPFM制御を選択する信号、WOはPWM制御を選択する信号である。図2に、各モードに設定する際における制御信号AC,FO,WOの状態と、各回路ブロックの動作状態(onまたはoff)との関係の一例を示す。図2において、AMPは誤差アンプ21、RAMPは波形生成回路24、PWMはPWMコンパレータ22、PFMはPFMコンパレータ25、DRVは出力制御回路、ZDCはPWM制御時動作回路(ゼロボルト検出回路)を意味する。
この実施形態においては、上記制御ロジック27a、27b、27cに、PFMコンパレータ25の出力信号が入力され、外部からの活性化制御信号AC,FOとPFMコンパレータ25の出力信号とに応じて各回路のオン/オフ制御端子CTに入力すべき制御信号が形成される。特に限定されるものではないが、この実施形態における制御ロジック27a、27b、27cは、PFMコンパレータ25の出力信号と活性化制御信号ACとを入力とするANDゲートG1と、該ゲートG1の出力と活性化制御信号FOとを入力とするORゲートG2とから構成されている。
なお、図1の実施形態では、制御ロジック27a、27b、27cはすべて同一の信号を入力とし同一の論理であるので、共通化して1つの回路とすることも可能である。さらに、チップ全体のオン/オフを指令する制御信号CEの入力端子を設け、この信号が入力されると誤差アンプ回路21および出力制御回路23の動作も停止されるように構成してもよい。
この実施形態のスイッチング制御回路においては、PFMコンパレータ25の参照電圧Vref2をPWMコンパレータ22に入力される三角波のピーク電圧近傍もしくは若干高めに設定しておくことで、負荷が軽くなってフィードバック電圧VFBが上がり誤差アンプ21の出力が高くなってPWMコンパレータ22が最小パルス幅のパルスを出力するようになってから、さらに負荷が軽くなるとPFMコンパレータ25の出力によって出力制御回路23がスイッチングトランジスタSW1,SW2を駆動するようになる。
なお、PFMコンパレータ25の出力が有効になる低負荷時においては、PFMコンパレータ25から有為なパルスが出力されることで一時的にPWMコンパレータ22が活性化されるが、例えば波形生成回路24内の発振器からの信号をPFMコンパレータ25が監視するなどして、PWMコンパレータ22からパルス(最小パルス幅)が出力されないタイミングでPFMコンパレータ25の出力を変化させる(PWMのパルスが出力される前にPFMコンパレータ25の出力が反転する)ように、コンパレータのタイミングを設計しておくようにするとよい。
これにより、PFM制御中にPWMコンパレータ22からパルスが出力されこのパルスで出力制御回路23がスイッチングトランジスタSW1,SW2を駆動するのを回避することができる。出力制御回路23は例えばANDゲートやインバータなどで構成することができる。出力制御回路23の最終段は、サイズの大きなスイッチングトランジスタSW1,SW2を駆動できるように、駆動力の大きな回路とされる。
この実施形態のスイッチング制御回路においては、PFMコンパレータ25の出力がハイレベルに変化することによって、PWMコンパレータ22と波形生成回路24とPWM制御時動作回路26の動作が停止される。図3に、そのときの状態を示す。図3において、ハッチングが付されている回路ブロックが、PFMコンパレータ25が動作してPFM制御でコイルに電流を流す期間に動作停止される回路である。このように半数近い回路の動作が停止されるため、スイッチング制御回路20全体の消費電流が大幅に低減されるようになる。
さらに、PFM制御中に負荷が重くなってフィードバック電圧VFBが下がり誤差アンプ21の出力が低くなると、PFMコンパレータ25の出力が連続してロウレベルに変化してPWMコンパレータ22が再びパルスを出力するようになり、それによって、PWM制御による駆動が再開されるようになる。このように、本実施形態のスイッチング制御回路では、負荷の状態に応じて自動的にPWM制御とPFM制御の切替えが行なわれるとともに、PFM制御に入ったときにPWMコンパレータ22の動作停止も自動的に行なわれる。その結果、動作モード制御回路のような回路が不要となり、チップ面積の増大を抑制することができる。
なお、上記実施形態においては、PWM制御時動作回路26の例としてゼロボルト検出回路を上げたが、波形生成回路24もPWM制御時動作回路のひとつとみなすことができる。
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、前記実施形態では、スイッチング素子SW1,SW2として制御回路と別個に形成された外付け素子を使用するとしたが、同一の半導体チップ上に形成されたオンチップの素子を使用するようにしても良い。
また、前記実施形態では、PWM制御時動作回路26としてゼロボルト検出回路を備えるものを示したが、このような回路がないスイッチング制御回路であっても良い。また、PWMコンパレータ22に入力される波形信号(三角波)を生成する回路をチップに内蔵したスイッチング制御回路を示したが、波形信号もしくはその元になる発振信号はチップ外部から与えるように構成することができる。
さらに、前記実施形態では、駆動用スイッチングトランジスタSW1と直列に整流用スイッチングトランジスタSW2を接続してSW1と相補的にオン、オフさせる同期整流型のDC−DCコンバータを示したが、整流用スイッチングトランジスタSW2の代わりにダイオードを使用したダイオード整流型のDC−DCコンバータに適用することも可能である。
以上の説明では、本発明を降圧型のDC−DCコンバータに適用した例を説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、昇圧型のDC−DCコンバータや負電圧を発生する反転型のDC−DCコンバータにも適用することができる。
本発明を適用したDC−DCコンバータの一実施形態を示す回路構成図である。 実施形態のDC−DCコンバータにおける外部からの制御信号の状態と各回路ブロックの動作状態との関係の一例を示すモード説明図である。 実施形態のDC−DCコンバータにおいてPFM制御でコイルに電流を流す期間における各回路ブロックの状態を示す状態説明図である。
符号の説明
20 スイッチング制御回路
21 誤差アンプ
22 PWMコンパレータ(PWMパルス生成回路)
23 出力制御回路(出力回路)
24 波形生成回路
25 PFMコンパレータ(PFMパルス生成回路)
26 PWM制御時動作回路(ゼロボルト検出回路)
27a,27b,27c 制御ロジック(制御論理回路)
L1 コイル(インダクタ)
C1 平滑容量
SW1 コイル駆動用スイッチングトランジスタ(駆動用スイッチング素子)
SW2 同期整流用スイッチングトランジスタ(整流用スイッチング素子)

Claims (7)

  1. 電圧変換用のインダクタに電流を流す駆動用スイッチング素子の駆動信号を生成するスイッチング制御回路を有する電源制御用半導体集積回路であって、
    前記スイッチング制御回路は、
    出力側からのフィードバック電圧と参照電圧との電位差に応じた電圧を出力する誤差増幅回路と、
    前記誤差増幅回路の出力と所定の周波数の波形信号を入力とし一定周期で可変パルス幅のパルスを生成するPWMパルス生成回路と、
    前記誤差増幅回路の出力電圧と所定の参照電圧とを比較して可変周期のパルスを生成するPFMパルス生成回路と、
    前記PWMパルス生成回路と前記PFMパルス生成回路の出力に応じて前記駆動用スイッチング素子の駆動信号を生成して出力する出力回路と、
    を備え、前記フィードバック電圧に応じて前記PWMパルス生成回路または前記PFMパルス生成回路のいずれか一方からパルスが出力されるとともに、前記PFMパルス生成回路からパルスが出力される際には該PFMパルス生成回路の出力に基づいて前記PWMパルス生成回路が非活性化されるように構成されていることを特徴とする電源制御用半導体集積回路。
  2. 前記スイッチング制御回路は、
    前記PWMパルス生成回路の出力に応じて前記出力回路が前記駆動用スイッチング素子の駆動信号を生成する際に並行して動作されるPWM制御時動作回路を備え、該PWM制御時動作回路は、前記PFMパルス生成回路の出力に基づいて前記PWMパルス生成回路が非活性化される際に同時に非活性化されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電源制御用半導体集積回路。
  3. 前記PWM制御時動作回路として、前記所定の周波数の波形信号を生成する波形生成回路を備えることを特徴とする請求項2に記載の電源制御用半導体集積回路。
  4. 前記PWM制御時動作回路として、出力電圧のゼロボルト検出回路をさらに備え、
    前記出力回路は、前記駆動用スイッチング素子と相補的にオン、オフされる整流用スイッチング素子の駆動信号を生成して出力する機能を有し、前記ゼロボルト検出回路からの検出信号に応じて前記駆動信号を制御するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の電源制御用半導体集積回路。
  5. 外部から制御モードを設定するための信号もしくは電圧が入力される制御端子を備え、前記スイッチング制御回路は、前記制御端子への入力と前記PFMパルス生成回路の出力とに基いて前記PWMパルス生成回路を非活性化させる信号を生成する制御論理回路を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電源制御用半導体集積回路。
  6. 前記制御モードを設定するための信号は、前記出力回路が前記PFMパルス生成回路の出力パルスに基づいて駆動用スイッチング素子を駆動する制御モードを指定する信号と、前記出力回路が前記PWMパルス生成回路の出力パルスに基づいて駆動用スイッチング素子を駆動する制御モードを指定する信号と、前記出力回路が前記PFMパルス生成回路の出力パルスおよび前記PWMパルス生成回路の出力パルスに基づいて前記駆動用スイッチング素子を駆動する制御モードを指定する信号であることを特徴とする請求項5に記載の電源制御用半導体集積回路。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の電源制御用半導体集積回路と、電圧変換用のインダクタと、直流電源から供給される直流入力電圧を前記インダクタに印加して電流を流しインダクタにエネルギーを蓄積させる駆動用スイッチング素子と、該駆動用スイッチング素子がオフされているエネルギー放出期間にインダクタの電流を整流する整流素子とを備えることを特徴とするDC−DCコンバータ。
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