JP2007236141A - 多出力dc−dcコンバータ及び電源装置 - Google Patents

多出力dc−dcコンバータ及び電源装置 Download PDF

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Abstract

【課題】負荷電流に関係なく入力電圧と同極性で昇圧された電圧または極性の異なる電圧を複数出力することができる単一のDC−DCコンバータ及び電源装置を提供すること。
【解決手段】多出力DC−DCコンバータ100は、第1のスイッチ121と第2のスイッチ122及び昇圧用スイッチ123と反転用スイッチ124をそれぞれ所定のオン時間とオフ時間で駆動する制御回路151を備え、制御回路151は、コンデンサ131とコンデンサ132が共にオフで、インダクタ111の両端に入力電圧が印加される第1の状態と、コンデンサ131とコンデンサ132が共に能動状態である第2の状態と、コンデンサ132がオフでコンデンサ131が能動状態である第3の状態と、コンデンサ131がオフでコンデンサ132が能動状態である第4の状態とを選択する。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種電子機器に安定した電圧を供給する多出力DC−DCコンバータ及び電源装置に関し、詳細には、例えば携帯電子機器に搭載される液晶パネル等の駆動用電源に用いられ、バッテリ等の直流電圧が入力されて負荷に対して負電圧を含む制御された直流電圧を供給する多出力DC−DCコンバータ及び電源装置に関する。
近年、高効率な電力変換特性を有する非絶縁型のDC−DCコンバータは、バッテリなどの入力電源電圧を所望の電圧に変換する手段として多用されている。この変換手段は、携帯機器にも多く使用されており、バッテリ等の単一の直流入力電圧から複数の異なる電圧、例えば入力電圧より降圧された出力電圧、入力電圧より昇圧された出力電圧、負側に反転した出力電圧を供給する目的として使用されている。直流電圧が入力されて負荷に制御された直流電圧を供給する多出力DC−DCコンバータに関する技術としては、図7に示すような構成のものがある。
図7は、従来の多出力DC−DCコンバータの構成を示す回路図である。
図7において、多出力DC−DCコンバータは、バッテリ1と、第1の負荷17に電圧を供給する第1のコンバータ10と、第2の負荷27に電圧を供給する第2のコンバータ20と、第3の負荷37に電圧を供給する第3のコンバータ30とを備えて構成される。
まず、第1のコンバータ10は、第1の主スイッチ12が第1の状態の時、入力直流電圧Eiは第1のインダクタ13に印加される。この時、第1のインダクタ13に電流が流れ、磁気エネルギーが蓄えられる。次に第1の主スイッチ12がオフ状態になると、第1のインダクタ13に蓄えられた磁気エネルギーは、第1の出力ダイオード15を介して第1の出力コンデンサ16を充電する電流として放出される。第1の主スイッチ12が一定の周期でオンオフ動作しているものとすると、1周期ごとに第1のインダクタ13を介して出力されるエネルギーは、第1の主スイッチ12のオン期間が長いほど大きくなる。したがって、第1の出力電圧Vout1は第1の主スイッチ12のオン期間が長いほど高くなる。すなわち、第1の出力電圧Vout1は、第1の制御回路18が第1の主スイッチ12のオンオフ期間比を調整することにより制御される。
同様に、第2のコンバータ20は、制御回路28が第2の主スイッチ22のオンオフ期間比を調整することにより、第2のインダクタ23に蓄積された磁気エネルギーが第2の出力ダイオード25を介して第2の出力コンデンサ26を充電する電流として放出される。この磁気エネルギーの放出量が調整されることにより、第2の出力電圧Vout2は制御される。第3のコンバータ30において、第1のスイッチ31が第1の状態の時に、第2の出力電圧Vout2が第2のダイオード35を介してコンデンサ33を充電する。そして、第2のスイッチ32が第1の状態の時に、コンデンサ33のエネルギーが第1のダイオード34を介して第3の出力コンデンサ36を充電することにより、第2の出力電圧Vout2を負側に反転した第3の出力電圧Vout3が出力される。
上記構成の多出力DC−DCコンバータにおいては、3種類の異なる電圧を出力するために、3つのコンバータが必要である。しかし、携帯機器においては、小型・軽量化のために、たとえ1点でも部品点数を少なくすることが要求されている。複数の出力を少ない部品点数で制御する手段として、特許文献1に開示された技術がある。
図8は、上記特許文献1に記載の複数の出力を有する多出力DC−DCコンバータの回路図である。
図8において、多出力DC−DCコンバータは、入力直流電圧Eiが入力されており、バッテリ50、NチャネルMOSFETからなる第1のスイッチ51、PチャネルMOSFETからなる第2のスイッチ52、インダクタ61、ダイオード62と、コンデンサ63と、ダイオード64と、コンデンサ65と、第1のスイッチ51と第2のスイッチ52をそれぞれ所定のオン期間とオフ期間で駆動する制御回路66が設けられている。コンデンサ63から昇圧出力電圧Vo1を第1の負荷71へ出力し、コンデンサ65から反転出力電圧Vo2を第2の負荷72へ出力する。入出力条件はVo1>Ei>0>Vo2である。第2のスイッチ52がオン状態にある場合は、第1のスイッチ51とインダクタ61とダイオード62とコンデンサ63が、昇圧コンバータとして動作するように構成されている。一方、第1のスイッチ51がオン状態にある時は、第2のスイッチ52とインダクタ61とダイオード64とコンデンサ65が反転コンバータとして動作するように構成されている。
このように構成された多出力DC−DCコンバータは、制御回路66によってスイッチング周期を昇圧コンバータとして動作する周期と反転コンバータとして動作する周期とに分周し、昇圧コンバータとして動作する周期においては昇圧出力電圧Vo1を安定化するように第1のスイッチ51と第2のスイッチ52のオンオフ期間が調整され、反転コンバータとして動作する周期においては反転出力電圧Vo2を安定化するように第1のスイッチ51と第2のスイッチ52のオンオフ期間が調整される。このことにより、入力電圧と同極性で昇圧された電圧及び極性の異なる電圧を安定化して出力することができる。
特開2003−164143号公報
上記従来の多出力DC−DCコンバータにあっては、1個のインダクタで複数の出力を制御するために、スイッチング周期を分周して各出力の制御に割り当てる時分割制御を用いている。しかしながら、このような制御方法は、1スイッチング周期内にインダクタに流れる電流がゼロとなる必要がある。もし、インダクタ電流がゼロにならずに次のスイッチング周期に移行すると、そのスイッチング周期に制御が割り当てられた出力が軽負荷であった場合に、過剰な電力供給を受けることになる。必要以上の電力供給をされた出力は目標値を越えた電圧となり、制御不能となってしまう。すなわち、出力安定化のためには、割り当てられたスイッチング周期内で電力供給が完結しなくてはならず、インダクタ電流がゼロになる必要があった。このため、従来の多出力DC−DCコンバータはインダクタ電流不連続モードでの動作となり、出力電流に対してインダクタ電流のピーク値が大きく、大電力を扱うことができないという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、負荷電流に関係なく入力電圧と同極性で昇圧された電圧または極性の異なる電圧を複数出力することができる単一のDC−DCコンバータ及び電源装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、1個のインダクタで大電流出力可能かつ複数の出力を制御することができる多出力DC−DCコンバータ及び電源装置を提供することを目的とする。
本発明の多出力DC−DCコンバータは、インダクタと、入力電圧を出力する入力直流電源と、複数のスイッチ素子を有し、前記複数のスイッチ素子のオンオフ動作の組合せによって第1の状態あるいは第2の状態あるいは第3の状態あるいは第4の状態となるスイッチ回路と、前記インダクタの一端に接続され、前記インダクタに発生する電圧を整流平滑する昇圧用整流手段と、前記インダクタの一端に接続され、前記入力電圧を昇圧した昇圧出力電圧を出力する昇圧用平滑手段と、前記インダクタの他端に接続され、前記インダクタに発生する電圧を整流平滑する反転用整流手段と、前記インダクタの他端に接続され、前記入力電圧を反転昇降圧した反転出力電圧を出力する反転用整流手段と、前記スイッチ回路の第1の状態は、前記昇圧用整流手段と前記反転用整流手段が共にオフで、前記インダクタの両端に前記入力電圧が印加される状態であり、前記スイッチ回路の第2の状態は、前記昇圧用整流手段と前記反転用整流手段が共に能動状態であり、前記スイッチ回路の第3の状態は、前記反転用整流手段がオフで、前記昇圧用整流手段が能動状態であり、前記スイッチ回路の第4の状態は、前記昇圧用整流手段がオフで、前記反転用整流手段が能動状態である構成を採る。
より好ましい具体的な態様として、前記スイッチ回路は、前記インダクタの一端と前記入力直流電源の正極との間に接続される第1のスイッチと、前記インダクタの他端と前記入力直流電源の負極との間に接続される第2のスイッチとから構成され、前記昇圧用整流手段は、前記インダクタと前記第2のスイッチとの結合部と前記昇圧用平滑手段との間に接続され、前記反転用整流手段は、前記インダクタと前記第1のスイッチとの結合部と前記反転用平滑手段との間に接続され、前記スイッチ回路の前記第1の状態は、前記第1のスイッチと前記第2のスイッチが共にオン状態であり、前記スイッチ回路の前記第2の状態は、前記第1のスイッチと前記第2のスイッチが共にオフ状態であり、前記スイッチ回路の前記第3の状態は、前記第1のスイッチがオン状態で前記第2のスイッチがオフ状態であり、前記スイッチ回路の前記第4の状態は、前記第1のスイッチがオフ状態で前記第2のスイッチがオン状態である。
また、昇圧出力電圧が目標値となるように、前記第1のスイッチのオン/オフ期間、前記第2のスイッチのオン/オフ期間、及び前記昇圧用整流手段の能動期間/オフ期間を制御するとともに、反転出力電圧が目標値となるように、前記第1のスイッチのオン/オフ期間、前記第2のスイッチのオン/オフ期間、及び前記反転用整流手段の能動期間/オフ期間を制御する制御回路を備えることがより好ましい。
前記制御回路は、前記昇圧出力電圧に応じた昇圧出力用誤差信号と、前記反転出力電圧に応じた反転出力用誤差信号とを生成する検出回路と、所定のスイッチング周波数を有する鋸歯状波信号を生成する発振回路と、前記鋸歯状波信号と昇圧出力用誤差信号との比較によって生成される昇圧出力用パルス信号と、前記鋸歯状波信号と反転出力用誤差信号との比較によって生成される反転出力用パルス信号との論理和された信号を出力するPWM回路と、前記昇圧出力電圧と目標値を比較する昇圧用比較回路と、前記反転出力電圧と目標値を比較する反転用比較回路と、前記PWM回路の出力信号と前記昇圧用比較回路の出力信号と前記反転用比較回路の出力信号から、前記第1の状態から前記第4の状態を選択する論理回路とを備えるものであってもよい。
本発明の電源装置は、直流電圧が入力されて負荷に対して負電圧を含む制御された直流電圧を供給する多出力DC−DCコンバータを備える電源装置であって、上記のいずれかの多出力DC−DCコンバータを備える構成を採る。
本発明によれば、負荷の電流によらず、少ない部品点数で、制御された昇圧出力及び反転出力を供給することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る多出力DC−DCコンバータの回路構成図である。本実施の形態は、負荷に対して負電圧を含む制御された直流電圧を供給する多出力DC−DCコンバータに適用した例である。
図1において、多出力DC−DCコンバータ100は、入力電圧を出力する入力直流電源101と、1つのインダクタ111と、インダクタ111の一端と入力直流電源101の正極との間に接続される第1のスイッチ121と、インダクタ111の他端と入力直流電源101の負極との間に接続される第2のスイッチ122と、インダクタ111と第2のスイッチ122との結合部と昇圧用平滑手段であるコンデンサ131との間に接続される昇圧用整流手段である昇圧用スイッチ123と、インダクタ111と第1のスイッチ121との結合部と反転用平滑手段であるコンデンサ132との間に接続される反転用整流手段である反転用スイッチ124と、昇圧用平滑手段であるコンデンサ131と、反転用平滑手段であるコンデンサ132と、第1のスイッチ121と第2のスイッチ122及び昇圧用スイッチ123と反転用スイッチ124をそれぞれ所定のオン時間とオフ時間で駆動する制御回路151とを備えて構成される。
インダクタ111の一端には、昇圧用整流手段と昇圧用平滑手段が接続されることになり、昇圧用整流手段及び昇圧用平滑手段は、インダクタ111に発生する電圧を整流平滑し、前記入力電圧を昇圧した昇圧出力電圧を出力する昇圧用整流平滑回路133を構成する。また、インダクタ111の他端には、反転用整流手段と反転用平滑手段が接続されることになり、反転用整流手段及び反転用平滑手段は、インダクタ111に発生する電圧を整流平滑し、前記入力電圧を反転昇降圧した反転出力電圧を出力する反転用整流平滑回路134を構成する。
第1のスイッチ121及び第2のスイッチ122は、このスイッチ素子のオンオフ動作の組合せによって第1の状態あるいは第2の状態あるいは第3の状態あるいは第4の状態となるスイッチ回路120を構成する。スイッチ回路120の第1の状態は、第1のスイッチ121と第2のスイッチ122が共にオン状態であり、スイッチ回路120の第2の状態は、第1のスイッチ121と第2のスイッチ122が共にオフ状態であり、スイッチ回路120の第3の状態は、第1のスイッチ121がオン状態で第2のスイッチ122がオフ状態であり、スイッチ回路120の第4の状態は、第1のスイッチ121がオフ状態で第2のスイッチ122がオン状態である。スイッチ回路120の第1〜第4状態を各部の能動状態から見ると、スイッチ回路120の第1の状態は、昇圧用整流手段と反転用整流手段が共にオフで、インダクタ111の両端に前記入力電圧が印加される状態であり、スイッチ回路120の第2の状態は、昇圧用整流手段と反転用整流手段が共に能動状態であり、スイッチ回路120の第3の状態は、反転用整流手段がオフで、昇圧用整流手段が能動状態であり、スイッチ回路120の第4の状態は、昇圧用整流手段がオフで、反転用整流手段が能動状態である。
制御回路151は、第1のスイッチ121のオン期間/オフ期間と第2のスイッチ122のオン期間/オフ期間と昇圧用整流手段の能動期間/オフ期間を昇圧出力電圧が目標値となるように、また、第1のスイッチ121のオン期間/オフ期間と第2のスイッチ122のオン期間/オフ期間と前記反転用整流手段の能動期間/オフ期間を反転出力電圧が目標値となるように制御する。
図2は、上記制御回路151のより詳細な構成を示す回路図である。
図2において、制御回路151は、昇圧出力電圧に応じた昇圧出力用誤差信号と、前記反転出力電圧に応じた反転出力用誤差信号とを生成する検出回路200と、昇圧出力電圧と目標値を比較する昇圧用比較回路210と、反転出力電圧と目標値を比較する反転用比較回路220と、所定のスイッチング周波数を有する鋸歯状波信号を生成する発振回路230と、鋸歯状波信号と昇圧出力用誤差信号との比較によって生成される昇圧出力用パルス信号と、鋸歯状波信号と反転出力用誤差信号との比較によって生成される反転出力用パルス信号との論理和された信号を出力するPWM回路240と、PWM回路240の出力信号と昇圧用比較回路210の出力信号と反転用比較回路220の出力信号から、第1の状態から第4の状態を選択する論理回路250とを備えて構成される。
検出回路200は、昇圧出力Vo1を検出する抵抗201,202と、反転出力電圧Vo2を検出する抵抗203,204と、基準電圧を発生する基準電圧源205と、検出抵抗201,202の分圧と基準電圧源205の基準電圧とを比較し、昇圧出力用誤差信号Ve1を出力する誤差増幅器206と、検出抵抗203,204の分圧と接地とを比較し、反転出力用誤差信号Ve2を出力する誤差増幅器207とから構成される。
昇圧用比較回路210は、昇圧出力Vo1を検出する抵抗201,202と、基準電圧源205、検出抵抗201,202の分圧と基準電圧源205の基準電圧とを比較し、信号Ve3を出力する比較器221とから構成される。
反転用比較回路220は、反転出力電圧Vo2を検出する抵抗203,204、及び検出抵抗203,204の分圧と接地電圧とを比較し、信号Ve4を出力する比較器222から構成される。
発振回路230は、所定の周期で電位が増減する鋸歯状波電圧Vtを出力する。
PWM回路240は、昇圧出力用誤差信号Ve1と鋸歯状波電圧Vtを比較し、出力信号V1を出力する比較器241と、反転出力用誤差信号Ve2と鋸歯状波電圧Vtを比較し、出力信号V2を出力する比較器242と、比較器241,242の出力信号V1,V2の論理和をとり、論理和信号PWMを出力するOR回路243とから構成される。
論理回路250は、NOR回路251,252、OR回路253〜255、AND回路256〜258、NOT回路(インバータ)259〜262、及びR−Sフリップフロップ(FF)263,264を備えて構成される。
NOR回路251には、PWM回路240の出力PWMと昇圧用比較器221の出力Ve3が入力される。R−Sフリップフロップ263のR端子に信号PWM、S端子にNOR回路251の出力信号がそれぞれ入力され、信号V3を出力する。また、NOR回路252には、PWM回路240の出力PWMと反転用比較器222の出力Ve4が入力される。R−Sフリップフロップ264のR端子に信号PWM、S端子にNOR回路252の出力信号がそれぞれ入力され、信号V4を出力する。OR回路253には、信号Ve3,Ve4が入力される。AND回路256には、OR回路253の出力信号とPWM信号が入力され、信号V5を出力する。AND回路258には、信号V4とNOT回路260の出力信号が入力される。OR回路255には、信号V5、AND回路258の出力信号が入力され、Vg11を出力する。また、NOT回路262に信号Vg11が入力され、Vg14が出力される。AND回路257には、信号V3とNOT回路259の出力信号が入力される。OR回路254には、信号V5、AND回路257の出力信号が入力され、Vg12を出力する。また、NOT回路262に信号Vg12が入力されVg13が出力される。
以下、上述のように構成された多出力DC−DCコンバータ100の動作について説明する。まず、基本動作について述べる。
図1に示すように、多出力DC−DCコンバータ100は、入力直流電源101に接続され、入力直流電圧Eiが入力される。多出力DC−DCコンバータ100には、第1のスイッチ121、第2のスイッチ122、昇圧用整流手段であるスイッチ123、反転用整流手段であるスイッチ124、インダクタ111、昇圧用平滑手段であるコンデンサ131、反転用平滑手段であるコンデンサ132、及び第1のスイッチ121と第2のスイッチ122及び昇圧用スイッチ123と反転用スイッチ124をそれぞれ所定のオン時間とオフ時間で駆動する制御回路151が設けられている。
コンデンサ131とコンデンサ132の両端には負荷141が接続され、昇圧出力電圧Vo1が負荷141の一端に出力され、反転出力電圧Vo2が負荷141の他端に出力される。本実施の形態における入出力条件は、Vo1>Ei>0>Vo2である。第1のスイッチ121と第2のスイッチ122がオン状態、昇圧用スイッチ123と反転用スイッチ124がオフ状態である第1の状態でインダクタ111に磁気エネルギーを蓄え、第1のスイッチ121と第2のスイッチ122をオフ状態、昇圧用スイッチ123と反転用スイッチ124がオン状態で、第1の状態でインダクタ111に蓄えられた磁気エネルギーをコンデンサ131及びコンデンサ132を介して昇圧出力Vo1と反転出力Vo2を同時に出力するように動作し、第2のスイッチ122と反転用スイッチ124をオフ状態、第1のスイッチ121と昇圧用スイッチ123がオン状態で第1の状態でインダクタ111に蓄えられた磁気エネルギーをコンデンサ131を介して昇圧出力Vo1を出力するように動作し、第1のスイッチ121と昇圧用スイッチ123をオフ状態、第2のスイッチ122と反転用スイッチ124がオン状態で第1の状態でインダクタ111に蓄えられた磁気エネルギーをコンデンサ132を介して反転出力Vo2を出力するように動作する。
上記各状態を実現するために、制御回路151は、以下の動作により信号Vg11〜Vg14を生成する。
図2に示すように、抵抗201と抵抗202は昇圧出力Vo1を検出し、抵抗203と抵抗204は反転出力電圧Vo2を検出する。各検出電圧は、誤差増幅器206及び誤差増幅器207によって基準電圧源205の基準電圧とそれぞれ比較され、昇圧出力用誤差信号Ve1と反転出力用誤差信号Ve2がそれぞれ出力される。抵抗201〜204、誤差増幅器207,207及び基準電圧205により、検出回路200が構成される。また、抵抗201と抵抗202は昇圧出力Vo1を分圧し、比較器221によって基準電圧源205の基準電圧と比較される。抵抗201,202、比較器221及び基準電圧源205により昇圧用比較器210が構成される。抵抗203と抵抗204は反転出力Vo2を分圧し、比較器221によって接地電位と比較される。抵抗203,204、比較器221により反転用比較器220が構成される。
発振回路230は、所定の周期で電位が増減する鋸歯状波電圧Vtを出力し、比較器241は昇圧出力用誤差信号Ve1と鋸歯状波電圧Vtを比較し、比較器242は反転出力用誤差信号Ve2と鋸歯状波電圧Vtを比較する。各比較器241,242の出力信号V1,V2は、OR回路243によって論理和信号PWMとして出力される。比較器242,241及びOR回路243とによりPWM回路240が構成されている。
NOR回路251には、PWM回路240の出力PWMと昇圧用比較器210の出力Ve3が入力される。R−Sフリップフロップ263のR端子に信号PWM、S端子にNOR回路251の出力信号がそれぞれ入力され、信号V3を出力する。また、NOR回路252には、PWM回路240の出力PWMと反転用比較器222の出力Ve4が入力される。R−Sフリップフロップ264のR端子に信号PWM、S端子にNOR回路252の出力信号がそれぞれ入力され、信号V4を出力する。OR回路253には、信号Ve3,Ve4が入力される。AND回路256には、OR回路253の出力信号とPWM信号が入力され、信号V5を出力する。AND回路258には信号V4とNOT回路260の出力信号が入力される。OR回路255には信号V5、AND回路258の出力信号が入力され、Vg11を出力し図1の第1のスイッチ121の駆動信号となる。また、NOT回路262に信号Vg11が入力されVg14が出力される。信号Vg14は、図1の反転用スイッチ124の駆動信号となる。AND回路257には信号V3とNOT回路259の出力信号が入力される。OR回路254には信号V5、AND回路257の出力信号が入力され、Vg12を出力し、図1の第2のスイッチ122の駆動信号となる。また、NOT回路261に信号Vg12が入力されVg13が出力される。信号Vg13は、図1の昇圧用スイッチ123の駆動信号となる。
図3乃至図6は、多出力DC−DCコンバータ100における制御回路151の動作状態を示す波形図であり、各信号及びインダクタ111に流れる電流I111を示す波形である。
図3は、状態1として昇圧出力Vo1及び反転出力Vo2ともに所望の電圧かつ安定した電圧を供給した状態の各信号及び電流I111を示している。時刻t1において、PWM回路240の出力信号PWMが“Hi”となり、Vg11,Vg12が“Hi”、となり第1のスイッチ121と第2のスイッチ122が第1の状態、同時にVg13,V14が“Lo”となり昇圧用スイッチ123、反転スイッチ124がオフ状態なり、インダクタ111には入力直流電圧Eiが印加され、電流I111が増加し磁気エネルギーが蓄積される。
時刻t2となると、PWM回路の出力信号PWMが“Lo”となり、Vg11,Vg12が“Lo”、となり第1のスイッチ121と第2のスイッチ122がオフ状態、同時にVg13,V14が“Hi”となり昇圧用スイッチ123、反転スイッチ124が第1の状態なり、インダクタ111に蓄えられた磁気エネルギーである電流I111が昇圧用スイッチ123、反転スイッチ124、及びコンデンサ131,132を介して昇圧出力Vo1、反転出力Vo2が同時に供給される。安定化状態にある時は、信号Ve3,Ve4は常に“Hi”,V3,V4は常に“Lo”となる。
図4は、昇圧出力は所望の電圧Vo1であるが、反転出力が所望の電圧Vo2以下に電圧が下がった状態2を示す。反転出力が所望の電圧Vo2以下となると、反転用比較器222の出力信号Ve4が“Lo”となり、信号PWMが“Lo”の時、R−Sフリップフロップ264より出力V4はHiとなり、Vg11は“Hi”、Vg12は“Lo”となり、第1のスイッチ121はオン状態、反転用スイッチ124はオフ状態となる。主スイッチ122と昇圧用スイッチ123は、上記状態1と同様の制御がなされ、信号PWMが“Lo”及びV4が“Hi”の時、昇圧動作のみを行う。この場合、インダクタ電流I111の直流電流は周期ごとに増加し、昇圧出力Vo1も所望の電圧以上となる。また、反転出力は所望の電圧Vo2であるが、昇圧出力が所望の電圧Vo1以上であるならば、図4に示す状態と昇圧動作と反転動作が逆となった状態となる。昇圧出力Vo1が所望の電圧以上かつ反転出力Vo2が所望の電圧以下となると図5に示す状態3となる。
図5に示す状態3では、昇圧出力Vo1が所望の電圧以上かつ反転出力Vo2が所望の電圧以下となると、昇圧用比較器204の出力信号Ve3も“Lo”となり、信号PWMが“Lo”でありかつ信号Ve3,Ve4が“Hi”である時、再び昇圧用スイッチ123、反転スイッチ124、及びコンデンサ131,132を介して昇圧出力Vo1、反転出力Vo2が同時に供給され、インダクタ電流I111の直流電流の増加率が低下する。
上記状態3は、昇圧出力Vo1が所望の電圧以上かつ反転出力Vo2が所望の電圧以下であったので、状態3より昇圧出力Vo1はさらに電圧が上昇、反転出力Vo2はさらに下降し、それに伴い信号Ve1,Ve2は下降する。信号Ve1,Ve2が下降すると、信号PWMの“Hi”時間が短くなりインダクタ111に入力直流電圧Eiが印加される時間が短くなり、インダクタ111の直流電流は周期ごとに減少する図6に示した状態4となる。
上述した状態2〜4を繰り返し、昇圧出力Vo1及び反転出力Vo2として所望の電圧が供給されると、再び安定状態である状態1となる。これら状態1〜4は、昇圧出力Vo1から負荷141を介して反転出力Vo2に流れる負荷電流I141の電流値によらず、昇圧出力Vo1が所望の電圧以上もしくは反転出力Vo2が所望の電圧以下もしくはVo1が所望の電圧以上かつ反転出力Vo2が所望の電圧以下であれば、状態2〜4を繰り返し、安定状態1となるように制御される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、多出力DC−DCコンバータ100は、インダクタ111の一端と入力直流電源101の正極との間に接続される第1のスイッチ121と、インダクタ111の他端と入力直流電源101の負極との間に接続される第2のスイッチ122と、インダクタ111と第2のスイッチ122との結合部とコンデンサ131との間に接続される昇圧用スイッチ123と、インダクタ111と第1のスイッチ121との結合部とコンデンサ132との間に接続される反転用スイッチ124と、第1のスイッチ121と第2のスイッチ122及び昇圧用スイッチ123と反転用スイッチ124をそれぞれ所定のオン時間とオフ時間で駆動する制御回路151とを備え、制御回路151は、コンデンサ131とコンデンサ132が共にオフで、インダクタ111の両端に入力電圧が印加される第1の状態と、コンデンサ131とコンデンサ132が共に能動状態である第2の状態と、コンデンサ132がオフでコンデンサ131が能動状態である第3の状態と、コンデンサ131がオフでコンデンサ132が能動状態である第4の状態とを選択するので、多出力DC−DCコンバータ100から負荷141に対して、電流値に依存せず昇圧出力電圧Vo1と反転出力電圧Vo2を同時に負荷141に供給することができる。すなわち、昇圧出力Vo1から負荷141を介して反転出力Vo2に流れる負荷電流I141の電流値によらず、昇圧出力Vo1が所望の電圧以上もしくは反転出力Vo2が所望の電圧以下もしくはVo1が所望の電圧以上かつ反転出力Vo2が所望の電圧以下であれば、状態2〜4を繰り返し、安定状態1となるように制御されることになり、1つのインダクタ111を共有することによる少ない部品点数で、負荷電流I141の電流値に依存せず昇圧出力と反転出力を同時に安定化することができるという効果が得られる。
以上の説明は本発明の好適な実施の形態の例証であり、本発明の範囲はこれに限定されることはない。例えば、実施の形態は、多出力DC−DCコンバータの場合であるが、電源装置の場合も同様の効果を得ることができる。
また、上記各実施の形態では多出力DC−DCコンバータ及び電源装置という名称を用いたが、これは説明の便宜上であり、DC−DCコンバータ、スイッチングコンバータ、電源回路等であってもよいことは勿論である。
さらに、上記多出力DC−DCコンバータを構成する各回路部、例えばスイッチ素子等の種類、数及び接続方法などは前述した実施の形態に限られない。スイッチ素子は、例えばMOSトランジスタを使用するのが一般的であるが、スイッチング動作を行う素子であればどのようなスイッチ素子であってもよい。
本発明に係る多出力DC−DCコンバータ及び電源装置は、携帯機器用の有機ELパネル等の電源回路として有用である。また、携帯機器以外の電子機器における多出力DC−DCコンバータ及び電源装置にも広く適用され得るものである。
本発明の一実施の形態に係る多出力DC−DCコンバータの構成を示す図 上記実施の形態に係る多出力DC−DCコンバータの制御回路の構成を示す回路図 上記実施の形態に係る多出力DC−DCコンバータの動作波形図 上記実施の形態に係る多出力DC−DCコンバータの動作波形図 上記実施の形態に係る多出力DC−DCコンバータの動作波形図 上記実施の形態に係る多出力DC−DCコンバータの動作波形図 従来の多出力DC−DCコンバータの構成を示す回路図 従来の他の多出力DC−DCコンバータの構成を示す回路図
符号の説明
100 多出力DC−DCコンバータ
101 入力直流電源
111 インダクタ
121 第1のスイッチ
122 第2のスイッチ
123 昇圧用スイッチ
124 反転用スイッチ
131,132 コンデンサ
133 昇圧用整流平滑回路
134 反転用整流平滑回路
151 制御回路
200 検出回路
210 昇圧用比較回路
220 反転用比較回路
230 発振回路
240 PWM回路
250 論理回路

Claims (5)

  1. インダクタと、
    入力電圧を出力する入力直流電源と、
    複数のスイッチ素子を有し、前記複数のスイッチ素子のオンオフ動作の組合せによって第1の状態あるいは第2の状態あるいは第3の状態あるいは第4の状態となるスイッチ回路と、
    前記インダクタの一端に接続され、前記インダクタに発生する電圧を整流平滑する昇圧用整流手段と、
    前記インダクタの一端に接続され、前記入力電圧を昇圧した昇圧出力電圧を出力する昇圧用平滑手段と、
    前記インダクタの他端に接続され、前記インダクタに発生する電圧を整流平滑する反転用整流手段と、
    前記インダクタの他端に接続され、前記入力電圧を反転昇降圧した反転出力電圧を出力する反転用整流手段と、
    前記スイッチ回路の第1の状態は、前記昇圧用整流手段と前記反転用整流手段が共にオフで、前記インダクタの両端に前記入力電圧が印加される状態であり、
    前記スイッチ回路の第2の状態は、前記昇圧用整流手段と前記反転用整流手段が共に能動状態であり、
    前記スイッチ回路の第3の状態は、前記反転用整流手段がオフで、前記昇圧用整流手段が能動状態であり、
    前記スイッチ回路の第4の状態は、前記昇圧用整流手段がオフで、前記反転用整流手段が能動状態であることを特徴とする多出力DC−DCコンバータ。
  2. 前記スイッチ回路は、前記インダクタの一端と前記入力直流電源の正極との間に接続される第1のスイッチと、前記インダクタの他端と前記入力直流電源の負極との間に接続される第2のスイッチとから構成され、
    前記昇圧用整流手段は、前記インダクタと前記第2のスイッチとの結合部と前記昇圧用平滑手段との間に接続され、
    前記反転用整流手段は、前記インダクタと前記第1のスイッチとの結合部と前記反転用平滑手段との間に接続され、
    前記スイッチ回路の前記第1の状態は、前記第1のスイッチと前記第2のスイッチが共にオン状態であり、
    前記スイッチ回路の前記第2の状態は、前記第1のスイッチと前記第2のスイッチが共にオフ状態であり、
    前記スイッチ回路の前記第3の状態は、前記第1のスイッチがオン状態で前記第2のスイッチがオフ状態であり、
    前記スイッチ回路の前記第4の状態は、前記第1のスイッチがオフ状態で前記第2のスイッチがオン状態であることを特徴とする請求項1記載の多出力DC−DCコンバータ。
  3. 昇圧出力電圧が目標値となるように、前記第1のスイッチのオン/オフ期間、前記第2のスイッチのオン/オフ期間、及び前記昇圧用整流手段の能動期間/オフ期間を制御するとともに、
    反転出力電圧が目標値となるように、前記第1のスイッチのオン/オフ期間、前記第2のスイッチのオン/オフ期間、及び前記反転用整流手段の能動期間/オフ期間を制御する制御回路を備えることを特徴とする請求項2記載の多出力DC−DCコンバータ。
  4. 前記制御回路は、
    前記昇圧出力電圧に応じた昇圧出力用誤差信号と、前記反転出力電圧に応じた反転出力用誤差信号とを生成する検出回路と、
    所定のスイッチング周波数を有する鋸歯状波信号を生成する発振回路と、
    前記鋸歯状波信号と昇圧出力用誤差信号との比較によって生成される昇圧出力用パルス信号と、前記鋸歯状波信号と反転出力用誤差信号との比較によって生成される反転出力用パルス信号との論理和された信号を出力するPWM回路と、
    前記昇圧出力電圧と目標値を比較する昇圧用比較回路と、
    前記反転出力電圧と目標値を比較する反転用比較回路と、
    前記PWM回路の出力信号と前記昇圧用比較回路の出力信号と前記反転用比較回路の出力信号から、前記第1の状態から前記第4の状態を選択する論理回路と
    を備えることを特徴とする請求項3記載の多出力DC−DCコンバータ。
  5. 直流電圧が入力されて負荷に対して負電圧を含む制御された直流電圧を供給する多出力DC−DCコンバータを備える電源装置であって、
    請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の多出力DC−DCコンバータ
    を備えることを特徴とする電源装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101005463B1 (ko) * 2008-07-28 2011-01-05 (주)제이디에이테크놀로지 직류/직류 변환기 및 그 구동방법
KR101013153B1 (ko) * 2009-06-18 2011-02-10 주식회사 룩센테크놀러지 단일 인덕터 직류 전압 변환 회로
US9046904B2 (en) 2012-03-26 2015-06-02 Dongbu Hitek Co., Ltd. Apparatus and method for controlling pulse frequency modulation in single-inductor dual-output power circuit

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