JP5095905B2 - ディスクブレーキ - Google Patents
ディスクブレーキ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5095905B2 JP5095905B2 JP2002516503A JP2002516503A JP5095905B2 JP 5095905 B2 JP5095905 B2 JP 5095905B2 JP 2002516503 A JP2002516503 A JP 2002516503A JP 2002516503 A JP2002516503 A JP 2002516503A JP 5095905 B2 JP5095905 B2 JP 5095905B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- disc
- friction
- lining
- friction brake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/02—Braking members; Mounting thereof
- F16D65/04—Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor
- F16D65/092—Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor for axially-engaging brakes, e.g. disc brakes
- F16D65/095—Pivots or supporting members therefor
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D55/00—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
- F16D55/02—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members
- F16D55/22—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads
- F16D55/224—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members
- F16D55/225—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members the braking members being brake pads
- F16D55/226—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members the braking members being brake pads in which the common actuating member is moved axially, e.g. floating caliper disc brakes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/14—Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position
- F16D65/16—Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position arranged in or on the brake
- F16D65/18—Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position arranged in or on the brake adapted for drawing members together, e.g. for disc brakes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2121/00—Type of actuator operation force
- F16D2121/18—Electric or magnetic
- F16D2121/24—Electric or magnetic using motors
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2125/00—Components of actuators
- F16D2125/18—Mechanical mechanisms
- F16D2125/20—Mechanical mechanisms converting rotation to linear movement or vice versa
- F16D2125/34—Mechanical mechanisms converting rotation to linear movement or vice versa acting in the direction of the axis of rotation
- F16D2125/40—Screw-and-nut
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2127/00—Auxiliary mechanisms
- F16D2127/08—Self-amplifying or de-amplifying mechanisms
- F16D2127/10—Self-amplifying or de-amplifying mechanisms having wedging elements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Description
背景技術
本発明は、請求項1の上位概念の特徴を備えたディスクブレーキに関する。
【0002】
ディスクブレーキは自体公知である。ディスクブレーキはブレーキディスク並びに普通は2つの、ブレーキディスクの両側に配置された摩擦ブレーキライニングを有している。摩擦ブレーキライニングはブレーキサドル内に受容されている。大抵の、今日使用されているディスクブレーキは液力式に操作され、換言すれば摩擦ブレーキライニングはブレーキモーメントを生ぜしめるために、液力でブレーキディスクに圧着される。この場合、各摩擦ブレーキライニングをそれに所属の液力ピストンによりブレーキディスクに圧着することが可能である。同様に、両方の摩擦ブレーキライニングの一方を液力でブレーキディスクに圧着し、かつ、他方の摩擦ブレーキライニングを、ブレーキサドルを介して伝達される反動力によってブレーキディスクの他方の面に圧着することが可能である。ブレーキサドルはこの場合、ブレーキディスクに対して横方向にしゅう動可能な浮遊サドルとして構成されている。
【0003】
ディスクブレーキを電磁的に操作することも、提案されている。一方の摩擦ブレーキライニングをブレーキディスクに圧着するための操作力は、この場合、電気モータによりスピンドル伝動装置を介して摩擦ブレーキライニングに及ぼされる。電磁的なディスクブレーキはしかしながら、充分に大きなブレーキ作用力(これは摩擦ブレーキライニングがブレーキディスクに圧着される力である)を生ぜしめるために、かつ、迅速なブレーキ作用及び解離のために、要するに充分に高い原動力を達成するために、大きなかつしたがって重い電気モータを必要とするという欠点を有している。このことは望ましくない。それはディスクブレーキは、普通配置されている自動車車輪のリムの内室内に、単に劣悪にしか収容できないからである。更にディスクブレーキは普通は車輪支持体に取り付けられていて、かつ、ばねで支持されていない質量を形成している。ばねで支持されていない質量の大きな重量は、自動車の道路状態に不利に作用し、かつ、したがって望ましくない。公知の電磁式のディスクブレーキの別の欠点は、その大きな電流消費量であり、これは自動車の積載回路網を著しく負荷する。
【0004】
アメリカ合衆国特許第5219048号明細書から、電磁的に操作されるディスクブレーキが公知であり、これは2対の摩擦ブレーキライニングを有しており、これらの摩擦ブレーキライニングは2つのブレーキサドル内に配置されている。ブレーキサドルはブレーキディスクの円周方向で互いにずらされて配置されている。一方の摩擦ブレーキ対は自体公知の形式で電気モータによって歯車伝動装置及びスピンドル伝動装置を介してブレーキディスクに圧着される。この摩擦ブレーキライニング対のブレーキサドルはブレーキディスクの回転軸線に対して平行な軸線を中心にして旋回可能に支承されており、換言すればブレーキサドルはほぼブレーキディスクの円周方向で可動である。第2の摩擦ブレーキライニング対をブレーキディスクに圧着するために、公知のディスクブレーキは斜路機構を有している。斜路機構はブレーキディスクの各側に1つの斜路プレートを有しており、この斜路プレートは第1の摩擦ブレーキライニング対の摩擦ブレーキライニングと結合されている。斜路プレートは斜路面を有しており、これらの斜路面は、摩擦を減少させる玉を介して、ブレーキディスクの円周方向で斜路プレートがしゅう動する場合に、第2の摩擦ブレーキライニング対の摩擦ブレーキライニングをブレーキディスクに圧着する。斜路面は両方の方向で上昇しており、これにより第2の摩擦ブレーキライニング対のブレーキディスクへの圧着はブレーキディスクの回転方向に無関係である。斜路プレートのしゅう動は、第1の摩擦ブレーキライニング対の圧着の際に、電気モータによってブレーキディスクに対して行われ、その際、既に述べた形式で、第1の、ブレーキディスクの回転軸線に対して旋回可能なブレーキサドルがブレーキディスクの円周方向に動く。第1の摩擦ブレーキライニング対の摩擦ブレーキライニングと結合されている斜路プレートはブレーキサドルと一緒に動き、かつ、それらの斜路面を介して、第2の摩擦ブレーキライニング対の摩擦ブレーキライニングをブレーキディスクに圧着する。公知のディスクブレーキにおいては、ブレーキ補助は次の形式で行われる。すなわち、第2の摩擦ブレーキライニング対をブレーキディスクに圧着するために固有の圧着力を作用させる必要はなく、第2の摩擦ブレーキライニング対の圧着に必要な力及びエネルギは第1の摩擦ブレーキライニング対から導出される。電気モータにより、専ら第1の摩擦ブレーキライニング対がブレーキディスクに圧着される。
【0005】
この公知のディスクブレーキは、それが2つのブレーキサドルを必要とし、かつ、したがって構造が大きく、かつ、重いという欠点を有している。公知のディスクブレーキの別の欠点は、その高価な構造である。
【0006】
発明の利点
請求項1の特徴構成要件を備えた、本発明によるディスクブレーキは、摩擦ブレーキライニングのために、ブレーキディスクに対して斜めに延びる支持部を有している。摩擦ブレーキライニングが操作装置により、回転しているブレーキディスクに圧着されると、ブレーキディスクと摩擦ブレーキライニングとの間の摩擦が、ブレーキディスクに対して平行な力を円周方向でかつ回転方向で摩擦ブレーキライニングに作用させる。ブレーキディスクに対して平行なこの力は摩擦ブレーキライニングを斜めの支持部に圧着する。その結果、斜めの支持部は反動力を摩擦ブレーキライニングに及ぼし、この反動力は摩擦ブレーキライニングをブレーキディスクに圧着する。換言すれば、回転しているブレーキディスクにより、ブレーキをかける際に、摩擦ブレーキライニングに及ぼされる摩擦力は一種のくさび作用を生ぜしめ、このくさび作用は摩擦ブレーキライニングをブレーキディスクの回転方向で狭くなるギャップ内に、あるいはブレーキディスクと斜めに延びる支持部との間の中間スペース内に、圧着する。くさび作用に基づいて、摩擦ブレーキライニングはブレーキディスクに圧着される。
【0007】
本発明によるディスクブレーキの、ブレーキをかける際に支持部から摩擦ブレーキライニングに及ぼされ、摩擦ブレーキライニングをブレーキディスクに圧着する力は、ブレーキ補助を生ぜしめて、摩擦ブレーキライニングが、ブレーキをかける際に、全体としてブレーキディスクに圧着されるところの全圧着力は、本発明によるディスクブレーキの操作装置により直接に摩擦ブレーキライニングに及ぼされる圧着力よりも、大きい。本発明によるディスクブレーキの操作装置は、摩擦ブレーキライニングがブレーキディスクに圧着される全圧着力の一部を作用させるに過ぎない。全圧着力の残りの部分はブレーキディスクに対して斜めに延びる支持部により摩擦ブレーキライニングに及ぼされ、このために力あるいはエネルギを操作装置により作用させることはない。
【0008】
摩擦ブレーキライニングのための支持部がブレーキディスクに対して斜めに延びる角度の選択によって、全圧着力の、操作装置によって及ぼされる部分と、支持部が及ぼす部分との比を調整することができる。斜めに延びる支持部とブレーキディスクとの間の小さな角度によって、高いブレーキ補助を達成することができ、比較的に低い、操作装置により摩擦ブレーキライニングに及ぼされる圧着力により、高いブレーキモーメントをブレーキディスクに及ぼすことができる。このことは、わずかな操作エネルギで本発明によるブレーキを操作するのに充分であり、かつ、本発明によるディスクブレーキがブレーキがけ及び解離の際に高い原動力を有しているという利点を有している。支持部は直線状に延びている必要はなく、その延びにおいてブレーキディスクに対して異なった角度を有することができ、要するに例えば湾曲して延びることができる。この形式で、ブレーキ補助をブレーキがけ力に関連して変化させることができ、例えば支持部とブレーキディスクとの間の、支持部の端部に向かって小さくなる角度によって、ブレーキ力の増大につれて増大するブレーキ補助を達成することができる。
【0009】
本発明によるディスクブレーキの別の利点は、その、わずかな所要スペース及びわずかな重量を備えた、コンパクトな構造形式である。
【0010】
従属請求項は請求項1に記載した本発明の有利な構成及び展開を記載している。
【0011】
本発明の有利な構成は、ブレーキディスクの片側に2つの摩擦ブレーキライニングが設けられていることである。両方の摩擦ブレーキライニングは2部分より成る摩擦ブレーキライニングとして見なすこともできる。ディスクブレーキは、両方の摩擦ブレーキライニングのそれぞれのために、ブレーキディスクに対して斜めに延びる支持部を有しており、その際、両方の支持部はブレーキディスクに対して逆向きに斜めに延びている。このことは、ブレーキディスクの一方の回転方向におけるブレーキがけの際に、両方の支持部の一方が、それにより支えられる摩擦ブレーキライニングを、回転するブレーキディスクから摩擦ブレーキライニングに及ぼされる摩擦の結果として、ブレーキディスクに圧着し、ブレーキディスクの他方の回転方向の場合には、他方の支持部が他方の摩擦ブレーキライニングをブレーキディスクに圧着するという、利点を有している。ブレーキディスクに対して斜めに延びる支持部によるブレーキ補助は本発明のこの構成では回転方向に無関係である。
【0012】
本発明によれば、両方の支持部は互いに結合されていて、かつブレーキディスクに対して平行にしゅう動可能に案内されている。両方の支持部は例えば共通のくさびエレメントに構成しておくことができる。上述のように、ブレーキをかける際に、両方の支持部の一方はそれにより支えられる摩擦ブレーキライニングに圧着力を作用させ、摩擦ブレーキライニングをブレーキディスクに圧着する。回転するブレーキディスクにより一方の摩擦ブレーキライニングに及ぼされる摩擦は、ブレーキディスクに対して平行な力をこの摩擦ブレーキライニングに作用させる。摩擦ブレーキライニングはブレーキディスクに対して平行な力をそれを支える支持部を介して、両方の互いに結合されている支持部の他方に伝達する。他方の支持部は、それに及ぼされる、ブレーキディスクに対して平行なこの力に基づいて、そのブレーキディスクに対して斜めの延びによって、圧着力を、他方の、それにより支えられる摩擦ブレーキライニングに及ぼし、他方の摩擦ブレーキライニングもブレーキディスクに圧着する。本発明のこの構成は、それが回転方向に無関係であるという、利点を有している。本発明のこの構成の別の利点は、両方の、ブレーキディスクの片側に配置されている摩擦ブレーキライニングが少なくとも近似的に同じ力でブレーキディスクに圧着されることである。圧着力はこれによって両方の摩擦ブレーキライニングに一様に分配され、両方の摩擦ブレーキライニングは一様に磨滅される。更に、ブレーキサドルに対する斜めの引きが回避されるが、斜めの引きは、浮遊サドルとして構成されている場合に、浮遊サドルの傾斜を生じることがある。
【0013】
そのブレーキ補助及びその高い原動力に基づいて、本発明によるディスクブレーキは、本発明の実施態様に記載されているように、電磁的な操作に適している。ディスクブレーキの操作のために、わずかな所要電力を備えた比較的に小さな電気モータで充分である。この形式で、本発明によるディスクブレーキを小型にかつ軽量に構成することが可能であり、操作装置を含めたそのブレーキサドルは、液力式のディスクブレーキのブレーキサドルよりも単にわずかにしか大きくない。本発明によるディスクブレーキはこれによって自動車車輪のリムの内部に良好に収容することができる。
【0014】
本発明の1構成は、本発明の実施態様によれば自己制動性の伝動装置を備えた、ディスクブレーキの電磁的な操作装置を有している。使用可能な、自己制動性の伝動装置は例えばウォーム伝動装置あるいはスピンドル伝動装置である。このことは、一度与えられた、ブレーキディスクに対する摩擦ブレーキライニングの圧着力が、電気モータに通電されていない場合に、維持されるという、利点を有している。電気モータは単に、圧着力を変化させるためだけに、通電される。このことは、本発明によるディスクブレーキを備えている自動車の積載回路網の負荷がわずかになるという、利点を有している。更に、電気モータの加熱が減少し、これによってその構造大きさを更に減少させることができる。付加的な利点は、ディスクブレーキを駐車ブレーキとして使用し得ることである。それは、ディスクブレーキは一度加えられたブレーキモーメントを無通電で維持するからである。
【0015】
実施例の説明
本発明は以下において本発明の1実施例によって詳細に説明する。図面は、簡単にされた、概略的なものである。
【0016】
図面に示した本発明によるディスクブレーキ10はブレーキサドル12を有しており、これは浮遊サドルとして構成されており、換言すればブレーキディスク14に対して横方向にしゅう動可能である。ディスクブレーキ10は電磁的に操作可能であり、電気モータ18とスピンドル伝動装置20とを備えた操作装置16を有している。電気モータ18は中空軸モータとして構成されていて、中空軸22を有しており、この中空軸は、スピンドル伝動装置20の、やはり22で示したナットを形成している。スピンドル伝動装置20は、摩擦をわずかに、玉ねじ山伝動装置として構成されている。スピンドル伝動装置はナット22を有し、このナットは玉24を介してスピンドル26と係合している。ナット22の回転駆動によって、スピンドル26は軸方向にしゅう動せしめられる。スピンドル20の、同時に電気モータ18の軸22である、ナット22は、スラスト円すいころ軸受け28を介して軸方向でモータ及び伝動装置ケーシング30内で軸方向に支えられ、かつ、回転可能に支承されている。モータ及び伝動装置ケーシング30はブレーキサドル12の構成部分である。モータ及び伝動装置ケーシング30をブレーキサドル12にフランジ結合すること、例えばねじ結合することも、可能である。
【0017】
スピンドル26の、ブレーキディスク14に面した端部にはブリッジ32が固定されており、このブリッジはヨーク34と2つの脚部36とを有している。ブリッジ32はそのヨーク34の中央においてボルト結合部38によって旋回可能にスピンドル26の端部に固定されている。両方の脚部36はヨーク34からブレーキディスク14の方向に突出している。
【0018】
ブレーキディスク14の、操作装置16に面した側において、2つの摩擦ブレーキライニング40,42がブレーキサドル12内に位置している。両方の摩擦ブレーキライニング40,42はブレーキディスク14の円周方向でコイル圧縮ばね43を介して互いに支えられている。ブレーキをかける場合には、電気モータ18がブレーキがけ方向に通電され、これによって電気モータ18の軸22がブレーキがけ方向に回転する。その回転によって、同時にスピンドル伝動装置20のナット22である電気モータ18の軸22が、スピンドル26をブレーキディスク14の方向にしゅう動させる。ブリッジ32を介して摩擦ブレーキライニング40,42が圧着力によりブレーキディスク14に圧着され、かつ、これを制動する。摩擦ブレーキライニング40,42の圧着力は自体公知の形式で反動力を、浮遊サドルとして構成されているブレーキサドル12に作用させ、これは操作装置16の方向にしゅう動せしめられ、かつ、これによって、ブレーキディスク14の、操作装置16とは逆の側でブレーキサドル12内に位置している、第3の摩擦ブレーキライニング44を、ブレーキディスク14の、操作装置16とは逆の側に圧着する。摩擦ブレーキライニング40,42,44は自体公知の形式で両側からブレーキディスク14に圧着され、かつ、これを制動する。両方の、ブレーキディスク14の片側に配置されている摩擦ブレーキライニング40,42は2部分より成る摩擦ブレーキライニングと見なすこともできる。ブレーキディスク14の、操作装置16とは逆の側に配置されている摩擦ブレーキライニングは、ブレーキディスク14の、操作装置16に面した側に配置されている両方の摩擦ブレーキライニング40,42と近似的に同じカバー領域を有している。
【0019】
以下の記載は、ブレーキディスク14の、操作装置16に面した側でブレーキサドル12内に位置している摩擦ブレーキライニング40,42に関する。本発明によるディスクブレーキ10はこれら両方の摩擦ブレーキライニング40,42のそれぞれのために支持部46,48を有しており、これらの支持部はブレーキディスク14に対して斜めに延びている。この場合、両方の支持部46,48はブレーキディスク14に対して逆向きに斜めに延びている。摩擦ブレーキライニング40,42は、摩擦をわずかに、円柱ころ50を介して、支持部46,48に支えられている。両方の支持部46,48はくさびエレメント52に配置されていて、このくさびエレメントはブレーキエレメント14に対して平行にしゅう動可能である。くさびエレメント52は、摩擦をわずかに、円柱ころ54を介して、対応受け56に支えられており、この対応受けは剛性的にブレーキサドル12内に固定されている。対応受け56はブレーキディスク14に対して平行にこれから間隔をおいて配置されており、くさびエレメント52をブレーキディスク14に対して垂直に支えている。対応受け56はくさびエレメント52のための案内56を形成しており、くさびエレメント52をブレーキディスク14に対して平行にしゅう動可能に案内している。くさびエレメント52及び対応受け56はブレーキディスク14の、操作装置に面した側において、ブリッジ32の内室内に配置されている。
【0020】
支持部46,48、くさびエレメント52及び対応受け56の機能は次のとおりである。ブレーキをかける場合に、両方の、ブレーキディスク14の片側に配置された摩擦ブレーキライニング40,42は操作装置16によって、ブリッジ32を介して、ブレーキディスク14に圧着される。このことは既に述べた。回転するブレーキディスク14は、摩擦を介して、ブレーキディスク14に対して平行な力を両方の摩擦ブレーキライニング40,42に作用させる。ブレーキディスク14が、矢印58の方向に回転すると仮定すると、図面において上方に示されている摩擦ブレーキライニング40は他方の摩擦ブレーキライニング42の方向に押される。他方の、図面において下方に示されている摩擦ブレーキライニング42は、ブレーキディスク14の摩擦によって、それに及ぼされる力により、自体公知の形式でブレーキサドル12に支えられる。図面において上方に示されている摩擦ブレーキライニング40はブレーキディスク14の回転方向58で前方の摩擦ブレーキライニング40であり、図面において下方に示されている摩擦ブレーキライニング42はブレーキディスク14の回転方向58で後方の摩擦ブレーキライニング42である。ブレーキディスク14の回転方向58で前方の摩擦ブレーキライニング40は回転するブレーキディスク14により摩擦によってそれに及ぼされる力により、所属の支持部46に支えられる。ブレーキディスク14に対して斜めの、その延びによって、支持部46は反動力を摩擦ブレーキライニング40に作用させ、摩擦ブレーキライニング40を、操作装置16によりブリッジ32を介してそれに及ぼされる圧着力に対して付加的に、ブレーキディスク14に圧着する。ブレーキディスクに対して斜めに延びる支持部46はこれによりブレーキ補助を行い、摩擦ブレーキライニング40がブレーキディスク14に圧着される全体の圧着力は、操作装置16により摩擦ブレーキライニング40に及ぼされる圧着力よりも大きい。回転するブレーキディスク14により摩擦によって、回転方向58で前方の摩擦ブレーキライニング40に及ぼされる、ブレーキディスクに対して平行な力は図面において矢印60によって示されている。
【0021】
それに所属の支持部46を介して、ブレーキディスク14の回転方向58で前方の摩擦ブレーキライニング40は、回転するブレーキディスク14により、ブレーキをかける際に、摩擦によってそれに及ぼされる力60をくさびエレメント52に伝達する。くさびエレメント52はブレーキディスク14に対して垂直に対応受け56に支えられており、かつ、したがってブレーキディスク14に対して平行にしかしゅう動可能でないので、摩擦ブレーキライニング40からくさびエレメント52に及ぼされる力はブレーキディスク14に対して平行にその回転方向58で作用する。摩擦ブレーキライニング40からくさびエレメント52に及ぼされる力は図面において矢印62により示されている。ブレーキディスク14の回転方向58で後方の摩擦ブレーキライニング42に所属している他方の支持部48を介して、くさびエレメント52は力をこの摩擦ブレーキライニング42に作用させる。摩擦ブレーキライニング42はブレーキディスク14に対して平行な方向でブレーキサドル12に支えられているので、くさびエレメント52からブレーキディスク14に対して斜めに延びている支持部48を介して、摩擦ブレーキライニング42に及ぼされる、ブレーキディスク14に対して垂直な力は、ブレーキディスク14の回転方向58で後方の摩擦ブレーキライニングをブレーキディスク14に圧着する。前述の形式でくさびエレメント52から、ブレーキディスク14の回転方向58で後方の摩擦ブレーキライニング42に及ぼされる圧着力は、くさびエレメント52からブレーキディスク14の回転方向58で前方の摩擦ブレーキライニング40に及ぼされる圧着力と、少なくともほぼ同じ大きさである。これによって両方の摩擦ブレーキライニング40,42は少なくとも近似的に同じ圧着力でブレーキディスク14に圧着される。くさびエレメント52から、ブレーキディスク14の回転方向58で後方の摩擦ブレーキライニング42に及ぼされる圧着力はこの摩擦ブレーキライニング42にもブレーキ補助を作用させ、くさびエレメント52から摩擦ブレーキライニング42に及ぼされる圧着力は、操作装置16のブリッジ32により及ぼされる圧着力に対して付加的にこの摩擦ブレーキライニング42に作用する。
【0022】
本発明によるディスクブレーキ10は対称的に構成されているので、回転方向に無関係であり、支持部46,48及びくさびエレメント52を介しての前述のブレーキ補助はブレーキディスク14の逆の回転方向の場合でも、作用する。
【0023】
操作装置16のスピンドル伝動装置20は自己制動性に構成されている。これによって一度電気モータ18によりスピンドル伝動装置20を介して与えられた、摩擦ブレーキライニング40,42,44の圧着力は、電気モータ18が無通電の場合でも不変に維持される。電気モータ18はしたがって、ブレーキディスク14に対する摩擦ブレーキライニング40,42,44の圧着力を変化させるためにだけ、通電される。ディスクブレーキ10はスピンドル伝動装置20の自己制動性の構成によって駐車ブレーキとしても適している。それは、ディスクブレーキは一度与えられて圧着力ひいてはブレーキディスク14に及ぼされるブレーキモーメントを、無通電の電気モータ18の場合に不変に維持するからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 半径方向で外方からブレーキディスクを見た、本発明によるディスクブレーキを断面図で示す。
【符号の説明】
10 ディスクブレーキ、 12 ブレーキサドル、 14 ブレーキディスク、 16 操作装置、 18 電気モータ、 20 スピンドル伝動装置、 22 中空軸、ナット、 24 玉、 26 スピンドル、 28 スラスト円すいころ軸受け、 30 モータ及び伝動装置ケーシング、 32 ブリッジ、 34 ヨーク、 36 脚部、 38 ボルト結合部、 40 摩擦ライニング、 42 摩擦ライニング、 43 コイル圧縮ばね、 44 第3の摩擦ライニング、 46 支持部、 48 支持部、 50 円柱ころ、 52 くさびエレメント、 54 円柱ころ、 56 対応受け、 58 矢印、 60 矢印、 62 矢印
Claims (5)
- ブレーキディスク(14)と、該ブレーキディスク(14)の一方の側に配置された2つの摩擦ブレーキライニング(40,42)と、操作装置(16)とを備え、この操作装置により両方の摩擦ブレーキライニング(40,42)がブレーキディスク(14)に圧着可能であり、ディスクブレーキ(10)が、両方の摩擦ブレーキライニング(40,42)のそれぞれのために、ブレーキディスク(14)に対して斜めに延びる支持部(46,48)を有しており、これら両方の支持部(46,48)が、ブレーキディスク(14)に対して、互いに逆の方向で斜めに延びている形式のディスクブレーキにおいて、両方の支持部(46,48)が互いに結合されており、かつ、両方の支持部(46,48)が案内(56)を有していて、この案内により、両方の支持部がブレーキディスク(14)に対して平行にしゅう動可能に案内されていることを特徴とする、ディスクブレーキ。
- 操作装置(16)が、電気モータ(18)と、摩擦ブレーキライニング(40,42)をブレーキディスク(14)に圧着するための回転並進式転換伝動装置(20)とを有していることを特徴とする、請求項1記載のディスクブレーキ。
- 操作装置(16)が、電気モータ(18)と、自己制動性の伝動装置(20)とを有していることを特徴とする、請求項1記載のディスクブレーキ。
- ディスクブレーキ(10)がブリッジ(32)を有しており、このブリッジを介して操作装置(16)により、両方の摩擦ブレーキライニング(40,42)が一緒にブレーキディスク(14)に圧着可能であることを特徴とする、請求項1記載のディスクブレーキ。
- ブリッジ(32)が旋回可能に操作装置(16)と結合されていることを特徴とする、請求項4記載のディスクブレーキ。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE10037055.1 | 2000-07-29 | ||
DE2000137055 DE10037055A1 (de) | 2000-07-29 | 2000-07-29 | Scheibenbremse |
PCT/DE2001/002632 WO2002010609A1 (de) | 2000-07-29 | 2001-07-14 | Scheibenbremse |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004505223A JP2004505223A (ja) | 2004-02-19 |
JP5095905B2 true JP5095905B2 (ja) | 2012-12-12 |
Family
ID=7650688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002516503A Expired - Fee Related JP5095905B2 (ja) | 2000-07-29 | 2001-07-14 | ディスクブレーキ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1307666B1 (ja) |
JP (1) | JP5095905B2 (ja) |
DE (2) | DE10037055A1 (ja) |
WO (1) | WO2002010609A1 (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2003206572A1 (en) * | 2002-02-21 | 2003-09-09 | Haldex Brake Products Ab | A disc brake |
DE50301865D1 (de) | 2002-04-26 | 2006-01-12 | Estop Gmbh | Kraftfahrzeugbremsanlage mit parkbremsfunktion und elektromechanische radbremse für eine solche kraftfahrzeugbremsanlage |
US6752247B2 (en) | 2002-05-06 | 2004-06-22 | Ford Global Technologies, Llc | Method and an assembly for braking a selectively moveable assembly having a controllably varying amount of self energization |
DE10302516A1 (de) * | 2003-01-23 | 2004-08-05 | Robert Bosch Gmbh | Scheibenbremse mit mechanischer Selbstverstärkung |
DE10321159A1 (de) | 2003-05-12 | 2004-12-02 | Robert Bosch Gmbh | Scheibenbremse mit mechanischer Selbstverstärkung |
DE10347792A1 (de) * | 2003-10-14 | 2005-05-12 | Bosch Gmbh Robert | Radbremse |
JP2005164019A (ja) * | 2003-11-28 | 2005-06-23 | Pubot Giken:Kk | 増力機構 |
DE102005052689A1 (de) * | 2005-11-04 | 2007-05-16 | Siemens Ag | Keilbremse mit gegenläufig bewegten Keilelementen |
DE102005055443B3 (de) * | 2005-11-21 | 2007-05-03 | Siemens Ag | Scheibenbremse mit rückgeführter Selbstverstärkungskraft |
KR101045911B1 (ko) * | 2005-12-07 | 2011-07-01 | 주식회사 만도 | 차량용 디스크 브레이크 |
KR101045917B1 (ko) * | 2005-12-13 | 2011-07-04 | 주식회사 만도 | 차량용 디스크 브레이크 |
DE102006002308A1 (de) * | 2006-01-18 | 2007-07-19 | Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH | Selbstverstärkende Scheibenbremse mit Keilelementen |
KR100819074B1 (ko) * | 2006-12-13 | 2008-04-02 | 주식회사 만도 | 차량용 디스크 브레이크 |
DE102007016486A1 (de) * | 2007-04-05 | 2008-10-09 | Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH | Elektromechanisch betätigte Scheibenbremse mit Betätigungsstößel |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1019873B (de) * | 1952-03-14 | 1957-11-21 | Teves Kg Alfred | Druckmittelbetaetigte Scheibenreibungsbremse, insbesondere Zangenbremse |
US3047098A (en) * | 1959-06-26 | 1962-07-31 | Gen Motors Corp | Vehicle disk brake |
US3662864A (en) * | 1969-11-05 | 1972-05-16 | Kelsey Hayes Co | Disk type brake with split primary shoe |
GB1431836A (en) * | 1972-07-07 | 1976-04-14 | Pont A Mousson | Brake device |
JPS6345430U (ja) * | 1986-09-10 | 1988-03-26 | ||
US5219048A (en) * | 1992-05-01 | 1993-06-15 | General Motors Corporation | Electric disc brake |
JPH07224866A (ja) * | 1994-02-10 | 1995-08-22 | Toyota Motor Corp | サーボディスクブレーキ |
GB2291150B (en) * | 1994-07-08 | 1998-06-10 | Automotive Products Plc | Disc brake calipers |
US5769189A (en) * | 1995-03-03 | 1998-06-23 | Lucas Industries Public Limited Company | Automotive parking brake and parking brake system for motor vehicles |
DE19650405A1 (de) * | 1996-12-05 | 1998-06-10 | Bosch Gmbh Robert | Elektromechanische Radbremsvorrichtung |
JP3796930B2 (ja) * | 1997-11-18 | 2006-07-12 | 住友電気工業株式会社 | 車両用電動ブレーキ装置 |
DE19807328C2 (de) * | 1998-02-20 | 2003-08-28 | Lucas Ind Plc | Elektromechanisch betätigbare Scheibenbremse |
DE19819564C2 (de) * | 1998-04-30 | 2000-06-08 | Deutsch Zentr Luft & Raumfahrt | Elektromechanische Bremse mit Selbstverstärkung |
-
2000
- 2000-07-29 DE DE2000137055 patent/DE10037055A1/de not_active Ceased
-
2001
- 2001-07-14 DE DE50112565T patent/DE50112565D1/de not_active Expired - Lifetime
- 2001-07-14 WO PCT/DE2001/002632 patent/WO2002010609A1/de active IP Right Grant
- 2001-07-14 JP JP2002516503A patent/JP5095905B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2001-07-14 EP EP01953919A patent/EP1307666B1/de not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2002010609A1 (de) | 2002-02-07 |
JP2004505223A (ja) | 2004-02-19 |
DE50112565D1 (de) | 2007-07-12 |
EP1307666B1 (de) | 2007-05-30 |
DE10037055A1 (de) | 2002-02-14 |
EP1307666A1 (de) | 2003-05-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5095905B2 (ja) | ディスクブレーキ | |
US4784244A (en) | Electrical braking device for vehicles | |
US7987950B2 (en) | Single motor electro wedge brake system using solenoid mechanism for implementing additional functions | |
EP3907415A1 (en) | A brake assembly with a fixed and a sliding caliper system and a method of applying a brake | |
US11719296B2 (en) | Brake system with torque distributing assembly | |
US7311180B2 (en) | Disk brake | |
JP2004514098A (ja) | ディスクブレーキ | |
JP2004225902A (ja) | 機械的な自己倍力作用を備えたディスクブレーキ | |
JP5064802B2 (ja) | 電動モータ駆動式の調整装置を備えたニューマチック的に操作されるディスクブレーキ | |
JP4556153B2 (ja) | 電動ディスクブレーキ | |
KR20220118318A (ko) | 차량용 마찰 브레이크 시스템 | |
US11649866B2 (en) | Friction brake system for a vehicle | |
JP2005009508A (ja) | ドラムブレーキ装置 | |
JP4170761B2 (ja) | ディスクブレーキ | |
WO1998006608A2 (en) | Electro-mechanical actuation mechanism for disc brake assembly | |
US6991071B2 (en) | Wedge-operated brake apparatus | |
JP4800554B2 (ja) | 摩擦ブレーキ | |
EP2014947A1 (en) | Servo disc brake device | |
US20040026187A1 (en) | Wedge-operated disc brake apparatus | |
JP2001173691A (ja) | 電動ブレーキ装置 | |
KR20090006969A (ko) | 솔레노이드 미케니즘을 이용한 부가 기능 구현 타입 단일모터 전자 웨지 브레이크 시스템 | |
KR101329387B1 (ko) | 솔레노이드 미케니즘을 이용한 부가 기능 구현 타입 단일모터 전자 웨지 브레이크 시스템 | |
US20220106992A1 (en) | Wheel hub drive for a vehicle | |
JP2003156084A (ja) | 電動ブレーキ装置 | |
KR20090006968A (ko) | 솔레노이드와 모터 연동을 통한 부가 기능 구현 타입 단일모터 전자 웨지 브레이크 시스템 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080711 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20101228 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110628 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110706 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20111006 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20111014 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111031 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120405 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20120705 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20120712 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120726 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120822 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120920 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5095905 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150928 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |