JP5091495B2 - 磁気ランダムアクセスメモリ - Google Patents

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Description

本発明は、スピン注入磁化反転型の磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM:Magnetic Random Access Memory)に関する。
近年、磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM:Magnetic Random Access Memory)において、スピン注入磁化反転型の磁気ランダムアクセスメモリが提案されている(例えば非特許文献1参照)。このような磁気ランダムアクセスメモリのセルは、MTJ(Magnetic Tunnel Junction)素子とスイッチングトランジスタとで構成されている。そして、スピン注入磁化反転技術を用いた書き込み動作では、MTJ素子の膜面垂直方向に電流を流し、この電流の向きで記録層の磁化の向きを変える。
しかしながら、スピン注入磁化反転型の磁気ランダムアクセスメモリにおいて、1トランジスタ+1MTJ型のメモリセルでは、トランジスタ側における他のセルとの共通配線(共通ソース線)とMTJ側における他のセルとの共通配線(ビット線)とを直交させると、書き込みサイクルで全ての非選択ビット線を所定電位まで充電する必要があるため、動作が遅くなってしまうという問題がある。
上記問題を解決するために、共通ソース線とビット線を平行に配置する方法も考えられる。この場合、共通ソース線はビット線間に延在させ、MTJ素子はビット線下に配置される。このため、MTJ素子とドレイン拡散層とを接続するコンタクトが共通ソース線と接近してしまう。そこで、この接近を防ぐためには、セルサイズを8Fよりも縮小できないという問題があった。
IEDM2005 Technical Digest p.473-476 「A Novel Nonvolatile Memory with Spin Torque Transfer Magnetization Switching: Spin-RAM」や、J. of Magn. Magn. Mater., 159, L1(1996)「Current-driven excitation of magnetic multilayers」
本発明は、セルサイズを縮小することが可能な磁気ランダムアクセスメモリを提供する。
本発明の一視点による磁気ランダムアクセスメモリは、第1及び第2のビット線と、前記第1及び第2のビット線を有するグループに対して1つ設けられ、前記第1のビット線と隣り合い、前記第1及び第2のビット線と同じ第1の方向に延在されたソース線と、前記第1のビット線に接続された第1の磁気抵抗効果素子と、前記第2のビット線に接続された第2の磁気抵抗効果素子と、前記第1の磁気抵抗効果素子と直列接続された第1のトランジスタと、前記第2の磁気抵抗効果素子と直列接続された第2のトランジスタと、前記第1の方向と交差する第2の方向に延在された第1のワード線と、前記第1及び第2のセルと前記ソース線とを接続し、前記第1のワード線の第1の側面側に前記第1及び第2の磁気抵抗効果素子と前記第2の方向に並んで配置された第1のソースコンタクトと、前記第1のソースコンタクトと接続された第3のトランジスタとを具備し、前記第1の磁気抵抗効果素子と前記第1のトランジスタとを有する第1のセルと前記第2の磁気抵抗効果素子と前記第2のトランジスタとを有する第2のセルとが前記ソース線に共通接続されている。
本発明によれば、セルサイズを縮小することが可能な磁気ランダムアクセスメモリを提供できる。
本発明の実施の形態を以下に図面を参照して説明する。この説明に際し、全図にわたり、共通する部分には共通する参照符号を付す。
[1]第1の実施形態
[1−1]レイアウト
図1は、本発明の第1の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリのレイアウトの平面図を示す。以下に、第1の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリのレイアウトについて説明する。
図1に示すように、4本のビット線BLがそれぞれ離間してX方向に延在され、4本のワード線WLがそれぞれ離間してY方向(X方向と交差する方向)に延在されている。そして、1本のソース線SLがX方向に延在されている。従って、本例では、4本のビット線BLのグループGPに対して1本のソース線SLが対となっている。ソース線SLは、ビット線BLと同一配線層で同じ方向に延在し、4本のビット線BLのグループGPの端に並んで配置されている。
ここで、MTJ素子MTJaとY方向に隣接するセルの接続関係は、次のようになる。第1のセルは、MTJ素子MTJaとこのMTJ素子MTJaに対応するトランジスタTraとが直列接続されている。第2のセルは、MTJ素子MTJcとこのMTJ素子MTJcに対応するトランジスタTrcとが直列接続されている。第3のセルは、MTJ素子MTJdとこのMTJ素子MTJdに対応するトランジスタTrdとが直列接続されている。第4のセルは、MTJ素子MTJeとこのMTJ素子MTJeに対応するトランジスタTreとが直列接続されている。そして、これら第1乃至第4のセルは、隣接セルと並列接続されている。また、トランジスタTra、Trc、Trd、Treで共有するソース/ドレイン拡散層5は、第4のセルのビット線BLからソース線SLまで延在されている。従って、隣接セルと互いに並列接続された第1乃至第4のセルは、ソース/ドレイン拡散層5を用いて共通のソース線SLに接続されている。
また、ソース/ドレイン拡散層5とソース線SLとを繋ぐソースコンタクトSCaは、MTJ素子MTJa、MTJc、MTJd、MTJeとY方向に並んで配置されている。すなわち、ソースコンタクトSCa及びMTJ素子MTJa、MTJc、MTJd、MTJeの全ては、ワード線WLaの第1の側面側(紙面左側)に配置されている。
次に、ソース線SLに最も近いビット線BLに対応する2つのMTJ素子MTJa、MTJbを例に挙げ、各セルのレイアウトについて詳説する。
MTJ素子MTJaは、ワード線WLaの第1の側面側(紙面左側)のビット線BLの下方に配置され、ビット線BLと接続されている。このMTJ素子MTJaの下にはコンタクトCaが配置されている。
MTJ素子MTJaには、トランジスタ(例えばMOSトランジスタ)Traが直列接続されている。このトランジスタTraは、ゲート電極とソース/ドレイン拡散層3a、5とを有する。ゲート電極はワード線WLaで形成される。ソース/ドレイン拡散層3aは、コンタクトCa下の半導体基板内に形成され、コンタクトCaを介してMTJ素子MTJaと接続されている。ソース/ドレイン拡散層5は、ワード線WLaの第2の側面側(紙面右側)のビット線BLの下方の半導体基板内からワード線WLaの第2の側面側(紙面右側)のソース線SLの下方の半導体基板内まで形成されている。
ソースコンタクトSCaは、ワード線WLaの第1の側面側(紙面左側)のソース線SLの下方に配置され、ソース線SLと接続されている。
ソースコンタクトSCaには、トランジスタ(例えばMOSトランジスタ)Tr−Saが直列接続されている。このトランジスタTr−Saは、ゲート電極とソース/ドレイン拡散層4a、5とを有する。ゲート電極はワード線WLaで形成される。ソース/ドレイン拡散層4aは、ソースコンタクトSCa下の半導体基板内に形成され、ソースコンタクトSCaを介してソース線SLと接続されている。
ワード線WLaの第1の側面側(紙面左側)では、ソースコンタクトSCaとコンタクトCa及びMTJ素子MTJaとはY方向に並んで配置され、ソース/ドレイン拡散層4aとソース/ドレイン拡散層3aとは電気的に分離されつつY方向に並んで配置されている。
一方、ワード線WLaの第2の側面側(紙面右側)では、共通のソース/ドレイン拡散層5が、ソース線SLの下方の半導体基板内からビット線BLの下方の半導体基板内までY方向に連続して延在している。
従って、MTJ素子MTJaとソース線SLとの電気的パスは、コンタクトCa→ソース/ドレイン拡散層3a→共通のソース/ドレイン拡散層5→ソース/ドレイン拡散層4a→ソースコンタクトSCa→ソース線SLの流れで形成される。このため、MTJ素子MTJaに対応する素子領域の平面形状は、コの字型となっている。従って、ソース線SL及びビット線BL間には、2つのトランジスタTr−Sa、Traを介して電流が流れることになる。
MTJ素子MTJbは、ワード線WLbの第1の側面側(紙面右側)のビット線BLの下方に配置され、ビット線BLと接続されている。このMTJ素子MTJbの下にはコンタクトCbが配置されている。
MTJ素子MTJbには、トランジスタ(例えばMOSトランジスタ)Trbが直列接続されている。このトランジスタTrbは、ゲート電極とソース/ドレイン拡散層3b、5とを有する。ゲート電極はワード線WLbで形成される。ソース/ドレイン拡散層3bは、コンタクトCb下の半導体基板内に形成され、コンタクトCbを介してMTJ素子MTJbと接続されている。
ソースコンタクトSCbは、ワード線WLbの第1の側面側(紙面右側)のソース線SLの下方に配置され、ソース線SLと接続されている。
ソースコンタクトSCbには、トランジスタ(例えばMOSトランジスタ)Tr−Sbが直列接続されている。このトランジスタTr−Sbは、ゲート電極とソース/ドレイン拡散層4b、5とを有する。ゲート電極はワード線WLbで形成される。ソース/ドレイン拡散層4bは、ソースコンタクトSCb下の半導体基板内に形成され、ソースコンタクトSCbを介してソース線SLと接続されている。ソース/ドレイン拡散層5は、トランジスタTr−Sa、Tr−Sb、Tra、Trbと共通で用いられている。
ワード線WLbの第1の側面側(紙面右側)では、ソースコンタクトSCbとコンタクトCb及びMTJ素子MTJbとはY方向に並んで配置され、ソース/ドレイン拡散層4bとソース/ドレイン拡散層3bとは電気的に分離されつつY方向に並んで配置されている。
一方、ワード線WLbの第2の側面側(紙面左側)では、共通のソース/ドレイン拡散層5が、ソース線SLの下方の半導体基板内からビット線BLの下方の半導体基板内までY方向に連続して延在している。
従って、MTJ素子MTJbとソース線SLとの電気的パスは、コンタクトCb→ソース/ドレイン拡散層3b→共通のソース/ドレイン拡散層5→ソース/ドレイン拡散層4a→ソースコンタクトSCb→ソース線SLの流れで形成される。このため、MTJ素子MTJbに対応する素子領域の平面形状は、コの字型となっている。従って、ソース線SL及びビット線BL間には、2つのトランジスタTr−Sb、Trbを介して電流が流れることになる。
[1−2]断面構造
図2は、図1のII−II線に沿った断面図を示す。図3は、図1のIII−III線に沿った断面図を示す。図4は、図1のIV−IV線に沿った断面図を示す。以下に、第1の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの断面構造について説明する。
図2は、ビット線BLが存在する領域のX方向の断面図である。図2に示すように、半導体基板(シリコン基板)1内には、STI(Shallow Trench Isolation)構造の素子分離絶縁膜2が形成されている。半導体基板1上にはゲート絶縁膜(図示せず)を介してゲート電極が形成され、このゲート電極はワード線WLaで形成されている。ビット線BLの下方におけるワード線WLaの両側の半導体基板1内には、ソース/ドレイン拡散層3a及び共通のソース/ドレイン拡散層5が形成されている。ソース/ドレイン拡散層3a上にはコンタクトCaが形成され、このコンタクトCa上にはMTJ素子MTJaが形成されている。このMTJ素子MTJa上には上部電極6が形成され、この上部電極6上にビット線BLが形成されている。このビット線BLは、例えば電源端子及び接地端子に接続されている。
図3は、ソース線SLが存在する領域のX方向の断面図である。図3に示すように、ソース線SLの下方におけるワード線WLaの両側の半導体基板1内には、ソース/ドレイン拡散層4a及び共通のソース/ドレイン拡散層5が形成されている。ソース/ドレイン拡散層4a上にはソースコンタクトSCaが形成され、このソースコンタクトSCa上にはソース線SLが形成されている。このソース線SLは、例えば電源端子及び接地端子に接続されている。
図4は、共通のソース/ドレイン拡散層5が存在する領域のY方向の断面図である。図4に示すように、共通のソース/ドレイン拡散層5は、ビット線BLの下方の半導体基板1内からソース線SLの下方の半導体基板1内まで、電気的に分断されることなく連続して延在している。また、ビット線BLとソース線SLとは、同一配線層に配置されている。
[1−3]効果
上記第1の実施形態によれば、ソース線SLは、ビット線BL間にビット線BLと同じ数だけ設けるのではなく、例えば4本のビット線からなるグループGP毎にこのグループGPの端に設けられている。グループGP内のビット線BL間にはソース線SLを配置する必要がないため、ビット線BL間の幅を例えば最小加工寸法(F:future size)まで縮めることができる。従って、セルサイズを6F程度まで縮小することが可能である。
また、ソース線SLとビット線BLとを同一配線層で形成することができる。このため、ソース線SLとビット線BLとを異なる配線層で形成した場合よりも、メタル配線を2層低減することができる。
また、ワード線WLaの紙面左側にソースコンタクトSCa及びMTJ素子MTJa、MTJc、MTJd、MTJeをまとめて並べている。このため、ワード線WLa、WLb間にソースコンタクトSCaを設けない分、ワード線WLa、WLb間を縮めることができる。これにより、セルサイズをさらに縮小できる。
尚、本実施形態では、4本のビット線BLで1グループGPを形成していたが、ビット線BLの数はこれに限定されない。但し、書き込みサイクルで非選択ビット線の全てを所定電位まで充電する必要があるため、1グループGP内のビット線BLの数が多くなるほど動作が遅くなる点については留意することが望ましい。
[2]第2の実施形態
第2の実施形態は、第1の実施形態の変形例であり、各セルから共通ソース線への接続を拡散層だけでなくメタル配線も用いている例である。尚、本実施形態において、各実施形態と同様の点については説明を省略する。
[2−1]レイアウト
図5は、本発明の第2の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリのレイアウトの平面図を示す。以下に、第2の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリのレイアウトについて説明する。
図5に示すように、第2の実施形態では、第1の実施形態と同様、MTJ素子MTJa、MTJbに対応する素子領域の平面形状は、コの字型となっている。但し、第2の実施形態は、第1の実施形態とワード線WLa、WLb間の電気的パスの構造が以下のように異なる。
ワード線WLa、WLb間(ワード線WLaの紙面右側、ワード線WLbの紙面左側)には、ソース/ドレイン拡散層5a、5b、配線M、コンタクトC1、C2が配置されている。そして、これらソース/ドレイン拡散層5a、5b、配線M、コンタクトC1、C2は、トランジスタTra、Trb、Tr−Sa、Tr−Sbで共有されている。
ここで、ソース/ドレイン拡散層5aは、ワード線WLa、WLb間のビット線BLの下方の半導体基板内のみに形成されている。ソース/ドレイン拡散層5bは、ワード線WLa、WLb間のソース線SLの下方の半導体基板内からビット線BL及びソース線SL間の半導体基板内までY方向に延在して形成されている。ソース/ドレイン拡散層5a、5bは、電気的に分離されつつY方向に並んで配置されている。
配線Mは、ワード線WLa、WLb間に配置され、ビット線BLの下方からビット線BL及びソース線SL間までY方向に延在されている。配線Mは、ソース線SLに直接接しないが、コンタクトC2、ソース/ドレイン拡散層5b、ソース/ドレイン拡散層4a、4b、ソースコンタクトSCa、SCbを介して、ソース線SLに電気的に接続されている。
コンタクトC1は、ワード線WLa、WLb間のビット線BLの下方に配置され、配線Mとソース/ドレイン拡散層5aとを接続している。コンタクトC2は、ワード線WLa、WLb間のビット線BL及びソース線SL間に配置され、配線Mとソース/ドレイン拡散層5bとを接続している。
[2−2]断面構造
図6は、図5のVI−VI線に沿った断面図を示す。図7は、図5のVII−VII線に沿った断面図を示す。図8は、図5のVIII−VIII線に沿った断面図を示す。以下に、第2の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの断面構造について説明する。
図6は、ビット線BLが存在する領域のX方向の断面図である。図6に示すように、ビット線BLの下方におけるワード線WLaの両側の半導体基板1内には、ソース/ドレイン拡散層3a及びソース/ドレイン拡散層5aが形成されている。ソース/ドレイン拡散層5a上にはコンタクトC1が形成され、このコンタクトC1上には配線Mが形成されている。
図7は、ソース線SLが存在する領域のX方向の断面図である。図7に示すように、ソース線SLの下方におけるワード線WLaの両側の半導体基板1内には、ソース/ドレイン拡散層4a及びソース/ドレイン拡散層5bが形成されている。
図8は、ソース/ドレイン拡散層5a、5bが存在する領域のY方向の断面図である。図8に示すように、ソース/ドレイン拡散層5aは、ビット線BLの下方の半導体基板1内に形成されている。ソース/ドレイン拡散層5bは、ソース線SLの下方の半導体基板1内からソース線SL及びビット線BL間の下方の半導体基板1内まで形成されている。コンタクトC1は、ビット線BLの下方に配置され、配線Mとソース/ドレイン拡散層5aとを接続している。コンタクトC2は、ソース線SL及びビット線BL間に配置され、配線Mとソース/ドレイン拡散層5bとを接続している。
ソース/ドレイン拡散層5a、5b間には素子分離絶縁膜2が存在するため、ソース/ドレイン拡散層5a、5bが直接接していない。しかし、ソース/ドレイン拡散層5a、5bは、コンタクトC1、C2及び配線Mを介して電気的に接続されている。
ワード線WL及び配線Mは、ビット線BLより下層に形成されているため、ビット線BLと異なる配線層に配置されている。ワード線WLと配線Mとは、同一配線層に配置されている。
[2−3]効果
上記第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様、ソース線SLを複数のビット線からなるグループGP毎に設けることでセルサイズを縮小できる。
さらに、第2の実施形態では、各セルから共通ソース線SLへの接続を拡散層5a、5bだけでなく配線Mも用いている。このため、素子領域による寄生抵抗を低減できる。
[3]第3の実施形態
第1及び第2の実施形態では、共通ソース線からの電流はソース線のトランジスタTr−Saを介してセルトランジスタTraに流れていた。これに対し、第3の実施形態では、共通ソース線からの電流はソース線のトランジスタを介することなくセルトランジスタTraに流れる。尚、本実施形態において、各実施形態と同様の点については説明を省略する。
[3−1]レイアウト
図9は、本発明の第3の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリのレイアウトの平面図を示す。以下に、第3の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリのレイアウトについて説明する。
図9に示すように、第3の実施形態では、ワード線WLa、WLb間(ワード線WLaの紙面右側、ワード線WLbの紙面左側)にソースコンタクトSCを配置する。ソースコンタクトSCは、ワード線WLa、WLb間のソース線SLの下方に配置され、ソース線SLと接続されている。そして、ソース/ドレイン拡散層5は、ワード線WLa、WLb間においてソースコンタクトSCの下方の半導体基板内からビット線BLの下方の半導体基板内までY方向に延在して形成され、ソースコンタクトSCと接続されている。ソース/ドレイン拡散層5は、トランジスタTra、Trbで共有されている。
本実施形態では、MTJ素子MTJaとソース線SLとの電気的パスは、コンタクトCa→ソース/ドレイン拡散層3a→ソース/ドレイン拡散層5→ソースコンタクトSC→ソース線SLの流れで形成される。つまり、ソース線SL及びビット線BL間には、トランジスタTraのみを介して電流が流れる。このため、MTJ素子MTJaに対応する素子領域の平面形状は、L字型となっている。
同様に、MTJ素子MTJbとソース線SLとの電気的パスは、ドレインコンタクトDCb→ドレイン拡散層Db→ソース/ドレイン拡散層5→ソースコンタクトSC→ソース線SLの流れで形成される。つまり、ソース線SL及びビット線BL間には、トランジスタTrbのみを介して電流が流れる。このため、MTJ素子MTJbに対応する素子領域の平面形状は、L字型となっている。
[3−2]断面構造
図10は、図9のX−X線に沿った断面図を示す。図11は、図9のXI−XI線に沿った断面図を示す。図12は、図9のXII−XII線に沿った断面図を示す。以下に、第3の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの断面構造について説明する。
図10は、ビット線BLが存在する領域のX方向の断面図である。図10に示すように、ビット線BLの下方におけるワード線WLaの両側の半導体基板1内には、ソース/ドレイン拡散層3a及びソース/ドレイン拡散層5が形成されている。
図11は、ソース線SLが存在する領域のX方向の断面図である。図11に示すように、ソース線SLの下方におけるワード線WLa、WLb間の半導体基板1内には、ソース/ドレイン拡散層5が形成されている。ソース/ドレイン拡散層5上にはソースコンタクトSCが形成され、このソースコンタクトSC上にはソース線SLが形成されている。ソース線SLの下方におけるワード線WLa、WLb下の半導体基板1内には、素子分離絶縁膜2が形成されている。
図12は、ソース/ドレイン拡散層5が存在する領域のY方向の断面図である。図12に示すように、ソース/ドレイン拡散層5は、ビット線BLの下方の半導体基板1内からソース線SLの下方の半導体基板1内まで、電気的に分断されることなく連続して延在している。ソース/ドレイン拡散層5とソース線SLとは、ソース線SL下に配置されたソースコンタクトSCにより、接続されている。また、ビット線BLとソース線SLとは、同一配線層に配置されている。
[3−3]効果
上記第3の実施形態によれば、第1の実施形態と同様、ソース線SLを複数のビット線からなるグループGP毎に設けることでセルサイズを縮小できる。
また、第1の実施形態と同様、ソース線SLとビット線BLとを同一配線層で形成することができる。このため、ソース線SLとビット線BLとを異なる配線層で形成した場合よりも、メタル配線を2層低減することができる。
さらに、第3の実施形態では、共通ソース線SLからの電流がソース線のトランジスタを介さずに直接セルトランジスタTra、Trbに流れる。従って、トランジスタによる電圧降下の影響を受けなくなる利点がある。
[4]第4の実施形態
第4の実施形態は、第3の実施形態の変形例であり、ソース線の一部を各セルまで引き伸ばすことで各セルと共通ソース線を接続する例である。尚、本実施形態において、各実施形態と同様の点については説明を省略する。
[4−1]レイアウト
図13は、本発明の第4の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリのレイアウトの平面図を示す。以下に、第4の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリのレイアウトについて説明する。
図13に示すように、第4の実施形態では、ソース線SLは、ビット線BLと離間してX方向に延在された第1の部分と、ワード線WLa、WLb間でY方向に延在された第2の部分とを有する。ソース線SLの第2の部分は、ソースコンタクトSCの上方まで延在され、ソースコンタクトSCに接続されている。
ソースコンタクトSCは、ソース線SLの第2の部分とビット線BLとの交点に配置され、ワード線WLa、WLb間(ワード線WLaの紙面右側、ワード線WLbの紙面左側)のビット線BLの下方に形成されている。ソースコンタクトSC下の半導体基板内には、トランジスタTra、Trbで共有するソース/ドレイン拡散層5が形成されている。
本実施形態では、MTJ素子MTJaとソース線SLとの電気的パスは、コンタクトCa→ソース/ドレイン拡散層3a→ソース/ドレイン拡散層5→ソースコンタクトSC→ソース線SLの流れで形成される。このため、MTJ素子MTJaに対応する素子領域の平面形状は、I字型となっている。
同様に、MTJ素子MTJbとソース線SLとの電気的パスは、コンタクトCb→ソース/ドレイン拡散層3b→ソース/ドレイン拡散層5→ソースコンタクトSC→ソース線SLの流れで形成される。このため、MTJ素子MTJbに対応する素子領域の平面形状は、I字型となっている。
従って、第4の実施形態では、第3の実施形態と同様、共通ソース線SLからの電流はソース線SLのトランジスタを介することなくセルトランジスタTra、Trbに流れる。
[4−2]断面構造
図14は、図13のXIV−XIV線に沿った断面図を示す。図15は、図13のXV−XV線に沿った断面図を示す。図16は、図13のXVI−XVI線に沿った断面図を示す。以下に、第4の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの断面構造について説明する。
図14は、ビット線BLが存在する領域のX方向の断面図である。図14に示すように、ビット線BLの下方におけるワード線WLaの両側の半導体基板1内には、ソース/ドレイン拡散層3a及びソース/ドレイン拡散層5が形成されている。
図15は、ソース線SLの第1の部分が存在する領域のX方向の断面図である。図15に示すように、ソース線SLの第1の部分の下方の半導体基板1内は、素子分離絶縁膜2が形成されている。
図16は、ソース/ドレイン拡散層5が存在する領域のY方向の断面図である。図16に示すように、ソース/ドレイン拡散層5は、ビット線BLの下方の半導体基板1内に形成されている。ソース/ドレイン拡散層5とソース線SLとは、ソース線SLの第2の部分下に配置されたソースコンタクトSCにより、接続されている。また、ソース線SLは、ビット線BLより下層に形成されているため、ビット線BLと異なる配線層に配置されている。
[4−3]効果
上記第4の実施形態によれば、第1の実施形態と同様、ソース線SLを複数のビット線からなるグループGP毎に設けることでセルサイズを縮小できる。
さらに、第4の実施形態では、ソース線SLを各セルまで延在させたソース線SLの第2の部分が存在する。従って、各セルから共通ソース線SLへの接続をソース線SLの第2の部分を用いるため、素子領域による寄生抵抗を低減できる。また、共通ソース線SLからの電流がソース線SLのトランジスタを介さずに直接セルトランジスタTra、Trbに流れるため、トランジスタによる電圧降下の影響を受けなくなる利点もある。
[5]第5の実施形態
第5の実施形態は、第1の実施形態の変形例であり、共通ソース線を4本のビット線BLのグループGPの中央に配置する例である。尚、本実施形態において、各実施形態と同様の点については説明を省略する。
[5−1]レイアウト
図17は、本発明の第5の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリのレイアウトの平面図を示す。以下に、第5の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリのレイアウトについて説明する。
図17に示すように、第5の実施形態において、第1の実施形態と異なる点は、共通ソース線SLを4本のビット線BLのグループGPの内部の例えば中央に配置している点である。
尚、ソース線SLは、必ずしもグループGPの中央に配置する必要はなく、グループGPの内部のビット線BL間であれば種々変更して配置することが可能である。
[5−2]断面構造
本実施形態の断面構造は、図2乃至図4に示す構造と同じであるため、説明は省略する。
[5−3]効果
上記第5の実施形態によれば、第1の実施形態と同様、ソース線SLを複数のビット線からなるグループGP毎に設けることでセルサイズを縮小できる。
また、第1の実施形態と同様、ソース線SLとビット線BLとを同一配線層で形成することができる。このため、ソース線SLとビット線BLとを異なる配線層で形成した場合よりも、メタル配線を2層低減することができる。
また、第1の実施形態と同様、ワード線WLaの紙面左側にソースコンタクトSCa及びMTJ素子MTJa、MTJc、MTJd、MTJeをまとめて並べている。このため、ワード線WLa、WLb間にソースコンタクトSCaを設けない分、ワード線WLa、WLb間を縮めることができる。これにより、セルサイズをさらに縮小できる。
さらに、第5の実施形態では、共通ソース線SLを4本のビット線BLのグループGPの中央に配置することで、第1の実施形態よりも素子領域による寄生抵抗が低減できる。
[6]MTJ素子
ここでは、上記各実施形態で用いられるMTJ素子について説明する。
図18(a)及び(b)は、本発明の各実施形態に係る平行磁化型のMTJ素子の断面図を示す。図19(a)及び(b)は、本発明の各実施形態に係る垂直磁化型のMTJ素子の断面図を示す。以下に、本発明の各実施形態に係るMTJ素子について説明する。
図18(a)及び(b)、図19(a)及び(b)に示すように、MTJ素子MTJは、磁化方向が固定された固定層(ピン層)11と、磁化方向が反転可能な記録層(フリー層)13と、固定層11及び記録層13の間に設けられた非磁性層12とを有している。
このようなMTJ素子MTJは、固定層11及び記録層13の間に流す電流の向きに応じて固定層11及び記録層13の磁化方向が平行状態又は反平行状態となる。ここで、記録層13の磁化は、反転電流閾値を超える電流を流すことで反転する。
ここで、図18(a)及び(b)に示すように、MTJ素子MTJの固定層11及び記録層13の磁化方向は、膜面に対して平行方向に向いていてもよい(平行磁化型)。また、図19(a)及び(b)に示すように、MTJ素子MTJの固定層11及び記録層13の磁化方向は、膜面に対して垂直方向を向いていてもよい(垂直磁化型)。尚、垂直磁化型のMTJ素子MTJであれば、素子形状の長手方向で磁化方向が決定されることがなくなるという利点がある。
MTJ素子MTJは、例えば以下のような材料からなる。
固定層11及び記録層13の材料には、例えば、Fe、Co、Ni又はそれらの合金、スピン分極率の大きいマグネタイト、CrO、RXMnO3ーy(R;希土類、X;Ca、Ba、Sr)などの酸化物の他、NiMnSb、PtMnSbなどのホイスラー合金などを用いることが好ましい。また、これら磁性体には、強磁性を失わないかぎり、Ag、Cu、Au、Al、Mg、Si、Bi、Ta、B、C、O、N、Pd、Pt、Zr、Ir、W、Mo、Nbなどの非磁性元素が多少含まれていてもよい。
非磁性層12の材料には、Al3、SiO、MgO、AlN、Bi、MgF、CaF、SrTiO、AlLaOなどの様々な誘電体を使用することができる。これらの誘電体には、酸素、窒素、フッ素欠損が存在していてもよい。
固定層11の非磁性層12と反対側の面には、固定層11の磁化方向を固着させるための反強磁性層を設けてもよい。この反強磁性層の材料としては、Fe−Mn、Pt−Mn、Pt−Cr−Mn、Ni−Mn、Ir−Mn、NiO、Feなどを用いることが好ましい。
MTJ素子MTJの平面形状は、例えば、長方形、正方形、円、楕円、六角形、菱型、平行四辺形、十字型、ビーンズ型(凹型)等、種々に変更することが可能である。
MTJ素子MTJは、1重トンネル接合(シングルジャンクション)構造でもよいし、2重トンネル接合(ダブルジャンクション)構造でもよい。
1重トンネル接合構造のMTJ素子MTJは、図4(a)及び(b)、図5(a)及び(b)に示すように、固定層11と、記録層13と、固定層11及び記録層13間に設けられた非磁性層12とを有する。つまり、MTJ素子MTJが非磁性層を1層有する。
2重トンネル接合構造のMTJ素子MTJは、第1の固定層と、第2の固定層と、第1及び第2の固定層間に設けられた記録層と、第1の固定層及び記録層間に設けられた第1の非磁性層と、第2の固定層及び記録層間に設けられた第2の非磁性層とを有する。つまり、MTJ素子MTJが非磁性層を2層有する。
2重トンネル接合構造の場合、1重トンネル接合構造の場合よりも、同じ外部バイアスを印加したときのMR(Magneto Resistive)比(“1”状態、“0”状態の抵抗の変化率)の劣化が少なく、より高いバイアスで動作できる。すなわち、2重トンネル接合構造は、セル内の情報を読み出す際に有利となる。
[7]書き込み方法
本発明の各実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリでは、スピン注入磁化反転を用いたデータ書き込みを行う。従って、MTJ素子MTJは、固定層11及び記録層13の間に流す電流Iの向きに応じて、固定層11及び記録層13の磁化方向が平行状態又は反平行状態となる。具体的な原理には、以下のようになる。
“1”データを書き込む場合、MTJ素子MTJの固定層11から記録層13の方向に電流Iを流す。すなわち、電子eを記録層13側から固定層11側へ注入する。これにより、固定層11及び記録層13の磁化は、逆方向に向き、反平行状態となる。この高抵抗状態Rapを“1”データと規定する。
一方、“0”データを書き込む場合、MTJ素子MTJの記録層13から固定層11の方向に電流Iを流す。すなわち、電子eを固定層11側から記録層13側へ注入する。これにより、固定層11及び記録層13の磁化は、同じ方向に向き、平行状態となる。この低抵抗状態Rpを“0”データと規定する。
[8]読み出し方法
本発明の各実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの読み出し動作では、磁気抵抗(Magneto Resistive)効果を利用する。
選択セルのMTJ素子MTJにつながるセルトランジスタTrをオン状態とし、読み出し電流を例えばビット線BLからMTJ素子MTJを通ってソース線SLへ流す。そして、この読み出し電流に基づいて読み出されたMTJ素子MTJの抵抗値により、“1”、“0”データの判別が行われる。
ここで、図18(a)及び図19(a)に示すように、固定層11及び記録層13の磁化方向が平行状態Rpのとき、MTJ素子MTJの抵抗値は小さくなる。従って、このような低抵抗状態Rpであれば、“0”データである。
一方、図18(b)及び図19(b)に示すように、固定層11及び記録層13の磁化方向が反平行状態Rapのとき、MTJ素子MTJの抵抗値は大きくなる。従って、このような高抵抗状態Rapであれば、“1”データである。
尚、読み出し動作時は、定電圧を印加して電流値を読み出してもよいし、定電流を印加して電圧値を読み出してもよい。
その他、本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で、種々に変形することが可能である。さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明の第1の実施形態に係わる磁気ランダムアクセスメモリのレイアウトを示す平面図。 図1及び図17のII−II線に沿った断面図。 図1及び図17のIII−III線に沿った断面図。 図1及び図17のIV−IV線に沿った断面図。 本発明の第2の実施形態に係わる磁気ランダムアクセスメモリのレイアウトを示す平面図。 図5のVI−VI線に沿った断面図。 図5のVII−VII線に沿った断面図。 図5のVIII−VIII線に沿った断面図。 本発明の第3の実施形態に係わる磁気ランダムアクセスメモリのレイアウトを示す平面図。 図9のX−X線に沿った断面図。 図9のXI−XI線に沿った断面図。 図9のXII−XII線に沿った断面図。 本発明の第4の実施形態に係わる磁気ランダムアクセスメモリのレイアウトを示す平面図。 図13のXIV−XIV線に沿った断面図。 図13のXV−XV線に沿った断面図。 図13のXVI−XVI線に沿った断面図。 本発明の第5の実施形態に係わる磁気ランダムアクセスメモリのレイアウトを示す平面図。 図18(a)及び(b)は、本発明の各実施形態に係る平行磁化型のMTJ素子の断面図。 図19(a)及び(b)は、本発明の各実施形態に係る垂直磁化型のMTJ素子の断面図。
符号の説明
1…半導体基板、2…素子分離領域、6…上部電極、11…固定層、12…非磁性層、13…記録層、MTJ…MTJ素子、BL…ビット線、WL…ワード線、SL…ソース線、Tr…トランジスタ、SC…ソースコンタクト、DC…ドレインコンタクト、C…コンタクト、S…ソース拡散層、D…ドレイン拡散層、DIF…拡散層、M…配線。

Claims (4)

  1. 第1及び第2のビット線と、
    前記第1及び第2のビット線を有するグループに対して1つ設けられ、前記第1のビット線と隣り合い、前記第1及び第2のビット線と同じ第1の方向に延在されたソース線と、
    前記第1のビット線に接続された第1の磁気抵抗効果素子と、
    前記第2のビット線に接続された第2の磁気抵抗効果素子と、
    前記第1の磁気抵抗効果素子と直列接続された第1のトランジスタと、
    前記第2の磁気抵抗効果素子と直列接続された第2のトランジスタと
    前記第1の方向と交差する第2の方向に延在された第1のワード線と、
    前記第1及び第2のセルと前記ソース線とを接続し、前記第1のワード線の第1の側面側に前記第1及び第2の磁気抵抗効果素子と前記第2の方向に並んで配置された第1のソースコンタクトと、
    前記第1のソースコンタクトと接続された第3のトランジスタと
    を具備し、
    前記第1の磁気抵抗効果素子と前記第1のトランジスタとを有する第1のセルと前記第2の磁気抵抗効果素子と前記第2のトランジスタとを有する第2のセルとが前記ソース線に共通接続されていることを特徴とする磁気ランダムアクセスメモリ。
  2. 前記第1のトランジスタは、第1のゲート電極と第1の拡散層と第2の拡散層とを有し、
    前記第3のトランジスタは、第2のゲート電極と第3の拡散層と第4の拡散層とを有し、
    前記第1及び第2のゲート電極は、前記第1のワード線で形成され、
    前記第1の拡散層は、前記第1の磁気抵抗効果素子の下方の半導体基板内に形成され、前記第1の磁気抵抗効果素子と接続され、
    前記第3の拡散層は、前記第1のソースコンタクトの下方の前記半導体基板内に形成され、前記第1のソースコンタクトと接続され、
    前記第2及び第4の拡散層は、前記第1のワード線の第2の側面側の前記半導体基板内に形成された共通の共通拡散層からなることを特徴とする請求項に記載の磁気ランダムアクセスメモリ。
  3. 前記第1のビット線と前記ソース線とは同一配線層に配置されていることを特徴とする請求項に記載の磁気ランダムアクセスメモリ。
  4. 前記第1のトランジスタは、第1のゲート電極と第1の拡散層と第2の拡散層とを有し、
    前記第3のトランジスタは、第2のゲート電極と第3の拡散層と第4の拡散層とを有し、
    前記第1及び第2のゲート電極は、前記第1のワード線で形成され、
    前記第1の拡散層は、前記第1の磁気抵抗効果素子の下方の半導体基板内に形成されかつ前記第1の磁気抵抗効果素子と接続され、
    前記第2の拡散層は、前記第1のワード線の第2の側面側の前記第1のビット線の下方の前記半導体基板内のみに形成され、
    前記第3の拡散層は、前記第1のソースコンタクトの下方の前記半導体基板内に形成され、前記第1のソースコンタクトと接続され、
    前記第4の拡散層は、前記第1のワード線の前記第2の側面側の前記ソース線の下方の前記半導体基板内から前記第1のビット線及び前記ソース線間の前記半導体基板内まで前記第2の方向に延在して形成されており、
    前記第1のワード線の前記第2の側面側に配置され、前記第1のビット線の下方から前記第1のビット線及び前記ソース線間まで前記第2の方向に延在された配線と、
    前記配線と前記第2の拡散層とを接続する第1のコンタクトと、
    前記配線と前記第4の拡散層とを接続する第2のコンタクトと
    をさらに具備することを特徴とする請求項に記載の磁気ランダムアクセスメモリ。
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