JP5090234B2 - ヒンジキャップ - Google Patents

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Description

本発明は、ヒンジキャップ、とくに、廃棄時に、容器と簡単に分別できるヒンジキャップに関するものである。
内容液を充填した容器口筒部に打栓するキャップにおいて、内容液を全て使用した後に、容器とキャップを分別廃棄できるキャップは、従来より知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
実開平07−8253号公報 実開平07−9751号公報
しかしながら、上記特許文献1記載のキャップでは、キャップ本体(注出栓B)の外周筒部(周壁2)の一部(破断除去部12または摘み片20)を引張り、外周筒部の全体に対して一部のみを変形させているだけであるので、キャップ本体(注出栓)を容器(びんA)の口筒部(口部Aa)から外す際に強い力が必要であった。
また、上記特許文献2記載のキャップでは、キャップの分別廃棄の際に、外周筒部(外筒10)から係止筒(22)および補強リング(4)を取り外した後に、ドライバー等の治具により外周筒部(外筒10b)を変形させなくてはならず、キャップを外すのが簡単ではなかった。
本発明は、上記問題を解決することを課題とし、キャップと容器を分別廃棄する際に、弱い力で簡単にキャップを外すことができるとともに、容器内の密封を安定して維持することができるようにしたヒンジキャップを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、ヒンジキャップとして、容器口筒部に取着されるキャップ本体と上蓋とからなるヒンジキャップにおいて、容器口筒部の外周には、平坦な係合面を具えた係合突部が設けられ、キャップ本体は、注出筒と、上壁と外筒、内筒と蓋係合部を具えた係合筒部とからなっており、外筒は、外周壁部と連結壁部とからなっており、外周壁部は、容器口筒部の係合面の範囲に対応する高さで周設された横弱化部の上下に配設された上係合壁部と下係合壁部とを具え、連結壁部は、外周壁部の片側端から延びる連結部と、連結部の側端の内側から外周壁部の他側端の内側まで延びる内壁部と、内壁部外周から間隔を置き、連結部の側端の外側から外周壁部の他側端の外側まで延びるとともに、外周上端にヒンジを連設する外壁部とを具え、内壁部と下係合壁部との連設部と、外壁部と連結部との連設部と、外壁部と上係合壁部との連設部とに縦弱化部が配設されていることを特徴とする構成を採用する。
内壁部と外壁部に関しての実施例として、内壁部外周と外壁部内周が、下端部に配設した薄肉部と、薄肉部の所定の位置から上方に延びる切断可能な突部を介して連設していることを特徴とする構成を採用する。
容器口筒部に取着されるキャップ本体と上蓋とからなるヒンジキャップにおいて、キャップ本体は、注出筒と、上壁と外筒、内筒と蓋係合部を具えた係合筒部とからなっており、外筒は、外周壁部と連結壁部とからなっており、外周壁部は、周設された横弱化部の上下に配設された上係合壁部と下係合壁部とを具え、連結壁部は、外周壁部の片側端から延びる連結部と、連結部の側端の内側から外周壁部の他側端の内側まで延びる内壁部と、内壁部外周から間隔を形成し、連結部の側端の外側から外周壁部の他側端の外側まで延びるとともに、外周上端にヒンジを連設する外壁部とを具え、内壁部と下係合壁部との連設部と、外壁部と連結部との連設部と、外壁部と上係合壁部との連設部とに縦弱化部が配設されているので、上蓋を引張ることによって、それぞれの縦弱化部と横弱化部が簡単に切断され、容器口筒部からキャップを弱い力でも簡単に取り外すことができた。
また、容器の口筒部の外周に平坦な係合面を具え、キャップ本体の外筒の横弱化部が、係合面の高さの範囲に位置する高さで周設されているので、容器内の密封を安定して維持することができるようになった。
次に、本発明のヒンジキャップについて、図面を参照して説明する。
図1において、Aは容器、Bは容器A口筒部に打栓されるキャップ本体、Cはキャップ本体BにヒンジDを介して一体成形された上蓋である。
容器Aの口筒部1の外周上端部には、キャップ本体Bを装着する係合突部2が設けられている。
係合突部2の外周面は、平坦な係合面2aとなっている。
キャップ本体Bは、図1、2に示すように、注出筒5と、注出筒5の外側に連設され、容器の口筒部に装着される係合筒部6を具えている。
注出筒5の内周下部には、隔壁7が設けられており、隔壁7には、注出口を開口するための薄肉の弱化部8により除去部9が設けられており、除去部9には、プルリング10が立設されている。
係合筒部6は、リング状の上壁11と、上壁11の内周縁に外周上端が連設された内筒12と、上壁11の外周縁に内周上端が連設され、外周上端の所定の位置にヒンジDが連設される外筒13と、上壁11の上部に立設され、上蓋Cと係合する蓋係合部14とからなっている。
内筒12の下端内方には、環状壁15が設けられ、環状壁15の内縁には、注出筒5が連設されている。
外筒13は、ヒンジDの反対側に周設される外周壁部16と、外周壁部16の両側端16a、16bをつなぐ、ヒンジD側の連結壁部17となっている。
また、外筒13の内周には、容器Aの係合突部2の係合面2aに一定の締め代をもって係合する係合面部18が形成され、下端部には、上部が係合突部2の下端に係合する係合突条19が周設されている。
外周壁部16には、容器Aの係合突部2の係合面2aに対応する高さの範囲に、内周に薄肉を残して切込まれた横弱化部20が周設され、横弱化部20の上下に上係合壁部21と、下係合壁部22が形成されている。
連結壁部17は、外周壁部16の側端16aから延びる連結部23と、連結部23の側端の内側から外周壁部16の側端16bの内側まで延びる内壁部24と、内壁部24外周から間隔aを置いて、連結部23の側端の外側から外周壁部16の側端16bの外側まで延びる外壁部25とからなっている。
外壁部25の外周上端にはヒンジDが連設されている。
内壁部24と下係合壁部22との連設部には、係合突条19とともに切欠により形成された破断可能な縦弱化部26が形成されている。
外壁部25と連結部23との連設部には、破断可能な縦弱化部27が形成されている。
外壁部25と上係合壁部21との連設部には、破断可能な縦弱化部28が形成されている。
上蓋Cは、頂壁30と、頂壁30の周縁に垂設される外周壁31とを具えており、頂壁30下面には、キャップ本体Bの注出筒5の内周上部に挿入される密封リング32が垂設されている。
外周壁31の内周下部には、キャップ本体Bの係合筒部6の蓋係合部14と係合する係合部33が設けられている。
次に、本発明のヒンジキャップの作用効果について説明する。
本発明は、上蓋Cの外周壁31の係合部33とキャップ本体Bの係合筒部6の蓋係合部14とを係合させるとともに、上蓋Cの密封リング32とキャップ本体Bの注出筒5とを係合させ、上蓋Cをキャップ本体Bに閉蓋した後、容器A内に内容液を充填し、口筒部1に閉蓋したヒンジキャップを上方から打栓する。
打栓時には、キャップ本体Bの係合筒部6の内筒12外周と、外筒13の内周により、容器Aの口筒部1を挟持するとともに、キャップ本体Bの係合突条19の上部が、容器A口筒部1の係合突部2下端部と係合し、キャップ本体Bの抜け落ちを防止して容器Aの口筒部1に装着される。
本発明のヒンジキャップは、キャップ本体Bの係合筒部6の内筒12外周が容器Aの口筒部1内周に密着するとともに、キャップ本体Bの外筒13内周の係合面部18が容器Aの係合突部2の係合面2aに密着するので、容器内の内容液が外に漏れることを防ぐことができる。
内容液を全て使用した後、ヒンジキャップを容器から取外して分別廃棄する際には、まず、上蓋Cを開蓋した後、上蓋Cを把持して下後方に引張る。
上蓋Cを下後方に引張ると、ヒンジDを介して、キャップ本体Bの係合筒部6の外壁部25が引張られ、外壁部25と連結部23との縦弱化部27、および上係合壁部21との縦弱化部28を切断していき、まず、縦弱化部28が切断され、ついで、縦弱化部27が切断され、図3(a)に示すように、外壁部25が連結壁部17から離される。
次に、上蓋Cを横方向に引張ると、外壁部25ともに下係合壁部22の側端16b側が引張られ、下係合壁部22と内壁部24との縦弱化部26を切断するとともに、上係合壁部21との横弱化部20を徐々に切断し、図3(b)に示すように、外筒13から下係合壁部22を引き離していく。
下係合壁部22が、外筒13から引き離されていくと、下係合壁部22内周下端の係合突条19と容器Aの係合突部2との係合が外れるとともに、下係合壁部22が連結壁部17を介して、残部の外筒13に連結された状態となり、さらに下係合壁部22を上方に引張ると、キャップ本体Bが簡単に容器Aの口筒部1から外れて分別廃棄することができる。
本実施例のキャップでは、キャップ本体Bの外筒13の横弱化部20および縦弱化部26、27、28は、打栓時に破損することはなく、容器内の密封を保つことができる。
さらに、キャップ本体Bを分別廃棄するため、図4に示すように、外筒13から下係合壁部22を引き離した際に、容器Aの係合面2aと外筒13の係合面部18の下部との係合が外れ、その分、係合面2aとキャップ本体Bの係合面部18との係合面が小さくなり、より簡単に、キャップ本体Bを容器Aから外すことができる。
上記実施形態では、キャップ本体Bの連結壁部17の内壁部24と外壁部25との間に間隔aを開けて形成しただけであるが、別実施例として、図5に示すように、内壁部24外周と外壁部25内周の間を、下端部に配設された破断可能な薄肉部35、および、薄肉部35の所定の位置から上方に延びる破断可能な突部36を介して連設するようにしてもよい。
薄肉部35、および突部36を設けたことによって、ヒンジキャップを成形する際に、成形樹脂の流れを良くすることができ、成形時の不良を改善することができる。
また、内壁部24が薄肉部35および突部36を介して外壁部25が連設されているので、打栓時に、内壁部24とともに外壁部25の剛性も加えられ、内壁部24が変形することを防止でき、容器内の密封を保つことができる。
本発明は、ヒンジキャップにおいて、打栓後の容器内の密封を保つことができるとともに、上蓋を引張ることによって、簡単にヒンジキャップを容器口部から取外して、分別廃棄することができるので、各種の内容液の容器の分別廃棄可能のヒンジキャップとして、広く利用することができる。
本発明ヒンジキャップの説明図で、(a)は断面側面図、(b)は下面図である。 キャップ本体の説明図で、(a)はヒンジ側の側面図、(b)は上面図である。 上蓋を引張った時の説明図で、(a)外壁部が連結壁部から離れた時、(b)は横弱化部切断時である。 下係合壁部を除去した後の要部拡大図である。 別実施例の要部拡大図で、(a)は上面図、(b)断面側面図である。
符号の説明
A 容器
B キャップ本体
C 上蓋
D ヒンジ
a 間隔
1 口筒部
2 係合突部
2a 係合面
5 注出筒
6 係合筒部
7 隔壁
8 弱化部
9 除去部
10 プルリング
11 上壁
12 内筒
13 外筒
14 蓋係合部
15 環状壁
16 外周壁部
16a、16b 側端
17 連結壁部
18 係合面部
19 係合突条
20 横弱化部
21 上係合壁部
22 下係合壁部
23 連結部
24 内壁部
25 外壁部
26、27、28 縦弱化部
30 頂壁
31 外周壁
32 密封リング
33 係合部
35 薄肉部
36 突部

Claims (2)

  1. 容器口筒部に取着されるキャップ本体と上蓋とからなるヒンジキャップにおいて、
    容器口筒部の外周には、平坦な係合面を具えた係合突部が設けられ、
    キャップ本体は、注出筒と、上壁と外筒、内筒と蓋係合部を具えた係合筒部とからなっており、
    外筒は、外周壁部と連結壁部とからなっており、
    外周壁部は、容器口筒部の係合面の範囲に対応する高さで周設された横弱化部の上下に配設された上係合壁部と下係合壁部とを具え、
    連結壁部は、外周壁部の片側端から延びる連結部と、連結部の側端の内側から外周壁部の他側端の内側まで延びる内壁部と、内壁部外周から間隔を置き、連結部の側端の外側から外周壁部の他側端の外側まで延びるとともに、外周上端にヒンジを連設する外壁部とを具え、
    内壁部と下係合壁部との連設部と、外壁部と連結部との連設部と、外壁部と上係合壁部との連設部とに縦弱化部が配設されていることを特徴とするヒンジキャップ。
  2. 内壁部外周と外壁部内周が、下端部に配設した薄肉部と、薄肉部の所定の位置から上方に延びる切断可能な突部を介して連設していることを特徴とする請求項1記載のヒンジキャップ。
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