JP7489871B2 - ヒンジキャップ - Google Patents

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Description

本発明は、容器本体に装着して使用されるヒンジキャップに関し、とくに最初の開蓋時に薄肉弱化部を破断して上蓋側に移行する移行栓を有するヒンジキャップに関するものである。
従来、容器本体に装着されるキャップ本体と、キャップ本体にヒンジを介して連設された上蓋とからなるヒンジキャップにおいて、容器本体の密封性を確保するため、キャップ本体の隔壁に注出口の開口予定部として、破断可能な薄肉弱化部によって画成され、プルリングなどを設けた開栓部を形成していた。
しかし、開栓部を開封するために、上蓋を開けた後、プルリングなどを引っ張り上げて開栓部を除去する作業が必要となり、手間がかかるともに、力の弱い利用者にとっては開封に苦労するという問題があった。
そこで、開栓部をなくして、予め注出口を開口しておくことが考えられるが、この場合には、容器本体の密封性に問題が生じるため、プルリングを省略し、開栓部としての移行栓に立設された係合壁を上蓋から垂設された垂下片に係合させて、上蓋の開蓋とともに、係合壁ごと移行栓を引っ張り上げて薄肉弱化部を破断し、開封するヒンジキャップが従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10-338253号公報
しかしながら、上記特許文献1記載のヒンジキャップでは、開封時に、上蓋を持ち上げることにより、移行栓に立設された係合壁の全周を引き上げるため、薄肉弱化部の破断を開始する際に大きな力を要するという問題があった。
そこで、開封時に、薄肉弱化部の正面(ヒンジと反対)側に応力を集中させるために、上蓋と係合して引き上げる引上壁を移行栓のヒンジと反対側に立設させた場合には、開封後に、ヒンジ側の移行栓と上蓋の頂壁との間に空間ができあがり、閉蓋時に内容液の入った容器が横倒しになったり、容器を大きく振った場合に、内容液に押されてヒンジ側の移行栓が変形し(浮き上がり等)、破断後の薄肉弱化部から移行栓および隔壁と頂壁との間の空間に内容液が入り込み、空間内に溜まるために、その後、開蓋したときに、空間内に溜まった内容液が垂れて容器の内外を汚してしまうという問題があった。
本発明は、上記問題を解決することを課題とし、上蓋を持ち上げ開封する際に、正面(ヒンジと反対)側の薄肉弱化部に応力を集中させるとともに、開封後の移行栓を安定に保持することができるヒンジキャップを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、ヒンジキャップとして、容器本体の口部に装着されるキャップ本体と、キャップ本体にヒンジを介して連設された上蓋とからなるヒンジキャップであって、キャップ本体は、容器本体の口部を封鎖する隔壁と、隔壁に立設された注出筒と、注出筒内の隔壁に破断可能な薄肉弱化部によって画成された移行栓と、移行栓のヒンジと反対側から立設された引上部と、を備え、上蓋は、頂壁と、頂壁の下面から垂設され、注出筒を密封する密封筒と、密封筒の内側に設けられ、引上部と係合する係着部と、を備え、移行栓は、ヒンジ側から立設された保持立壁を備え、上蓋は、頂壁の下面から垂設され、保持立壁と係合または当接する保持受壁を備え、開封後に、ヒンジ側の移行栓を安定に保持することを特徴とする構成を採用する。
ヒンジキャップの具体的実施形態として、保持立壁は、薄肉弱化部の内側に沿って立設されたことを特徴とする構成、また、保持受壁は、保持立壁が立設された範囲に垂設されたことを特徴とする構成、また、上蓋は、頂壁の下面から垂設され、保持立壁と当接可能な当接リブを備えることを特徴とする構成、また、移行栓は、薄肉弱化部に沿って周設された周壁を備えることを特徴とする構成を採用する。
本発明のヒンジキャップは、上記構成を採用することにより、開封時に、上蓋を持ち上げた際に、薄肉弱化部のヒンジと反対側に応力を集中させ、薄肉弱化部の破断開始を促し、容易に開封することができるとともに、開封後に、ヒンジ側の移行栓を安定に保持する構造としたので、内容液による容器内外の汚れを抑制することができる。
本発明の実施例であるヒンジキャップを容器本体に装着した開封前の状態を示す側面断面図である。 本発明の実施例であるヒンジキャップの製造直後の開蓋状態を示す図で、(a)は上面図で、(b)は側面断面図である。 本発明の実施例であるヒンジキャップの開蓋状態を示す下面図である。 本発明の実施例であるヒンジキャップの開封後の閉蓋状態を示す図で、(a)は側面断面図で、(b)は(a)の要部拡大図である。
次に、本発明のヒンジキャップについて、以下の実施例に示した図面を参照して説明する。
なお、以下の説明において、図1でみて、左方向を「正面側(ヒンジと反対側)」とし、右方向を「背面側(ヒンジ側)」とし、上方向を「上」とし、下方向を「下」とする。
図1において、Aは容器本体Dに装着されるキャップ本体、Bはキャップ本体AをヒンジCによって連結し、開閉する上蓋である。
容器本体Dの口部1の外周には、係合突条2が設けられている。
図1~図3に示すように、キャップ本体Aは、容器本体Dの口部1を封鎖する隔壁5と、隔壁5の上面から立設された注出筒6と、口部1に装着され、内方に隔壁5が形成された装着部7とから構成されている。
隔壁5は、注出筒6の内周側に、使用時に注出口を開口するため、破断可能な薄肉弱化部8によって画成された移行栓10が設けられている。
移行栓10は、薄肉弱化部8を介して隔壁5に連結された底壁11を備え、底壁11の上面には、正面側(ヒンジCと反対側)に略円筒状の引上部12が立設され、ヒンジC側に薄肉弱化部8の内側に沿って保持立壁13が立設されている。
なお、本実施例においては、図2(a)に示すように、正面側の底壁11の先端部11aの形状は、薄肉弱化部8の破断が容易となるように、尖った形状をしており、引上部12についても、同様に正面側は、尖った形状に形成されている。
また、保持立壁13は、背面側から引上部12の近くまで設けられているが、底壁11の後端部11bの変形(浮き上がり等)を抑制できるように、保持立壁13は、少なくとも底壁11の後端部11bの周囲に設けられていればよい。
さらに、引上部12のヒンジC側には、その上部から底壁11上面に向けて補強リブ14が設けられている。
補強リブ14の形状は、引上部12のヒンジC側を補強し得る形状であればよく、底壁11側を広くした三角形状などとすることができる。
本実施例では、引上部12の上面には、引上部12を覆うように、段部15を介して上方に山形状の係止突部16が設けられている。
係止突部16は、下部が太く、上部ほど細い山形状になっており、また、正面側のほうがヒンジC側よりも傾斜は緩くなっている。
係止突部16の上面は、本実施例では平面状であるが、丸くなっていても構わない。
また、引上部12は、下面に凹所17が形成され、空洞になっているが、中実になっていても構わない。
さらに、底壁11は、保持立壁13の外周側に、薄肉弱化部8の全周にわたって周設された周壁18が形成され、周壁18は、保持立壁13の高さよりも低い堤状をなしている。
装着部7は、隔壁5の外周縁から垂設され、外周が容器本体Dの口部1の内周に挿入される内筒20と、内周が口部1の外周に係合する外筒21と、内筒20と外筒21の上端部で連設された環状の蓋係合部22とを備え、蓋係合部22の上部には、外方に突出する膨出部23が設けられている。
外筒21の内周には、口部1の外周に設けられる係合突条2と係合する係合突部24が突設されている。
図2に示すように、外筒21のヒンジCの左右いずれかの近傍に、外周面に平面視で略V字状の外周切り込み部25が上方から切り込まれ、外周切り込み部25の内周側の上部の薄肉部を隔てた位置を起点として背面側(ヒンジC側)の円周方向に所定の範囲延びるように、スリット溝26が上方から凹設されている。
このため、ヒンジキャップは、容器の廃棄時に、ヒンジCを介して上蓋Bを引き下げると、外周切り込み部25が縦方向引き裂きライン、スリット溝26が周方向引き裂きラインとなり、外筒21は、外周切り込み部25を起点に周方向に破断され、破断された部分の係合突部24と容器本体Dの口部1との係合が外されていき、簡単にヒンジキャップを容器本体Dから引き離し、分別して廃棄することができる。
図1~図3に示すように、上蓋Bは、ヒンジCを介してキャップ本体Aの外筒21の外周上端に、回動自在に取着されており、平坦な頂壁30と、頂壁30の周縁から垂下された側周壁31とを備えている。
頂壁30は、下面から密封筒32と、密封筒32内側のヒンジC側に保持受壁34と、が垂設され、密封筒32は、外周がキャップ本体Aの注出筒6の内周に密接するように設けられ、保持受壁34は、内周先端が移行栓10の保持立壁13の外周上端と係合または当接するように設けられている。
本実施例では、保持受壁34は、内周が保持立壁13の外周と係合または当接しているが、保持受壁34は、外周が保持立壁13の内周と係合または当接していてもよく、また、保持受壁34は、先端面が保持立壁13の上端面と係合または当接していてもよい。
なお、保持受壁34は、少なくとも、保持立壁13が立設された範囲に垂設されている。
また、保持受壁34は、内周のヒンジC側中央に当接リブ35が形成され、当接リブ35は、保持受壁34の内周が移行栓10の保持立壁13の外周と係合または当接する際に、保持立壁13の上端に近接または当接するように設けられている。
さらに、頂壁30は、密封筒32内の正面側に、係合穴部36が開口され、係合穴部36の下部には、段部を設けて、引上部12の上部の係止突部16と係合する係着部33が設けられている。
図2(b)に示すように、係着部33は、内周面が係止突部16の下部外周面に合わせて傾斜を有し、下面33aは、閉蓋時に引上部12の段部15と当接または近接するようになっている。
また、係合穴部36の段部上面に係止突起37が設けられている。
本実施例では、図1に示すように、閉蓋時において、係止突部16の上部は、係合穴部36を突き抜けており、溶融等による抜け止め加工によって、係止突部16の上部は、係合穴部36を埋めるように拡げられ、係止突部16は、係着部33上面の係止突起37によって係着される。
なお、本実施例では、引上部12の上方に係止突部16を設け、さらに上蓋Bに係合穴部36を開口し、成形後の閉蓋時に、係止突部16の上部を抜け止め加工によって係着部33に係着させるものであるが、引上部12と上蓋Bの係着部33とを係着させる方法によっては、上蓋Bに係合穴部36を開口しなくてもよいし、また、別部材の挿入体を係合穴部36から挿入して引上部12と係合させる形態でもよく、要は、両者をしっかり係着できるものであれば、どのような方法でもよい。
側周壁31の正面側の下端外周には、円弧状に摘み38が設けられ、図2(b)に示すように、側周壁31の下端部は、内周側に、キャップ本体Aの蓋係合部22の内周側と係合する係止凸部39が垂設され、中央に、蓋係合部22の膨出部23と係合して閉蓋状態を維持する係合凹部40が周設されている。
なお、本実施例のヒンジキャップは、使用前の不正開封を防止するために、図示していないが、キャップ本体Aと上蓋Bとの間にシュリンクラベルや封緘部材等が設けられている。
次に、本実施例の使用態様と作用効果について説明する。
本実施例のヒンジキャップは、金型を用いた射出成形によって一体成形で製造される。
一体成形で製造された本実施例のヒンジキャップは、図2に示すように、開蓋した状態で得られ、上蓋BをヒンジCを介して回動して図1に示す閉蓋状態にされる。
その際、引上部12上部の係止突部16は、上方が細く、正面側の傾斜が緩くなっているため、係着部33の中に簡単に入り込み、上部は、係合穴部36に達するとともに、係止突部16の下部外周は、係着部33内周に収まり、係着部33の下面33aは、引上部12の段部15に当接または近接する。
さらに、保持立壁13の外周上端が保持受壁34の内周下端と係合または当接するとともに、保持立壁13の上端が当接リブ35の下端と当接または近接する。
また、密封筒32は、注出筒6に密接してシール部を形成するとともに、キャップ本体Aの蓋係合部22と、上蓋Bの係止凸部39および係合凹部40とが嵌合して、図1の閉蓋状態となる。
本実施例では、閉蓋状態で、係止突部16の上部は、溶融等により抜け止め加工が施され、図4(a)に示すように、係止突部16は、係着部33に係着される。
次に、閉蓋されたヒンジキャップは、内容液が充填された容器本体Dの口部1に打栓して装着される。
本実施例のヒンジキャップを最初に使用する際には、上蓋Bを開蓋することによって、キャップ本体Aの隔壁5に設けられた薄肉弱化部8を破断して開封することができる。
まず、上蓋Bの摘み38に手指を掛けて持ち上げると、正面側の底壁11が持ち上げられ、それによって正面側の薄肉弱化部8が破断し始め、さらに上蓋Bを持ち上げることにより、ヒンジC方向に薄肉弱化部8の破断が進み、最後にヒンジCに近い部分の薄肉弱化部8が破断され、移行栓10は、隔壁5から除去された後、上蓋Bに移行して支持される一方、キャップ本体Aは、隔壁5から除去された移行栓10の跡が注出口となって、容器本体D内の内容液の注出が可能となる。
本実施例では、引上部12のヒンジC側に補強リブ14が設けられているため、正面側の薄肉弱化部8に応力が集中し、薄肉弱化部8の破断が容易となる。
さらに、本実施例では、正面側の底壁11の先端部11aは、尖った形状になっており、正面側の薄肉弱化部8への応力が集中し易くなっている。
図4に示すように、内容液の使用後に、上蓋Bをキャップ本体Aに再び閉蓋することで、上蓋Bの密封筒32と注出筒6とでシール部が形成されるとともに、キャップ本体Aの蓋係合部22と、上蓋Bの係止凸部39および係合凹部40とが嵌合して、ヒンジキャップ内を再度密封することができ、繰り返し上蓋Bを開閉して使用することができる。
また、本実施例では、移行栓10は、保持立壁13の外周が上蓋Bの保持受壁34の内周と係合または当接し、底壁11の後端部11bをしっかり保持することができるため、底壁11によって注出口が閉鎖されるとともに、容器本体Dが横倒しになったり、内容液がドレッシングなどの場合に大きく振られても、底壁11の後端部11bが変形し難いため、内容液が底壁11と隔壁5との隙間から入り込み難くなるとともに、底壁11と隔壁5との隙間から内容液が入り込んでも、保持立壁13によって内容液が移行栓10に流入するのを抑止できるので、再度、開蓋した場合にも、内容液によって容器本体Dの内外を汚すことが抑制される。
さらに、本実施例では、上蓋Bの保持受壁34は、内周のヒンジC側中央に当接リブ35が形成され、当接リブ35は、保持受壁34の内周が移行栓10の保持立壁13の外周と係合または当接する際に、保持立壁13の上端に近接または当接するように設けられているために、上蓋Bの頂壁30が押し込まれても保持立壁13と保持受壁34との係合または当接が外れるのを抑制することができる。
なお、本実施例では、当接リブ35は、保持受壁34に1個所だけ設けているが、複数個所に設けてもよい。
また、移行栓10は、底壁11の全周にわたって周壁18が周設されているために、開封後に上蓋Bを閉蓋した場合に、移行栓10が開封前よりも下方に移動しても、注出口の閉鎖を損なうことがない。さらに、周壁18は、底壁11の全周設けてあるので、移行栓10と上蓋Bの間の空間に内容液が入ることを抑制している。
なお、上記の本実施例では、ヒンジキャップの容器本体Dへの装着を打栓としているが、ねじによる螺着であっても構わない。
また、薄肉弱化部8は、正面側もヒンジC側と同じ肉厚にしているが、正面側を破断し易いように、ヒンジC側よりも薄肉にしてもよい。
本発明のヒンジキャップは、最初の開蓋時に、薄肉弱化部が容易に破断されるため、少ない力で開封することが可能となるとともに、移行栓の変形(浮き上がり等)を抑制することで、内容液による容器内外の汚れを抑制することができるので、気密性の必要な内容液を収納する容器用のヒンジキャップとして広い範囲に応用できる。
A キャップ本体
B 上蓋
C ヒンジ
D 容器本体
1 口部
2 係合突条
5 隔壁
6 注出筒
7 装着部
8 薄肉弱化部
10 移行栓
11 底壁
11a 先端部
11b 後端部
12 引上部
13 保持立壁
14 補強リブ
15 段部
16 係止突部
17 凹所
18 周壁
20 内筒
21 外筒
22 蓋係合部
23 膨出部
24 係合突部
25 外周切り込み部
26 スリット溝
30 頂壁
31 側周壁
32 密封筒
33 係着部
33a 下面
34 保持受壁
35 当接リブ
36 係合穴部
37 係止突起
38 摘み
39 係止凸部
40 係合凹部

Claims (5)

  1. 容器本体の口部に装着されるキャップ本体と、キャップ本体にヒンジを介して連設された上蓋とからなるヒンジキャップであって、
    キャップ本体は、容器本体の口部を封鎖する隔壁と、隔壁に立設された注出筒と、注出筒内の隔壁に破断可能な薄肉弱化部によって画成された移行栓と、移行栓のヒンジと反対側から立設された引上部と、を備え、
    上蓋は、頂壁と、頂壁の下面から垂設され、注出筒を密封する密封筒と、密封筒の内側に設けられ、引上部と係合する係着部と、を備え、
    移行栓は、ヒンジ側から立設された保持立壁を備え、
    上蓋は、頂壁の下面から垂設され、保持立壁と係合または当接する保持受壁を備え、
    開封後に、ヒンジ側の移行栓を安定に保持することを特徴とするヒンジキャップ。
  2. 保持立壁は、薄肉弱化部の内側に沿って立設されたことを特徴とする請求項1に記載のヒンジキャップ。
  3. 保持受壁は、保持立壁が立設された範囲に垂設されたことを特徴とする請求項1または2に記載のヒンジキャップ。
  4. 上蓋は、頂壁の下面から垂設され、保持立壁と当接可能な当接リブを備えることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のヒンジキャップ。
  5. 移行栓は、薄肉弱化部に沿って周設された周壁を備えることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載のヒンジキャップ。
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