JP5085127B2 - 2重プリズムにおける偏光リサイクリングを有する照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は対象体を照明するシステムに関し、殊に偏光ビームを使用した照明を必要とするシステムに関する。本発明は殊に液晶プロジェクションシステムおよびバックプロジェクションシステムに適用可能である。
ビームを変調して画像を表示できるようにする液晶セルは、作動のため、偏光ビームによって照明しなければならない。非偏光ビームの光源を使用する場合、このビームの2つの偏光を使用する手段を設けて、照明源によって放出される光出力の50%が損失されることを回避しなければならない。ここでは偏光器における吸収による損失は考慮していない。
特許明細書US 5 748 181に記載されているシステムは殊に2つのプリズムが設けられていることで知られており、ここでこれらのプリズムの断面は直角三角形でありまたこれらのプリズムは、ホログラフィック偏光ビームスプリッタを面間で挟んでおり、これらの面は、直角三角形の直角をなす一方の側面をそれぞれ含んでいる。これらの直角三角形の直角をなす他方の側面を含むプリズムの他方の面は、同一面上にありかつ出口面として使用される。非偏光のビーム源はビームを放射し、このビームにより、プリズムの断面に平行な方向において、このプリズムの斜辺を形成する一方の面が照明される。このビームはホログラフィックスプリッタに到達し、このホログラフィックスプリッタにより、第1の偏光を有するビームが上記のプリズムの出口面の方に送られる。このプリズムはこの第1の偏光を第2の偏光に変換するための装置を含んでいる。これに対してこのホログラフィフックスプリッタより、第2の偏光を有するビームが別のプリズムの出口面に反射される。ここでこの別のプリズムには偏光変換装置が含まれていない。複数のホログラフィック装置が上記の出口面に関連づけられており、これらのホログラフィック装置により、出口面の後段において、同じ偏光を有するビームの方向を変えることができ、これによってこれらのビームは平行になり、これらのビームによって同一の方向に液晶セルが照明されるのである。
しかしながらこのようなシステムにおいては、ホログラフィック装置を約45度のブルースター入射角で照明ないしは「読み出」さなければならない。このため、約30°の入射角で動作させるのは困難である。したがってこのシステムは不利である。それはこのシステムが、開き(divergence)の小さい照明ビームを必要とするホログラフィック装置を使用しているからである。さらにこのシステムは、限られたスペクトル帯域内でのみ有効である。通例、ホログラフィック装置はいずれも、可視光の1主スペクトル帯域(赤、緑または青)内でのみ有効なのである。
刊行物US 5 716 122には偏光リサイクリングシステムが記載されており、これもまた薄膜マルチレイヤタイプの偏光ビームスプリッタによって分けられている2つのプリズムを使用している(第4および5欄、第17欄、第42〜49を参照されたい)。この刊行物によれば、入射ビームは、平行光線だけから構成される必要はなく、平行でない成分(第19欄、第15〜17行)を含むことができる。しかしながら、この刊行物に述べられている偏光ビームスプリッタにおける入射角は45°〜38°の範囲であり、これは入射ビームの開きが大きく、このビームの一般的な方向の両側において殊に5°以上の場合に有難くない制限になってしまうのである。
US 4 575 191,US 4 161 349,US 3 987 299などの別の刊行物にはケスター(Koesters)システムと知られているシステムが記載されており、これらも2つのプリズムを有しており、ここでこれらのプリズムの断面は直角三角形であり、またこれらの直角三角形の直角を成す1側面をそれぞれ含む面間にカラースプリッタが挟まれている。
本発明の目的は上記の欠点に対する解決手段を提供することである。
したがって本発明は、非偏光の光ビームを放射する光源を含む照明装置に関し、ここでは偏光ビームスプリッタが、第1および第2の透明プリズムの第1面間に含まれている。これらのプリズムはそれぞれ、共に同一面内にある第2の出口面を有している。各プリズムの上記の第1面と第2面とは垂直である。光ビームは、第1プリズムの第3面を通ってこのプリズムに入り、上記の偏光ビームスプリッタに到達する。この偏光ビームスプリッタは、第1の偏光方向を有するビームを透過させ、第2の偏光方向を有するビームを反射する。さらに上記の偏光ビームスプリッタは第1および第2プリズムの第1面間に配置されたグリッド偏光器を含んでいる。さらに上記の偏光ビームスプリッタを透過したビームは、第2プリズムの第3面に送られ、この第3面はビームを第2プリズムの第2の出口面に向かって反射する。これに対して上記の偏光ビームスプリッタによって反射されるビームは第1プリズムの第3面に送られ、この第3面は第1プリズムの第2の出口面に向かって反射する。グリッド偏光器を使用することによって、広い範囲の入射角にわたって偏光を効果的に分けることができる。またこれにより、開きの大きい、殊にビームの平均的な方向の両側において5°以上の光源から発せられるビームによって第1プリズムの第3面を照明することができる。しかしながら有利にはこの開きは、ビームの平均的な方向の両側において10°以下であることには変わりない。
有利にはこのシステムは、上記の複数のプリズムの第2の出口面の1つだけに関連付けられた偏光回転装置(polarization rotator device)を含んでいる。この場合、この装置により、2つの出口面の後段において同じ偏光方向を得ることができる。
有利には上記のグリッド偏光器は、第1プリズムの第1面または第2プリズムの第1面に形成される。
有利にはグリッド偏光器およびこのグリッド偏光器が形成される第1または第2プリズムの第1面と、これに対向して配置されている第2プリズムまたは第1プリズム(2または1)の別の第1面との間にエアギャップが設けられる。このエアギャップは上記のシステムの冷却に使用可能である。
本発明のシステムの1実施形態によれば、プリズムの直角でない角は第1面の反対側において60°に、また第2面の反対側において30°に実質的に等しく、また光ビームF1の平均的な方向は、このビームがこのプリズムに入る際に第1プリズムの第3面に実質的に垂直である。このような幾何学的な構成によって保証されるのは、第1プリズムの第2の出口面を通過するビームの平均的な方向と、第2プリズムの第2の出口面を通過するビームの平均的な方向とが互いに実質的に平行になり、これらの第2の面に対して垂直になることである。したがってこの構成は、出口面から出射されるビームの光軸が平行になるように設計されているのである。スプリッタの後段において、この幾何学的構成により、別個の2つのビームの光路がほぼ等しくなることにも注意されたい。この事実は、この装置を、プロジェクションシステムイメージャの照明に応用するのに対して極めて有利である。
有利にはプリズムの材料のインデックスは、1.5以下であり、これにより、ビームの開きが広い場合であってもグリッド偏光器において60°以下の入射角が可能になる。
有利には上記のシステムは、上記のプリズムの第2の出口面に光結合された入口面を有する光インテグレータ装置(light integrating device)を含むことができ、これは上記きプリズムの第3面によって反射されるビームを受光して、出口面を介してビームを送出する。ここでこのビームによる照明はこの面にわたって実質的に均一である。このために有利にはロッド式インテグレータを使用する。
有利には上記の光源によって放射される光ビームは、平行化されていないビームであり、これによって上記の光インテグレータ装置によって受光されるビームの包絡面は、すべてのビームが上記のインテグレータ装置に入るようにされる。
本発明のさまざまな形態および機能は、以下の説明および添付の図面においてさらにあきらかになろう。図面において、
図1は、本発明の1実施形態による照明システムの一般的な例を示しており、
図2aおよび2bは、本発明の1実施形態による照明システムのより詳細な例を示しており、
図3は、プロジェクションシステムに本発明を応用した例を示している。
本発明による照明システムの例を図1に関連して説明する。
このシステムは、非偏光の光ビームF1を2つのプリズム1および2に向かって放射する光源Sを含んでいる。これらの2つのプリズムはビームF1の入射面において断面を有しており、直角三角形の形状である。これらのプリズムの直角のコーナをなす2つの側面10および20は、偏光ビームスプリッタ装置3を挟んでいる。これらのプリズムの直角のコーナをなす別の2つの面11および21は同一面内になる。これらの面11および21はこれらのプリズムの出口面として使用される。
プリズム1の断面の斜辺を含むプリズム1の面12は、このシステムの入口面として使用される。
ビームF1は面12に対し、このビームがプリズム1に入ることができる入射角を有している。有利には、ビームF1は面12に対して実質的に垂直である。
本発明によれば、偏光ビームスプリッタは、グリッド偏光ビームスプリッタである。殊にその冷却を可能にするため、スプリッタとプリズム1との間にはエアーギャップ4が設けられている。入射ビームの有利な入射角に対して、一方向に偏光されたビームは、偏光ビームスプリッタによって影響を受けない(またはほとんど受けない)のに対して、垂直方向に偏光されたビームは上記の偏光ビームスプリッタによって反射される。
したがってビームF1は、偏光ビームスプリッタ3に到達し、これは一方向に偏光されたビームをプリズム2の面22に向かって透過させる。ここでこの面はこのプリズムの断面の斜辺を含んでいる。また偏光ビームスプリッタ3は、プリズム1の面12に向かって、上記の第1の方向に対して垂直方向に偏光されたビームを反射する。さらに詳しくいうと、偏光ビームスプリッタは、偏光方向が偏光グリッド3の素子の方向に垂直なビームを透過させ、偏光方向がこの素子と平行なビームを反射するのである。
グリッド偏光ビームスプリッタは刊行物US 6 122 103に記載されている。この偏光器の向きは有利には、グリッド素子が図1の面に対して垂直となる向きである。この場合、偏光Sは反射される。この反射は面10に向かって行われ、面10において受光されるビームは、通常、プリズム1の面12に向かって送られなければならない。有利にはこの面10に反射防止コーティングが施される理由はこれであり、これによって図1の実施例においてビームまたはビームの一部が偏光器3とプリズム1の面10との間で反射されることが回避される。
図1の実施例では偏光ビームスプリッタはプリズム2の面20に設けられている。これがプリズム1の面10に設けられる場合、反射防止コーティングが有利に施されるのはプリズム2の面20であることは明らかである。
プリズム2の面22は、送られて来たビームを面21に向かって反射する。この反射は、全内反射または(例えば金属製の)反射コーティングを有する面22における全反射のいずれかで行われる。
面12は、全内反射により、偏光ビームスプリッタによって反射されたビームを面11に向かって反射する。
有利にはこれらのプリズムの角度および面12におけるビームF1の入射角を選択して、2つの出力ビームFS1およびFS2の方向が平行になるようにする。
図2aには図1のシステムのさらに詳細な実施例が示されている。
ビームFS1およびFS2の方向が平行になるようにするため、プリズム1および2の面11および12と、面21および22とは60°の角をなしている。さらにビームF1の方向は有利には、入口面12の面に対して実質的に垂直である。したがってビームF1の方向は有利には、面10の面に対して30°の入射角を形成するのである(図2bを参照されたい)。
したがって上に述べたように偏光器と、プリズム1の面10との間にエアギャップが設けられ、かつこれらのプリズムがガラス製であり、例えば約1.5のインデックスを有するBK7の場合、偏光ビームスプリッタ3におけるビームF1の方向の入射角は約48°になる。このことが意味するのは、図2bに示したように、面10と30°の入射角を形成するビームF1の光線が偏光ビームスプリッタ3の面において約48°の入射角を形成することである。
グリッド偏光ビームスプリッタを使用する利点は、これが広い入射角の範囲にわたって極めて高い分離効率(separation efficiency)を有することであり、ここではこれによって、平行化されていないビームF1、殊にその平均的な方向の両側において5°以上の大きな開きを示すビームによって照明することができるのである。このスプリッタに対する最適な効率は、0°〜60°の範囲にあるビームF1の光線の入射角に対して得られる。したがって48°の入射角であれば、これは動作の最適な範囲内にあることになる。
さらに、光源によって放射される光ビームが平行化されていない場合、グリッド偏光ビームスプリッタの使用によって、平均的な方向の両側に角度的な開きが分配されグリッド偏光ビームスプリッタの面に対して約48°の入射角を有するビームの光もスプリットされ、同時に高い分離効率が得られる。実践的にはビームの開きは、ビームの平均的な方向の両側において9または10°まで許容される。したがってこの構成は、グリッドスプリッタが、例えば48°+10°〜48°−10°の間の入射光の入射角で動作する構成になる。したがってこの構成により、偏光ビームスプリッタは最適な効率で動作することができるのである。
1つだけの方向に偏光された照明ビームを送出する照明システムを得るため、偏光回転子6が設けられ、これは上記の複数のプリズムの出口面の1つだけ、例えば面11だけに関連づけられる。したがってこの偏光回転子により、プリズム1の面12によって反射されるビームの偏光方向が90°回転される。
図3には、光インテグレータ装置7が設けられたシステムが示されている。この装置はプリズム1および2の出口面11および21に結合されており、これによって面12および22によって反射されたすべてのビームを結合することができる。
図3に示したように有利には光源Sによって放射された光ビームは、インテグレータ装置7の入口面70の近くに集束される。インテグレータ装置はその出口面71を介して比較的均一なビームを供給し、これによって対象物8が均一に照明される。プロジェクション装置の場合、この対象物は空間光変調器(spatial light modulator)であり、これは、受光したビームを変調して、この空間光変調器に表示された画像をスクリーンに投影することができる。
上記のグリッド偏光ビームスプリッタは、光源Sによって放射されたビームを反射する材料の帯のアレイの形態でプリズム2の面20に形成される。この材料はアルミニウムなどの金属とすることができる。上記の帯のピッチは、例えば、数10ナノメートルのオーダであり、各帯の幅は数ナノメートルである。
このような照明システムは、光源によって放射される平行化されていないビームによって動作し、インテグレータ装置の出口において均一な照明を提供するという利点を有する。さらにこのようなシステムは広い範囲の波長にわたり、殊に可視領域において動作する。
本発明の1実施形態による照明システムの一般的な例を示す図である。 本発明の1実施形態による照明システムのより詳細な例を示す図である。 プロジェクションシステムに本発明を応用した例を示す図である。

Claims (3)

  1. 非偏光の光ビームを放射する光源を含む照明装置であって、
    該照明装置は、
    第1および第2の透明プリズムの第1面間に含まれている偏光ビームスプリッタを有しており、
    前記プリズムはそれぞれ、共に同一面内にある第2の出口面を有しており、
    各プリズムの前記の第1面と第2面とは垂直であり、
    前記光ビームは、前記第1透明プリズムの第3の面を通って前記第1透明プリズムに入り、前記偏光ビームスプリッタに到達し、
    該偏光ビームスプリッタは、第1の偏光方向のビームを透過させ、第2の偏光方向のビームを反射し、
    前記偏光ビームスプリッタを透過したビームは、第2透明プリズムの第3面に送られ、
    該第3面は、当該ビームを第2透明プリズムの第2の出口面に向かって反射し、
    前記偏光ビームスプリッタによって反射されたビームは、第1透明プリズムの第3面に送られ、
    該第3面は、当該ビームを第1透明プリズムの第2の出口面に向かって反射する形式の照明装置において、
    前記照明装置はまた、前記プリズムの第2面に光結合された入口面を有する光インテグレータ装置とを含んでおり、
    該光インテグレータ装置は、前記のプリズムの第3面によって反射されたビームを受光して、出口面を通してビームを送出し、ここで当該のビームの照明は面にわたって実質的に均一であり、また
    前記の偏光ビームスプリッタは、前記第1透明プリズムの第1面または前記第2透明プリズムの第1面に形成されたグリッド偏光器を含んでおり、
    前記グリッド偏光器が形成されている第1面と、当該第1の面に対向して配置されている別の第1面との間にエアギャップが冷却のために設けられており、前記グリッド偏光器が形成された第1の面に対向して配置されている別の第1の面には反射防止コーティングが施され、
    前記の光ビームの前記偏光ビームスプリッタへの入射方向は、当該ビームの平均的な方向に対して両側にそれぞれ5°以上ずれがあり、
    前記照明装置はまた、前記プリズムの第2出口面の1つだけに関連付けられた偏光回転装置を含むことを特徴とする照明装置。
  2. 前記のプリズムの直角でない角は、第1面の対角が実質的に60°に等しく、第2面の対角が実質的に30°に等しく、
    前記の光ビームの平均的な方向は、該光ビームが当該プリズムに入る際に第1プリズムの第3面に対して実質的に垂直である、
    請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記の光ビームの前記偏光ビームスプリッタへの入射方向は、当該ビームの平均的な方向に対して両側にそれぞれ10°以下のずれがある、
    請求項1または2記載の照明装置。
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